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2017年10月25日
1 雰囲気だけでも体験して 荒天の中「あげいん熊野詣」 (那智勝浦町)

 平安時代の熊野詣でを再現する「あげいん熊野詣」(同実行委員会主催)が22日、那智勝浦町立市野々小学校の体育館で催された。台風21号の影響で予定を大幅に変更し、約100人が館内で行列をつくって歩いた。

 「あげいん熊野詣」は1985年から始まったイベント。34回と最も多く熊野を訪れたという平安時代末期の後白河法皇の「熊野御幸」をモデルにしている。華やかな衣装を着た女性を中心に、平重盛、平維盛など熊野詣でゆかりの武士に扮(ふん)した男性も加わって大門坂を歩くのが本来のイベント。

 今年は台風の影響で熊野那智大社と那智山青岸渡寺の参拝を中止するなど大きく短縮した。参加者は記念撮影した後、行列の雰囲気を体験してもらおうと体育館内を2周歩いた。神武天皇陵がある奈良県橿原市の職員4人もゲスト参加。後白河法皇役は県商工労働部の山西毅治部長が務めた。

 長雄正紘実行委員長は「台風さえなければ。いろんなことが重なったが、キャンセルは少なかった。また来年来てくれるきっかけになれば」と次回への期待を込めた。

(2017年10月25日付紙面より)

平安衣装姿で体育館内を歩く女性たち=22日、那智勝浦町立市野々小学校
2017年10月25日
2 駅舎に個性豊かな作品
 きのくに線のアート巡る  (紀の国トレイナート )

 JRきのくに線の駅舎を舞台に展開するアートプロジェクト「紀の国トレイナート」(同実行委員会主催)が開かれている。29日(日)は「アート鑑賞列車DAY」で、ラッピングデザイン列車が御坊駅を出発。新宮駅までを巡り、戻りは紀伊田辺駅まで運行する予定となっている。

 トレイナートは「トレイン(列車)」と「アート(芸術)」を組み合わせた造語で、きのくに線の駅舎にさまざまなジャンルのアーティストが作品を展開して楽しむイベント。地域の人々とアーティストが共に生み出した作品を鉄道がつなぎ、交流を深め、全世界から人々を引きつけて多種多様なネットワークがつながる場となることを目指している。

 15日は「JAZZ列車DAY」のテーマで紀の国トレイナート号が紀伊田辺駅を出発。御坊駅~新宮駅、新宮駅~紀伊田辺駅を運行した。JR新宮駅では昨年、ジャズトランペッターの唐口一之さんとコラボレーションした新宮高校吹奏楽部メンバーが乗客らを演奏で出迎えた。

 大阪府のデザイナー、河合進さんによる作品「水平線から手を振って」を使ったしゃぼん玉ワークショップもあった。子どもたちが魚型の作品を手に取り、尾ひれの部分に液を付けて手を振るとしゃぼん玉が作られた。

 和深駅~新宮駅間ではさまざまなアーティストによる作品が展開されている。紀の国トレイナート開催期間は29日(日)まで。

(2017年10月25日付紙面より)

新宮高校吹奏楽部の演奏に大勢の人たちが聴き入った=15日、JR新宮駅
しゃぼん玉を作る子どもたち
2017年10月25日
3 下里線運行スタート
 11月1日から町営バス  (那智勝浦町 )

 交通不便地域を解消しようと那智勝浦町は、町営バス下里線の運行を11月1日(水)から開始する。新路線の停留所となる同町役場下里出張所で20日、運行開始記念式典があった。太田地区の大江清一代表区長をはじめ路線内の各地区区長、運行委託事業者の株式会社クリスタルタクシー代表取締役・田中英司さんらが出席した。

 バスは浦神東から下里天満で折り返し、下里出張所で太田線と接合する。小匠方面、勝浦方面へは乗り換えが必要。浦神東~瀬田、粉白~下里西は「フリー乗降区間」となっており、国道や駐停車禁止区域などでなければ停留所以外でも合図を送ることで乗り降りができる。

 式典では寺本眞一町長のあいさつに続き、浦神西の並川廣区長が「地区の高齢者が喜んでいる。利用の多い高齢者目線での運行を」と求め、大江区長は中里地区の利用例などを示し「乗客が少ない日もあるかと思うが、無くてはならないもの」と述べた。

(2017年10月25日付紙面より)

寺本眞一町長(左)がセレモニーキーを田中英司代表取締役に手渡した=20日、那智勝浦町役場下里出張所
2017年10月25日
4 認定証を受け正式に認定
 橋杭岩が日本夜景遺産に  (串本町 )

 串本町は20日に栃木県足利市で開かれたイベント「夜景サミット2017in足利」に出席し、橋杭岩ライトアップの日本夜景遺産認定証を受けた。これにより正式認定となり、同町は「町を代表する観光資源にさらなる箔(はく)が付いた」と喜び、称号活用に意気込んでいる。

 この遺産は、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが年次的に自治体などから推薦を受け付けて選考認定している。本年度で13回目を数え、「橋杭岩ライトアップ」は同町の推薦により7月31日付で本年度の新規認定地候補として発表された。

 同町は認定証の受領が正式認定の条件とし、役場産業課の担当職員1人を同イベントに派遣。イベント会場でじかに授与を受けて称号を持ち帰った。区分は「ライトアップ夜景遺産」で、認定期日は上記発表日。同ビューローによる当面のアピール効果が期待できるが、中長期的には地元が称号活用を図るべきとし、同課はこの機に観光関係者との協議を深めてアイデアを練り上げたという。認定書は原本を役場本庁で保管し、写しを同駅に掲げて啓もうに資するとしている。

  □     □

本年度は11月3~5日



 本年度の橋杭岩ライトアップは11月3日(金・祝)から5日(日)まで3日間実施。点灯時間は午後5時15分~8時となっている。小雨決行、荒天中止。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界文化遺産登録(平成16年)を祝って初実施され、平成17年以降は同町が単独事業として継承。当初は単色だった光源が近年は多色化されるなど演出は年々充実していて、虹色に映ろう幻想的な光景で鑑賞を集めている。

 同遺産認定は本年度の同ライトアップの冠になっているが、具体的な祝賀企画は今月23日現在未定。問い合わせは役場産業課(電話0735・62・0557)まで。

(2017年10月25日付紙面より)

日本夜景遺産に認定された橋杭岩ライトアップ(昨年の様子)。今年は11月3~5日に実施
日本夜景遺産認定証を手にする役場産業課の中裕幸さん=23日、串本町役場本庁
2017年10月25日
5 3部門で熱戦を展開 東牟婁地方中体連新人剣道大会 
2017年10月25日
6 2分け1敗で大会終える 新宮MTK、西日本OBサッカー連盟全域伊勢市大会 
2017年10月25日
7 13チームが2部門で熱戦
 那智勝浦町総体ソフトバレー  
2017年10月25日
8 「大雲取越」一部通行止め  台風21号による土砂崩れ  (那智勝浦町 )
2017年10月25日
9 新宮駅から串本駅間で運休  JRきのくに線  
2017年10月25日
10 子どもの安全を守る  きたやま保で交通安全教室  (北山村 )
2017年10月25日
11 1位に杉本将一さん  写連新宮支部10月例会  
2017年10月25日
12 雨に負けず5000人 にぎわった「紀宝町みなとフェス」 
2017年10月25日
13 秋の夜に親しむ 那智勝浦町、宇久井ビジターが観月会 
2017年10月25日
14 1年生になるのが楽しみ  太地小とこども園が交流会  
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15 大泰寺で「秋うらら」 那智勝浦町、日舞とダンスにぎやかに 
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16 串本町観光フォトコン 道の駅くしもと橋杭岩で本年度入賞作品10点を展示 
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17 高松寺紀念碑訪問し報告も 豪州の歴史研究家夫妻が串本町来町 
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18 開発者と共に英気を養う 古座川町保健福祉セで筋トレ交流会 
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19 今回の選挙を振り返る 新宮市・田岡実千年市長インタビュー 
2017年10月25日
20 お悔やみ情報