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博物館スタッフが移送=15日、太地町畠尻湾の「くじら浜海水浴場」
ハナゴンドウ2頭を移送
くじらに出会える海水浴場
太地町

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安全祈願祭
祈願祭
 夏休みの恒例企画「くじらに出会える海水浴場」の開設を控え、太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)は15日、畠尻湾の「くじら浜海水浴場」へハナゴンドウを移送した。展示期間は19日(金)~8月18日(日)。1日1回午前11時~午後1時15分にクジラを海水浴場内に開放する。

 海水浴を楽しみながら、自然に近い状態でクジラを観察できるイベント。2008年に始まり16回目。今年はポピー(雌、体長2・6㍍、体重175㌔、推定年齢4歳)、スミレ(雌、体長2・68㍍、体重198㌔、推定年齢5歳)の2頭に出会える。

 雨の中、スタッフらが博物館から移送を開始。畠尻湾では、ボート両側の担架に乗せたクジラを1頭ずつ慎重にいけす内に移した。2頭はいけす内を寄り添って泳ぎ、餌をしっかりと食べて元気な姿を見せていた。

 博物館クジラチームリーダー和田あやかさんは「スタッフもクジラも事故なく安全に移動できた。2頭とも健康状態もいい。海水浴場でのポピーの展示は今回が初めて。ぜひ会いに来てほしい」と話していた。

 17日には開設に向けた安全祈願祭も営まれた。

(2024年7月18日付紙面より)


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企業、行政、大学生らが活動報告=12日、那智勝浦町役場
地域 3エリアでフィールドワーク
ことこらぼ×きのくに線
那智勝浦町
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日本能率協会
 「きのくに線」と地域社会の共生をテーマに課題解決を目指す越境学習プログラムの第2期「ことこらぼ×きのくに線」が10日にスタートした。企業、行政、大学生から16人が参加し、3日間で那智勝浦、太地、串本の3エリアをフィールドワーク。12日に那智勝浦町役場で活動報告をした。

 JR西日本和歌山支社の主催、株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)、株式会社南紀白浜エアポート、和歌山大学共催。きのくに線(紀勢線)の白浜―新宮間の採算性が悪化していることなどを念頭に「地域に暮らす人々から必要とされ愛される2030年の『きのくに線』の姿を描き、そのために、現在から取り組める小さな一歩を提案・実践してみよう」という目標を掲げて活動している。

 町役場では、3チームが福祉や観光、教育などさまざまな分野の当事者から聞き取った内容を発表。那智勝浦チームは「大辺路の活性化」の視点で、大泰寺や観光案内所職員への聞き取り、大辺路ウオーク、外国人観光客へインタビューなどに取り組んだとし、大辺路の知名度の低さを指摘。太地チームは捕鯨に関する諸問題や三軒一高町長が掲げる「30年計画」について紹介し「じゅんかんバスや自動運転カートで住民生活が充足し、きのくに線と生活が離れている印象がある」と言及した。

 和歌山大学の西川一弘教授やJR西日本和歌山支社の富澤五月支社長がフィードバックを行った。今後は8月に再度フィールドワークと中間発表、9月に実装に向けた提案発表を行う予定だ。

(2024年7月18日付紙面より)

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3県の知事が広域課題について話し合った=16日、北山村大沼の村民会館
地域 連携の必要性を再確認
3県知事が広域課題を協議
和歌山・三重・奈良
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災害対策
土砂災害
十津川
災害
 和歌山、三重、奈良の3県の知事が広域課題などを話し合う、第34回紀伊半島知事会議が16日、北山村大沼の村民会館であった。人口減少や道路、治水などを協議。連携の必要性を再確認した。

 岸本周平・和歌山県知事、一見勝之・三重県知事、山下真・奈良県知事のほか、和歌山県の新宮市と北山村、三重県の紀宝町と御浜町と熊野市、奈良県の十津川村と下北山村と上北山村の首長も出席した。

 会議に先立ち、増田寛也・日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長(=人口戦略会議副議長)による「人口減少といかに向き合うか~『消滅可能性都市』公表から10年」の講話があった。「東京圏への人口の過度の集中を是正する必要がある」と強調。法人に関しても「事務所や研究所、研修所などをもっと(東京から)移さないと」と述べた。

 会議では、出席の知事や市町村長が、各自治体の取り組みや課題を紹介。人口減少や道路整備、熊野川の治水など共通の課題も多く、3県の知事が同席していることから、陳情の様相を呈する訴えもあった。

 かねてより3県の広域課題と認識している▽紀伊半島アンカールートの整備推進▽熊野川流域の総合的な治水対策および土砂災害対策―は、事務方で引き継いで検討していくとした。「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年に合わせた3県連携事業については、協力して誘客のためのプロモーションやPRイベントを実施していくと伝えた。

 会議を終えて各知事はそれぞれ「今日の議論を整理して深めていきたい。さまざまな分野で広域連携ができる」。「共通課題が多く意義があった。人口は減っていく。連携を深めていく必要性を確認できた」。「道路整備や河川管理をどうするか、広域で考えて答えを出さねば。県がバックアップする必要性も感じた」などと語った。

(2024年7月18日付紙面より)

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