那智勝浦町立太田小学校(上地巳奈子校長)、市野々小学校(中地直樹校長)、色川小学校(沖平和生校長)の3、4年生計16人が17日、社会科の「安全なくらしを守る」の学習で町消防・防災センターを訪れた。
3校はそれぞれ複式学級となっており、研究会を通じた担任教諭同士のつながりから、合同で校外学習を実施している。
児童は町消防本部の太田真次さんら5人の消防士の案内で、水槽付消防ポンプ自動車「かつうら1」の装備を見学。1台の消防車の中に、延長用ホースや空気呼吸器、はしご、レスキュー用のカッターやスプレッダー、チェーンソーなどが収納されており、火事や交通事故現場、救助活動などさまざまな場面で活躍していることを学んだ。
普段は見ることができないセンター内の中の仮眠室や食堂、シャワールームなども見学。消防士たちは「男性の仕事というイメージが強いかもしれないが、消防士は男女関係なくなることができる。最近は全国的に女性消防士も少しずつ増えているので、皆さんも将来消防士を目指してみては」と呼びかけていた。
(2023年11月19日付紙面より)
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