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2019年07月13日
1 町民の長寿を盛大に祝う
 「喜寿の集い」に91人  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町と町社会福祉協議会(岡﨑晴賀会長)は11日、同町勝浦のホテル浦島で「第25回喜寿の集い」を開催した。本年度喜寿(77歳)の町民290人中91人が出席し、食事や余興を楽しみ祝福を受けた。

 堀順一郎町長は「町の発展は戦後や高度成長期など激動の時代を生き抜いてきた皆さまのご努力、ご労苦の賜物(たまもの)。豊かな経験と知恵をまちづくりや地域社会の活性化のために大いに発揮いただきますようお願いします」とあいさつ。荒尾典男町議会議長が「皆さま方には深く敬意と感謝申し上げます。地域社会の良き助言者や指導者として後進の指導にもご尽力いただきたい」と話し、東牟婁振興局の東川智昭局長も祝辞を述べた。

 招待者を代表し、柴田三彌子さんが「今日は神様がくれた特別な日。一日を大切に過ごしたいです。やる気、根気、元気の3本の木(気)を大切に育て100年時代に向って過ごしたい。地域社会のために頑張ることが恩返しだと思う」と述べた。

 わかば保育園の園児ら16人は歌やダンスを披露し、会場を盛り上げた。手作りの首飾りを招待者全員にプレゼントし、「77歳おめでとうございます。これからも元気でいてください」と激励。同町社協の岡本美智子副会長が長寿を祝い乾杯の音頭を取った。

 岡﨑会長は「皆さま方には地域の活性化にも先頭に立っていただきたい。今後もご壮健でご活躍くださいますようにお祈り申し上げます」と話した。

 同町下里の上田桂三さん(76)は「今後もできる限り、さまざまなものに関わっていきたい。個人プレーには注意し、みんなと仲良くしていきたい」と笑顔を浮かべた。

 その後は町区長連合会の大江清一会長が万歳三唱を行い、餅投げで締めくくられた。

(2019年7月13日付紙面より)

招待者らが喜寿を祝い乾杯=11日、那智勝浦町のホテル浦島
わかば保育園の園児らが手作りのプレゼントを贈った
2019年07月13日
2 旅行客を「食」でおもてなし 英語版グルメマップが完成 (新宮市料理飲食業組合)

 新宮市料理飲食業組合(平見一雄組合長、組合員60人)と新宮・東牟婁菓子商工組合(切畑屋伊和男組合長、組合員35人)はこのほど、外国人観光客向けの「英語版グルメマップ」を完成させた。11日に同市緑ヶ丘の東牟婁振興局で記者会見を開き、平見組合長は「一人でも多くの外国人観光客の方に見ていただきたい」と呼び掛けた。

 グルメマップはA5版フルカラー16㌻。市内の飲食店48店舗と、新宮~那智勝浦町の和・洋菓子店21店舗の計69店舗の写真と情報が掲載されている。店の看板を見て一目で分かるように、日本語で屋号を併記するなど工夫を凝らした。今後、各店舗や観光協会、ホテル組合などに設置するほか、新宮港に入港するクルーズ船乗船客などにも配布していく。

 当地方を訪れる外国人観光客が増えたことを受け、熊野三山をはじめとする観光スポットだけではなく、「おいしいもので胃袋を満たし、『食』でも楽しんでいただき、また訪れてもらいたい」との思いから作成に至った。約1年前から作成に取り組み、試行錯誤を重ねながら5000部の発行にこぎ着けた。

 平見組合長は「飲食店を紹介する英語版のパンフレットが今までなかった。料理にしてもお菓子にしても、その店の一押しメニューを掲載しています。当地方にこれだけの飲食店があることが分かれば、『ここで食事を』というきっかけになるのでは」と期待を込める。

 切畑屋組合長は「菓子業界は特に、写真で見て、食べたいと思ってもらえることが大事。海外にはお土産の習慣がないが、来ていただいて一度味わってもらいたい」。企画した倉本幹也さんは「今まではインターネットで検索しづらく、お店を見つけにくかった。歩きながらでも見られるグルメマップによって、『新宮市で食事をしよう』という流れになるのでは」と思いを語った。

 里中陽互・市観光協会長は「これを機に、店舗側が外国人観光客に対しての心遣いや一歩踏み込んだおもてなしができることを期待します。地域一丸となってお客さんをおもてなしするために、積極的に組合に加入してくれる店舗も増えれば」と話していた。

(2019年7月13日付紙面より)

英語版グルメマップをPRする(左から)切畑屋伊和男さん、里中陽互さん、平見一雄さん、倉本幹也さん=11日、東牟婁振興局
2019年07月13日
3 300人規模でごみ回収
 上浦海岸で清掃活動  (串本町 )

 串本町串本にある上浦海岸で7日、串本・みんなの海をまもろう会(堀口一志会長)の呼び掛けによる海岸清掃活動があり、約300人で漂着したごみを回収するなどした。

 この活動は、串本の海を愛する人々が一体になって美化活動を展開し、秀でた環境を守り続ける気持ちを高める目的で年1回実施。近年は串本地区南西にある上浦海岸を対象にして呼び掛けをしていて、本年度は当初6月30日に行う予定だったが、天候不良のため今月7日に延期する形となった。

 参加者の内訳は▽柏木商店▽紀南農業協同組合串本支所▽きのくに信用金庫串本支店▽紀陽銀行串本支店▽串本海上保安署▽串本町役場産業課・教育課▽串本町商工会▽K―BAYサーフィンクラブ▽航空自衛隊串本分屯基地▽小森組▽新宮保健所串本支所▽和歌山東漁業協同組合▽個人有志―などの各関係者と合同参加する串本小育友会。当日は午前7時20分をめどに現地集合し、堀口会長と串本小の濵正和校長があいさつをして活動に取り掛かった。

 同海岸は住民の散歩、サーファーの挑戦、近年は緩慢だがウミガメも産卵に訪れるなど幾重にも親しまれ、須賀漁港の設置で幾分縮小しているが約700㍍にわたり砂浜が広がる。他方、二色から潮岬にかけての大きな湾の一角にあり、ごみが漂着しやすいという状況も抱えている。

 この日は1時間強の人海戦術で漂着ごみを一掃。町指定ごみ袋〈大袋〉換算で可燃ごみ470袋相当、不燃ごみ110袋相当を引き上げたほか、散在する流木も寄せ集めて砂浜を整えたという。終了時は同会から飲料を差し入れ、串本リリースタンプ会のエコポイント(100㌽分)引換券も贈って感謝した。

(2019年7月13日付紙面より)

上浦海岸の漂着ごみを人海戦術で集める参加者=7日、串本町串本
2019年07月13日
4 戸別受信機の配布率向上を
 紀宝町区長会が定例会  

 町内14区と町で組織する紀宝町区長会(会長・辰巳尚鵜殿区長)は11日、同町役場大会議室で定例会を開いた。役員改選に伴い会長に辰巳区長、副会長に猿口芳志神内区長を再任した。

 年に1回の定例会で各地区の区長と西田健町長、各課課長らが出席した。あいさつで西田町長は「熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路は和歌山県側で橋の工事が行われ、三重県側も準備が進んでいる。用地は地権者の97%の方に協力をいただいている」と述べた。

 また、2級河川神内川が特定大規模河川事業の指定を受けたことや、9月から県内の医療機関で未就学児が無償で診療を受けることができることなどを報告した。

 辰巳会長は、デジタル防災行政無線の戸別受信機を各区で配布できないか提案し、各区長が了承した。

 続いて各課の担当職員が町防災情報システム、町花火大会、空き家バンク、移動支所の利用状況、介護予防事業、獣害対策などについて説明した。

 町花火大会は8月15日(木)午後7時から鵜殿港で開催を予定。追善供養に続き7時30分ごろから花火を打ち上げる。

 空き家バンク事業は紀宝町に定住、移住を希望し、物件を探している人に売買や賃貸を紹介するもので、企画調整課が担当している。獣害対策は農地侵入防護柵の資材購入費補助や追い払い講習会、小型箱わなの貸し出しなどに取り組んでいる。

 戸別受信機の配布率は約75%で、設置が進んでいない地区もあり、出席者からは「100%配布に向けて自主防災会で取り付けしては」「台風シーズンまでに配布を」との意見があった。

(2019年7月13日付紙面より)

区長会で町の取り組みを聞く=11日、紀宝町役場
辰巳尚会長(右)と猿口芳志副会長
2019年07月13日
5 親子で食育に触れる  映画「いただきます」上映会  
2019年07月13日
6 町の課題解決に向け協議  まちづくり地域推進会議  (那智勝浦町 )
2019年07月13日
7 「飛び出し」に注意して  三輪崎小で交通安全教室  (新宮市 )
2019年07月13日
8 研究の一端に触れる  近大新宮高が水産実習  (新宮市 )
2019年07月13日
9 夏野菜使った料理作る  新宮市で4回目の男性料理教室  
2019年07月13日
10 持続可能なまちづくり目指し  「地方創生ゲーム」体験会  (新宮市 )
2019年07月13日
11 ゴカイの音の研究成果発表  平林勲学芸員ら研究チーム  (串本海中公園センター )
2019年07月13日
12 集団に大切な事柄考える  ジュニアリーダー研修会  (串子連 )
2019年07月13日
13 官民連動で町内美化  古座川のおおそうじ  (古座川町 )
2019年07月13日
14 6月定例会一般質問⑥  串本町議会  
2019年07月13日
15 薬物乱用はダメ!  熊野市・南郡で街頭啓発  
2019年07月13日
16 ケーキ作り楽しむ  「寺子屋広場」に11人  (紀宝町 )
2019年07月13日
17 一層の満足度向上を  「熊野倶楽部」が10年の愛顧に感謝  (熊野市 )
2019年07月13日
18 「横断歩道“SOS”の日」を啓発  夏の交安県民運動初日に広報活動  
2019年07月13日
19 観光やビジネスの拠点に  ホテルシーモアレジデンスがオープン  (白浜町 )
2019年07月13日
20 はがきで思い伝える  啓発に暑中見舞いはがき活用  (管内小学校で )
2019年07月13日
21 お悔やみ情報
  
2019年07月12日
22 住みよい社会のために
 わかやま夏の交通安全運動  (新宮市 )

 和歌山県、交通事故をなくする県民運動推進協議会など主催の「わかやま夏の交通安全運動」が11日から始まった。20日(土)まで▽子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽自転車の安全利用の推進▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽横断歩道における歩行者優先の徹底―を重点とし、県民に注意を呼び掛ける。

 夏季の行楽などによる交通量の増加、暑さからくる疲れや気の緩みなどによる夏特有の交通事故が多発する時期を捉え、交通ルールの遵守(じゅんしゅ)と正しい交通マナーの実践を習慣づけることにより、交通事故の防止を図ることを目的に、各地で啓発活動などが展開された。

 新宮市橋本のイオン新宮店で行われた決起集会では、新宮警察署、市交通事故をなくする市民運動推進協議会、市交通指導員会協議会などの関係団体から約50人が参加。上田勝之市議、松浦友範交通課長、田中肇・県交通安全協会新宮支部長、清岡幸子・新宮市交通指導員協議会長も加わり、買い物客らに物資を配布し、交通安全を呼び掛けた。

 決起集会で田岡実千年新宮市長は、「交通事故のない安心安全な社会を目指す、そういう思いが少しでも伝わるような啓発活動になれば」。松浦交通課長は、管内の人身事故件数は半減していると日頃の活動に感謝を示し、「これからのレジャーシーズンに向け、遠方からの観光客増加に伴い事故の増加が見込まれる。さらに暑くなると過労気味のドライバーが増え、居眠り運転など大きな事故が懸念される。夏場の事故防止に対する広報、啓発をはじめ、住みよい社会づくりのためにより一層の協力を」と呼び掛けた。

(2019年7月12日付紙面より)

啓発物資を配り交通安全を呼び掛けた=11日、新宮市橋本のイオン新宮店
2019年07月12日
23 がん撲滅の夢を託して
 光洋中で「生命の駅伝」募金贈呈式  (新宮市 )

 第25回「生命の駅伝」募金贈呈式が10日、新宮市立光洋中学校(宮本雅史校長)の体育館であった。生徒会長の海野夏葵さん(3年)が、学校で集めた1万1464円を和歌山県立医科大学の村田晋一教授に手渡した。

 がんと闘う人を励まし、研究を支援する目的で行われている募金活動で、主催は「生命の駅伝の会」(本部・三重県松阪市、太田正隆会長)。今回の募金は、三重、和歌山の両県合わせて329万322円だった。

 毎年協力している同校の宮本校長は「今回は募金という形で、がん撲滅の夢を託してくれたと思っています。近い将来、その夢が実現できることを祈っています」とあいさつ。

 田岡実千年市長は「患者さんに勇気を与える取り組みだと考えていますので、これからも取り組みがますます発展することを願っています」。東牟婁振興局の久保田清之健康福祉部長が「生命の駅伝の取り組みが、多くのがん患者やその家族の方々に勇気や希望を与えること、また今回集められた募金が、がん研究の一部となるよう祈念したい」と今後に期待を寄せた。

 募金を受け取った村田教授は、小さなことの積み重ねが大きなことにつながるとし「皆さんもこれから、中学、高校、大学、社会へと進むと思いますが、日頃のちょっとした驚きや感動、そういったところから、幸せが見つかる気がします。皆さんのこれからの活躍と、頂いた寄付が大きく融合していく世の中になればと願っています」と感謝した。

 同駅伝実行委員会の上村眞由委員長はがんに関わる人のことを考えることが社会人にとって重要なことだとし「皆さんも、生命の駅伝を通して、そういう人たちのことを考えてくれながら、社会に進む準備をしてくれている。素晴らしい社会人になるだろうなと期待しています」と呼び掛けた。

(2019年7月12日付紙面より)

生徒会長の海野夏葵さん(右)から村田晋一教授に募金が手渡された=10日、新宮市立光洋中学校
募金活動に中心となって取り組んだ生徒会の皆さん
2019年07月12日
24 字を書いて気持ち伝えて
 「教育かもめ」作成し寄贈  (トヨタレンタリース和歌山串本駅前店 )

 和歌山トヨタ自動車株式会社のグループ会社・株式会社トヨタレンタリース和歌山の串本駅前店(坂井崇副店長)が10日、串本町と古座川町の学校に通う小学生~高校生1225人分6125枚のはがき「教育かもめ」を両町の教育委員会に寄贈した。

 「教育かもめ」は、手紙を書く楽しみや喜びを経験し豊かな人生の一助とする気持ちを高めるきっかけとして学校教育の現場に寄贈する夏のお便り郵便はがき(通称・かもめ~る)。日本郵便株式会社の手紙文化振興の一施策で、各郵便局が管内企業の協賛を得て作成している。

 今回は串本郵便局(構浩局長)管内にある同店が協賛する形で実現。背景には3年ほど前に和歌山トヨタ自動車株式会社の小川至弘会長が当時の同局局長から同施策の紹介を受けた経緯があり、その趣旨に共感した小川会長の思いにより「教育年賀」と対で3年来寄贈を重ねる状況にある。

 この日は同局と受け手の教育委員会の段取りにより贈呈式を実施した。和歌山トヨタ自動車株式会社の保養所があることで縁が深い古座川町では、中央公民館を会場にし同町立高池小学校(大畑眞校長)の1、2年生が出席。代表して5人が小川会長から同店名と教育委員会名が入った「教育かもめ」を受け取り、立花優仁君(2年)が感謝を述べた。同店がある串本町では同町立串本小学校(濵正和校長)を会場にし、児童を代表して1、2年生が小川会長を出迎えて寄贈を受けた。

 古座川町の会場で小川会長は「皆さんに渡したのは暑中見舞いのはがき。手書きで『お元気ですか?』と書いて出したら相手は喜ぶし、お返しに『かわいらしいな』と言ってもらえたら自分もうれしい。そのような人と人のつながりを生むために、字を書いて相手に気持ちを伝えるのが手紙だ」と諭して賛成を誘い、このはがきを使った頑張りを期待。併せて両会場とも紙芝居を上演しお菓子を配るなどして、意欲のもとになる元気も引き出した。

 贈呈式には西前啓市町長と中道悟教育長、田嶋勝正町長も来賓として同席。両町長は小川会長への感謝を述べ、子どもたちにしっかりと役立てるよう呼び掛けるなどした。寄贈した「教育かもめ」は教育委員会から学校へ届けて趣旨に沿う活用をしてもらうという。

(2019年7月12日付紙面より)

「教育かもめ」を受け取る高池小の1、2年生=10日、古座川町中央公民館
児童に「教育かもめ」を贈る小川至弘会長(右)=10日、串本町立串本小学校
2019年07月12日
25 「扇神輿」を張り替え
 14日の例大祭に向け  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で11日、「那智の扇祭り」=14日(日)=を前に扇神輿(おうぎみこし)張替奉告祭が営まれた。熊野十二所権現の神霊を移す扇神輿は高さ約6㍍、幅約1㍍の細長い形で「那智の大滝」を表しており、毎年張り替えられる。

 午前8時から神事が営まれた後、白装束の氏子ら28人が斉館に集まり、男成宮司の見守る中、伝統の製法で作業に取り掛かった。扇の長さが神輿を張る寸法の基本になっていることや扇を神輿に止める縫い糸の長さも決まっていることなど、作り方のほとんどが口伝によるため先輩が後輩に手順を指導しながら作り上げた。

 扇神輿は細長い枠に赤い緞子(どんす)を365本の竹くぎで留め、32本の日の丸が描かれた扇や8面の白銅鏡、細工が施されたへり松と呼ばれる板などが飾られる。神輿1体は1カ月を意味し、12体で1年を、32本の扇は1カ月の30日と、残る2本が月の満ち欠けを、365本の竹くぎは1年の日数を表している。8面の白銅鏡は「神威八紘(はっこう)」(あまねく広く輝かすの意味)と伝わる。

(2019年7月12日付紙面より)

古くから伝わる手法で「扇神輿」を張り替える氏子=11日、那智勝浦町那智山
2019年07月12日
26 バレーホリックが優勝 紀南バレーボール連盟社会人大会 
2019年07月12日
27 橋本さん、井上さんが優勝 荒天で1コート短縮 (那智勝浦町体協グラウンドゴルフ夏季大会)
2019年07月12日
28 中山悠吏君、2大会連続V
 四日市、いなべ両市での大会に出場  (新宮ジュニアレスリングクラブ )
2019年07月12日
29 会長に児嶋隆也さん  新宮ロータリークラブ新役員  
2019年07月12日
30 国立公園内をきれいに  休暇村南紀勝浦会が清掃奉仕  (那智勝浦町 )
2019年07月12日
31 平見一雄さんが厚労大臣表彰 各組合が功労者表彰受賞者を発表 
2019年07月12日
32 日本の伝統文化に親しむ  光洋中1年生が着装とマナー学ぶ  (新宮市 )
2019年07月12日
33 館内に温かい音色響く  旧チャップマン邸でオープニングコンサート  (新宮市 )
2019年07月12日
34 新しい連携の形を模索  高田小・中で教員兼務  (新宮市 )
2019年07月12日
35 角がないナメクジ?  目津の畑で見つかる  (串本町 )
2019年07月12日
36 地域住民と交流  高池保育所の夏祭り  (古座川町 )
2019年07月12日
37 「和をつなげよう」  上野山こども園が夕涼み会  (串本町 )
2019年07月12日
38 6月定例会一般質問⑤  串本町議会  
2019年07月12日
39 射場と振興の接点考える  観光関係者対象に勉強会  (南紀串本観光協会 )
2019年07月12日
40 小雨決行で250人が挑む  認定コース第4回記念大会  (潮岬青少年の家 )
2019年07月12日
41 例年より遅い初産卵を観察  優占種スギノキミドリイシ  (串本海中公園 )
2019年07月12日
42 同級生らの応援も得て開館  私立図書館「かんりん文庫」  (串本町 )
2019年07月12日
43 思春期教育など推進を  紀南地域母子保健医療推進協が実務委員会  
2019年07月12日
44 横断歩道は左右の確認を  1、2年生対象の交通安全教室  (鵜殿小 )
2019年07月12日
45 防災情報共有システムを紹介  タブレットで状況確認可能に  
2019年07月12日
46 町の課題解決に向け議論  鈴木英敬知事と1対1対談  (紀宝町 )
2019年07月06日
47 夏季繁忙期に備え
 観光桟橋で旅客船点検  (那智勝浦町 )

 夏の行楽シーズンを控え、国交省和歌山運輸支局勝浦海事事務所(吉武愼二所長)は5日、那智勝浦町の観光桟橋で旅客船安全総点検を実施した。

 同事務所では、年末やゴールデンウイークなど多客期前に、旅客輸送の安全確保と事故の未然防止を目的に管内の旅客航路事業者の船舶に対して点検を実施している。

 この日の検査対象は、紀の松島観光(株)の観光船「くじら号」、(株)浦島観光ホテルの送迎船「第三浦島」、(株)中の島の送迎船「中の島」の3隻。▽航路の安全性▽安全管理規定の順守状況▽非常時の脱出手順▽救命設備の備え付け―の4項目を重点的に検査し、安全指導を行った。勝浦海事事務所職員3人、近畿運輸局職員3人が3社の関係者立ち会いの下、救命器具や船舶検査証書などを確認した。

 点検を終えて吉武所長は「点検結果はおおむね良好だった」と伝え、「旅客船運転の最大の使命は安全の確保です。今後も無事故運行を継続していただいて、安全・安心を提供していただければ」と呼び掛けた。

 紀の松島観光の専務取締役・加藤康高さんは「一番大事なのは安全。何十年も事故のないことにおごらず、繁忙期に備えて万全の体制を整えたい」と話した。

 同日午後には(株)串本海中公園センター、4日には熊野交通(株)がそれぞれ点検を受けた。

(2019年7月6日付紙面より)

旅客船の安全点検を行う職員=5日、那智勝浦町
2019年07月06日
48 本年度計画など承認
 熊野三山協議会が総会  

 熊野三山協議会(会長・田岡実千年新宮市長)は4日、新宮市役所別館で総会を開き、本年度事業計画など2議案を承認した。

 同協議会は1984(昭和59)年発足。熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺と関係自治体、民間団体などで組織する。一体となって熊野地方の文化財の保護、保全、調査研究などを進めている。

 熊野は日本サッカー協会のシンボルマークである「ヤタガラス(八咫烏)」と日本近代サッカーの始祖といわれる中村覚之助の古里。その縁で協会は2002年ワールドカップ日韓大会から熊野三山一寺で必勝を祈願している。田岡会長は「昨年度、協議会においては歴史講座や熊野三山シンポジウムなど、さまざまな事業を行い、その活動内容は当協議会ならではだったのでは」とあいさつ。先のFIFA女子ワールドカップ日本代表選手必勝祈願祭の協力に感謝を示した。

 オブザーバーとして出席した東川智昭・東牟婁振興局長は「熊野地方と日本サッカーの関係について、積極的にPRし、サッカー協会の幹部が必ず必勝祈願に来るという深い関係を作ってくれた」と敬意と感謝を示した。今年は世界遺産登録15周年という記念すべき年であり、ねんりんピックも開催されると述べ「県内外に情報発信しながら、多くの人に当地方に来ていただけるようにアピールしていきたい」と述べた。

 本年度事業計画には、熊野三山の神鳥・八咫烏と神木・梛(なぎ)のルーツ調査や、中村覚之助の日本サッカー殿堂入りに向け関係団体と協力し積極的にPRしていくこと、ヤタガラスカップサッカー大会への協賛、世界遺産15周年事業への協力と記念品の製作などを盛り込んだ。

 事務局からは、全国で熊野権現の勧請(かんじょう)が最も多い(第2次調査で437社)福島県の熊野神社を訪ね、災害に直面した熊野神社に参拝し慰霊と交流を行うことや、福島県復興のシンボルである新生Jヴィレッジ(日本サッカーのナショナルトレーニングセンター)を訪問し、ヤタガラスを通じた日本サッカー協会との絆を深める調査交流事業予定などの報告があった。

(2019年7月6日付紙面より)

熊野三山協議会総会の様子=4日、新宮市役所別館
2019年07月06日
49 児童や生徒がのぼり制作
 ねんりんピックに向け  (串本町 )

 第32回全国健康福祉祭和歌山大会(ねんりんピック紀の国わかやま2019、11月9~12日実施)に向け、串本町内の小・中学校で「選手団応援メッセージのぼり」の制作が進んでいる。参加する都道府県と政令指定都市の特産品や方言をデザインに盛り込み、児童や生徒が分担して原画を描いている。

 全国健康福祉祭(ねんりんピック)は、60歳以上の人々を中心としたスポーツと文化の総合的な祭典。1988年の開催以来、年1回47都道府県が持ち回りで開いている。

 今年の和歌山大会で、同町、新宮市、田辺市、上富田町の4市町は、サッカー交流大会の開催地となっている。同大会には43都道府県と16政令指定都市の計60チーム(和歌山県は2チーム)が参加する予定で、選手・関係者約2000人の来県を見込んでいる。串本町では、20チームがプレーする。

 ねんりんピック紀の国わかやま2019串本町実行委員会事務局によると、小中学生によるのぼり旗の制作は昨年の富山大会、おととしの秋田大会でも実施しており、和歌山大会でも取り入れることになったという。

 同町立潮岬小学校(山本隆介校長)では3日、6年生37人が、宮城県、山梨県、滋賀県、広島県、徳島県、福岡県、沖縄県、仙台市、神戸市、熊本市の10旗を制作。3、4人で班になり、事前学習で調べた各地域の特産品や県章・市章などの情報をA3の紙にまとめた。担当地域や同町の方言で「頑張れ」のメッセージを書いた後は、色マジックや色鉛筆を使い、ブドウやずんだ餅、めんたいこ、サケ、サトウキビ、鳴門金時、琵琶湖、神戸ポートタワー、熊本城、厳島神社などのイラストを描いた。字が見えやすいように太字にするなど工夫を凝らしていた。

 この日一番に完成したのは仙台市担当の班だった。班長の堀敦哉君は「仙台には行ったことがないけど、都会のイメージがある。一度行ってみたくなった。みんなで協力しながら調べ物をし、柄を完成できて楽しかった」とコメント。担任の吉村昌晃教諭は「子どもたちが頑張って作ったのぼり旗。ぜひ楽しみにしていてください」と話した。

 児童や生徒の絵は縦150㌢、横40㌢の旗にプリントし、大会時に同町総合運動公園多目的グラウンドや各チームのテントに設置して選手らをもてなすという。

(2019年7月6日付紙面より)

心を込めてのぼりを描く=3日、串本町立潮岬小学校
2019年07月06日
50 11月に「健康チェックデー」
 紀宝町保健対策協議会  

 紀宝町保健対策協議会が4日、同町役場大会議室であった。町の保健事業計画を協議し、11月24日(日)に「健康チェックデー」の開催を決めた。

 同会は町民の健康で豊かな生活の向上を図ることを目的に行政、議会、医師、体育協会、教育関係、老人クラブ、各種団体、商工会、保健活動推進員などで組織。

 委員25人が出席し、はじめに西田健町長があいさつ。「町では『子どもはまちの宝、高齢者はまちの誇り』をスローガンに各種事業を推進してきた。健康寿命の延伸、自殺予防、災害対策などの健康課題が増え、4月から健康づくり推進課をみらい健康課としてスタートした。子どもから高齢者まで支援し、安心して健やかに暮らせる町づくりを目指している」と述べた。

 続いて、平成30年度町保健事業の実施結果を報告。健康チェックデーの開催や特定健診受診拡大対策、新規の介護予防事業、自殺対策行動計画の実施など本年度の事業計画を協議した。

 委員からは「保健対策をしていると思うが、紀宝町の子どもやお年寄りは元気に過ごしているのか」「町内で特定健診受診者が減っている」などの質問や意見があった。

 健康チェックデーは各種健診、検査・測定が受けられることに特化し、自分の体の状態をさまざまな角度からチェックすることができるイベント。昨年度は約400人が来場した。

 本年度は「みらい健康マイレージ」の対象イベントとなる。「はかって、わかって、きづいて、健康にかわる」をテーマに町保健センターで開催し、血液検査、糖尿病セルフチェック、歯と口の健診、骨健康度測定などを実施する。

(2019年7月6日付紙面より)

本年度事業などを決める紀宝町保健対策協議会=4日、紀宝町役場大会議室
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