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【検索ステータス】2024年05月の新聞記事一覧 
2024年05月19日
1 本尊開帳し渡海上人ら供養
 補陀洛山寺で「春まつり」  (那智勝浦町 )

 補陀落渡海の信仰で知られる那智勝浦町浜ノ宮の世界遺産・補陀洛山寺(髙木智英住職)で17日、毎年恒例の「春まつり」が営まれた。熊野修験の山伏も参列し、約30人が開帳された本尊「三貌十一面千手千眼観世音菩薩(ぼさつ)」(国重要文化財)に手を合わせた。

 補陀落渡海は、平安時代から江戸時代まで行われた宗教儀礼。観音の浄土「補陀落山」に往生しようと多くの行者が渡海した。渡海上人が小舟に乗り込むと出入り口には板が打たれ、外に出られないようにした状態で、海のかなたへ出航したという。「渡海船」は1993年に復元され、同寺に展示されている。

 先祖供養の法要の後、熊野修験の山伏のほら貝が鳴り響く中、髙木住職が護摩をたき、参列者が「家内安全」や「身体健康」などの願いを書いた護摩木を火中に投じた。その後、髙木住職と山伏らが同寺の裏山に上り、渡海上人の供養塔と歴代住職の墓の前で追善供養を営んだ。

 髙木住職は「護摩たき中で能登半島地震の被災地の人たちが早く平穏な生活に戻られるように祈願した」と話し、補陀落渡海について「今年は世界遺産登録から20年を迎える。歴代の渡海上人や住職が法灯を守ってきてくれたからこそ寺が続いている。感謝の気持ちを込めて供養した」と話した。

 同寺では7月7日の世界遺産登録20年を記念し、7、8月の毎週土曜日の午後2時から本尊を特別開帳するなど記念行事を実施する予定。

(2024年5月19日付紙面より)

補陀洛山寺の裏山にある歴代の渡海上人や住職の墓で髙木智英住職らが追善供養を営んだ=17日、那智勝浦町
護摩たきでは能登半島地震の被災地の早期復興も祈った
2024年05月19日
2 心和む絵と花と呈茶
 19日まで「町民展示祭」  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町文化協会(後誠介会長)、町民展示祭実行委員会主催の絵画、生け花、呈茶の合同展「第16回町民展示祭」が18日、町体育文化会館で始まった。最終日の19日(日)は午前9時から。町体育文化会館2階の会場には、会員の力作が並び、来場者を楽しませている。

 展示祭は絵画の「弁天画会」(平内嘉子会長)、生け花の「花好きクラブ」(牧邦子代表)、「茶道表千家流音無会」(築紫充代会長)の3団体が成果を発表する場。会場には、能登半島地震の被災地への募金箱が設置され、協力を呼びかけている。

 弁天画会は、月1回の室内写生と年間3回ほどの室外写生を楽しんでおり、今回は人物画や静物画など86点を出展。ミニサイズのイーゼルに飾った絵もあり、来場者の注目を浴びている。

 花好きクラブは、会員が野、山、畑で思い思いの材料を集めて自由自在に生けて楽しむ活動を続ける会。季節の自然の花を感じさせる作品46点を展示した。

 茶道表千家流音無会は、那智山青岸渡寺の「開山祭」や新宮市の本廣寺での「川上不白をしのぶ会」での献茶でも知られる会。会場では例年好評の茶席を設けて来場者をもてなしている。呈茶は午前10時から。

 町文化協会の後会長は「毎年変化があり、いつも新鮮に感じる。それぞれテーマを持って展示しているのも素晴らしい。会場が久しぶりに会う知人らとの再会の場にもなっているのもうれしい」と喜んだ。会場を訪れた堀順一郎町長は「毎年楽しみ。生け花の展示でこんな野草が熊野にあったのかと驚いた。熊野の奥深さを感じさせてくれる展示だ」と話した。

(2024年5月19日付紙面より)

会員の力作が展示され、来場者を楽しませている=18日、那智勝浦町の体育文化会館
色鮮やかな花々が来場者を楽しませた
2024年05月19日
3 夏野菜の収穫楽しみに
 地域の「名人」に教わる  (熊野川小 )

 新宮市立熊野川小学校(水本紀史校長)の1、2年生7人は16日、夏野菜のミニトマトとピーマンを校庭の畑に植えた。地域の人に教わりながら収穫を楽しみに土に触れた。

 生活科の授業で野菜作りを学んでおり、「野菜名人に教えてもらおう」と題し、みくまの農業協同組合(JAみくまの)の営農経済センターから笹平登紀さんと清水重良さん、学校運営協議会の下阪殖保さんを「名人」として迎えた。

 土作りから畝立て、マルチ敷き、支柱立てと一連の作業の意味を子どもたちに伝わりやすい表現で説明。笹平さんは「肥料はピーマンとトマトのご飯になるけど、このままでは食べにくいから石灰を一緒に混ぜます。魚の骨など私たちが食べているものも肥料になりますよ」などと紹介した。

 児童はスコップで土作りをした後、草が生えないよう黒のマルチシートを敷き、穴を開けると、ピーマン三つ、ミニトマト五つの苗をやさしく植えた。風で倒れないよう支柱を立て、たっぷり水をあげて獣害防止のための網で畑を囲った。

 笹平さんは「大きくなるまでに1カ月以上かかります。たくさん収穫できるよう、みんなでお世話をしてくださいね」と呼びかけた。

 畑は教室の前にあり、児童は日々の水やりや、支柱へのひも結びなど成長を見守ることにしている。

(2024年5月19日付紙面より)

土を耕し、肥料を混ぜる児童ら=16日、新宮市立熊野川小学校
苗の植え方を説明するJAみくまのの笹平登紀さん
2024年05月19日
4 地域の人と土に触れる  サツマイモの苗植え  (相野谷中 )
2024年05月19日
5 「緊張感を楽しみに」ダンス  運動会に向けて練習  (井田小 )
2024年05月19日
6 新入社員が作業に汗流す  岡谷鋼機がボランティア  (紀宝町浅里 )
2024年05月19日
7 「みらい健康マイレージ」始まる  楽しみながら健康づくりを  (紀宝町 )
2024年05月19日
8 音楽に乗り発声・運動  スポーツボイス教室開講  (新宮市 )
2024年05月19日
9 古民家でおしゃべりに花  入江の井戸端サロン  (那智勝浦町 )
2024年05月19日
10 介護予防で音楽体操  千穂第二福祉委員会  (新宮市 )
2024年05月19日
11 新会長に下地雅子さん  新宮商工会議所女性会  
2024年05月19日
12 「おはしもち」忘れずに  マリア保で火災避難訓練  ( )
2024年05月19日
13 今年も米作り始まる  高田小中と地域住民らが田植え  (新宮市 )
2024年05月19日
14 過去最多17人が入部  王子ヶ浜少年消防クラブ結成式  (新宮市 )
2024年05月19日
15 お悔やみ情報
  
2024年05月18日
16 5市町「消滅可能性」
 危機浮き彫り、対策急務  (本紙エリア若年女性減 )

 「人口戦略会議」はこのほど、和歌山県内の23市町が「最終的には消滅する可能性がある」との分析結果を公表した。本紙エリアである新宮市と東牟婁郡の自治体では、北山村のみを除いた5市町が含まれており、人口減少に伴う存続の危機があらためて浮き彫りとなった。それぞれの自治体で対策は行われているが今後はさらに、効果が発揮できるかが問われることになる。

 人口戦略会議は、民間の有識者グループで構成。国立社会保障・人口問題研究所の推計を基に20代から30代の女性の数を示す「若年女性人口」の減少率を分析して公表した。2050年までに若年女性人口の減少率が50%以上となる自治体を「消滅可能性自治体」とした。新宮・東牟婁の6市町村の若年女性人口とその減少率は別表の通り。

  □     □

■各市町村の取り組み



 10年前の14年に行われた調査では消滅可能性自治体に入っていた北山村は、今回の調査で新宮・東牟婁で唯一、脱却を果たした。この理由について同村の担当課は「特にぱっとは思いつかないが、空き家改修の補助をやっていたり、医療費を高校卒業まで無料にしていたり、保育所の保育料や小中学校の給食費を無料にしていたりするからでは。最近始めたわけではなくずっと以前からなので、これらが影響したのかもしれない。ここ10年で子育て世帯が何世帯か入ってくれてはいる」と明かした。

 新宮市は、高校卒業までの医療費や、市立小中学校の給食費の無料化を実施。那智勝浦町も同様に、高校卒業までの医療費や、町立小中学校の給食費を無料化している。移住定住の促進についても、空き家改修への補助を用意している。太地町も、高校卒業までの医療費、町立小中学校の給食費を無料化。変わったところでは、高校生などの通学定期の補助もある。

  □     □

■結婚支援の町も



 対策が「子育て支援策」にとどまる自治体がほとんどの中で、三重県紀宝町はそれ以前の「結婚支援策」として婚活イベントを実施している。和歌山県側の5市町と同様に「消滅可能性自治体」ではあるが、一歩進んだ対策の実施が、今後の明暗を分けるかに注目が集まる。

(2024年5月18日付紙面より)

本紙エリア内の若年女性人口とその減少率
2024年05月18日
17 ゲッコウスズメダイ展示中
 水族館内トピックス水槽で  (串本海中公園センター )

 串本町有田にある串本海中公園センター水族館(森美枝館長)が館内Aゾーンのトピックス水槽でゲッコウスズメダイを展示している。

 その飼育を担当する大西遼さんによると、多くのスズメダイの仲間が浅い海域にいる中、ゲッコウスズメダイは水深100㍍の深場に生息。相模湾~琉球列島の黒潮流域で確認されていてその形態から長らくトウカイスズメダイの一種と考えられてきたが、2019年に新種として学術報告され、以降は国内でもにわかに話題を集めるようになっている。

 展示している個体のうち2匹は町内在住の深海小物釣り愛好者が先月24日に潮岬沖の水深120㍍から釣り上げ、浮袋の空気を調節し生かした状態で翌25日に寄贈した。同館は深場にいるため採集が難しく、かつ展示例も沖縄美ら海水族館や高知県の足摺海洋館などごく限られている珍しい魚として預かり、串本の海の旬の話題を伝える同水槽で水温を生息環境に合わせながら展示飼育している。

 後に愛好者から追加の1匹が寄贈され、16日現在で3匹に増えている。体長はいずれも10㌢弱。水圧の違いで弱る状況を心配したが最初の2匹は水槽内で縄張りを持ち落ち着いている。赤色と青色の光源で生息場所に近い明るさにしているが、光が強く差し込む場所は3匹とも避けている様子。名前の由来となっている月光のようなうろこの光沢はなかなか見せてくれないが、この大きさの個体を生きた状態で見ること自体がほぼない珍しい魚なのでこの機会に観察してもらえればという。

 同水槽は期間限定でテーマ設定がされているため、ゲッコウスズメダイの展示は5月末ごろまでの予定。以降はバックヤードで飼育を続けるそうで、大西さんはこの寄贈をきっかけにして将来的に串本の海の深場を紹介する常設水槽を設置し、他に紹介したい種と一緒に展示を再開できれば、と考えを巡らせている。

 観察時は入館料が必要。個体の状況により予告なく展示を終了する場合がある点はあらかじめ了承してほしいという。問い合わせは株式会社串本海中公園センター(電話0735・62・1122)まで。

(2024年5月18日付紙面より)

トピックス水槽で展示しているゲッコウスズメダイ=16日、串本海中公園センター水族館
2024年05月18日
18 東大でシンポジウム 世界遺産20周年事業 (熊野三山協議会)

 熊野三山協議会(田岡実千年会長=新宮市長)の総会が16日、新宮市役所別館であった。16人が出席。「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年記念事業として、8月に東京大学でシンポジウムを行うことや、田岡会長への再任などを決めた。

 開会に当たり、田岡会長があいさつ。昨年度に「宮城県名取市での熊野三社勧請900年記念祭」や「山形大学名誉教授による歴史講座」「熊野文化調査交流事業での沖縄訪問」などに取り組んだことを紹介。

 「本年度も世界遺産登録20周年記念事業として、都内でのシンポジウム開催など、皆さんのご指導、ご協力を仰がねばならない。(本日は)忌憚(きたん)のない意見をお願いします」と呼びかけた。

 20周年記念事業は、8月3日に東京大学で行うシンポジウム「自然への祈りと那智瀧図」を提案。東京大学名誉教授による講演などを計画していることを伝え、承認可決を得た。シンポジウムの開催日は、東京都の根津美術館で、国宝である本物の那智瀧図も展示されることを明かした。役員改選では、会長や副会長、理事、監事などを選出した。

 本年度の事業について、「学術研究の取り組み」として▽歴史講座の開催▽熊野神社に関する現状の情報更新▽熊野文化調査交流の実施▽八咫烏(やたがらす)と梛の情報発信▽熊野に関する研究への支援―に取り組むとした。

 「顕彰事業」では▽「八咫烏」をテーマに熊野信仰の特性などを調査研究▽八咫烏=熊野=中村覚之助=日本サッカー界の関係のPR―などを行うことを決めた。

 同協議会は、熊野三山の宮司、関係自治体の長、民間団体の長などで組織する。熊野の文化や地域振興について調査研究を行い、その実施を推進することを目的としている。

  □     □

 新役員は次の皆さん。

【会長】

▽田岡実千年・新宮市長

【副会長】

▽上野顯・熊野速玉大社宮司

【理事】

▽九鬼家隆・熊野本宮大社宮司

▽髙木亮英・那智山青岸渡寺住職

▽男成洋三・熊野那智大社宮司

【監事】

▽真砂充敏・田辺市長

▽堀順一郎・那智勝浦町長

(2024年5月18日付紙面より)

世界遺産20周年記念事業などを審議した=16日、新宮市役所別館
2024年05月18日
19 重点目標など方向性確認  保健福祉セで本年度総会  (古座川町民児協 )
2024年05月18日
20 徐福公園が来場最多  GW中の主要観光施設  (新宮市 )
2024年05月18日
21 GBPの活用強化を  観光事業者にセミナー  (那智勝浦町 )
2024年05月18日
22 1位に野中誠一さん  写連紀南支部5月度例会  
2024年05月18日
23 ドクダミの花  宇久井ビジターセンター  
2024年05月18日
24 飛行機作りに挑戦  中央児童館で「つくってあそぼう」  (新宮市 )
2024年05月18日
25 熊野美術協会展始まる  丹鶴体育館、19日まで  (新宮市 )
2024年05月18日
26 「来てよかった」と思う町に  花てまりの会らが植え替え作業  (那智勝浦町 )
2024年05月18日
27 左右を確認してから横断  通学路で交通ルールを学ぶ  (井田小 )
2024年05月18日
28 架空料金請求に注意を  特殊詐欺撲滅の日に啓発活動  
2024年05月18日
29 南さや香さん(矢渕中)、文化院賞に  第75回全国書初大会  (書清会 )
2024年05月18日
30 インターハイ目指し健闘誓う  新宮高、新翔高で壮行会  
2024年05月18日
31 お悔やみ情報
  
2024年05月18日
32 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第72回】家では食べない子の対処法  

 5月に入り、夏がどんどん近づいてきているのが分かりますね。わが家は娘が中学に入り、毎日がお弁当となったことで、バタバタの日々が続いています。そんな中、先日同じ番組のスタッフからこんな相談を受けました。「子どもが家では白米しか食べないんですよ。保育園での給食は食べてるのに。どうしたらいいですか?」というお話でした。これ、ものすごくよく聞くお話です。おそらく、この記事をご覧いただいている方のお子さまにも、「給食では食べるけど、家では食べない」という子がいるのではないでしょうか? そこで今回は、そんなお子さんへの対処法を三つお伝えしようと思います。

 まず一つ目は、「一緒に作ること」です。これはこれまでも何度か触れてきたことですが、子どもは自分が作ったものは食べてくれる傾向があります。包丁を使わなくても、レタスをちぎる、食材と調味料をあえるなど、子どもにもできることは、どんどんやらせてあげてください。そして、ポイントは「できたことを褒めること」と「楽しく自由に作らせること」です。作る過程で、楽しくできた!と思ってもらえるだけでも、立派な食育ですし、結果食べなくても、必ずプラスになります。

 二つ目は、子どもが苦手な食べ物を「親がおいしそうに食べる」です。給食で、あまり気が進まない食材でも食べることができる理由のうち、最も大きいものは、「みんなが食べているから」だったりします。子どもは、食事の雰囲気をとても敏感に察知しているんです。みんながおいしそうに食べていると、それにつられて自分も食べる。みんなが食べて褒められたりしていると、自分も食べる。この作用はとても大きいのです。なので、おうちでも、会話をしながら楽しそうに、そしておいしそうに親が食べて見せることは、とても重要です。すぐに効果が現れなくても、その姿勢を見せ続けることで、偏食を克服するハードルはグッと低くなります。

 三つ目は、「給食のように盛り付ける」です。これはお弁当箱に詰める、やワンプレートに盛るなどでもオッケー。子どもたちにとって、視覚はとても大切です。大皿から取り分けられるより、自分の量が把握できたり、「これくらいなら食べられるかも」と思わせることで、食べることができる可能性があります。一度トライしてみてください。

 今回ご紹介した三つの対処法には、共通する守ってほしいポイントがあります。それは、すぐに効果が出なくても、焦って叱ったりしないということです。偏食で大切なのは「叱らないこと」。これは多くの論文に記されています。偏食は年齢とともに改善されることが多く、特に心配することはありません。給食をきちんと食べられているなら、なおさら問題ありません。ただ、食べることの楽しさや、食材のおいしさを伝えるために、この三つの対処法を試してみてください。

(2024年5月18日付紙面より)

2024年05月17日
33 世界遺産の足元に外来種
 高野坂にノハカタカラクサ  (新宮市 )

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である新宮市の高野坂で現在、「生態系被害防止外来種リスト」の重点対策外来種に指定されているノハカタカラクサ(トキワツユクサとも)が花を咲かせている。白い花が群生している様子は一見美しいが、分布を拡大させないよう注意が必要だ。

 外来種とは人間の活動によって他の地域から入ってきた生物。在来の生物と競合して駆逐したり、雑種をつくって在来生物の独自性を損なわせたりするなど、地域の生態系や生物多様性に影響を与えるものを「侵略的外来種」という。分布拡大~まん延期の重点対策外来種としてはセイタカアワダチソウや外来ノアサガオ類などがあり、当地方でもたびたび問題となってきた。

 ノハカタカラクサは南アメリカ原産のツユクサ科の多年草で、昭和初期に観賞用として輸入されたものが野生化。耐陰性があるため暗い林床でも育成でき、全国で分布を広げている。

 過去には新宮市・熊野学研究委員会主催の自然探訪スクールで高野坂での駆除を行った他、串本町の九龍島(くろしま)でも除草作業が行われた記録があるが、高野坂では再び拡大している。

 ノハカタカラクサは茎にある節から根を伸ばして再生できるため、防除には一本一本手で引き抜き、天日にさらして完全に枯死させた後、ビニール袋に密封して処分する必要がある。

 当地方では現在、特定外来生物のオオキンケイギクも花期を迎えている。「紀伊山地の霊場と参詣道」は文化遺産だが、滝や原始林、川、岩、温泉などの自然景観を多く含んでいる。登録20周年を迎える今年、世界遺産をいかに後世に継承していくのかが問われている。

(2024年5月17日付紙面より)

ノハカタカラクサの白い花=7日、新宮市の高野坂
オオキンケイギク=7日、那智勝浦町
2024年05月17日
34 古田の水田で合同田植え
 古座小や西向小など迎え  (エコ工房四季 )

 串本町古座にある社会福祉法人つばさ福祉会(川端千央理事長)の事業所「エコ工房四季」が15日、町立古座小学校(山路教代校長)と町立西向小学校(河田恵美校長)の児童と合同で田植えに取り組んだ。

 みくまの農業協同組合との農福連携により能動的に取り組める農生産の主力事業化を進めている同事業所。昨年から古田地内で1㌶弱の水田を借りて米の生産をするようになり、地域と一緒に生産をしたいという思いの一端で前述した2校へ田植えや稲刈りへの参加を誘うようになった。

 この日は古座小の1年生と5年生26人、西向小の1~4年生23人が教職員と一緒に参加。古田区の山本憲男区長ら地域住民も協力するために集まり、川端理事長が「田植えはなかなか大変だけれども、秋に収穫した米を食べる楽しみやみんなで植える面白さがある。小学生の皆さんには田植えを通していろんな発見を持ち帰り学習に生かしてもらえたらありがたい」とあいさつするなどして一同を水田へ迎え入れた。

 今回用意した水田は広さ約4㌃。2校で半々を担当し、事業所の利用者や職員、地域住民らが品種「コシヒカリ」の苗を配り児童は3株を目安にして手で植え込んだ。同法人は別の水田で田植機による実演や体験提供もし、機械化された田植えの様子も伝えた。

 収穫は8月下旬ごろを予定。昨年は天候に恵まれず実現できなかったが稲刈りへの参加も誘い、食べる喜びを伝えるため昨年に続いて得られた米を小分けして参加した児童に届けることも予定しているという。

(2024年5月17日付紙面より)

「エコ工房四季」の利用者や職員、地域住民と一緒に田植えをする古座小(上)や西向小の児童ら=15日、串本町古田
参加した児童や地域住民へあいさつする川端千央理事長
2024年05月17日
35 最後の大会終え解散
 天空ハーフマラソン実行委  

 新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン実行委員会(田岡実千年委員長=新宮市長)の会議が13日、新宮市役所別館であった。12人が参加。最後となった第9回大会の事業や決算について報告を受けた後、実行委員会の解散を決めた。

 那智勝浦新宮道路を走る天空ハーフマラソンは、2011年に発生した紀伊半島大水害からの復興と地域の活性化を願い、翌12年にスタート。コロナ禍に伴う中断を経て昨年11月に、4年ぶりとなる第9回大会を開催したが、大水害から10年が経過したこともあり、再開と同時に最後となった。

 会議では、田岡委員長があいさつ。「4年ぶりの開催となった第9回大会は、2204人がエントリーし、大きなアクシデントもなく成功のうちに終了した。大会については第9回で終了となるが、ここまで続けられたのも、運営に尽力した委員の協力のたまもの。本日が最後の実行委員会の会議となるが、忌憚(きたん)のない意見を頂戴できれば」と話した。

 この後、議事を進行。事務局が、第9回大会の完走数は1981人(3㌔の部728人、10㌔の部581人、ハーフの部672人)だったこと。大きなけがや事故、大きな苦情はなかったことを報告した。

 これまでの大会の参加者数も紹介した。多い時は3000人強、少ない時は2000人弱で推移したことを明かした。第9回大会の参加人数の男女・種目・年代別の詳細や、都道府県別と県内市町村別の参加者数、収支の内訳も説明した。監査の結果、問題がなかったことも示された。実行委は、議案を全て承認可決して解散した。

(2024年5月17日付紙面より)

最後の会議を終えて実行委員会は解散した=13日、新宮市役所別館
2024年05月17日
36 大野千鶴子さん満百歳に  町長ら面会し長寿を祝う  (古座川町 )
2024年05月17日
37 三尾川小が一丸で田植え  日下恵夫さんの水田借り  (古座川町 )
2024年05月17日
38 母の働き方、出産後変化  子育て意識調査  (和歌山県 )
2024年05月17日
39 参拝客が7万人を超す GW中の熊野本宮大社 
2024年05月17日
40 二階伸康氏に出馬要請  那智勝浦町建設業組合からも  
2024年05月17日
41 ふんわり、ケムリノキ  タウンガーデンで見頃  (新宮市 )
2024年05月17日
42 いきいき健康教室  体育文化会館でスタート  (那智勝浦町 )
2024年05月17日
43 美しい音色に聞き入る  三輪崎保でチェロ演奏会  (新宮市 )
2024年05月17日
44 お友達と一緒に遊ぼ!  3園交流こどもの日の集い  (那智勝浦町 )
2024年05月17日
45 「ばぁば」たちと交流  くろしお児童館で親子  (新宮市 )
2024年05月17日
46 学んだ言葉遣いを意識  職場体験先に電話連絡  (相野谷中 )
2024年05月17日
47 笑顔で踊る、江戸芸かっぽれ  カフェいっぷく亭で催し  (紀宝町 )
2024年05月17日
48 橋爪さん優勝、石田さん準優勝  県少年柔道選手権大会  
2024年05月17日
49 純白のセッコク咲き誇る  神内神社のホルトノキに自生  (紀宝町 )
2024年05月17日
50 事故防止への意識深める  王子ヶ浜小で交通安全教室  (新宮市 )
2024年05月17日
51 お悔やみ情報
  
2024年05月16日
52 大日山周遊の新ルート
 語り部の会がウオークイベント  (田辺市本宮町 )

 熊野本宮語り部の会と熊野本宮観光協会が12日、田辺市本宮町の大日山を周遊する新ルートでウオークイベントを開催した。県内外から30人が参加し、新緑がまぶしい古道の風景や趣ある温泉街、道中の名所旧跡を楽しんだ。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年に向け、新たなコースで魅力を発信しようと3年がかりで古い里道や生活道を整備し、約9㌔のルートを完成させた。イベントは今回が初。

 熊野古道ウオークでは観光客の帰りの交通手段が壁となることもあるが、新ルートでは大日山周辺にある熊野本宮大社や湯の峰温泉、渡瀬温泉などを歩いて周遊でき、体力に合わせてリタイアもできる。

 語り部の会の松本純一会長は「世界遺産登録から20年たち、熊野古道を歩いたことがあるという人にも、改めて興味を持ってもらう機会に。整備した里道は世界遺産ではないが、国道ができる以前は湯の峰と本宮をつなぐ重要な道で、雰囲気もいい。県内はもちろん、大阪や東京などの都市圏にもPRしていきたい」と思いを語る。

 世界遺産熊野本宮館を出発した一行は、旧社地・大斎原(おおゆのはら)や木漏れ日の松葉峠を過ぎ、2時間30分ほどで湯の峰温泉へ。温泉卵や温泉コーヒーの振る舞いもあった。昼食の後、午後は世界遺産ルートの「大日越」を歩いた。コースの名所を記したオリジナル手拭いのプレゼントもあった。

 みなべ町から参加した小林真菜子さん(37)は「これまでも熊野古道を歩いたことがあるけれど、新しいルートと聞いてわくわくした。アップダウンもきつくなく、歩きやすい。初心者でも大丈夫だと思うが、やっぱり語り部さんのお話を聞きながら歩くのが楽しくていいです」と笑顔で話していた。

(2024年5月16日付紙面より)

木漏れ日の古道を歩く=12日、田辺市本宮町
オリジナルデザインの手拭いも
2024年05月16日
53 ウミガメパトロールを開始
 紀伊半島の海亀を守る会  (王子ヶ浜 )

 紀伊半島の海亀を守る会(山舗徹哉会長)は12日早朝、全国有数のアカウミガメの産卵地として知られる新宮市の王子ヶ浜(大浜海岸)でパトロールを開始した。8月にかけての上陸・産卵シーズンに合わせた活動で、産卵が確認できれば波浪流失や小動物の捕食被害から卵を守るため、海岸に隣接するふ化場に移して安全に保護する。

 守る会はNPO法人「環境ファースト連合会」に所属。アカウミガメの保護活動に取り組んでいる。毎年、早朝パトロールを実施、秋には子どもらを招待し、放流会を通してふ化した子ガメを海に返す活動を行っている。

 初日のこの日は午前6時から会員23人が参加し、河口付近~御手洗付近の約3㌔間で産卵の形跡がないか確認した。

 後継者を養成するため、昨年から新体制となって、榎本晴光前会長が指導に当たっている。昨年8月には台風で、国立公園の王子ヶ浜に大量の流木が打ち上げられたため、環境ファースト連合会と環境省、和歌山県が協議した結果、海岸管理者の和歌山県が清掃業務を行った。

 山舗会長は「昨年3頭のウミガメが上陸したが、産卵は確認できなかった。何とか今年はたくさん上陸、産卵してもらい、秋には子どもたちを迎えて子ガメの放流会を開催したい。環境保護に取り組むには官民一体になる必要がある。この活動を通じて、王子ヶ浜の自然環境を守る大切さを次の世代へつないでいきたい」と思いを語った。

(2024年5月16日付紙面より)

パトロールに参加した皆さん(紀伊半島の海亀を守る会提供)
王子ヶ浜で産卵がないか確認(同提供)
2024年05月16日
54 やさしく触れて心地よく
 のびのびサロン始まる  (新宮市 )

 妊産婦を対象とした「のびのびサロン」が14日、新宮市こども家庭センターで始まった。生後3カ月から9カ月の乳児と母親の親子7組がベビーマッサージで触れ合った。

 サロンは妊産婦が安心して妊娠期を過ごし、安心して育児ができるよう市の産前産後サポート事業として昨年度から行われている。新宮市に住民票がある妊婦と産後1年以内の親子が対象で、本年度は来年3月にかけて全6回の開催を予定している。

 初回のこの日は那智勝浦町のかづこ助産院のもとだてかづこ助産師を迎え、ベビーマッサージを行った。母親は手にオイルを塗ると、服を脱いだ赤ちゃんの体に広げ、やさしくマッサージ。もとだてさんに習いながら体中に触れていった。

 生後9カ月の長男と参加した新宮市橋本の中家彩さんは「上の子の時もベビーマッサージには参加していて、長男は3、4回目くらいです。入浴後、保湿剤を塗る時にマッサージをすると、ぐずらず、よく寝てくれるような気がします」と話していた。

 ベビーマッサージ後は保育士と保健師も加わり、日頃の育児について歓談した。

 ベビーマッサージは7月9日(火)、12月10日(火)、来年3月4日(火)にも行う。9月19日(木)は「親子でできる遊び&赤ちゃん絵本の紹介」、来年1月21日(火)は「親子でできる遊び&歯と食事のお話」を予定している。時間はいずれも午前10時から11時30分までで、開催1週間前まで申し込みを受け付けている。問い合わせは市子育て推進課(電話0735・23・4511)まで。

(2024年5月16日付紙面より)

マッサージを体験する親子=14日、新宮市こども家庭センター
2024年05月16日
55 地域で働く職業を学ぶ  3年生73人が社会科学習  (神倉小 )
2024年05月16日
56 5年ぶり、太地の夜空に  8月14日に花火大会  
2024年05月16日
57 神前で稽古の成果披露  不二流新宮道場  (熊野那智大社 )
2024年05月16日
58 「結婚したい」49%  結婚に関する意識調査  (和歌山県 )
2024年05月16日
59 事業計画などを決定  ジオ推進協議会が総会  
2024年05月16日
60 37人が熱戦繰り広げる  第28回大石杯テニス大会  
2024年05月16日
61 「いのちの停車場」を鑑賞  ふれあいいきいきサロン牡丹  (紀宝町 )
2024年05月16日
62 優先的な予算確保に向け  自民党県地方議員連南郡ブロック要望活動  
2024年05月16日
63 交流とリフレッシュの場に  多様な子育て支援事業  (紀宝町社協 )
2024年05月16日
64 16チームが3日間で熱戦  第24回ツール・ド・熊野  
2024年05月16日
65 奥根会長ら体制案承認  町老連が第1回理事会  (古座川町 )
2024年05月16日
66 町長選・町議選とも定数超  立候補予定者説明会開く  (古座川町選管 )
2024年05月16日
67 人命救助たたえ感謝状贈呈  濵光さんと孫の愛斗さんに  (串本海上保安署 )
2024年05月16日
68 練習成果審査し代表選考  県消防救助技術会に向け  (串本町消防本部 )
2024年05月16日
69 ミズタビラコの花  桑ノ木の滝への道中で  (新宮市高田 )
2024年05月16日
70 お悔やみ情報
  
2024年05月15日
71 指導受け習得を目指す
 手話奉仕員の養成講座  (新宮・東牟婁広域事業 )

 新宮・東牟婁市町村広域事業「手話奉仕員養成講座」の開講式が9日、新宮市佐野の社会福祉法人美熊野福祉会・ワークランドそらであった。25人が参加、手話の習得を目指し始めた。

 新宮・東牟婁の6市町村の合同事業として毎年行われている。手話の楽しさを知ってもらい、地域の聴覚障害者と日常会話ができる人を増やすことを目的としている。講座は来年2月27日までの全40回を予定しており、9月までを入門編、10月からを基礎編としている。

 開講式では講師より、手話上達のための心がけの説明があった。「講座に来る前に(手話の)動画を見てきて」「手話をする時は声を出さずに表現を」「講師の話や問いかけには、うなずきや首振りなどで必ず反応を」などと呼びかけた。「手話と日本語は違う言語です。分からなくても見ていて」と力を込めた。

 続いて、5人の講師が自己紹介。しゃべることができる講師も声を出さず、手話と空書で伝えた。参加者はその様子を、静かに注視していた。

 講座でよく使う手話の紹介もあった。講師は「ポイントは見ること。手を見て、指が伸びているか、ちょっと曲がっているかなど、指の形までよく見て」と語った。「始まる」「終わる」「注目」「分かる」などを、手話と口話で実演した。

 参加者は、講師の動きをまねて実践。体の前で手を動かし、基本の手話を覚えた。講師は「手だけでなく、表情も交えて意思を伝えて。『分からない』では分からないような表情で。『同じ』と同調する時は相手の方を向いて」などと強調。参加者は指導を受け、何度も繰り返し練習していた。

 市内から参加した中山明子さん(48)は「ずっと手話に興味があって、やっとその世界に触れられて楽しくうれしい。頭で考えながらやると難しいが、皆さんと一緒にそのままやれば大丈夫かな。でも数が増えてくるとパニックになるかも。2月にどうなっているか、自分でも楽しみ。せっかくなら少しでも多く覚えたい」と話した。

(2024年5月15日付紙面より)

講師の指導を受け手話を覚えた=9日、新宮市佐野のワークランドそら
指の曲げ伸ばしにも注意を払う
2024年05月15日
72 仏教の智慧を活用しよう
 丸山良徳師が文化講演会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の体育文化会館で10日、仏教文化講演会「仏教の智慧(ちえ)を活用しよう~幸福コミュニケーション術~」が開催された。宗教法人金剛寺執事長の丸山良徳師が講演し、約50人が普段の生活の中にある人間関係の悩みを解決し、幸せになるための実践について学んだ。

 新宮市の念法眞教新宮念法寺(田中芳恭住職)主催。豊かで幸せな人生を送るために仏教の智慧や考え方が役立つことを、身近な話題を通じて伝えるために毎年開いており、丸山師の講演は5回目。

 丸山師は、誰もが社会の中で生きている中で「〇〇さんとうまくやっていきたい」など、人間関係の悩みを抱えていることに言及。日本のアニメなどさまざまな物語は仏教の教えが下敷きになっているとし「仏教では相手に求める前に、自分を磨くことを教わる。普段の生活の中で、相手を変えようとするのは間違い。まずは自分が変わること。そうすれば、おのずと周りも変わってくる」と語った。

 「仏教の智慧には人生を豊かに、幸せに生きていくための答えが含まれている。それが『肯定力』」と述べ▽肯定的な言葉(言辞施)▽肯定的な行動(身施、眼施、和顔悦色施)▽肯定的な思考(心施)―の実践を説いた。

 具体的なトレーニングとして▽あいさつをする▽「ハイ」という返事をする▽褒める▽「ありがとう」を言う―の四つを紹介。あいさつについて▽相手の目を見てにっこり笑って▽明るいソの音で自分が先に言う―などの「正しい」実践を意識するよう呼びかけ「本当に毎日、正しくあいさつできていますか? 四つの共通項は笑顔。愛する人への贈り物ですから、まずは自分で行動を。信じて繰り返すことで、初めて『幸せ』という効果が分かる」と強調した。

 念法寺の田中住職は「今日のご縁を生かし、まずは自分が幸せになり、周りの人も幸せになるように実践し、家族にも伝えてほしい」と呼びかけていた。

 講演会の様子などはユーチューブ動画でも視聴できる。「仏教文化講演会」で検索する。

(2024年5月15日付紙面より)

講話に耳を傾ける参加者たち=10日、那智勝浦町の体育文化会館
丸山良徳師
2024年05月15日
73 多種多様な磯の生き物
 きのくに野外博物館イベント  (那智勝浦町 )

 和歌山県立自然博物館のきのくに野外博物館イベント「磯の生物観察会」が12日、那智勝浦町宇久井の地玉(じごく)の浜で開催された。県内外から親子ら30人が参加し、潮間帯の岩場でエビやカニ、ウミウシなど無脊椎動物や小型の魚などを観察した。

 「地玉の浜」は吉野熊野国立公園の特別地域に指定されている宇久井半島にあり、太平洋に面した磯では多種多様な生き物が観察できる。南紀熊野ジオパークのジオサイトにも指定されている。

 危険な生き物や法律で取ってはいけない生き物についての説明を受けた後、参加者たちは早速磯へ。子どもたちは岩の裏側や海藻の中などから、エビやウミウシなどを次々に発見した。動きが速いトゲアシガニや30㌢以上の長い腕を持つウデナガクモヒトデ、色鮮やかなミノウミウシの仲間も見つかった。

 講師の楫善継さん(魚類担当学芸員)は、軟体生物、甲殻類、棘皮動物を分類しつつ「水中で浮遊して生活する生き物を『プランクトン』、魚など遊泳生活を送るのを『ネクトン』、海底に住むのは『ベントス』と呼ぶ」と説明。「いろいろな生き物がいてこの海が成り立っている。それぞれが生態系の中で役割を持っている」と話していた。

 みなべ町から参加した𠮷水颯汰君(10)は「岩の狭いところで、ヒトデやハゼを見つけた。腕が長いヒトデがすごいなと思った。魚が好き」と話していた。

(2024年5月15日付紙面より)

ウデナガクモヒトデにびっくり=12日、那智勝浦町の地玉の浜
2024年05月15日
74 無理ない運動で健康長寿を  新宮いきいき学校開始  
2024年05月15日
75 「蘇り」の物語を熱演 本宮大斎原で「小栗判官」 (劇団たなべ座)
2024年05月15日
76 8団体に国交大臣表彰など  花と緑の愛護の功績で  (新宮・東牟婁 )
2024年05月15日
77 1人5千円分の商品券交付  今月下旬までに順次発送予定  (太地町 )
2024年05月15日
78 新年度も積極的に活動  南紀くろしお商工会青年部  
2024年05月15日
79 48人が大日越など巡る  イベント「歩こう会」で  (串本町教育委員会 )
2024年05月15日
80 97組が36ホールで競う グラウンドゴルフ競技会「ペア大会」 (串本町)
2024年05月15日
81 県少年剣道選手権で優勝  中学生女子・河田舞耶さん  (串本少年剣道クラブ )
2024年05月15日
82 手形足形でかばん作り  子育てサロン「ふれんZOO」  (紀宝町 )
2024年05月15日
83 ツバメチドリなど発見  親子で春の野鳥観察楽しむ  (御浜町 )
2024年05月15日
84 がん相談窓口を開設  専門の看護師が応対  (紀宝町 )
2024年05月15日
85 お悔やみ情報
  
2024年05月14日
86 「じじばば食堂」やろう!
 チームくまのがわ定例会  (新宮市熊野川町 )

 新宮市熊野川町の熊野川総合開発センターで10日、地域住民組織「チームくまのがわ」の定例会があった。メンバーや関係機関から24人が出席し、計画中の「じじばば食堂(仮称)」について話し合った。

 チームくまのがわは、2011年の紀伊半島大水害後の人口減少が進む町の状況を背景に、18年に設立。「いつまでも、自分たちの生まれ育った町で元気に楽しく過ごす」を目標に、今年は「高齢者の居場所づくり」を中心に活動していく予定だ。

 その一つが、開発センターの調理室スペースを活用した「じじばば食堂(仮称)」。高齢化率が高い町内で、男性1人暮らしで食事に困っている、誰かと一緒に食べたいという声があったことから、皆で料理やカフェを楽しむ場を企画した。

 本格始動に先立ち4月10日には「みんなでわいわい食事を作ろう」と呼びかけてカレー作りを実施し、約30人が参加した。報告ではアンケート結果を基に、メンバーから「男性でも簡単なものくらいは作れるようになっておいた方がいい」「あく取りに悪戦苦闘したが、意外においしくできていた」などの意見が。「将来的には男性だけで作ってみては?」「まだ無理かなあ…」などやり取りもあった。

 財源や名称、具体的な実施方法について話し合った他、料理については「たこ焼き」「サラダ」「いろんな具を入れためはり」「やっぱりカレーでいいのでは。海の物や野菜、イノシシ肉を入れてもいい」などさまざまな意見が出されていた。

 高齢者のよりどころを目指し、イベントも交えて盛り上げていくこと、将来的には「地域の宝」である子どもたちとの交流にも発展させていくなどの展望も共有。メンバーからは「楽しみになってきた」との声が上がっていた。

(2024年5月14日付紙面より)

チームメンバーで定例会=10日、新宮市熊野川町の熊野川総合開発センター
みんなでわいわい食事を作ろう(新宮市社会福祉協議会提供)
2024年05月14日
87 3日間のレース幕閉じる
 キナンは総合5位に  (第24回ツール・ド・熊野 )

 国際自転車競技連合(UCI)の国際自転車ロードレース「第24回TOUR de KUMANO(ツール・ド・熊野)」が12日、第3ステージの「太地半島周回コース」で全日程を終了した。3日間にわたりスプリント勝負を展開、JCLチーム右京がチーム総合優勝。地元・新宮市のキナンレーシングチームは、昨年より順位を二つ上げ5位となった。

 個人は、岡篤志選手(JCLチーム右京)が2連覇を達成。「序盤からチームメートがサポートをしてくれ、結果を残せてうれしいです。ライバルチームも強力で、連覇は難しいと思っていた。みんなの協力のおかげ」と喜びを語った。

 今年は、伝統の3日間開催が復活し、古座川町を舞台に初開催となった「古座川清流周回コース」で開幕。2日目は「熊野山岳コース」、3日目は「太地半島周回コース」で熱戦を繰り広げた。

 11日の「熊野山岳コース」は、アップダウンの激しい丸山千枚田を4周する新たなコースを走り抜け、終盤には17人によるスプリント勝負となり、ベンジャミ・プラデス選手(VC福岡)が2015年以来、9年ぶりに制した。3位にはキナンレーシングチームのライアン・カバナ選手が入り、観客から大きな拍手を受けた。

 「太地半島周回コース」は、くじら浜公園をスタート。太地港からの急な上り坂や、一部変更となった太地小学校前から道の駅「たいじ」などを走る全長104・3㌔。

 序盤、チーム右京勢が隊列を形成。終盤に後続が追いつき、最後は複数台が横一線に並ぶ形でコントロールラインを通過。岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)が優勝した。

 表彰式で、主催したNPO法人「SPORTSPRODUCE 熊野」の角口賀敏理事長は、大会に協力したスポンサーや多くのボランティアなどに感謝し「コースの一部改正や交通規制に伴い地域の方には迷惑をかけたが、選手からはいい評価をもらいました。来年には、和歌山市から当地方までの6日間にわたる大会を企画している。今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いします」と述べた。

(2024年5月14日付紙面より)

横一線にゴールし岡本隼選手(左)が第3ステージを制した=12日、太地町
隊列を組んで丸山千枚田を駆け上がる選手たち=11日、三重県紀和町
2年連続の個人総合時間賞を獲得した岡篤志選手
2024年05月14日
88 世界遺産の夜彩る竹灯籠
 23日のイベントでも使用  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町のブルービーチ那智駐車場で11日、イベント「竹灯籠を作ろう!」が開かれた。親子26人が、今年世界遺産登録20周年を迎える「紀伊山地の霊場と参詣道」の夜を彩る竹灯籠約250個を手作りした。

 記念事業で使用するため、町が初企画。町建設業組合(上地秀和理事長)が部材の準備や制作のサポートをした。

 子どもたちは大小さまざまな丸で絵柄を考え、電動ドリルで竹に穴を開けていった。マグロや、那智の滝を図案化した町章などもあり、夢中になって2個、3個と作っていた。

 田代茉子さん(8)は「ドリルで小さい穴を開けるのが難しかった。あと2個くらい作る」。和田恋那さん(11)は「結構力を使う。友達とおそろいで、花の模様にした」と話していた。

 堀順一郎町長は「ご家族で参加いただきありがたい。世界遺産登録20周年に当たり、もう一度魅力アップを。7月の那智山でのランタンイベントやナイトウオークでも使用したい」と話していた。

  □     □

■北斗七星と那智の滝

 那智勝浦町那智山の飛瀧(ひろう)神社で23日(木)午後7時~8時30分、世界遺産登録20周年記念イベント「北斗七星と那智の滝を見よう!!」が開かれる。那智の滝までの道中で、子どもたちが作った竹灯籠が来場者を迎える。

 陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明が満月の夜に那智の滝に北斗七星を勧請(かんじょう)し、霊力を得たという言い伝えが基になっている。那智の滝の真上に北斗七星が見える絶好のロケーションの中、松尾泰伸さんによるシンセサイザー奉納演奏を楽しむ。懐中電灯持参。

 問い合わせは那智勝浦町役場観光企画課(電話0735・52・2131)まで。

(2024年5月14日付紙面より)

オリジナルの竹灯籠が完成=11日、那智勝浦町のブルービーチ那智駐車場
2024年05月14日
89 4月度月例杯の結果
 那智勝浦ゴルフ倶楽部  
2024年05月14日
90 松村紗和選手が優勝
 第20回広川少年剣道大会  (三輪崎剣道クラブ )
2024年05月14日
91 町の美しい景観を保つ  赤十字奉仕団が清掃活動  (新宮市 )
2024年05月14日
92 小狗子峠の風倒木撤去  なちかつ古道を守る会  (那智勝浦町 )
2024年05月14日
93 川舟下りの船頭目指す  地域おこし協力隊が着任  (新宮市 )
2024年05月14日
94 不戦と平和の願いを込め  戦没者慰霊祭に遺族ら  (太地町 )
2024年05月14日
95 観光振興の取り組みは  「くまの学彩」で講座  (新宮高校 )
2024年05月14日
96 紙コップUFOに歓声  創造力育む「わくわく工作」  (くろしお児童館 )
2024年05月14日
97 イチゴで笑顔いっぱいに  「よむよむ」がおはなし会  (那智勝浦町 )
2024年05月14日
98 恒例のフリマにぎわう  新緑の太田の郷で  (那智勝浦町 )
2024年05月14日
99 児童が紙工作に挑戦  少年少女発明クラブ  (新宮市 )
2024年05月14日
100 町が大好きな人を増やして  山田桂一郎さんが講演  (御浜町 )
2024年05月14日
101 母の日イベント喜ばれ  紀の宝みなと市にぎわう  (紀宝町 )
2024年05月14日
102 保育士らリズム運動学ぶ  全保育所への普及目指し  (紀宝町 )
2024年05月14日
103 湿潤な木陰で咲き進む  初夏の花・ユキノシタ  (古座川町 )
2024年05月14日
104 2教室の生徒らが出演  文化セでダンス発表会  (串本町 )
2024年05月14日
105 ビジネスの概念を教わる  日本政策金融公庫を迎え  (串本古座高校 )
2024年05月12日
106 観光客目線で環境美化を
 那智山区民らが奮闘中  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の那智山区の区民らが現在、県道46号(那智山勝浦線)沿いの美化活動に奮闘している。「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を迎える今年、「参拝者の目線で改めて環境の見直しを」と始まった。

 神仏習合の一大霊場として、古くから熊野詣での人々の目的地となってきた那智山。那智の滝や那智山両社寺など、世界遺産を構成する数多くの文化財を有し、現在でも町の主要観光地として年間を通じて国内外から多くの参拝者が訪れる。

 県道46号は勝浦方面から那智山へ向かうつづら折りの山道だが、沿道には外来種の大きなヨシススキが繁茂して車から見通しの悪い所や、脱輪の多発箇所、草刈りが行き届いていない斜面などがあった。

 これらの現状を受け、那智山区(髙木喜三区長)、那智山青岸渡寺(髙木亮英住職)、熊野那智大社(男成洋三宮司)の三者で環境美化活動に取り組むこととし、土地所有者や県の協力も得ながら進めている。

 「素晴らしい文化財を与えていただいたのだから、保全をしていくのはわれわれの義務。参拝者目線で見たときに、反省すべき点は多くある」と話すのは那智山区の髙木区長。「数ある観光地の中から熊野の地を選んでいただいた方々には、きれいに整備した道を通って参拝し、心願成就をして、気持ちよく帰っていただきたい。観光に必要なのは水、道、見晴らしの三つ。特に那智川は、車窓から魂と心でみそぎをしてもらう役目がある」と思いを語る。

 区民らが順次沿道の草刈りを進めている他、バス停周辺には歩き疲れた参拝者らが休めるベンチなども設置したい考えだ。

(2024年5月12日付紙面より)

草刈りに取り組む区民ら=10日、那智勝浦町那智山
草刈り前の斜面(髙木喜三区長提供)
2024年05月12日
107 太地浦くじら祭に協力も
 南紀くろしお商工会太地支部総会  

 南紀くろしお商工会太地支部(坂下行平支部長)の本年度総会が10日、太地町公民館であった。約30人が出席し、地域振興事業や親睦などの事業計画を決め、重点事業を確認した。

 本年度は太地浦くじら祭、道の駅たいじ朝市、太地町くじら浜駅伝大会への協力や、講演会、映画鑑賞会、親睦ゴルフ大会、親睦ボウリング大会への協力などを計画した。

 重点事業に▽環境変化の時代に対応する伴走型支援の強化▽デジタル化・生産性向上のための支援強化▽事業承継・創業支援等の強化▽働き方改革等への支援強化▽中小企業・小規模事業者の防災・減災対策の支援―など7項目を掲げた。

 冒頭、坂下支部長が南紀くろしお商工会の森川起安会長の叙勲受章を紹介。「コロナ禍が落ち着き、太地も経済活動が本格的に活発化しようとしている。事業所の皆さまにも落ち着いた商売に力を入れてもらいたい。太地支部が一丸となって協力する」とあいさつした。

 森川会長は「地域を取り巻く環境は厳しいが、役に立つ商工会と評価を頂いている。新規入会の事業所もあり、商工会の大きな目標の一つである組織率向上に寄与している。太地支部は良い事業を展開してくれている。商工会として今後とも太地支部の協力を頂きながら、組織運営の充実と事業活動の活性化を進めたい」と述べた。

(2024年5月12日付紙面より)

総会で事業計画などを審議する出席者=10日、太地町公民館
坂下行平支部長
森川起安会長
2024年05月12日
108 地域住民が要望伝える
 和歌山県知事と意見交換  (福祉、観光、まちづくり )

 和歌山県の岸本周平知事と地域住民が意見を交わす「タウンミーティング」が9日、新宮広域圏公設地方卸売市場であった。商工、観光、福祉、まちづくりなどのさまざまな団体から10人が参加。困り事や要望を伝え、支援や協力を求めた。

 知事が直接、県民の声を聞き県政に生かそうと、地域でさまざまな活動を行っている人々と意見交換を行う取り組み。これまでに県内の32カ所で実施している。岸本知事のほか、新宮市の田岡実千年市長、県地域振興部長、県東牟婁振興局長なども同席した。

 福祉関係の参加者は「熊野川町での高齢者の居場所づくりで『じじばば食堂』の案もある。子ども食堂には高齢者は行きづらい」と伝えた。岸本知事は「食堂の補助(要件)は3世代で交流と定義。子どもゼロでは困るが、名前は『じじばば食堂』でも(補助は)大丈夫」と応じた。

 地域奉仕団体は、子ども向けのスポーツ体験を学校体育館で行っていることを説明。「空調設備がないと夏は子どもが危ない」と検討を求めた。岸本知事は「災害関連で補助金が出るのでは」と助言。これを受けて田岡市長は「議論の最中だが、具体的にはなっていない」と明かした。

 観光関係者は、川舟下りの船頭の不足に言及。「外国人(の予約)が増えて日本人が乗れない状況が発生している」と訴えた。県地域振興部長は「船頭もいろんなところで募集したい」と話した。

 別の観光関係者は「ゴールデンウイークに神倉神社の駐車場がいっぱいで、観光客が止められない。旅行会社にも神倉神社へ行きたいが駐車場がないと言われる。大型の駐車場を」と求めた。田岡市長は「検討課題としたい」と答えた。

 イベント実行委の参加者は、テントやトラックを周辺自治体や企業からレンタルして実施していることを紹介し「物の協賛もうれしい」と語った。雨天時の実施場所についても「公設市場でやれたら」と打診した。田岡市長は「市でできる分(の支援)はやる。具体的な要望を」と応じた。

 福祉関連事業者は、子ども食堂の実施場所を相談。「近所の寺を借りてやっているが、寺も都合がある。広くて良い場所があれば」と述べた。田岡市長は「協力できるかと思う」と発言した。

(2024年5月12日付紙面より)

タウンミーティングに参加した皆さん=9日、新宮広域圏公設地方卸売市場
地域住民10人が県知事や市長と意見を交換した
2024年05月12日
109 カーター選手が第1ステージ優勝
 ツール・ド・熊野  

 国際自転車競技連合(UCI)の国際自転車ロードレース「第24回TOUR de KUMANO(ツール・ド・熊野)」の第1ステージが10日、古座川町が舞台の「古座川清流周回コース」で行われた。国内外16チーム94選手が激戦を繰り広げ、オーストラリアのジョン・カーター選手(キャッシュ・パー・クップ)が2時間55分05秒で優勝。2位に岡篤志選手(JCLチーム右京)、3位に山本大喜選手(同)が入った。

 コースは山岳ポイントの平井峠や国の天然記念物に指定されている「一枚岩」などを3周する全長126・7㌔。各チーム、スタート直後から先行を図る動きを見せたが、抜け出すまでには至らず緊迫したレースが続いた。

 展開がないまま約30人が集団となり、勝負はゴール前のスプリントへ。選手たちは全力を振り絞ってフィニッシュラインを通過。カーター選手が大接戦を制し、歓喜の声を上げた。

 地元のキナンレーシングチーム勢は、ドリュー・モレ選手の6位が最高位だった。

(2024年5月12日付紙面より)

ゴール前のスプリントを制し優勝したジョン・カーター選手(中央)=10日、古座川町
2024年05月12日
110 シライトソウの花咲く  小船紀宝線沿いで  
2024年05月12日
111 保育所選びの参考に  全保育所で園庭開放  (紀宝町 )
2024年05月12日
112 西美晴さん(新宮市)の作品採用  熊野大花火大会ポスター  (熊野市 )
2024年05月12日
113 高齢者地域見守り隊に感謝状  楽器演奏やレクダンスも  (きぼらんせ総会 )
2024年05月12日
114 リハビリ専門職から学ぶ  近大新宮で医療ゼミ  (新宮市 )
2024年05月12日
115 読み聞かせを楽しむ  こども家庭セで親子交流  (新宮市 )
2024年05月12日
116 新緑や雨の季節楽しもう  季節の展示始まる  (新宮市立図書館 )
2024年05月12日
117 季節の花で地域に彩り  国道沿い花壇の植え替え  (環境ファースト連合会 )
2024年05月12日
118 ユキノシタにかれんな花  那智勝浦町の太田で  
2024年05月12日
119 ごみの処理に興味津々  クリーンセンターを見学  (神倉小 )
2024年05月12日
120 お悔やみ情報
  
2024年05月11日
121 国内外16チームの戦い開幕
 第24回ツール・ド・熊野  

 国際自転車競技連合(UCI)公認の国際自転車ロードレース「第24回TOUR de KUMANO(ツール・ド・熊野)」が10日、初開催となる古座川町が舞台の「古座川清流周回コース」で開幕した。伝統の3日間開催が復活、さらに熊野山岳、太地半島周回の両コースも一部変更となるなど、これまでにない激戦が予想される。国内外、どのチームが総合優勝の栄冠をつかむのか、最後まで目が離せない。

 NPO法人「SPORTS PRODUCE 熊野」(角口賀敏理事長)が主催。新宮市を拠点とする「キナンレーシングチーム」をはじめ海外5、国内11の計16チームが出場。12日(日)までの3日間の総合タイムで優勝を競う。

 初日の開催に当たり、角口理事長が関係者らに感謝し、選手に「古座川の新しいコースで、気合が入っていると思う。事故のないよう、全力を尽くしてください」と呼びかけた。来賓の西前啓市町長は「自然豊かな古座川を楽しみながら、レースに挑んで」とあいさつした。

 コースは平井峠や国の天然記念物「一枚岩」などを3周する全長126・7㌔。晴天の下、午前9時30分に選手が一斉にスタートした。アップダウンが激しく、道幅の狭い難コースを果敢に攻めた。観客からは「頑張れ!」などの熱い声援が送られていた。

 前日の9日には、新宮市の丹鶴ホールでオープニングセレモニーを実施。ツール・ド・熊野大会長で和歌山県の岸本周平知事が「国際ロードレースが和歌山で行われることを誇りに思う。熊野は、神様が宿る特別な聖地。日頃の成果を発揮し、全力を尽くして」、田岡実千年市長は「素晴らしいレース展開を心から祈念したい」と激励した。

 選手を代表してキナンレーシングチームの山本元喜選手が「日頃の練習の成果を十分に発揮し正々堂々、走り抜くことを誓います」と力強く宣誓した。

 11日の第2ステージ「熊野山岳コース」はツール・ド・熊野最大の舞台。上り、下り、平たん全てを制した者のみが勝利をつかむ。最終12日の第3ステージは「太地半島周回コース」。新たなルートを設定し、変化に富んだコースが選手を待ち受ける。

(2024年5月11日付紙面より)

一斉にスタートする選手たち=10日、古座川町
角口賀敏理事長
2024年05月11日
122 学びと親睦を図る場に
 町公民館教室の開講式  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町公民館教室の開講式が9日、町体育文化会館であった。本年度は▽生花▽茶道▽香道▽絵手紙▽陶芸▽手芸▽ペーパークイリング▽民踊―の8種類10教室に、延べ78人が申し込んだ。

 開講式には、各教室の講師を含む約20人が参加。町社会教育指導員の田中信幸さんが「私の思うこと伝えたいこと」をテーマに講話した。

 「日本の平均寿命は世界トップクラスの84・3歳。さらに伸びると予想されるが、社会保障の負担増、老後の生活費、健康寿命が課題。これまでの健康づくりは生活習慣病予防だったが、これからはフレイル予防が大事になる」と話した。

 病気ではないけど、年齢とともに心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい状態がフレイル。身体的、精神的心理的、社会的の三つのフレイルがあるとし、栄養、運動、社会参加で予防できると説いた。

 「趣味のサークルや地域活動でフレイルのリスクを下げることができる。公民館活動はフレイルを防ぐとともに、町民の心と心をつないでくれる。一人一人に合った社会参加の形を見つけ、みんなで明るく健康的で楽しい町にしていきましょう」と呼びかけた。

 開式に当たり、公民館自主サークル民謡教室講師の清水千双さんが「常磐炭坑節」「いわき草刈唄」など3曲の民謡を披露、三味線の音色に合わせ美しい歌声を響かせた。

 公民館民謡教室は2013年度から6年間続き、19年度からは卒業生が中心となって自主サークルを立ち上げた。現在は、教育センターで5人の会員が毎月第1、3水曜日に練習している。

 町公民館長で町教育委員会教育次長の中村崇さんは「公民館教室を通じて学びとともに、参加者同士の親睦を図る場として活用してほしい」と話していた。

(2024年5月11日付紙面より)

公民館教室の開講式であった田中信幸さんの講話=9日、那智勝浦町体育文化会館
民謡を披露する清水千双さん
2024年05月11日
123 さらなる美化意識高めて
 たばこ商業組合紀南支部が清掃  (新宮市 )

 和歌山県たばこ商業組合紀南支部(塩崎伸一支部長)は9日、新宮市の黒潮公園やスーパーセンターオークワ南紀店周辺で清掃活動を実施した。会員18人が参加し、ごみ拾いに励んだ。

 同支部には新宮・東牟婁郡のたばこ店経営者などが所属。日本たばこ産業(JT)の「ひろえば街が好きになる運動」の一環で、同組合女性部(大谷敏子部長)を中心に1997年度から清掃を続けている。

 本年度も同市から串本町までのさまざまな場所で、年間26回の活動を計画。たばこのポイ捨て禁止や20歳未満の喫煙防止などの啓発に従事している。

 この日は晴天の下、そろいのベストとサンバイザーを身に着けた会員たちが火ばさみとごみ袋を手に作業を開始。のぼりを掲げながら道や側溝に落ちた紙くず、たばこの吸い殻などを拾っていった。

 大谷部長は「近年は全体的にきれいで、地域の方々のマナーの良さを感じます。比較的、町中ではごみが見受けられるため、継続して清掃を行うことが必要。私たちの活動を知ってもらい、さらなる美化意識を高めてもらえれば」と話していた。

(2024年5月11日付紙面より)

清掃活動に励んだたばこ商業組合紀南支部の皆さん=9日、新宮市の黒潮公園
2024年05月11日
124 カキの木に花咲く  紀宝町浅里で  
2024年05月11日
125 大人も読みたい児童書  図書館でテーマ展示  (熊野市 )
2024年05月11日
126 泥だらけ 笑顔いっぱい  日曜学校で田植え体験  (東正寺 )
2024年05月11日
127 県代表で夏の東海大会へ  新チームで県大会準優勝  (紀宝トレジャーズ )
2024年05月11日
128 会員世帯にライト配布  いのちの募金助成を受け  (下本町町内会 )
2024年05月11日
129 公約訴え支持を求める  生徒会役員選挙の演説会  (新宮高校 )
2024年05月11日
130 中辺路フォトブック  熊野三山観光協会が発行  
2024年05月11日
131 進路について意識高める  新翔高で就職アセンブリー  (新宮市 )
2024年05月11日
132 家族4組が調理に挑戦  「石窯☆ピザ作り体験」  (潮岬青少年の家 )
2024年05月11日
133 ハッチョウトンボ羽化  直見にある大谷湿田で  (古座川町 )
2024年05月11日
134 国際大会出場を事前報告  串本在住の芝公士郎さん  (串本町 )
2024年05月11日
135 追い付かない整備を支援  野球部後援会の役員ら  (串本古座高校 )
2024年05月11日
136 青白くてまるで幽霊?  新宮市・神倉山にギンリョウソウ  (こども新聞 )
2024年05月11日
137 猫の手も借りたい?  「人手不足」が深刻  (こども新聞 )
2024年05月11日
138 お悔やみ情報
  
2024年05月10日
139 安全・確実・迅速に 消防救助技術会に向け選考 (那智勝浦町)

 和歌山県消防救助技術会に那智勝浦町消防本部から出場する隊員の選考会が8日、同町消防・防災センター訓練場で開かれた。隊員11人が▽ほふく救出▽ロープ応用登はん▽はしご登はん―の3種目で安全・確実・迅速に救助実演を行い、技術を競った。

 県内17消防本部の選抜隊員が一堂に会し、技術を競い合う消防救助技術会。切磋琢磨(せっさたくま)による技術向上、他の模範となる消防救助隊員の育成を目的としている。

 開始に先立ち、湯川辰也消防長が訓示。「4月から悪天候により、訓練の時間が短かったと思うが、持てる力を出し切ってほしい。協力する職員は、公正な審査と安全管理を」と激励した。

 ほふく救出は3人一組で実施。救助者の隊員が空気呼吸器を着装し、確保ロープなど結んだ後、狭い煙道の先で要救助者を発見。屋外へ救出した。▽空気呼吸器を正しく着装しているか▽呼称▽所要時間―などの観点で評価をした。

 結果、ほふく救出の救助者に辻内玲士消防副士長、補助者に淺井真消防副士長、ロープ応用登はんの登はん者に植野喜裕消防士長、補助者に生駒幸太郎消防士長、はしご登はんに西翔太消防士が選ばれた。

 淺井消防副士長は「自分の中ではまだ60~70点くらい。さらに訓練を重ね、本番で披露したい」と意気込みを語った。技術会は6月5日(水)に、和歌山市の和歌山県消防学校で実施される。

(2024年5月10日付紙面より)

空気呼吸器を身に着けて要救助者を救出=8日、那智勝浦町消防・防災センター
ロープ応用登はん
2024年05月10日
140 地域に必要なこと続けたい
 水害後に移住した丹波章夫さん  (那智勝浦町 )

 2011年の紀伊半島大水害後、復旧の手助けをしたいと、和歌山市から那智勝浦町粉白に移住した丹波章夫さん(45)。少しでも地域の助けになればと、ボランティア活動に力を注いでいる。

 「ボランティアはきっかけがないとできない。だからこそ、自分がそのきっかけをつくり、地域に必要なことはどんどんやっていきたい。毎年続けていると賛同する人も増えてくると思う」。

 4年前に立ち上げた建設・建築業「章友」の従業員らと共に4日、津波に備えた粉白地区の高台避難路の草刈り作業に汗を流した。以前の仕事仲間も、この日のために香川から駆け付けた。

 区が整備した避難路で、高台の避難場所は海抜40㍍。これまで地区住民が草刈りなどをしていたが、高齢のため「自分たちがやろう」と決めた。この日は、9人で3時間ほどかけて生い茂る草木を刈り取った。

 作業の合間、元気に走り回る娘を見つめながら「ここには海も山もある。子どもを育てるには素晴らしい環境。移住して良かったよ」とほほえむ丹波さん。「自分に何ができるか」、これからも妻の地元で探し続けていく。

 海水浴シーズン前に玉の浦海水浴場の清掃にも取り組みたいと次の目標を掲げていた。

(2024年5月10日付紙面より)

丹波章夫さん(前列左)とボランティア作業した皆さん=4日、那智勝浦町粉白
避難路で草刈り作業
2024年05月10日
141 期間全体で1049泊分の利用
 潮岬望楼の芝キャンプ場  (串本町 )

 串本町の潮岬望楼の芝キャンプ場が4月27日から5月6日まで開設され、期間全体で1049泊分の利用の申し出を得た。

 このキャンプ場は、潮岬望楼の芝管理運営委員会が環境省の許可に基づいて運営。芝地の東側一帯をテント設営場所として提供するもので、小学生以上の利用者から清掃協力金を得て事前の草刈りや当日の受け付け、キャンプごみの引き受けをして開設前後で吉野熊野国立公園の一角でもある同芝の環境が悪化しないよう管理をしている。

 現在は既設のキャンプ場設備が開放されていないため、同委員会が実施する開設期間だけが望楼の芝でキャンプできる唯一の機会。ゴールデンウイーク(GW)に合わせた開設期間は過ごしやすく日程が取りやすいこともあって例年、特に利用の申し出が多い繁忙傾向にある。

 利用の申し出は期間前日の午後4時から受け付け、期間前半で雨の影響を複数回受けたもののピークの5月3日に486泊分、4日に176泊分、4月28日に105泊分、5月2日に99泊分と利用が伸び、全体として昨年より31泊分多い実績となった。

 コロナ禍を経て再開した2022年は1030泊分で、再開以降はほぼ横ばいで推移している状況。同委員会の田仲康慧会長は、今年の特徴として期間中に張られたテントの数が昨年より少なく、家族などグループの利用が増えたことでその状況でも再開後の例年と変わらない利用の申し出を得ることができたと実績を分析している。

 次の開設期間は7月13日(土)~15日(月・祝)。本年度は計8期間の開設を計画している。詳細は町公式ホームページ新着情報一覧表示内にある「潮岬望楼の芝キャンプ場」(4月16日付発表)のリンク先を参照。問い合わせは町産業課(電話0735・62・0557、平日午前8時30分~午後5時15分)まで。

(2024年5月10日付紙面より)

ピーク時の潮岬望楼の芝キャンプ場のテント設営場所の様子=3日、串本町潮岬
2024年05月10日
142 新宮黒潮が優勝、県大会へ
 県中学校野球紀南地区大会  
2024年05月10日
143 伊藤さくらさんが全国へ
 女子学童野球県代表に選出  (蓬莱フレンズ )
2024年05月10日
144 歴史や昔遊びを学ぶ  くろしお児で伝統文化教室が開講  (新宮市 )
2024年05月10日
145 鮮やかな赤い実  ヘビイチゴ  
2024年05月10日
146 自由に遊びを満喫  勝浦小が春の遠足  
2024年05月10日
147 ようこそ三輪崎小へ  1年生56人を歓迎  (新宮市 )
2024年05月10日
148 看護師を目指すなら  心構えなど生徒に説明  (新翔高校 )
2024年05月10日
149 生徒が3階へと避難  地震津波に備えて訓練  (新宮高校 )
2024年05月10日
150 穏やかな生活願って  運動月間に合わせ募金活動  (新宮赤十字奉仕団 )
2024年05月10日
151 被災地の復興願う  能登半島地震義援金を託す  (熊野那智大社 )
2024年05月10日
152 海の生き物と触れ合う  15人が地玉の浜で磯遊び  (那智勝浦町 )
2024年05月10日
153 メダカの魅力を知って  町内初、「こどもの日」に  (那智勝浦町 )
2024年05月10日
154 釈迦の誕生祝い甘茶注ぐ  三輪崎保が恒例の花まつり  (新宮市 )
2024年05月10日
155 「驚き」求めて自転車旅  パッシュさん一家が熊野へ  (新宮市 )
2024年05月10日
156 歌や手遊びも楽しむ  子安サロンに「おはなしぽけっと」  (紀宝町 )
2024年05月10日
157 葉や実の特徴で見分け  新緑のクマノザクラ  (紀宝町 )
2024年05月10日
158 土に触れず育つ根性マツ  船舶用防舷材に根付いて  (串本町 )
2024年05月10日
159 ヒメボタル舞い始める  潮岬の潮騒の森一帯で  (串本町 )
2024年05月10日
160 大島区の漁業関係者ら礼  苗我島で弁天神社の例祭  (串本町 )
2024年05月10日
161 純白の花咲くセッコク  那智のクスノキの樹上に  
2024年05月10日
162 お悔やみ情報
  
2024年05月09日
163 前年度比で8割増加
 スポーツ合宿受入実績  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の2023年度のスポーツ合宿等受入実績が、前年度比で175・5%となったことが、このほど分かった。前年度はコロナ禍もあり、以前とは集計方法も変わっているため、多少差し引いて考える必要はあるが、好調とは言える。一方で串本町は93・0%にとどまった。

 両町も加入している、南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会の総会で明らかになった。同協議会は、スポーツ合宿や大会などを広域的に誘致していくことを目的に、15年に発足。串本町は17年度、那智勝浦町は22年度に加入していた。

 那智勝浦町は、主に卓球やレスリングの合宿が行われている。22年度は2592人だったが、23年度は4549人で、1957人が増加した。コロナ禍前の19年度は3131人だったため、19年度比でも1418人が増加している。

 主力2種に加え、バスケットやバレーボールのサークル合宿も受け入れるなど、守備範囲を広めてもいるという。担当課は「リピーターをつなぎとめることはもちろん、新規合宿も獲得したい。文化系団体の誘致も、例えば体育文化会館は音も出せるので、吹奏楽などの合宿も行ってもらえれば」などと語る。

 串本町は、23年度は8306人。対して22年度は8932人で、626人が減少した。担当課によると、減少の主な要因は大手ホテルの改修工事で、これまで来ていた野球やサッカーの合宿の一部が受け入れできなかったためという。

 なお、コロナ禍前の19年度は8213人のため、23年度でも超えていることになる。串本町では野球、サッカー、テニス、ラグビーなどの合宿が行われており「野球やサッカーに戻ってきてもらうことはもちろん、稼働率が悪いテニスの誘致を頑張りたい」と述べた。

  □     □

■全体では過去最多



 一方で、8市町からなる南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会の全体の23年度の実績は8万6783人だった。22年度は7万7733人なので、9050人が増えた。自治体の途中加入もあるので正確な比較はできないものの、協議会の創設以降で最多ではあるという。

(2024年5月9日付紙面より)

卓球やレスリングのスポーツ合宿が行われる体育文化会館=那智勝浦町天満
2月に行われた大学卓球部の合宿の様子
2024年05月09日
164 新社殿の完成を祝う
 猿田彦・神倉三宝荒神社  (新宮市 )

 社殿の建て替えの竣功(しゅんこう)奉祝祭も兼ねた、新宮市の神倉神社境内にある猿田彦(さるたひこ)神社・神倉三宝荒(さんぼうこう)神社(上野顯宮司=熊野速玉大社宮司)の例祭が8日、営まれた。関係者の約30人が参列。新たな社殿の完成を喜び、地域の安寧を祈った。餅まきも行われた。

 元の社殿は1983年に建てられたが傷んでいた。この状況を見て、同大社の崇敬者である、埼玉県川越市の不動産会社の株式会社秀拓の米原祥雅会長と米原恭淳社長が寄付を申し出。世界遺産登録20周年に合わせ、同神社境内にある満山社社殿、火神社社殿、中ノ地蔵堂、同大社境内の灯籠、看板などの新調・修復費用も同様に捻出した。同じく寄付による、神倉神社境内の看板2基の修復も、今月中に予定している。

 例祭の神事は、猿田彦神社・神倉三宝荒神社敬仰会や、熊野速玉大社の崇敬会、敬神婦人会、神倉神社奉賛会などが参列した。熊野速玉大社の神職が祝詞を奏上し、巫女(みこ)が舞を奉納。参列者が玉串をささげた。

 上野宮司はあいさつで、建て替えの経緯を紹介。米原社長・会長の「残念ながら参列はかなわなかったが、どうか末永く信仰していただきたい。20周年の節目に、造営に関われたことをうれしく思います」との言葉を伝えた。

 餅まきは、地域住民が多数訪れていた。軽トラックの荷台から盛大に餅がまかれ、歓声が響いた。

 神倉山には明治時代まで「天狗(てんぐ)様」として親しまれた猿田彦命(さるたひこのみこと)の神社があった。火産霊神(ほむすびのかみ)と誉田別命(ほんだわけのみこと)を祭る三宝荒神社は立里(高野山)にあり、願望成就・商売繁盛の御神徳が高い。速玉大社は、氏子有志の協力で81年から両社の社殿、鳥居、参道などを整備した。毎年5月8日に例祭を営んでいる。

(2024年5月9日付紙面より)

新社殿の前で巫女が舞う=8日、新宮市の神倉神社境内
餅まきも行われてにぎわいを見せた
2024年05月09日
165 U18日本新記録で優勝
 串本町出身の久保凛さん  

 串本町出身の陸上競技選手・久保凛さん(東大阪大学敬愛高校2年)が第39回静岡国際陸上競技大会女子800㍍種目で、U18日本新となるタイム2分3秒57を記録し優勝した。

 日本陸上競技連盟「日本グランプリシリーズ」の第5戦にも位置付けられた同大会は3日、静岡県の小笠山総合運動公園スタジアムで実施。グランプリシリーズ内ではグレード1に分類されるハイレベルな競技舞台で、女子800㍍では高校生~社会人選手25人が出場し3組に分かれてタイムレースに臨んだ。

 久保さんは25人中唯一の高校生選手で、第3組で出走。中盤まで2~3番手につけ残り200㍍を切ったところでラストスパートをかけて先頭に立ち、さらに後続を1秒以上引き離す力走でゴールを駆け抜けた。

 その記録は直前の自己ベスト2分5秒13、さらにU18日本記録2分4秒44をも超えるタイム。今期の目標として見据える日本高校記録2分2秒57突破まであと1秒に迫る快勝を国際大会で収めた。

(2024年5月9日付紙面より)

2024年05月09日
166 串本が3連覇、蓬莱と県大会へ
 新宮RC旗学童軟式野球大会  
2024年05月09日
167 橋爪仁智香さん(矢渕)が3位  紀宝柔道会が活躍  
2024年05月09日
168 簡単、ホウ酸団子作り  紀宝町社協の寺子屋で  
2024年05月09日
169 一足早く、初夏の風物詩  相野川沿いでホタル乱舞  (紀宝町 )
2024年05月09日
170 ホタルが飛び交う美しい町に  守る会が今年も出前授業  (井田小 )
2024年05月09日
171 江戸時代の武者のぼり  端午の節句に合わせて掲げ  (熊野速玉大社 )
2024年05月09日
172 市内の世界遺産や町並みを巡る  JRふれあいハイキング  (新宮市 )
2024年05月09日
173 熊野の自然文化に親しむ  1、2年生が校外学習  (近大新宮 )
2024年05月09日
174 5年ぶり、米作り体験  子どもたちも田植えに挑戦  (新宮市熊野川町 )
2024年05月09日
175 明神小児童一丸で田植え  大柳・北裏区長の水田で  (古座川町 )
2024年05月09日
176 普段入れない内部を案内  CGS部が樫野埼灯台で  (串本古座高校 )
2024年05月09日
177 こいのぼりなど65本掲揚  旧和深中の業社ら合同で  (串本町 )
2024年05月08日
178 命日に春夫の遺徳しのぶ 没後60年、お供茶式に50人 (新宮市)

 新宮市出身の文豪で、望郷詩人とも呼ばれる佐藤春夫(1892~1964年)の命日の6日、熊野速玉大社双鶴殿でお供茶式(くちゃしき)が営まれた。関係者や一般約50人が参列し、文豪の遺徳をしのんだ。

 茶道裏千家淡交会が長年、大社烏集庵(うしゅうあん)や望郷五月歌碑前で営んできた式で、記念館がオープンした翌年の1990年から(公財)佐藤春夫記念会(須崎恵美代表理事)と共に佐藤春夫記念館前庭で開いてきた。

 記念館は故郷をこよなく愛し、明治末期から昭和にかけて近代日本の詩人・作家として活躍した春夫の文学館。旧チャップマン邸や旧西村家住宅近くに移転するため、現在休館しており、2026年のオープンを目指している。

 今年は現記念館で最後のお供茶式だったが、雨天のため双鶴殿で開催。田岡実千年市長や濱口太史県議会議長、市議会議員らも出席。茶道裏千家淡交会南紀支部の上宗景さんがお点前、半東・お供えは関宗重さんが務めた。式典後には、淡交会員たちによるお茶と和菓子の振る舞いがあった。

 式典で田岡市長は「雨のため記念館の庭での式典がかないませんでしたが、佐藤先生をしのび、ご歓談を」とあいさつした。辻本雄一・佐藤春夫記念館長は「合併により、新宮市から佐藤春夫が作った校歌がなくなっていくのがさみしいが、春夫が込めた精神は残っていく。記念館と共に、一緒に受け継いでいきたい」と話していた。

 場所は未定だが、来年以降も春夫の命日に合わせてお供茶式を開くという。

(2024年5月8日付紙面より)

熊野速玉大社双鶴殿で営まれたお供茶式=6日、新宮市
佐藤春夫をしのび歓談する田岡実千年市長(右)と辻本雄一館長
2024年05月08日
179 GW後半、にぎわい見せる
 世界遺産や各施設に観光客  (熊野地方 )

 4月27日から始まった今年のゴールデンウイーク(GW)。平日の3日をはさみ、3~6日の後半4連休は、熊野地方の世界遺産や観光地などに家族連れ、帰省客、外国人らが多く訪れ、にぎわいを見せた。

 新宮市の熊野速玉大社では、3~5日にかけて参拝者が多くあった。駐車場には観光バスをはじめ、愛媛、所沢、石川、湘南、姫路、広島、船橋などのナンバープレートの車が並び、遠方から訪れた人たちも見受けられた。神社の関係者は「今年に入ってから外国人参拝者の数も増えてきた。ゴールデンウイーク中はコロナ禍以前に近い参拝者に戻ってきたのでは」と話していた。

 市観光協会には、2日に442人、3日459人、4日550人が訪れ、熊野三山めぐりの案内が大半を占めた。レンタサイクルも好評だったという。

 那智勝浦町では、熊野那智大社の参拝や那智山の大門坂を歩く人たちが列を作った。築地の勝浦漁港にぎわい市場では、生まぐろ丼などが人気を集め、海を眺めながら舌鼓を打つ観光客の姿が目立った。

 太地町立くじらの博物館には地元をはじめ、他府県から多くの家族連れが訪れた。5日は「こどもの日」にちなみ、小中学生の入館が無料となった。来場者はイルカショーや海洋水族館「マリナリュウム」を見学。「ふれあい体験」では、優雅に泳ぐクジラなどに餌をやるイベントもあり、楽しいひとときを満喫した。

(2024年5月8日付紙面より)

新宮市の熊野速玉大社
熊野那智大社への参拝者
勝浦漁港にぎわい市場に多くの観光客
「こどもの日」にくじらの博物館でショーを楽しむ
2024年05月08日
180 橋杭小5、6年生が田植え
 くじ野川・澤さんの水田で  (串本町 )

 串本町立橋杭小学校(溝内聡子校長)の5、6年生12人が2日、くじ野川にある澤武実さん(75)の水田で田植えに取り組んだ。

 本年度赴任した金澤有史教頭が校区内で体験提供を得られないかと探したところ、町地産地消生産者組合の組合員で学校給食センターへ米を納入している澤さんが協力してくれることになり実現した機会。この成果を受けて同校は、社会科で稲作を学ぶ5年生と学んだ6年生が体験をさせてもらうこととした。

 澤さんにとっても初めての体験の受け入れとなるため、この日は中継ぎをしたくじ野川区の知野光洋区長や町教育委員会教育課の森博司さんら元教員勢も段取りを手伝い。5、6年生は澤さんから手植えの仕方を教わり、水田にあらかじめ付けられた30㌢間隔の筋の交点へ苗3~4本を植え込んだ。澤さんが体験用に準備したのは広さ約4㌃、子どもの体格を考慮しやや浅めの水田。5、6年生の大半が水田に入るところからぎこちない様子だったが、徐々に要領をつかんで半分ほどを植え終わって以降は最初の倍以上の早さで一気に田植えを進めた。

 「思っていたよりも早く終わった」と5、6年生の上達ぶりに驚いた澤さんは、余った時間で愛用しているトラクターや田植え機、コンバインや精米機などの農機も一通り紹介し、現在の稲作のイメージも伝えるなどした。

 田植えをするのは初めてという岡内ちなみさん(6年)は「前半より後半の方が上達を感じられて楽しかった。水田の中は気持ちよかった」とコメント。苗の品種は学校給食用の米と同じコシヒカリで9月上旬ごろに稲刈りをし、5年生は晩秋のキャンプ、6年生は調理実習で味わうという。

(2024年5月8日付紙面より)

澤武実さんの水田で田植えに取り組む橋杭小の5、6年生ら=2日、串本町くじ野川
水田を仕立てた農機・トラクターを間近に見学
2024年05月08日
181 宇久井が全勝優勝
 県スポ少東牟婁交流大会バレーボール競技  
2024年05月08日
182 5大会で好成績収める 新宮ジュニアレスリングクラブ 
2024年05月08日
183 和やかにお茶楽しむ  心と体の健康の和が月1回  (新宮市 )
2024年05月08日
184 手縫いの雑巾を寄贈  千穂第一地区福祉委員が神倉小に  (新宮市 )
2024年05月08日
185 戦没者らの冥福祈り、平和誓う  勝浦護国神社で69回目の例祭  
2024年05月08日
186 涼しげ、青紫色の花  孔島でノアサガオ  (新宮市 )
2024年05月08日
187 絵本制作に生徒関わる  熊野川中で贈呈式  (ジオパーク推進協議会 )
2024年05月08日
188 安心な社会の実現目指し  地域安全活動に関する協定を締結  (新宮警察署、みくまの農協 )
2024年05月08日
189 候補は「新宮中学校」  緑丘・城南の統合校名  (新宮市教委 )
2024年05月08日
190 笑顔あふれる未来目指し  第95回紀南地区メーデー  
2024年05月08日
191 滝間近で感じ、キャンプ  GW後半も各地にぎわう  (紀宝町 )
2024年05月08日
192 医療者ら田植えで交流  浅里で「おもしろ大学」  (紀宝町 )
2024年05月08日
193 自転車競技や停電復旧など  区長連の総会後に情報発信  (古座川町 )
2024年05月08日
194 水子供養会で生け花展  未生流笹岡の岩崎社中  (串本町 )
2024年05月08日
195 アブラギリの花  那智勝浦町口色川  
2024年05月08日
196 季節を味わいお風呂堪能  ピーアップシングウでしょうぶ湯  (新宮市 )
2024年05月08日
197 お悔やみ情報
  
2024年05月03日
198 町民に開かれた議会へ
 青年部と町議が意見交換  (那智勝浦町 )

 南紀くろしお商工会青年部有志と那智勝浦町議会議員の意見交換会が4月30日、同町の商工会館で開かれた。「町民に開かれた議会」を目指す議会改革の一環で、初開催。3月議会で紛糾した町営入浴施設「丹敷(にしき)の湯」の継続や道の駅の今後などが話題に上り、ざっくばらんに意見が交わされた。

 全議員が所属する議会改革特別委員会(委員長=津本芳光議員)を中心に、約1年かけて準備。町内各地区や団体と議員の交流の場を設け、町民の声を吸い上げることで、議会・町政に反映させることが狙い。議会のネット中継も準備が進められている。

 若手経営者らが集う意見交換会では、3月議会で閉鎖から営業継続へ転じた「丹敷の湯」が話題に。議員を代表して松本和彦議員と城本和男議員がそれぞれの立場で経緯を説明した。青年部から寄せられた意見は下記の通り。

 その他、旧グリーンピア南紀の維持管理について「民間にも開いて活用検討を」。駅前商店街の空き家・空き店舗問題についても「活用したいという若い人もいるが、持ち家だったり売ってくれなかったり。他市町の施策も見てどうにかならないか」、「空き家を寮にして、外国人を含めた介護人材確保につなげられないか。外国人に貸すことに嫌な顔をする人もおり、意識を変えていく必要も」などの意見が寄せられ、議論がつきない様子だった。

 閉会に当たり吾妻正崇議員は「青年部に限らず、今後もいろいろな場に出向いて議論をしていきたい。青年部とも、定期的にこうした場を持ちたい」。

 青年部の浦賀英昭部長は「互いにもっとこうした場を持っていくべき。同時に、われわれも『ただ言うだけ』ではなく、発言したからには実行していく覚悟を持って場に臨むことが必要」と話していた。

  □     □

■青年部有志から寄せられた意見(一部抜粋)

・正月でも整理券を配らないと風呂に入れないほど人が集まる施設。もったいない。やるだけやって駄目なら閉めなければいけないが、これまで何をしてきたのか

・署名活動があったこと自体知らなかった

・灯油ボイラーのコストが高いなら、重油なりバイオマス燃料のボイラーの試算をしては。ある程度の投資と(費用)回収は絶対必要だが、冷泉なら温水プールにしたっていい。現状のまま直して使うだけだと赤字が膨らむ

・最終的に町当局が動いてくれないと意味がない

・改善案がないならやめてほしい。改善案を行政に求めるより、クリエーティブな脳のある人に依頼をすべき

・風呂も大事だが、まずはトイレと食事と駐車場。女性が使うなら、化粧室も必要

・お湯や景色の良さなら、町内にもっといい温泉がある。1階も暗い雰囲気で、見た目がきれいになるだけでも良くなる

・地元の人のための存続なのか、観光客のためなのか分からないので、賛成とも反対とも言えない。高校生や20~30代の若い人がチャレンジできる場が那智駅にあれば

(2024年5月3日付紙面より)

若手経営者らが意見をぶつける=4月30日、那智勝浦町の商工会館
2024年05月03日
199 平和と民主主義、中立の日本を
 第95回紀南統一メーデー  

 「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をスローガンとした第95回紀南統一メーデーが1日、新宮市福祉センターであった。メーデー宣言を採択し、「8時間働いて普通に暮らせる社会を!」と掲げたプラカードなどを手に、約70人が市内をアピール行進した。

 11の労働団体で組織する実行委員会(喜田俊生委員長)が主催。福祉センターで集会を開き、喜田委員長があいさつ。「本日の集会が全国、世界の労働者との団結と連携の力を示す日になるよう奮闘を」と呼びかけた。

 6人がリレートークを繰り広げ「世界の労働者の戦いと心を合わせ、貧困と格差の解消、持続可能な社会と戦争のない平和な世界を目指して団結しましょう。そして、ジェンダー平等の実現や多様性の尊重、子育て支援の拡充や地球環境の保全など、国民生活に寄り添った政治への転換を求めていきましょう」などのメーデー宣言を採択した。

 全員で労働歌「がんばろう」を歌い、「ガンバローコール」で結束を強めた。アピール行進で全国一律最低賃金やジェンダー平等なども訴えた。

(2024年5月3日付紙面より)

アピール行進で暮らしやすい社会の実現を訴える=1日、新宮市
2024年05月03日
200 国際大会出場を事前報告
 町職員の芝公士郎さん  (古座川町 )

 古座川町職員の芝公士郎さん(33)が1日、フライングディスク競技の国際大会「WFDF2024アジア・オセアニアビーチアルティメット選手権大会」に日本代表選手として出場することを西前啓市町長や谷久司議長らへ事前報告した。

 ビーチアルティメットは同競技の1種目で、5人チーム対抗で75㍍×25㍍のフラットな砂地を駆け回って得点を目指す内容。この大会はその最高位となる競技舞台で、23年は米ロサンゼルスで開かれ24年は日本の田辺市(扇ヶ浜)や白浜町(白良浜)で6月12日(水)から16日(日)まで開かれる予定となっている。

 日本代表選考会は1~3月に段階実施され、芝さんはオープンチーム19人中の1人として選ばれた。兄・圭一郎さんが日本代表として19年の同大会に出場し、白浜町で実施されるとあって芝さんも応援観戦。その折に誘いを受けて20年6月、大阪府を拠点とするクラブチーム「Heat Haze」に加入して本格的に練習を始めた。やるからには日本代表選手に。大きく目標を抱いて練習に打ち込み、コロナ禍を経て23年に同選考会が開かれることになりさっそく挑んだが最終選考には至らず。その悔しさもばねにして24年の同選考会最終選考を突破し、念願の出場権をつかみ取ったという。

 事前報告には西前町長、谷議長に加え、仲本耕士副町長や中道悟教育長も同席。芝さんは「仲間のサポートや応援、職場の理解なしにとてもここまで来ることはできなかった。これまでお世話になってきた全員への感謝の気持ちを持って、自分らしくガッツあふれるプレーを見せて少しでも皆さんに恩返しできればと考えています。応援をよろしくお願いします」と抱負を掲げ、西前町長は「町のためにも名をはせていただけたらありがたい」と応えて健闘を期待した。

 日本代表オープンチームは23年の同大会で準優勝していて、今年は優勝を目標にして練習に打ち込んでいる。芝さんは持ち味の走力と持久力を生かしたディフェンスで勝利に貢献したいと意気込んでいる。串本町串本在住。9日(木)には田嶋勝正町長へも出場の事前報告をするという。

(2024年5月3日付紙面より)

事前報告をし激励を受けた芝公士郎さん(中央)=1日、古座川町役場本庁舎
2024年05月03日
201 KKNが優勝、神倉と県大会へ
 近畿学童東牟婁支部大会  
2024年05月03日
202 元気に大きくなってね  「こどもの日」の集い  (鵜殿保 )
2024年05月03日
203 宮﨑洸匠さん「魅力発信する」  みらいドクターに認定  (紀宝町 )
2024年05月03日
204 地上戦あった沖縄の歴史学ぶ  修学旅行へ向け平和学習  (矢渕中 )
2024年05月03日
205 仲を深め最高の思い出に  熊野地方の各地へ遠足  (新宮高 )
2024年05月03日
206 夏の開花が楽しみ  17人がジニアの苗植え体験  (NPO法人「near」 )
2024年05月03日
207 モ市からの派遣1年延期  国際姉妹都市委員会  (那智勝浦町 )
2024年05月03日
208 手形足形で思い出残そう  ママ職員が提案  (くろしお児童館 )
2024年05月03日
209 ジャケツイバラが花盛り  古座川町  
2024年05月03日
210 腰を入れてタマネギを収穫  青、赤組が木山さんの畑で  (潮岬こども園 )
2024年05月03日
211 県が銭湯料金引き上げ  「なぎの湯」は据え置き  (新宮市 )
2024年05月02日
212 クロマグロ43本水揚げ
 GWの観光客でにぎわう  (勝浦地方卸売市場 )

 ゴールデンウイーク(GW)序盤の4月29日、那智勝浦町築地の勝浦地方卸売市場にクロマグロ43本の水揚げがあった。シーズン最終盤の大漁に市場が活気づき、観光客らも巨大なクロマグロが並ぶ様子を見物していた。

 全国有数の生鮮マグロの水揚げ量を誇る勝浦地方卸売市場。この日は9隻が入港し、最大は益丸(高知県)のクロマグロ273㌔、最高値は1㌔当たり8180円だった。

 那智勝浦観光機構(NACKT)の生マグロ市場競りガイドツアーもあり、マグロが食べたいと愛知県から家族6人で訪れた岩瀬篤紀君(9)は「マグロの卵の大きさや体温などのクイズがよく分かった」。姉の恵奈さん(12)は「市場を見ていて、おいしそうだなって思った。お刺し身はあんまり好きではなかったけれど、今日の朝ご飯が楽しみ」と話していた。

  □     □

■漁獲枠規制へ船頭らから不満の声も



 一方、はえ縄船の船頭らからは、漁獲枠規制で思うように漁ができていないことへの不満の声も。「枠を超えないよう、大半を海に放すことになった。以前はこれほど食いつくこともなかったので、規制で資源量も回復しているのでは」「漁獲枠を10㌧持っている船もあれば1㌧ほどしかない船もあり、急に減らされることもある。全船一律なら納得もできるが、基準が分からない」「禁漁期間や禁漁区域を設ける方が合理的と思う」などの意見が聞かれた。

 太平洋クロマグロは資源保護のため、国際的な漁獲規制の対象であり、国内では中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の合意に基づいて2015年以降、漁獲管理を行っている。2024年の漁獲枠は日本全体でおよそ1万1000㌧。うち市場価値が高い30㌔以上の大型魚は、国が管理する沖合漁業に4820・2㌧、近海はえ縄漁を含む各都道府県での沿岸漁業分に1745・9㌧を振り分けた。そこから漁法、船ごとに枠が決められる。

 漁港関係者からは「枠のほとんどを巻き網船が持っている。幼魚を含めて一網打尽にする巻き網と違い、大きく成長した成魚のみを一本一本釣り上げるはえ縄漁は環境に最も優しい漁法。これからの時代、こうした漁法の保護を考えるべき」「マグロは自分たちの生活の糧。今のままでは資源保護になっていない」との意見も聞かれた。

(2024年5月2日付紙面より)

市場での競りの様子=4月29日、那智勝浦町築地の勝浦地方卸売市場
市場ツアーを楽しむ家族
2024年05月02日
213 建設工事の仕事を知る
 有田で現場職業体験会  (串本町 )

 串本町有田にある有田漁港で4月30日、現場職業体験会があり串本町立橋杭小学校(溝内聡子校長)の2、3年生15人が参加して建設工事の仕事を知る機会を得た。

 この体験会は、東牟婁振興局串本建設部が管内で発注した事業から毎年2事業を指定し、その施工者が子どもたちに工事現場の成り立ちを伝える内容を準備して開いている。今回は2023年度有田漁港漁港施設整備(機能強化)事業の同体験会で、現場紹介と職業体験の各内容を準備して参加を歓迎した。

 現場紹介は元請けの株式会社小森組・矢倉準一管理技術者(同事業の現場代理人)と下請けの株式会社人見建設・人見翔専務取締役が担当。この事業は津波対策として防波堤をかさ上げする内容で、どのように目の前にある真新しい防波堤を作ったのかを21枚の写真資料を交えて説明した。

 職業体験はおととし、昨年に続いてこの体験会に関わる人見建設が担当し▽ドローン操作体験▽空調服体験▽建設機械(バックホウ・高所作業車)試乗体験▽Pコン穴補修体験―の4種類を準備。Pコン穴補修は材料(モルタル)とこてなどの道具を配り、実際にその穴を埋める作業をしてもらう形で提供した。

 楽しい体験会にするため、今回はキリン模様のバックホウや同社マスコットキャラクター「ひとみちゃん」を現場へ持ち込む工夫も取り入れた。人見専務取締役(38)は「普段、工事の現場を見かける機会はあっても、何をやっているかまで興味を持って知る経験はないと思う。今日はこんな仕事があると知ってもらい、この経験をきっかけにして興味を持ち続け、将来の担い手になってくれたら」と願いつつ、参加した小学生の学びを後押しした。

(2024年5月2日付紙面より)

工事現場の仕事の一つPコン穴補修について教わる=4月30日、串本町有田の有田漁港
現場職業体験会に参加した橋杭小2、3年生
2024年05月02日
214 色とりどりのツツジ咲く
 春の田長谷で自然観察会  (新宮市熊野川町 )

 公益財団法人熊野林業は4月29日、新宮市熊野川町田長で「自然観察会~春の田長谷・白倉観察会~」を開催した。県内各地から17人が参加し、紀伊半島と四国のみに分布する希少なアケボノツツジなど、色とりどりのツツジが咲く熊野の自然を満喫した。

 熊野自然保護連絡協議会の南敏行さんや三重県立熊野古道センターの山口和洋さん、浦木林業株式会社の泉諸人代表取締役社長らを案内人に、参加者たちはマイクロバスで移動し、途中からは歩いてツツジの群生地を訪れた。霧の中、アケボノツツジが見えると、上品なピンクに感嘆の声が上がった。

 雨天で田長谷森林自然公園ウオークは中止したが、大雲取越の地蔵茶屋休憩所では、南さんから那智山周辺に生息する絶滅危惧種のナチマイマイの標本紹介もあった。

 参加した兵庫昌子さん(48)は「夫と二人で山歩きをするのが好きで、今日もいろいろなツツジが見られて本当にきれいでした」と話していた。

 同財団は「自然環境とバランスを保った森林を目指すために、所有山林の調査研究および普及啓発事業を通じて自然豊かな森林を形成してゆく」ことを目的に設立。森林の自然環境を維持しながら、木材などの恵みを少しずつ収穫するという「非皆伐・択伐」方式の実践を行ってきた。山林の一部を「森林自然公園」として一般開放し、人々に熊野の自然に触れる場を提供している。

(2024年5月2日付紙面より)

参加した皆さん=4月29日、那智勝浦町の地蔵茶屋休憩所
アケボノツツジ
ナチマイマイやシゲオマイマイの標本解説
2024年05月02日
215 太田の郷が田植え体験  晴天の下、にぎやかに  (那智勝浦町 )
2024年05月02日
216 運動習慣づくりを支援  島田匡平さんが健康教室  (那智勝浦町 )
2024年05月02日
217 自然環境を子どもたちに  国道168号美化協議会が総会  
2024年05月02日
218 親子で読み聞かせ堪能  「スペシャルおはなし会」  (丹鶴ホール )
2024年05月02日
219 「俳句と山草盆栽展」  喫茶きよもんで始まる  (那智勝浦町 )
2024年05月02日
220 心癒やす絵画の「集大成」  増田綱紀さんが個展  (太地町立石垣記念館 )
2024年05月02日
221 初の同窓会、52年ぶり校歌も  昭和46年度城南中卒業生が  (新宮市 )
2024年05月02日
222 東側一帯にテントが並ぶ  望楼の芝キャンプ場開設  (串本町 )
2024年05月02日
223 親子ら集めよみきかせ会  子ども読書の日に賛同し  (ぶっくらぶ串本 )
2024年05月02日
224 下草取り除き通りやすく  CGS部が避難路を整備  (串本古座高校 )
2024年05月02日
225 前田十三子さん満百歳に  町長訪問して長寿を祝う  (古座川町 )
2024年05月02日
226 世界遺産登録の理由も紹介  みんなで学ぼう!熊野古道  (熊野市 )
2024年05月02日
227 元職員が6470万円着服  「ギャンブルや女性関係に使った」  (熊野商工会議所 )
2024年05月02日
228 子どもたちが昆虫採集  山口和洋さん迎えお話会も  (紀宝町 )
2024年05月02日
229 お悔やみ情報
  
2024年05月01日
230 亡父が愛したギャランGTO
 水害から13年、奇跡の復活  

 2011年9月の紀伊半島大水害で犠牲になった那智勝浦町の中平幸喜さん=当時(45)=の愛車、三菱ギャランGTO。水没して9年間、泥だらけで保管されていたが、4年がかりで修理、奇跡の復活を遂げた。「もう一度走りたい」。ギャランに魂が宿った瞬間だった。

 13年の時を経た4月29日、真っ白なスポーツカーがエンジン音を響かせ、新宮市の丹鶴ホールに登場。雨の中、集まった約200人が拍手と歓声で迎えた。

 この日初めて、父が愛し続けたギャランの復活を目にした長男の史都さん(35)。市内と那智勝浦町を巡り、助手席からの風景とともに、亡くなった家族5人への思いをはせた。

 「父は僕を助手席に乗せるのが大好きだった。笑顔の絶えない少年のような人で、車の話ばかりしていた。泥だらけだったが、こんな日が来るとは思っていなかった。修理に携わってくれた皆さんの思いが詰まった世界に1台の車。これから大事に乗りたい」。

 ハンドルを握ったのが中村進太郎さんだった。「大切な形見を残したい」との思いを知り、20年5月から修理を開始。多くの協力を受け、部品を取り寄せ組み直すなど力の限り手を尽くした。「不思議と自信はあった。不安なこともあったけど、今年に入ってから完成のめどが付いた。今は達成感でいっぱいです」と晴れやかな表情を見せた。

 丹鶴ホールであった追悼行事で、那智谷大水害遺族会の岩渕三千生代表は幸喜さんとの思い出を紹介。「史都君、宝物が一つ増えましたね。世界で1台、みんなの魂が入ったギャランです。月に1回は散歩に連れていってください」と伝えた。

(2024年5月1日付紙面より)

ギャランの復活を喜び合う=4月29日、新宮市の丹鶴ホール
2024年05月01日
231 宿泊施設で曼荼羅絵解き
 世界遺産登録20周年に  (那智勝浦町 )

 熊野・那智ガイドの会が現在、那智勝浦町内宿泊施設で「那智参詣曼荼羅(まんだら)絵解き」の活動をしている。ゴールデンウイーク初日の4月27日には休暇村南紀勝浦で行い、宿泊客約50人が、熊野に息づく信仰の世界に触れた。

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年を盛り上げようと企画。休暇村南紀勝浦とホテル浦島で実施している。

 宿泊客の前に熊野比丘尼(びくに)に扮(ふん)した石坂容子さんが登場。「曼荼羅は仏様の世界という意味。かつてはここ熊野が、仏様の世界と信じられていた」と語り出し、補陀落渡海の那智の浜から大門坂、熊野那智大社、青岸渡寺、那智の滝、死者の魂が訪れる妙法山などを巡った。当日の那智山での写真を振り返りつつ、耳を傾ける宿泊客の姿もあった。

 3世代の一家6人で当地方を訪れた丸山隆一君(7)は、曼荼羅図に興味津々。母親の真澄さんは「1枚の絵に、生と死の両方の世界が描かれているのが面白い。熊野市の鬼ヶ城から那智勝浦町、太地町のくじらの博物館、白浜のアドベンチャーワールドと紀伊半島を一周する計画」と語った。

 石坂さんは「絵解きを聞いていただいてから那智山を歩くと、何倍もその価値が増す。登録20周年を機に、那智参詣曼荼羅や絵解きについても、広めていきたい」と話していた。

(2024年5月1日付紙面より)

熊野比丘尼に扮する石坂容子さん=4月27日、那智勝浦町の休暇村南紀勝浦
絵解きに耳を傾ける宿泊客ら
2024年05月01日
232 国の将来に思いいたす
 熊野那智大社で昭和祭  

 「昭和の日」の4月29日、那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で昭和祭が営まれた。本社と別宮の飛瀧(ひろう)神社で皇室の弥栄(いやさか)と国の隆昌(りゅうしょう)、国民の安泰を祈念した。

 昭和天皇の誕生日である「昭和の日」は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という趣旨の下、2007年に国民の祝日に加わった。同大社では、在位六十有余年のご聖徳を仰いで神事を営んでいる。

 雨天のため、飛瀧神社では、那智の滝正面横の建物で神事を営んだ。男成宮司が祝詞を奏上し、巫女(みこ)が浦安の舞を奉納した。

 あいにくの天気ではあったが、熊野那智大社や那智の滝には参拝客が途切れることなく訪れていた。

(2024年5月1日付紙面より)

那智の滝正面横の建物に向かう神職ら=4月29日、那智勝浦町那智山
男成洋三宮司が祝詞奏上
2024年05月01日
233 困った時は何でも聞いて  神倉小で1年生を迎える会  (新宮市 )
2024年05月01日
234 定額減税の実施方法など  法人対象の決算期別説明会  (新宮納税協会 )
2024年05月01日
235 追悼の誠をささげる  那智護国神社で戦没者慰霊祭  
2024年05月01日
236 犯罪や非行のない地域に  紀南保護司会が総会  (新宮市 )
2024年05月01日
237 春の遠足利用にぎやか  潮岬・望楼の芝の芝地  (串本町 )
2024年05月01日
238 受賞者19人をたたえる  本を読んだで賞贈呈式  (串本町図書館 )
2024年05月01日
239 被災した神社への義援金募る  熊野速玉大社敬神婦人会  
2024年05月01日
240 背骨整え、すっきり  子育てサロンでエクササイズ  (紀宝町 )
2024年05月01日
241 書道部員が立て札作り  「田植えの集い」に向けて  (木本、紀南高 )
2024年05月01日
242 例大祭で地域の平穏願う  雨降り出すも多くの人  (紀宝町貴祢谷社 )
2024年05月01日
243 本紙エリアで13人受章  令和6年春の叙勲  
2024年05月01日
244 お悔やみ情報