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2022年09月17日
1 車両見学希望に565人
 抽選で参加者決定  (新宮市 )

 新宮市役所で15日、JR西日本が運行する長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」車両見学会の抽選会があった。市職員らが厳正なる抽選を行い、見学者を決定した。抽選結果については、近日中に返信はがきにて通知される。

 10月3日(月)から紀南コース2年目の運行を開始する同列車。運行開始初日は、午後9時15分に京都駅を出発。翌4日(火)午前9時37分に新宮駅に到着する。新宮駅発の初便は5日(水)午前9時50分。新型コロナウイルス感染症の状況により変更となる場合があるが、来年3月8日(水)までの間で夜・昼行それぞれ36本の運行を予定している。

 運行開始に先立ち、JR西日本では試運転期間中の1日(土)にJR新宮駅で車両見学会を企画。100人の定員で希望者を募ったところ、県内外から201通565人(往復はがき1通につき4人まで申し込み可)の申し込みがあった。なお、同列車受入協議会構成自治体からの応募数と見学希望者数は▽新宮市98通297人▽那智勝浦町16通40人▽古座川町1通4人▽串本町8通21人▽すさみ町2通6人―となっている。

 2年目の運行決定に当たり、津越紀宏・商工観光課長は「10月から来年3月にかけての約半年間、『銀河』が昨年に引き続き再度当地方に来

てくれる。当地方の魅力を発信し、多くの人に周遊してもらえることを期待しています」。

 車内見学会の開催に関しては「地域の人に『銀河』を身近に感じて興味を持ってもらえれば。また、機会があればツアーにもご参加いただければ」と話していた。

(2022年9月17日付紙面より)

市職員らが厳正な抽選を行った=15日、新宮市役所
「WEST EXPRESS 銀河」(JR西日本提供)
2022年09月17日
2 高木顕明師通して宗教の本質考える
 NHK「こころの時代」  (18日、Eテレで放送予定 )

 NHK・Eテレの「こころの時代 宗教・人生」の第6回が18日(日)に放送される。シリーズ最終となる6回目は「慈悲の実践」をタイトル(テーマ)に放送。明治時代に「大逆事件」に連座し絶命した、新宮市大橋通の淨泉寺の12代住職・高木顕明(たかぎ・けんみょう)師が紹介される。

 現在、放送中のシリーズ「歎異抄(たんにしょう)にであう 無宗教からの扉」は、日本人の多くが自らを「無宗教」だとする現代において、鎌倉時代後期に書かれた日本の仏教書「歎異抄」のメッセージを読み解く内容となっている。

 顕明師は新宮出身の医師・大石誠之助(1867~1911年)らと共に非戦、平和を唱えて活動していたが、明治天皇暗殺を企てたとして1910(明治43)年に連座(「大逆事件」)。死刑判決に処されたが後に無期懲役となった。

 事件を受け、同派から除籍の処分を付された顕明師は、無念の中、14(大正3)年6月24日に秋田監獄で自ら命を絶った。96(平成8)年に同派から処分が取り消され、名誉が回復されている。

 番組制作に当たって、同市在住の郷土史家・中瀬古友夫さんが資料を提供。NHKの取材に応じた同寺の18代住職・山口範之さんは「師の非戦と平等といった思いに今こそ耳を傾けてほしい。番組を通して、顕明師の人生と願いに触れていただければ」と視聴を呼びかけている。

 放送時間は午前5時から6時。再放送は土曜日の午後1時~2時を予定している。

  □     □

■第6回「慈悲の実践」

 「歎異抄」に流れる法然・親鸞の教えの核心である「慈悲」。それはどう実践されうるのか。明治学院大学名誉教授で宗教学者の阿満利麿(あま・としまろ)さんは、その思想を支えているのは第6条などに登場する絶対平等主義だとする。それゆえにその教えは、階級社会的秩序を求める政治権力と否応なく対じせざるを得ず、それが「歎異抄」の付録にある法然・親鸞の「流罪の記録」と結びつく。さらに明治期“大逆事件”に連座し絶命した和歌山新宮の僧侶・高木顕明の生き方を道標に考えてゆく(NHKホームページより)。

(2022年9月17日付紙面より)

高木顕明師の名号を手に山口範之住職=15日、新宮市の淨泉寺
撮影の様子(山口住職提供)
2022年09月17日
3 衛星サービスの発想紹介
 文化セでデータ活用WS  (串本町 )

 串本町文化センターで15日、「衛星データ活用ワークショップ(WS)」が2回あり計39人が参加して昨今急拡大している衛星サービスの発想に触れるなどした。

 7月27日~8月1日に和歌山市であった「南紀串本ロケットウイーク」で講師登壇した株式会社sorano me代表の城戸綾乃さん(30)によるWS。町企画課ロケット推進室を窓口にし、①午後3時~②午後6時30分~―のいずれかを選ぶ形で受講を呼びかけた。

 序~中盤は講演で、城戸さんは宇宙産業の一角を占める衛星サービスにおける人工衛星の役割には大きく▽衛星測位▽地球観測▽衛星通信―の3系統があり、中でも地球観測系統でのビジネスが多彩に急拡大しているとした。

 後押しとなっているのは人工衛星が搭載する観測機器の進歩に伴うデータの高品質化や多様化。実際に得られるデータをいくつか例示し、どのような形でビジネスに結びついているかを紹介して発想の筋道を伝えた。

 終盤はWSで、気になる衛星データと持続可能な開発目標(SDGs)を結び付けて活用を考える過程を参加者それぞれに体験。城戸さんは衛星にできることと暮らしの中のニーズがマッチングするアイデアをいかにひねり出すかがポイントだとし、出せる限り出した先で見つけた良案の事業化を伴走型で支援するのが自社だとアピールした。

 このWSを主管した株式会社USPジャパンの横澤武留エグゼクティブプロデューサーは10月12日(水)~16日(日)に実施する那智勝浦町と串本町の合同企画「宇宙ウイーク2022」を予告し、引き続きの参加を呼びかけてこの日の受講に感謝。城戸さんは「最初の一歩というところで、衛星データを使うとこんなことができるんだなーといったところや、もしかしたら自分が持つ課題が衛星データを使って解決できるかもというアイデアを持ち帰ってもらえたら」と受講した39人の今後に期待するところを語った。

 同室によると今後のイベントは両町足並みをそろえて近日中に詳細を発表予定という。

(2022年9月17日付紙面より)

衛星データを活用する発想を紹介する城戸綾乃さん=15日、串本町文化センター
2022年09月17日
4 「みえの一番星」出荷最盛期
 人気の超極早生温州ミカン  (JA伊勢 )

 御浜町下市木のJA伊勢統一柑橘(かんきつ)選果場で、超極早生(わせ)温州ミカン「味一号」の出荷が最盛期を迎えている。味一号は、熊野地方の露地温州ミカンの中でトップを切って出荷が始まる品種で、酸味の抜けが良く、爽やかな味が特長。極早生温州ミカンより2週間ほど早く出荷できる。

 味一号の中でも外観や糖度、酸度などの基準を満たしたものを「みえの一番星」のブランド名で出荷。一番乗りで出荷するミカンにふさわしく、全てのミカンをけん引する力となるようにとの願いを込めて、鈴木英敬・前知事が命名した。

 御浜町、熊野市、紀宝町から持ち込まれたミカンはセンサーで糖度やサイズ別に分けられ、県内、中京圏などに出荷される。みえの一番星は味一号の3~4割ほどで、15日に初売りを迎えた。

 JA伊勢によると、今年の味一号は例年通りおいしく仕上がった。今月下旬までに約1050㌧の出荷を見込んでいる。味一号は都市部で人気を集め、熊野地域の園地では苗の切り替えも進んでいるという。

(2022年9月17日付紙面より)

選果作業が行われる味一号=御浜町下市木のJA伊勢統一柑橘選果場
味一号の中から厳選した「みえの一番星」
2022年09月17日
5 「新宮が魅せる様々な風景」 新宮市観光フォトコンテスト入選作品紹介㊤ (一般の部①)
2022年09月17日
6 児童を思い一体で  三輪崎小で土入れ・整地作業  (新宮市 )
2022年09月17日
7 新しいルートで高台へ  宇久井小学校が避難訓練  (那智勝浦町 )
2022年09月17日
8 海に優しい生活を考える  主催事業で家族3組8人  (潮岬青少年の家 )
2022年09月17日
9 第3回定例会一般質問①  串本町議会  
2022年09月17日
10 秋の気配漂うヒガンバナ  丸山千枚田の棚田を彩る  (熊野市紀和町 )
2022年09月17日
11 警報級の大雨となる可能性も  台風接近、タイムライン始動  (紀宝町 )
2022年09月17日
12 現鵜殿保の利活用、今後検討  紀宝町議会一般質問㊦  
2022年09月17日
13 電子マネー悪用した詐欺増加  高齢者地域見守り隊が啓発活動  (紀宝町 )
2022年09月17日
14 地域の繁栄や安全を祈願  曇り空の下、渡御や神事斎行  (三輪崎八幡神社例大祭 )
2022年09月17日
15 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第53回】秋は魚を食べよう!  

 朝晩が過ごしやすい気候になり、秋の気配を感じるようになりましたね。わが家も長かった夏休みが終わり、子どもの昼食や留守番の心配がなくなって、ほっとしています。秋といえば、食欲の秋! 新米やキノコなど、おいしいものが沢山出てくる季節です。中でも、私の一押しは魚! 私は秋こそ魚を食べるべきだと思っています。秋の魚はおいしい上に、栄養満点だからです。

 秋の魚といえば、サンマですよね! 他にも秋にはサバやイワシと、青魚が一斉に旬を迎えます。この時期は、脂ものっておいしいのはもちろんですが、この青魚の脂こそ、栄養満点なんです。魚の中でも、青魚には「ドコサヘキサエン酸(DHA)」や「エイコサペンタエン酸(EPA)」が多く含まれます。これは、不飽和脂肪酸と呼ばれるのですが、これが血中のコレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにしてくれます。最近話題のオメガ3ですね。これが、さまざまな生活習慣病の予防や視力の向上など、まさにいいこと尽くしの成分なのです。しかも、この成分は体内では作ることができない必須脂肪酸なので、食事から取るしかありません。子どもからお年寄りまで、積極的に食べてほしい食材です。

 カツオも秋の魚ですよね。春のあっさりとした「初ガツオ」もおいしいですが、栄養面でいくと断然秋の「戻りガツオ」がお勧めです。脂がのっているので、DHAやEPAも豊富ですし、ビタミンDも初ガツオの2倍といわれています。ビタミンDは、海外では重要性が見直され積極的に補給する人が多い栄養素ですが、日本では不足しがちです。骨や筋肉を丈夫にしたり、免疫力をアップしたりしてくれます。さらに、カツオは鉄分が豊富なのも魅力。貧血気味の方にはうってつけの食べ物です。

 秋鮭もお勧めの魚です。こちらも、DHAとEPAが豊富なのはもちろん、ビタミンも充分含まれています。さらに注目すべき栄養は「アスタキサンチン」これは主に甲殻類が持つ色素なんですが、これをサケは豊富に含んでいるんです。

 このアスタキサンチンはいわゆる抗酸化物質! 老化を防いだり、疲労回復、ストレスの軽減、認知機能の改善にも効果があるといわれています。

 いかがですか? 秋は魚を食べた方がいい!ということがお分かりいただけたと思います。しかも、魚は実は究極の時短食材でもあります! 生のままお刺し身で出すだけ! 塩をかけて焼くだけ! 魚を主菜にすれば、手間はほとんどかかりません! 手間もかからない上に、体にもいい! そして何よりこの時期は脂がのってとってもおいしい! 三拍子そろった食材なのです。

 子どもの魚離れは年々深刻化しています。日本人は2001年に1人当たり年間40・2㌔の水産物を食べていたとされますが、17年には24・4㌔となり4割も消費を減らしています。最近はタンパク質の重要性が叫ばれ、肉を積極的に食べる人が多いですが、魚にもタンパク質は豊富ですし、栄養もバランス良く取れるお勧めの食材です。ぜひこの秋はおいしい魚を味わってみてください!

(2022年9月17日付紙面より)

2022年09月06日
16 キャンドルともし故人しのぶ
 那智谷大水害遺族会が追悼式  (紀伊半島大水害から11年 )

 当地方に甚大な被害をもたらした紀伊半島大水害(2011年)から11年。各地で同水害の犠牲者を追悼するための慰霊祭や式典などが営まれた。本紙エリアでも新型コロナウイルス感染対策を講じつつ、遺族や関係者らが故人をしのび、防災への誓いを新たにした。

 4日未明、那智勝浦町井関の紀伊半島大水害記念公園では那智谷大水害遺族会(岩渕三千生〈みちお〉代表)による追悼式があった。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から岩渕代表のみが参加し、死者・行方不明者数と同じ29個のLEDキャンドルに祈りを込めて明かりをともした。

 午前1時、岩渕代表は慰霊碑と明かりがともされたキャンドルを前に、静かに祈りをささげた。

今年の追悼式は参列の呼びかけを行わなかったが、自発的に集まった遺族ら約30人は慰霊碑に手を合わせて故人をしのんだ。

 水害で母と姉を失った新宮市の寺本圭太さん(33)は「何年たってもつらさは変わらない。各地での災害発生のニュースは他人事には思えません。今日は父と一緒に来た。昨年8月に誕生した長女が無事、1歳を迎えることができたことを母と姉に報告しました」と話した。

 岩渕代表は追悼式やおいの故・紘明(ひろあき)さん=当時(15)=について「あの時の状況がフラッシュバックする。何年たとうが僕らの思いは変わらない。『見守っていてよ』という思いで毎年、追悼式を行っている」。

 災害や今後については「災害を二度と起こさないためにも、この行事を続けていかないといけない。他人を当てにせず、自分の命は自分で守らなくてはいけない」と思いを語った。

(2022年9月6日付紙面より)

キャンドルをともし、故人をしのぶ岩渕三千生代表=4日未明、那智勝浦町井関の紀伊半島大水害記念公園
遺族が祈りをささげた
2022年09月06日
17 さまざまな講座を開講
 1年生がキャリアゼミ  (新宮高校 )

 新宮市神倉の県立新宮高校(東啓史校長)で8月31日、キャリアゼミナールがあった。近畿圏内のさまざまな大学や専門学校から講師を招き、19の講座を開講。1年生200人が興味のある学部・学科や希望の進路に合わせて、対面やオンラインで熱心に耳を傾けた。

 理学・工学系講座では、三重大学工学研究科の林田祐樹教授が「ヒトの脳とコンピュータとをつなぐ」と題して講話。体内の電気信号を測り、応用することで筋ジストロフィーやてんかんによる症状の緩和や網膜神経模倣デバイスによる人工視覚が可能となるとし「医学で人を幸せにすることもできるが、景色などの情報を脳が分かる電気信号に変換する情報工学にしかできないこともある」と自身の研究分野の魅力を語った。

 看護系講座では和歌山県立医科大学保健看護学部講師の辻あさみさんが、近代看護教育の母フローレンス・ナイチンゲールの功績や看護師の仕事について語った。受講した坂地壮さんは「母と兄が看護師なので、自分も後を追いかけたい」。江﨑颯さんは「自分も母親が看護師。進路についてはまだ悩んでいるが、今日の講義で、環境を整え、人としての関わりを大切にすることで患者さんの人生を変えることができるというところが印象に残った」と話していた。

(2022年9月6日付紙面より)

三重大学の林田祐樹教授が講話=8月31日、新宮市の県立新宮高校
2022年09月06日
18 プロ選手が町内回り熱戦
 JCLツアー第7戦実施  (古座川町 )

 三菱地所ジャパンサイクルリーグ(JCL)プロロードレースツアー2022第7戦「キナン古座川ロードレース」が3日に古座川町内であり、リーグ参加10チームの選手49人が町内設置の周回コースで熱戦を繰り広げた。

 JCLは地域創生をキーワードにし2021年、地域密着型のプロチームが一丸となって始めたサイクルロードレースリーグ。今季は10チームの選手が全国各地に競技の舞台を求めて対戦を重ねている。

 古座川町を競技の舞台とするのは今回が初で、地元団体で結成する古座川ロードレース実行委員会(須川陽介実行委員長)が受け皿となって大会を運営。母体のJCLは昨今の情勢を鑑みて地域創生要素の観戦エリアを設けずレース以外のイベントを見送る判断をし、代替としてインターネットによるライブ配信の視聴を呼びかけて実施へとこぎ着けた。

 心配された台風の影響は届かず、ほどよく雲がただよう晴天の下で開会を迎え、会場地最寄りのキナンレーシングチームから順次紹介を受けて競技にエントリー。道の駅一枚岩前をスタート・ゴール地点とし、西前啓市町長による号砲で一斉に出走した。

 舞台は下露~小川間の町道を経由する全長41・6㌔の周回コース。選手は3周(124・8㌔)で競い、「Team UKYO SAGAMIHARA」のアール・ネイサン選手が3時間11分45秒でゴールを駆け抜け1着となった。本紙関係ではキナンレーシングチームの山本大喜選手が宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手とともにネイサン選手と終盤の接戦を繰り広げ、僅差で3着となった。リザルト(競技結果)の詳細はJCL公式ホームページを参照。

 同リーグは昨年開始ながら目下、国際自転車競技連合(UCI)加盟を目指してまい進するさなか。古座川町内はロングコースが設定できる国内でもまれな環境と評価されていて、この加盟による格上げが成り今後も誘致が続けば世界規模の競技の舞台を宿すこととなる。西前町長は伴う通行規制への町民協力を見据えつつ、この誘致を形にした実行委員らの引き続きの頑張りを期待した。

(2022年9月6日付紙面より)

道の駅一枚岩前から一斉に出走する選手ら=3日、古座川町相瀬
2022年09月06日
19 災害に強いまちづくりを
 大水害献花式で誓い新た  (新宮市 )

 新宮市は4日、同市熊野川町田長の道の駅「瀞峡街道 熊野川」の紀伊半島大水害慰霊碑前で犠牲者追悼献花式を営んだ。田岡実千年市長、向井雅男副市長、速水盛康教育長、榎本鉄也議長をはじめとした市議会議員、市幹部職員、地域住民ら関係者約30人が参列。犠牲者の冥福を祈るとともに、災害に強いまちづくりを誓った。

 参列者たちは、同市で犠牲になった14人の名前が刻まれた慰霊碑の前で黙とうをささげ、白い菊を献花。故人をしのび、静かに手を合わせた。

 田岡市長は「災害でお亡くなりになられた方々の無念の思いと、ご遺族の皆さまの深い悲しみを思うと今も哀惜の念に堪えない」と追悼。

 市では災害後、国、県、市民からの多大な支援と励ましを得て復旧・復興を進めるとともに、防災対策を見直し、災害に強いまちづくりに努めてきたと述べ「これからも紀伊半島大水害を片時も忘れることなく、市民の皆さまが安心・安全に暮らすことができるまちを築いていく」と決意を新たにした。

 同道の駅に隣接する「かあちゃんの店」は同水害で店が全壊。従業員だった女性が自宅で亡くなった。同店を経営する竹田愛子さん(81)は「亡くなった店のスタッフにみんな元気でやっているよと報告した。お店が続いていけるようにともお願いしました。若い人が続けてくれるとうれしい。災害の記憶も伝えていかなければ」と話していた。

(2022年9月6日付紙面より)

田岡実千年市長が追悼の言葉をささげた=4日、新宮市熊野川町田長の紀伊半島大水害慰霊碑
参列者らが慰霊碑に献花した
2022年09月06日
20 紀宝熊野道路、早期着手を  5市町長らが要望  
2022年09月06日
21 男女とも矢渕中ペアが優勝  中学生新人ソフトテニス選手権大会  (南牟婁予選 )
2022年09月06日
22 地産地消のポイントカード  導入2年半、町内外で会員増  (御浜町 )
2022年09月06日
23 6日朝~昼前に最接近か  大雨や強風などに注意  (台風11号 )
2022年09月06日
24 地域農業にも影響  化学肥料の価格高騰  
2022年09月06日
25 安全体制の確立目指し  消防安全の日の誓い  (新宮市 )
2022年09月06日
26 11年迎え、冥福祈り献花  大水害記念公園で慰霊祭  (那智勝浦町 )
2022年09月06日
27 選手の先導で愛好者が巡る  一般対象に自転車イベント  (古座川町 )
2022年09月06日
28 自転車普及振興で協定締結  キナンレーシングチームと  (古座川町観光協会 )
2022年09月06日
29 お悔やみ情報
  
2022年09月03日
30 3年ぶり、早船競漕実施へ
 例大祭に向け事故防止協議会  (熊野速玉大社 )

 熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」=10月15日(土)、16日(日)=に向けた事故防止協議会が1日夜、同大社双鶴殿であった。大社・祭り関係者、新宮警察署職員ら約30人が出席。早船競漕(きょうそう)を含め、従来に近い規模で斎行していくことなどを確認した。

 例大祭は同大社の主神、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)の御神霊が神馬(しんめ)で阿須賀神社へ渡御(とぎょ)し、熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)へ渡る「神馬渡御式」と、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の御神霊が神輿(みこし)でまちを練り、神幸船(しんこうせん)で御船島を回る「神輿渡御式」からなる祭り。

 2月の御燈祭(おとうまつ)りと合わせ、「新宮の速玉祭・御燈祭り」として2016年3月、国の重要無形民俗文化財(重文)に指定された。

 例大祭は2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み、渡御式の参列規模を縮小し、御船渡御に伴う早船競漕を中止とするなどして斎行。

 今年も大神輿の代わりに神幸船神輿を使用の上、神輿渡御のルートを昨年同様縮小し、神馬渡御式のルートも同様に縮小。直会(なおらい)を中止とするなどの感染対策を講じる計画としているが、早船競漕の実施は実に3年ぶりとなる。

 なお、神輿奉仕員と御船出船区こぎ手は、16日に簡易検査キットを使用して検査を実施。万が一陽性者が出た区は出船を控えるとする。

 上野宮司は「コロナ禍ではあるが、伝統ある神事をできる限り伝えていきたい」と述べ、感染拡大や事故防止に向けた万全の体制に対して協力を呼びかけた。

(2022年9月3日付紙面より)

2019年の御船祭の様子
事故防止協議会で新型コロナウイルスや事故防止対策などを共有=1日、熊野速玉大社
2022年09月03日
31 授業の発展性にも期待
 全小中学校に「電子黒板」導入  (紀宝町 )

 紀宝町は町内の全小学校に計34台、矢渕、相野谷両中学校に計13台の合わせて47台の電子黒板を導入。2学期が始まった1日から各教室で使用されるようになった。

 町は2020年度、GIGAスクール構想により、全小中学校に高速大容量校内LAN、全児童生徒に計796台、教師用に計65台の学習用端末(ノートパソコン)を整備。さらなる学習意欲、理解力向上、授業効率化を図るため、本年度、全普通教室に電子黒板を導入した。

 電子黒板は65型カラー液晶で、タッチパネルにも対応。児童生徒のノートパソコンとも連結し、指などで書いた文字や図形などを電子的に変換することができる。

 従来の黒板では不可能だったパソコン画面、資料、写真などを映し出すことができ、それらを拡大して見せることも可能。書き込んだものをデータとしてパソコンに保存でき、授業の録音もできる。

 2学期から運用できるよう夏休み期間中に整備し、2日間にわたり教職員の研修会も開いてきた。

 町立鵜殿小学校(前田幸利校長、児童229人)は各教室に計10台あり、1日のオンライン始業式に続き、2日の授業から活用を開始した。4年生算数のそろばん授業では、計算の仕方を動画で解説。児童たちは映像を見ながら玉をはじいた。

 西章教育長は「ICT(情報通信技術)を活用して主体的、対話的、協働的、深まりのある学びの授業が可能となった。電子黒板はノートパソコンに入力した最大9人の意見を映し出すことができ、他の人の意見も見ながら学習することが容易にできる。勉強に集中する環境が整い、授業の発展性も感じる。個々に応じた授業ができる大きなツール。今後も積極的に活用してもらいたい」と話していた。

(2022年9月3日付紙面より)

電子黒板を使っての授業が始まる=2日、紀宝町立鵜殿小学校
2022年09月03日
32 橋杭海水浴場の資材撤去
 10月末まで体験提供継続  (南紀串本観光協会 )

 南紀串本観光協会(島野利之会長)が2日、遊泳期間が終了した橋杭海水浴場の資材撤去に取り組んだ。これによりビーチハウス・ラパンで提供する各種アクティビティーは、橋杭ビーチ前の海域全面で広々と利用可に。この状態で10月末のシーズンオフまで提供を継続する。

 今年は新型コロナウイルス感染症予防ガイドラインを明示するなど対策を講じつつ7月2日~8月31日を遊泳期間とし、遊泳区域を示すロープブイや利用時に取るべき間隔の目安とする幅くい、有料駐車場を設置。管理者の町によると対前年比11・2%増の8749人が利用したという。

 9月2日は設置した資材を一通り撤去して現状復帰。同協会の会員や職員と町産業課の職員12人がその作業に当たった。島野会長は今夏の観光動態について、海水浴も含め全体的に横ばい~上向きと評価。「秋の行楽シーズンも感染予防の対策を心がけ、よりたくさんの皆さんにお越しいただけるよう、前のめりの姿勢で考えていきたい」とコメントした。

 町産業課によると田原海水浴場も同じ遊泳期間で設置し、1900人(対前年比16・1%増)の利用があったという。

 橋杭ビーチで利用できる各種アクティビティーの詳細は同ハウス公式ホームページ(アドレスhttps://beachhouse-la-lapin.com/)を参照。事前予約や問い合わせは同ハウス(電話090・3356・8305〈青木寛代表〉)か同協会(電話0735・62・3171)まで。

(2022年9月3日付紙面より)

橋杭海水浴場の資材撤去作業に当たる会員や職員ら=2日、串本町くじ野川

2022年09月03日
33 「あの日を忘れない」
 新宮市役所で防災展示  

 新宮市役所1階ギャラリーで防災展示「あの日を忘れない~未来へつなげる防災・減災~」が始まった。時間は午前8時30分~午後5時15分で、同ギャラリーでの展示は5日(月)まで。6日(火)~9日(金)は4階エレベーター前で展示予定。

 当地方に大きな爪痕を残した2011年の紀伊半島大水害から11年。新宮市では、熊野川町を中心に13人の尊い命が奪われ、1人が行方不明となっている。家屋被害は、全壊・大規模半壊・半壊合わせて320棟以上となるなど、甚大な被害を及ぼした。

 展示会場では、市災害記録DVD「紀伊半島大水害 豪雨」を上映。災害当時の写真をパネルで紹介しているほか、実際に避難所で展開する避難スペース(段ボールパーティション、銀マット使用)を再現し、避難所生活が体験できる「新型コロナ対策避難所体験コーナー」を設置。災害用トイレや非常持ち出し袋も展示している。

 また、和歌山工業高等専門学校専攻科エコシステム工学専攻の西萩一喜さんが「和歌山県土砂災害啓発センター」(那智勝浦町市野々)の助言を受けながら開発したRPGの公開や、紀南河川国道事務所が所有するジオラマも展示されている。

(2022年9月3日付紙面より)

「新型コロナ対策避難所体験コーナー」=2日、新宮市役所
紀南河川国道事務所のジオラマも展示
2022年09月03日
34 みんながニッコリ  毎年人気「笑顔満開写真展」  (熊野市 )
2022年09月03日
35 自然公園で清掃活動に汗流す  今年も鵜殿女性の会が作業  (紀宝町 )
2022年09月03日
36 JCの灯を熊野地方に  新宮青年会議所が第21回総会  (新宮市 )
2022年09月03日
37 「春夫記念館移転事業」など  9月議会提出の議案説明  (新宮市 )
2022年09月03日
38 9頭漁獲で幸先良いスタート  鯨類追い込み漁2日目  (太地町 )
2022年09月03日
39 上地琴葉さんがグランプリ  和歌山地区合同発表大会  (ECCジュニア )
2022年09月03日
40 交流やつながり広がれば  藤紀流が日本舞踊体験  (那智勝浦町 )
2022年09月03日
41 新古座消防署建設事業など計上  一般会計補正予算案を発表  (串本町 )
2022年09月03日
42 お悔やみ情報
  
2022年09月01日
43 多彩な着こなしが可能に
 来年度導入の新制服公開  (近大新宮 )

 近畿大学附属新宮高校・中学校(池上博基校長)が、来年度から導入予定の新制服を公開した。紺色とえんじ色を基調とした落ち着いたデザインで、スカートやスラックス、ポロシャツなどさまざまな選択肢があり、生徒の個性や体調、気分に合わせて多彩な着こなしが可能となる。

 従来の制服は2005年のコース改変に伴って導入されたもの。同校では2年前から、ジェンダーレス化や活動のしやすさ、防寒などのため、女子生徒の制服でスラックスを選択可能とした。しかし、セーラー服との組み合わせに違和感を指摘する声もあったことから、教職員で制服検討委員会を組織し、デザイン刷新に着手。数パターンに絞り込んだ後、生徒へのアンケート結果を踏まえて決定した。

 女子生徒の制服は、セーラー型からブレザースタイルに変更。スラックスとネクタイの組み合わせも「足が細く見えてかっこいい」と大好評だ。

 男子生徒の制服も、ブレザーが三つボタンから二つボタンになるなどの変更があり、「校章のサイズが小さくなり、ネクタイの柄もシンプルになったことで、よりスタイリッシュになった」との声が聞かれた。

 夏服では、男女ともに白、ピンク、水色、紺色のポロシャツが選択可能に。白とグレーのベストとセーターもオプションで購入することができる。

 池上校長は「制服は学校のシンボル。この制服を見て『いい学校だな』と感じていただけるよう、生徒たちには内面も磨いていってほしい。従来の制服にも人気があり、惜しむ声もあったが、来年の新入生たちにはぜひ新しい制服を着てほしい」と話していた。

(2022年9月1日付紙面より)

さまざまな装いの中高生徒会メンバー=8月29日、近畿大学附属新宮高校・中学校
ブレザースタイルの冬服
2022年09月01日
44 第五福竜丸の歴史に関心を
 町内中学生らにパンフ配布  (串本町 )

 串本町の第五福竜丸建造の地平和の歴史展実行委員会(西野政和会長)が8月30日、町内の中学生などに関心を持ってほしいとしてパンフレット「忘れないで ビキニ事件と被爆漁船の建造の物語」配布の協力を潮﨑伸彦教育長に申し出た。9月第2週に中学生の手元に届く見込みで、西野会長は「生徒自身はもちろん家族で第五福竜丸のことを知り、核兵器の怖さを考えてもらえれば」と思いを掲げている。

 第五福竜丸は古座造船所で建造され1947年に進水したカツオ漁船第七事代丸をマグロ漁仕様に改装した漁船。54年3月1日、操業中にビキニ環礁であった水爆実験に伴う降灰を浴び、急性放射能症となった乗組員・久保山愛吉さんの死など事後の経緯が国内の核兵器廃絶を求める運動を広げることにつながった。

 同実行委員会は8月2~7日に同町文化センター2階ホワイエで展示会「語り継ごう 第五福竜丸建造75年平和の歴史展」を実施。資料として前述したパンフレットを来場者に配った。A4判カラー14㌻構成で、作成数は1200部。第五福竜丸がたどった経緯や第七事代丸と建造の地の経緯、ビキニ環礁で行われた水爆実験の影響などの史実をつづり、これら歴史を通して核兵器の愚かさを語り継ぐことを呼びかける内容となっている。

 西野会長は同展実施当初からパンフレットを町内の中学生に託す考えを持っていて、潮﨑教育長には4校242人分(7月1日時点)に町外から赴任し史実を詳しく知らない教員分を上積みした数と町立小中学校割り当て分の配布協力を求めた。併せて次年度から次の改訂までの間、その年の中学1年生にもパンフレットを託したい旨も伝えた。

 同実行委員会は別途、田原小と古座小の卒業生が通う古座川町立古座中学校にも同様の配布協力を求め、町内にある県立串本古座高校へも必要数を届ける考え。同町図書館にも配置するので内容を知りたい町民は同館で閲覧するか、残部があるので役場本庁舎内の教育課窓口に申し出てほしいという。問い合わせは同実行委員会事務局の同課(電話0735・67・7260)まで。

(2022年9月1日付紙面より)

潮﨑伸彦教育長にパンフレットを託す西野政和会長(左)=8月30日、串本町役場教育長室
パンフレット「忘れないで ビキニ事件と被爆漁船の建造の物語」
2022年09月01日
45 女性ALTが赴任
 米出身のエリースさん  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町で新たに外国語指導助手(ALT)を務める、アメリカ出身のルネー・ジリアン・エリースさん(22)が8月30日、堀順一郎町長を表敬訪問した。「日本とアメリカの関係をもっと良くしたい」と意気込んでいる。新学期から、町内の中学校と色川小学校での勤務を予定している。

 エリースさんは、ペンシルベニア州パーカーシーの出身。ミネソタ州のブリンマー大学で、都市建築学とともに日本語を学んだ。父親が高校生の頃、日本に留学経験があり、その影響で日本に興味を持ったという。ジブリ作品で日本語を学んだといい、好きな作品は「風の谷のナウシカ」と話す。

 23日に来日、東京都でのオリエンテーションを経て、25日に来町した。同町の印象について「とってもきれいなところ。私の出身地も田舎なので、懐かしい感じがする」と語る。日本の建築、特に神社仏閣に興味があり「熊野那智大社や那智山青岸渡寺はとてもきれいでした」とほほ笑む。

 好きな食べ物は、アイスクリームやサンドイッチ。日本食も好きで刺し身も食べられる。「和歌山ラーメンを食べてみたら、おいしかった」と述べる。趣味は読書とウオーキング。「日本の子どもたちには、特にアメリカの祝日について教えたい」と考えている。

 堀町長は「心から歓迎します。世界に目を向ける子どもが育ってほしいと思っているので、よろしくお願いします。また、町の良いところや悪いところを、違った目線でアドバイスいただければ」と伝えた。

 エリースさんは「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」による来日となる。同事業は、地方公共団体が総務省、外務省、文部科学省、自治体国際化協会の協力で実施するもの。外国語教育の充実と地域レベルの国際交流の進展を図ることを目的に、1987年より行っている。

 参加する外国青年は、学校などに配置されるALT、国際交流担当部局などに配置される国際交流員(CIR)、スポーツ指導などを行うスポーツ国際交流員(SEA)に分かれている。

(2022年9月1日付紙面より)

ルネー・ジリアン・エリースさん(左)と堀順一郎町長=8月30日、那智勝浦町築地の那智勝浦町役場
2022年09月01日
46 「今までありがとう」
 新翔高野球部が3年生引退試合  (新宮市 )

 県立新翔高校(藤田勝範校長)野球部は8月27日、新宮市佐野のくろしおスタジアムで3年生引退特別試合を開いた。保護者や教職員らが見守る中、選手たちはグラウンドを駆け巡りプレーに励んだ。

 同校は新型コロナウイルスの影響により「第104回全国高校野球選手権和歌山大会」への出場辞退を余儀なくされ、本大会で引退となっていた3年生に高校生活最後の試合で全力を尽くしてもらおうと企画。その後、OBから対戦相手の申し出を受けて実現した。

 試合は先攻のOBが一回表に4点を先制し、三回には1点を追加した。新翔は四回裏に一挙7点を挙げ逆転に成功したが、五回と八回に3点ずつを許し7―11で勝利とはならなかったものの、力強いプレーを見せた選手たちに会場から大きな拍手が送られた。

 試合後には、3年生5人が一人ずつ整列する保護者に対して「今まで応援し、支えてくれてありがとう」などの感謝の言葉を伝えた。

 同部保護者会長の西慎二さんは「3年生の最後の雄姿が見られてよかった。和歌山大会の際には多くの方々からエールや寄付を頂いたが、出場辞退となってしまったため、この引退試合で使わせてもらった。大変ありがたく思います。引退しても人への感謝を忘れずにいてほしい」。

 伊藤温基前主将(3年)は「和歌山大会に出場できず心残りがありましたが、OBの方たちの協力でこのような場を設けてくれてうれしかったです。引退するという実感が湧いた。後輩にはずっと取り組んできた打ち勝つ野球を貫き、活躍してもらいたい」と話していた。

(2022年9月1日付紙面より)

新翔野球部とOBの皆さん=8月27日、新宮市佐野のくろしおスタジアム
全力で試合に臨んだ
2022年09月01日
47 安倍元首相国葬関係で要請  くしもと9条の会の代表ら  (串本町 )
2022年09月01日
48 1日から運航再開へ  海中観光船ステラマリス  (串本海中公園 )
2022年09月01日
49 熊野地方で8年ぶりに実施  ガス溶接技能講習  (南紀くろしお商工会 )
2022年09月01日
50 大洞浩一さんをしのぶ  シダに情熱を注いだ生涯  (新宮市 )
2022年09月01日
51 ひときわ目立つ白い花  国道沿いにフヨウ咲く  (新宮市 )
2022年09月01日
52 全国優勝を目指して  近大工学部空手道部が合宿  (太地町 )
2022年09月01日
53 熊野川総合土砂管理計画の策定を  七里御浜海岸侵食対策連協  
2022年09月01日
54 東海コンクールで銅賞  県代表で中学校B編成の部に  (矢渕中吹奏楽部 )
2022年09月01日
55 高台に災害警備本部を設置  機能するか防災訓練で初検証  (紀宝警察署 )