和歌山県と三重県の県立高校で17日、一般入学試験の合格発表があった。本紙エリアの和歌山県側は
新宮高校、
新翔高校、
串本古座高校の3校で計380人が、三重県側は
木本高校と
紀南高校で計222人が喜びの春を迎え、憧れの高校生活に期待を寄せていた。
両県ともに所定の時間に一斉に、合格者の受験番号が掲示板へ張り出された。緊張した面持ちで発表を待っていた受験生たちは、自分の受験番号を見つけると友人や教職員らと喜びを分かち、携帯電話で家族へ報告していた。新型コロナウイルスの感染拡大防止を考え合格者番号は、受験生や中学校関係者用のホームページにも掲載された。
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■和歌山県
和歌山県側の各校の合格者数は、
新宮高校全日制200(定員200)人、同校定時制5(同40)人、
新翔高校85(同120)人、
串本古座高校90(同120)人だった。
新宮高校に合格した
下里中出身の小谷鳳菜さん(15)は「しっかり勉強してきたので、結果が出てうれしい。勉強も運動も両方頑張って、高校生活を楽しみたい」。
新翔高校に合格した
宇久井中出身の堀希優さん(15)は「最高です! 新しい友達をたくさんつくって勉強も頑張る高校生活にしたい」。
串本古座高校に合格した
串本中出身の山本秀斗さん(15)は「受かってよかった。中学校の先生に感謝したい。高校ではしっかり勉強して、自分がしたい仕事に向かっていけるよう努力したい」と話した。
定員に満たなかった学校の追募集の出願は24日(金)に受け付け、学力検査は28日(火)、合格発表は30日(木)に行う。
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■三重県
三重県立
木本高校と
紀南高校は、後期選抜と内定通知した前期選抜の合格者を合わせて発表した。
木本高校は全日制普通科(定員120人)に101人、総合学科(同40人)に39人、定時制普通科(同40人)に4人、
紀南高校は普通科(同80人)に78人が合格した。
(2023年3月18日付紙面より)