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2018年11月17日
1 多年の功績たたえる 個人14人と4団体 (納税表彰と感謝状)

 「納税表彰並びに感謝状贈呈式」が15日、新宮市井の沢の新宮商工会議所であり、税務行政の運営に貢献したなどとして個人14人と4団体が受賞した。新宮税務署(榎本伸署長)、公益社団法人新宮納税協会(西義弘会長)、新宮納税貯蓄組合連合会(島野勝会長)が主催。

 主催者を代表して榎本署長が「多年にわたり、卓越した指導力と行動力を発揮され、申告納税制度の普及発展、租税教育の推進に努められるなど納税道義の高揚に極めて顕著な功績を挙げられた」と述べ「皆さま方の理解と信頼の下、業務の効率化、高度化を進め、より質の高い税務行政に取り組みたい」と関係者の取り組み、理解と協力などに感謝した。

 表彰状、感謝状贈呈後、来賓祝辞に続き向井一雄さんが「今後とも納税協会ならびに納税貯蓄組合連合会の組織の一層の充実、拡大と活発な事業活動の積極的な推進に協力し、正しい申告と納税に努め他の模範となるよう努力を重ねていく」とあいさつした。

 中学生の「税についての作文」で近畿税理士会会長賞を受賞した妹尾杏樹さん(那智中3)は、賞状を受け取った後、受賞作品を朗読した。本年度は新宮税務署管内から610点の応募があった。

(2018年11月17日付紙面より)

賞状を受け取る被表彰者ら=15日、新宮市井の沢の新宮商工会議所
被表彰者と関係者の皆さん
2018年11月17日
2 夢ある選手を育てて
 巽真悟後援会「真翔会」が寄付  

 新宮市の県立新宮高校硬式野球部OBで、元ソフトバンクホークス投手の巽真悟さんの地元後援会「真翔会」(武田丈夫会長)は15日、同会の解散に伴い、会費の残金130万円を同校硬式野球部に寄付した。武田会長、少年野球時代の監督でもある橋本和士事務局長らが同校を訪れ、今後のために役立ててほしいと前田成穂校長に手渡した。

 巽さんは、1987年1月10日生まれ、古座川町出身。小学2年生で地元の少年野球チームに入団し野球を始める。新宮高校入学当初は投手兼外野手だったが、2年生の秋から本格的に投手に転向した。

 近畿大学を経て、福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けて入団し、プロ8年間で24試合に登板し1勝4敗。2度トライアウトを受けた後に、復帰を断念。2017年1月からは独立リーグ(ベースボール・チャレンジ・リーグ)栃木ゴールデンブレーブスの親会社である人材派遣会社エイジェックで、元プロアスリートによるセカンドキャリア形成の支援を目的に採用した社員の第1号として勤務している。

 武田会長らは「いろいろな寄付の仕方なども考えたが、(巽さんが)野球人として大きく羽ばたくきっかけになったのが同校硬式野球部での3年間だったことから、全会一致で同校への寄付が決まった。地元の方にいろいろと夢を見せていただいた。集まったこのお金を通じて、同校で夢ある選手を育てていってほしいという気持ち」などと経緯を説明し、現役時代や野球を始めた当時の思い出を語るなど談笑した。

 寄付を受け前田校長は「皆さんの善意あるお金であり、硬式野球部のためにしっかりと使わせていただけたら」と感謝した。

(2018年11月17日付紙面より)

武田丈夫会長(前列中央)から前田成穂校長(前列右)へと寄付金が手渡された。前列左が橋本和士事務局長=15日、県立新宮高校
2018年11月17日
3 紅葉の小枝手に舞う
 古式ゆかしく「紅葉祭」  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で14日、平安時代に那智山で修行した花山法皇の故事にちなんだ「紅葉祭(もみじまつり)」が営まれ、秋の自然の恵みに感謝をささげた。

 本社拝殿での神事では男成宮司はじめ神職が正装に身を包み、宮司が本殿を開扉。祝詞をささげた後、冠に紅葉の飾りをつけたみこが紅葉の小枝を手に「豊栄(とよさか)の舞」を舞った。参列者らは順に玉串をささげた。那智の滝前の別宮・飛瀧(ひろう)神社でも神事があった。

 寛和2(986)年に那智山で花山法皇が「千日修行」をした際、秋の陽光に映える紅葉をめでて歌を詠み、その短冊を小枝に結んで滝に流したと伝わる。

(2018年11月17日付紙面より)

紅葉の小枝を手に「豊栄の舞」を舞うみこ=14日、熊野那智大社
2018年11月17日
4 プロの生演奏を間近に鑑賞
 古座中体育館で音楽鑑賞会  (古座川町教育会 )

 古座川町立古座中学校体育館で15日、町内の小中学校を対象にした音楽鑑賞会があり児童や生徒、教職員や保護者200人余りが室内楽団「ゾリステン・ドライエック」の演奏などに親しんだ。

 この演奏会は、同町教育会(海野文宏会長)が主催する秋恒例の合同文化行事。音楽会(発表会)と鑑賞会を隔年で計画していて、本年度は後者の巡りに当たる。

 「ゾリステン・ドライエック」は2002年にドイツ・ライプツィヒで結成された室内楽団で、現在は広島県を拠点にして主に日本のプロ演奏家らが在席している。本物の音楽をもっと身近にするというコンセプトに基づき年間約260件の公演を重ねていて、この日はそのうちの1件として同町の児童生徒に演奏を届けた。

 開会に当たり海野会長は「素晴らしい演奏を聴いて音楽は楽しい、素晴らしいという思いを持ってほしい。目で見て耳で聴いて心に残る演奏を楽しんでほしい」とあいさつ。同楽団は3人組で出演し、サックスやドラムセット、木琴の生演奏で児童や生徒も耳にしたことがありそうなクラシックの楽曲やアニメ曲など11曲を演奏した。

 聴くだけでなく、シンプルな楽器を配って共演したり、音楽紙芝居を上演したり、指揮者体験を勧めてみたり、手拍子を求めてみたりと、同団は演奏に参加するさまざまな機会も提供し、児童生徒も引き込まれるように鑑賞を楽しんだ。アンコールを誘ってさらに1曲を演奏し、ミッションと題してリズムに合わせた早口言葉などへの挑戦も促した。

 閉会に当たり会場校の髙尾昌伸校長は「それぞれの楽器の一流の演奏者が3人一緒になると、さらに素晴らしい音楽を作り出せる。皆さんも同じで、一人でも素敵だが、友達と一緒に、クラス全員で、学校全体で力を合わせればもっと素敵になれる。今日の鑑賞会で感じたことをこれからの学校生活で生かしてほしい」とあいさつして締めくくった。

(2018年11月17日付紙面より)

シンプルな楽器を使ってプロの演奏家と共演=15日、古座川町高池
2018年11月17日
5 地元勢上位進出ならず
 県高校ハンドボール新人大会  
2018年11月17日
6 16人が4部門で熱戦
 新宮市スポ祭少林寺拳法乱捕り大会  
2018年11月17日
7 外国人消費額拡大に向け  キャッシュレスセミナー  (和歌山県 )
2018年11月17日
8 地域で元気に過ごすため  チームくまのがわに30人  (新宮市 )
2018年11月17日
9 「火の用心」呼び掛け  蓬莱婦人防火クラブが夜回り  (新宮市 )
2018年11月17日
10 無病息災などを祈る  高田地区で「亥の子」  (新宮市 )
2018年11月17日
11 プロレーサーから学ぶ  ツール・ド・熊野自転車安全教室  (熊野川小学校 )
2018年11月17日
12 新翔高校で七海祭開幕  17日は食物バザーなど  (新宮市 )
2018年11月17日
13 14校が学習成果を披露  中学生の英語発表会  (太地町 )
2018年11月17日
14 たばこの害と危険性学ぶ  熊野川小学校で防煙教室  (新宮市 )
2018年11月17日
15 生徒が活動の成果を発表  相野谷中、矢渕中が文化祭  (紀宝町 )
2018年11月17日
16 料理と余興でもてなし  浦神西福祉まつり  (那智勝浦町 )
2018年11月17日
17 来年の天然遡上を期して  月野瀬でアユの親魚放流  (古座川漁協 )
2018年11月17日
18 いかだを組んで航海を体験  出雲小児童一丸で創作  (串本町 )
2018年11月17日
19 奥地ノブヱさん満100歳に  古座川町長が訪ね長寿を祝う  
2018年11月17日
20 70人がジャズに親しむ  中央公民館でミニ演奏会  (古座川町 )
2018年11月17日
21 お悔やみ情報