ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:12件の記事がありました
【検索ステータス】 
2017年01月14日
1 360人が熊野を満喫
 新宮港に「にっぽん丸」  

 大型客船「にっぽん丸」(全長166・6㍍、2万2472㌧)が13日午前11時ごろ、新宮市の新宮港4号岸壁に入港した。広島県の鞆の浦港から乗船してきた観光客360人は、バスやタクシーに乗り込み、熊野三山などへ向かった。同日午後6時出港する。

 今回のクルーズ名は「にっぽん丸で航く初春の宝船瀬戸内海クルーズ」(4泊5日自主クルーズ)。次は横浜港。熊野地方で用意されたオプショナルツアーは▽ようこそ文学と童謡のふるさと新宮へ~児童と一緒に童謡を唄おう!~▽熊野本宮大社で正式参拝と新宮の銘店「かわゐ」での昼食▽世界遺産花の窟・熊野古道と高級魚クエ鍋・熊野の食材料理▽世界遺産・熊野那智大社と海に浮かぶホテル「ホテル中の島」でくつろぎのひと時。

 船内で開かれた歓迎セレモニーで田岡実千年市長は「新宮は世界遺産・熊野の玄関口。魂の古里、よみがえりの地として知られている熊野を出港までの間、堪能していただければ」。久保滋弘船長は「満員のお客を連れて『にっぽん丸』が帰ってきました。短い時間ですが、観光、グルメと存分に楽しめると期待しています。今後何度も寄港すると思いますので、よろしくお願いします」とあいさつした。

(2017年1月14日付紙面より)

入港する「にっぽん丸」=13日、新宮港
太鼓演奏で乗客を歓迎する三輪崎保育園児
2017年01月14日
2 いざ、センター試験へ
 新高、近大生徒らが出発  (新宮市 )

 14日(土)、15日(日)に行われる平成29年度大学入試センター試験に向けて、新宮市の二つの高校の生徒らは13日、試験会場の和歌山市へ出発した。

 和歌山県立新宮高校(畑伸憲校長)は3年生240人中68人が受験。バス2台で出発した。正門玄関前には「新高生の健闘を祈って起これり我等雄叫び挙げて」と書かれた立て看板が立てられた。教職員や保護者らに見送られ、生徒たちは校舎を後にした。

 宇戸博一教頭は「土日は寒いので体調に気を付けてほしい。会場が遠く、バスで移動しなければならないなどのハンディもあるが、普段の力を発揮できるように頑張ってほしい。健闘を期待している」と話していた。

 近畿大学附属新宮高校(川合廣征校長)は、3年生128人中78人が受験。JR新宮駅前では川合校長が「『受験は楽しむ、力を出し切る、最後まで諦めない』の三つを覚えておいてほしい」と激励し、生徒らの健康を気遣った。宮本俊子・進路指導部長はJR新宮駅に書かれた応援メッセージなどに触れ「皆さんの気持ちがありがたい。その気持ちが生徒の支えになってくれればと思う」と話し「試験に関しては今までやってきたことを発揮してほしい」とエールを送った。

 今年のセンター試験志願者数は、前年より1万2198人増の57万5966人。和歌山県の試験場では3725人が受験する。初日は「公民」「地理歴史」「国語」「外国語」、2日目は「理科」「数学」が行われる。

(2017年1月14日付紙面より)

立て看板の前で集合写真を撮影=13日、新宮市神倉の県立新宮高校
激励を受ける近大新宮高校の生徒ら=13日、新宮市徐福のJR新宮駅
2017年01月14日
3 親子で正月遊び楽しむ
 宇久井保育所の保育参観  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井保育所(八木隆子所長)は11、12の両日、4、5歳児の保育参観を実施した。

 保育参観は、年5回行われている。今回は、日本に古くから伝わる遊びを親子で体験し、楽しむことを目的としている。11日は5歳児、12日は4歳児が対象。3歳児の参観は18日(水)に、1、2歳児は20日(金)に行われる。

 11日は5歳児25人が、保護者と一緒にオリジナルかるたを作った。自作することで、文字や言葉を覚えてもらう狙いがある。園児たちは保護者と一緒に考えた言葉を書き込み、それに合わせた絵も描いた。

 12日は4歳児21人がブンブンごま(こまに輪っか状のひもを通し、ひもをねじって引っ張ることで回すこま)を作った。親子でこまに色を塗り、回して色や模様の変化を楽しんだ。

(2017年1月14日付紙面より)

親子でかるた作りを楽しむ=11日、那智勝浦町立宇久井保育所
保護者からこまの回し方を教わる園児=12日、同保育所
2017年01月14日
4 ご当地鍋2種、全国に挑む 商工会が鍋グランプリ出品 (串本町、古座川町)

 埼玉県和光市で28日(土)、29日(日)に開かれる大会「ニッポン全国鍋グランプリ2017」に串本町のご当地鍋「しょらさん鍋」と古座川町の同「郷土料理うずみ鍋」が出品される。いずれも地元商工会関係の挑戦で、それぞれに準備を進めている。

 この大会は和光市商工会を軸に年1回開かれているご当地鍋日本一決定戦。来場者投票でグランプリをはじめとする各賞を決める内容で、前年度は約14万人の来場を集めた実績がある。本年度も60種類の鍋が出品される計画で、和歌山県からは上記2種類の鍋が選ばれている状況だ。

 串本町のしょらさん鍋は「本州最南端の火祭り」の振る舞い鍋としても知られる漁師鍋で、特産のトビウオを主体にした魚肉つみれと白菜やネギのみそ汁という素朴な味わいを特色とする。ご当地に根付いた食文化で一定の認知度も得ているという点で応募が認められた。

 会場に赴くのは職員の中西啓滋さん(31)と宮本歩さん(27)、青年部部員の松下修也さん(41)の3人。会場では500杯を大会規定最下限額の一杯300円で販売するそうで、振る舞われることの多い鍋を販売に見合う形にするため、潮岬観光タワーレストラン料理長大橋究未さんの協力を得て内容を検討している。

 中西さんは「過去に日高川町商工会さんがクエ鍋で優勝した経緯があり、大会があるのは知っていた。今回は古座川町商工会さんも挑戦すると聞き、串本町商工会も商業振興部会内で振興の必要性を話し合うさなかなので、まずは自分らの力だけでどこまでできるのかを試すつもりで申し込んだ」と出品のいきさつを語り、「何分初めての挑戦なのでどうなるか見当もつかないが、全国の皆さんの反響を見ていい意見があれば大橋さんに伝え、しょらさん鍋の形を崩すことなくさらに良くして振興する方法を次の段階として考えたい」と先々の展開を見通した。

 鈴木和夫事務局長は「若い職員が持ち込んだ挑戦。しょらさん鍋は素朴な味わいなので全国の名だたるご当地鍋には到底かなわないだろうが、出品により何かしらの糸口は得られると思う。若い世代が育ついいきっかけになることを願って見守りたい」と話した。

 古座川町の郷土料理うずみ鍋は同町商工会全国展開事業の一環で出品される。

(2017年1月14日付紙面より)

振る舞い鍋としても知られる串本町の「しょらさん鍋」(串本町商工会提供)
2017年01月14日
5 二階幹事長に早期完成を要望  湯川田原間道路建設促進協議会  
2017年01月14日
6 16人の委員を委嘱  第1回新宮市健康づくり  
2017年01月14日
7 笑顔で読み聞かせ  井関保育所に「よむよむ」  (那智勝浦町 )
2017年01月14日
8 写連紀南支部が総会  事業報告や決算など承認  
2017年01月14日
9 気軽に、楽しく親しもう 南紀国際交流協会、本年度英会話講座始まる 
2017年01月14日
10 倒木で通行止め  熊野古道「大門坂」  
2017年01月14日
11 300㌔超マグロで活気  勝浦漁港で今年最大  
2017年01月14日
12 お悔やみ情報