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2023年05月31日
1 みんなに愛される校舎に
 本宮小学校で落成式  (田辺市本宮町 )

 田辺市立本宮小学校の体育館で28日、新校舎の落成式と地元記念事業が開かれた。田辺市の真砂充敏市長や教育・建築関係者、同校校舎建築委員会、全校児童53人と教職員、地元住民らが出席し、新校舎の完成を祝った。

 旧校舎は本宮町耳打の大塔川のほとりにあったが、2011年の紀伊半島大水害、18年の台風20号豪雨で2度の浸水被害を経験。保護者で組織する同校移設実行委員会(現・同校建築委員会)が市や県に諮り、今年4月に新校舎が完成して供用が開始された。

 新校舎は本宮中学校横にあり、木造1階建て、延べ床面積499平方㍍のコンパクトな造り。内装は紀州材を多用し、理科室や特別教室は中学校内にある。総工費は2億5725万7000円。

 落成式では真砂市長が「新校舎建設の財源には、24年から新しく導入される『森林環境税』を前倒しして使っている。約30年前に本宮町の中山喜弘町長が提唱した『森林交付税』がようやく実現した」と経緯を紹介し、子どもたちの成長に期待を寄せた。和歌山県議会の鈴木德久議員、田辺市議会の北田健治議長も祝辞を述べた。

 校舎建築委員会の内野一心会長は校舎の早期移転に尽力した人々へ感謝し「今後何十年も素晴らしい学びの場となるよう願っている」。田中活介校長は「校舎建設に当たり、多くの方から『子どもたちのためだから』という言葉を頂いた。未来に向けた希望と夢の詰まった校舎。家族や地域の方々に感謝し、新しい伝統をつくっていこう」と謝辞を述べた。

 児童を代表し、塩嵜愛莉さん(6年)が「この学校をいつまでもきれいに、大切に使っていきたいと思う。児童の皆さん、旧本宮小のように、みんなに愛される校舎になるよう、力を合わせて頑張っていきましょう」と呼びかけていた。

 地元記念事業では、記念DVD「本宮小学校の軌跡~そして新校舎へ~」の上映やコントラバス奏者・谷脇友里恵さんによるコンサート、東日本大震災からの復興を願う「復興桜」の植樹などがあり、最後は餅まきで盛大に締めくくった。

(2023年5月31日付紙面より)

新校舎前で盛大に餅まき=28日、田辺市立本宮小学校
新校舎横に「復興桜」を植樹する児童ら
2023年05月31日
2 「ごみゼロの日」に啓発活動
 散乱防止へ協力呼びかけ  (和歌山県 )

 和歌山県内の各保健所は30日、「ごみゼロの日」に合わせて管内各所で啓発活動を実施した。新宮市では、新宮市緑ヶ丘のファミリーマート新宮庁舎前店駐車場で新宮保健所職員らがドライバーや買い物客らに対し啓発物資を配布。ごみの散乱防止を訴えた。

 県では、6月の「環境月間」に併せて、ごみの散乱を「しない」「させない」「許さない」取り組みを強化している。

 今回の啓発はその一環で、「ご(5)み(3)ゼロ(0)の日」にちなんで一斉に実施された。

 「ごみゼロの日」は1982年に関東地方知事会関東地方環境対策推進本部空き缶等問題推進委員会が提唱した関東地方環境美化運動の日に由来する。その後、各地に広がり93年に厚生省(当時)が制定した「ごみ減量化推進週間」(その後「ごみ減量・リサイクル推進週間」に改称)の初日とされた。

 「環境月間」は6月5日の「環境の日」に基づくもので、月間中は全国で環境の保全に関する活動を行う意欲高揚を目指し、さまざまな行事が展開されている。県では今年、廃棄物スカイパトロールや廃棄物海上パトロールの実施を予定しているという。

 この日の啓発活動では、職員らが国道168号沿いに設置されている公衆ごみ箱の位置を周知するチラシとウエットティッシュなどを配布し環境美化に対する意識高揚を図り、ごみの散乱防止への協力を呼びかけた。

 衛生環境課環境係の世耕直行主任は「缶やペットボトルなど、飲み物のごみが点在しており、これから暑くなるとそういったごみの投棄が増えてくると思う。雨が降ると側溝から川や海に流れ込む可能性もあるのでごみ箱を利用してほしい」と話していた。

(2023年5月31日付紙面より)

職員がドライバーらに啓発物資を配布し協力を呼びかけた=30日、新宮市緑ヶ丘
2023年05月31日
3 630人、一斉に「めはり」頬張る
 オール熊野フェスタに1万2千人  (熊野市 )

 「絆・賑(にぎ)わい」をテーマにJR熊野市駅前広場で28日、「オール熊野フェスタ」が4年ぶりに開かれた。9回目の今回は晴天に恵まれ、過去最多の約1万2000人(主催者発表)が来場。毎年新記録を打ち立てるみんなでめはり「新記録に挑戦」では、前回の615人を上回る630人の参加者が「めはり寿(ず)し」を一斉に目を見開いて食べ、新記録も打ち立てた。

 熊野市と同フェスティバル実行委員会(野地伸卓実行委員長)が主催。物産展「オール熊野マルシェ」では、市内や市と交流のある宮崎県日向市、広島県熊野町の特産品が並んだ。

 会場にはボルダリングや消防・自衛隊・JRの展示をはじめ、にいひめちゃんトランポリンコーナーなども登場。周辺では「熊野いこらい市」も同時開催され多くの人で賑わいを見せた。

 ダンスチームM’sによるパフォーマンスで開幕。オール熊野合唱団や金山相撲とり踊り、松原獅子神楽、磯崎の舟歌、木本奉仕委員会の木遣り唄といった伝統芸能を繰り広げた。

 三重高校ダンス部は総勢116人で登場し、高校日本一のダンスパフォーマンスで魅了した。

 みんなでめはり「新記録に挑戦」では、630人が目を見開いて熊野の郷土料理「めはり寿し」を一斉に頬張った。新記録が生まれると会場から大きな拍手が起こった。

(2023年5月31日付紙面より)

新記録を達成した「みんなでめはり」=28日、JR熊野市駅前広場
三重高ダンス部がパフォーマンス
2023年05月31日
4 和菓子作りに挑戦
 児童向けの体験教室  (新宮市 )

 新宮市教育委員会が行う生涯学習講座として「和菓子づくり教室」が27日、新宮市立王子ヶ浜小学校であった。市内の小学4~6年生、30人が参加。季節の花や果物をかたどった和菓子作りを楽しんだ。

 新宮市蓬莱の和菓子店「柏堂切畑屋」の店主の切畑屋伊和男さんが講師を務めた。同教室は人気企画で、コロナ禍の前は毎年開催していたが一時中断、今回が4年ぶりの実施となった。

 切畑屋さんは「今日は楽しく和菓子作りをしたい。よろしく」とあいさつした。参加児童が挑戦するのは、「なでしこ」の花と果物の「びわ」だった。

 まずは児童を集め、切畑屋さんが手本を示した。「ガワ」にあたる練り切りをほんのりと着色し、あんを包み、木の串やへらなどを使って模様を作り、「なでしこ」や「びわ」を作ってみせた。児童らは技術と手際に驚き「きれい」「花びらだ」などと歓声を上げていた。

 この後、児童らが挑戦。切畑屋さんの指導や助言を受けながら、「なでしこ」と「びわ」を成形した。作る和菓子は児童の性格により、丁寧だったり豪快だったりさまざまで、各自が自分なりに仕上げていた。三輪崎小4年の川村いのりさんは「楽しかった。上手にできたと思う。和菓子作りは初めて。普段はあまり和菓子は食べないけど、今日は家で食べたい」と話した。

 これとは別に、切畑屋さんが水ようかんを作ってみせる一幕もあった。冷まして固める時間が足らないため、作ったものとは別に完成品が持ち込まれており、お土産として児童に配られた。

(2023年5月31日付紙面より)

切畑屋伊和男さんが作り方を教えた=27日、新宮市立王子ヶ浜小学校
参加児童が作った「なでしこ」と「びわ」
2023年05月31日
5 優勝は新宮弓友会
 50人が月例射会に参加  
2023年05月31日
6 GreeeeeenがV
 第38回紀南テニス協会団体戦  
2023年05月31日
7 SNSの危険性を学ぶ  生徒向け情報モラル教室  (近大新宮 )
2023年05月31日
8 新議長に東原伸也市議  紀南環境衛生施設事務組合  
2023年05月31日
9 サツマルリミノキの花  大門坂で咲き始める  (那智勝浦町 )
2023年05月31日
10 協力し合ってがんばる市小  春季合同運動会を開催  (那智勝浦町 )
2023年05月31日
11 ごみ処理はどのように  クリーンセンターを見学  (神倉小学校 )
2023年05月31日
12 元気いっぱい競技に臨む  宇久井小・こども園合同運動会  (那智勝浦町 )
2023年05月31日
13 花と色紙を届け感謝伝える  天満保育園で「花の日」  (那智勝浦町 )
2023年05月31日
14 若手指導意識し取り組む  望楼の芝で幹部教育訓練  (串本町消防団 )
2023年05月31日
15 視察研修や社会奉仕を再開  保福セで第1回理事会実施  (古座川町老連 )
2023年05月31日
16 地域展望など見据えて審議  H&Rで本年度通常総代会  (串本町商工会 )
2023年05月31日
17 横断歩道は注意して渡る  全児童対象に交通安全教室  (鵜殿小 )
2023年05月31日
18 ササユリとアジサイの競演  斜面に群生、咲き誇る  (紀宝町 )
2023年05月27日
19 ホースの「穴」に要注意!?
 外来種のハチ、新宮市でも発見  

 外来種の「タイワンタケクマバチ」がこのほど、新宮市内で発見された。タイワンタケクマバチは竹ぼうきやゴムホースなどに巣を作る習性があり、刺されるなどの被害に遭わないために近づかないなどの注意が必要だ。

 タイワンタケクマバチはハチ目ミツバチ科。台湾や大陸中国南部~インドに自然分布する。体長2、3㌢程度で頭部や胸部、腹部は黒色。脚に黒色の毛を持つ。枯れた竹に営巣する性質があり、竹ぼうきや竹柵、枯れた竹、そして竹に似た色のゴムホースなどに2、3㌢ほどの穴を開けて巣とする。

 国内では2006年に愛知県豊田市で侵入を初確認。中国本土から輸入された竹材への混入が侵入経路と考えられている。以降、中部地方を中心に発見されており、近畿地方では奈良県、京都府、兵庫県、滋賀県で確認されている。

 熊野自然保護連絡協議会の瀧野秀二さんが、自宅の庭でタイワンタケクマバチを確認したのは今月上旬ごろ。緑色のゴムホースに止まって穴を開けようとしているところを捕獲したが、その後も別の個体を確認したという。

 このたび、新宮市で目撃情報があったため和歌山県にも広く侵入している可能性が高い。攻撃性は高くないが、巣に近づいたり刺激すると攻撃することも。毒性はスズメバチに比べると弱いとされているが、万が一刺された場合にはアナフィラキシーショックを引き起こす恐れもある。在来種のクマバチ(キムネクマバチ)と食物を巡る競争が起きる可能性も危惧されているほか、農具として竹を利用する農業、建築業などにも影響を及ぼすことも。

 また、タイワンタケクマバチには「クマバチコナダニ」というダニが寄生しており、このダニが在来クマバチに寄生したり、在来ダニと交雑したりするなどして生態系に影響する可能性もある。

 竹ぼうきやゴムホースに巣があることを知らないまま触ってしまったり刺激してしまったりすることで襲われる場合がある。

 環境省吉野熊野国立公園管理事務所では「香川県にも分布を広げているので和歌山県にいてもおかしくない。見かけた場合には刺激せずに放っておくか、他のハチ同様、殺虫剤で駆除を」と話している。

(2023年5月27日付紙面より)

ホースに穴を開けようとしているタイワンタケクマバチ(瀧野秀二さん提供)
2023年05月27日
20 「よりよい社会のため」
 児童が税の大切さ学ぶ  (王子ヶ浜小学校 )

 新宮・東牟婁租税教育推進協議会が講師を派遣して行う「租税教室」が25日、新宮市立王子ヶ浜小学校であった。6年生60人が受講、税の大切さを学んだ。

 同協議会が依頼のあった管内の学校で行っている。王子ヶ浜小学校では、公益社団法人新宮納税協会の会員の平美貴將さんが講師を務めた。組ごとに時間をずらして行われた。

 2組では、25人が受講した。平美さんは、児童にも身近な消費税に言及。「税率が日本では10%だが、外国は20%超えも多い」などと語った。税の種類として▽所得税▽酒税▽たばこ税▽自動車税▽法人税▽固定資産税などがあることを説明した。

 税に関するアニメを上映した。税金のない社会はどうなるかを描いたもので、火事の消火にお金がかかり、学費は自費、ごみは収集されず、救急車は有料、橋は壊れたままなどの惨状が示された。上映後の児童への「税金がある方が良いと思う人」の問いには、児童全員が挙手した。

 教育費として、いずれも1人当たり1年間で、小学生は約89万円、中学生は約105万円、高校生は約100万円がかかり、これに税金が使われていることを明かした。「税金は国民が力を合わせ、よりよい社会をつくるためにある」とまとめた。

 なお、授業用の教材の一つとして、1億円分の模造紙幣が用意されていた。児童らは、1000万円分の札束を手にして感触を確かめたり、1億円が入り重さ13㌔にもなるアタッシュケースを持ち上げたりした。

(2023年5月27日付紙面より)

平美貴將さんの説明を聞く児童ら=25日、新宮市立王子ヶ浜小学校
1億円の重さを確かめた
2023年05月27日
21 休日のクラブ活動、地域移行へ
 中学校で段階的に進める  (紀宝町 )

 紀宝町教育委員会は本年度から、休日に限り中学校クラブ活動の地域移行を開始した。段階的に進める計画で、町立矢渕中学校剣道部から取り組みを始めた。

 町では、生徒にとって望ましい部活動の環境構築と中学校での働き方改革の実現を図る観点から、段階的な地域移行に向けた課題に取り組むことを目的に、昨年度「町部活動の地域移行検討協議会」を設置。休日の部活動の地域移行について協議を続け「学校と地域で子どもを育てていく観点から部活動の地域移行を進めては」などの意見があった。

 紀宝剣道スポーツ少年団の協力が得られたことから、剣道部の地域移行を実施。4月から学校武道場で土曜日の午前中、岡芳治さんが指導に当たっている。

 剣道部はこれまで県大会優勝、全国大会出場などの成績を収め、全日本選手権優勝者を輩出するなど強豪で知られている。現在は3年生3人、1年生1人の男女4人が所属。顧問が剣道未経験者で、これまで部員が工夫して練習メニューを考えてきた。

 3人が紀宝剣道出身。検討協議会、町体育協会の会長を務める紀宝剣道の岡さんは「紀宝剣道で指導してきた生徒もおり、中学校で練習してきた良さを生かしながら、基本、応用の技を教えている」と話していた。

 谷口綾菜主将(3年)は「岡先生に来ていただいて、練習の中身が濃くなった」と感謝。部員4人は真剣な表情で竹刀を振り、2時間半の練習に汗を流した。

 町では今後、休日の地域移行は国、県他市町の動向を見ながら可能な部活動から検討していくという。

(2023年5月27日付紙面より)

地域移行した矢渕中学校剣道部の練習=紀宝町立矢渕中学校
2023年05月27日
22 有志120人が王子ヶ浜清掃
 ウミガメの産卵期前に  (近大新宮 )

 近畿大学附属新宮高校・中学校の生徒会(高校=前田一成会長、中学=谷瀬剛会長)は24日、全校生徒に呼びかけて王子ヶ浜の清掃活動を実施した。生徒有志120人が参加し、海岸のプラスチックごみなどを拾った。

 生徒会の企画・運営で、2008年から毎年3回の地域清掃や募金活動を実施している。同校からも近い王子ヶ浜は約4㌔にわたる砂礫海岸で、絶滅危惧種・アカウミガメが産卵に訪れる。和歌山の朝日・夕陽百選にも選定され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である高野坂を歩く多くの観光客が訪れる。

 海岸に集まった生徒たちは、ビニール袋を手に漂着ごみなどを拾っていった。さまざまな団体が美化活動を行っているため、目立ったごみはなかったものの、ハマゴウの茂みにたくさんのゴルフボールや食品包装などが捨てられているのが見つかった。大きな漁業用の発泡スチロール製フロートなども持ち帰った。

 高校生徒会の前田会長は「皆さんの貴重な時間をボランティアに充てていただき、ありがとうございました。王子ヶ浜ではこれからウミガメの産卵が始まるそう。浜の環境保全や美しい熊野の景観を守ることに貢献できたのでは」と参加生徒たちへ感謝した。

 杉村奨生さん(高2)は「生徒会のおかげで、地域貢献の機会をつくることができてよかった。浜では缶や瓶、バーベキュー用の網などを見つけた。そうした物はきちんと持ち帰ってほしいと感じた。今後も活動に参加したい」と話していた。

(2023年5月27日付紙面より)

浜清掃に参加した皆さん=24日、新宮市
大きな発泡スチロール製フロートを持ち帰る
2023年05月27日
23 栄冠は太田始さん
 2023年度スクラッチ杯  (那智勝浦ゴルフ倶楽部 )
2023年05月27日
24 野尻畳店が制す
 第190回職場対抗ボウリング大会  
2023年05月27日
25 クローバーC、アベンジャーズBがV
 夏季ソフトバレー大会  
2023年05月27日
26 坂本さん(男子)、小坂さん(女子)が栄冠 那智勝浦町体協グラウンドゴルフ夏季大会 
2023年05月27日
27 河邉真優絆さんが全日本大会へ
 和歌山県空手道選手権  (太地拳和会支部 )
2023年05月27日
28 大きな声で「助けて!」  太田小学校で防犯教室  (那智勝浦町 )
2023年05月27日
29 北山小が特別賞受賞  わかやま環境賞  
2023年05月27日
30 「うまいもんマップ」発行  新宮市  
2023年05月27日
31 例会終え、27年の歴史に幕  地域の将棋発展に寄与  (南紀将ちゃん会支部 )
2023年05月27日
32 給食費無償化や宿泊クーポンなど  6月議会に28議案上程  (那智勝浦町 )
2023年05月27日
33 クワの実が赤く色づく  新宮市の山間部などで  
2023年05月27日
34 グラウンドゴルフ通して地域交流 5年ぶりの大会、盛況に (高田地区)
2023年05月27日
35 真っ赤なイチゴ味わう  わかば保育園が園外保育  (那智勝浦町 )
2023年05月27日
36 せわしく騒ぐひなに給餌  ツバメの子育てが活発に  (串本町・古座川町 )
2023年05月27日
37 看板などで協力を求める  古座川国際レースに向け  (古座川町 )
2023年05月27日
38 イベント出演者を受け付け  第16回串本まつりに向け  (串本町 )
2023年05月27日
39 熊野尾鷲道路の4車線化を  同盟会総会で決議案採択  (熊野市 )
2023年05月27日
40 梅雨前にホウ酸団子  紀宝町社協の寺小屋で  
2023年05月27日
41 南高梅の出荷始まる  6月下旬までに120㌧  (JA伊勢 )
2023年05月27日
42 お悔やみ情報
  
2023年05月24日
43 踊りで地元盛り上げたい
 「海彩まつり」4年ぶりに開催  (新宮市 )

 当地方を中心に県内外の踊り団体が多彩な踊りを披露する「第14回南紀海彩(かっさい)まつり」(同実行委員会主催)が6月4日(日)の午前10時~午後3時、新宮市佐野の新宮港緑地で開催される。北道江利実行委員長は23日、同市緑ヶ丘の東牟婁振興局で会見を開き、4年ぶりの開催に向け「踊りで地元を盛り上げたい」と意気込みを語った。

 「南紀海彩まつり」は踊りを通じて地域、世代間の交流を深め、地域を活性化したいという思いから2006年に始まった。北道実行委員長が立ち上げた新宮市を拠点に活動するよさこいチーム「Team雅龍(がりゅう)」が、遠方でのイベント参加を通して他地方の団体と交流を重ねる中で抱いた「熊野地方にも来てほしい」といった思いがイベント開催への道標となった。

 回数を重ねるごとに参加団体、来場者ともに増加し、コロナ禍前の2019年には46団体が参加し、1700人以上(主催者発表)が会場に訪れた。なお、同イベントは新型コロナウイルス感染症の影響で翌年以降は中止を余儀なくされていた。

 今回は、当地方を中心に愛知県名古屋市や和歌山市、三重県伊勢市、鈴鹿市などから36団体が参加。よさこいやフラダンス、日本舞踊、ストリートダンスなどで会場を盛り上げる。近畿大学附属新宮高校・中学校吹奏楽部の演奏もイベントに花を添える。また、会場ではグルメやマルシェスペースも設けられるほか、和菓子のふるまい(数量限定)もある。

 フラッグショーやスタンプラリー、豪華景品が当たるタオルくじなどの企画も盛りだくさんで、新たな試みとしてLINE(ライン)を使用した「なぞとき」なども開催予定だ。

 北道実行委員長は「4年ぶりの開催で準備段階から忘れていることも多々あったが、踊り子だけではなくみんなが楽しめるイベントを目指している。多くの方に会場に足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。

 当日は小雨決行、荒天時は中止。イベントの詳細はホームページ(http://nankikassai.web.fc2.com/、QRコード)を参照。問い合わせは北道実行委員長(電話090・3052・4351)まで。

(2023年5月24日付紙面より)

4年ぶりの開催に向け、北道江利実行委員長(左)らがPR=23日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局
ホームページのQRコード
2023年05月24日
44 生き物の営みに触れる
 磯観察会に親子ら16人  (太地町立くじらの博物館 )

 太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)は20日、向島遊歩道沿いの磯で「磯のいきもの観察会」を開いた。町内外から親子16人が参加し、海の生き物たちの営みに触れた。

 磯の岩場や潮だまりに残された生き物を採集・観察することで、その生態や海洋環境について考え、小さな生き物たちの営みに触れてもらおうと開催した。

 この日は荻原拓さんら博物館スタッフがガイドを務め、海で遊ぶときの注意点や危険な生き物について解説。参加者たちはライフジャケットや軍手を身に着け、生き物探しへ出発した。

 岩場や潮だまりの海藻の中にはさまざまな生き物が動いており、ハゼやナマコ、ウニ、ヤドカリなどが発見された。海藻のような毛が密生したケブカガニや、体中に海藻やサンゴを付けて天敵からカムフラージュしているイソクズガニ、体の上に小石などを乗せる習性を持つコシダカウニなどが発見された。

 日本一小さい魚ともいわれるゴマハゼや、顔がカエルに似ているといわれるカエルウオなどの魚類は、博物館スタッフが同定に協力した。

 家族で参加した森本美桜さん(太地小5年)は「今日捕まえたのはムラサキウニ。家から海が近いので、磯で遊ぶのが好きです。ウツボを捕まえたかったな」と話していた。

(2023年5月24日付紙面より)

博物館スタッフが生態解説=20日、太地町
ウニを捕まえる親子
2023年05月24日
45 サブカルチャーで盛り上げ
 大島支館が映画上映会開く  (串本町公民館 )

 串本町公民館大島支館(古田茂丈支館長)が20日夜、紀伊大島開発総合センターで映画上映会を開き20人が映画館を意識した視聴環境で作品鑑賞に親しんだ。

 この上映会は、大島区長会の推挙に応えて本年度から着任した古田支館長(59)による新たな試み。自身の愛好を生かしてプロジェクターやスピーカーなど必要な資機材を教育委員会から借りて視聴環境を組み、区民の中心世代層を考慮して「なつかしい風来坊」(1966年製作)を初上映作品として選択。手作りの告知ポスターを掲げて、当日の来場を呼びかけた。

 スクリーンとして縦2㍍、横約3・5㍍の古布を調達。少し黄ばんでいるが試写で気になるほどではないと確かめ、画面の大きさ優先で同センター備え付けのスクリーンではなくこれを使うことを決めた。上映前にはBGMを流し、飲み物を配って来場を歓迎。上映中は古布の横幅いっぱいに作品を投影し、音響も映画館に近いレベルで響かせて鑑賞した。映画館を意識しているが社会教育活動なので、入場料は無料。今回の成果を素地にして今後、同支館の定例活動として年6回程度の実施を目指すという。

 「公民館だから文部科学省指定の映画を上映、とは考えていない」と語る古田支館長が見据える先は、サブカルチャーで区民が盛り上がる状況。秀でた伝統文化(水門祭など)を持つ一方、外の文化に親しむ経験が他の地域に比べてごく少ない点を映画の力で変えたいと意気込む。

 いまひとつ、映画はテレビや最近はスマートフォンなどでも見ることができるが映画館には一人や少人数の鑑賞では得られない「みんなで鑑賞し、みんなで興奮する」という独特の後味があり、その要素も取り入れて区内を盛り上げることにこだわっている。

 今後も洋邦問わず秀作を選びできうる限りの臨場感を出して上映するが、映画自体が若者志向の文化で年を取るほど見に行こうという気持ちが湧きにくくなる傾向があるので当面は機会が少ない年長を優先。若い頃に親しんだ興奮を思い出しながら鑑賞を楽しめるよう、レトロ作品を選ぶ流れで様子を見るという。

(2023年5月24日付紙面より)

映画館を意識した視聴環境を組んで映画上映会を実施=20日、紀伊大島開発総合センター

古田茂丈支館長
2023年05月24日
46 苗を手で1束ずつ
 色川棚田で田植え体験  (那智勝浦町 )

 棚田を守ろう会(峯茂喜代表)の主催による「田植え体験」が21日、那智勝浦町小阪の棚田「米作り体験農場」であった。近隣をはじめ大阪や名古屋から多数が参加。昔ながらの手植えで苗を植えた。

 同会は、2005年に前身団体が発足、翌年に名称を変更し、田植えや収穫の体験などを開催してきた。しかしコロナ禍の影響で中断し、この日は4年ぶりの実施となった。なお同町では11月に、第28回全国棚田(千枚田)サミットの開催を予定している。

 参加者は、会のスタッフの指導を受け、田植えに挑戦。はだしや長靴で田に入り、苗を1束ずつ、手で植えていった。手や服を泥で汚しながら、少しずつ作業を進めていた。

 峯代表(68)は「たくさん来てくれて喜んでいる。ここは色川の顔みたいなところ。できるだけ維持していきたい。ただ、会で維持ではなく、誰かが耕作してくれるのが本来の形。耕作してくれる人が(色川棚田に)入ってきてくれれば」と話した。

 事務局の吉田創さん(53)は「体験を機会にこういう場所があることを知り、田んぼを耕して生活してくれる人が増えたら。サミットも盛り上がれば」と語った。

 植える田は79枚で、面積の合計は0・4㌶。品種はコシヒカリともち米を少々で、豊作なら七、八百㌔の収穫になる。7月に草取り、9月に収穫の体験の実施を予定している。

(2023年5月24日付紙面より)

昔ながらの手植えで苗を植えた=21日、那智勝浦町小阪の米作り体験農場
2023年05月24日
47 奥村美羽さんが栄冠に
 西田君、森本さんも準優勝  (北道院拳法錬成大会 )
2023年05月24日
48 丸山・中平ペアが連覇
 新宮ソフトテニスが全国、近畿へ  (和歌山県予選 )
2023年05月24日
49 決勝は串本―みさき・那智勝浦
 学童軟式野球(B級)東牟婁大会  
2023年05月24日
50 例年通りの行事を予定  区民総会で青年会解散を説明  (新宮市佐野区 )
2023年05月24日
51 給食費無償化などの補正予算  6月定例会に上程  (那智勝浦町 )
2023年05月24日
52 早く育てと願い込め  サツマイモの苗植える  (熊野川中学校 )
2023年05月24日
53 児童7人が入部  王子ヶ浜少年消防クラブ結成式  (新宮市 )
2023年05月24日
54 英語の読み聞かせ会を試行  ECC古座教室の協力得て  (上野山こども園 )
2023年05月24日
55 先陣切って歓声響かせる  古座中初夏の体育祭挙行  (古座川町 )
2023年05月24日
56 受診率向上を訴え走破  がん研究支援呼びかけ29年目  (生命の駅伝 )
2023年05月24日
57 一大イベント、4年ぶり復活  10月に紀宝みなとフェス  (紀宝町 )
2023年05月24日
58 全力で競技に取り組む  7中学校で体育祭開催  (新宮市、那智勝浦町、太地町 )
2023年05月24日
59 お悔やみ情報
  
2023年05月23日
60 目指せ!インターハイ出場
 新宮市内の3高校で壮行会  

 和歌山県高校総合体育大会(インターハイ県予選)に向け、新宮市の県立新宮高校、県立新翔高校で19日、近畿大学附属新宮高校で22日、壮行会が開かれた。県内では5月下旬から31競技が行われ、優秀な成績を収めた選手・チームは7~8月のインターハイへの出場権を手にする。

  □     □

■新宮高校



 新宮高校では深野泰宏校長が激励。「(試合は)相手と戦うと同時に、自分自身との戦いでもある。支えてくれた方々への感謝を胸に、チーム一丸となって活躍してくれることを祈る。頑張って」と呼びかけた。3年生で生徒会長の磯﨑咲良さんも「記憶に残るような、良い大会になることを願う」と語った。

 これを受けて、各クラブの代表が決意を表明。「悔いのないよう全力を尽くす」「近畿大会への出場を目指す」「最後まで諦めずに頑張る」「自信を持って臨む」と力を込めた。

  □     □

■新翔高校



 新翔高校では出張中の宮井貴浩校長に代わり、上久保輝教頭があいさつ。「試合を楽しんで」「応援される選手、チームになって」「仲間や指導者を信じて」などと述べた。2年生で生徒会長の中澤優貴さんも「自分と仲間を信じて。健闘と活躍を祈る」と伝えた。

 出場選手を代表し、弓道部の主将を務める3年生の松畑真士希さんが宣誓。「ここまで来られたのは、顧問の先生や家族、仲間の支えがあったから。自分の力を信じ、練習の成果を発揮できるよう全力で頑張る」と強調した。

  □     □

■近畿大学附属新宮高校



 近大新宮高校では、出場する▽サッカー▽バレーボール▽バスケットボール▽卓球▽ソフトテニス▽空手▽なぎなた―の7クラブの代表がそれぞれの目標を掲げた。

 生徒会の前田一成会長は「皆さんはこれまで、一意専心の気持ちで努力を積み重ねてきた。その努力を尊敬している。力を発揮し、全力で楽しんできて」と激励した。池上博基校長はチーム一丸となることの大切さを述べ「近大新宮の良さは、選手が互いに思いやりを持って『頑張ろう』と声をかけ合えるところ。心を一丸として試合に臨んで」と語った。

(2023年5月23日付紙面より)

壮行会に臨む選手たち=19日、和歌山県立新宮高校
大会に出場する選手が入場=19日、和歌山県立新翔高校
拍手を受け選手たちが入場=22日、近畿大学附属新宮高校
2023年05月23日
61 熊野・新宮を広く発信
 総会で本年度事業など承認  (新宮ユネスコ協会 )

 新宮ユネスコ協会(中谷剛会長、個人53人、法人10社)は20日、新宮市井の沢の新宮ユーアイホテルで令和5年度総会を開いた。会員ら約20人が出席する中、本年度事業や予算などを承認。役員改選では中谷会長をはじめ、副会長や理事らを再任した。

 日本では、民間ユネスコ活動から起こったユネスコ運動が、政府、国会などに波及し、ユネスコ加盟の機運が高まっていったという経緯がある。1947年に宮城県で、世界で最初の民間ユネスコ運動団体「仙台ユネスコ協力会」が発足。新宮ユネスコ協会は2012年10月20日、和歌山県で7番目に立ち上げられた。

 開会に当たり、中谷会長があいさつ。「当協会においても新型コロナウイルス感染症の影響で2019年を最後に、恒例の講演会も開催することができなかったが、今年2月、『丹鶴ホール』でチベット出身の歌手・バイマーヤンジンさんをお招きし、文化講演会を開催することができた」と報告。

 現在、小康状態にある新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢、ロシア政権などに言及し「ウクライナ侵攻はプーチン大統領の問題でありロシア国民の問題だと思っている。できる限り早い、より良い形の終結を望んでいる」と述べた。

 再任に当たっては「熊野・新宮をできるだけ発信していきたいという思いがある」と会員らに協力を求めた。

 来賓の田岡実千年市長は「先のバイマーヤンジンさんの講演では、チベットと日本の文化の違い、家族の在り方など、ユーモアを交えて語っていただき感動した」。

 同協会の日頃の活動や取り組みに感謝を伝え「今後も末永く文化や教育にご尽力いただけることを期待しています」とあいさつした。

 本年度の事業は▽ユネスコ文化講演会の実施▽熊野古道の実地学習と保全活動▽書き損じはがきキャンペーンへの参加▽平和への取り組み―などの事業を予定。県立新宮高校との共同活動として、新宮参詣曼荼羅(まんだら)の英語による絵解きも計画しており、ユネスコ・コングレス(代表者会)で発表する予定としている。

 総会後には、同協会理事の赤木克視さんによる講話「私の自然農法」があった。赤木さんは「技術がなく、費用がなくてもできる稲づくり」をテーマに、高田地区で自身が実践する自然農のノウハウを、獣害や害虫被害を含む失敗談などを交えながらスライドを使って説明。

 「素人も簡単に米を作れる方法を確立したと思っている。極めて安い金額で稲作をすることもできる」と紹介した。

(2023年5月23日付紙面より)

会員らが出席した総会の様子=20日、新宮市井の沢の新宮ユーアイホテル
中谷剛会長
赤木克視さん
2023年05月23日
62 全校一つになり活躍応援
 総体に挑む生徒を壮行  (串本古座高校 )

 和歌山県立串本古座高校(榎本貴英校長、生徒229人)が19日、第1体育館で総合体育大会出場選手壮行会を開き挑む生徒の活躍を期待して激励した。

 連帯感と愛校心の向上を目的とした生徒会執行部(前田美波会長)主導の恒例行事。本年度は▽サッカー部▽陸上競技部▽ソフトテニス部〈男女〉▽バレー部▽柔道部▽剣道部▽弓道部―が今月下旬~6月上旬に試合に臨む予定となっている。

 応援する側を代表して榎本校長は▽自信の気持ち▽仲間との絆▽周囲への感謝―を大切にして臨めば幸運が訪れ感動が得られると鼓舞し、「全校一つになって皆さんの活躍を応援する。しっかりと悔いを残さず頑張ってほしい」とあいさつ。各部の部長が大会日程と会場、意気込みを掲げ、同執行部の雑賀和さん(3年)は「これまれの練習の成果を十分に発揮できるよう全力で臨んでほしい。皆さんがこの部活に入って良かったと言えるような大会になるよう願う」と期待して壮行した。

  □     □

 各部が掲げた大会日程と会場は次の通り。

▽サッカー部=5月26日(金)、南山スポーツ公園〈初戦・対市立和歌山戦〉

▽陸上競技部=5月26日(金)~28日(日)、紀三井寺公園陸上競技場

▽ソフトテニス部=男子・6月1日(木)~3日(土)、女子4日(日)~5日(月)、かわべテニス公園

▽バレー部=6月3日(土)~4日(日)、田辺市体育センター

▽柔道部=6月2日(金)~3日(土)、白浜町立総合体育館

▽剣道部=6月5日(月)~7日(水)、和歌山ビッグホエール

▽弓道部=6月3日(土)~4日(日)、田辺市立弓道場

(2023年5月23日付紙面より)

総合体育大会に挑む生徒を壮行する雑賀和さんら=19日、和歌山県立串本古座高校
2023年05月23日
63 英霊に感謝し非戦と平和願う
 晴天の下、戦没者慰霊祭  (太地町 )

 太地町の飛鳥神社(髙橋正樹宮司)境内にある護国神社で20日、戦没者慰霊祭が営まれた。昨年は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの斎行となったが雨天のため、社務所内で斎行された。今年は晴天の下、遺族や関係者、自衛隊新宮地域事務所、三軒一高町長、太地町漁業協同組合、町職員ら約30人が参列し、国の繁栄の礎を築いた二百数十柱の英霊に感謝の誠をささげ、恒久平和を願った。

 同神社の例祭は遺族の高齢化などの影響で途絶えていたが、これを憂いた有志たちが友の会(久原拓美会長)を立ち上げて復活させた。今年で12回目。

 慰霊祭では、髙橋宮司が祝詞を奏上。参列者はそれぞれの思いを胸に白菊を供え、手を合わせた。

 久原会長は慰霊祭の準備などに取り組んだ関係者に礼を述べ「世界では紛争が絶えない。ウクライナの報道を聞くたびに心が痛む。悲惨な戦争は再び繰り返さない。世界の人々は平和に共存しなければならない。非戦と平和の願いを込め、現在の平安と繁栄の礎となられた方々の御霊(みたま)を安らかに祈らせていただいた」。

 戦後生まれの人々が多い現在に触れ「大多数の方が戦争を知らない現在。意識されることの少ない平和のありがたさ、命の尊さを再認識し、次の世代に伝えていくことが今を生きる私たちの責務だと考えます」と語った。

 髙橋宮司は「晴天の下、久しぶりに通常通りのお祭りができて良かった。各地でご遺族が少なくなる中、広い意味で町民や里の皆さまが遺族となる。お祭りは継続していくことが大切」と話した。

(2023年5月23日付紙面より)

遺族や関係者が参列した=20日、太地町の飛鳥神社
平和への祈りをささげる久原拓美会長
2023年05月23日
64 M氏賞など受賞者たたえる  熊野美術協会展表彰式  (新宮市 )
2023年05月23日
65 紀北支援学校が修学旅行  平安衣装で記念撮影  (那智勝浦町 )
2023年05月23日
66 美化意識の高揚図る  職員有志らが王子ヶ浜清掃  (新宮市 )
2023年05月23日
67 一日も早い開通に向け  熊野川河口に橋を架ける会が総会  
2023年05月23日
68 ハッチョウトンボ飛ぶ  国内最小、今年も羽化  (新宮市 )
2023年05月23日
69 害虫駆除に効果的  蓬莱地区福祉委員がホウ酸団子作り  (新宮市 )
2023年05月23日
70 絵本の世界を楽しむ  南大居保と大野保の園児  (那智勝浦町 )
2023年05月23日
71 自転車マナー向上へ  新翔高生徒が新宮署に協力  
2023年05月23日
72 「交通事故死ゼロを目指す日」  ルール順守を呼びかける  (紀宝署 )
2023年05月23日
73 人口減少対策などで意見聞く  議会と住民との懇談会  (御浜町 )
2023年05月23日
74 井上さん、松元さんが優勝  鵜殿区グラウンドゴルフ大会  (紀宝町 )
2023年05月23日
75 個別接種の受け付け始まる  コロナワクチン春開始接種  (紀宝町 )
2023年05月23日
76 作家を迎えて技術教わる  串本中2年木彫りに挑戦  (串本町 )
2023年05月23日
77 歓声響かせ熱戦繰り広げる  初夏の運動会体育祭始まる  (串本町 )
2023年05月23日
78 お悔やみ情報
  
2023年05月21日
79 合同運動会を開催
 熊野川町の小中保  (新宮市 )

 新宮市立熊野川中学校(松本潤校長)、同市立熊野川小学校(水本紀史校長)、三津ノ保育所(田端晴美所長)の合同運動会が20日、新宮市熊野川町の若もの広場であった。生徒16人、児童40人、園児5人が参加。晴天の下で爽やかな汗を流した。

 「笑勝良(えんじょい)~魅せよう自分たちらしさ~」をスローガンに実施した。開会に当たり、水本校長があいさつ。「昨日まで練習してきた成果をしっかりと発揮し、今日は元気な姿を見せて。一日しっかり楽しみましょう」と呼びかけた。小学校6年生で児童会長の平野菜つさんも「練習の成果を発揮し、楽しい運動会に。自分たちらしさを十分に発揮して頑張ろう」と語った。

 競技は徒競走やダンス、玉入れ、借り物競走、パン食い競争、リレーなどがあった。徒競走では、参加者が全力で疾走。一緒に走る友人と懸命に速さを競っていた。園児のダンスでは楽曲に合わせて、かわいらしい踊りを披露していた。

 訪れた保護者は、目を細めつつ声援を送り、カメラやビデオで子や孫の様子を撮影するなどしていた。

  □     □

■他中学校の体育祭も



 なお同日、新宮市立の緑丘中学校と光洋中学校、太地町立太地中学校でも体育祭が行われた。新宮市立城南中学校、那智勝浦町立の宇久井中学校、那智中学校、下里中学校も開催を予定していたが、前日の雨天の影響で順延となった。

(2023年5月21日付紙面より)

徒競走で走り出す児童ら=20日、新宮市熊野川町日足の若もの広場
2023年05月21日
80 本年度事業など承認
 納税協会と納税貯蓄組合が総会  (新宮市 )

 公益社団法人新宮納税協会(横手章郎会長)の「第13回定時総会」と新宮納税貯蓄組合連合会(森川起安会長)の「第64回定時総会」が19日、新宮市井の沢の新宮商工会議所であった。それぞれ令和5年度の事業計画などを承認した。

 納税協会総会で横手会長は、関係各位の理解と協力に感謝を示し「今後も税務当局の指導、関係機関との連携の下、健全な納税者の公益を担う団体として事業活動を展開していく」と協力を呼びかけた。

 議案審議では新任理事・監事を選任。本年度は▽税務指導・税務相談などの実施▽説明会や講演会などの開催▽e―Tax研修会、簿記教室などの開催▽租税教室▽納税だよりの発行・配布▽地域のイベントへの参画▽税の作品への表彰▽税制改正要望に関する意見聴取―などを実施していく予定。

 納税貯蓄組合連合会総会では、森川会長が毎年管内の中学生から募っている税の作文について、昨年度は太地中学校の生徒が国税庁長官賞を受賞したことや、デジタル申告・納税推進の宣言式などに触れ「納税協会と共に、納税道義の高揚を図るためこれからも引き続き啓発運動に尽力していきたい」と誓いを新たにした。

 本年度は▽納税協会との一体的運営の一層の推進▽デジタル申告・納税の推進▽中学生の税についての作文募集・表彰活動▽女性部の活動―を重点施策として取り組んでいく。

 各総会の開催に当たり、来賓の河野武・新宮税務署長は、両会の税務行政への協力と理解に感謝を表し、10月から開始するインボイス制度に言及。「これからも太いパイプをもって皆さんと協力してやっていきたい」と伝えた。

 東牟婁振興局の玉置昌彦・地域振興部長は「振興局としても、適正かつ公平な税務行政の執行はもとより地域の皆さまの信頼にお応えできるよう努めていきたい」と鳥羽真司・東牟婁振興局長の祝辞を代読。

 田岡実千年市長は「税の役割の重要性は大切。行政としても、税によってまちづくりが成り立っているということを、市民の皆さまに訴えていきたい」とあいさつした。

(2023年5月21日付紙面より)

会員らが出席して開かれた総会の様子=19日、新宮市井の沢の新宮商工会議所
横手章郎会長
森川起安会長
2023年05月21日
81 「おいしいお米に育って」
 「田植えの集い」に650人  (丸山千枚田 )

 緑豊かな田園風景が広がる熊野市紀和町の丸山千枚田で20日、「田植えの集い」が行われた。今年は県内をはじめ神奈川、愛知、大阪などからオーナー81組315人と地元の児童生徒、ゆとり協会の会員ら約650人が参加した。

 丸山千枚田は1601年に2240枚の田があったと記録されるが、1990年ごろには530枚まで減少。93年に丸山千枚田保存会を結成し、保全活動により現在は1340枚まで復田した。市ふるさと振興公社が96年度からオーナー制度を採用し、今年は154組885人の応募があった。

 田植えの集いは、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたが、昨年から再開。オーナー家族らははだしや長靴で水田に入り、スタッフや千枚田保存会の会員の指導で県育成品種「なついろ」の苗を手で植え込んでいた。

 家族連れでの参加も多く、子どもたちは「おいしいお米に育って」と願いつつ、泥んこになりながら田植えを楽しんだ。公社によると、稲刈りは9月上旬ごろを予定しており、12㌧の収穫を見込んでいるという。

  □     □

4年ぶりの伝統行事 6月10日に虫おくり



 丸山千枚田で6月10日(土)、豊作を願う伝統行事「丸山千枚田の虫おくり」が4年ぶりに復活する。

 虫おくりは、1953年まで丸山地区で行われていた害虫駆除の行事で、2004年に熊野古道が世界遺産に登録されたことを記念して再開した。

 田んぼの枚数と同じ1340本のたいまつをともして幻想的な情景の中を鐘や太鼓を鳴らし、「虫おくり殿のお通りだい」と声をかけながら練り歩く。

 紀和の夏の風物詩として定着していたが、新型コロナウイルスの影響で20年以降、3年連続で中止となっていた。

 当日は、午後6時からキャンドルに点灯、7時から虫おくり行列が丸山神社を出発。8時から北山砲を発射する。

 雨天時は17日(土)に延期となる。問い合わせは熊野市地域振興課(電話0597・97・1113)まで。

(2023年5月21日付紙面より)

千枚田で田植えに取り組む=20日、熊野市紀和町
2023年05月21日
82 浦神峠周辺で草刈り
 なちかつ古道を守る会  (那智勝浦町 )

 「なちかつ古道を守る会」(地庵晋司会長)は17日、那智勝浦町浦神の浦神峠周辺で草刈りを行った。会員14人が参加し、協力して作業に汗を流した。

 浦神の海蔵寺や炭焼き窯などより、さらに山側に進んだ場所にある浦神峠。世界遺産には認定されていないが、立派な古道が残されており、頂上の「休平」付近からは海を眺めることができるという。同会では、浦神峠だけでなく、定期的に各地にある古道の整備や清掃を行っている。

 今回は古道周辺に生え、歩行に障害を来すような雑草などを鎌や草刈り機、じょれんを用いて取り除いた。

 会員らは協力しながら、作業を進めるとともに、和気あいあいと交流も深めた。

 作業開始前、地庵会長は来月に実施される「紀州路クリーン大作戦」への参加要請があったことを報告し「晴天で気温も高くなる中、皆さんにご参加いただきありがたい。刈りづらい草なども多くあるが、心を寛大に持って取り組んでください。作業にはじゅうぶん、注意を払ってほしい」と話した。

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■町内の熊野古道マップ



 同会では過去に、町内の熊野古道を紹介した「那智勝浦町内 熊野古道マップ」を作製している。手書きの地図やイラストで、町内各所の古道が一目で分かる工夫がなされているマップだ。

 現在、新たに刷り直し、町観光案内所や那智勝浦観光機構(NACKT)で無料で手に入るという。

 同会では「ぜひ、手に取っていただき、町内にある熊野古道を知ってもらいたい。機会があれば、歩いていただければ」と話している。

(2023年5月21日付紙面より)

古道の草刈りに汗を流す会員たち=17日、那智勝浦町の浦神峠
「那智勝浦町内 熊野古道マップ」を手に取り、熊野古道への興味につながればと話す地庵晋司会長
2023年05月21日
83 長寿命化のため補修  県道46号、那智大橋  
2023年05月21日
84 松根理事長らを再任  土建協同組合が総会  (新宮市 )
2023年05月21日
85 気持ち一つに恩返しを  創業50周年祝い祝賀会  (株式会社キナン )
2023年05月21日
86 ぴょんぴょんカエル工作  すくすくワークショップ  (那智勝浦町 )
2023年05月21日
87 正しい自転車の乗り方は  太地小で交通安全教室  
2023年05月21日
88 団員14人が人権学習会  赤十字運動月間に合わせ  (新宮赤十字奉仕団 )
2023年05月21日
89 左右を確認してから横断  通学路で交通ルールを学ぶ  (井田小 )
2023年05月17日
90 今年こそ安心して産卵を
 下里小が大浜クリーン作戦  (那智勝浦町 )

 アカウミガメの産卵シーズンを前に、那智勝浦町立下里小学校(堺高行校長)と玉の浦リップルズクラブのメンバーが15日、同町の大浜海岸でクリーン作戦を実施した。全校児童72人が漂着した流木やごみを拾い「今年こそ、安心して産卵してもらえるように」と期待を込めた。

 太田川河口に位置する大浜海岸には、毎年6~8月にアカウミガメが産卵のために上陸する。子どもたちに地域の歴史や自然について伝える「玉の浦リップルズクラブ」が30年以上にわたってパトロールや保全活動を行い、台風による増水で流失する可能性がある卵を浜のふ化場で保護している。

 この日は海洋教育の一環として「ウミガメ学習」を行う5年生12人が中心となり、全校児童に「みんなで浜をきれいにしましょう」と呼びかけた。学習を支援している同クラブの湊久和さんは「大浜に産卵に来るのはアカウミガメという種類で、1回の産卵で約120個、多いときには150個の卵を産む。ふ化したウミガメは、黒潮に乗ってアメリカのカリフォルニアまで旅をして、産卵のためにまた戻ってくる。昨年は上陸があったものの、産卵には至らなかった。今年こそ産卵に来てもらえるように」と語った。

 児童は縦割りの8班に分かれ、前日の荒天で浜に漂着した流木や枯れ葉を集め、プラスチックやガラスなどの人工物を分別した。

 西麻陽さん(5年)は「昨年に比べて、プラスチックのごみが多かった印象がある。みんなが頑張ってくれたので、最初と比べると、すごく浜がきれいになったと思う」と話していた。

(2023年5月17日付紙面より)

流木などを集める児童たち=15日、那智勝浦町下里の大浜海岸
5年生がはじめのあいさつ
2023年05月17日
91 鍛錬の成果披露
 不二流体術が演武奉納  (熊野速玉大社 )

 古武術の不二流体術和歌山県支部新宮道場(責任者=山本盛夫師範代)は14日、新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)で奉納演武会を開いた。大嶋竜太郎・第三代宗家や同道場生ら18人が体術を披露。雨のため、奉納は拝殿で行われたが、多くの参拝者らが演武に見入った。同大社での奉納は9回目となる。

 不二流体術とは、突き、蹴り、投げなどといった古来から伝わる日本伝統の総合武術で、審判のいないルール不在の中で行われるのが特徴。開祖・古賀不二人師が、合気道開祖・植芝盛平師、親和体道開祖・井上方軒師を源流に、真の合気武術を目指してより実践的に練り上げた。

 二代宗家・田中光四郎師を経て、現宗家の大嶋さんに伝えられた奥義は、講道館出身の柔気流宗家・八木不動師から伝授された柔気流の技を加えて、今や一段と深みを増している。

 新宮道場は11年前に発足。道場生らは山本師範代や平瀬公士初段らの指導の下、同市木ノ川会館で稽古に励んでいる。

 奉納奉告祭の後に行われた奉納演武では、道着やはかま姿の演武者の技の数々に、居合わせた参拝者らが大きな拍手を送った。また、今回の奉納では、熊野鬼城太鼓(湊達也代表)の演奏と「藤紀流」藤紀実美家元による舞踊も奉納された。

 演武を見守っていた上野宮司は「小さなお子さんも一生懸命に演武に励んでおり、将来の達人を目指しておられる姿に感銘を受けた。武道は神様を仰ぎ、己を律していく、日本人古来の生き方を実践しておられる」と大嶋宗家らに感謝を伝えた。

 山本師範代は「新型コロナも5類に移行となり、今回は気持ち的にも思いっきり演武することができた。何事も継続が大事で、回を重ねるごとに皆のレベルも上がる。これからも繰り返し継続してやっていきたい」と思いを語った。

 新宮道場の稽古日は毎週月・木曜日で子ども教室は午後7時~、一般は8時~。初心者や女性も歓迎している。問い合わせは山本師範代(電話090・1266・2684)、平瀬さん(電話090・7112・1087)まで。

(2023年5月17日付紙面より)

奉納演武会に参加した皆さん=14日、熊野速玉大社
大嶋竜太郎宗家らが演武を奉納した
熊野鬼城太鼓の太鼓演奏
藤紀流の藤紀実美家元が舞踊を披露
2023年05月17日
92 旭の森に覆われて現存
 望楼の芝の海軍望楼跡  (串本町 )

 串本町潮岬にある望楼の芝の一角、旭の森内に残る海軍望楼跡=写真①。最近の松枯れ対策で森が半ば切り開かれ、以前より訪ねやすい状態となっている。

 旭の森は県道潮岬周遊線から本州最南端の展望所に向かって右手にある木々の茂み。その南側の林中に海軍望楼跡があり、切り開かれたことで周囲には望楼とは別の遺構も散見できる。

 町教育委員会発行の冊子「串本町の戦争遺跡」によると、この望楼は1894年の海岸望楼条例公布に伴い沿岸監視拠点として設置。1900年に海軍望楼と名称変更され、手旗信号で沖合を通る船舶と交信しては有線通信で海軍省などへ伝えるなどの役割を果たしていた。無線通信の普及により望楼の歴史的使命は終わり、10年に廃止となった。その当時は官舎2棟が付帯し、家族含め14人が常駐していた記録も残っている。

 後に太平洋戦争が始まり船舶を攻撃する敵潜水艦を監視する見張り台として一時的に活用されたが、戦後は役目を帯びることなく旭の森で覆い隠されている。取り壊されることはなく、75年ごろまでは屋根が残っていたがその後に崩落したとある。

 望楼の芝は古く楠平見と呼ばれていたが、望楼が設置されたことで現在の呼び名に。太平洋戦争時に機銃掃射を受け、残存する壁にはその弾痕=写真②=を今も見ることができる。表層を砕き割り内部のレンガを深くえぐる穴は人力では到底再現できるものではなく、戦争はそのような凶弾を人に向けて放つ。海軍望楼跡は町が2011年に平和の尊さを考えさせる戦争遺跡の一つとして指定し、呼び名の由来でもあるその存在が改めて知られるところとなっている。

(2023年5月17日付紙面より)

①串本町指定戦争遺跡「海軍望楼跡」
②残存する壁に刻まれている弾痕
2023年05月17日
93 9日間で8万人超 GWの熊野本宮大社 

 多くの日が好天に恵まれた今年のゴールデンウイーク(GW)中、熊野三山にも多くの参拝客が訪れた。熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)では、4月29日から5月7日までの9日間の合計で8万人を超えた。

 熊野本宮大社の各日の内訳は▽29日が約2800人▽30日が約6600人▽1日が約6450人▽2日が約8770人▽3日が約1万830人▽4日が約1万5450人▽5日が約1万7280人▽6日が約9590人▽7日が約3200人―だった。

 同大社の神職は「正月ぐらいの人出で、参拝客が神門の外まで並んでいた。交通整理や、境内での人員整理が必要なぐらいの状況だった」と述べた。

 熊野那智大社(男成洋三宮司)では、いずれも3日、4日、5日の順で▽約2000人▽約3000人▽約3500人が参拝。那智の滝には▽約2910人▽約3250人▽約3420人が訪れた。

 今年と同じく行動制限がなかった昨年のGWは、同じく3日、4日、5日の順で、熊野那智大社が▽約1700人▽約2000人▽約1600人。那智の滝は▽約1800人▽約2010人▽約1830人だった。比較すると、いずれの日も昨年より増加したことが分かる。

 同大社の神職は「体感では、1割から2割ほど増えたように感じた。4日の午後から5日の終わるぐらいが忙しかった」と話した。

 熊野速玉大社(上野顯宮司)では、人数までは分かりかねるものの、神職の印象としては「昨年のGWより多かったように感じた」とのことだった。

(2023年5月17日付紙面より)

神門の外まで参拝客が並んだ=4日、熊野本宮大社(同大社提供)
2023年05月17日
94 優勝は田中聰・南紀子組
 総合スポーツ大会ソフトテニス  (ゆうゆうクラブ )
2023年05月17日
95 三輪崎、2部門ともに制す
 県スポ少剣道東牟婁予選  
2023年05月17日
96 「その人らしさ」取り戻す  医療ゼミでリハビリ学習  (近大新宮 )
2023年05月17日
97 新部長に浦賀英昭さん  4年ぶりに通常総会開く  (南紀くろしお商工会青年部 )
2023年05月17日
98 青白くてまるで幽霊?  神倉山にギンリョウソウ  
2023年05月17日
99 地域に愛され20年  「はまのデイケア」で記念式典  (新宮市 )
2023年05月17日
100 横断前はハンドサインを  コンビニで呼びかけ  (交通安全運動 )
2023年05月17日
101 神園さん、津本自主防に感謝状  有城さんを運営委員長に選出  (きぼらんせ総会 )
2023年05月17日
102 屋内ながら多くの人出  古座街道青空マルシェ  (古座川町 )
2023年05月13日
103 「土と水と緑の学校」4年ぶりに
 アジア協会メンバーらが市長訪問  (新宮市 )

 (公社)アジア協会アジア友の会の村上公彦事務局長ら5人は11日、新宮市の田岡実千年市長を訪問し、新型コロナウイルス感染症の影響で3年間実施できずにいた「土と水と緑の学校」の再開に向け意見交換。学校に対する思いや今後の課題などを共有した。

 「土と水と緑の学校」は、新宮市、アジア協会アジア友の会、(一財)新熊野体験研修協会が主催する自然学校。大自然の中、地球の基本である土、水、緑について学び、その役割や大切さに気付いてもらうことを目的に1984年に開始した。

 40年にわたり、子どもたちの健全育成に寄与。毎年、約80人の小中学生が夏休みを利用して参加し、高校生以上のリーダーの協力を得て共同生活やさまざまな体験を通して熊野の自然やコミュニケーションの大切さなどを学んでいる。これまで、延べ2952人の子どもたちが参加した。

 前回、2019年には地元や大阪周辺、同市の姉妹都市・宮城県名取市から76人の子どもたちが参加。同市高田の高田グリーンランドを中心に、5泊6日の日程で班ごとに分かれてキャンプやカヌー遊び、水生昆虫の観察、ホエールウオッチングなどを体験したが、新型コロナウイルス感染症の影響で翌年以降は中止となっていた。

 今年は、新型コロナの5類移行などを背景に、日にちの短縮や参加人数の定員を約半数にするなどの対策を講じながらも8月4日(金)~8日(火)の日程で実施していく計画としている。

 この日、田岡市長と村上事務局長らは「リーダーの募集を始めているがリーダーの育成も必要」「3年のブランクは大きく、ノウハウの継承も難しい」などと現状や課題を共有。

 4年ぶりの開校に向け、村上事務局長は「事故のないように子どもたちに指導したい。今の子どもたちは体験が少ないと感じている。熊野の自然を体験していただき、機転力や洞察力、創造力などの知恵を養ってほしい」。

 田岡市長は「4年ぶりに開校できて本当にうれしい。子どもたちの元気な姿が見られることを、今から楽しみにしています」と話していた。

(2023年5月13日付紙面より)

アジア協会アジア友の会のメンバーらが田岡実千年市長(中央左)を訪問した=11日、新宮市役所
2019年当時の「土と水と緑の学校」閉校式の様子
2023年05月13日
104 交通安全呼びかける
 ドライバーらに街頭啓発  (那智勝浦町・太地町 )

 那智勝浦町では「春の全国交通安全運動」の初日となる11日午前7時30分、同町天満のAコープなち店前や汐入橋交差点付近で早朝街頭啓発があった。

 出勤の時間帯に合わせた運動期間中の恒例行事。堀順一郎町長や町職員をはじめ、町交通指導員協議会、交通安全協会新宮支部、新宮警察署、JAみくまの農業協同組合、那智勝浦自動車教習所などから25人が集まり、啓発を行った。

 堀町長が「思いやりを持って交通安全に取り組むことで、事故の減少にもつながる。皆さまが安心して暮らせる町にしていきたい」と訓示。

 町交通指導員協議会の塩﨑一男会長が「通勤・通学時間帯と重なり、交通量も多いと思いますので、啓発物資を渡す際には、ご自身が事故に遭わないよう、しっかりと安全確認をしていただきますようお願いいたします」とあいさつした。

 参加者はドライバーたちに「こどもを始めとする歩行者の安全の確保」「横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上」「自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守(じゅんしゅ)の徹底」など、運動の重点を記したチラシや町交通指導員協議会の発足50周年記念タオルなどの啓発物資を配布した。

 「現在、春の全国交通安全運動を実施しています。運転の際はお気を付けて、安全運転でお願いします」などと呼びかけた。

  □     □

 太地町太地の小畑石油前の交差点においても、午前10時45分ごろから街頭啓発を実施した。

 新宮署、交通指導員会、町職員、町立太地小・中学校の保護者、和歌山県職員、関西電力などから20人が参加し、啓発に取り組んだ。

 参加者は田辺市出身の落語家・桂三歩さんと共に声がけをしながら、啓発物資を配った。

 桂さんは「皆さま、安全運転を心がけておられるが、慣れが出てしまうと、事故につながる可能性もある。啓発を通して、交通安全の意識や大切さに気付いていただければ」と話していた。

(2023年5月13日付紙面より)

早朝街頭啓発に取り組む参加者ら=11日、那智勝浦町のAコープなち店
ドライバーらに交通安全を呼びかける=同日、太地町の小畑石油前の交差点
2023年05月13日
105 移動販売先で見守り活動
 串本町と自社作成の協定締結  (有限会社岡村 )

 三重県松阪市に本社工場を置く「有限会社岡村」(西口鐵也代表取締役)が11日、串本町と地域における見守り活動に関する協定を締結した。

 同社は1952年創業の豆腐・揚げ類製造販売会社。95年から移動販売業務を始め、その先々の地域から寄せられる見守り活動への誘いに応えて2020年9月、自社作成の同協定を伊勢市と初締結した。以降、今月10日までに三重県内で28市町村、和歌山県内で新宮市と那智勝浦町の2市町と締結済み。串本町との締結は同社として31例目、和歌山県内では3例目となる。

 この日は西口代表取締役と髙橋千秋顧問、金谷英生・営業課長兼総務課長が同町役場本庁舎を訪ね、田嶋勝正町長と福祉課の鈴木一郎課長が応対。両代表名で同協定書2通に署名をして締結し、西口代表取締役は「普段やっていることの範囲で町のお役に立てることは、私どもにとってもありがたいこと。地域の方にもっともっと使っていただけるようやっていきたい」、田嶋町長は「串本町も高齢化率が大変高く、65歳以上の1人住まいが2654軒もあるまち。健康なうちは特に問題なく生活されているが、年を重ねるごとにいろいろな不調が出て(周囲から)『あの人どうしたのかな』といった声が聞こえてくることもある。共に協力をさせていただくので、今後とも末永くよろしくお願いしたい」とあいさつを交わして歩み寄った。

 この協定は移動販売先で住民の異変に気付いた場合に自治体などとただちに連携し、迅速かつ適切な対応に寄与する内容。同社は現在白浜町や上富田町方面まで移動販売網を広げていて、同協定の内容にかなう展開が見込める状態に達し次第その地域の自治体に締結を申し入れるという。

  □     □

町の高齢者見守り協力事業者登録も



 この協定の趣旨は同町が22年度から導入している高齢者見守りネットワーク事業に通じる面があり、締結を機に同町はこのネットワークの協力事業者となることを同社に提案。承諾が得られたため締結後にその登録証を交付した。町内2事業者に続き3例目で、今後も登録増を目指すという。

 この事業の問い合わせは町福祉課(電話0735・62・0562)まで。

(2023年5月13日付紙面より)

協定書に署名する西口鐵也代表取締役(右)と田嶋勝正町長=11日、串本町役場本庁舎
2023年05月13日
106 まちのどこに何がある
 3年生児童が校区探検  (神倉小学校 )

 新宮市立神倉小学校(藪中秀樹校長)は11日、3年生の社会の授業の一つとして、校区探検を行った。70人の児童が旧市内を巡り、校区内のどこに何があるかを確かめた。

 教職員の引率で、学校を出発。▽和歌山地方裁判所新宮支部▽浮島の森▽新宮市保健センター▽オークワ新宮仲之町店▽仲之町・丹鶴・駅前本通り商店街▽新宮郵便局▽新宮駅▽徐福公園・蓬莱公園▽市役所・中央児童館▽井の沢放課後児童クラブ―を巡って学校に戻った。

 児童らは、地図やメモ、方位磁石、カメラなどを持って歩いた。方位磁石で時折、方角を確かめながら移動。中継点で立ち止まり、教職員に教わりながら、場所を地図に記録した。気付いたことはメモを取り、カメラで写真に収めるなどした。教員は「学校に戻ったら、地図記号を確かめてみよう」と呼びかけていた。

 児童らは道中、見慣れない物を見つけて友人と「何だろう」と話し合ったりしていた。浮島の森では「あれは浮いているの」と教員に尋ねていた。

(2023年5月13日付紙面より)

校区内を巡りどこに何があるかを確かめた=11日、新宮市の浮島の森
2023年05月13日
107 2大会で上位入賞果たす
 新宮ジュニアレスリングクラブ  
2023年05月13日
108 ボールに触れ競技楽しむ
 新宮RFCが「ラグビー体験会」  (新宮市 )
2023年05月13日
109 学校統合の説明受ける  育友会総会で保護者ら  (城南中学校 )
2023年05月13日
110 ジャケツイバラの花  熊野地方各地で  
2023年05月13日
111 「熊野誌」第66号発行  発売に合わせ常設展拡大  (新宮市立図書館 )
2023年05月13日
112 鈴島で「チゴガニダンス」  新宮市  
2023年05月13日
113 多くが集える憩いの場完成  瀧岡さんの友人らが祝う  (那智勝浦町 )
2023年05月13日
114 園庭開放、4年ぶり再開  6月20日にかけ全保育所で  (紀宝町 )
2023年05月13日
115 御浜中「自転車安全モデル校」に  「春の全国交安運動」出発式  
2023年05月13日
116 ホタル飛ぶ美しい町に  守る会が小学校で授業  (紀宝町 )
2023年05月13日
117 種から育てた苗を水田へ  三尾川小児童らが田植え  (古座川町 )
2023年05月13日
118 物資配り安全意識促す  くじ野川で春交安街頭啓発  (串本町 )
2023年05月13日
119 常設の利点生かし園芸も  集いの場で「桜カフェ」  (古座川町 )
2023年05月13日
120 お悔やみ情報
  
2023年05月02日
121 感謝をささげ、冥福祈る
 梶取崎で「鯨供養祭」  (太地町 )

 太地町は4月29日、過去に古式捕鯨の見張り台であった同町の梶取崎(かんどりざき)公園で「鯨供養祭」を営んだ。町漁業協同組合(脊古輝人代表理事組合長)、太地いさな組合(小畑充規組合長)、地域捕鯨を守る太地町連絡協議会(水谷育生会長)、町職員など約20人が参列し、古くから町民の生活の糧としてきたクジラへの感謝をささげ冥福を祈った。

 例年は100人ほどが参列しているが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今年も関係者のみでの実施となった。

 東明寺の関国昭住職が読経を行い、参列した各団体の役員や町幹部らが「くじら供養碑」に手を合わせた。

 参列した脊古代表理事組合長は「クジラたちの供養のためのありがたい行事。今後も誇りを持って継続していただきたい」。

 小畑組合長は「私たちはクジラの命を頂いて仕事をしている。食肉処理し市場に流通するのはどの肉にも共通すること。昔からクジラを捕って村が潤っていた。それが今の私たちにつながっている。若い乗組員や子どもたちにつないでいけるような仕事にしたい」と話した。

 漁野洋伸副町長は「太地町は400年以上クジラと共に歩み、その恵みで発展してきた。クジラの命の大切さやありがたみは町民が一番理解している。その思いを胸に刻みながら、今後もまちづくりに力を注いでいきたい」と語った。

 同町によると、来年は例年通りの「鯨供養祭」を営む予定だという。

(2023年5月2日付紙面より)

クジラに感謝をささげ冥福を祈る参列者ら=4月29日、太地町の梶取崎公園
今年も規模を縮小し実施
2023年05月02日
122 一人一人が尊重される社会を
 第94回新宮・東牟婁メーデー  

 労働者らによる決起集会「第94回新宮・東牟婁メーデー」が4月29日、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で、通常形式で4年ぶりに開催された。「支え合い・助け合う社会をつくり、くらしをまもる!笑顔あふれる未来をめざし力を合わせ、ともに進もう!」とするスローガンなどを承認し、安心社会の実現を目指す宣言をした。

 メーデー(労働者の日)は、労働者が権利要求と集会などの活動を行う日。第1回メーデーは1920年5月に東京で開かれた。

 主催は連合和歌山紀州熊野地域協議会。新型コロナウイルスの影響で、イベントを伴うメーデーは3年間中止となっていた。この日は、10団体約150人が参加した。

 式典では西瀬憲宏実行委員長は協力団体らに感謝を述べるとともに、5類移行となるコロナへの対応やロシアによるウクライナ侵攻を非難し、恒久平和を求めるとした。

 物価高にも触れ「連合では、28年ぶりに5%の賃上げ目標を掲げた。大手企業労使のけん引で、平均賃上げ率は3・69%と30年ぶりの高さとなった。一人一人が尊重され、誰一人として取り残されない、働くことを軸とする安心社会の実現に向け、協議会は心を一つにし、地域に根差した連合運動の推進を図っていく。多様性を認め合う社会を目指し、全ての仲間が連携し力強く行動することを皆さまにお願い申し上げます。共に頑張りましょう」と訴えた。

 来賓の東牟婁振興局の鳥羽真司局長と同町の瀧本雄之副町長らが祝辞を述べた。続いて、安藤大輝副実行委員長による「ガンバロウ三唱」が行われた。

 第2部「ゆとり・豊かさフェスティバル」では、ホットドッグ、唐揚げ、くじ引き、輪投げ、牛串などの模擬店が並び、「カウイオナラニ」によるフラダンスやTeam雅龍(がりゅう)によるよさこいのステージ披露があった。

 そのほか、豪華景品が当たる福引きや、北越コーポレーションによる「紙であそぼう!」「巨大おり紙・らくがきコーナー」、子ども対象のお菓子釣りもにぎわった。最後は「もち&お菓子まき」が盛大に行われた。

(2023年5月2日付紙面より)

「ガンバロウ三唱」を行う各団体の皆さん=4月29日、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場
多くの人でにぎわった
2023年05月02日
123 潮風受け、七里御浜に250匹
 最後の「泳げ!鯉のぼりくん」  (熊野市 )

 ゴールデンウイークの風物詩「泳げ!鯉(こい)のぼりくん」が4月29日、熊野市の七里御浜海岸で4年ぶりに復活した。1㌔にわたり約250匹のこいのぼりが潮風を受け、気持ちよさそうに泳いでいる。5日(金・祝)まで。

 未来を担う子どもたちの成長を願い、七里御浜鯉のぼりの会(森岡忠雄代表世話人)が主催。毎年、市民らから寄せられたこいのぼりを掲揚してきたが、36回目の今回で最後となった。

 初日は、地元住民、協力団体、木本高校JRC部もボランティアで参加し、会員と共に掲揚作業。色とりどりのこいのぼりを結び、大空に放った。

 大小さまざまなこいのぼりが熊野の空に泳ぎ始めると、訪れた人たちから大きな拍手が上がった。森岡代表は「40年で36回目の開催となった。皆さんの思いがつながり続けることができた。観光客、帰省客の皆さんのゴールデンウイークの思い出になれば」と話していた。

 40年の節目を記念して、HanaHanaフラ、ダンスチームM’s、HulaHAPUNAの3チーム合同によるミニステージが3日(水・祝)午前11時から会場近くで開かれる。

 同会では今年で解散を決めており、継承する団体や有志などがあればこいのぼりや新調したばかりのロープ、ワイヤー、設置のノウハウなど引き継いでいきたいとしている。

(2023年5月2日付紙面より)

5日まで開催中の「泳げ!鯉のぼりくん」=4月29日、熊野市の七里御浜海岸
2023年05月02日
124 知って「防犯・防災・防衛」
 家族連れでフェスにぎわう  (自衛隊和歌山地方協力本部 )

 新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で4月30日、ゴールデンウイークスペシャルイベント「紀南で防犯・防災・防衛フェスティバル」があった。さまざまな体験コーナーも設けられ、多くの家族連れなどでにぎわった。

 自衛隊和歌山地方協力本部が主催。同店や新宮警察署、那智勝浦町総務課防災対策室、自衛隊三重地方協力本部、航空自衛隊第5警戒隊が協力した。

 自衛隊の活動を知ってもらうとともに、これから迎える出水期を前に防災意識を高め、また、全国で被害が相次ぐ特殊詐欺などの犯罪に対する認識を深めてもらうことなどを目的に実施。29、30の両日、御坊市と田辺市においても同趣旨のイベントが開催された。

 イベント会場では、紀伊半島大水害、東日本大震災、阪神・淡路大震災の被害の様子を紹介するパネルや、災害備蓄品、簡易トイレ、パトカーや白バイ、軽装甲機動車などの紹介もあり、買い物客らは足を止めて展示に見入っていた。

 体験ブースでは缶バッジ作りや南極の氷展示、ロープワーク体験などがあり、自衛隊制服体験では、子ども用の制服を着せてもらい、マスコットキャラクター「みかんの助」や軽装甲機動車と共に写真を撮る親子連れの姿も多く見られた。

 同協力本部の住野具視・新宮地域事務所長は「自衛隊が活躍する場面がないことが一番だが、防衛のためや、災害発生時に動くことができるために、日々訓練に励んでいます。活動にご理解いただければ」と話していた。

(2023年5月2日付紙面より)

自衛隊の制服で「ハイ、ポーズ」=4月30日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店
親子連れなどでにぎわう体験コーナー
2023年05月02日
125 俳句と山草が見事に調和  喫茶きよもんで恒例の展示  (那智勝浦町 )
2023年05月02日
126 皇室の弥栄や国民の安泰祈る  昭和祭を厳かに斎行  (熊野那智大社 )
2023年05月02日
127 本年度の事業計画など承認  王子地区福祉委員会が総会  (新宮市 )
2023年05月02日
128 状況に応じた感染対策を  5類移行を受け、方針示す  (和歌山県 )
2023年05月02日
129 本紙エリアで6人受章  令和5年春の叙勲  
2023年05月02日
130 「こざがわ本棚」引き継いで  サテライト古座で植本祭  (串本町 )
2023年05月02日
131 望楼の芝に交流の歓声響く 小学校遠足シーズン始まる (串本町)
2023年05月02日
132 笑顔あふれる未来目指し  第94回紀南地区メーデー  
2023年05月02日
133 「お出かけ」楽しんで  熊野市立図書館で展示  
2023年05月02日
134 運動会や趣味の作品展も  4年ぶりに総会を開催  (紀宝町老連 )
2023年05月02日
135 例大祭で平穏願う  子どもたちも楽しむ  (貴祢谷社 )
2023年05月02日
136 お悔やみ情報