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2021年11月21日
1 新宮分室が「丹鶴ホール」に設置
 東大文学部熊野プロジェクト  (新宮市 )

 新宮市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」2階熊野エリアにこのたび「東京大学文学部熊野プロジェクト新宮分室」が設置される。20日に東京大学本郷キャンパスで連携協定締結記念行事・木製看板(幅20㌢×縦60㌢)の引き渡しがあり、田岡実千年市長が藤井輝夫東京大学総長より看板を受け取った。

 今年3月22日、相互に連携協力することにより次世代人文学の構築、市・熊野地方における学術の振興と地域活性化に資することを目的に、連携協定を締結した同市と東京大学大学院人文社会系研究科・文学部。

 このたびの新宮分室の設置は協定に基づくもので、分室には毎年数カ月程度、大学の地域連携担当の助教が来室し、同市と▽東大学生の熊野地方における体験活動▽東大院生・留学生の熊野研修および若手フォーラム▽「東大人文・熊野フォーラム」ならびにセミナー、ワークショップ▽東大教員、外国人訪問研究者による講演、セミナー―などの活動が計画されている。

 看板の引き渡しおよび連携協定締結記念「東大人文・熊野フォーラム in 本郷」における各研究報告の様子はオンラインで配信された。

 開催に当たり、秋山聰・人文社会系研究科長が締結と分室設置に至った経緯などを説明。「熊野地方が人文学にとって豊かな地であると痛感している。学生諸君がいろんな体験をするのにもふさわしい場所」。分室設置に関しては「市民の皆さんとより密接な対話ができる機会をつくっていきたい」と述べた。

 田岡市長は「東大の皆さんによる活動が計画されていることを喜ばしく感じる。連携活動を通じて、熊野学の充実に一層努めていきたい。分室を拠点に、実り大きい成果が上げられることを期待している」。

 藤井総長は「さまざまなものを受け入れてきた熊野地方は、ダイバーシティ(多様性)、インクルーシブ(社会的包摂)を古くから実践してきた場所。協働することで豊かな対話が生まれるのでは」とそれぞれあいさつ。

 大西克也・前研究科長は「大阪府で育った自分は、幼い頃から熊野の山々には憧れの気持ちを持って眺めていた。在任中にこのような協定が締結できたことを個人的にもうれしく思っている」。

 国際熊野学会の山本殖生代表委員は「熊野の魅力を学術的に証明していくことは難しい。ご指導いただき、熊野の魅力を国際的、学術的に研究を進めていければ」と述べた。

(2021年11月21日付紙面より)

連携協定締結記念行事・木製看板引き渡し式の様子=20日、東京大学本郷キャンパス(オンライン)
田岡実千年市長(右)が藤井輝夫東京大学総長より看板を受け取った
2021年11月21日
2 観光で稼ぎ潤う町実現に向け
 観光機構が登録DMOに  (那智勝浦町 )

 那智勝浦観光機構(NACKT)は4日付で申請を行っていた観光地域づくり法人(登録DMO)に登録されたことを発表した。登録DMOとなったことでは今後、機構は国からの国庫補助金をはじめとするさまざまな支援を幅広く受けることが可能となった。

  □     □

■DMOとは



 観光庁によると、DMOは地域の多様な関係者を巻き込みつつ、科学的なアプローチを取り入れた観光地域づくりを行うかじ取り役となる「観光地域づくり法人」とされている。

 日本版DMOは地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地づくりの司令塔となる組織。

 多様な関係者と協働しながら明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定し、その戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人だ。

  □     □

■今後の展望など



 昨年10月に候補DMOに登録された機構。その後、「宿泊」「飲食」「文化財・歴史」「観光資源・体験」「物販・特産品」「交通」「施設・環境整備」の七つの専門部会の設立や会員(サポーター)組織を創設。町内外関連組織との連携を図るとともに、さまざまな調査を行い、広報や各種プロモーション、マーケティング、イベント開催などの事業を展開してきた。

 登録DMOとなったことで、国から補助金や情報提供、体制強化、事業などの支援が受けられるという。

 機構は「観光で稼ぎ、潤う町へ」を実現するために、「那智勝浦町の観光地域づくりのかじ取り役として、官民さまざまな団体・事業者と連携し、必要な役割を担えるよう、引き続き取り組みを進めていく」と話している。

 先日、開かれた臨時議会において、堀順一郎町長は「今後、那智勝浦町の観光振興の旗振り役となるべく、地域の皆さまと一緒に活動を進めてまいります」と抱負を述べていた。

 同町在住の60代女性は「コロナ禍も少しずつ落ち着いてきた。今後はこれまで通りのやり方ではいけないと思う。町が元気になるように努力してほしい」。

 40代男性は「たくさんの支援が受けられると聞いた。努力してくれているのは分かっているので今後に期待したい」と話していた。

(2021年11月21日付紙面より)

6月に初めて開かれた社員総会の様子=那智勝浦町の体育文化会館
2021年11月21日
3 事例や講義を今後に生かす
 生活支援コーディネーター実践研修会  (新宮市 )

 和歌山県が実施する令和3年度第2回生活支援コーディネーター実践研修会が18日、オンラインで開かれた。県内の各市町村が参加する中、新宮市では市職員や市社会福祉協議会職員、市の協議体である「チームくまのがわ」と「わがら広角」、福祉委員や民生委員らが出席。研修会では講義や事例の発表があり、参加者は生活支援サービスの重要性や地域の役割について学びを深めた。

 研修会は市町村が生活支援コーディネーターを設置するに当たり、市町村関係職員などがコーディネーターや協議体の役割などを習得することが目的。第1回の研修会は5月に実施。同市では市役所別館に「チームくまのがわ」、市福祉センターに「わがら広角」が集まり、参加した。

 NPO法人全国コミュニティライフサポートセンターの池田昌弘理事長が「生活支援サービスの立ち上げと運営方法について」を講義した。神奈川県や長野県などの事例を紹介し、生活支援サービスの成り立ちと住民や地域の変化などを解説。特技や趣味、経験を生かすことや、生活支援サービスは多様であるとし、地域全体で取り組むことの重要性も訴えた。

 事例発表では、橋本市の「ささえ愛高野口」や上富田町の有償ボランティア「たすけあいくちくまのステーション」、印南町の「奥真妻活々倶楽部」の担当者が発足経緯や活動、有償ボランティアなどの取り組みについて詳細を説明した。

 参加者らは各グループで意見交換後、オンラインで「都市部で活動が広がらない」「有償ボランティアの増員はかなり苦労がある」「担い手づくりが課題」などの報告を行った。

 池田理事長は「住民の負担をかけないようにせかすことなく進めることが大切。困り事や課題を直球で解決することだけが正解ではない。広い視野で活動し、つながることから始めれば巡り巡ってサービスにつながっていく」と締めくくった。

 市内で2組織目の協議体として、今年発足したばかりのわがら広角の中野末子さんと田中みちよさんは「研修会は自分たち自身の勉強になった。助けてもらう方が気兼ねなく頼めるように、少額のお金を頂く有償ボランティアを導入するほうが互いにとって良いかもしれない。皆さんで相談して進めていきたいです」と語った。

(2021年11月21日付紙面より)

オンラインで生活支援コーディネーター実践研修会が開かれた=18日、新宮市の福祉センター
参加した皆さん
2021年11月21日
4 赤銅の月、夜空に浮かぶ
 部分月食、熊野地方でも  

 月の一部が地球の影に入って欠けたように見える部分月食が19日、国内で観測された。国立天文台によると、今回は月の直径の97・8%が地球の影に入るのが特徴。欠けた部分が真っ暗になるのではなく、皆既月食に似て赤銅色に輝いた月が夜空に浮かんだ。

 当地方では、午後4時48分ごろにはすでに月食が始まっていたがあいにくの雲で、食の最大となる午後6時2分ごろに薄雲を通して確認することができた。

 時間がたつにつれて雲がなくなり、月は食の影から顔を出して明るさを増した。写真は雲が薄くなる時を見計らい、約10分おきにシャッターを切り、食の変化を合成したもの。食の最大時間の画像は薄雲がかかっており、ぼやけている。

 次に国内で月食が見られるのは皆既月食となる来年11月8日。今回と同様、ほとんどが影に入る部分月食は2086年11月21日まで待たなくてはならないという。

(2021年11月21日付紙面より)

熊野地方で確認した月食の様子(10分おきに撮影)=19日
食の最大時間(午後6時2分)の様子
2021年11月21日
5 3グループ117点を展示  蓬莱体育館で合同写真展  (新宮市 )
2021年11月21日
6 木製パズルを作ろう!  王子ヶ浜小で木工教室  (新宮市 )
2021年11月21日
7 天高く、皇帝ヒマワリ  新宮市のタウンガーデン  
2021年11月21日
8 西村伊作の建築巡る  トレイナートのミニダイブ  (新宮市 )
2021年11月21日
9 柴田さん宅の紅葉進む  オープンガーデン栃の木  (那智勝浦町 )
2021年11月21日
10 5人が県代表に選出  JUNTOSフットボールクラブ  
2021年11月21日
11 「子猫を捨てないで」  責任持って飼ってほしい  
2021年11月21日
12 プラスチックの分別法学ぶ  民生委員児童委員協議会が研修  (紀宝町 )
2021年11月21日
13 特産品や地域の魅力に触れる  じゃばらの里の収穫祭2021  (北山村 )
2021年11月21日
14 お悔やみ情報
  
2021年11月17日
15 聴いて。犠牲者の生きた証し
 20日、「生命のメッセージ展」  (新宮市 )

 新宮市の王子公民分館は20日(土)、市立王子ヶ浜小学校体育館で「生命(いのち)のメッセージ展 in 新宮」を開催する。遺族が制作した、理不尽に生命を奪われた犠牲者を型取りメッセージを託した30人分の「メッセンジャー」が展示される他、NPO法人「KENTO」代表の児島早苗さんが「生命(いのち)を越すものはない」を演題に講話する。

 紀南交通事故被害者の会代表の中岡貴恵さんは5日、新宮市佐野の自宅で同展に展示する「メッセンジャー」の制作に当たった。中岡さんは2018年12月15日、最愛の母・中尾叔子さん(享年85)を交通事故で亡くした。

 高齢ドライバーによる危険運転を避けようとして起こった事故だった。加害者は逃走。警察により発見されたが「加害者とその家族の誠意と反省が全く感じ取れない対応に苦しんだ」という。

 そんな中、(公社)紀の国被害者支援センターから児島さんを紹介され、児島さんが会員であるNPO法人「いのちのミュージアム」(鈴木共子代表理事)が開催する「生命のメッセージ展」に参加する機会を得るとともに、新宮市での開催実現に至った。児島さんは息子の健仁さん(享年18)を、鈴木さんもまた息子の零さん(享年19)を、それぞれ交通事故で亡くしている。

 「生命のメッセージ展」は殺人や悪質な交通事故、いじめ、医療過誤、一気飲ませなどの結果、理不尽に人生を断ち切られた犠牲者が主役のアート展。犠牲者一人一人の等身大の人型「メッセンジャー」(硬質発泡材)に遺品の靴、残された遺族がつづったメッセージが添えられているもので、向き合う者に命の重さや尊さを訴える。

 中岡さんは叔子さんの身長に合わせて硬質発泡材を切り抜き、生前の写真と母、そして来場者に向けたメッセージを貼付。生前愛用していた靴を供え、最後にフェルトで作成したハートを心臓部分に付けて命を吹き込んだ。

 中岡さんは「メッセンジャーの方たちからの声が届き、誰もが不幸になる交通事故を減らすことの実現を望んでいます。全てのドライバーの方にハンドルを握る責任と、事故により奪ってしまうものの重み、命の尊さを心に留めて運転していただけることを願います」と話す。

 児島さんは「残された家族の一人一人は孤立しているが、こうしてつながることで光が見えてくる。一人じゃないと思えることが歩き出せる一歩になると思う」。

 鈴木さんは「彼らはもっと生きたかったはず。失ってから大切な存在に気付かされた。当事者たちが声を上げなければならない。結果的に救われる命が増えることにつながるのでは」と話している。

 同展は入場無料。午前9時から午後3時まで。「メッセンジャー」は開催時間中、いつでも観覧することができる。

 同公民分館の野尻和則分館長は「今回は地元の濵田雅美市議が尽力してくださり、たくさんの団体が協力してくれた。王子公民分館としても全面的に協力体制を整え実現に向けて活動した。王子公民分館地区以外の方にも、ぜひ一人でも多くの方に参加いただき、かけがえのない命の大切さを改めて考えるきっかけになれば。また、南紀地方初の開催が当公民分館であることを誇りに思い、今後も地域のための活動にさらに努めてまいります」と広く来場を呼び掛けている。

(2021年11月17日付紙面より)

中尾叔子さんの「メッセンジャー」が完成=5日、新宮市佐野
命を吹き込む中岡貴恵さん
2021年11月17日
16 「天の剣を託された男」
 市民ミュージカル、大盛況  (新宮市 )

 新宮市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」で14日、一般社団法人「熊野新宮ミュージアム」(池上順一代表理事)の市民ミュージカル「天(あめ)の剣(つるぎ)を託された男~熊野三党の祖高倉下命(たかくらじのみこと)~」があった。観客らはミュージカルを通して当地方の歴史・文化に触れる機会とした。

 「紀の国わかやま文化祭2021」の地域文化発信事業の一つとして実施。物語は、新宮地方に伝わる「神武東征」と神倉神社の「御燈祭(おとうまつ)り」を基に、それらをつなげる熊野三党の祖・高倉下命を主人公に制作。高倉下命が神武東征の最大の危機を救う様子がドラマチックに描かれている。

 熊野新宮の歴史文化を継承、発信し、郷土愛を育むとともに次世代への橋渡しを行う目的で設立した同法人は、このたびの公演に当たり一般から出演者を募集。当地方においても新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、一部振り付けを変更するなど試行錯誤を重ねながら練習を重ねてきた。

 2回に分けて開催されたこの日の公演では、出演者がダンスや演技、歌、演奏などで観客を魅了。約70人が織り成すダイナミックな舞台に、観客席からは惜しみない拍手が送られた。

 公演終了後、髙由香専務理事は「新型コロナの影響などで一時はどうなることかと思ったが、出演者の皆さんの集中力で乗り越えることができた。ミュージカルを通して良い仲間に巡り会えた。カーテンコールでは感極まりました」と話していた。

(2021年11月17日付紙面より)

歌やダンスで観客を魅了した=14日、新宮市の「丹鶴ホール」
大盛況のうちに幕を降ろした
2021年11月17日
17 練習と地域貢献に打ち込む
 日野のラグビー選手ら串本で  (串本町 )

 串本町総合運動公園で13日、社会人ラグビーチーム「日野レッドドルフィンズ」のキャンプが始まった。昨年に続き2回目で、期間は18日(木)までの6日間。15日は串本町と県ラグビーフットボール協会が歓迎セレモニーを開き、地元を代表して同町立西向小学校(山本隆介校長、児童50人)が選手との交流に臨むなどした。

 東京都日野市を拠点にする同チームは、「ラグビーを通じて社内外の人々の心身の健全な発達と地域社会の発展・活性化に貢献し、社会的課題を解決する」を理念に掲げて活動。現在は日本ラグビー界のレジェンドとたたえられる箕内拓郎ヘッドコーチ(=監督)の下、来年1月に開幕するジャパンラグビーリーグではリーグワンの一角として競う強豪ぶりを発揮している。

 今回のキャンプには選手とスタッフ約70人(今回は日本代表選手を含まず)が参加。期間中は本来の目的である練習に加え、理念に基づき▽西向小との交流▽同協会関係で和歌山市立西浜中学校・県立新宮高校・県立新翔高校の各ラグビー部を対象にした教室(14日に実施済み)▽同町消防本部(寺島正彦消防長)の訓練体験(16日に実施済み)―といった交流にも打ち込むという。

 同セレモニーには町の平井治司副町長、潮﨑伸彦教育長、寺島消防長と宿泊拠点のホテル&リゾーツ和歌山串本・久保幸彦支配人、同グラウンドを運営する町B&G海洋センター・林享所長、同協会の田中義人副理事長、西向小一同らが出席。代表してラグビーの熱烈な愛好者でもある平井副町長が歓迎のあいさつを述べ田中副理事長と西向小児童代表が差し入れ(ミカン)と花束を贈呈し、同チームを代表して堀江恭佑共同キャプテンはキャンプのつながりの延長で今後の民間小型ロケットの打ち上げも見てみたいと希望しつつ「串本で成長したと言える合宿にしたい」と抱負を掲げ、引き続きの支持を求めて歓迎に感謝した。

 西向小と選手の交流内容は前半がコートすぐそばからの練習見学、後半はフィールド内で選手の守りを突破してトライする体験。残った時間で事由に交流してお互いに親しみを深め合った。

(2021年11月17日付紙面より)

日野レッドドルフィンズのキャンプを歓迎する平井治司副町長ら=15日、串本町総合運動公園
歓迎セレモニー後の西向小児童と選手の交流の様子
2021年11月17日
18 骨格学びきれいに食べよう
 勝浦小で「魚」の出張講座  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立勝浦小学校(山下真司校長)で11日、和歌山県主催の出張!県政おはなし講座「魚の骨を知っておいしく食べよう」が開かれた。東牟婁振興局農林水産振興部農業水産振興課の松尾怜さんが講話し、5年生49人にさまざまな魚の知識を伝えた。

 子どもの魚食離れが進んでいるといわれる中、魚の骨の構造や骨を取りながらきれいに食べるこつを教わることを通じて、楽しく魚を食べてもらうことが目的。

 松尾さんは、県内で行われている漁法や魚の進化の過程、魚と人間の骨の共通点などを解説。魚の食べ方について▽頭から尾びれまで身の真ん中に箸で一本切れ目を入れる▽一口ずつ身をほぐして食べる▽頭と背骨を外す▽下の身を食べる―という手順を教えた。

 講座の最後には「サメの体も魚と同じですか?」「イカやタコにも骨がある?」「毒のある魚の見分け方は?」など数え切れないほどの質問が児童から出された。松尾さんは「勝浦小学校では家族が漁業関係の仕事をしている子もいて、他地域の小学校より魚の知識が豊富な子が多いのでは」と驚いていた。

 この日の5年生の給食には、県産のアジの塩焼きが1匹ずつ提供され、児童はきれいに食べようと箸を進めていた。

(2021年11月17日付紙面より)

魚類の骨格標本に触れる=11日、那智勝浦町立勝浦小学校
2021年11月17日
19 サッカーを楽しむ環境を
 ジラソーレフットボールクラブが始動  
2021年11月17日
20 新宮Aが優勝果たす
 LC杯東牟婁地方少女バレーボール大会  
2021年11月17日
21 みんなと楽しく収穫  3児童館が合同芋掘り  (新宮市 )
2021年11月17日
22 丹鶴城跡で清掃奉仕  新宮LC35人が取り組む  (新宮市 )
2021年11月17日
23 健康チェックに80人  2町の地域包括支援センター  (太地町・那智勝浦町 )
2021年11月17日
24 日頃の生活に活用して  千穂第一地区福祉委員会が福袋贈呈  (新宮市 )
2021年11月17日
25 トンボ通して熊野の魅力知る  南敏行さんがギャラリートーク  (新宮市 )
2021年11月17日
26 利用者が職員の出し物楽しむ  「湯ごりの郷」で繋がりふぇす  (那智勝浦町 )
2021年11月17日
27 美しい音色、境内に響く  「熊野音楽祭」で西村由紀江さん  (熊野速玉大社 )
2021年11月17日
28 分団単位で消火態勢構築  秋恒例の遠距離中継訓練  (串本町消防団 )
2021年11月17日
29 地域とのつながり目指して  西向小で「西向子ども祭り」  (串本町 )
2021年11月17日
30 キーホルダー作りにも挑戦  4~6年生によるクラブ活動  (井田小 )
2021年11月17日
31 「楽しい英語授業にしたい」  3人目のALT、バレリーさん  (紀宝町 )
2021年11月17日
32 読み聞かせのスキルアップに  絵本よみきかせボラ養成講座  (紀宝町 )
2021年11月17日
33 クリスマスに向けて制作  子育てサロン「ふれんZOO」  (紀宝町 )
2021年11月17日
34 無投票の可能性高く  定数10に10人が立候補  (御浜町議選 )
2021年11月17日
35 「笑顔になるサクラに育って」  卒業記念にクマノザクラを植樹  (鵜殿小 )
2021年11月17日
36 お悔やみ情報