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式典に出席した皆さん=17日、新宮市井の沢の新宮商工会議所
税教育貢献などたたえ
納税表彰式で表彰状や感謝状
新宮税務署

 新宮税務署(美馬本進署長)、公益社団法人新宮納税協会(横手章郎会長)、新宮納税貯蓄組合連合会(森川起安会長)は17日、新宮市井の沢の新宮商工会議所で「令和5年度納税表彰並びに感謝状贈呈式」を開いた。管内で国税の申告と納税、租税教育などに貢献した個人や団体に対して表彰状や感謝状が贈られた。

 国税の申告と納税および租税教育などに関して、功績顕著な団体または個人、法人を顕彰することにより、広く納税思想の高揚などに資することを目的に「税を考える週間」(11月11~17日)の行事の一環として税務署と関係民間団体の共催で行われている。

 開会に当たり、主催者を代表して美馬本署長があいさつ。税務行政への理解と尽力に対して感謝を示し「今後も納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現するという使命を果たすべく、納税者の皆さまからの理解と信頼の下、適正・公平な税務行政の推進に努めていく」とさらなる協力を求めた。

 来賓として出席した南守・市総務部長らが「皆さま方の日頃の租税教育の推進による納税意識の高まりは、市の安定した財政確保と市民が夢と希望を持ち、安心して暮らし続けるまちづくりにつながる。今後も納税制度の普及、地域社会の発展のためにご尽力を」(田岡実千年市長代理・代読)などと祝辞を述べた。

 受賞者を代表して𠮷田俊久さんが「今後も組織の拡大や活発な事業活動の積極的な推進に協力し、正しい申告と期限内納税の励行に努め、他の模範となるように引き続き努力を重ねていく」と誓いを新たにした。

 続いて「中学生の『税についての作文』」(国税庁、全国納税貯蓄組合連合会主催、応募編数44万5945編)で近畿納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞した丸山葵保さん(近大新宮中1)と「税に関する高校生の作文」(国税庁主催、応募編数17万4008編)で公益財団法人納税協会連合会会長賞に選ばれた脊古彩羽さん(県立新宮高1)が作文を力強く朗読した。

(2023年11月19日付紙面より)


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水槽付消防ポンプ自動車の装備を学ぶ=17日、那智勝浦町消防・防災センター
学校 安全なくらしを守る仕事
3校が町消防・防災センターへ
那智勝浦町
 那智勝浦町立太田小学校(上地巳奈子校長)、市野々小学校(中地直樹校長)、色川小学校(沖平和生校長)の3、4年生計16人が17日、社会科の「安全なくらしを守る」の学習で町消防・防災センターを訪れた。

 3校はそれぞれ複式学級となっており、研究会を通じた担任教諭同士のつながりから、合同で校外学習を実施している。

 児童は町消防本部の太田真次さんら5人の消防士の案内で、水槽付消防ポンプ自動車「かつうら1」の装備を見学。1台の消防車の中に、延長用ホースや空気呼吸器、はしご、レスキュー用のカッターやスプレッダー、チェーンソーなどが収納されており、火事や交通事故現場、救助活動などさまざまな場面で活躍していることを学んだ。

 普段は見ることができないセンター内の中の仮眠室や食堂、シャワールームなども見学。消防士たちは「男性の仕事というイメージが強いかもしれないが、消防士は男女関係なくなることができる。最近は全国的に女性消防士も少しずつ増えているので、皆さんも将来消防士を目指してみては」と呼びかけていた。

(2023年11月19日付紙面より)

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練習の成果を披露する児童たち=17日、紀宝町立神内小学校
学校 音楽劇やダンスなど披露
保護者ら招き「神内小のつどい」
紀宝町
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神内小
 紀宝町立神内小学校(寺本真奈美校長、児童67人)は17日、体育館で「神内小のつどい」を開催。各学年がこの日のために1カ月以上練習してきた音楽劇やダンス、合奏、合唱などを繰り広げた。

 毎年恒例の学習発表の場で、今年は保護者、学校運営協議会のメンバーらを招いた。中前綸太君(6年)が司会し、子ども会の倉本琉希会長(6年)が「6年生は最後のつどい。思い出に残るものにしましょう」とあいさつした。

 ピンクシャツウイークの取り組みを紹介した後、1年生が音楽劇「くじらぐも」を見せ、ダンスも披露。2年生は朗読劇とダンス、3年生はボディーパーカッションとリズム演奏を繰り広げた。

 3、4年生の合唱「もみじ」に続き、4年生が「きらきら星」をリコーダーで演奏、5、6年生は「さくらんぼ」を合奏、「大切なもの」を歌った。

 保護者はスマートフォンで動画撮影するなどし、子どもたちの発表に温かい拍手を送った。子ども会の野地哲平君(5年)が終わりの言葉を述べ、閉幕した。

(2023年11月19日付紙面より)

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思い思いに花を挿していった=17日、新宮市の保育所型認定こども園「三輪崎保育園」
教育 家族に感謝を込めて
三輪崎保でフラワーアレンジ
新宮市
 11月19日の「家族の日」を前に、新宮市の保育所型認定こども園「三輪崎保育園」(中畑元太園長)で17日、フラワーアレンジが行われた。5歳児22人が同市佐野の花屋「咲(さく)」の漁野昌子さんに教わりながら楽しく花を飾った。

 保護者たちに感謝の気持ちを持ってもらおうと毎年実施。フラワーアレンジは生花に触れることで花の名前や色、数を学ぶとともに、園児の心を育むことを目的としている。

 園児は漁野さんから説明を受けると、早速作業を開始。それぞれの理想とする箇所でガーベラとカーネーションの茎を切り、丁寧にスポンジへと挿していった。最後はカスミソウ、リキュウソウを飾り、思い思いの作品を完成させた。作業後には、漁野さんにお礼のプレゼントを手渡し「家で花に水をあげ、涼しい場所に置くこと」を約束した。

 漁野さんは「どの作品も個性豊かで素晴らしいものでした。改めて、子どもたちの感性に驚かされた。フラワーアレンジを通じて花を好きになってもらい、心優しく成長してもらえれば」と話していた。

(2023年11月19日付紙面より)

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