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【検索ステータス】 
2022年02月19日
1 地域を支える漁業に触れる
 宇久井中2年が大敷へ  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井中学校(坊信次校長)の2年生14人が18日早朝、宇久井漁業協同組合(向井誠士組合長)協力の下で漁業体験学習に臨んだ。第三十宇久井丸と第三十六宇久井丸に乗船した生徒たちは、大型定置網(通称・大敷)から旬のブリやワラサが引き揚げられる様子を間近で見学し、地域を支える漁師の仕事を肌で感じた。

 宇久井大敷の歴史は1926(大正15)年に始まる。黒潮の影響を受ける好漁場であり、ブリやサバ、アジ、サワラなどを主に、四季折々の魚種が取れる。48(昭和23)年にはブリの大漁によって宇久井中学校の旧校舎が建設されたとも伝わっている。

 漁業とのつながりの深い同校は20年以上にわたって海洋教育に取り組み、地元漁師自らが講師となって漁業の歴史や漁法、魚種、料理法などを生徒たちに伝えている。漁業に関わる人々の苦労や水揚げの喜びを共にすることで、将来的な後継者育成も視野に入れている。本年度は新型コロナウイルス感染対策のため、2年生29人が2日間に分かれて乗船する。

 明け方の宇久井漁港に集合した生徒たちは、漁師と共に沖合約3㌔の定置網へ出漁。この日はブリやワラサ約20本が水揚げされ、漁協関係者は「量は少なかったが、ブリに脂がのって形が良くなってきた。次回の乗船時は大漁を期待している」と語った。

 祖父が漁師をしているという亀井星空(きらら)さんは「漁の話をよく聞いていたが、実際に漁を見るのは初めて。大きな魚を間近で見られて、迫力があった」。田原まなさんは「これまで漁師さんの講話を聞いて学習してきたが、想像以上に体力を使う、自然との関わりが深い仕事だと感じた。漁師さんの手際の良さやチームワークが印象的だった」と話していた。

(2022年2月19日付紙面より)

夜明けに第三十宇久井丸で出漁する生徒ら=18日、那智勝浦町の宇久井漁港
水揚げされたブリやワラサ
2022年02月19日
2 生涯現役の就労を支援
 中高年向け就職説明会  (新宮市 )

 新宮市生涯現役促進地域連携協議会は16、17の両日、同市神倉のハローワーク新宮で福祉の職場就職説明会を開いた。介護や障害者福祉施設4事業者が集まり、市内在住の55歳以上を対象に職種や仕事内容などを丁寧に説明した。また、両日とも55歳以下の参加も良しとした。

 厚生労働省の「生涯現役促進地域連携事業」の採択を和歌山県内で初めて受けた同協議会。和歌山労働局の受託事業として就業を希望する人と雇用を希望する企業や事業所へのマッチングを行い、中高年齢者の雇用の促進と生きがいづくりの場への参加などの支援を実施している。

 これまでに「高齢者向け就労意識調査および企業向け雇用ニーズ調査」「生涯現役セミナー」「重点業種におけるスキルアップセミナー」「高齢者向けの総合相談窓口設置」「事業所訪問による業務の掘り起こし」などを行ってきた。

 今回の募集は介護、教育や生活支援、ケアプランの作成、送迎などの業務内容。▽児童養護施設紀南学園(児童福祉)▽社会福祉法人美熊野福祉会(障害者福祉)▽社会福祉法人紀友会(老人福祉・介護)▽社会福祉法人いなほ福祉会(障害者福祉)―の4事業所が参加した。各事業所の担当者が詳細を説明し、来所者の質問に答えた。

 ハローワーク新宮の榎坂博文所長は「若年層の人口流出があるため、この地域では55歳以上の方々の労働力は重要な力となる。面接会において、皆さまが自分に適した仕事を見つけ、生涯現役でご就労いただけたら幸いです」。

 同協議会事務局担当の西利行さんは「今回は55歳以上にとらわれず、若い方にも呼び掛けを行った。介護の現場においては人材不足も懸念されている。この機会を通じて企業さまの手助けにもつながれば」と話した。

 同事業は3カ年事業のため、本年度3月31日(木)をもって終了となる。同協議会事務局によると、詳細は未定だが、市単独による継続も視野に入れて現在、協議を進めているという。

(2022年2月19日付紙面より)

就職説明会の様子=16日、新宮市神倉のハローワーク新宮
2022年02月19日
3 元気いっぱいの大絵馬見に来て
 勝浦八幡神社境内に設置  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の勝浦八幡神社(髙橋正樹宮司)の境内には現在、子どもたちが手作りした元気いっぱいの大絵馬が掲げられている。大絵馬を撮影する参拝者の姿も見られている。

 大絵馬は昨年12月半ばに同神社として初めて制作されたもの。神社本庁の過疎地域活性化推進施策を同社が受け実施。太地町在住で日本画家の土長けいさん指導の下、町内の3歳から12歳までの子どもたち32人が今年の干支「寅」を自由に描いた。

 12月末に境内に設置され、評判だという。今後も毎年、大絵馬作りを実施するという。

 髙橋宮司は「お正月には、絵馬作りに参加した子どもたちとそのご家族が参拝に来られていた。写真を撮られる人も多いです。ご参拝の際にはぜひ、元気いっぱいの大絵馬も見ていただけたら」と話していた。

(2022年2月19日付紙面より)

子どもたち手作りの大絵馬が境内に彩りを添えている=12日、那智勝浦町の勝浦八幡神社
2022年02月19日
4 栄養、運動、人とのつながりを
 フレイル対策のポイント  

 新型コロナウイルスの影響で、外出する機会が減ったことにより、健康への悪影響が懸念されている。高齢期の健康を守るためには、持病や生活習慣病の悪化を防ぐとともに、心身の機能の衰えに早く気付き、適切な対応策を講じることが有効だ。

 そのために課題となるのが「フレイル(虚弱)」対策。フレイルにならないためには「栄養」「運動」「人とのつながり」が重要だという。

 フレイルとは、加齢に伴い気力や体力など心身の活力が低下するとともに、社会的なつながりが薄れている状態をいう。健康と要介護の間のような状態で、放置すると健康や生活機能を損なう可能性がある。

 高齢期は筋肉量が落ちやすいため、タンパク質を取り、栄養バランスの良い食事をしっかり食べることがポイントとなる。

 歩く速さが以前より遅くなったり、立ち座りなどで支障が出ている場合はフレイルの恐れがあり、転倒による骨折は要介護状態を招く大きな原因となる。▽週2回以上、30分程度歩くなどの運動▽廊下や階段などに手すりを付け、家の中の危険場所の改善―なども心掛けてみては。

 心の健康状態が不安定な場合は、生活のリズムを整えることや、散歩など気分転換になる方法を考えることが大切で、つらいときは無理せず、心身を休めることが大切。

 「閉じこもり」はフレイルを招く原因となるため、買い物や散歩などの社会参加を心掛けることも予防につながるという。

 身近に相談できる人がいると心強いが、近くにいない場合は地域包括支援センターなどに相談し、健康状態が良くない状況が続いていたら、かかりつけ医や保健センターなどに相談し、急な健康状態の悪化の場合は医療機関への受診を。

(2022年2月19日付紙面より)

2022年02月19日
5 新宮弓友会Bが優勝
 新宮弓友会主催の月例射会  
2022年02月19日
6 山口酒店が優勝
 第175回職場対抗ボウリング大会  
2022年02月19日
7 開催を信じ優勝目指す
 新人戦に向け練習に励む  (新宮高校女子サッカー部 )
2022年02月19日
8 牛乳パックのしるし  太田小・加苅愛心さんが発見  (こども新聞 )
2022年02月19日
9 医師不足問題「働き掛けを」  各課が所管事務を報告  (新宮市議会教育民生委員会 )
2022年02月19日
10 花ほころび始め春告げる  和泉さん宅のシダレコウバイなど  (那智勝浦町 )
2022年02月19日
11 釈迦の遺徳をしのぶ  本廣寺で「涅槃会」法要  (新宮仏教会 )
2022年02月19日
12 中川さんと松實君が受賞  第60回和歌山県スポーツ賞  
2022年02月19日
13 子ども用マスクなどを寄贈  今後の予防期待し串本町へ  (株式会社イトー )
2022年02月19日
14 明神地内の県道通行再開へ  21日から昼間片側通行可に  (古座川町 )
2022年02月19日
15 高齢者施設向け初期対応手引き作成  往診する「かかりつけ医」も募集  (和歌山県 )
2022年02月19日
16 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第46回】栄養バランスは難しくない!  

 ご飯を作るとき、時短レシピばかりだと栄養が心配だという方がたくさんいます。栄養を考えるというのは一見とても難しいように思いますが、実際はそんなに大変ではありません! 栄養は大きく三つのグループに分かれます。この三つのグループをなんとなく頭に入れておけば、どんな時短レシピも栄養満点にすることができます。

 まずは、今最も注目されている赤色グループから。赤は、肉・魚・豆・牛乳などのタンパク質群です。いわゆる主菜になるメインの人たちです。どんな時短レシピにも、大抵入っているのではないでしょうか? 肉は鶏肉・豚肉・牛肉はもちろんひき肉、ハムやソーセージなどの加工肉もこの赤色に分類されます。魚も、魚介類全般と思ってください。他にも、乳製品のチーズやヨーグルト、大豆などの豆類、おみそなんかも赤色グループです。タンパク質は体づくりには欠かせません。体内のホルモンや酵素、そして免疫物質も作り出すので、とても大切な栄養源です。1食当たりここから必ず二つ以上を使うと意識するのがおすすめです。

 さて、今度は赤色とは反対に、悪役のように扱われている炭水化物の黄色グループです。ご飯や、パン・うどんなどの麺類。そして、芋類もこのグループに入ります。さらにサラダ油・オリーブオイルやごま油なども。そして、砂糖もこのグループです。糖質は、肥満のもととして嫌われていますが、実は体には必要なエネルギーです。なぜなら脳のエネルギー源になるのは糖質だけなんです。また、筋肉をつくるためにも糖質は不可欠です。取り過ぎはよくありませんが、特に育ち盛りの子どもたちには絶対に必要な栄養素になります。肥満が気になるなら、砂糖は控えて白米は玄米に、パンはライ麦に変えるなど低GIを意識してはいかがでしょうか? このグループも1食に一つは取り入れましょう。

 最後は、健康といえばみんな思い浮かべる緑色グループです。これは野菜と果物と覚えておけばオッケー。果物と野菜はほとんどここに入ります。芋類は、黄色グループですが、カボチャは緑色に入ります。カボチャは、野菜の中では糖質がやや高めですが食物繊維など栄養がとても豊富です。この緑色グループは積極的に取り入れたい栄養です。ここからも二つ以上は1食に入れていきたいところです。

 栄養バランスを考えるときこの三つのグループのもの全てを取り入れることを心掛けてください。例えば今日は丼にしよう!となっても、赤色グループから鶏肉を選んで親子丼!となれば、卵と鶏肉で赤はクリア!玉ねぎもしくは長ネギで緑は一つクリア。ご飯と油で黄はクリアです。でも、緑が少し少ないなと感じたら、ホウレンソウのスープを作ろうとかコマツナのおひたしを足そうとかキノコも具材で使っちゃおう!とかそういうことでいいんです。

 何よりも、笑顔のお母さんと楽しく食事をすることが子どもたちの心の栄養になるのです! ぜひ軽い気持ちで意識するところから始めてみてください。

(2022年2月19日付紙面より)

2022年02月10日
17 お試し券で町営バス知って
 広報誌で利用呼び掛け  (那智勝浦町 )

 「今回、町営バスの新たな利用者を掘り起こすことを目的に、町営バスの『無料お試し券』(往復分)を配布します」。7日に那智勝浦町が発行した「広報なちかつうら」2月号の表紙に記された文言だ。昨年10月より路線の延伸が行われた町営バスの利用促進を図るべく、今回の広報誌にお試し券が添付された。お試し券は切り取って使用。町営バスの路線全てで利用できる。有効期限は今年6月30日(木)まで。

 町営バスは色川、太田、下里、勝浦、宇久井線の計5路線。これまでは勝浦・宇久井線とも民間業者と競合することから、重複する国道42号の走行はできなかった。その後、町民の要望を受け、町は同社らと協議を重ね、協力を得て昨年、延伸に至った。

 延伸に伴って買い物や病院への通院などの利便性が向上。勝浦線では通行できなかった那智の郷までの乗り入れが可能となった。宇久井線は地区のみの路線だったが、現在は町立温泉病院を経由して勝浦地区に至る路線となっている。

 同町は、過去にも下里線運行時にお試し券配布を実施。今回は、自家用車を使用する住民が多い一方で、公共交通が必要不可欠な移動手段である子どもや高齢者なども少なくない町の情勢を鑑み、町営バスの周知や新規利用者の開拓のために配布を決定した。

 また、下里、勝浦、宇久井線は町営バス運営に必要な補助金の交付対象路線であるため、利用者増につなげる狙いもある。

 担当職員は「お気軽にお試し券を使って、町営バスのことや利便性を知っていただけたら幸いです。ご利用が増えて実績が伸びることで、新たなサービスの向上にもつながります」と話していた。

(2022年2月10日付紙面より)

無料お試し券が添付された「広報なちかつうら」2月号
昨年9月末に開かれた路線延伸記念式典の様子
2022年02月10日
18 稚魚確かめ天然遡上に期待
 古座川河口域で砕波帯調査  (古座川漁協 )

 古座川漁業協同組合(大屋敏治組合長)が8日、古座川河口一帯で砕波帯(さいはたい)調査に取り組んだ。今年はそこそこの量のアユの稚魚を確かめることができ、天然遡上(そじょう)が期待できる結果が得られたという。

 成魚が河川にいることで淡水魚と捉えられることの多いアユだが、その生活環を見ると秋に河川域でふ化した稚魚は海まで流され波打ち際で成長して春先に河川域へ戻るという回遊をしている(途中にダムがあるとダム湖を越冬・成長先とする)。古座川漁協は七川ダムより下流の古座川流域を管内とし、資源として定着するアユがその状況にあるとして例年この調査をし資源増強を目的とした春先の稚アユ放流の量の目安を探っている。

 この日は大屋組合長ら役員8人と事務職員1人が、串本町のくじ野川と西向の波打ち際へ赴いてこの調査を実施。元串本海中公園センター水族館館長の宇井晋介事務局長ら南紀串本観光協会の応援を得て長さ4㍍、幅1㍍の捕獲網を波打ち際に対し垂直となる方向に張り、50㍍ほど引いてかかる稚魚の量と状態を確かめた。

 量はそこそこだが、体長約3・5㌢の稚魚が複数確認できたそう。今年の調査結果について大屋組合長は「去年と違い手応えを感じる結果を得た。6月に迎える口開け(=アユ漁の解禁)が楽しみだ」とコメントし、今後始まる天然遡上の規模を期待した。

 同漁協管内は一部流域を除いて6月1日(水)から友釣り漁が解禁となり、7月1日(金)からたも網漁(網口50㌢)も解禁となる。いずれも漁期は12月31日(土)までで、漁をするときは同漁協の鑑札が必要(詳細は同漁協公式ホームページの遊漁規則を参照)。稚アユ放流は4月中に実施予定で、平年並の1・5㌧で様子を見る流れになりそうだという。

(2022年2月10日付紙面より)

砕波帯調査に臨む古座川漁協の役員ら=8日、串本町くじ野川(同漁協提供)
稚魚を容器へ移して確認。体長約3・5㌢の稚魚が複数かかったという(同提供)
2022年02月10日
19 まぐろ祭りをオンラインで
 参画事業者向け説明会  (那智勝浦観光機構 )

 一般社団法人那智勝浦観光機構(NACKT)は8日、那智勝浦町役場で「那智勝浦オンラインまぐろ祭り2022」の参画希望者向け説明会を開いた。参加した町内事業者は新型コロナウイルスの影響で3月13日(日)にオンライン開催が決定した経緯や詳細について、担当職員の説明に耳を傾けた。

 例年多くの来場者でにぎわうまぐろ祭りだが、新型コロナの感染拡大防止の観点から昨年は中止となっている。

 担当者の南條絢子さんは昨年10月の運営委員会において、全会一致で従来通りの実施は反対になったと説明。その後、3密を回避して現地を周遊する形での開催が決まったとした。しかし、オミクロン株による第6波の影響から今年1月中旬に3密回避型を中止とし、1月末にオンラインでの開催が決定したと経緯を話した。

 マグロを有効的に活用し町全体を宣伝して来町につなげることがテーマ。参加費は従来通り無料としている。

 南條さんはオンラインよるメリットとして▽コロナ禍でも実施可能な唯一の開催方法▽新規若年層の獲得▽他のイベントや宣伝用のメールアドレス・住所などが入手できる▽地域が連携した協働やオンライン通販の需要に関しての実証も行える―などを挙げた。

 オンラインの形式は100人以上が参加できるウェビナー型を採用。「当日のキャンセル率が60%以上」「パソコンの画面から離れてしまう」「リアル開催より、町内での消費額が激減する」などのデメリットに対しては抽選番号付きのはがき送付や時間予告なしでの抽選会実施、特設の事業者紹介サイトの作成で対応するとした。

 催しの内容は紀州勝浦産のマグロ紹介、町全体の紹介、特産品が当たる抽選会、マグロ解体ショーと即売会の生中継となっており、約90分間を予定。

 収益増や来町を促す企画内容として、抽選に外れた参加者が賞品を購入できる物販の特設ページの作成を挙げたほか、湯めぐりチケットや宿泊券などの現地でのみ使用できる賞品、来町時に受けられる割引やプレゼントがもらえる特典が付いたなちかつパスポートなどを参加者限定で配布するなども紹介した。

 事業者からは「見逃し配信はあるのか」「なちかつパスポートの使用方法は」「どういったプロモーションが行われるのか」などの質問が挙がった。

 機構の担当職員らは「見逃し配信をすると、当日パソコンを開かない方もいらっしゃる。効果が薄いと思うので実施しない」「パスポートは提示して使用してもらう予定」「会員制交流サイト(SNS)などを使用したデジタルプロモーションを検討している。また、抽選会の当選率が倍になるハッシュタグキャンペーンも検討している」と答えた。

(2022年2月10日付紙面より)

一般社団法人那智勝浦観光機構が「那智勝浦オンラインまぐろ祭り2022」について説明=8日、那智勝浦町役場
2022年02月10日
20 シルバーライフをエンジョイ! 楽しむ会員らの姿紹介、テレビ和歌山で (新宮市シルバー人材センター)

 新宮市あけぼのの市シルバー人材センターで7日、テレビ和歌山の「マエオカテツヤのエンジョイ シルバーライフ」の撮影が行われた。会員の東日出男さん(69)、北詰千恵子さん(78)らが、和歌山県出身の漫画家・マエオカテツヤさんからインタビューを受け、仕事内容などについて説明した。インタビュー内容は3月2日(水)と9日(水)の午後6時20分から、テレビ和歌山で放送される。

 同番組は、県内各地のシルバー人材センターの雰囲気や特色、仕事内容の紹介を通じて、頑張っている会員らの姿を視聴者に広く伝えることを目的に昨年10月に放送を開始した。マエオカさんが番組ナビゲーターを務めており、県内25のシルバー人材センターの中から、これまで和歌山市や印南町、田辺市、橋本市、御坊市の各シルバー人材センターの様子が紹介された。

 シルバー人材センターの就業内容は、草刈りや剪定(せんてい)、遠方に住んでいる遺族のための墓掃除、給食の配送などさまざま。同シルバー人材センターでは、市からの委託で、主に布団を干すことが困難な高齢者のために「寝具乾燥除菌サービス」を展開している。回収する寝具は毎月約60件。年間では700件を超える人気のサービスだ。負担金は200円で、寝具乾燥のほか、高齢者の見回りや安否確認の目的もある。

 撮影では同サービスに従事する東さんと北詰さんにスポットを当てて展開。2人はマエオカさんから質問を受け、仕事の内容や思いなどを話した。

 放送は2日と9日の2回だが、再放送の翌日以降にテレビ和歌山ホームページ内の同番組ページで動画を視聴することができる。

  □     □

■シルバー会員募集中

 同センターでは会員を募集している。会員資格は▽市内在住▽原則60歳以上で健康で働く意欲がある▽センターの趣旨に賛同する―を満たす人。

 毎月第1・3・4水曜日(祝日の場合はなし)の午前10時から入会説明会を実施している。問い合わせは同センター(電話0735・21・0520)まで。

(2022年2月10日付紙面より)

マエオカテツヤさん(右)からインタビューを受ける東日出男さん(右から2人目)=7日、新宮市あけぼの
2022年02月10日
21 水道修繕の予算など承認  町議会第2回臨時会開く  (古座川町 )
2022年02月10日
22 16日から確定申告  4月15日まで納付期限延長も  (新宮税務署 )
2022年02月10日
23 犯人は何者?  クヌギの苗木に被害  (宇久井ビジターC )
2022年02月10日
24 ピアノとカホンで空間をジャック  「→Pia―no―jaC←」ライブ盛り上がる  (新宮市 )
2022年02月10日
25 春の香りと味覚を届ける  スイートピー出荷、イチゴは味が充実  (御浜町 )
2022年02月10日
26 交流の深まりに期待  クマノザクラを宮崎・日向市に贈る  (熊野市 )
2022年02月10日
27 仲さん(鵜殿小)ら12作品  人権啓発カレンダー30部を無料で  (紀南地区人権啓発推進協 )
2022年02月10日
28 子育て行事をオンラインで  紀宝町や熊野市で開催へ  
2022年02月10日
29 お悔やみ情報