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2022年05月21日
1 職員名乗る不審な電話相次ぐ
 還付金詐欺に注意!  (新宮市 )

 新宮市役所では、18、19の両日で市内の高齢者から還付金詐欺が疑われる電話があったとの連絡を受け、市役所職員などを名乗り口座番号などを聞き出そうとする電話などに対して注意を呼びかけている。

 寄せられた情報提供は2日間で4件。市役所や和歌山市役所の職員を名乗る者から保険料の還付について電話があったという。

 いずれも被害はなかったが、市では市役所から電話で還付金の知らせをすることはなく、また口座の暗証番号を聞くこともないとし「少しでも疑問に感じたら市役所か警察署に相談を」と呼びかけている。

 市役所に寄せられた情報提供は次の通り。

  □     □

■18日

▽「書類を送ったが返信がない。還付金1万4400円あります」と市役所を名乗る人物から電話がかかってきた。通帳にお金を振り込むのでどこの銀行がよいかと聞かれる。ゆうちょ銀行と答えるとカードの番号を教えろと言われた。不審に思い、通帳などは娘に預けているので分からないと答え電話を切る(健康長寿課に情報提供)。

▽和歌山市役所を名乗る男性から電話があった。健康保険料の還付金があり5カ月ほど前に手続き書類を郵送したが、手続きがされていないので電話したとのことであった。今日中にゆうちょ銀行へ振り込む必要があるのでどこの郵便局を利用しているか教えてほしいと言われ、利用している郵便局を答えると、5分後くらいに郵便局から電話がかかってくると言われた。その後、5分ほどたってから郵便局を名乗る男性から電話があり、市役所から還付金があるので口座番号と暗証番号を教えてほしいと言われたとのこと。確実に振り込まれると言われ、本当のことであると信じてしまい口座番号と暗証番号を伝えてしまったとのこと(福祉課に情報提供。新宮警察署に通報済みで被害なし)。

  □     □

■19日

▽18日昼過ぎに男性から電話があった。本人の妻が対応し、名前を聞かれたため本人の名前を伝えた。健康保険から1万4000円ほど払い戻しがあり、その旨の文書を返信用封筒同封の上緑色の封筒で送付しているが、提出期限が切れてしまっている。妻の分も払い戻しが発生しているとのこと。相手側が子機から電話しているのか聞き取りづらく、口座情報を教えてほしい様子であったため「市役所に確認する」と答えると難色を示し通話が終了した(市民窓口課に情報提供)。

▽18日の午後0時45分ごろに和歌山市役所の職員を名乗る者から、保険料の還付についての連絡あり。1万4000円程度の還付があると言われたとのこと。不審に思った連絡主は詳しいことは窓口に行ってうかがいますと伝えると、「タイラ」宛てに来庁してくださいと案内されて電話を切った(税務課に情報提供)。

(2022年5月21日付紙面より)

職員をかたる電話に注意!(写真はイメージ)
2022年05月21日
2 出場各クラブの健闘期す 生徒会主導で総体壮行会 (串本古座高校)

 和歌山県立串本古座高校(榎本貴英校長)が20日、県高校総合体育大会に挑む各クラブの壮行会を開いて健闘を期した。

 生徒会執行部(岡村文音会長)による、生徒相互の連帯感を強め母校への愛校心を高めることを狙いとした激励行事。本年度は26日(木)に初戦を迎えるサッカー部をはじめとし、陸上競技部、ソフトテニス部、バレーボール部、柔道部、剣道部、弓道部が出場する。

 生徒の拍手を受けて第一体育館壇上に整列した各部部員総勢53人に向け、榎本校長は「友達や自分を信じて最後まで全力を尽くし、応援してくれる家族や友達や地域、そして対戦相手への感謝を持って精いっぱいのプレーをしてほしい」と激励。応えて各部部長が意気込みを掲げ、岡村会長(3年)は「3年生は後悔なく、1、2年生も3年生から何が吸収できるかを見ながら戦ってほしい。学校から精いっぱい応援しているので堂々と頑張ってきてほしい」と期待した。

  □     □

 県高校体育連盟発表、同校関係の大会日程は次の通り。記述は競技名=日程、会場の順。

■サッカー=5月26日(木)~29日(日)〈1、2回戦〉、南山スポーツ公園陸上競技場・上富田スポーツセンター。6月3日(金)~5日(日)〈3、4回戦〉、同センター・田辺スポーツパーク。10日(金)〈準決勝〉、同センター。12日(日)〈決勝〉、同センター

■陸上競技=6月3日(金)~5日(日)、紀三井寺公園陸上競技場

■ソフトテニス〈男女とも〉=6月2日(木)~6日(月)、かわべテニス公園

■バレーボール=6月4日(土)~6日(月)、田辺スポーツパーク体育館・湯浅スポーツセンター・広川町民体育館・田辺市体育センター

■柔道=6月3日(金)~4日(土)、白浜町立総合体育館

■剣道=5月27日(金)~29日(日)、和歌山ビッグホエール

■弓道=6月3日(金)~5日(日)〈予備日6日(月)〉、田辺市立弓道場

(2022年5月21日付紙面より)

岡村文音会長から期待を受ける総体出場各部の部員=20日、和歌山県立串本古座高校
2022年05月21日
3 今年もウミガメ来てほしい
 下里小が大浜クリーン作戦  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立下里小学校(泉一代校長)は19日、同町の大浜海岸でクリーン作戦を実施した。全校児童72人が浜に漂着した流木やごみを拾い「今年もアカウミガメに産卵に来てほしい」と期待を込めた。

 太田川河口に位置する大浜海岸には、毎年6~8月にアカウミガメが産卵のために上陸する。子どもたちに地域の歴史や自然について伝える「玉の浦リップルズクラブ」(濵﨑修会長)が30年にわたって保全活動を行い、台風による増水で流失する可能性がある卵を浜のふ化場で保護している。

 この日は海洋教育の一環として「ウミガメ学習」を行う5年生19人が中心となって清掃を実施。「昨年は2匹のウミガメが250個の卵を産み、130匹がふ化した。今年も下里の浜に来てくれるよう、みんなで浜をきれいにしましょう」という呼びかけの後、縦割りの8班でごみ拾いに励んだ。

 竹本斗真君(5年)は「みんなで協力してできてよかった」。浦暖人君(5年)は「去年、ふ化した小さな子ガメを見た。今年も見られたらいいな」と話していた。

 清掃に協力した濵﨑会長は「荒天の後にたくさんのごみが漂着するが、子どもたちの頑張りできれいになった。今年生まれたウミガメは20年後、子どもたちが大人になる頃にまた浜に戻ってくる。将来都会に行く子もいると思うが、大人になったときにふるさとの自然を思い出してほしい」と話していた。

(2022年5月21日付紙面より)

協力して浜をきれいに=19日、那智勝浦町の大浜海岸
大きな流木を運ぶ児童
2022年05月21日
4 井筒建設が電子黒板寄贈
 市野々小学校でお礼集会  (那智勝浦町 )

 井筒建設株式会社がこのほど、那智勝浦町立市野々小学校(中西健校長)に電子黒板1台を寄贈した。18日には全校児童29人がお礼集会を開き、来校した井筒千津留代表取締役と近隣の工事を担当する瀬古幸信さんらに感謝を伝えた。

 井筒建設は同町に本社を置き、建設工事やアスファルト製造・販売、太陽光発電事業を手がける企業。創業は1976年。現在は同校近くの那智川沿いで、発生した土石流の流れを緩和して堆積させる堆積地などを造成する「那智川本川上流帯工(左岸)他工事」を行う。工事車両の通行などの影響を受ける近隣地域への貢献のため、電子黒板を寄贈した。

 現在、国が推進するGIGAスクール構想の一環で、「デジタル教科書」の開発が進み、電子黒板はその活用に欠かせない学習ツールとなっている。紙の教科書と同じ内容を画面に表示させるだけでなく、文字の拡大縮小やマーカーによる書き込み、音声読み上げ、立体図形の回転など複数の機能を使用することができる。

 児童会代表の梅田羽菜さんは「電子黒板は、毎日授業で使うもの。寄贈してくれて、ありがとうございました」と感謝。

 中西校長は「本校は1、2年生、3、4年生、5、6年生がそれぞれ複式学級で、異なる学年が同じ教室で授業を受ける。電子黒板が複数台あれば、さらに学習の幅が広がる」と語る。

 井筒代表取締役は「現在の子どもたちが、電子黒板で授業をしていると知って驚いた。楽しんで授業に取り組んでいただきたい」。瀬古さんは「さまざまなものがデジタル化する時代、子どもたちの興味を広げ、深めるために使ってほしい」と話していた。

 同社は6月、同校の児童を対象に、工事現場で働くショベルカーの体験行事も開く予定だ。

(2022年5月21日付紙面より)

寄贈された電子黒板と記念撮影=18日、那智勝浦町立市野々小学校
2022年05月21日
5 串本町担当2人に感謝状  本年度行政相談委員表彰  (総務省 )
2022年05月21日
6 注意掲げスケボー利用許可  旧サンゴの湯跡地の一角で  (串本町 )
2022年05月21日
7 漁港岸壁を耐震化  鉄くい打ち込み補強  (太地町 )
2022年05月21日
8 色川に国の補助金  移住促進など実施へ  (那智勝浦町 )
2022年05月21日
9 マツバラン  新宮市  
2022年05月21日
10 3本の木から実盗まれる  山本さん宅のユスラウメが被害  (那智勝浦町 )
2022年05月21日
11 「支えあう住みよい社会」へ  紀宝町民児協が総会  
2022年05月21日
12 船で渡り、絶滅危惧種など観察  6年生が熊野川の昼嶋で  (成川小 )
2022年05月21日
13 勇気ある行動に感謝状  消防と警察が合同で贈る  (新宮市 )
2022年05月21日
14 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第49回】フルーツシロップを作ろう!  

 今の時期、スーパーに行くと大きな瓶の容器と氷砂糖が売られていますよね。これはまもなくやってくるウメのシーズンに合わせて陳列されるものですが、私はこれを使って、お子さんとフルーツシロップを作るのをお勧めしています。なんとなく、ベテラン主婦がやる印象がある、梅酒や果実酒。実はそれらもそんなに難しくないのですが、フルーツシロップもそうです。作ってみるととっても簡単! お子さんと一緒に作れて、色々な活用法があるので、お勧めです。そしてもちろん、食育にもなります。

 まずは、その作り方をお伝えしようと思います。用意するものは、果物と、氷砂糖・お酢。たったこれだけです! 果物は基本的に何でもオッケー! かんきつ系でももちろんいいですし、イチゴなどのベリー系、甘くないレモンやウメなどでも作ることができます。きっちり密封できる瓶を用意して、まずは煮沸消毒してください。煮沸できない場合は、キッチン用のアルコールスプレーなどで消毒するといいと思います。ここで消毒することはとっても大切です! 煮沸消毒する様子も、ぜひお子さんに見せてあげてくださいね! 瓶の用意ができたら、果物をきれいに洗って、ヘタを取ったり、皮をむいてキッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。かんきつ系の場合は、白いワタも除いてください。氷砂糖と果物の量は1対1!同じ分量用意するだけなので、これも簡単ですよね。瓶に果物を入れて、氷砂糖を入れて、果物を入れて…と交互に重ねていきます。4分の1量くらいを目安に4層にして、最後に氷砂糖が上にくるように重ねてください。最後に、瓶の大きさにもよりますが、果物と氷砂糖が各500㌘くらいの量で、大さじ2分の1くらいのお酢を加えます。これはお酢が呼び水代わりになり、エキスが出やすくなるからです。ここで使うお酢はリンゴ酢がお勧めですが、穀物酢でも大丈夫。そんな話もお子さんにしてあげてくださいね。

 ここから2週間、毎日瓶を1回揺らして、上下を返し、動かしてあげます。どんどんエキスが出てきて、氷砂糖が溶けていきます。完全に溶けたら、シロップの完成です! お砂糖には、フルーツのエキスを出す力があったり、カビや細菌の餌になる水分を取り込んで守ってくれる作用があることも、お子さんに教えてあげてほしいのです。

 瓶を毎日動かすだけでできるフルーツシロップ。炭酸で割ってジュースにしたり、ヨーグルトに混ぜたり、使い方は無限大です。イチゴで作ったら、牛乳で割って、いちごミルクにするのもお勧めです。そして、これからの季節一番お子さんにお勧めなのは、かき氷にかけること。自分で作ったシロップは、格別だ!となるでしょうし、市販のものよりずっとヘルシーですよね? お子さんに大切なのは「自分でできた!」という成功体験です。毎日少しづつ変わる瓶の中の様子を観察するだけでも、とてもいい食育になります。おいしいフルーツがたくさんあるこの時期、ぜひお試しください。

(2022年5月21日付紙面より)

2022年05月13日
15 3年連続の花火中止決定
 熊野徐福万燈祭運営委員会  (新宮市 )

 熊野徐福万燈祭運営委員会(委員長=田岡実千年・新宮市長)は11日、市役所別館大会議室で今年1回目の委員会を開き、今年の花火大会を中止とすることを全会一致で承認した。

 新型コロナウイルス感染収束の見通しがいまだ予測できない状況にある中、観覧者や関係者に対する万全な感染対策を講じての安心・安全な運営が保証できないことから中止を決定した。

 コロナ禍以前に花火大会が実施されたのは2019年で、3年連続の中止となる。なお、花火大会に先立って執り行われる徐福供養式典は、一般参列は行わず関係者のみ20人ほどで実施する。

 花火大会中止の決定について、委員からは「来年、再来年の開催に向けて国や県が指針を示してくれたら」「熊野市も中止を打ち出しているが、どうなれば実行できるのか、ある程度の目安を決めておかないといつまでたってもさまざまな催しが開催できない」などの意見も上がった。

 同委員会は令和3年度事業報告や収支決算、令和4年度収支予算案などを承認し閉会した。

 熊野徐福万燈祭は、秦の時代に渡来したと伝わる徐福の遺徳をしのぶために始まった花火大会。毎年8月12日に同市徐福の徐福公園で徐福供養式典が営まれ、翌日に熊野速玉大社下の熊野川河川敷を舞台に花火が打ち上がる。

(2022年5月13日付紙面より)

2019年の花火大会の様子
2022年05月13日
16 当事者に関わりなど教わる
 1年生対象に宇宙講座開く  (串本古座高校 )

 和歌山県立串本古座高校(榎本貴英校長)が11日、1年生53人を対象にした宇宙講座を開いた。講師は有人宇宙システム株式会社(JAMSS)の前村孝志常務取締役と安全開発・ミッション保証部の土田哲主席。生徒は2人が関わっている宇宙の紹介を受けつつ、求められるスキルを教わるなどした。

 国内初となる普通科宇宙探究コース設置(2024年度~)の準備段階に入った同校。本年度はその一端で1年生の総合的な探究の時間へ宇宙関係の学習を適宜組み込み学校としての特色を強めることとしている。

 この日はその1回目で、講師は県教育委員会の仲介を得て招致した。前村常務取締役は初代の打ち上げ執行責任者を務めたH―ⅡAロケット、土田主席はフライトディレクタとしての接点を持つ国際宇宙ステーション(ISS)の概要と生活の様子をそれぞれ紹介。続けて土田主席がフライトディレクタとして思う事柄を語った。

 誤解やミスコミュニケーションを少なくするために接する宇宙飛行士への理解を前もって深めること、一例として日本の手でISSのトイレを提供するための取り組みを挙げ原因そのものを取り除くこと、が土田主席の掲げた事柄。「日頃の付き合い方を知り信頼関係をつくることで、宇宙飛行士は素晴らしい生活ができる」と筋道を示し、宇宙飛行士の若田光一さんの言葉「夢、探究心、思いやり」も交えて思いを伝えるためにコミュニケーションは大切だとくくった。

 興味深い内容だったと同講座の印象を語る1年生・慶幸羅(しあら)さんは「話を聞いて宇宙飛行士の生活は大変だと思ったし、(だからこそ)コミュニケーションがとても大切だと分かった」とコメント。同校は同時間の目標を社会人として不可欠なコミュニケーションスキルの習得と向上と位置付けていて、今後も宇宙と目標を両立する形で学期ごとに1~2回、この学習機会をつくりたいとしている。

  □     □

先輩として盛り上げを



 この日は県の宮﨑泉教育長も同講座の様子を視察。「カリキュラムはこれからの検討で、生徒の感想を聞いて反省もしながらより良い方向へ進める。生徒に少しでも宇宙への関心を持ってもらい、その盛り上がりの中で同コースを始めたい」と思いを語り、同コースには加われないが宇宙の学びを得る現1年生と来年度の1年生が先輩として後輩の歩む学びの道を開いてくれることを期待した。

(2022年5月13日付紙面より)

宇宙との関わりなどを語る前村孝志常務取締役(右)と土田哲主席=11日、県立串本古座高校
2022年05月13日
17 町内河川で治水対策進む
 神内川、井田川、熊野川などで  (紀宝町 )

 国、県が管理する紀宝町内の河川で浸水被害軽減対策や治水対策が進んでいる。町では「今後も浸水被害軽減が図られるよう、関係各位と緊密に連携し、安全な川づくりに向けた取り組みを進める」としている。

 県管理の神内川は沿線で頻繁に発生する浸水被害に対し、安全な川づくりを目指すため2018年度に河川整備計画を策定し、19年度から大規模特定河川事業として、地質調査や測量設計などを進め、20年度から下流域の工事に着手している。

 井田川では、沿線の浸水被害軽減を図るため、井田神社宮ノ前橋から狼谷団地間で16年度から河積の拡大を目的に護岸改修工事を実施。県では今後、狼谷団地から上流側の測量設計業務に着手する計画だという。

 国管理河川の熊野川では、近年の気候変動の影響による将来の降水量の増大を考慮するとともに、流域治水の観点も踏まえた「新宮川水系河川整備基本方針」が昨年10月15日に改定され、現在、その方針に基づく河川整備計画の策定に取り組んでいる。

 浸水被害軽減対策として17年度から5年間、熊野川を緊急対策特定区間に設定し、河道掘削を実施。掘削した砂利は県管理の井田海岸に養浜材として有効活用するなど、国、県が連携して侵食対策を講じている。

 相野谷川は20年度から引き続き、鮒田水門の耐震工事を実施している。

(2022年5月13日付紙面より)

大規模特定河川事業に着手する神内川=紀宝町鵜殿
2022年05月13日
18 ウクライナ人道支援のために
 築地地区が義援金手渡す  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町築地地区の坂井與己(よしみ)区長と大塚茂之副区長は11日、同町役場を訪れ、堀順一郎町長にウクライナ人道支援に係る義援金を手渡した。義援金は日本赤十字社を通じて寄付される。

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続き、日本国内では戦闘や被害の様子が連日、報道されている。

 そんな状況の中、同区でも何かできないかと模索。坂井区長が4月23日の総会で「区でも人道支援のための寄付を行ってはどうか」と提案し、出席者全員が賛同したという。義援金は区費の一部から集め、総額10万円となった。

 坂井区長は「テレビや新聞などの報道でウクライナ国民の悲惨な状況を毎日、目にしているが非常に悲しい思い。まさか、このような形で戦争が起きるとは思いもしなかった。それらを受けて、築地区でも何かしたいと思って今回に至った」と話した。

 受け取った堀町長は「ご寄付ありがとうございます。医療支援などにお使いいただけるように日赤を通じて届けます。一日も早く収束してほしい。どのような形になるかは分からないが、町としても支援できることがあればしたいと考えている」と話した。

(2022年5月13日付紙面より)

築地地区から義援金が手渡された=11日、那智勝浦町役場
2022年05月13日
19 感謝込めて演奏届ける  近大新宮吹奏楽部が第11回定期演奏会  
2022年05月13日
20 3年連続の中止へ  新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン  
2022年05月13日
21 羽化始まるも勢いは鈍く  直見のハッチョウトンボ  (古座川町 )
2022年05月13日
22 ウナギ稚魚約3000匹を放流  今後の管理対象魚化見据え  (古座川漁協 )
2022年05月13日
23 子どもの成長や悩み語り合う  和やか「子育てほっとサロン」  (紀宝町 )
2022年05月13日
24 自由に大胆に筆を走らせる  寺子屋広場で「己書」楽しむ  (紀宝町 )
2022年05月13日
25 ジオの恵みを伝え続けて8年  まちなかジオツアー実行委の歩みを振り返る㊦  (「地質の日」特集 )
2022年05月13日
26 チゴガニがダンス  新宮市  
2022年05月13日
27 「少しでも地域の役に」  市役所周辺で清掃活動  (新宮赤十字団 )