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御霊を乗せ御旅所へと向かう神馬=15日、新宮市の熊野速玉大社
厳かに神馬渡御式
熊野速玉大社例大祭「新宮の速玉祭」


 国の重要無形民俗文化財(重文)の指定を受ける熊野速玉大社(上野顯宮司)の大祭「新宮の速玉祭」は、15日午後から神馬渡御式が営まれた。

 速玉宮の祭礼で、主神の熊野速玉大神の御霊を上野宮司が懐に抱き、弓、剣などの神宝を手にした神職や神子、稚児らと共に須賀神社へと向かった。

 須賀神社からは神馬に奉安して速玉大社へと還御。本殿に奉安して神事が行われた後、再び御霊を神馬へと遷し、熊野川河原の乙基の御旅所へと渡御。御旅所では、「杉ノ仮宮」に御霊が遷されると、神子が「鈴剣の舞」を舞って御霊を鎮めた。

 その後、熊野権現が新宮鎮座に向かう途中、大島地区の権現島で休憩を取ったという伝承に基づき、串本町大島地区の代表と水門神社総代により献上された権現島周辺で捕れたタイとススキの穂、「オミタマ」という特別な神饌などが供えられ、赤々と燃え盛るたいまつの明かりを受けて、上野宮司が祝詞を奏上。神恩感謝、皇室、国家の安泰と世界平和への祈りがささげられた。

 今年の神子は、神倉小学校6年の杉本彩莉さんと久保玲奈さんの2人が務めた。

(2018年10月17日付紙面より)


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護身術を学ぶ参加者=14日、那智勝浦町立宇久井中学校体育館
スポーツ 自分の身を守るために
少林寺拳法の護身術教室
南紀熊野スポ少
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宇久井中
 少林寺拳法南紀熊野スポーツ少年団(上平幸生部長)は14日、那智勝浦町立宇久井中学校体育館で、町民総合体育大会少林寺拳法大会の関連行事として「護身術教室」を開いた。今回は2回目で、参加者30人は暴漢から身を守るためのすべを学んだ。

 参加者は上平部長がボランティアで希望者に教えている健康体操で体をほぐした。続いて、六つのグループに分かれて各拳士が技の見本を見せ、指導を行った。打撃技の『目打ち』『熊手突』、相手につかまれない練習やつかまれた際に相手の手を振りほどき攻撃する『寄抜』『巻抜』、防御方法として『上受』などを習った。

 参加した同町天満在住の高山悠馬さん(28)は「子どもたちの気迫や技がすごい。日頃の修練のたまものだと感じた。学んだ技が使えるようになるまでは復習が必要だと思う。たくさん勉強になりました」と話した。

 上平部長は「物騒な昨今、自分の身は自分で守らなくてはならない。もしもの際に護身術の経験があれば、とっさに身を守ることができる。今回の教室を役立てていただけたら」と語った。

 その後は全員参加の菓子まきで締めくくられた。また、この日は教室の前後で乱捕り大会が実施された。大会結果は後日、掲載する。

 同団では共に汗を流す拳士を募集している。上平部長は「健康やダイエット、護身術に興味のある方はぜひ、お気軽に練習を見学いただければ」と話している。問い合わせは上平部長(電話0735・52・2757)まで。

(2018年10月17日付紙面より)

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指導を受け礼式訓練を行う団員ら=14日、古座川町の蔵土多目的広場
地域 技術の向上目指し
古座川町消防団員が実働訓練

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消防本部
大災害
災害
 古座川町消防団(前田稔団長、団員112人)は14日、蔵土多目的広場で平成30年度実働訓練を開いた。団員や消防署員、町役場職員ら約80人が参加。礼式や資機材の取り扱い、放水などの訓練に取り組んだ。

 町の安全と安心を守る消防団員の技術向上を目的に年に1回実施している。この日は高池、明神、三尾川、七川と女性班の5分団から62人が参加。団と連携関係にある串本町消防本部古座消防署や同七川分駐所の署員らから指導を受けた。

 西前啓市町長はいつ発生しても不思議ではない災害に備え、訓練を通じて対応してもらいたいと述べた。消防署と消防団、行政が連携し、地域の安全を守っていきたいと激励した。

 前田団長は第27回和歌山県消防操法大会の小型ポンプ操法の部で6位の成績を収めたことに触れ「選手の頑張りもあるが、団員や役場の協力と消防署員の指導のおかげと感謝している。基本動作は日頃から大切。けがの無いよう注意して訓練を行って」とあいさつ。

「主な目的は災害時に安全かつ迅速な活動ができるようになること。なかなか機械を使うこともないので、再確認し、理解して使えるようにしたい。皆熱心に取り組んでくれている。すぐに上手になるのは難しいが、繰り返し訓練ができれば」と話していた。

(2018年10月17日付紙面より)

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JR紀伊勝浦駅に到着したサロンカー
観光 地元の物産でもてなす
「サロンカーなにわ」途中下車の旅

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熊野那智大社
扇祭
 JR西日本の欧風列車「サロンカーなにわ」を利用した「紀伊半島途中下車の旅と本州最南端への旅」が13、14の両日、和歌山駅から新宮駅区間で運行された。

 京阪神地域からの乗客約80人は13日に串本町の潮岬や那智勝浦町の那智山を観光。14日の帰路は、地元の市町や観光協会が初めて駅周辺に地域の物産を紹介するブースを出して、乗客をもてなした。

 紀伊勝浦駅では駅前駐車場に地元物産を紹介するテントを設け、地酒やまぐろ汁、クジラの竜田揚げなどが振る舞われた。平安衣装体験や熊野那智大社の「那智の扇祭り」で使われる大たいまつの展示もあった。同町のキャラクター「なっちー」と太地町の「ゴン太」も登場し、乗客を歓迎した。

 乗客の最高齢は13日に90歳の誕生日を迎えた神戸市の鎮西貞子さん。那智勝浦町観光協会の花井啓州会長から熊野那智大社と那智山青岸渡寺の朱印が入った限定日本手拭いなどが贈られた。鎮西さんは「列車の旅が大好きで乗車させてもらいました。記念になりました」と喜んでいた。

 平安衣装を体験した奈良県橿原市の久保田京子さん(58)は「きらきらと輝くように美しい衣装。いい体験をしました。おもてなしがうれしい」と話し、姫路市の鈴木道隆さん(66)は「30数年ぶりに勝浦へ来ました。いろいろな催しで歓迎してもらって感動しています。まぐろ汁がとてもおいしかった」と喜んでいた。

 花井会長は「こうして観光客を呼んでいただき、列車に乗るだけでなく、旅行先のきめ細かなスケジュールも組んでもらってありがたい。これからも企画してほしい」と話していた。

(2018年10月17日付紙面より)

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