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2023年05月30日
1 連携事業の充実目指し
 東大にふるさと納税寄付金を贈呈  (新宮市 )

 新宮市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」で28日、「ふるさと納税導入記念式典」があり、田岡実千年市長が、東京大学にふるさと納税の寄付金57万2460円(昨年10~12月分)を贈呈。同大学理事の津田敦副学長が目録を受け取った。

 市と同大学文学部は2021年3月、相互に連携協力することにより次世代人文学の構築、市・熊野地方における学術の振興と地域活性化に資することを目的に連携協定を締結。セミナーなどの開催を通して地域振興や交流促進、地域連携活動などを展開している。

 同協定に基づく取り組みの一環として昨年10月、東大ネットワークを活用したふるさと納税の周知による連携事業の充実やシティプロモーションの向上を図ることなどを目的に、両者はふるさと納税を活用した連携協力を開始。市は、ふるさと納税寄付者が選択する寄付金の使途名目に「東京大学との連携事業の推進」を追加した。

 使途名目で集まったふるさと納税の一部を東大に寄付し、新宮・熊野地方における地域連携事業の展開などに活用する。なお、本年度からは企業版ふるさと納税に関する連携協力も展開するに至った。

 この日、「聖地と海―熊野との比較」をテーマにした「東大人文・熊野フォーラム」に合わせて行われた式典では、田岡市長が「使途目的を追加させていただいたところ、同大学卒業生や関係者の方からの多くの寄付を頂いた」と感謝。

 「本年度から企業版ふるさと納税に関する連携協力を実施することになった。東大ネットワークを活用して企業への寄付依頼を連携して行い、熊野新宮の豊かな歴史・文化・自然を後世へと伝えていく事業を推進していきたい」とあいさつした。

 同大学の藤井輝夫総長は「ふるさと納税連携では、最初のわずか3カ月で250件以上もの申し込みがあったと聞いており、関係者や卒業生からも高い関心が寄せられていると感じる。今後も内外の皆さまとの対話を重視していきたい」などとオンラインを通してメッセージを送った。

 寄付金贈呈後には、同大学名誉教授で、元文化庁長官、多摩美術大学理事長の青柳正規さんの記念講演があった。

 青柳さんは「豊饒(ほうじょう)の海 地中海」をテーマに、「ギリシャの英雄叙事詩『オデュッセイア』などに大きな影響を与えている」として、海や海流が古代地中海世界や人類にもたらした文化・歴史・芸術的背景などに言及。地域の遺産について「未来の世代のためにこれらを保存しなければ」と語った。

(2023年5月30日付紙面より)

田岡実千年市長(左)が東京大学の津田敦副学長に寄付金の目録を手渡した=28日、新宮市の「丹鶴ホール」
青柳正規さん
2023年05月30日
2 豊富な出店でにぎわう
 太田の郷でフリーマーケット  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町南大居の交流センター「太田の郷」で27日、フリーマーケットが開催された。町内外から約50店が出店し、地元の農産物や雑貨など豊富な品物を求めて多くの来場者でにぎわった。

 太田地区の良さを広め、太田の郷の利活用を進めようと、地域おこし協力隊や集落支援員が企画したのがきっかけで始まったフリマで、春と秋の恒例行事になっている。当初は7日に開催予定だったが、雨天による2回の延期を経て開催した。

 会場には手作りのアクセサリーやスイーツ、新じゃが・新タマネギなどの農産物、古着や雑貨、アロマ体験など多種多様な品物が並び、フリマ開始時には駐車場がいっぱいになるほどの人出。メダカすくいやおもちゃすくいには子どもたちの行列ができていた。

 同町下里から家族で訪れた久原結月さん(6)は「今日はおもちゃすくいをした。お母さんはお洋服、お兄ちゃんはフィギュアを買っていた」。地元の太田から参加した畑下陸君(6)は「マインクラフトが好きで、人形をゲットした。ラジコンも」とそれぞれ掘り出し物を手に入れて笑顔を見せていた。

 集落支援員の谷口真美さんは「雨天でも室内で開催できるよう段取りするなど、来場者・出店者に参加してもらいやすいように工夫していきたい」と話していた。

(2023年5月30日付紙面より)

大勢の来場者でにぎわう=27日、那智勝浦町の交流センター「太田の郷」
2023年05月30日
3 ウミガメ産卵前に清掃
 パトロールは6月から  (紀宝町 )

 アカウミガメの産卵シーズンを前に紀宝町井田の井田海岸で28日、清掃活動があり、町ウミガメ保護監視員や道の駅ウミガメ公園の飼育員らがウミガメの上陸に障害物などがないようごみを拾い集めた。

 町は1988年に全国初のウミガメ保護条例を制定し、産卵時期のパトロールや情操教育を目的にした小学校でのふ化活動などウミガメの保護・啓発に取り組んでいる。今年も6月1日(木)から7月末まで町が委嘱した保護監視員によるパトロールを行う。

 清掃活動はウミガメ公園による毎月1回のイベント「にっこにこクリーンフェスタ」に合わせて計画し、事前に公園の交流サイト(SNS)を見たり、当日の館内放送を聞いたりした一般客も多く参加した。飼育員の伊藤柊也さんが「アカウミガメの産卵時期を前に人工的なごみを拾い、きれいな海岸にしましょう」と呼びかけると、参加者はごみ袋を手に海岸へ向かった。

 御浜町志原から小学2年生と4歳の息子と共に参加した濵口真紀さんは「ゴールデンウイークにウミガメの放流イベントに参加し、ウミガメをとても身近に感じました。清掃活動があることを知人に聞き、子どもたちと一緒に参加することにしました」と話していた。

(2023年5月30日付紙面より)

ごみを集める子どもたち=28日、紀宝町井田の井田海岸
2023年05月30日
4 五穀豊穣や家内安全祈る
 光明宝院で柴燈護摩法要  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町湯川の光明宝院(三村慈光住職)は28日、同寺敷地内の秘鍵大師像前で初の「柴燈護摩法要(さいとうごまほうよう)」を営んだ。屋外で斎行された法要に多くの信者らが参列。三村住職をはじめ、高野山真言宗阿闍梨(あじゃり)で蓬莱山山主の宮島基行さんや真言宗醍醐派の僧侶で当山派修験の行者、昨年得度した僧侶ら5人が読経などを行い、天下太平や家内安全などを祈願した。

 柴燈護摩法要は、真言宗を開いた弘法大師の孫弟子に当たる聖宝理源大師が初めて行ったといわれ、真言宗の修験道の法流を継承する寺院で営まれることが多いという。

 「柴」の字が当てられるのは山中修行で、正式な密具の荘厳もままならず、柴やまきで壇を築いたことが理由とされる。屋外に祭壇を築いて仏菩薩(ぶつぼさつ)を招き点火し、前述の天下太平などに加え、五穀豊穣(ほうじょう)や病気平癒、海上・交通安全などを願う法要。

 宮島さんが大祇師(だいぎし)を務め、行者や僧侶が作法にのっとり読経し、ほら貝を吹いた。護摩壇には大きな火柱が上がる中、参列者の祈願文を書いた木札がおたき上げされた。

 三村住職は「数日前から、供物やまかないづくりへのご協力ありがとうございました。おかげさまで無事に厳修できました。今後は毎年、やっていきたいと思います」。

 宮島さんは「光明宝院で初めて『柴燈護摩法要』ができ、一つ活動が前進した。この勢いを皆さまにも受けていただき、良い変化や良い前進をしてほしい。貴重な人生の時間が、良い発展となるように祈らせていただいた。火は物を燃やす。煩悩を燃やすことで物事がより分かりやすくなる。明るい炎を燃やして人生の糧にしてほしい。本日はありがとうございました」と語った。

 なお、この日は三村住職の友人が兵庫県淡路島で経営するアシャラカレーが出張し、完全菜食のカレー販売もあった。

(2023年5月30日付紙面より)

初の柴燈護摩法要が営まれた=28日、那智勝浦町の光明宝院
信者らが祈りをささげた
2023年05月30日
5 スローガン意識して熱戦  運動会などシーズン後半  (串本町 )
2023年05月30日
6 学校周辺、何がある  1年生が校区を探検  (神倉小学校 )
2023年05月30日
7 代表理事迎え学び深める  県中小企業家同友会新宮支部が例会  (新宮市 )
2023年05月30日
8 各委員会の活動計画承認  高田区が本年度総会  (新宮市 )
2023年05月30日
9 本年度事業など承認  新宮・東牟婁手をつなぐ育成会  
2023年05月30日
10 町議会の仕事に触れる  下里小6年生が社会見学  (那智勝浦町 )
2023年05月30日
11 海ごみゼロ目指し汗流す  渚の会がお蛇浦を清掃  (那智勝浦町 )
2023年05月30日
12 にぎやかに運動遊び  ママサークルさくらんぼ  (紀宝町 )
2023年05月30日
13 今年も8月15日に鵜殿港で  第17回紀宝町花火大会  
2023年05月30日
14 お悔やみ情報
  
2023年05月24日
15 踊りで地元盛り上げたい
 「海彩まつり」4年ぶりに開催  (新宮市 )

 当地方を中心に県内外の踊り団体が多彩な踊りを披露する「第14回南紀海彩(かっさい)まつり」(同実行委員会主催)が6月4日(日)の午前10時~午後3時、新宮市佐野の新宮港緑地で開催される。北道江利実行委員長は23日、同市緑ヶ丘の東牟婁振興局で会見を開き、4年ぶりの開催に向け「踊りで地元を盛り上げたい」と意気込みを語った。

 「南紀海彩まつり」は踊りを通じて地域、世代間の交流を深め、地域を活性化したいという思いから2006年に始まった。北道実行委員長が立ち上げた新宮市を拠点に活動するよさこいチーム「Team雅龍(がりゅう)」が、遠方でのイベント参加を通して他地方の団体と交流を重ねる中で抱いた「熊野地方にも来てほしい」といった思いがイベント開催への道標となった。

 回数を重ねるごとに参加団体、来場者ともに増加し、コロナ禍前の2019年には46団体が参加し、1700人以上(主催者発表)が会場に訪れた。なお、同イベントは新型コロナウイルス感染症の影響で翌年以降は中止を余儀なくされていた。

 今回は、当地方を中心に愛知県名古屋市や和歌山市、三重県伊勢市、鈴鹿市などから36団体が参加。よさこいやフラダンス、日本舞踊、ストリートダンスなどで会場を盛り上げる。近畿大学附属新宮高校・中学校吹奏楽部の演奏もイベントに花を添える。また、会場ではグルメやマルシェスペースも設けられるほか、和菓子のふるまい(数量限定)もある。

 フラッグショーやスタンプラリー、豪華景品が当たるタオルくじなどの企画も盛りだくさんで、新たな試みとしてLINE(ライン)を使用した「なぞとき」なども開催予定だ。

 北道実行委員長は「4年ぶりの開催で準備段階から忘れていることも多々あったが、踊り子だけではなくみんなが楽しめるイベントを目指している。多くの方に会場に足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。

 当日は小雨決行、荒天時は中止。イベントの詳細はホームページ(http://nankikassai.web.fc2.com/、QRコード)を参照。問い合わせは北道実行委員長(電話090・3052・4351)まで。

(2023年5月24日付紙面より)

4年ぶりの開催に向け、北道江利実行委員長(左)らがPR=23日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局
ホームページのQRコード
2023年05月24日
16 生き物の営みに触れる
 磯観察会に親子ら16人  (太地町立くじらの博物館 )

 太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)は20日、向島遊歩道沿いの磯で「磯のいきもの観察会」を開いた。町内外から親子16人が参加し、海の生き物たちの営みに触れた。

 磯の岩場や潮だまりに残された生き物を採集・観察することで、その生態や海洋環境について考え、小さな生き物たちの営みに触れてもらおうと開催した。

 この日は荻原拓さんら博物館スタッフがガイドを務め、海で遊ぶときの注意点や危険な生き物について解説。参加者たちはライフジャケットや軍手を身に着け、生き物探しへ出発した。

 岩場や潮だまりの海藻の中にはさまざまな生き物が動いており、ハゼやナマコ、ウニ、ヤドカリなどが発見された。海藻のような毛が密生したケブカガニや、体中に海藻やサンゴを付けて天敵からカムフラージュしているイソクズガニ、体の上に小石などを乗せる習性を持つコシダカウニなどが発見された。

 日本一小さい魚ともいわれるゴマハゼや、顔がカエルに似ているといわれるカエルウオなどの魚類は、博物館スタッフが同定に協力した。

 家族で参加した森本美桜さん(太地小5年)は「今日捕まえたのはムラサキウニ。家から海が近いので、磯で遊ぶのが好きです。ウツボを捕まえたかったな」と話していた。

(2023年5月24日付紙面より)

博物館スタッフが生態解説=20日、太地町
ウニを捕まえる親子
2023年05月24日
17 サブカルチャーで盛り上げ
 大島支館が映画上映会開く  (串本町公民館 )

 串本町公民館大島支館(古田茂丈支館長)が20日夜、紀伊大島開発総合センターで映画上映会を開き20人が映画館を意識した視聴環境で作品鑑賞に親しんだ。

 この上映会は、大島区長会の推挙に応えて本年度から着任した古田支館長(59)による新たな試み。自身の愛好を生かしてプロジェクターやスピーカーなど必要な資機材を教育委員会から借りて視聴環境を組み、区民の中心世代層を考慮して「なつかしい風来坊」(1966年製作)を初上映作品として選択。手作りの告知ポスターを掲げて、当日の来場を呼びかけた。

 スクリーンとして縦2㍍、横約3・5㍍の古布を調達。少し黄ばんでいるが試写で気になるほどではないと確かめ、画面の大きさ優先で同センター備え付けのスクリーンではなくこれを使うことを決めた。上映前にはBGMを流し、飲み物を配って来場を歓迎。上映中は古布の横幅いっぱいに作品を投影し、音響も映画館に近いレベルで響かせて鑑賞した。映画館を意識しているが社会教育活動なので、入場料は無料。今回の成果を素地にして今後、同支館の定例活動として年6回程度の実施を目指すという。

 「公民館だから文部科学省指定の映画を上映、とは考えていない」と語る古田支館長が見据える先は、サブカルチャーで区民が盛り上がる状況。秀でた伝統文化(水門祭など)を持つ一方、外の文化に親しむ経験が他の地域に比べてごく少ない点を映画の力で変えたいと意気込む。

 いまひとつ、映画はテレビや最近はスマートフォンなどでも見ることができるが映画館には一人や少人数の鑑賞では得られない「みんなで鑑賞し、みんなで興奮する」という独特の後味があり、その要素も取り入れて区内を盛り上げることにこだわっている。

 今後も洋邦問わず秀作を選びできうる限りの臨場感を出して上映するが、映画自体が若者志向の文化で年を取るほど見に行こうという気持ちが湧きにくくなる傾向があるので当面は機会が少ない年長を優先。若い頃に親しんだ興奮を思い出しながら鑑賞を楽しめるよう、レトロ作品を選ぶ流れで様子を見るという。

(2023年5月24日付紙面より)

映画館を意識した視聴環境を組んで映画上映会を実施=20日、紀伊大島開発総合センター

古田茂丈支館長
2023年05月24日
18 苗を手で1束ずつ
 色川棚田で田植え体験  (那智勝浦町 )

 棚田を守ろう会(峯茂喜代表)の主催による「田植え体験」が21日、那智勝浦町小阪の棚田「米作り体験農場」であった。近隣をはじめ大阪や名古屋から多数が参加。昔ながらの手植えで苗を植えた。

 同会は、2005年に前身団体が発足、翌年に名称を変更し、田植えや収穫の体験などを開催してきた。しかしコロナ禍の影響で中断し、この日は4年ぶりの実施となった。なお同町では11月に、第28回全国棚田(千枚田)サミットの開催を予定している。

 参加者は、会のスタッフの指導を受け、田植えに挑戦。はだしや長靴で田に入り、苗を1束ずつ、手で植えていった。手や服を泥で汚しながら、少しずつ作業を進めていた。

 峯代表(68)は「たくさん来てくれて喜んでいる。ここは色川の顔みたいなところ。できるだけ維持していきたい。ただ、会で維持ではなく、誰かが耕作してくれるのが本来の形。耕作してくれる人が(色川棚田に)入ってきてくれれば」と話した。

 事務局の吉田創さん(53)は「体験を機会にこういう場所があることを知り、田んぼを耕して生活してくれる人が増えたら。サミットも盛り上がれば」と語った。

 植える田は79枚で、面積の合計は0・4㌶。品種はコシヒカリともち米を少々で、豊作なら七、八百㌔の収穫になる。7月に草取り、9月に収穫の体験の実施を予定している。

(2023年5月24日付紙面より)

昔ながらの手植えで苗を植えた=21日、那智勝浦町小阪の米作り体験農場
2023年05月24日
19 奥村美羽さんが栄冠に
 西田君、森本さんも準優勝  (北道院拳法錬成大会 )
2023年05月24日
20 丸山・中平ペアが連覇
 新宮ソフトテニスが全国、近畿へ  (和歌山県予選 )
2023年05月24日
21 決勝は串本―みさき・那智勝浦
 学童軟式野球(B級)東牟婁大会  
2023年05月24日
22 例年通りの行事を予定  区民総会で青年会解散を説明  (新宮市佐野区 )
2023年05月24日
23 給食費無償化などの補正予算  6月定例会に上程  (那智勝浦町 )
2023年05月24日
24 早く育てと願い込め  サツマイモの苗植える  (熊野川中学校 )
2023年05月24日
25 児童7人が入部  王子ヶ浜少年消防クラブ結成式  (新宮市 )
2023年05月24日
26 英語の読み聞かせ会を試行  ECC古座教室の協力得て  (上野山こども園 )
2023年05月24日
27 先陣切って歓声響かせる  古座中初夏の体育祭挙行  (古座川町 )
2023年05月24日
28 受診率向上を訴え走破  がん研究支援呼びかけ29年目  (生命の駅伝 )
2023年05月24日
29 一大イベント、4年ぶり復活  10月に紀宝みなとフェス  (紀宝町 )
2023年05月24日
30 全力で競技に取り組む  7中学校で体育祭開催  (新宮市、那智勝浦町、太地町 )
2023年05月24日
31 お悔やみ情報
  
2023年05月23日
32 目指せ!インターハイ出場
 新宮市内の3高校で壮行会  

 和歌山県高校総合体育大会(インターハイ県予選)に向け、新宮市の県立新宮高校、県立新翔高校で19日、近畿大学附属新宮高校で22日、壮行会が開かれた。県内では5月下旬から31競技が行われ、優秀な成績を収めた選手・チームは7~8月のインターハイへの出場権を手にする。

  □     □

■新宮高校



 新宮高校では深野泰宏校長が激励。「(試合は)相手と戦うと同時に、自分自身との戦いでもある。支えてくれた方々への感謝を胸に、チーム一丸となって活躍してくれることを祈る。頑張って」と呼びかけた。3年生で生徒会長の磯﨑咲良さんも「記憶に残るような、良い大会になることを願う」と語った。

 これを受けて、各クラブの代表が決意を表明。「悔いのないよう全力を尽くす」「近畿大会への出場を目指す」「最後まで諦めずに頑張る」「自信を持って臨む」と力を込めた。

  □     □

■新翔高校



 新翔高校では出張中の宮井貴浩校長に代わり、上久保輝教頭があいさつ。「試合を楽しんで」「応援される選手、チームになって」「仲間や指導者を信じて」などと述べた。2年生で生徒会長の中澤優貴さんも「自分と仲間を信じて。健闘と活躍を祈る」と伝えた。

 出場選手を代表し、弓道部の主将を務める3年生の松畑真士希さんが宣誓。「ここまで来られたのは、顧問の先生や家族、仲間の支えがあったから。自分の力を信じ、練習の成果を発揮できるよう全力で頑張る」と強調した。

  □     □

■近畿大学附属新宮高校



 近大新宮高校では、出場する▽サッカー▽バレーボール▽バスケットボール▽卓球▽ソフトテニス▽空手▽なぎなた―の7クラブの代表がそれぞれの目標を掲げた。

 生徒会の前田一成会長は「皆さんはこれまで、一意専心の気持ちで努力を積み重ねてきた。その努力を尊敬している。力を発揮し、全力で楽しんできて」と激励した。池上博基校長はチーム一丸となることの大切さを述べ「近大新宮の良さは、選手が互いに思いやりを持って『頑張ろう』と声をかけ合えるところ。心を一丸として試合に臨んで」と語った。

(2023年5月23日付紙面より)

壮行会に臨む選手たち=19日、和歌山県立新宮高校
大会に出場する選手が入場=19日、和歌山県立新翔高校
拍手を受け選手たちが入場=22日、近畿大学附属新宮高校
2023年05月23日
33 熊野・新宮を広く発信
 総会で本年度事業など承認  (新宮ユネスコ協会 )

 新宮ユネスコ協会(中谷剛会長、個人53人、法人10社)は20日、新宮市井の沢の新宮ユーアイホテルで令和5年度総会を開いた。会員ら約20人が出席する中、本年度事業や予算などを承認。役員改選では中谷会長をはじめ、副会長や理事らを再任した。

 日本では、民間ユネスコ活動から起こったユネスコ運動が、政府、国会などに波及し、ユネスコ加盟の機運が高まっていったという経緯がある。1947年に宮城県で、世界で最初の民間ユネスコ運動団体「仙台ユネスコ協力会」が発足。新宮ユネスコ協会は2012年10月20日、和歌山県で7番目に立ち上げられた。

 開会に当たり、中谷会長があいさつ。「当協会においても新型コロナウイルス感染症の影響で2019年を最後に、恒例の講演会も開催することができなかったが、今年2月、『丹鶴ホール』でチベット出身の歌手・バイマーヤンジンさんをお招きし、文化講演会を開催することができた」と報告。

 現在、小康状態にある新型コロナウイルス感染症、ウクライナ情勢、ロシア政権などに言及し「ウクライナ侵攻はプーチン大統領の問題でありロシア国民の問題だと思っている。できる限り早い、より良い形の終結を望んでいる」と述べた。

 再任に当たっては「熊野・新宮をできるだけ発信していきたいという思いがある」と会員らに協力を求めた。

 来賓の田岡実千年市長は「先のバイマーヤンジンさんの講演では、チベットと日本の文化の違い、家族の在り方など、ユーモアを交えて語っていただき感動した」。

 同協会の日頃の活動や取り組みに感謝を伝え「今後も末永く文化や教育にご尽力いただけることを期待しています」とあいさつした。

 本年度の事業は▽ユネスコ文化講演会の実施▽熊野古道の実地学習と保全活動▽書き損じはがきキャンペーンへの参加▽平和への取り組み―などの事業を予定。県立新宮高校との共同活動として、新宮参詣曼荼羅(まんだら)の英語による絵解きも計画しており、ユネスコ・コングレス(代表者会)で発表する予定としている。

 総会後には、同協会理事の赤木克視さんによる講話「私の自然農法」があった。赤木さんは「技術がなく、費用がなくてもできる稲づくり」をテーマに、高田地区で自身が実践する自然農のノウハウを、獣害や害虫被害を含む失敗談などを交えながらスライドを使って説明。

 「素人も簡単に米を作れる方法を確立したと思っている。極めて安い金額で稲作をすることもできる」と紹介した。

(2023年5月23日付紙面より)

会員らが出席した総会の様子=20日、新宮市井の沢の新宮ユーアイホテル
中谷剛会長
赤木克視さん
2023年05月23日
34 全校一つになり活躍応援
 総体に挑む生徒を壮行  (串本古座高校 )

 和歌山県立串本古座高校(榎本貴英校長、生徒229人)が19日、第1体育館で総合体育大会出場選手壮行会を開き挑む生徒の活躍を期待して激励した。

 連帯感と愛校心の向上を目的とした生徒会執行部(前田美波会長)主導の恒例行事。本年度は▽サッカー部▽陸上競技部▽ソフトテニス部〈男女〉▽バレー部▽柔道部▽剣道部▽弓道部―が今月下旬~6月上旬に試合に臨む予定となっている。

 応援する側を代表して榎本校長は▽自信の気持ち▽仲間との絆▽周囲への感謝―を大切にして臨めば幸運が訪れ感動が得られると鼓舞し、「全校一つになって皆さんの活躍を応援する。しっかりと悔いを残さず頑張ってほしい」とあいさつ。各部の部長が大会日程と会場、意気込みを掲げ、同執行部の雑賀和さん(3年)は「これまれの練習の成果を十分に発揮できるよう全力で臨んでほしい。皆さんがこの部活に入って良かったと言えるような大会になるよう願う」と期待して壮行した。

  □     □

 各部が掲げた大会日程と会場は次の通り。

▽サッカー部=5月26日(金)、南山スポーツ公園〈初戦・対市立和歌山戦〉

▽陸上競技部=5月26日(金)~28日(日)、紀三井寺公園陸上競技場

▽ソフトテニス部=男子・6月1日(木)~3日(土)、女子4日(日)~5日(月)、かわべテニス公園

▽バレー部=6月3日(土)~4日(日)、田辺市体育センター

▽柔道部=6月2日(金)~3日(土)、白浜町立総合体育館

▽剣道部=6月5日(月)~7日(水)、和歌山ビッグホエール

▽弓道部=6月3日(土)~4日(日)、田辺市立弓道場

(2023年5月23日付紙面より)

総合体育大会に挑む生徒を壮行する雑賀和さんら=19日、和歌山県立串本古座高校
2023年05月23日
35 英霊に感謝し非戦と平和願う
 晴天の下、戦没者慰霊祭  (太地町 )

 太地町の飛鳥神社(髙橋正樹宮司)境内にある護国神社で20日、戦没者慰霊祭が営まれた。昨年は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの斎行となったが雨天のため、社務所内で斎行された。今年は晴天の下、遺族や関係者、自衛隊新宮地域事務所、三軒一高町長、太地町漁業協同組合、町職員ら約30人が参列し、国の繁栄の礎を築いた二百数十柱の英霊に感謝の誠をささげ、恒久平和を願った。

 同神社の例祭は遺族の高齢化などの影響で途絶えていたが、これを憂いた有志たちが友の会(久原拓美会長)を立ち上げて復活させた。今年で12回目。

 慰霊祭では、髙橋宮司が祝詞を奏上。参列者はそれぞれの思いを胸に白菊を供え、手を合わせた。

 久原会長は慰霊祭の準備などに取り組んだ関係者に礼を述べ「世界では紛争が絶えない。ウクライナの報道を聞くたびに心が痛む。悲惨な戦争は再び繰り返さない。世界の人々は平和に共存しなければならない。非戦と平和の願いを込め、現在の平安と繁栄の礎となられた方々の御霊(みたま)を安らかに祈らせていただいた」。

 戦後生まれの人々が多い現在に触れ「大多数の方が戦争を知らない現在。意識されることの少ない平和のありがたさ、命の尊さを再認識し、次の世代に伝えていくことが今を生きる私たちの責務だと考えます」と語った。

 髙橋宮司は「晴天の下、久しぶりに通常通りのお祭りができて良かった。各地でご遺族が少なくなる中、広い意味で町民や里の皆さまが遺族となる。お祭りは継続していくことが大切」と話した。

(2023年5月23日付紙面より)

遺族や関係者が参列した=20日、太地町の飛鳥神社
平和への祈りをささげる久原拓美会長
2023年05月23日
36 M氏賞など受賞者たたえる  熊野美術協会展表彰式  (新宮市 )
2023年05月23日
37 紀北支援学校が修学旅行  平安衣装で記念撮影  (那智勝浦町 )
2023年05月23日
38 美化意識の高揚図る  職員有志らが王子ヶ浜清掃  (新宮市 )
2023年05月23日
39 一日も早い開通に向け  熊野川河口に橋を架ける会が総会  
2023年05月23日
40 ハッチョウトンボ飛ぶ  国内最小、今年も羽化  (新宮市 )
2023年05月23日
41 害虫駆除に効果的  蓬莱地区福祉委員がホウ酸団子作り  (新宮市 )
2023年05月23日
42 絵本の世界を楽しむ  南大居保と大野保の園児  (那智勝浦町 )
2023年05月23日
43 自転車マナー向上へ  新翔高生徒が新宮署に協力  
2023年05月23日
44 「交通事故死ゼロを目指す日」  ルール順守を呼びかける  (紀宝署 )
2023年05月23日
45 人口減少対策などで意見聞く  議会と住民との懇談会  (御浜町 )
2023年05月23日
46 井上さん、松元さんが優勝  鵜殿区グラウンドゴルフ大会  (紀宝町 )
2023年05月23日
47 個別接種の受け付け始まる  コロナワクチン春開始接種  (紀宝町 )
2023年05月23日
48 作家を迎えて技術教わる  串本中2年木彫りに挑戦  (串本町 )
2023年05月23日
49 歓声響かせ熱戦繰り広げる  初夏の運動会体育祭始まる  (串本町 )
2023年05月23日
50 お悔やみ情報
  
2023年05月13日
51 「土と水と緑の学校」4年ぶりに
 アジア協会メンバーらが市長訪問  (新宮市 )

 (公社)アジア協会アジア友の会の村上公彦事務局長ら5人は11日、新宮市の田岡実千年市長を訪問し、新型コロナウイルス感染症の影響で3年間実施できずにいた「土と水と緑の学校」の再開に向け意見交換。学校に対する思いや今後の課題などを共有した。

 「土と水と緑の学校」は、新宮市、アジア協会アジア友の会、(一財)新熊野体験研修協会が主催する自然学校。大自然の中、地球の基本である土、水、緑について学び、その役割や大切さに気付いてもらうことを目的に1984年に開始した。

 40年にわたり、子どもたちの健全育成に寄与。毎年、約80人の小中学生が夏休みを利用して参加し、高校生以上のリーダーの協力を得て共同生活やさまざまな体験を通して熊野の自然やコミュニケーションの大切さなどを学んでいる。これまで、延べ2952人の子どもたちが参加した。

 前回、2019年には地元や大阪周辺、同市の姉妹都市・宮城県名取市から76人の子どもたちが参加。同市高田の高田グリーンランドを中心に、5泊6日の日程で班ごとに分かれてキャンプやカヌー遊び、水生昆虫の観察、ホエールウオッチングなどを体験したが、新型コロナウイルス感染症の影響で翌年以降は中止となっていた。

 今年は、新型コロナの5類移行などを背景に、日にちの短縮や参加人数の定員を約半数にするなどの対策を講じながらも8月4日(金)~8日(火)の日程で実施していく計画としている。

 この日、田岡市長と村上事務局長らは「リーダーの募集を始めているがリーダーの育成も必要」「3年のブランクは大きく、ノウハウの継承も難しい」などと現状や課題を共有。

 4年ぶりの開校に向け、村上事務局長は「事故のないように子どもたちに指導したい。今の子どもたちは体験が少ないと感じている。熊野の自然を体験していただき、機転力や洞察力、創造力などの知恵を養ってほしい」。

 田岡市長は「4年ぶりに開校できて本当にうれしい。子どもたちの元気な姿が見られることを、今から楽しみにしています」と話していた。

(2023年5月13日付紙面より)

アジア協会アジア友の会のメンバーらが田岡実千年市長(中央左)を訪問した=11日、新宮市役所
2019年当時の「土と水と緑の学校」閉校式の様子
2023年05月13日
52 交通安全呼びかける
 ドライバーらに街頭啓発  (那智勝浦町・太地町 )

 那智勝浦町では「春の全国交通安全運動」の初日となる11日午前7時30分、同町天満のAコープなち店前や汐入橋交差点付近で早朝街頭啓発があった。

 出勤の時間帯に合わせた運動期間中の恒例行事。堀順一郎町長や町職員をはじめ、町交通指導員協議会、交通安全協会新宮支部、新宮警察署、JAみくまの農業協同組合、那智勝浦自動車教習所などから25人が集まり、啓発を行った。

 堀町長が「思いやりを持って交通安全に取り組むことで、事故の減少にもつながる。皆さまが安心して暮らせる町にしていきたい」と訓示。

 町交通指導員協議会の塩﨑一男会長が「通勤・通学時間帯と重なり、交通量も多いと思いますので、啓発物資を渡す際には、ご自身が事故に遭わないよう、しっかりと安全確認をしていただきますようお願いいたします」とあいさつした。

 参加者はドライバーたちに「こどもを始めとする歩行者の安全の確保」「横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上」「自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守(じゅんしゅ)の徹底」など、運動の重点を記したチラシや町交通指導員協議会の発足50周年記念タオルなどの啓発物資を配布した。

 「現在、春の全国交通安全運動を実施しています。運転の際はお気を付けて、安全運転でお願いします」などと呼びかけた。

  □     □

 太地町太地の小畑石油前の交差点においても、午前10時45分ごろから街頭啓発を実施した。

 新宮署、交通指導員会、町職員、町立太地小・中学校の保護者、和歌山県職員、関西電力などから20人が参加し、啓発に取り組んだ。

 参加者は田辺市出身の落語家・桂三歩さんと共に声がけをしながら、啓発物資を配った。

 桂さんは「皆さま、安全運転を心がけておられるが、慣れが出てしまうと、事故につながる可能性もある。啓発を通して、交通安全の意識や大切さに気付いていただければ」と話していた。

(2023年5月13日付紙面より)

早朝街頭啓発に取り組む参加者ら=11日、那智勝浦町のAコープなち店
ドライバーらに交通安全を呼びかける=同日、太地町の小畑石油前の交差点
2023年05月13日
53 移動販売先で見守り活動
 串本町と自社作成の協定締結  (有限会社岡村 )

 三重県松阪市に本社工場を置く「有限会社岡村」(西口鐵也代表取締役)が11日、串本町と地域における見守り活動に関する協定を締結した。

 同社は1952年創業の豆腐・揚げ類製造販売会社。95年から移動販売業務を始め、その先々の地域から寄せられる見守り活動への誘いに応えて2020年9月、自社作成の同協定を伊勢市と初締結した。以降、今月10日までに三重県内で28市町村、和歌山県内で新宮市と那智勝浦町の2市町と締結済み。串本町との締結は同社として31例目、和歌山県内では3例目となる。

 この日は西口代表取締役と髙橋千秋顧問、金谷英生・営業課長兼総務課長が同町役場本庁舎を訪ね、田嶋勝正町長と福祉課の鈴木一郎課長が応対。両代表名で同協定書2通に署名をして締結し、西口代表取締役は「普段やっていることの範囲で町のお役に立てることは、私どもにとってもありがたいこと。地域の方にもっともっと使っていただけるようやっていきたい」、田嶋町長は「串本町も高齢化率が大変高く、65歳以上の1人住まいが2654軒もあるまち。健康なうちは特に問題なく生活されているが、年を重ねるごとにいろいろな不調が出て(周囲から)『あの人どうしたのかな』といった声が聞こえてくることもある。共に協力をさせていただくので、今後とも末永くよろしくお願いしたい」とあいさつを交わして歩み寄った。

 この協定は移動販売先で住民の異変に気付いた場合に自治体などとただちに連携し、迅速かつ適切な対応に寄与する内容。同社は現在白浜町や上富田町方面まで移動販売網を広げていて、同協定の内容にかなう展開が見込める状態に達し次第その地域の自治体に締結を申し入れるという。

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町の高齢者見守り協力事業者登録も



 この協定の趣旨は同町が22年度から導入している高齢者見守りネットワーク事業に通じる面があり、締結を機に同町はこのネットワークの協力事業者となることを同社に提案。承諾が得られたため締結後にその登録証を交付した。町内2事業者に続き3例目で、今後も登録増を目指すという。

 この事業の問い合わせは町福祉課(電話0735・62・0562)まで。

(2023年5月13日付紙面より)

協定書に署名する西口鐵也代表取締役(右)と田嶋勝正町長=11日、串本町役場本庁舎
2023年05月13日
54 まちのどこに何がある
 3年生児童が校区探検  (神倉小学校 )

 新宮市立神倉小学校(藪中秀樹校長)は11日、3年生の社会の授業の一つとして、校区探検を行った。70人の児童が旧市内を巡り、校区内のどこに何があるかを確かめた。

 教職員の引率で、学校を出発。▽和歌山地方裁判所新宮支部▽浮島の森▽新宮市保健センター▽オークワ新宮仲之町店▽仲之町・丹鶴・駅前本通り商店街▽新宮郵便局▽新宮駅▽徐福公園・蓬莱公園▽市役所・中央児童館▽井の沢放課後児童クラブ―を巡って学校に戻った。

 児童らは、地図やメモ、方位磁石、カメラなどを持って歩いた。方位磁石で時折、方角を確かめながら移動。中継点で立ち止まり、教職員に教わりながら、場所を地図に記録した。気付いたことはメモを取り、カメラで写真に収めるなどした。教員は「学校に戻ったら、地図記号を確かめてみよう」と呼びかけていた。

 児童らは道中、見慣れない物を見つけて友人と「何だろう」と話し合ったりしていた。浮島の森では「あれは浮いているの」と教員に尋ねていた。

(2023年5月13日付紙面より)

校区内を巡りどこに何があるかを確かめた=11日、新宮市の浮島の森
2023年05月13日
55 2大会で上位入賞果たす
 新宮ジュニアレスリングクラブ  
2023年05月13日
56 ボールに触れ競技楽しむ
 新宮RFCが「ラグビー体験会」  (新宮市 )
2023年05月13日
57 学校統合の説明受ける  育友会総会で保護者ら  (城南中学校 )
2023年05月13日
58 ジャケツイバラの花  熊野地方各地で  
2023年05月13日
59 「熊野誌」第66号発行  発売に合わせ常設展拡大  (新宮市立図書館 )
2023年05月13日
60 鈴島で「チゴガニダンス」  新宮市  
2023年05月13日
61 多くが集える憩いの場完成  瀧岡さんの友人らが祝う  (那智勝浦町 )
2023年05月13日
62 園庭開放、4年ぶり再開  6月20日にかけ全保育所で  (紀宝町 )
2023年05月13日
63 御浜中「自転車安全モデル校」に  「春の全国交安運動」出発式  
2023年05月13日
64 ホタル飛ぶ美しい町に  守る会が小学校で授業  (紀宝町 )
2023年05月13日
65 種から育てた苗を水田へ  三尾川小児童らが田植え  (古座川町 )
2023年05月13日
66 物資配り安全意識促す  くじ野川で春交安街頭啓発  (串本町 )
2023年05月13日
67 常設の利点生かし園芸も  集いの場で「桜カフェ」  (古座川町 )
2023年05月13日
68 お悔やみ情報