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2021年02月25日
1 ふるさと学習の一助に
 徐福協会が教材「徐福」配布  (新宮市 )

 (一財)新宮徐福協会の山口泰郎代表理事は24日、新宮市役所を訪れ、速水盛康教育長に教材「徐福」(B5版12㌻、フルカラー)を贈呈した。教材は新年度、市内の小学5・6年生と中学1年生660人に学校を通じて配布される。

 同協会は1989(平成元)年に設立。以降、30年以上にわたり「徐福」の研究や顕彰などを目的に活動を行っている。

 コロナ禍で「熊野徐福万燈祭(新宮花火大会)」や各祭りなどが中止となる中、協会は今から2200年も前に不老不死の薬を求めて新宮の地に渡来したと伝わる「徐福」について「いま一度、広く知ってもらい地域学習の一助となれば」と、昨年7月から教材の作成に着手。このたびの発行に至った。

 教材では「徐福」関連以外にも、市内の名所や文化・歴史なども解説。地図も掲載されており、子どもたちが教材を手に市内の見どころを巡ることができる仕様となっている。写真やイラストを使い「子どもに分かりやすい」冊子を目指した。文章を協会理事の山﨑泰さん、イラストを市内在勤の宮本典子さんが担当した。

 山口代表理事は「徐福のことを知らない子どもも増えてきている。徐福は市が誇る偉人の一人。教材を通して子どもたちに新宮の魅力を知ってもらいたい」と作成に至った経緯を説明し「コロナが終息したらこの教材を手にご家族やお友達と市内を巡って見聞を広めていただければ」。

 速水教育長は「該当学年にふさわしい教材。ふるさと学習に力を入れている市にとって心強く、学習を盛り上げていく大きな力を頂いた」と感謝。「教材を通して子どもたちに歴史の重厚さを伝え、ロマンを与えていけるのでは」と述べた。

 教材「徐福」は希望者(子ども優先)に配布も可能。問い合わせは市商工観光課(電話0735・23・3333、内線3006)まで。

(2021年2月25日付紙面より)

教材「徐福」を手に、速水盛康教育長(左)と山口泰郎代表理事=24日、新宮市役所
2021年02月25日
2 シカなどへの注意を促す 道の駅すさみで抑止広報 (串本警察署)

 串本警察署などが23日、道の駅すさみを利用するドライバーにシカやイノシシへの注意を促す交通事故抑止広報に取り組んだ。

 管内で近年、シカやイノシシとの接触事故が多発傾向にある状況を見据えた取り組み。同署交通課によると2018年は14件、19年は22件、20年は20件と推移していて、▽大半がシカ▽大半が国道42号上▽夕方~夜間の発生が多い▽他地域からの車両が接触することが多い―といった特徴があるという。

 注意喚起の必要ありと考えた同課は急増傾向を示した昨夏、国道管理者に協力を求めて道路交通情報表示板による注意喚起を始めた。シカやイノシシを避けたことで他の接触事故(自損や対向車との衝突など)へ発展する状況を「出てくるかもしれない」といった危険予測意識で抑えることを狙っているが、同表示板は他の発信すべき情報との兼ね合いで常時とはならないため別系統でチラシによる呼び掛けも立案。交通事故のない社会実現を願うみくまの農業協同組合(JAみくまの)に相談したところ、JA共済として協賛が得られ、JA共済と同署、県交通安全協会串本支部との連名でチラシを作成するに至ったという。

 枚数は2000枚。広報実施の強い根拠を得た同課はまず、喚起対象が多く立ち寄る道の駅すさみでの抑止広報を計画。当日は楠間慎也課長ら課員6人と同町の交通指導員1人が手分けしてチラシなどの物資を配り、接触事故多発の状況を伝えて意識を促した。

 今後のチラシ活用は未定だが、道の駅くしもと橋杭岩での実施や近隣のサービスエリアなどへの設置を検討中。楠間課長はこのチラシを生かして引き続き事故の危険をなくするために行動し、JAみくまのの支援に応えるとして課員らの広報を指揮していた。

(2021年2月25日付紙面より)

運転時のシカなどへの注意を促す串本警察署の課員ら=23日、道の駅すさみ
JAみくまのの協力を得て作成したチラシ
2021年02月25日
3 中学校統合など視野に
 市長らと教委が意見交換  (新宮市 )

 新宮市総合教育会議(議長・田岡実千年市長、6人)が22日、市役所であった。コロナ禍における小・中学校の現状や今後の対応、県立高校の再編に伴う市内中学校の現状について当局が報告。田岡市長や教育委員会委員らが質問や意見交換を行った。

 同会議は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の一部改正(2015年4月1日施行)に伴い、市長と教育委員会が十分な意思疎通を図り、市の教育の課題やあるべき姿を共有し、同じ方向性の下に連携して教育行政を推進していくために設けられている。

 会議には田岡市長、速水盛康教育長、教育委員会の中村八十八さん、湊川大介さん、鈴森早有美さん、石原貞代さんの全員が出席した。

 開会に当たり田岡市長が、市立神倉小学校運営協議会が文部科学大臣表彰を受けることが決定したことを報告し「地域の方々にお世話いただき、前向きに地域を盛り上げてくれていることが確実に子どもたちの好影響につながっている」と日頃の協力に感謝を述べた。

 当局は、昨年2月以降の臨時休業や修学旅行の延期などについて振り返り「2学期以降は通常通りの学習進度を取り戻し進度は回復しているが、各学校には学習内容の定着を確認しながら本年度最後のまとめをしてもらえるように指示をしている」などと報告。

 鈴森委員は「コロナ禍で制限が多い中、先生や友達とできることを見つけてやってくれていると思い、たくましく適応力もあると感じた」。石原委員は「学校に行けない期間が多かったことで、学校の良さや大切さが分かった子どもも多かったのでは」とそれぞれ意見。

 中村委員は「リモートでパソコンを使う機会が増えたことによる通信料や電気代が上がったという声は」と質問し、湊川委員は「長い休みによって、意欲のある子どもと意欲のない子どもが顕著になることが気掛かり」と懸念した。

 当局は、県立高校再編について県が開催した説明・懇談会の内容をまとめて報告。

 小・中学校の年度別の児童・生徒・園児数の推移を説明し、今後の中学校の再編統合検討の必要性や、緑丘・城南・光洋の各中学校の校舎建築年月に触れた。

 委員からは学校施設の耐震面を懸念する声が上がり、当局は「体育館が避難所となっている関係もあり外壁の劣化も進行している。何らかの手を入れていく必要はある」と述べた。

 田岡市長は「生徒数の減少に伴い、緑丘・城南中学校の2校の統合に向けて検討を」。速水教育長は「市の教育活動活性化のためには今から施策を考えていかなければいけない。新しい中学校としてどんなことができるのか。高校再編と連携した魅力ある学校づくりも視野に入れ、小さな枠組みではなく大きな枠組みの中で学校教育を考えていく必要がある」とし、来年度から素案づくりに向け、多くの意見と理解を得ながら少しずつ進めていきたいと述べた。

(2021年2月25日付紙面より)

教育課題について意見交換をした=22日、新宮市役所
2021年02月25日
4 寒ブリやマグロ味わって
 宇久井中2年生が漁業学習  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井中学校(坊信次校長、生徒62人)で22日、2年生12人を対象とした漁業学習が開かれた。地元漁師の東信義さんがその日の朝に定置網で取れた寒ブリや漁師が釣り上げたビンチョウマグロを持ち寄り、生徒の目の前でさばいて見せた。

 宇久井中が取り組む海洋教育の一環で、宇久井漁業協同組合協力の下20年以上続けられている。那智勝浦町の海で繰り広げられている漁業の仕組みや歴史を学ぶとともに、将来的な漁業後継者を育てることも目的の一つとなっている。

 東さんは、サンマやトビウオ、タチウオ、ダツ、ソウダガツオ、ウツボ、ウマヅラハギ、フグ、カネヒラなどを見せながら生息海域や産卵期などの生態を解説。マサバとゴマサバの見分け方や、出世魚であるブリの名称についても説明し、「やっと皆さんに魚を見せる機会が持てた。黒潮蛇行の影響で不漁気味だが、普段はこの3倍の種類の魚が入る」と語った。

 解体に移ると、生徒たちは鮮やかな包丁さばきに「切り口がきれい」「すごくおいしそう」と感嘆。マグロの胃や心臓、肝臓、ブリの白子などの内臓も観察した。節に分けて2等分したマグロとブリは、生徒が各家庭に持ち帰って味わった。

 柴原優花さんは「宇久井では漁業が盛んだけれど、生で解体を見るのは初めてで新鮮だった。知らない種類の魚もいて、ウマヅラハギの皮を一気に剝ぐ様子も面白かった。魚は、家族でお刺し身にしていただきたい」と話していた。生徒たちは、3月には乗船体験も予定している。

(2021年2月25日付紙面より)

マグロ解体に興味津々=22日、那智勝浦町立宇久井中学校
2021年02月25日
5 滝の音にさえずり混じる  滝ノ拝にイワツバメ飛来  (古座川町 )
2021年02月25日
6 人が育つ地域見据えて提案  マナビィスト支援セミナー  (県教育委員会 )
2021年02月25日
7 今から地道な積み重ねを  新翔高校で進路講話  (新宮市 )
2021年02月25日
8 地元の元気を応援  明治安田生命が寄付金を贈呈  (新宮市 )
2021年02月25日
9 交流図り楽しく制作  東花園でひな祭りアレンジメント  (那智勝浦町 )
2021年02月25日
10 「関西大会でも結果出す」  下古谷律武君(近大新宮高1年)が3位入賞  (管打楽器ソロコンテスト )
2021年02月25日
11 皇室の繁栄など祈願  熊野那智大社で天長祭  (那智勝浦町 )
2021年02月25日
12 不要になった子育て用品を  子育て支援セのバンク制度  (紀宝町 )
2021年02月25日
13 竹笛で「ホーホケキョ」  1、2年生が工作に挑戦  (鵜殿小 )
2021年02月25日
14 身近な民間信仰を語る  熊野市域の庚申塔と庚申信仰  (熊野市 )
2021年02月25日
15 愛称「紀宝 はぐくみの森」に  4月オープン予定の複合施設  (紀宝町 )
2021年02月25日
16 「丹鶴ホール」オープニングに向け  開館スケジュールを発表  (新宮市 )
2021年02月25日
17 お悔やみ情報
  
2021年02月19日
18 「野菜も魚もおいしい」
 県産農産物利用拡大に向け  (太地町 )

 学校給食へ地場産食材を供給する取り組みが太地町(太地町学校給食推進協議会)でスタートした。17日には町立太地小・中学校で、新宮市産の小松菜などが給食の献立に登場。児童・生徒らは地元産の野菜や魚に舌鼓を打った。

 和歌山県では、学校給食献立の早期作成や入札方式導入の働き掛けにより「必ず作ります・売ります・買いますシステム」を確立することで県産野菜などの利用拡大を推進。市町村協議会で学校給食関係者が「購入希望リスト」、生産者が「供給可能リスト」を作成し需要と供給のマッチングを図る。

 取り組みは2019(令和元)年に広川町でスタートし、すさみ町、新宮市に続いて県内4地域目。新宮広域圏公設地方卸売市場を核として実施する新宮・東牟婁地域では2地域目となる。

 取り組みを進めるに当たり、太地町では1月に町教育委員会、太地小・中学校、新宮周辺地場産青果物対策協議会、県東牟婁振興局農業水産振興課で構成する「太地町学校給食推進協議会」を立ち上げた。太地小・中学校では今後、年に3回ほど地元農水産物を使用した給食が提供される見通しだ。

 この日、給食に登場したのは新宮市産小松菜を使った三色ごまあえをはじめ、那智勝浦町太田産の米で炊いたご飯、県産サバのカレー焼き、けんちん煮、牛乳。

 太地小学校(宮本礼子校長)では、教諭から「今日の給食には和歌山県の食材がたくさん使われています」と説明を受けた児童たちが、大きな口を開けて地元の味を堪能。長尾彩羽さん(2年)は「野菜も魚もおいしい」と笑顔で話した。

 公設市場の出前授業で学びを深めるほか、実際に小松菜や大根を植えて収穫するなどして、普段から野菜に触れる機会を設けている同小学校。取り組みを通して野菜に抵抗がなくなった児童も多いという。

 宮本校長は「今日の給食は、いつも以上に食が進んでいるように思います」と話し、児童の給食を見守っていた。

(2021年2月19日付紙面より)

新宮市産の小松菜などに舌鼓=17日、太地町立太地小学校
地元産の食材が献立に登場
2021年02月19日
19 昔の新宮市の風景を知る
 三輪崎小3年生が学習  

 新宮市立三輪崎小学校(嶋田雅昭校長、児童371人)で16日、熊野学研究委員会や市文化財保護審議会の委員を務める中瀬古友夫さんによる講話があり、3年生60人が昔の市内の風景や人々の暮らしを学んだ。

 3年生の社会科では通年で地域学習に取り組んでいるが、教科書の例として紹介されている都市が他府県のため、児童が自身の住む市についてより具体的にイメージできるようにと講話を依頼した。

 中瀬古さんは、市の昔と現在の写真を並べ、そこに写った人々の生活を解説。佐野駅近くの踏切を蒸気機関車が走る様子や、三輪崎にある久嶋(孔島)近くに停泊した客船から小舟で運ばれた乗客たちが背負われながら浜に上がる様子を語った。

 三輪崎小学校について、「オーストラリアに出稼ぎに行った潜水夫らの寄付によって、和歌山県で初の鉄筋コンクリート校舎として1927(昭和2)年に建設された」と話し、校舎の完成記念として開かれた運動会の写真も見せた。

 児童は「全然違う」「山の形は一緒だから同じ場所なのかな」と話しながら写真を見比べ、普段何気なく見ている場所に秘められた歴史に興味を引かれた様子だった。

(2021年2月19日付紙面より)

三輪崎の捕鯨の写真を見せる=16日、新宮市立三輪崎小学校
興味津々で耳を傾ける
2021年02月19日
20 実りに感謝し終息祈願
 熊野那智大社で「祈年祭」  ( )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で17日、「祈年祭」が営まれた。同大社責任役員の塩﨑巍朗(たかお)さんや献穀講員らが参列し、実りへの感謝と五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 「としごいのまつり」ともいい、古くから定められた国家祭祀(さいし)が起源。旧暦2月4日に行われていたが1873(明治6)年の改暦後は17日となった。

 11月の新嘗祭(にいなめさい)と対になる祭りで、日本列島各地で神々に食べ物やささげ物を奉り、豊かな実りに感謝し人々の幸せを祈る祭祀・儀礼が行われている。

 同大社では、男成宮司が神饌(しんせん)が供えられた拝殿で祝詞を奏上。新型コロナウイルスの早期終息も祈願した。巫女(みこ)が神楽「浦安の舞」を奉納し、参列者らが玉串をささげ、春の訪れや農作物の豊かな実りに感謝した。

 神事を終え、男成宮司は「那智勝浦町では幸いにも新型コロナは拡大していないが、地域経済は厳しい状況にある」と現状に触れ、同日から医療従事者を対象に始まったワクチン接種に対して「大きな期待をしている」と述べあいさつとした。

 その後、別宮「飛瀧(ひろう)神社」でも同様に神事が斎行された。

(2021年2月19日付紙面より)

祈年祭で神楽「浦安の舞」を奉納=17日、熊野那智大社
2021年02月19日
21 稲村亭の民話がアニメに 海ノ民話実行委が完成報告 (串本町)

 海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会が18日、稲村(とうそん)亭の民話を原作としたアニメーション作品「お屋敷になったクジラ」の完成を串本町へ報告した。

 同実行委員会は、次代を担う子どもへ海を語り継ぐ日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で2018(平成30)年度に発足。以降毎年「海ノ民話のまち」を認定していて、本年度は同町など7自治体を選定し、同町には昨年7月実施の認定証贈呈時に民話アニメの制作と関係フィールドワークへの協力を求めていた。

 「お屋敷になったクジラ」は町内にある古民家・稲村亭に伝わる民話の一つ「恩返しの家」を原作とした上映時間5分強の短編作品。同実行委の沼田心之介認定委員長が取締役を務める制作会社「株式会社トマソン」が同町・海ノ民話のまち実行委員会事務局の吉川公一さん(テレビ和歌山東京支社長)の仲介を得ながら制作を進めた。

 収束しない新型コロナウイルス感染症の情勢を考慮し、東京を拠点とする同プロジェクト実行委員会と同町をウェブ会議システム「ZOOM(ズーム)」でつないで完成報告の場を整えた。東京からは同実行委員会の沼田委員長と柴田英知さんや吉川支社長、同町からは田嶋勝正町長や稲村亭を預かる株式会社一樹の蔭の博多敏希代表取締役、制作を支援した南紀串本観光協会の宇井晋介事務局長が出席。作品を鑑賞して、串本儀平が作品に登場するクジラと巨木をモチーフにした和菓子の取り扱いを目指し、同協会が作品視聴QRコード付きPRシールを作成配布するなど、今後の利活用を話し合った。

 フィールドワーク(上映会込み)は26日(金)に串本西小学校4~6年生を対象に実施する予定。報告を受けた田嶋町長は「本を読む機会が少ない中、5分間にまとめたアニメを見るのはいいことだと思う。串本は捕鯨で栄えたまちで、地震や飢饉(ききん)もうたわれたこの民話から歴史を知り、次の世代へ受け継いでくれれば」と展望を期待した。

  □    □

■「お屋敷になったクジラ」視聴方法

 作品「お屋敷になったクジラ」は先行して同協会の公式動画チャンネル「くしもと珍魚ちゃんねる」で同日午後1時から公開を開始。同チャンネルは同協会公式ホームページにあるリンクや前述したコードを使って開くこともできる。

 同プロジェクト実行委員会と同町の架け橋となっている株式会社テレビ和歌山は、一連の様子も含めて番組を制作し作品と合わせて3月中の放送を目指すほか、最寄りの道の駅へも上映の相談をする予定という。

(2021年2月19日付紙面より)

串本町側の利活用の一端を伝える田嶋勝正町長ら=18日、串本町役場本庁
2021年02月19日
22 入学前に意識高める  6年生が授業やクラブ活動を見学  (那智中 )
2021年02月19日
23 平穏無事やコロナ終息願う 王子神社で例大祭 (新宮市)
2021年02月19日
24 鶴川公園間もなく花盛り  カワヅザクラ各所で開花  (古座川町 )
2021年02月19日
25 実釣りに向け技術教わる  フライフィッシング講習  (古座川町 )
2021年02月19日
26 特殊詐欺と交通事故に注意を  紀南高校と合同で街頭啓発  (紀宝警察署 )
2021年02月19日
27 今日からもっと元気に  子育てワークショップ  (紀宝町 )
2021年02月19日
28 県内唯一の受賞を報告  紀宝地区交安協が全国表彰  (紀宝警察署 )
2021年02月19日
29 カルガモのつがいか  浮島の森に初飛来  (新宮市 )
2021年02月19日
30 お悔やみ情報
  
2021年02月06日
31 駐日トルコ大使が支援に感謝
 オンラインで生徒らに伝える  (新宮市立城南中学校 )

 駐日トルコ共和国大使館のハサン・ムラット・メルジャン特命全権大使は4日、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」で、新宮市立城南中学校(中田善夫校長)と中継をつなぎ、同校生徒会5人に対し「エーゲ海地震」の義援金への感謝を伝えた。

 同地震は、昨年10月30日にエーゲ海を震源に発生したマグニチュード7・0の地震。余震も相次ぎ、トルコとギリシャで100人以上が死亡し1000人以上が負傷した。

 「何か世の中の役に立てることを」と考えていた同校生徒会は、地震の発生を受け昨年12月初旬に募金箱を手作り。全クラスを訪問して募金を呼び掛けた。

 生徒会は約1週間かけて1万1191円を集め、仁坂吉伸県知事と串本町の田嶋勝正町長が呼び掛け人となり募集していた「トルコ西部イズミル県における地震被害に対する災害義援金募集」の受け入れ口座に送金。入金手続きも生徒ら自らが行ったという。

 中継では、メルジャン特命全権大使が募金をしようと思った経緯などを生徒らに質問。エルトゥールル号を通した和歌山県とトルコとのつながりや歴史について細かく説明し「和歌山県がトルコにとってどれだけ大事な場所か。今回のことも感謝を込めていろんな人に伝えていきたい。いつかトルコに遊びに来て」と呼び掛けた。

 生徒会会計の山中瑛斗君(2年)は「緊張したが(大使は)気さくに話してくれた。和歌山県とトルコの歴史について深く教えてもらった。このことをばねにして生きていきたい」。

 生徒会長の小口篤紀君(同)は、災害直後のトルコの様子について「建物の原形がなくなるくらいの被害にショックを受けた」と述べ「感謝を示してくれたことに感謝したい。トルコにより親しみを持つことができました」と話していた。

 中田校長は「さまざまな活動を通して、生徒たちの意識も変わり自信もついてきた。生徒会を中心により良い学校になっていけば」と生徒らを激励。「生徒らに感謝するとともに、今日のことは先生たちにもしっかり伝えたい」と話していた。

(2021年2月6日付紙面より)

オンラインを通してメルジャン大使と交流を図った=4日、新宮市立城南中学校
ハサン・ムラット・メルジャン大使が支援に感謝を伝えた
2021年02月06日
32 知ってほしい睡眠のこと
 下里小学校で啓発授業  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立下里小学校(泉一代校長、児童86人)で4日、同町天満の「くまのこころのクリニック」睡眠健康指導士(上級)の西山直子さん、福戸百合子さんによる啓発授業が開かれ、6年生25人と保護者、近隣学校の教職員らが睡眠について学んだ。

 障害者福祉に携わる事業所で組織する新宮・東牟婁圏域自立支援協議会の取り組みで、開催は今回が初めて。不眠症患者らと関わる心療内科の立場から、睡眠が心身の発達に及ぼす影響について知ってもらうとともに、教育機関との連携を強化する中で精神障害の予防や偏見解消につなげる狙いもある。

 福戸さんは6年生を対象に○×クイズを実施。「睡眠には成長ホルモンを出し、疲労を回復させる『ノンレム睡眠』と、記憶を整理し、学習したことを定着させる『レム睡眠』の2種類がある。必要な睡眠時間は人によって違うが、皆さんの年齢にお薦めなのは9~11時間」と語った。

 「朝食のタンパク質から活動ホルモン『セロトニン』が作られ、夜の暗さで睡眠ホルモン『メラトニン』に変化する。夜に明るい光を見ると脳が興奮して眠りにくくなるため、寝る1時間前から照明を一段階暗くし、携帯電話やパソコンを触らないよう心掛けて」とポイントを伝えた。

 保護者・教職員向けには西山さんが講話。同小の児童を対象にした生活アンケートで、寝る時間が遅くなる理由の48・1%がスマートフォンやメディア、ゲームだったと話し、「大事なのは早寝、早起き、朝ご飯。より良い明日を生きるためには、良い睡眠を取ることが大切です。夜は『早く寝なさい』ではなく、『いい夢を見てね』という言葉で送り出してあげてほしい」と呼び掛けていた。

(2021年2月6日付紙面より)

睡眠と学習の関係を話す福戸百合子さん=4日、那智勝浦町立下里小学校
メモを取りながら聴講
2021年02月06日
33 指揮者以外抜き打ち実施
 消防本部が自主参集訓練  (串本町 )

 串本町消防本部(寺島正彦消防長)が3日、地震を想定した自主参集訓練に取り組んだ。訓練指揮者以外の職員は抜き打ちとする形で開始し、有事さながらの緊張感を持って全職員が取るべき行動を考え配属先拠点での体制確立を目指した。

 同本部の拠点を消防防災センターへ移して以降、未実施だった同訓練。久しく途絶えたことで未経験の若い隊員が増えている状況を踏まえ、今回は午後7時に震度4の揺れを感じる地震が発生したという想定で開始した。

 当務職員は速やかに全員集合し、安否確認をした上で初動の布陣を構築。手分けして施設の被害確認、全消防・救急車両の始動、非番職員自主参集指示のメール送信などを実行した。

 同メールを5分たっても受信していない非番職員には当務職員が順次電話をかけて指示を伝達。その参集を待つ間、当務職員は先んじて管内の被害情報収集を始め同町と同本部の各災害対策本部立ち上げの準備も進めた。自主参集した非番職員は職員登庁報告書を記入し、登庁の手段や参集の開始・終了時刻、参集中に確かめた被害状況を集約しながら同本部災害対策本部による指示が出るまで庁内待機した。職員全員が参集した時点で同訓練終了とし、寺島消防長は「今回の訓練の結果をさらに精査検証し、今後の防災力の充実強化につなげてほしい」と訓示して締めくくった。

 今回は地震のみとしたが津波も想定としてあり得るし職員が取るべき行動の考え方も違ってくるとし、今後はその状況で参集できない想定での同訓練実施も考えているという寺島消防長。今回は未経験の職員が増える中で何が問題になっているかを洗い出すための訓練だと位置づけ、訓示した成果の発揮を職員の今後に期待した。

(2021年2月6日付紙面より)

非常参集の指示を受け登庁する非番職員=3日、串本町消防防災センター
先んじて管内の被害情報収集を進める当務職員
2021年02月06日
34 働き者の森にありがとう
 太地こども園でキノピー教室  (太地町 )

 太地町立太地こども園(森尾扶佐子園長、園児68人)で3日、3~5歳児51人を対象とした「キノピー教室」が開かれた。和歌山の森を守る妖精「キノピー」と太地町のマスコットキャラクター「ゴン太」が来園し、森林の働きや山の大切さを伝えた。

 県内の全市町村と県で組織する「紀の国ふるさとづくり協議会」の取り組みで、森林の恵みやそれを支えてきた山村に対する理解と関心を深めてもらうことが目的。

 キノピーは、和歌山の森の巨木のふところに住み、きれいな水や空気、大地、太陽の光、森の生き物が大好き。子どもを育てるように山村や森林も守り育てていきたいという願いから、小さな子どもの姿をしている。

 キノピーが登場すると、園児たちは「かわいい」と大喜び。紙芝居「みんなで森へ行こう」では、森の落ち葉のスポンジが川の水をきれいにし、土砂災害から町を守り、木材や食べ物といった恵みをもたらしていることを勉強した。最後に働き者の森に全員で「ありがとう」を伝えた。

 キノピーとゴン太と記念撮影した園児たちは「森のことを勉強した。森にはカブトムシとかバッタ、鳥がいる」「前に森に遊びに行った時には、タケノコを掘ったよ」と話していた。

(2021年2月6日付紙面より)

キノピー(後列右)、ゴン太と記念撮影=3日、太地町立太地こども園
キノピー登場に笑顔
2021年02月06日
35 お綱掛けは中止し粛々と  花の窟神社春季例大祭  (熊野市 )
2021年02月06日
36 人気の「おにっ子ランチ」  うどの幼で毎年恒例の給食  (紀宝町 )
2021年02月06日
37 誰もが参加できる旅行目指し  アウトドアユニバーサルツーリズム  (紀宝町 )
2021年02月06日
38 エンディングノート無料配布  新宮市  
2021年02月06日
39 伝え合う力の育成を  王子ヶ浜小で研究発表会  (新宮市 )
2021年02月06日
40 障がいについて考えよう  みくまの支援学校教諭が講話  (光洋中 )
2021年02月06日
41 オンラインで絆深める  姉妹都市ブルームと交流  (太地中 )
2021年02月06日
42 生産者一丸で焼き尽くす  潤野の旧放牧地で野焼き  (古座川町 )
2021年02月06日
43 森の成り立ちや恩恵知る  和深保で「キノピー教室」  (串本町 )
2021年02月06日
44 50点満点で写真の部1位に  広報くしもと第177号  (県広報コンクール )
2021年02月06日
45 楽しい高校生活を送ろう  生徒会が目安箱設置し呼び掛け  (新宮高校 )
2021年02月04日
46 「鬼は外」で疫病退散 熊野三山で節分行事 

 立春の日が3日に移ったことから、124年ぶりに節分が2月2日となったこの日、新宮市の熊野速玉大社、那智勝浦町の熊野那智大社、田辺市本宮町の熊野本宮大社で節分行事が営まれた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各大社とも規模を縮小して斎行する中、境内には疫病退散を願い「鬼は外」の声が響いた。

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■熊野速玉大社



 熊野速玉大社(上野顯宮司)では、鬼を払う「追儺式(ついなしき)」と正月に飾ったしめ縄などを燃やす「お焚(た)き上げ(どんど焼き)」があった。3密を避けるため、鬼の登場や福豆・お菓子まきを取りやめるなどの対応を講じた。

 追儺式では、神職や神社関係者らが「鬼は外」と言いながら豆をまき境内を練り歩いた。お焚き上げでは境内に掘られた穴に参拝者らがしめ縄などを御神火がついたたいまつと一緒に投げ入れた。

 今年は、新型コロナの状況を鑑み「吉兆(きっちょう)」などの縁起物の郵送を希望する人が例年以上に多く、吉兆は当初予定より200本多く追加で制作したものの、同日午前10時ごろには完売したという。

 上野宮司は「無事に節分祭を終えることができ、この熊野地方にも春がやってくる。規模は縮小となったが伝統ある神事が斎行できて良かった。来年はコロナが終息し、盛大に豆まきができることを願っています」と話していた。

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■熊野那智大社



 熊野那智大社(男成洋三宮司)では節分祭と鬼追い追儺式があった。式には町立市野々小学校の児童を含む大檀那(だんな)=特別崇敬者=約50人が間隔を空けて参列し内庭で神事を営んだ。

 鬼の面を着けた役人役が福升の豆をまき、社殿鈴門の基礎石を鬼やらい用具で打ち、「家内安全、延命息災、家運隆昌(りゅうしょう)」と唱えた。

 境内では花薗龍人権禰宜(ごんねぎ)が、15㍍先の「鬼」と記した約1・5㍍の的を矢で射抜いた。豆まきでは男成宮司や大檀那らが感染症対策として、声を発さず神職の掛け声に合わせて豆まきを行った。

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■熊野本宮大社



 熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)では、神職や神社関係者らが参加し、節分祭と追儺式を執り行った。神事を縮小し、ビニール袋に入れた豆をまくなどの感染防止対策を講じた。

 追儺式では、神職と巫女(みこ)が豆をまきながら拝殿の回廊を3周。その後全員で「福は内、鬼は外、コロナ撲滅」と声をそろえて豆をまき、最後に九鬼宮司が疫病退散を願い白・赤・金色の3本の矢を空に向けて放ち鬼を追い払った。

 同大社ではコロナの撲滅や厄よけ開運のため、今月限定で鬼の面を形取った牛王(ごおう)宝印を授与している(初穂料2000円)。

(2021年2月4日付紙面より)

熊野速玉大社
熊野那智大社
熊野本宮大社
2021年02月04日
47 クマノザクラの苗植え替え
 高池小の3~6年生一丸で  (古座川町 )

 古座川町立高池小学校(大畑眞校長)の3~6年生が2日、クマノザクラタイプ標本木から得た実生苗の植え替えに取り組んだ。

 この植え替えは、同町観光協会(須川陽介会長)と連携して展開するふるさと学習の一環。おととしの10月、同校と明神小の3年生(現4年生)が卒業記念植樹用にクマノザクラのタイプ標本木から得た種子から実生苗を育てる挑戦を始め、高池小はさらに4~6年生が赤玉土、腐葉土、培養土の各苗床に種子をまき、どの苗床がよく芽吹くかという実験を兼ねて3年生の実生苗作りに協力した。

 全てが順調に発芽しなかったものの、高池小は計23本の実生苗を得ることに成功。しかしその後の育苗も難しく、結果的に5本が1年目の成長を終えて残り、次の春を待つように休眠する状況にある。

 すでに苗床からポット、植木鉢へと2回の鉢上げをし、この日は3回目の植え替え作業。この学習の外部講師で長追在住の樹木医・矢倉寛之さんから植木鉢の仕立て方を教わり、以降は学年ごとに実生苗1本(実際に植樹する4年生は2本)を引き受け一回り大きな素焼きの植木鉢に植え替えた。

 最初の植木鉢は防虫ネットを敷いて培養土を入れたが、新しい植木鉢は防虫ネットの次に赤玉土を敷いて排水性をよくしてから実生苗を入れ周りに新しい培養土を詰め込んだ。4年生は風に揺れるほどか細い幹とは対照的に旺盛に伸びた根を大畑校長と一緒にじっくりと観察。限られた鉢の中で行き場を失い縦横無尽に伸びた根も一回り大きな鉢に移せばまたのびのびと広がり幹を大きくしてくれると植え替える意味を教わりつつ励んだ。

 矢倉さんは樹木医でもクマノザクラの育苗はまだ難しいことなどを伝えつつ、5本の実生苗を育てる児童を励ました。大畑校長はこれら実生苗を校内や学校から目につく場所に植樹する将来を思い描きつつ、今後はその時のためにみんなで大きく元気に育てることを児童に呼び掛けた。

 5本の実生苗は4年生の卒業記念植樹用。この日は植え替えに先立って3年生が同標本木前でクマノザクラ学習に取り組み、矢倉さんと一緒に赤玉土・腐葉土・培養土の各苗床に種子50粒をまいて自分たち用の実生苗を育てる第一歩を踏み出した。

(2021年2月4日付紙面より)

実生苗の根を観察し植え替えの意味を教わる4年生=2日、古座川町立高池小学校
植え替えを終えた児童を励ます矢倉寛之さん
2021年02月04日
48 地域活性化や発展に尽くす
 日本郵便と包括連携協定締結  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は2日、同町役場で日本郵便株式会社との「包括的連携に関する協定」を締結した。町と同社が人的・物的資源を有効活用することで住民サービス向上や地域の活性化などを目的とする協定で、和歌山県内では先月の太地町に続き、同町が8番目の締結となる。

 締結式には同社から吉田仁久紀南地区統括局長(椿郵便局長)、坂本雄哉那智部会長(太田郵便局長)、奥田隆昭紀伊勝浦郵便局長が、町からは堀順一郎町長、塩﨑圭祐総務課長が出席した。

 同社によると、協定は両者が業務に支障のない範囲で取り組むもので、他市町村との連携も進めているという。

 同町との連携事項は▽安心・安全な暮らしの実現▽未来を担う子どもの育成▽地域経済活性化▽地域住民の利便性向上―の4項目となっている。

 堀町長と同社を代表し、坂本部会長が署名を行い締結式は締めくくられた。

 吉田統括局長は「この地域は過疎化が続いていており、郵便局も何ができるかさまざまな模索を重ねている。この締結を皮切りに、互いに知恵を出し合って紀南地方の発展に尽くしたい」。

 坂本部会長は国が進める新型コロナウイルスのワクチン接種事業に触れ、「広報の関係などでもご協力できるならばしていきたい」と意欲を示した。

 堀町長は昨年のコロナ関連緊急経済対策事業の「那智勝浦まちなか商品券」の引き換え時の同社の協力に感謝を述べ、「本町は六つの町が合併してできた町なので行政区間が広い。住民サービスの向上のためにも郵便局さまにはご協力いただき、町を挙げて活性化を図り、共に発展していきたい」と話した。

(2021年2月4日付紙面より)

那智勝浦町と日本郵便株式会社が「包括的連携に関する協定」を締結した=2日、那智勝浦町役場
2021年02月04日
49 家内安全などを祈る
 東仙寺で節分星祭  (新宮市 )

 新宮市新宮の丹鶴山東仙寺(鶴田隆寛住職)で2日、「節分星祭」が営まれた。厄年の男女たちが集まる中、鶴田住職がご本尊・弘法大師の前で護摩供養を行い、信者たちの身体健康や家内安全などを一心に祈った。

 同寺は「東海白寿三十三観音霊場」の一番札所。星祭は、人がそれぞれ生まれた年によって持っている「本命星」の巡りが悪い人たちの災いが少しでも和らぐようにと祈る祭りで「星供養」とも呼ばれている。午後5時からは地域住民らが境内に掘られた穴で正月のしめ縄や松飾りなどを焼く「どんど焼き」が行われた。

 鶴田住職は「昨年に比べて、新型コロナウイルスの実態が少しずつ明らかになってきたかと思います。今年の干支(えと)である『丑(うし)』のように辛抱強く進んでいかなければならない。ストレスを抱えている方もいるとは思いますが、私たちの先祖が大正時代に流行したスペイン風邪を乗り越えたように、希望を持って毎日を過ごしていただければ」と話していた。

(2021年2月4日付紙面より)

ご本尊を前に護摩供養を行う鶴田隆寛住職=2日、新宮市の丹鶴山東仙寺
2021年02月04日
50 手分けして紙すきに挑戦  古座小6年生が和紙作り  (串本町 )
2021年02月04日
51 一部社寺で厄払い祈とう  2月最初の午の日迎えて  (串本町 )
2021年02月04日
52 リハビリテーションの町に  吉岡和泉医師が講話と面談  (那智勝浦町 )
2021年02月04日
53 アオノクマタケランの実  高野坂周辺で  
2021年02月04日
54 お菓子の雨に歓声  三輪崎保育園で初午行事  (新宮市 )
2021年02月04日
55 「鬼は外、福は内!」  保育園などで節分行事  (那智勝浦町 )
2021年02月04日
56 救急は1863件に  昨年の出動件数を発表  (熊野市消防本部 )
2021年02月04日
57 1月の感染者数896人  たびたび過去最多を更新  (三重県 )
2021年02月04日
58 和紙でランプシェード作る  井田小の5年生9人が  (紀宝町 )
2021年02月04日
59 「手巻きずし、おいしい」  節分の日に学校給食で  (紀宝町 )
2021年02月04日
60 コロナ禍への支援にも言及  「知事と市長の1対1対談」  (熊野市 )
2021年02月04日
61 お悔やみ情報