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2021年03月25日
1 「いつの日かまた再開を」
 休園前にお別れ会  (高田保育所 )

 新年度より休園が決定している新宮市立高田保育所(坪井辰実所長)で24日、お別れ会があった。園児は、園舎である新高田会館(高田交流センター内)で過ごした楽しい日々に別れを告げた。

 同保育所(市立高田へき地保育所)は1973(昭和48)年4月に旧高田会館に開所。当時は3歳児から就学前まで20人の園児がいたが、2007(平成19)年度末には2世帯2人となったため休園に。

 その後、地区住民の尽力により10(平成22)年4月には7世帯9人となり、再開に向け市と協議を行った結果、同年5月10日に再開。園舎に子どもたちの笑い声が戻った。

 19(令和元)年7月、建物の老朽化や耐震面の不安などの観点から現在地に移転。現在、1、2、4歳3人の園児が入所しているが、今月末には1世帯2人になること、来年度、再来年度においても園児数が2人であることが見込まれることなどから、惜しまれながらも休園の運びとなった。

 この日のお別れ会では、歌や体操、運動会ごっこなどで園生活を振り返り、園児には手作りの証書が授与された。

 昨年、未入所児を対象にした遊びの場「わんぱく広場」を開始し、保護者らの関心の高さに園児数増加への手応えを感じていた矢先の休園。同保育所教職員は「悔しい思い」と肩を落とす。

 「高田村つくり推進事業」を立ち上げ、移住者促進に向けての取り組みを進める高田区。坪井所長は「休園は残念の一言に尽きる。保育所の再開に向け、移住定住の観点からも区で話し合いを進めていけたら」と話している。

(2021年3月25日付紙面より)

手作りの証書が授与された=24日、新宮市高田の新高田会館
2021年03月25日
2 地域産業の発展に向け サザンエースが初入港 (新宮市)

 北越コーポレーション株式会社の大型木材チップ船「Southern Ace(サザンエース)」(船主・福神汽船㈱、運航・日本郵船㈱、総トン数4万9877㌧、全長約210㍍、全幅37㍍)が21日、新宮港に初入港した。23日のセレモニーでは、田岡実千年市長が「新宮港が地域産業の拠点として成長するため、共に新たな第一歩を踏み出すことにつながると確信している」と歓迎した。

 同船は木材チップの海上輸送のため、今月2日に長崎県の造船所より就航。ベトナム南部のフーミー港で木材チップを積み、このたびの新宮港入港に至った。

 スクラバー(IMO Sox規制対応設備)とバラスト水処理装置(バラスト水管理条約対応設備)を搭載し、国内最大船型ながら燃費は同船型比15%減と、チップ輸送におけるCO2排出量の削減に大きく寄与するエコシップとなっている。船名は同社の木材チップの海上輸送を担ってきた「HOKUETSU ACE Ⅱ」の船名を一部継承した。

 同港佐野3号岸壁で行われた歓迎セレモニーには、田岡市長、久保智敬市議会議長、垣内宏新宮港振興会長、小池㬎二(けんじ)同会事務局長、東牟婁振興局の鈴木伸幸・新宮建設部長、和歌山県県土整備部の木村高秀・港湾空港振興課副課長、北越コーポレーション紀州工場の前田孝夫事務部長、本社チップ・パルプ部の三上山学・課長、福神汽船の瀬野直人・取締役執行役員、日本郵船の八島健一郎・製紙原料グループ第一チーム長が出席。

 田岡市長は北越コーポレーションに対し「長きにわたり当地方において果たされた貢献や地域に根付いた取り組みは心強く、市も共に地域産業のさらなる活性化に向けて取り組んでいく決意を新たにした」。

 前田事務部長は「皆さまのご尽力を賜りながら文字通り『エース』となり、紀州工場の救世主として継続的に発展していきたい」と協力を求めた。

 久保議長、紀州工場の仲美保さん、垣内会長らが福神汽船、日本郵船に対し花束や記念品を贈呈。歓迎の意を示した。

 同船は今後、主に同港や新潟港への寄港を計画している。26日(金)にはチリに向けて同港を出港する予定。

(2021年3月25日付紙面より)

初入港を祝った=23日、新宮市佐野
大型木材チップ船「Southern Ace」(日本郵船提供)
2021年03月25日
3 学生がイベント復活策提案
 早大地域連携WSの報告会  (串本町 )

 串本町役場本庁で23日、早稲田大学の連携事業「地域連携ワークショップ(WS)」の最終報告会があった。学生11人が同町設定のテーマ「コロナ禍における観光イベントのあり方は?~イベントの復活策を考える~」について検証した成果を提案するなどした。

 この事業は、同大学教育連携課が地域活性化への貢献を目的とし自治体と連携して展開。同町とは2018年度から連携していて、本年度はコロナ禍を考慮しオンライン形式で実施する内容を計画し、学部問わず学生の参加を募った。

 応募した11人はA班とB班に分かれ、1月から検証を始めた。本来であれば現地フィールドワークを実施するところをオンライン通信による現地キーマンへのインタビューに置き換えて情報を収集。現地に還元する提案内容を含む成果をまとめたという。

 最終報告会はウェブ会議システムを用い、同大学教育連携課の羽深浩二さんがコーディネーター役を務めて実施。串本町からは役場産業課の阪本祥さん、南紀串本観光協会の宇井晋介さん、ゲストハウス木―BOKU―の吉田剛さんが出席し、阪本さんと同大学の井上文人理事でこの報告会に期待するところを示し合い発表へと移った。

 5人組のA班は持ち得る観光要素を起爆剤にした新規イベントの展開という視点からアプローチし、成果として▽世代別釣り企画▽AR企画▽アフターコロナ時代の大学生向けツアー企画―といったアイデアを提案。6人組のB班は町外に串本を知ってもらう上で町民が楽しんでいる状況が重要という視点から検証を深め、すでに実績がある既存イベントの復活策や日ト友好マスコットキャラクター「まぐトル」を活用した探検隊実施といったアイデアを提案した。

 提案後は質疑応答もあり、内容のさらなる掘り下げに加え現役の大学生に情報を効果的に伝える会員制交流サイト(SNS)、活用の工夫などもこの機に探るなどした。阪本さんは「全てとはいかないが、提案していただいた内容を今後に生かしていきたい」と応えて提案に感謝するなどした。

 発表後は早大指導陣からの全体講評があり、参加した11人がそれぞれに取り組んだ感想を述べて締めくくったという。

(2021年3月25日付紙面より)

早大地域連携WSに参加する学生から提案を受ける阪本祥さん(左)ら=23日、串本町役場本庁
2021年03月25日
4 色とりどりの花がお出迎え
 下里とも子ガーデンで満開  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町下里の「下里とも子ガーデン」(岩本カナエ代表、会員7人)で、チューリップやピンクパンサー(シレネ)など色とりどりの花が見頃を迎えている。花の配列や整備によって、より際立った春の花たちが住民や見物人の目を楽しませている。

 同ガーデンは花壇の所有者であった故・笠松朝子さんの遺志を受け継いだ会員や住民らがボランティアで管理している。

 花壇には前述の花のほか、キンギョソウ、クリサンセマム、パンジー、ヤグルマソウ、ムラサキハナナ、ハナビシソウなどが満開となっており、ルピナスやゴテチャも開花を控えている。

 ガーデン内にはテーブル2台とベンチ2基を設置しており、花を見物しながら休憩や昼食ができる。

 また、岩本代表が大阪府堺市に住む知人から譲り受けた赤色のチューリップの球根約300個も植えたことから、4月ごろにはさらなる彩りが加わるという。

 岩本代表は「今年は昨年と違い、テーブルもベンチも用意しています。下里地域を散策がてら立ち寄って花を楽しんでいただけたら」と話していた。

(2021年3月25日付紙面より)

会員の皆さん=22日、那智勝浦町の下里とも子ガーデン
色とりどりの花が迎えてくれる
2021年03月25日
5 交流し魅力を感じる
 ファミリーフットサルフェスティバル  (新宮市 )
2021年03月25日
6 住宅地、商業地とも下落  和歌山、三重県地価公示  
2021年03月25日
7 将来の夢や目標掲げる  那智中学校で立志式  
2021年03月25日
8 熊野那智の原始林ウオーク  写真家・内山りゅうさんと  
2021年03月25日
9   
2021年03月25日
10 総数は1989年以降最低  令和2年観光客動態調査  (和歌山県 )
2021年03月25日
11 復興に役立てて  マジックサークル青い鳥が寄付  (新宮市 )
2021年03月25日
12 コロナ影響で相談増  「生活保護相談会」詳細報告  (全国青年司法書士協 )
2021年03月25日
13 自ら学問する決意を  近大新宮で中学校修了式  
2021年03月25日
14 観光事業展開や人材育成に向け 那智勝浦町の人事異動 
2021年03月25日
15 15人が園舎を巣立つ  勝浦認定こども園で卒園式  
2021年03月25日
16 「強い心で進んでね」  丹鶴幼稚園で卒園式  (新宮市 )
2021年03月25日
17 看護学校に6年連続合格  8年連続就職率100%達成  (紀南高校 )
2021年03月25日
18 熊野市は11月7日に  延期となっていた成人式  
2021年03月25日
19 太平洋岸自転車道の活用で一致  熊野エリア道の駅協議会  (合同研修会 )
2021年03月25日
20 1年生になっても頑張ります  うどの幼稚園で卒園式  (紀宝町 )
2021年03月25日
21 「楽しみに待ってくれる人も」  いきいきサロン代表者交流会  (紀宝町 )
2021年03月25日
22 賞種発表し撮影者たたえる  文化セで第29回表彰式実施  (串本海中フォトコン )
2021年03月25日
23 お悔やみ情報
  
2021年03月20日
24 394人が春つかむ
 県立高校で合格発表  (和歌山県 )

 和歌山県の県立高校で19日、一般入学試験の合格発表があった。新宮・東牟婁地方では新宮、新翔、串本古座高校で計394人が合格した。

 発表は午前10時、一斉に各校内の掲示板などへ張り出されるとともに、新型コロナウイルス感染症拡大予防として、県ホームページにも掲載された。緊張した面持ちで待っていた受験生は自分の受験番号を確認すると、友人たちと笑顔を見せながら合格を喜んだ。

 各校の合格者数は新宮高校全日制194(定員200)人、定時制3(同40)人、新翔高校111(同120)人、串本古座高校86(同105)人だった。

 新宮高校に合格した男子生徒は「自分の受験番号を確認して安心しました。クラブ活動は入学後にしっかりと考えて決めようと思います。文武両道を目指して勉強、運動に頑張りたい」と喜びを語っていた。

 定員に満たなかった高校の追加募集は24日(水)に出願受け付け、26日(金)に学力検査、30日(火)に合格発表を行う予定となっている。

(2021年3月20日付紙面より)

合格を喜ぶ受験生たち=19日、県立新宮高校
受験番号を見つけ笑顔を見せた=同日、県立新翔高校
緊張した面持ちで掲示板を確認=同日、県立串本古座高校
2021年03月20日
25 町の水産業の発展に
 冷凍施設が供用開始  (太地町 )

 太地町森浦の「太地町冷凍施設」がこのほど完成。15日に竣工(しゅんこう)検査を終え19日、同所で竣工式が営まれた。約30人の関係者が出席する中、三軒一高町長、塩崎伸一議長、南紀くろしお商工会の森川起安会長、町漁業協同組合の脊古輝人代表理事組合長、㈱小森組の小森正剛代表取締役がテープカットを行い、施設の完成と供用開始を祝った。

 同施設は鉄骨造2階建てで延べ床面積は673・5平方㍍。管理温度マイナス25度冷凍室とマイナス55度超低温冷凍室に加え事務室や荷捌場も完備した、水産物の保管を目的とした冷凍施設。公称トン数は計636㌧で、これまで町外で保管していた鯨肉や水産加工原料などが収容可能となる。

 建設事業費は約4億654万円。設計・監理を㈱清水設計事務所が、施工を㈱小森組が請け負った。

 竣工式開式に当たり、三軒町長は「完成までに二階俊博・自由民主党幹事長や下宏・県副知事に大変な尽力を、町漁業協同組合には大きな支援を頂いた」と感謝。

 「皆の強い思いで完成した施設が、未来永劫(えいごう)関係者の皆さんの仕事に大きく寄与できることを願いたい」と式辞を述べた。

 指定管理者の町漁業協同組合・貝良文専務理事はおととし、近隣の冷凍施設より「保管している品物が入れられないから外に出してほしい」といった旨の連絡が文書で来たといった、着工・完成に至るまでの経緯を振り返り「喜びとともに一安心している」。

 「三軒町長に相談に行って以降、こんなに早く、こんなに立派な施設が完成したのも町長をはじめ、漁野洋伸副町長、町議会議員の皆さま方の支援と協力のたまもの」と感謝を示し「今後は施設を活用し、町の水産行政がもっと発展するように組合員一同、頑張っていきたい」と思いを語った。

(2021年3月20日付紙面より)

三軒一高町長(中央)らがテープカットを行った=19日、太地町森浦
2021年03月20日
26 クマノザクラ実生苗を植樹
 高池小6年生が卒業記念で  (古座川町 )

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長)の6年生11人が18日、池野山公園でクマノザクラの卒業記念植樹に取り組んだ。

 同町観光協会のクマノザクラ振興を活用してふるさと学習に取り組む同校。本年度の6年生はクマノザクラ子どもガイドに挑戦し、池野山地内にあるタイプ標本木の花盛りに合わせて訪れる人々にクマノザクラや同町の魅力を伝えるなどした。

 この日はそのような親しみがあるタイプ標本木から得た苗木を植樹した。この学習の外部講師を務める樹木医・矢倉寛之さんは2018年発芽の実生苗2株を準備。11人は樹木医の道具「鋼棒」を使って苗木を植えるときに必要な土壌環境などについて教わった後、2組に分かれ同公園道の駅側ゲートから入ってすぐ右手へ植え込んだ。

 準備した実生苗の地上部の高さは70~80㌢。約60㌢掘り下げて培養土に入れ替えた場所へ苗木を移し、卒業記念植樹であることを伝える看板を立て苗木にたっぷりと水を与えて作業を終えた。

 以降の育苗管理は同協会が担当するそう。久保嘉由都君は「池野山公園を彩るシンボルになってほしい」と苗木の成長を願い、その状態を将来見届けるのが楽しみだと期待した。

(2021年3月20日付紙面より)

池野山公園内へタイプ標本木から得た実生苗を卒業記念植樹=18日、古座川町池野山
2021年03月20日
27 笑顔と涙で学びや巣立つ
 公立小学校で卒業式  (新宮市・太地町 )

 新宮市と太地町の公立小学校で19日、卒業式が開かれた。新宮市では計205人、太地町では7人が、涙を浮かべながらも笑顔で学びやを巣立っていった。

 新宮市立王子ヶ浜小学校では、在校生の自画像が飾られた体育館で、山本眞也校長が卒業生59人に一人一人卒業証書を手渡した。

 式辞では▽感謝の心を忘れない▽自信と誇りを持つ▽夢を持ち、失敗を恐れずさまざまなことに挑戦する―の三つを願い、「4月からいよいよ中学生。新しい生活、クラブ活動に期待が膨らんでいると思う。人が笑うには、いつも仲間が要る。友達を大切に、一日一日を有意義に過ごしてほしい」と呼び掛けた。

 在校生はビデオメッセージで送る歌「鳥になる」を歌い、「ご卒業おめでとうございます。中学校へ行っても頑張ってください」。卒業生たちは別れの歌「旅立ちの日に」を歌い、学校生活を支えた教職員や保護者、地域住民、友達全てに「皆さん、ありがとうございました」と感謝を伝えた。

 那智勝浦町、串本町、古座川町、北山村の公立小学校の卒業式は23日(火)を予定している。

(2021年3月20日付紙面より)

卒業証書を受け取る=19日、新宮市立王子ヶ浜小学校
2021年03月20日
28 75歳以上のワクチン接種券  22日に送付  (那智勝浦町 )
2021年03月20日
29 4議員が登壇し町政ただす  那智勝浦町議会一般質問  
2021年03月20日
30 身近なものにもニセモノが!  知的財産侵害物品の取締強化  (大阪税関 )
2021年03月20日
31 魅力を知り好きになって  マリア保でラグビー体験  ( )
2021年03月20日
32 2職計51人規模で実施 4月1日付人事異動内示 (串本町)
2021年03月20日
33 「クマイチ」実現に弾み  上富田町でシンポジウム  
2021年03月20日
34 令和3年第1回定例会一般質問(終)  古座川町議会  
2021年03月20日
35 副町長に丹羽要樹さん  教育長は元校長の辻本誠一さん  (御浜町 )
2021年03月20日
36 地域からの学びを発表  紀南高校で初の学習成果発表会  (御浜町 )
2021年03月20日
37 「相談できる環境つくって」  特殊詐欺の対策を学ぶ  (紀宝町民児協 )
2021年03月20日
38 京城跡を巡り歴史学ぶ  郷土の文化遺産に関心  (相野谷中学校 )
2021年03月20日
39 6年間の思い出胸に  4小学校で卒業式挙行  (紀宝町 )
2021年03月19日
40 漁船に乗って大敷へ
 宇久井中2年が漁業学習  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井中学校(坊信次校長)の2年生12人が17日早朝、宇久井漁港で漁業体験に取り組んだ。宇久井漁業協同組合(向井誠士組合長)協力の下、生徒たちは第三十宇久井丸と第三十六宇久井丸に乗船し、地域を支える漁業を肌で感じた。

 同校で20年以上続く海洋教育の一環。地元漁師らを講師に迎え、海で繰り広げられている漁業の手法や歴史、魚の種類などを学ぶ他、将来的な漁業後継者育成も目的の一つとなっている。

 生徒たちは漁船で沖合約3㌔の定置網(通称・大敷)へ向かい、丸々と太ったブリやタイ、タチウオ、スルメイカなどが次々と引き揚げられていく光景に感嘆。この日はブリやサバ約19㌧の水揚げがあり、大漁に活気づく漁港での仕分け作業も見学した。

 父親が漁師をしているという齋藤真結子さんは「お父さんは毎朝4時半ごろ仕事に出掛け、魚のにおいをさせて帰ってくる。漁船では10人ほどで大量の魚を網ですくっており、魚の種類も説明してくれた。さまざまな種類の魚が取れる網と、主にブリを取る網があると聞き、どんな仕組みになっているのか疑問が湧いてきた」と話していた。

(2021年3月19日付紙面より)

漁船の前で記念撮影=17日、那智勝浦町の宇久井漁港
魚がかかった定置網を引き揚げる(宇久井中学校提供)
2021年03月19日
41 224人、喜びにあふれる
 木本、紀南高校で合格発表  

 県立木本、紀南高校で18日、入学試験の合格発表があった。10日に行われた後期選抜と、すでに内定が通知されている前期選抜の合格者が発表された。合格を決めた受験生たちは4月から始まる高校生活に胸を躍らせていた。

 木本高校では、後期選抜のみ実施した普通科(定員120人)に132人が受験して120人が合格した。総合学科(定員40人)は前期選抜合格者22人を除く後期選抜募集人数18人に14人が受験し、普通科受験者を含む18人が合格した。

 紀南高校普通科(定員80人)は前期選抜で27人が合格。募集人数53人の後期選抜に39人が受験し、37人が合格した。

 新型コロナ対策として、県教育委員会による専用サイトでも発表された中、両校では午前9時30分に合格者の受験番号が掲示された。マスク姿で訪れた受験生は、自分の受験番号を見つけると「あった、あった」と喜んだ。

 紀南高校に合格した男子生徒は「部活はまだ決めてないけど、将来の仕事に向けて高校生活を頑張りたい」と笑顔を見せていた。

(2021年3月19日付紙面より)

掲示板で番号を確認する受験生たち=18日、熊野市の木本高校
受験番号を見つけて合格を喜ぶ=同日、御浜町の紀南高校
2021年03月19日
42 成果を分かちアピールも
 文化セで学習成果発表会  (串本古座高校 )

 県立串本古座高校(左近晴久校長)が18日、串本町文化センターで本年度学習成果発表会を開いた。生徒が互いに発表を鑑賞して学業や活動の成果を分かち合い、併せて家族や外部講師らにも公開して取り組みをアピールする機会とした。

 生徒自ら同校の特色ある学校設定科目やクラブ活動の発表に臨むことで学びに対する理解を強く深めさらに生徒全体で分かち合い、さらにその様子を公開することで校内外に取り組みや頑張り、成長を伝える行事として計画。同校創立時と2年前にも実施した経緯があり、3回目となる今回は同校魅力化プロジェクトによる特色の多様化に伴い、過去最大規模での実施となった。

 吹奏楽部の演奏をオープニングとして開会し、生徒会の問山裕海会長(2年)があいさつ。左近校長は「生徒皆さんの準備や練習の努力が実る同発表会。遺憾なき成果の発揮を祈りたい」と述べて激励した。

 プログラムは▽全体発表▽パネルディスカッション▽分科会―の3部構成。全体発表では学校設定科目「海洋環境」「マリンスポーツ」「串本デュアル(長期インターンシップ)」について経験した生徒自らが取り組みの様子と学んだ事柄を発表した。

 パネルディスカッションでは和歌山大学の西川一弘准教授をコーディネーターに迎え、串本町役場や古座川町役場に勤務する先輩や教員に職務内容やその延長でできること、同発表会の印象などを聴取。併せて「周囲の協力を得られる人になってほしい」「三現主義で一緒に頑張ろう」「発表会を形にした自分たちに自信を持ってほしい」といった年長からのメッセージも生徒に注がれた。

 分科会では全体発表3科目と他の学校設定科目、クラブ活動の発表や展示があり、生徒や招待者らは自身の科目選択や関心に応じて鑑賞。そのような流れで取り組みの成果を分かち合い、最後に西川准教授による全体講評を受けて終了した。

(2021年3月19日付紙面より)

学校設定科目「串本デュアル」の取り組みと成果を全体発表=18日、串本町文化センター
分科会の展示会場
2021年03月19日
43 ワクチン接種スタート
 センター内職員など対象に  (新宮市立医療センター )

 新宮市立医療センターで17日、医療従事者に対する新型コロナウイルスワクチンの先行接種が始まった。同センターでは19日(金)まで、接種を希望する院内職員、委託業者職員に順次接種を行っていく。

 国が医療従事者を対象に、先月から先行接種を開始した新型コロナワクチン。和歌山県では今月6日、3900回分のファイザー製ワクチンが県内11病院に到着し、8日に接種が始まった。

 同センターには12日に195バイアル(1箱、975人分)が到着。うち83バイアルが那智勝浦町立温泉病院、くしもと町立病院に配分され、両病院とも15日から医療従事者などを対象に接種が始まっている。

 同センターの接種対象者は520人で、うち接種希望者は院内職員(333人)、委託業者職員(133人)合わせて対象者の89・6%となる466人。17日には中井三量(みつかず)病院長(66)をはじめ、約150人がワクチン接種をした。次回のワクチン到着時期は未定だが、届き次第2回目の接種を実施していくという。

 センター内で最初に接種した中井病院長は「針を刺した瞬間はチクリとしたが筋肉内の痛みはほとんどなかった」。

 今後、その他の医療従事者、高齢者、基礎疾患を有する人などに対し待望のワクチン接種が進んでいくはずと展望を語り「ワクチンは、3密を避ける、移動の自粛などに加え新型コロナに対応できる策と考えている。副反応の可能性も少なく、通常のワクチンと同じように接種いただけると思っている」と話した。

 2月17日から国内で先行接種が始まったワクチン。これまで約35万人の医療従事者が接種を受けたが、全人口の0・3%にとどまっている。政府は6月末までに約1億回分(約5000万人分)を調達するとの見通しを示している。

(2021年3月19日付紙面より)

ワクチン接種を受ける中井三量病院長=17日、新宮市立医療センター
2021年03月19日
44 ユニークな名前と美しさ  オオイヌノフグリが見頃  
2021年03月19日
45 「熊楠と幽霊」出版  知の巨人の神秘的な面を探る  
2021年03月19日
46 全産業の判断は「下降」超  和歌山県の経済動向  
2021年03月19日
47 消防団活動の協力に感謝  2事業所に表示証交付  (新宮市 )
2021年03月19日
48 「私たちの地域の自慢」  太田小学校で学習発表会  (那智勝浦町 )
2021年03月19日
49 優秀賞の高校生7人を表彰  世界遺産についての作文  (新宮ユネスコ協会 )
2021年03月19日
50 有馬クラブ優勝し、県大会へ  県スポーツ少年団軟式野球交流大会  
2021年03月19日
51 活動通じて優しい気持ち育つ  「人権の花」運動への感謝状  (井田小 )
2021年03月19日
52 新たな観光拠点整備も計画  紀宝町議会一般質問(終)  
2021年03月19日
53 愛好者170人が出場し競う グラウンドゴルフ「チャンピオン大会」 (県立潮岬青少年の家)
2021年03月19日
54 令和3年第1回定例会一般質問②  古座川町議会  
2021年03月19日
55 お悔やみ情報
  
2021年03月12日
56 「3・11を忘れない」
 熊野三山で慰霊や復興祈願  (東日本大震災から10年 )

 未曽有の大災害を忘れない―。2011(平成23)年3月11日午後2時46分ごろ、宮城県牡鹿半島の東南東沖で発生した「東日本大震災」から10年の節目となる11日、被災者を追悼し被災地の復興を祈る式典が全国各所で営まれた。熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社の三山でも慰霊祭や復興祈願祭を斎行。犠牲者の鎮魂とさらなる復興進展を祈念し玉串がささげられた。

 日本国内最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)によれば、1900年以降、世界でも4番目の規模となった同大震災。マグニチュードは9・0で、宮城県北部の栗原市で最大震度7が観測されたほか、宮城県、福島県、茨城県、栃木県などで震度6強を観測した。

 岩手、宮城、福島県など太平洋沿岸部を未曽有の大津波が襲い、地震に伴う福島第一原子力発電所事故の影響もあり多くの人が避難所生活を余儀なくされた。死者は1万9000人(災害関連死含む)を超え、現在も2500人以上が行方不明となっている。首都圏では交通機関が不便となり大量の帰宅困難者が発生した。

 熊野速玉大社では、神職らによる「東日本大震災復興慰霊祭」がしめやかに営まれた。上野宮司の祝詞奏上に続いて、巫女(みこ)が「浦安の舞」を奉納。神前に玉串を供え、10年の節目に思いをはせた。

 神事を終え、上野宮司は震災発生当時、羽田空港にいた自身の体験を振り返り「インフラの整備は進んでいるが、大切な人を失ったという心は、何年たっても復興されることはない。これからも心の復興に重きを置いて祈りを込めていきたい」。

 それから半年後、紀伊半島大水害によって自分たちが被災するとは想像もしていなかったと回顧し「自然は時として大きな試練を与える。しかし、戦争や犯罪など人の手による罪や悲しみははらい清めていかなければ」と、時折声を詰まらせながらそう語った。

(2021年3月12日付紙面より)

慰霊と復興の思いを込め玉串をささげた=11日、熊野速玉大社
巫女らが「浦安の舞」を奉納
2021年03月12日
57 105系車両に感謝を伝える
 鉄道ファンの畑上耕三さん  (串本町 )

 串本町西向在住の、70年来の鉄道ファン・畑上耕三さん(78)がこのほどJRきのくに線普通列車に感謝する横断幕を掲げ、日々通過を見送っている。

 ターコイズブルーの色彩が印象的なこの列車は105系車両で編成され現在は紀伊田辺駅~新宮駅間で運行されているが、13日(土)のダイヤ改正に伴う227系車両の導入により現役引退となる。

 畑上さんは少年期からの鉄道に興味を持ち、成人を機に鉄道友の会へ入会した現役鉄道ファン。最盛期には一眼レフ複数など撮影資機材を担いで北海道から九州まで、鉄道の勇姿を追い掛けていたという。会員歴58年、ファン歴70年。地元のきのくに線を支える車両ももれなく関心の対象で、105系には片面三つの扉が付いた製造車両と山手線や環状線を支えた片面四つの扉が付いた103系からの改装車両の2系統があるなど豊かな知識を背景にして語る。

 前述した駅間への導入は1998(平成10)年で、空調やトイレ、車体色の変更など時代相応の改修を重ねながら運行を続けてきた。その車両がまもなく引退と知り、期日が1週間後に迫った辺りで居ても立ってもいられなくなって急ぎ幅4㍍の布を購入。感謝の言葉を記して車窓から目につく場所に掲示し、同列車の通過時間ごとにその横に立ち感謝しているという。

 好天の10日はコンパクトカメラで勇姿を撮影しながら通過を見送り。畑上さんは「紀伊田辺~新宮間を走るようになって23年。特急はよく注目されるが、普通列車も地元の足として十分活躍してくれている。それを思うと居ても立ってもいられなくなり、短い期間だが感謝しようという気持ちになった。105系にはただただ『ありがとう』という感謝しかない」とこみ上げる思いを語った。

(2021年3月12日付紙面より)

通過する105系車両を見送る70年来の鉄道ファン・畑上耕三さん=10日、串本町西向

2021年03月12日
58 訪れる人にサクラなど紹介
 高池小6年生がガイド実践  (古座川町 )

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長)の6年生11人が10日、同町池野山にあるクマノザクラのタイプ標本木前で子どもガイドを実践し訪れた人々にクマノザクラの詳細などを紹介した。

 同町観光協会(須川陽介会長)のクマノザクラ振興事業を活用したふるさと学習の一環。11人は昨年12月に樹木医の矢倉寛之さんからガイドに役立つ知識を一通り教わり、3学期に解説文を考えガイドの練習に励んできた。今月1日の現地リハーサルでは視察に訪れた下宏副知事ら県の幹部職員が客役の協力をし、本番さながらの度胸付けも得て実践に臨む流れとなった。

 10日はほぼ快晴の好天に恵まれ、タイプ標本木は散り始めに差し掛かっていたがまだまだ花の盛り。11人は同協会が準備した「クマノザクラ子供ガイド」のユニホームを着て4組に分かれ、同協会の帯企画「古座川桜フェア2021」内での事前告知により町内外から続々と訪れる見物客に声を掛け、ガイドを希望した人に5分程度の解説をしてクマノザクラやそのタイプ標本木の特色、一期一会の好機を生かしてアピールしたい同町の魅力などを伝えた。

 実施時間帯は午後2時~3時の1時間で、4組合計で28回のガイドを実践。緊張して早口にならないよう、表情にも気を付けながら挑戦したという山本真琴さんは「できたできなかったで言えばできた方。明日も緊張せず真剣に伝えたいことを伝えて、古座川の魅力を来てくれる皆さんに教えたい」と初日を終えての感想を語った。

 この日は3~6年生で育てているクマノザクラの実生苗をおととしの6年生が卒業制作した看板の横に並べて披露した。11人は翌11日も同じ時間帯で同標本木前に常駐して実践に臨んだ。

 子どもガイドは前年度の6年生も挑戦したが、実践直前でコロナ禍に伴う臨時休校が始まり実現できず。大畑校長は本年度の11人はそのリベンジを合い言葉にして頑張ったと実践に至るまでの様子を語り、その達成感を11人と分かちあいながら初日の実践を締めくくった。

(2021年3月12日付紙面より)

クマノザクラのタイプ標本木前で子どもガイドを実践=10日、古座川町池野山
前年度の6年生のリベンジを果たしつつ子どもガイドに取り組んだ高池小6年生の皆さん
2021年03月12日
59 珍しいクロウミガメを保護
 ウミガメ公園で一般公開  (紀宝町 )

 メキシコ湾などに生息するクロウミガメが御浜町阿田和の沖合で見つかり、保護した紀宝町井田の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」飼育プールで10日、一般公開が始まった。クロウミガメが日本近海で発見されるのは珍しいという。

 2月24日に阿田和沖2㌔の定置網にかかっていたところを、漁師の山本善之さん(47)が見つけ、連絡を受けたウミガメ公園の飼育員・伊藤柊也さんがその日に保護した。

 クロウミガメは、アオウミガメと同じ種に分類されるが、体色が灰から黒で甲羅の一部などに特徴がある。熊野灘で発見されたのは初めてで、国内では五つの水族館で飼育されている。

 保護されたクロウミガメは甲羅の長さが53㌢、幅46㌢で体重は約15㌔。10~20歳と推定され、性別は不明だという。

 発見した山本さんは「定置網で作業をしていた際、魚に交じって泳いでいた。変わったカメなので伊藤さんに連絡した。アオウミガメ、アカウミガメを見掛けるが珍しいと聞いてびっくりした。20年漁をしていて初めて見た」と振り返った。

 伊藤さんは「ウミガメは絶滅危惧種に指定されていて、クロウミガメも数が少ない。日本での発見例や飼育が少ないため、日本ウミガメ協議会と連携して経過を観察し、貴重なデータを取っていきたい」と話していた。

(2021年3月12日付紙面より)

クロウミガメを飼育プールに移す=10日、紀宝町井田の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」
2021年03月12日
60 公立高校で入学試験  合格発表は19日  (和歌山県 )
2021年03月12日
61 経済支援や防災など  新宮市議会一般質問②  
2021年03月12日
62 当初予算など23議案を上程  太地町議会3月定例会  
2021年03月12日
63 七段飾りやつるし飾りを展示  「お食事処 川柳」で  (那智勝浦町 )
2021年03月12日
64 尼将軍前の山桜が満開  花を楽しむ参拝者も  (那智勝浦町 )
2021年03月12日
65 東日本大震災から10年  丹鶴幼で地震・津波避難訓練  (新宮市 )
2021年03月12日
66 6年生との思い出づくり  市野々小で読み聞かせ  (那智勝浦町 )
2021年03月12日
67 堀順一郎町長諸報告②  那智勝浦町  
2021年03月12日
68 和歌山串本は4月14日開業  ホテル「フェアフィールド」  (串本町 )
2021年03月12日
69 経験者チームに刺激得る  後援会の支援受け野球部  (串本古座高校 )
2021年03月12日
70 交通安全に役立てて  新1年生に傘プレゼント  (紀宝地区安協会 )
2021年03月12日
71 井田海岸で清掃活動  6年生が感謝の気持ち込め  (井田小 )
2021年03月12日
72 堀口海晴さんが全国賞  いじめ防止標語コンテスト  (新宮市 )
2021年03月10日
73 義務教育修了し新たな道へ
 中学校で卒業証書授与式  (新宮・東牟婁 )

 新宮市、那智勝浦町、太地町、串本町、古座川町の公立中学校で9日、卒業証書授与式が挙行された。義務教育を修了した卒業生たちが思い出の詰まった校舎を巣立ち、それぞれの道へ歩を進めた。なお、北山村は8日に式を実施した。

 本年度の卒業生は新宮市207人、那智勝浦町107人、太地町22人、串本町77人、古座川町24人、北山村3人の計440人。

 新宮市立緑丘中学校(松本潤校長)は、体育館の全面改修工事に伴い、同市徐福の蓬莱体育館で式を実施した。

 松本校長は卒業生81人に一人一人証書を手渡し、「みなさんの周りには、たくさんの応援団がいる。家族をはじめ、地域の方々や先生たちです。母校、緑丘中学校の誇りを胸に、この学びやで育んだ絆を生かして、新たな一歩を踏み出していきましょう」と式辞を述べた。

 卒業生を代表して西珀人君が、個性豊かな友に恵まれた3年間を振り返り「僕たちはたくさんの経験をしながら大人に向かっていく。これからも温かく見守っていてください」と答辞。在校生には「自分の好きなことをしながら、緑丘中学校を雰囲気の良い学校にしていってほしい」と語り、自分たちに根気強く向き合ってくれた教職員や学校生活を支えた家族に感謝を伝えた。

 最後に、卒業生が手話を交えて「旅立ちの日に」を合唱。教職員と保護者が「想い出がいっぱい」を歌って送り出した。

(2021年3月10日付紙面より)

「旅立ちの日に」を歌う緑丘中学校の卒業生=9日、新宮市の蓬莱体育館
2021年03月10日
74 自然を満喫しながら歩き
 健康ウオーキングに20人参加  (紀宝町 )

 紀宝町大里の「相野谷川・電気の谷往復コース」を歩く健康ウオーキングが7日にあった。20人が参加し、ウオーキングの基礎を学んで緑鮮やかな渓谷沿いを歩いた。

 運動習慣のきっかけや仲間づくりを目的とした町山歩き部会と町みらい健康課の合同企画。健康運動指導士の杉浦資史さんを講師に招いた。

 大里親水公園駐車場に集合後、杉浦さんがストレッチ法を紹介。ゆっくり全身をほぐし「ストレッチは姿勢づくりに効果的。朝や疲れたときに取り組んでください」と呼び掛けた。

 ウオーキングはリズムが大切と伝え、「早く歩く」「ゆっくり歩く」を繰り返すウオーキング法「インターバル速歩」を指導した。

 歩き方の基礎を学んだ参加者は、往復5㌔のウオーキングに出発。通称「電気の谷」に架かる吊り橋を渡り、1903(明治36)年に開設された大里発電所横の石段を登って水路上の道へ。リズムや足の運びを意識しながら上流の取水堰を目指した。

 折り返し地点には、浸食によってできた円形のくぼみ甌穴(おうけつ)が大小数個あり、参加者は川の歴史を満喫しつつ、帰りは渓谷を眺めながら雄大な自然を楽しんだ。

(2021年3月10日付紙面より)

電気の谷に架かる吊り橋を渡る=7日、紀宝町大里
健康ウオーキングに参加した皆さん
2021年03月10日
75 クマノザクラが満開
 ゆかし潟で花咲かす  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町二河の国道42号沿いで現在、クマノザクラが満開を迎えている。付近を散歩する町民や車を運転するドライバーたちの目を楽しませている。

 桜の場所はゆかし潟近くの「みなとはし歩道橋」すぐ横。ピンク色をした無数の花びらが美しく咲き、地域に春を告げている。

 ゆかし潟周辺でもクマノザクラを見ることができるほか、町教育センター(旧三川小学校)近くの河川公園裏の山にもヤマザクラが色づき始めている。今後はソメイヨシノなどの桜の開花も控えている同所では、毎年きれいな桜を目当てに散歩や写真撮影に訪れる町内外の人々も多い。

 また、喫茶きよもん前では愛らしいヒドリガモの群れが泳ぐ姿も見ることができる。

(2021年3月10日付紙面より)

クマノザクラが満開=7日、那智勝浦町二河

三川公園裏の山も桜が色づき始めた
2021年03月10日
76 さようなら“105系”
 13日、新型車両にバトンタッチ  (JR西日本 )

 13日(土)の春のダイヤ改正に伴い、和歌山県からその姿を消すJRの車両「105系」。13日以降は新型車両227系にバトンタッチされる。かつては通勤・通学の足として、多くの人の生活を支えた。新宮発のラストランは12日(金)午後9時59分。同日をもって県、そして近畿地方から勇退となる。

 105系は、日本国有鉄道(国鉄)が1981(昭和56)年から製造した直流通勤型電車。国鉄分割民営化後はJR西日本とJR東日本に継承されたが、JR東日本ではすでに全廃されている。

 和歌山県では84(昭和59)年に導入。2009(平成21)年度からJR西日本が実施した、地域に合わせた統一塗装により太平洋をイメージした青緑色の塗装が行われ、海沿いや山間を疾走する鮮やかな姿が多くの人の目に焼き付いている。

 和歌山線では19(令和元)年9月30日をもって廃止。現在は紀勢本線(新宮―紀伊田辺間)の他、岡山県と山口県の一部路線で運用されているのみで、紀勢本線での廃止は和歌山県と近畿地方での廃止につながる。

 ラストランを目前に、JR新宮駅の小谷典史駅長は「古い電車なので、暑かったり寒かったりと乗客の皆さまにはご不便を掛けたこともあったが趣のある電車だった。新型車両導入後は快適にご利用いただけると思っています」と話している。

 13日からは車載型IC改札機が搭載された新型車両が新宮―紀伊田辺間を走行。区間21駅でICOCA(イコカ)、ICOCA定期券が利用できるほか、ICOCA以外の全国相互利用対象ICカード乗車券も使用可。これにより県内全域でICOCAが使えるようになる。

(2021年3月10日付紙面より)

12日をもって廃止となる105系=8日、JR新宮駅
2021年03月10日
77 39校の組み合わせ決定
 春季近畿高校野球和歌山県予選  
2021年03月10日
78 大切に育ててください  「人権の花」を19施設に届ける  (井田小 )
2021年03月10日
79 募集締め切り迫る  みらい健康マイレージ  (紀宝町 )
2021年03月10日
80 楽しく「いきいき百歳体操」  ふれあいサロン牡丹  (紀宝町 )
2021年03月10日
81 コロナ収束の願い込め  西道楽天会が会員にマスク配布  (新宮市 )
2021年03月10日
82 花芸安達流の3人が出瓶  和歌山県いけばな協会展  
2021年03月10日
83 きれいなピンクの桜餅  浮島児童館で料理教室  (新宮市 )
2021年03月10日
84 グラウンドゴルフ愛好者205人競い合う 競技会「第14回冬季大会」 (潮岬青少年の家)
2021年03月10日
85 古座川河口域の寺社巡る  自転車のモニターツアー  (南紀串本観光協会 )
2021年03月10日
86 関西大会出場を事前報告 串本JFC2チーム選手ら (串本町)
2021年03月10日
87 施政方針演説交えて審議へ  令和3年第1回定例会開会  (串本町議会 )
2021年03月10日
88 ハクモクレンの巨木が開花  那智勝浦町高津気  
2021年03月10日
89 お悔やみ情報
  
2021年03月05日
90 地域に見守られ30年
 コロナに負けず記念誌発行  (県立みくまの支援学校 )

 昨年、創立30年を迎えた和歌山県立みくまの支援学校(榎本貴英校長、新宮市蜂伏)。同校ではこのほど、30年間の思いを乗せた「創立30周年記念誌」を発行した。穏やかな春の一日となった3日、完成したばかりの記念誌を前に、30年の歩みと教職員の思いを取材した。

 同校は1981(昭和56)年、新宮市立蓬莱小学校(当時)に県立はまゆう養護学校東牟婁分教室として開設。中学部の設置や校名の変更などを経て90(平成2)年、同市、東牟婁郡(旧本宮町含む)を校区とし、肢体不自由と知的障害併置の学校として、現在地にて創立・開校した。

 創立から30年の節目となった昨年、11月27日に記念式典の開催を予定していたが、新型コロナの影響で中止に。「せめて記念誌だけでも」との思いに後押しされ「地域と共に歩んだ30年の歴史を振り返り、未来の教育実践につなげる」ことを目的に完成させた。

 記念誌には、仁坂吉伸和歌山県知事や橋上慶一・学校運営協議会長、同校OBらの祝辞や寄稿文などのほか、同校生徒会が中心となり、全児童・生徒らが自らの手形で「30」の数字を描き上げた模造紙16枚分の大作も掲載されている。

 「創立後しばらくは校舎がそろっておらず、校舎や施設が次々と完成していく様子に驚いた」。角川知子教諭はそう振り返り、望月信吾教諭は2005(平成17)年の皇太子(当時)の同校訪問を回顧し「緊張したことがよみがえりました」と笑顔。

 福山喜一郎教諭は学校創立までの経緯を説明し「地域に協力してもらいながら30年間やってこれた。見守られて歩んできたと思っています」と感謝を口にする。

 いまだ終息の見通しが立たない新型コロナウイルス。教諭らは口をそろえて「コロナで何もできないのがつらい」。榎本校長は「今年度は交流学習など大きなことができなかった。生徒の進路保証やキャリア教育も含め、地域の中で生きていく上で大事なことだと感じている」と現状を話す。

 昨年7月下旬から着手していた小学部棟の大規模改修工事が完了し、2月10日に引き渡しとなった。真新しい校舎を前に、榎本校長は「地域の人にもっと学校のことを知ってもらえるような取り組みも必要」と述べ「いま一度、地域の人たちに認知され、支えてもらえるような学校に」と10年後、20年後を見据えた展望を語った。

 記念誌は職員や執筆者、教育関係者に配布されるという。最後に、記念誌に掲載されている卒業生の作品から一部抜粋し紹介させていただきたい。

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 「ぼくらがぼくらで考える やりたいことをはなしあう~〈略〉~みんななかよくくらすんだ こんなぼくらのゆめのがっこう」

(2021年3月5日付紙面より)

改修工事が完了した校舎の前で記念誌を手にする教職員ら=3日、新宮市蜂伏の県立みくまの支援学校
2021年03月05日
91 認知症を正しく理解
 いきいきサロン三四朗  (那智勝浦町 )

 「いきいきサロン三四朗」(松本一良代表)は2月26日、那智勝浦町勝浦のコミュニティ消防センターで第3回サロンを開いた。20人が参加し、認知症の症状や接し方などについて理解を深めた。

 町が数年前から地域づくりの一環として勉強会を開いており、参加した勝浦四区住民で同サロンのメンバーが自らの区にもサロンの必要性を実感。三区も加わって仲間や健康づくりのために発足させた。

 同サロンでは開催区にかかわらず、会場に歩いて来られる住民であれば誰でも参加が可能としている。当面は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から講話が中心となるが、状況が落ち着いた場合には全員での会食なども検討している。参加者は▽マスク着用▽手指の消毒▽検温―などの対策を施した。

 サロンでは、町地域包括支援センターの職員3人が「正しく知って地域で支えよう」をテーマに講話した。認知症は、さまざまな原因で脳の細胞が死んでしまうことや故障により、生活に支障が出てくる脳の病気であると説明。脳が損傷することにより起こる記憶障害や見当識障害、実行機能障害などの中核症状、それがもとで本人の性格や周囲の環境、人間関係などが影響し出現する心理症状を紹介し「認知症を正しく理解することで進行を抑制し、改善させることができます」と述べた。

 接し方については昼食を取った記憶がないといった事例を挙げ「今から用意するから少し待っていてね」など、寸劇を交えて話し「誰よりも苦しく、悲しいのは本人。不安を和らげるような行動を心掛けることが大切」と呼び掛けた。

 講座前には四区役員で同サロンスタッフの北祐美さんが防災について講話。防災マップの説明や、内閣府が策定した「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取り組み指針」のガイドラインを紹介し「自治体が広報する情報を確認し、家族と避難所について話し合っておくことが大事」と伝えた。

 講座を聞いた阿部克子さんは「以前、家族で認知症と向き合う経験があったので、振り返るきっかけとなった。改めて勉強になる時間でした」。松本代表は「身近に起こりうることのため、貴重な講座をしていただきありがたい。コロナ禍で制限されることは多いですが、収束した際にはレクリエーションなども開いて地域の交流も深めていければ」と話していた。

 次回のサロンは24日(水)午後1時30分からを予定している。

(2021年3月5日付紙面より)

講座に耳を傾ける参加者=2月26日、那智勝浦町勝浦のコミュニティ消防センター
2021年03月05日
92 お茶とお菓子をどうぞ
 本年度最後のお茶教室  (太地こども園 )

 太地町立太地こども園(森尾扶佐子園長、園児68人)は3日、同町の東明寺本堂で本年度最後のお茶教室を開いた。5歳児17人が茶道裏千家淡交会南紀学校茶道連絡協議会の関一重さんから教わり、保護者や祖父母に稽古を重ねてきた成果を披露した。

 同園主催の取り組みで、あいさつや礼儀作法を身に付けるとともに、自然への感謝や友達への思いやりの心を育てることが目的。本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、7月から全10回の稽古を実施した。

 2班に分かれた園児たちは、桃の節句にちなんだモモの花の和菓子と茶せんでたてた抹茶を出し合い、互いに「お茶をどうぞ」「頂戴します」とあいさつ。その後、園児から保護者にも和菓子と抹茶の振る舞いがあり、保護者たちは緊張した様子のわが子に顔をほころばせながら味わった。

 稽古を修了した証しとして茶道裏千家家元発行の「おしるし」が関さんから手渡され、園児は「お菓子がおいしかった」「小学生になったら算数を頑張る」「テストで100点を取る」とそれぞれの感想や抱負を発表した。

 関さんは「新型コロナの影響で卒園式や入学式には行けないが、今日みなさんの言葉を聞けてうれしい。これからも自然を大切に、優しい心を持ち続けてほしい。興味があれば、小学生になっても、お茶のお稽古に来てください」と語り掛けた。

 富田遥馬君(6)は「自分のたてたお茶を飲んでもらってうれしかった」。父親の史明さんは「普段家で見ることができない緊張した姿を見ることができて良かった。いつの間にかできることが増えており、日々子どもの成長を感じる」と話していた。

(2021年3月5日付紙面より)

保護者に和菓子と抹茶を振る舞う=3日、太地町の東明寺
背筋を伸ばして抹茶をたてる
2021年03月05日
93 客役協力得てリハーサル
 高池小6年がガイド練習  (古座川町 )

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長)の6年生11人が1日、同町池野山にあるクマノザクラのタイプ標本木前で小学生ガイドの練習に取り組んだ。

 同町観光協会(須川陽介会長)が展開する振興事業を活用した、総合的な学習の時間(ふるさと学習)の一環。本年度の6年生は卒業記念制作として過去2年続いた看板づくりをしないが小学生ガイドには挑戦するとし、昨年12月に樹木医の矢倉寛之さんからクマノザクラなどに関係する一通りの情報を教わって取り組み始めた。

 前年度の6年生は挑戦したものの、花が咲く直前で新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休校が始まり実現できなかった。本年度の11人はその時のガイド文も情報として受け継ぎつつ解説する内容を組み上げ、今は来る本番に向け解説の練習に励むさなかにある。

 この日は矢倉さんを迎えて現地リハーサルをする計画だったが、同じ時間帯に下宏副知事ら県の幹部職員が同標本木を視察。11人の挑戦にも関心を示して客役の協力をする流れとなり、11人は本番さながらの状況でリハーサルに臨む絶好のチャンスを得た。2~3人組で客役に声を掛け、5分程度の時間でクマノザクラやその保全のための高池小の取り組みや思いについて解説。ラミネートパネルも使って練習の成果を発揮し、励ましをもらうなどした。

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本番は10、11日の午後2~3時を予定



 この日の同標本木はすでに開花が始まりちらほら咲きの状態。小学生ガイドは同協会の帯企画「古座川桜フェア」の一環で当初16日(火)と18日(木)に本番を行うとしたが、この日の開花状況を受け10日(水)と11日(木)の2日間〈雨天などで実施できなかった場合は12日(金)に延期実施〉に日程を変更。11人は午後2時~3時に同標本木前で鑑賞に訪れた人に声を掛け、了解が得られれば解説をするという。

 本年度の同フェアの概要は同協会公式ホームページを参照。問い合わせは同協会(電話0735・70・1275)まで。

(2021年3月5日付紙面より)

下宏副知事(中央)ら客役を得て現地リハーサルに臨む高池小6年生=1日、古座川町池野山
2021年03月05日
94 骨格編成ながら微増の規模
 令和3年度当初予算案発表  (串本町 )

 串本町が3日、令和3年度各会計当初予算案を報道発表した。一般会計は4月執行予定の町長選挙・町議会議員一般選挙を考慮した骨格編成で、総額は104億7500万円。15ある特別会計を合わせた予算規模は193億8801万3千円となっている。

 一般会計の歳入に占める財源の構成比は自主が27・6%、依存が72・4%で、町税収入は約14億0440万円を見込む。

 総額は対前年度比で19億600万円減(15・4%減)だが、前年度が新庁舎建設や宝嶋クリーンセンター改修分担など大規模予算の計上が重なり例年にない規模になったことからの減。合併算定替措置終了の初年で交付額減が憂慮される中、新庁舎建設事業や動鳴気漁港災害復旧事業などの予算計上を含んでいて骨格編成ながら例年ベースより微増の規模になっているという。歳入歳出の区分ごとの割合は別図に示した通り。

 歳出に盛り込む主な事業は▽新庁舎建設事業(約4億3871万円)▽ロケット推進事業(約2054万円)▽新型コロナウイルスワクチン接種事業(約3585万円)▽動鳴気漁港災害復旧事業(5億7500万円)▽有田残土処分場整備事業(約1億3893万円)▽町単独道路新設改良工事(2000万円)▽サンゴ台中央線新設事業〈歩道舗装〉(約2844万円)▽サンゴ台7号線改良事業〈舗装整備〉(約3029万円)▽長寿命化修繕事業〈橋の修繕〉(1億5000万円)▽高速道路推進事業(約1868万円)▽救急資機材整備事業〈高規格救急自動車1台と付帯資機材の一括取得〉(約3920万円)▽ふるさとのまちづくり応援基金活用事業(基金繰入約1億265万円)。

 新庁舎建設事業は備品購入や機能移転、竣工(しゅんこう)式や現本庁舎解体を包括。ロケット推進事業はスペースポート紀伊周辺地域協議会分担金やロケット推進室経費を包括。町単独道路新設改良事業は町道串本潮岬線の5カ年舗装改良整備事業の初年度分。高速道路推進事業は串本IC周辺地域活性化施設基本計画業務委託料や紀南高速事務所分担金などを包括している。

 ふるさとのまちづくり応援基金活用事業は▽備蓄食料品等〈防災対策事業〉▽民間ロケット発射場周辺地域活性化協議会負担金▽串本IC周辺地域活性化施設基本計画業務委託料―など20項目に予算を割り振るという。

 これら予算案は3月8日(月)から始まる第1回定例会に上程。同日の本会議で施政方針演説をし、9日(火)から12日(金)までの本会議で本年度分の諸議案に続いて審議予定となっている。

(2021年3月5日付紙面より)


2021年03月05日
95 早春の源助滝  熊野市紀和町  
2021年03月05日
96 歓送迎会・花見は自粛ムード  新型コロナアンケート  (東京商工リサーチ )
2021年03月05日
97 令和3年度予算大綱②  新宮市・田岡実千年市長  
2021年03月05日
98 高齢者のお手伝いしたい  色川小で疑似体験  (那智勝浦町 )
2021年03月05日
99 雨でも楽しく遊ぼう!  マリア保が卒園散歩  (新宮市 )
2021年03月05日
100 挑戦の結果を団長らに報告  第20回出場の串本町チーム  (ジュニア駅伝 )
2021年03月05日
101 タイプ標本木ほぼ満開に  クマノザクラ花の盛りに  (古座川町 )
2021年03月05日
102 持続可能な地域の実現を  第6次町総合計画の最終案  (御浜町 )
2021年03月05日
103 岩手と三重をつなぐ  「もんいまぁじゅ」が焼き菓子新製品を発表  (熊野市 )
2021年03月05日
104 ビブリオバトルを体験  教諭ら3人がバトラーに  (井田小学校 )
2021年03月05日
105 「ひな祭りのつどい」楽しむ  歌やゲーム、クイズなどで  (相野谷保 )
2021年03月05日
106 「大切な人を守る力に」  自衛隊入隊の芝下直希君を激励  (紀宝町 )
2021年03月05日
107 クマノザクラ咲き誇る  ピンクの花びら美しく  (紀宝町 )
2021年03月05日
108 南紀勝浦温泉が3位  温泉総選挙2020  
2021年03月05日
109 お悔やみ情報