「第23回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会」が11日(日・祝)午前11時から、和歌山市内で開催される。紀三井寺公園陸上競技場をスタートし、各チーム10人の選手が仲間との絆をたすきでつなぎ、和歌山県庁前までの10区間21・1㌔のコースで競う。新宮市選手団は10日に市役所別館で出発式、那智勝浦町選手団は9日に同町役場玄関前で壮行会を開いた。
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■新宮市選手団出発式
向井雅男副市長は選手たちに対し「自分たちにできる最高のパフォーマンスを会場の皆さんに見せてあげてください」と激励した。
選手を代表して男子の新家稟雄(しんか・りお)主将(
光洋中3年)が「新宮市代表として堂々とたすきをつないでいきます」。女子の上野碧主将(
緑丘中3年)が「大会では1秒でも早く、一つでも上の順位が取れるよう懸命に走ります」と誓った。
山下幸之助監督は「走る選手だけでチームが成り立っているわけではない。応援やサポートが絶対に必要。それぞれの役割をしっかり果たしてほしい」、団長を務める速水盛康教育長は「目標を一つにして物事に取り組むのは素晴らしいこと。自信を持って大会に臨んでください」と奮起を促した。
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■那智勝浦町選手団壮行会
全選手を前に堀順一郎町長は「本番では練習の成果を発揮し、好成績を目指してもらいたい」と激励。寺本尚史監督は「今まで励んだ練習にうそはありません。あいさつ、ベストを尽くす、休息も練習のうちを実践してきた。28人全員でレースに臨みましょう」と士気を高めた。
選手代表の下向奏介主将(
下里中3年)は「歴代記録の更新を目指し、全力で走り抜くことを誓います」と決意を表明していた。
大会の模様は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ放送され、テレビ和歌山でも午後7時54分から録画放映される。
(2024年2月11日付紙面より)