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雪山で遊ぶ子どもたち=18日、那智勝浦町築地
3万人でにぎわう
商工祭「南の国の雪まつり」
那智勝浦町

 那智勝浦町役場周辺で18日、第23回商工祭「南の国の雪まつり」(実行委員長=森川起安・南紀くろしお商工会会長)があった。晴天に恵まれ、約3万人(主催者発表)が来場した。
 人、物、地域との「ふれあい」をテーマにした一大イベント。今年も太地町の姉妹都市、長野県の白馬村から約100㌧の雪を会場に運び、雪山を設営。雪遊びをはじめさまざまなイベントが来場者を迎えた。

 雪山周辺には露店が並び、臨時の足湯と手湯のコーナーも用意された。特設ステージ前にはフリーマーケット、JR紀伊勝浦駅周辺は地元の物産を販売する「熊野朝市」、物産販売には、那智勝浦町の姉妹都市、長野県上松町や、同じ「勝浦」の名前を縁に連携する「全国勝浦ネットワーク」の徳島県勝浦町と千葉県勝浦市も参加した。

 特設ステージではダンスチームなどによる踊りの披露や大道芸のパフォーマンスがあり、午後は大勢の小学生らが名物企画「南の国の早押しクイズ」を楽しんだ。イベントのフィナーレ「お菓子な餅まき」ではみくまの農業協同組合提供のもち米250㌔で作ったもちやお菓子がまかれた。

 森川実行委員長は、関係者・各団体に感謝の言葉を述べ、雪まつり開催前には、毎年楽しみにしているという親子の会話を町で耳にしたと喜んだ。「23回目の開催となり、ふれあいをテーマに今後も回を重ね前進していく」と話し、例年の駐車場問題にはシャトルバスの利用を、安心安全な開催のために商工会配布の「防災マップ」の持ち帰りを呼び掛けた。

 大感謝祭抽選会の当選番号は次の通り決まった。引き替えは3月16日(金)まで智勝浦町商工会館で平日(午後5時まで)受け付ける。▽ドリーム賞(1本、5万円共通商品券)11240

(2018年2月20日付紙面より)


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羽を広げて魚を捕まえるコウノトリ=17日、那智勝浦町湯川のゆかし潟
地域 コウノトリが飛来
那智勝浦町ゆかし潟

 那智勝浦町湯川のゆかし潟で17日、1羽のコウノトリが目撃された。現場を訪れた日本野鳥の会和歌山県支部の白水博さんは「すぐにコウノトリだと分かりました。最近は見る機会も増え、昨年は古座川町でもあった。最終的に定着してくれればと思います。静かに見守っていただければ」と話していた。

 同日午後3時30分ごろにゆかし潟にコウノトリがいるのを「喫茶&軽食きよもん」の店員らが発見した。ときおり羽を広げて魚を捕るなどしていた。同町では2012年に下里へ飛来している。

 足輪の組み合わせから昨年3月21日に徳島県鳴門市で生まれ、同年6月8日に巣立ったオスの個体だと分かった。「なる」と名前が付いている。兵庫県立コウノトリの郷公園によると、この個体は7日に香川県善通寺市、16日に福井県小浜市で目撃されている。

 コウノトリは翼を広げると2㍍超になる大型の渡り鳥。肉食性でさまざまな動物を餌としている。国際自然保護連合(IUCN)の推計では全世界の生息個体数が1000以上2500未満で絶滅危惧種となっている。日本では1971年に野生のコウノトリが絶滅。兵庫県が飼育していた最後の1羽は86年に死亡した。ロシアから受贈されたコウノトリを飼育繁殖し、2005年から野生復帰を開始。現在野外に生息するコウノトリは119羽となっている。

(2018年2月20日付紙面より)

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満席となったシンポジウム会場=17日、那智勝浦町体育文化会館
地域 多様なジオパーク楽しんで
第5回南紀熊野ジオパークフェスタ
那智勝浦町
【この記事のキーワード】
南紀熊野ジオパーク
災害
地震
 第5回南紀熊野ジオパークフェスタが17日、那智勝浦町体育文化会館で開かれた。ジオパークの活動推進を目指した交流企画で、今年も他地域のジオパークや活動のPR、地元農林水産品の物産展など49のブースでにぎわい、午後からのシンポジウムには200人以上の参加者が集まり、大集会室が満席となった。

 このフェスタは同ジオパーク推進協議会(会長・仁坂吉伸県知事)と環境省近畿地方環境事務所(秀田智彦所長)主催で、吉野熊野国立公園と連携しながら、地域の協力、参加を促進するとともに、持続可能な地域づくりを目指し実施している。

 全国各地のジオパークからは、伊豆半島、室戸、桜島・錦江湾、伊豆大島、銚子、三島村・鬼界カルデラのブースが並んだ。和歌山大学や同災害科学教育センター、南方熊楠記念館などの参加もあり、本年度の南紀熊野ジオパークフォトコンテスト入賞作品の展示もあった。

 シンポジウムでは、主催者を代表して仁坂県知事、秀田所長があいさつ。仁坂知事は、来年夏に串本町潮岬にオープン予定の『南紀熊野ジオパークセンター』を取り上げた。「県全体の代表的な施設となる。各市町村で説明ポジションをつくり、各地のジオサイトを結んだツアーができるような構図を考えている」と述べ、ジオガイドのさらなる協力を求めた。秀田所長は「より広く南紀熊野のジオを楽しんでいただき、地域へのメリットを考えながら活動していく」と話した。

 続いて日本ジオパーク委員会委員長で京都造形芸術大学学長の尾池和夫さんが「日本のジオパーク」と題し基調講演を行った。冒頭で「多様なジオパークのあることが日本の特色だ」と話し、日本酒や干潟の生物なども絡めながら持続可能な多様性の大切さを説いた。

 地震や噴火活動に詳しい尾池さんは、氷河期などの地球の運動、地殻変動について解説し、各地のジオパークの特色を俳句で詠んで記録するなどのアイデアも提供した。

 会場ではフォトコンテスト表彰式もあり、仁坂県知事が最優秀作品「夕照」を撮影した木下滋さんに表彰状を手渡した。

(2018年2月20日付紙面より)

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迫力の演奏で観客らを楽しませた=18日、那智勝浦町体育文化会館
地域 1000人を魅了
体文で第22回定期演奏会
那智勝浦吹奏楽団
【この記事のキーワード】
町民音楽祭
音楽祭
那智中
台風
 那智勝浦吹奏楽団(大江一恵団長)は18日、那智勝浦町体育文化会館で第22回定期演奏会を開いた。昨年10月に予定していたが台風で延期。「四カ月後の再挑戦」として、約1000人の来場者を魅了した。

 団の前身は那智中学校吹奏楽部OBたちでつくる奏友会吹奏楽部。1994年にOB以外も入団できる現在の那智勝浦吹奏楽団が発足し、同年10月の町民音楽祭に出演している。定期演奏会は96年2月に第1回を開催し、以降毎年開いている。

 第一幕は楽団創立以来20年以上演奏している『ナイルの守り』で開演し、中学1年生の団員のソロが入った『ツェッペリン伯爵行進曲』、NHK大河ドラマより『天虎~虎の女』、『梁塵秘抄~熊野古道の幻想』など迫力の演奏で魅せた。

 第二幕では『オリーブの首飾り』に始まり、子どもたちに人気のアニメソングメドレー、『シング・シング・シング』、懐かしの曲から流行の曲までを歌やダンス、寸劇を交えて披露。趣向を凝らしたにぎやかな舞台に、観客らの笑顔があふれた。串本町上野山から訪れた70代の女性は「『シルクロード』が大好き。年々上手になっていますね。天気も良くて、全てが素晴らしかったです」。

 演奏会を終え、大江団長は台風による延期と利用できる施設がないことなどから一度は団員の心が折れたと語った。「その中で何とかつないで今回の演奏会を開催できたのは、応援してくれる皆さまのおかげ。『聴きたい』『見たい』という声が届き、開くことができました。感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。

 今年はゲストバンドとして韓国済州島から漢拏(はんら)ウインドアンサンブルを迎え、10月28日(日)に同会館で定期演奏会を開く予定。

(2018年2月20日付紙面より)

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