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2021年12月25日
1 すがすがしく、迎春準備
 新年を前に煤払い  (熊野速玉大社 )

 新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)で24日、恒例の「煤(すす)払い式」が営まれた。上野宮司や神職、同大社敬神婦人会(久保あや子代表)有志16人らが境内のほこりを落とし、迎春準備を進めた。

 煤払い式は神事の一つ。麻ひものたすきを巻いた神職が、長さ約5㍍のささ竹で各殿の壁面や屋根にたまったほこりを払い、拭き掃除を行った。婦人会はバケツや雑巾を手に境内各所を水拭きした。

 敬神婦人会の中山清己さんは「久保代表の指示の下、毎年させていただいている恒例の掃除。みんなで団結してきれいにしています。新年にすがすがしい気持ちでお参りいただけるよう、心を込めてご奉仕させていただいています」と笑顔で話した。

 上野宮司は「敬神婦人会からも多くの皆さんにご奉仕いただいた。心も境内も新たにすがすがしい思い。清掃や点検をもって、新年には気持ちよく参拝者をお迎えしたい」。

 新年の初詣については今年同様、幅約8㍍のさい銭箱を準備。拝殿手前に設置し、要所要所に消毒液を設置するなどして新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じる構えであるとし「引き続き混雑時に向けて東門を開門するなど、万全の対策を整えていきたい。参拝される皆さんも安全対策をして新しい年を迎えていただければ」と話していた。

 同大社では31日午後4時から大晦日大祓式(おおつごもりのおおはらいしき)、5時から除夜祭・神符遷霊祭(しんぷせんれいさい)を斎行。元日の午前0時、初太鼓開門をもって初詣客を迎える。

(2021年12月25日付紙面より)

一年間の煤を取り払う=24日、新宮市の熊野速玉大社
境内各所を水拭きする敬神婦人会員ら
2021年12月25日
2 西国巡礼「なぜ那智山か」
 歴探スクールで山本殖生さん  (新宮市 )

 熊野学研究委員会歴史部会・新宮市教育委員会が主催する令和3年度熊野学講座「第36回歴史探訪スクール」が23日、同市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」であった。熊野学研究委員会の山本殖生さんが「西国巡礼第一札所―なぜ那智山か―」をテーマに講話。約60人が聴講した。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、約1年半ぶりの開催となった同スクール。開講式を兼ねたこの日は、講演を前に熊野学研究委員会委員長の中瀬古友夫さんがあいさつ。多くの参加に感謝を伝えた。

 山本さんは、西国巡礼は本来観音巡礼であったとし、観音信仰の変遷などについて説明。飛鳥時代の観音菩薩(ぼさつ)立像(那智山青岸渡寺)などが那智山から多く出土していることに触れ「古くから観音信仰があったことが分かる」と述べた。

 平安時代後期の僧・行尊(ぎょうそん、1055~1135年)の「観音霊所三十三所巡礼記」では一番の長谷寺から始まり、如意輪堂(那智山青岸渡寺)は六番目に記されており、1211(承元5)年の「観音三十三所日記」(高山寺蔵)、鎌倉時代後期の「三十三所観音曼荼羅(まんだら)」(華厳寺蔵)にも同じ行程で記されていると紹介。一方で僧・覚忠(かくちゅう、1118~77年)の「三十三所巡礼記」には、「一番紀伊国那智山」と記されていると話した。

 山本さんは、熊野は天台修験寺門派(三井寺)の修行道場であったことや、白河上皇の熊野御幸先達を務めた当時三井寺長吏であった増誉(1032~1116年)が最初の熊野三山検校に任じられ、聖護院を建立し絶大な権威を誇ったこと、そして院政期の熊野詣での盛行などを背景に、那智山青岸渡寺が第1番札所となったと説明した。

 現在のルートや「西国」の呼称に至る経緯、巡礼歌(御詠歌)、巡礼札などの歴史についても言及。「西国巡礼は修験者の修行として始まったものが民衆化していったと結論付けられるのでは」と話した。

 次回の歴史探訪スクールは同所で来年1月20日(木)午後2時から。中瀬古さんが「目で見る新宮・熊野の近代史7―明治22年の大水害と本宮大社―」をテーマに講演する。

(2021年12月25日付紙面より)

約60人が聴講した=23日、新宮市下本町の「丹鶴ホール」
山本殖生さん
2021年12月25日
3 集めた史料を町へ託す
 出身者の河田征夫さん  (串本町 )

 串本町出身の郷土史家・河田征夫さんがこのほど、串本町に図書や古文書など郷土史料の寄贈を申し出た。数は約1000点となる見込みで、同町図書館(池田三明館長)が所蔵元となり整理活用する方向で受け入れ作業を進めている。

 町教育委員会教育課によると、河田さんは現在沖縄県に在住。町内にいた頃から串本やその近隣の史料収集を続けてきたが、自身も70代に差し掛かり収集した史料がこのまま失われるのが忍びないので町で保管してほしいとの思いで、初秋ごろに寄贈を申し出たという。

 受け入れの作業中だが、図書は約650点、古文書などは数え方にもよるがざっくりと300点ほどあり、寛政年間の万覚帖や安政年間の漁舟水上帖など近世から刊行誌「熊野誌」や著書「大逆事件と大石誠之助」など近現代まで時代も地域も幅広く託されているという。

 内容もさまざまで、池田館長は捕鯨も含め水産関係が多いが観光や偉人伝や文芸などもあり、確かな評価は専門家に判断してもらうが貴重と捉えざるを得ない史料や当時の社会情勢がうかがえる史料も相当数含まれていると印象を語る。

 受け入れ作業は大詰めの段階で、今後は一度展示の機会を設けて寄贈の周知を図りその様子を河田さんに伝えて感謝した後に「河田文庫」の呼称を受け継いで町民が極力活用できる保管を始めるという。古文書類は朽ちたり焼損したりで触れがたい状態のものも複数あり、池田館長は串本古座高校の中根文庫のようにデジタルアーカイブとして残す方策も探っていきたいとしている。

 21日現在で展示のめどはついておらず、池田館長は「来年中にはこぎ着けたい」と話している。

(2021年12月25日付紙面より)

河田征夫さんが託した郷土史料の受け入れ作業を進める池田三明館長(左)ら=21日、串本町図書館
今では貴重と捉えている古文書類
2021年12月25日
4 官民で流木やごみ撤去
 宇久井の浜で清掃活動  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の宇久井地区(中路進総区長)と町、町建設業組合(上地秀和理事長)、和歌山県、新宮地方建設業協同組合(海邊俊行理事長)は23日、同町宇久井の海岸(千尋ヶ浜)周辺で官民一体の清掃活動に取り組んだ。約100人が参加し、漂着した流木などのごみを集めて撤去した。

 清掃活動は元々、同地区が景観美化を目的に毎年実施してきたもの。度重なる台風などで多くの流木やごみが漂着し、区単独では困難となったため、町を通して、管理者の県に要望。その後、両組合に協力を呼び掛け毎年、実施されている。

 今年は台風が少なく、例年より流木やごみも少なかったため、人力での撤去が主となった。参加者は協力しながら、ごみなどを町指定のごみ袋に詰めていった。

 また、逆側(新宮市佐野寄り)の同浜では区役員ら10人が集まり、朝から木のように成長した草などを重機や道具を使って撤去作業に汗を流していた。

 参加した堀順一郎町長は「今は海水浴場ではないが、海岸がきれいになることは、皆さまの環境への意識も高まる。多くの方々のご協力がありがたい」。

 海邊理事長は「県からの要請を受けて、皆さんで取り組ませていただいている。きれいになって良かった」と話していた。

 中路総区長は「宇久井の入り口なのできれいにしたい。日々、浜をきれいにしてくれている区民の方もいらっしゃる。汚れていることに気付いた際はご協力いただけましたらありがたいです」と語った。

(2021年12月25日付紙面より)

各組織が協力し清掃活動に取り組んだ=23日、那智勝浦町宇久井の海岸
区役員も逆側の浜の清掃に取り組んだ
2021年12月25日
5 飼い主同士や愛犬との交流図る  青天の下、「犬馬鹿大運動会」  (新宮市 )
2021年12月25日
6 関係機関で熊野川きれいに  ごみ散乱防止の清掃作業  (新宮市 )
2021年12月25日
7 コロナ予防、心掛けて  駅前東通り町内会がマスク配布  (新宮市 )
2021年12月25日
8 会員ら交流深め防災学ぶ  天満長命会が例会  (那智勝浦町 )
2021年12月25日
9 ファンらプロの歌声楽しむ  嶋幸二さん新作キャンペーン  (那智勝浦町 )
2021年12月25日
10 休み中の過ごし方考えて  公立小中学校などで終業式  (新宮・東牟婁地方 )
2021年12月25日
11 今日は楽しいクリスマス  各地の保育園やこども園  
2021年12月25日
12 紀宝警察署に取締本部  紀宝町長選を前に設置  
2021年12月25日
13 町民ら35人が献血に協力  尊い命を救うために  (紀宝町 )
2021年12月25日
14 だんだんの会は松本峠で  熊野古道のクリーンアップ作戦  (熊野市 )
2021年12月25日
15 長年、地域貢献に尽力  竹鼻さん、梶屋さんに知事表彰  (紀宝町 )
2021年12月25日
16 サンタさんからプレゼント  子どもたちがクリスマス会楽しむ  (紀宝町 )
2021年12月25日
17 元国鉄職員に経験談聞く  CGS部鉄道班の部員ら  (串本古座高校 )
2021年12月25日
18 町長や町議対象に実施  地域リハ活動支援事業  (串本町 )
2021年12月25日
19 第4回定例会一般質問(終)  串本町議会  
2021年12月25日
20 多彩なステージで魅了  こんにちは。丹鶴ホール!みんなでいこれ~  
2021年12月16日
21 夢に向かって必要なこと
 光洋中で教育講演会  (新宮市 )

 新宮市立光洋中学校(榎本由香校長)の学校運営協議会「光洋やろら会」(下地芳延会長)は13日、同校体育館で教育講演会を開いた。同市出身でサッカーJリーグに加盟しているFC町田ゼルビアのフィジカルコーチを務める津越智雄さん(42)が仕事内容や夢をかなえるために必要なことなどを講話した。

 やろら会は、同校が家庭や地域と連携して教育活動を展開し、地域や社会に開かれた学校づくりを推進できるようにつくられた組織。地域の代表者や育友会、教職員で構成され、綱引き大会など幅広く活動している。同会の江川大二郎さんが同級生で友人でもある津越さんに講演を依頼し実現した。

 津越さんは旧蓬莱小学校、近畿大学附属新宮中学校・高校、筑波大学大学院を卒業後、選手として栃木SCやイングランドの「Woodley Sports FC」などで活躍。25歳でサッカーをやめた後、東京ベルディやサガン鳥栖などでフィジカルコーチを務めた。昨年、韓国の蔚山現代(ウルサンヒョンデ)FCでの指導時には、アジア・チャンピオンズリーグ優勝を経験した。

 この日は3年生71人が体育館、1、2年生は各教室からリモートで津越さんの話に耳を傾けた。講話を前に下地会長が「皆さんは夢を持っていると思います。今日の話を聞いて今後の学生生活に取り入れ、目標に向かって頑張っていただきたい」とあいさつした。

 講演で津越さんは、子どもの頃はけがや病気が多かったと振り返り、中学2年生の時に始まったJリーグの試合を見て「自分もプロのサッカー選手になりたい」と思うようになったと説明。体幹や筋力トレーニングなど、体力的な強化を図るコーチの仕事内容を紹介した。

 将来については「今の時代はSNS(会員制交流サイト)などの普及で自分がどんな位置にいるのか分かってしまう部分もあるかと思いますが、気にせず、真面目に取り組み続けることで今後の仕事での成功や夢をかなえられると思うので頑張ってください」と呼び掛けた。

 田原智弥君は「モチベーションの保ち方などが印象に残り、参考になりました。スポーツだけでなく生活の面でも大切なことなので、話してくれた言葉を忘れず将来に生かしていければ」と話していた。

(2021年12月16日付紙面より)

目標や夢などについて講話する津越智雄さん=13日、新宮市立光洋中学校
津越さんの話に真剣に耳を傾けた
2021年12月16日
22 12団体が要望書を提出
 医療センター分娩予約休止受け  (那智勝浦町 )

 新宮市立医療センター産婦人科の分娩(ぶんべん)予約休止の発表を受け14日、那智勝浦町の各組織の代表ら6人が同町役場を訪問。12団体が連名で安心して出産、子育てできる環境の保持についての要望書を堀順一郎町長に提出した。

 提出した要望書には分娩休止によって、妊婦の負担増や地域に暮らす若者が出産に向き合えなくなることから、産み控えや居住すら断念してしまい地域の急激な衰退が生じるとあった。さらに地域で安心して出産ができるよう、和歌山県や国などへの一層の働き掛けを要望する旨が記されていた。

 町民生児童委員協議会と那智勝浦地区更生保護女性会の岡本美智子会長は「休止によって里帰り出産もできない状況。少子化にも拍車が掛かってしまう。出産は一つ間違えれば大変なことになる。医師がいないと助かるものも助からない。あらゆる方面での尽力をお願いします」。

 町老人クラブ連合会の峰武久会長は「安心安全な地域の構築のためにぜひ、医師の確保をお願いしたい」と訴えた。

 堀町長は「新宮市とも医師の招聘(しょうへい)について協議している。医師の給与増額の際の分担金も考えている。今後も県や国に実情を訴えていきたい」。

 また、招聘がかなわなかった場合について、「あくまで最後の手段だが、招聘が難しい場合は遠くの病院に向かう妊産婦の方々の旅費や宿泊費を補助できるように予算の計上を検討している。しかし、招聘することが一番。私も皆さんと同じ方向を向いています」と話した。

  □     □

 要望書を連名で提出した団体や代表は次の通り。

■要望書の提出団体

▽那智勝浦町区長連合会(串俊男会長)

▽那智勝浦町保育所保護者会(村田英典会長)

▽南紀くろしお商工会(森川起安会長)

▽那智勝浦町社会福祉協議会(岡﨑晴賀会長)

▽那智勝浦町老人クラブ連合会(峰武久会長)

▽那智勝浦町民生児童委員協議会(岡本美智子会長)

▽那智勝浦地区更生保護女性会(岡本美智子会長)

▽那智勝浦町赤十字奉仕団(浦上眞千代委員長)

▽那智勝浦ロータリークラブ(後誠介会長)

▽勝浦ライオンズクラブ(戸間宏治会長)

▽那智勝浦町建設業組合(上地秀和理事長)

▽一般社団法人和歌山県建築士会新宮支部(清水重延支部長)

(2021年12月16日付紙面より)

各団体の代表が要望書を提出した=14日、那智勝浦町役場
2021年12月16日
23 強い揺れの後はすぐ高台へ
 潮岬こ小中区津波避難訓練  (串本町 )

 串本町立潮岬こども園(勝山久美園長、園児38人)、同潮岬小学校(堀靖典校長、児童149人)、同潮岬中学校(水上茂秀校長、生徒63人)、潮岬区(増本昌弘区長)が10日、紀伊半島沖を震源とするマグニチュード9の地震発生を想定し合同津波避難訓練に取り組んだ。

 この訓練は、高台の潮岬地区で主に生活していることで薄れがちな津波避難意識を子どもたちに託したいと考えた潮岬区自主防災会が3校園や区に働き掛けて始まった取り組み。同防災会が避難路の交通安全確保に努める形で合同実施しているが、おととしは津波避難以外の備えを考えることも大切だとして合同防災学習に置き換え、昨年は新型コロナウイルスの影響で実施できなかったため久しぶりの実施となった。

 この日は午後1時30分の大地震発生を想定して訓練を始めた。園児や児童、生徒は強い揺れから身を守る行動を取った後、教職員の合図で3校園より高台となる潮岬特別地域気象観測所横駐車場へ駆け上がった。津波避難中は可能な限り防災頭巾を着用。園児、生徒、児童の順で同駐車場に到着し、約8分で全員の津波避難が完了した。

 今回は300人規模での実施で、様子を見届けた町総務課防災・防犯グループの大芝英智グループ長は低地の店舗にいるときに大地震が起こったら避難行動をしなければならない、と同訓練に取り組む理由を意識付け「東日本大震災ですぐ避難した人が助かったのは、日頃から訓練や学習をして防災意識が高かったから。皆さんも訓練すれば自然災害から自分の命、家族の命を守れると思ってほしい」などと講評。園児児童生徒を代表して潮岬中生徒会の濵口優希乃会長(2年)が取り組んだ感想や地域への感謝を述べて締めくくった。

(2021年12月16日付紙面より)

最寄りの高台へ駆け上がる園児や生徒(上)、児童(下)ら=10日、串本町潮岬
2021年12月16日
24 一緒に勉強するっていいな
 太田小と三尾川小が遠隔授業  

 那智勝浦町立太田小学校の加苅愛心(あいみ)さん(2年)と古座川町立三尾川(みとがわ)小学校の田堀まつりさん(2年)が11月30日から12月15日にかけて、オンライン授業で一緒に国語「わたしはおねえさん」を勉強した。

 両校の2年生はともに1人学級で、昨年から作文などの成果物交換や単元ごとの学習発表といった形で交流を重ねてきた。今回は「GIGAスクール構想」で導入された1人1台のタブレット型パソコンを活用し、2週間かけて一緒に勉強した。

 授業は三尾川小の前田知香教諭が担当。児童2人はそれぞれの学校の教室で、前田教諭は別室からパソコンをつないで授業を行った。

 授業では、句点ごとや登場人物の役割ごとに、2人で交代しながら教科書を音読。それぞれの心に残ったところやその理由を発表し、作文用紙にまとめた。

 前田教諭は「1人学級では、同い年の友達の意見を聞き、自分と比較することが難しい。そのため今回の授業では、多少時間がかかっても2人に意見を発表してもらい、『今の発表についてどう思う?』と問い掛けることを意識した。以前からときどきオンライン交流をしていたこともあり、2人とも授業に集中して楽しんでくれた。自分が話すとき以外はパソコンのマイクをオフにするなど、オンライン学習のマナーも身に付けていた」と振り返る。

 授業を終えて加苅さんは「すごく楽しかった。お話ししながら授業をするのが良かった」。田堀さんは「愛心ちゃんとは同じ意見になることが多かった。実際に会ってみたい」と話していた。2人は今後も年間を通じ、交流を継続していくという。

(2021年12月16日付紙面より)

授業を受ける加苅愛心さん=那智勝浦町立太田小学校
ノートを見せる田堀まつりさん=古座川町立三尾川小学校
2021年12月16日
25 福田紗夕さんが近畿へ
 男子団体も出場権を獲得  (新宮高校 )
2021年12月16日
26 電車に乗って探検に出発  下里保5歳児がお出掛け  (那智勝浦町 )
2021年12月16日
27 町の復興や元気のために  総健歌謡クラブが寄付  (那智勝浦町 )
2021年12月16日
28 分娩予約の早急開始求める  市内商店街が連名で要望書提出  (新宮市 )
2021年12月16日
29 マグロのイルミ点灯  地域の活気や糖尿病を啓発  (勝浦LC )
2021年12月16日
30 読み聞かせの喜び感じる  太地中1、2年生が児童へ  
2021年12月16日
31 歯の健康管理に力注ぐ  歯科医師会会長賞を受賞  (みくまの支援学校 )
2021年12月16日
32 管内2事業所に部長表彰  生活・食品衛生優秀施設  (新宮保健所串本支所 )
2021年12月16日
33 対策をして2年ぶりに実施  子ども会連協クリスマス会  (串本町 )
2021年12月16日
34 親子でクリスマス楽しむ  子育てサロン「ふれんZOO」  (紀宝町 )
2021年12月16日
35 サンタさんもお出迎え  恒例のふれあい子ども食堂  (紀宝町 )
2021年12月16日
36 一足早いクリスマス楽しむ  かわりない会が恒例の催し  (紀宝町 )
2021年12月16日
37 出産相談窓口の周知図る  紀宝町議会一般質問①  
2021年12月16日
38 飛雪の滝、七色に輝く  ライトアップイベント開催中  (紀宝町 )