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2017年07月01日
1 交通や警備を確認
 「那智の扇祭り」前に協議会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で14日(金)に営まれる例大祭「那智の扇祭り」を前に6月29日、同大社に関係者らが集まり、祭りを安全、厳粛に執り行うための例大祭協議会が開かれた。

 協議会には、保存会役員、新宮警察署、交通指導員協議会、観光協会、消防本部、消防団、奉仕者らが出席。祭典、扇指(おうぎさし)、参拝者受付、警備関係、交通整理、昼食、救護などについて体制を確認。男成宮司は、祭りを支える神役や警備関係者らに感謝の言葉を述べ、「昨年は初めてでしたが、皆さんのお力添えで、滞りなくご奉仕できました。創建1700年を迎えての例大祭。ご奉仕に変わりはありませんが、万全を期してのご協力を」と呼び掛けた。

 6体の扇みこしを担ぐ「扇指」は、南紀くろしお商工会、南紀勝浦温泉旅館組合、紀州勝浦漁業協同組合、熊野交通株式会社、那智ねぼけ堂、熊野第一交通株式会社、みくまの農業協同組合、宇久井漁業協同組合の8団体。扇指組頭は松本太一さん、地庵晋司さん、片山徹さん。

 神役奉仕者は氏子会長の高木喜三さんが中心となり、役頭は横濵義憲さん(代表)、小川一義さん、南治重さん。大和舞奉仕は市野々小学校の児童11人が中川達二さんの指導で20日から、那智の田楽(国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産)は18日から保存会が練習を行っている。

 祭り当日は那智山の駐車場が満杯になる午前10時30分ごろから午後3時ごろまで一般車両の通行が規制されるため注意が必要。大門坂駐車場が自家用車の臨時駐車場で、熊野交通は臨時シャトルバスを運行する。

 那智の扇祭りは、国の重要無形民俗文化財。日本三大祭りにも数えられている。滝の前で、重さ50㌔の大たいまつ12体の炎が乱舞する勇壮な御火神事には、毎年多くの参拝者の注目が集まる。

 那智の扇祭り保存会役員は次の皆さん。敬称略。

▽責任役員 塩﨑巍朗

▽祭総代 山口伊佐夫

▽氏子会長 高木喜三

▽副会長 横濵義憲

▽副会長代理 小川一義

▽扇指代表 松本太一

(2017年7月1日付紙面より)

例大祭の無事催行を願い協力を呼び掛ける男成洋三宮司=6月29日、那智勝浦町の熊野那智大社
2017年07月01日
2 新宮花火は8月13日
 徐福万燈祭運営委で確認  

 熊野徐福万燈祭(第55回新宮花火大会)第1回運営委員会が6月30日、市福祉センターであり、今年も例年通り8月13日(日)午後7時30分から、熊野川河川敷で大会を開催することを確認した。運営委員長の田岡実千年市長は「地域経済の低迷で賛助金については厳しいと予想されますが、多くの方々の期待に応えるべく、ご協力よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 委員会で事務局の市商工観光課は、河川敷で実施されている堆積土砂の撤去工事の影響はほぼなく、今年も同じ場所で開催できると説明した。本年度予算は1864万6000円(前年度比126万円減)。

 支出の内訳は煙火費945万円、音響など設備関係委託料107万円、河原など会場整備委託料399万6000円など。収入は市補助金が200万円、賛助金は昨年と同額の1619万5000円を目標としている。

 大会当日が雨天の場合は8月20日(日)に延期し、その後は順延とする。前日14日(土)の午後2時からは徐福公園で徐福供養式典を営む。昨年の花火大会の観客は約5万2000人だった。

 委員から昨年寄付したいが集めに来ないとの声があったとし、広告などで寄付を募集したらどうかとの提案があった。煙火費が減っているとの指摘に事務局は、繰越金が減ったことが原因で、賛助金が増えれば回したいと答えた。

(2017年7月1日付紙面より)

熊野徐福万燈祭第1回運営委員会=6月30日、新宮市福祉センター
2017年07月01日
3 茶道を学んで心情を養う
 伝統文化体験教室始まる  (古座川町 )

 古座川町高池にある上部集会所で6月28日、伝統文化体験教室が始まった。町内の児童を対象にした教室で、テーマは『茶道』。1~5年生14人が受講登録し、基本月1回の活動で作法と礼節を学ぶ。

 同教室実行委員会(委員長・和田充旦教育長)主催。平成20~25年度にあった文部科学省事業「伝統文化子ども教室」のノウハウを継承して実施していて、本年度も文化庁事業「文化芸術振興補助金(伝統文化親子教室)の支援を受けて計画し参加を呼び掛けた。

 講師は茶道裏千家学校茶道協議会の会員。同町中央公民館が改修期間に入っているため、会場が同集会所になった以外はほぼ例年並みの流れで進めるとしている。

 開講にあたり和田委員長は「皆さんはまだ正座や両手をついて礼をすることは少ないと思うが、ここではそれを教えてもらえる。学んだことを日常生活の中で生かしてくれたらうれしい」と期待を込めてあいさつ。その後は継続参加した児童による茶席で菓子や抹茶の振る舞いを受け、同児童が点前を披露してこれから取り組む茶道のイメージを膨らませた。

 初参加の1年生は友達や上級生の様子をうかがいながら振る舞いを受けた。抹茶初体験の児童は「苦かった」などと感想を述べ、会員は「甘いお菓子を食べた後の苦さが(抹茶の)良いところ」と茶席の楽しさを紹介していた。

 本年度は11月に開かれる古座川秋まつりで茶席を開く計画で、直前には月2回程度に頻度を上げて準備に励むという。開講期間は来年1月まで。

(2017年7月1日付紙面より)

茶席を体験する受講生=6月28日、古座川町高池
2017年07月01日
4 本社社屋を建て替え中
 12月末完成、1月供用開始  (熊野交通 )

 熊野交通株式会社(外濵道明社長)は新宮市徐福2丁目、本社社屋の建て替え工事を進めている。今年12月末の完成予定で、来年1月中旬から下旬に供用を開始する予定だ。現在は同市緑ヶ丘1丁目の元・酒のワールドを仮事務所にしている。

 本社社屋は築69年で、老朽化とともに耐震強度が不足していた。新社屋は鉄骨2階建て。延べ床面積453・1平方㍍。2階が事務所で、1階には現在、JR新宮駅構内にある新宮市観光協会の事務所が入る。

 熊野交通の創立は1943(昭和18)年11月1日。資本金9000万円。事業内容は、乗り合いバス、貸し切りバス、定期観光バス、船舶、物品販売、保険代理業、土地・建物の売買と賃貸業など。保有バスは53台、保有船は13隻。従業員121人。

(2017年7月1日付紙面より)

解体中の熊野交通の社屋=6月26日、新宮市徐福
2017年07月01日
5 木本の初勝利遠く 熊野市ラグビーフェス (東海大仰星が市長杯2年ぶり5度目の優勝)
2017年07月01日
6 中西君(新翔)2位、小林君(新宮)3位入賞
 近畿高校レスリング選手権  
2017年07月01日
7 アルマボーラ初の関西大会へ
 県少年サッカー選手権  
2017年07月01日
8 がんと喫煙の決算報告書 新宮信用金庫記念講演で奥仲哲弥さん 
2017年07月01日
9 新正副議長が決まる  新宮市6月議会が閉会  
2017年07月01日
10 一針一針大切に  フランス刺繍作品展  (那智勝浦町 )
2017年07月01日
11 楽しく泳力身に付ける  熊野川小児童がプール指導  (新宮市 )
2017年07月01日
12 本公演に向け練習 緑丘中で人形浄瑠璃ワークショップ 
2017年07月01日
13 地域把握し絆つなぐ  陸上自衛隊が水泳や漕舟訓練  (那智勝浦町 )
2017年07月01日
14 救命法の講習会も  三尾川小で授業参観  (古座川町 )
2017年07月01日
15 強調月間活動3日に実施  社明運動串本推進委が総会  (串本町 )
2017年07月01日
16 今年も住崎にささ飾り設置  串本海中七夕祭り始まる  (串本ダイビング事業組合 )
2017年07月01日
17 ネジバナ咲く  新宮市南谷で  
2017年07月01日
18 お悔やみ情報