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本格運用に向け整備が進む市田川排水機場で見学会が行われた=7日、新宮市あけぼの
来年度の本格運用に向け
新市田川排水機場で見学会
紀南河川国道事務所

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浸水被害
災害
台風
 来年度の本格運用に向け、国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所は7日、新宮市あけぼのに新設されている市田川排水機場で見学会を実施した。田岡実千年市長や二階俊博衆院議員秘書の二階俊樹氏、市幹部職員らが施設内を見学し、浸水被害の軽減に期待した。

 2017年10月に当地方に襲来した台風21号により、気象庁新宮地点では累加雨量893・5㍉を記録。熊野川と市田川のピーク水位が重なったことなどにより、市内で1124戸の家屋浸水被害が発生した。

 被害を受け、国、県、市は市田川大規模内水対策部会を立ち上げ「市田川流域大規模浸水対策計画」を策定。ソフト・ハードの両面から対策を進めてきた。

 紀南河川国道事務所では、浸水被害の大幅な軽減を目指し、2020年春から約4年をかけて新たな排水機場を建設。このほど、排水施設が完成したことから秋ごろから試運転を重ねていた。本格運用は来年春を予定しているという。

 新排水機場は鉄筋コンクリート造りで4階建て。1階に3機のポンプ、2階にエンジン室、3階に操作室などを有する。排水能力は毎秒28立方㍍で、25㍍プールを約15秒で空にすることができる。また、グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みの一環として、紀州材を活用した転落防止柵を設置。地産地消による経済的な地域貢献にも寄与している。

 見学会実施に当たり、同事務所の渡邊泰伴所長が排水機場を新設するに至った経緯などを説明。「これからも関係者一体となって、地域の災害防止に力を尽くしたい」とあいさつ。

 田岡市長は「二階先生をはじめとした国会議員の皆さまのおかげで予想以上に早い完成間近となった」と関係者らに感謝。「市田川排水機場のポンプ増強整備が完了し、供用開始となれば水災害に対するさらなる浸水被害の軽減につながると期待している。今後も治水事業が推進され、地域の安心・安全が確保されることを願いたい」と話していた。

(2023年12月9日付紙面より)


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今年は光のクリスマスツリーも=7日、新宮市のJR新宮駅前広場
地域 駅前華やぐイルミ点灯
「はなはなきっさこ」が設置
新宮市
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木本高
 クリスマスを前に、新宮市徐福のJR新宮駅前の広場で7日、華やかなイルミネーションが点灯した。駅前の花壇を管理する美化里親ボランティア団体「はなはなきっさこ」が設置したもので、点灯時間は駅に到着する最終電車に合わせて午後5時~午前0時。期間は1月中旬まで。

 10年以上続く取り組みで、今年も2週間ほどかけて準備。市社会福祉協議会の「MACHI(まち)サポート募金」の助成金や新宮ロータリークラブ、JR新宮駅などの寄付金を活用している。

 午後5時に点灯すると、下校途中の高校生や通りかかった地域住民らがベンチで写真を撮るなど、にぎやかな雰囲気となった。通りかかった木本高校の生徒は「めっちゃきれい」「去年も写真を撮ったけれど、今年はツリーもあって、駅が盛り上がりそう」と語った。

 はなはなきっさこの向井美江さんは「駅前は自然に人が集まってくる場所。イルミネーションを見て、ほっとしてくれたら」と語った。同会は毎週木曜日午前8時30分から花壇手入れや水やりの活動をしており、随時参加者を募集している。

(2023年12月9日付紙面より)

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自身の経験を振り返り子育てのポイントを説く橘こころさん=2日、串本町役場本庁舎
地域 橘こころさん迎え教わる
役場本庁舎で子育て講座
串本町
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連絡協議会
 2023年度串本町PTA子育て支援講座が2日に役場本庁舎多目的ホールであり、保護者や教育関係者ら約50人が聴講して学びを得るなどした。

 この講座は、町PTA連絡協議会と町教育委員会が主催。子育て中の保護者や教育関係者、家庭教育支援に興味がある人などを対象にした学びの機会として計画し、事前の申し込みを呼びかけた。

 講師は通称「ビリギャル」のモデルとなったさやかさんの母・橘こころさんで、演題は「子どもの善意を信じると、子どもは伸びる、子育てが楽で愉(たの)しくなる!~ビリギャル家族の真実~」。開会に当たり坂本善光教育長が講師関係書籍の一節を紹介してビリギャル家族のどこに感銘を覚えたかを伝えつつ、登壇に感謝した。

 橘さんはさやかさんの生い立ち、その姿を肯定する中から進むべき道を諭してくれた恩師・坪田信貴さんとの出会い、変わりゆく娘に母としてどう接してきたかなどをありのままに紹介。古座にゆかりがある明石家さんまさんの発想(笑うから幸せになる)にも心を救われながら歩んできたこれら経験の中で大切だと思える、親も子も幸せになる子育てのポイントとして①子どもを信じる②Beingで褒める③怒らない―の3点を説き、①~③を実践すると子どもの自己肯定感が育ち、自身のワクワクを肯定して爆発的に能力を発揮する、これを①~③の実践で認めるという循環を目に見える図で示して伝えた。子どもにとっては本音のアウトプットが成長につながる、という実感も掲げ、子どもの自己肯定感を守り育てることの大切さも印象づけるなどした。

 最後に同協議会を代表して岡内辰樹さんが講演に感謝し、この内容を子育てに役立て周囲に広めることを呼びかけて締めくくった。

(2023年12月9日付紙面より)

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夜間にドライバーに注意喚起した=7日、那智勝浦町浜ノ宮の勝浦臨海交差点
社会 事故防止を呼びかける
交通安全運動で夜間啓発
那智勝浦町
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交通安全協会
安全協会
 那智勝浦町のAコープなち店前や汐入橋、勝浦臨海の両交差点付近で7日夜、「わかやま冬の交通安全運動」に合わせた夜間街頭啓発があった。町交通指導員協議会(塩﨑一男会長)や新宮警察署、同町、交通安全協会などから16人が参加し、信号で停車したドライバーに安全運転を呼びかけた。

 同運動は1日から10日まで、和歌山県内全域で行われている。今回の夜間街頭啓発では▽飲酒運転の根絶▽歩行者の安全確保▽自転車のヘルメット着用と交通ルール順守の徹底―が重点目標となっている。

 塩﨑会長が啓発内容の説明や諸注意を行い、各交差点などに分かれて啓発を実施。

 参加者は「交通事故防止にご協力をお願いします」などと呼びかけながら、啓発チラシなどが入った物資を配布した。

 塩﨑会長は「今年も残り20日余り。交通事故ゼロで新年を迎えられるように頑張りましょう。ご協力お願いいたします」とあいさつした。

(2023年12月9日付紙面より)

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