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2023年01月31日
1 子どもの今と未来のため 新宮信金経営者塾100人会「紀蹴カップ」 

 新宮信用金庫経営者塾100人会(野中亮伸会長)は28日、新宮市佐野のやたがらすサッカー場と市民グラウンドで「紀蹴(きしゅう)カップ」を開いた。会場には、さまざまなブースが並び、12チームが熱戦を繰り広げたサッカー大会が行われるなど、大勢の家族連れでにぎわった。

 「子どもたちの今のために、みんなの未来のために」をテーマに地域の企業が協力。大人たちが力を合わせて地域のために一つになり子どもたちの今や未来のために願いを込めて3年前に企画したが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止となっていた。

 開会に当たり野中会長が、開催に協力した関係者らに感謝を伝え「大会を通じて各チームとの交流を図り、今後につなげていってください」とあいさつした。

 会場ではサッカー体験ブースの他、地元店舗の弁当や地元名産品の販売ブース、バルーン遊具や輪投げ、射的などのアトラクションが楽しめる催事ブースが設けられ、クラブハウス前では車やドローンの展示コーナーもあった。

 来場者は各ブースを回ってさまざまなゲームに挑戦し、楽しいひとときを過ごした。サッカー大会では、各チームがリーグ戦やトーナメントを行い、熱戦を展開した。

 市内から訪れた藤野満さん(37)は「サッカーをしているおいっ子の応援に来ました。子どもたちが遊べるコーナーがたくさんあって、満喫することができた。コロナ禍ではあるが、少しでもイベントを開けるような日が訪れてくれれば」と笑顔を見せていた。

(2023年1月31日付紙面より)

さまざまなブースを巡る来場者=28日、新宮市佐野
野中亮伸会長があいさつした
2023年01月31日
2 冊子を届けて生徒らと交流
 在名古屋トルコ総領事来校  (串本古座高校 )

 在名古屋トルコ共和国総領事館のウムット・リュトフィ・オズテュルク総領事(45)が27日、県立串本古座高校を訪問し図書の寄贈や生徒との交流に臨んだ。

 トルコ共和国のイスタンブール高校と2017年度に姉妹校提携をし、本年度も新たに2校とオンラインによる生徒交流を重ねた同校。オズテュルク総領事はその姿に感銘を覚え、生徒とじかに話しいっそうの交流促進を図りたいという思いで同校訪問を決め自身の外交日程に組み込んだ。

 同校からは榎本貴英校長と生徒交流に臨んだ雑賀和さんら2年生7人が来校を歓迎。オズテュルク総領事は日本トルコ文化協会が日本トルコ友好120周年記念で発行した冊子「絆」(A4判83㌻)100冊の寄贈を申し出て友好にかける思いや交流の良さを伝え、以降はトルコのお勧めの場所や文化面で気を付けるべきこと、樫野のように地域単位で日本と強く結び付いているまちはあるかなど生徒一人一人の質問に気さくに答えるなどして親交を深めた。

 生徒との交流を経てオズテュルク総領事は「互いの先祖がつくった友好を次の世代につなげることは私たちの義務」と語り、今回の温かい雰囲気での交流に感謝。榎本校長も「総領事から優しい人柄で温かいお言葉を頂き、生徒も良い時間を過ごせた」と感謝し、両国の生徒同士のつながりの継続を願って締めくくった。

 代表して冊子を受け取った雑賀さんは「読みやすいので、弟や妹など小さい子にも渡してトルコと串本の絆が深まったらいいなと思う」とコメント。冊子は両国の友好をマンガや記述で伝える内容で、同校は数があるため串本町内の小中学校とも共有するという。

 今回の寄贈と親交についてオズテュルク総領事は「生徒は私たちにとっての未来。冊子は両国友好120周年で少年のために発行され、少年に興味を持たせる本として贈りたいと思った。両国の絆がより強まり、少年同士の交流がこれから増えていくことを望む」と話した。

(2023年1月31日付紙面より)

雑賀和さんに冊子を託すオズテュルク総領事=27日、県立串本古座高校
2023年01月31日
3 良い年となるよう願う
 加寿地蔵尊「はつじぞう」  (那智勝浦町 )

 加寿(かす)地蔵尊世話人会(中田勝康代表)は28日、熊野古道駿田峠の中腹にある、那智勝浦町湯川の加寿地蔵尊で、「はつじぞう」を営んだ。地域住民など多数が参拝、良い年となるよう願った。

 加寿地蔵尊はおよそ千年前、熊野詣での途中に駿田峠で命を落としたといわれる姫を祭っている。名前は歌子姫と伝わっていたが、酒かすを供える風習があったことから、「粕(かす)地蔵」が転じて「加寿地蔵」と呼ばれるようになった。

 「はつじぞう」では、加寿地蔵尊が納められたほこらの前で、神事が行われた。約20人が参列する中で、中田代表や修験者の富岡秀清さんが般若心経を読経、地蔵尊の真言も唱えた。同世話人会の平野恵子さんによる、横笛の奉納もあった。参列者は線香を供え、熱心に祈っていた。ほこらは谷を下り山を登った先にあるため、そこまで行けない高齢者などは手前の拝社(おがみやしろ)に参列していた。

 神事の後は、おみくじが配られた。中田代表は「自分の知らないこと、気付かないことを神仏に教えてもらうもの」と説明。参列者はおみくじを開き、メッセージ調の内容をかみしめていた。ぜんざいや茶がゆの振る舞い、餅つきもあり、にぎわいを見せていた。

 中田代表は「新年になり、新しい展開になるかも。良い方向に向かっていけばうれしい。今日は有田市からのお客さんもあるなど、たくさん来てくれてありがたい」と話した。

 なお、拝社などが置かれた加寿地蔵尊の広場の周囲には、多くのサクラが植樹されている。このため、地域住民が花見を楽しめるようにと、普段は施錠されている広場を3月から1カ月、開放するという。

 また、3月18日(土)の午前10時からは、桜まつりの開催を予定。餅つきや踊り奉納、植樹祭などの実施を考えている。このため、歌や踊り、演奏の奉納を希望する個人や団体、出店希望者を募集する。問い合わせは、加寿地蔵尊世話人会(電話0735・52・3071)。

(2023年1月31日付紙面より)

読経を行う中田勝康代表(前右)と富岡秀清さん(前左)=28日、那智勝浦町湯川の駿田峠の加寿地蔵尊
2023年01月31日
4 榎本健治氏がトップ当選
 投票率は新町発足後最低に  (紀宝町議選 )

 任期満了に伴う紀宝町議会議員選挙は29日、投開票が行われ、新議員11人の顔ぶれが決まった。前回(2019年)の無投票を受けて、今回から2減の定数11になり、立候補した12人のうち、現職9人、元職1人、新人1人が当選した。

 当日有権者数は8888人で、投票率は新町発足後、過去最低の58・56%だった。町議選投票率は07年が84・12%、11年が79・90%、前々回の15年は73・41%。今回は、前々回を14・85㌽下回った。

 8年ぶりの今回は現職10人、元職1人、新人1人が舌戦を展開。大雪に見舞われた日もあったが、少子高齢化、地域経済の活性化、教育、福祉など諸問題解決に向けた激しい選挙戦を繰り広げた。

 開票は各陣営の関係者が見守る中、午後8時10分から町生涯学習センターまなびの郷で始まり、9時30分に終了。当選した候補者の事務所では大きな拍手が起こった。

 トップ当選した現職の榎本健治氏(46)は「予想以上の得票を頂き、身の引き締まる思いがしています。選挙戦で各世代から頂いたさまざまな声をしっかりと形にして、仕事で恩返しをしたい」と述べた。

(2023年1月31日付紙面より)

トップ当選した榎本健治氏(左から2人目)=29日、紀宝町鵜殿

2023年01月31日
5 潮岬灯台の価値を明瞭に  クルーズ体験や講演会で  (串本町 )
2023年01月31日
6 より良い教育指導とは  小中教員の研究発表会  (王子ヶ浜小 )
2023年01月31日
7 御燈祭りの紙芝居  学校運営協議会が朗読  (神倉小学校 )
2023年01月31日
8 オルガンと歌声に会場沸く  新春コンサートに600人  (新宮市 )
2023年01月31日
9 政策実行し町民の声届ける  新議員11人に当選証書  (紀宝町議選 )
2023年01月31日
10 鬼の面作り楽しむ  中央児童館で節分企画  (新宮市 )
2023年01月31日
11 お悔やみ情報
  
2023年01月21日
12 幸福を招く縁起物
 節分前に「吉兆」作り  (熊野速玉大社 )

 節分(2月3日)を前に、新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)では、縁起物の「吉兆(きっちょう)」作りが大詰めを迎えている。上野宮司をはじめとした同大社職員や巫女(みこ)、敬神婦人会のメンバーらが今月10日ごろから制作に取りかかっていた。大(約80~90㌢)200本、小(約50㌢)800本を20日から同社で販売しており、希望者には郵送する(送料別、着払いのみ)。また、今年は特大(約100㌢)も数十本用意。特大に関しては郵送不可。

 「吉兆」は「良いことの兆し」の意味があり、古い信仰では、「お正月様(年神)」が「今年は豊年、凶事・疫病の起こらぬ良い年」と祝福したことから、この福神を迎えた木のことを「吉兆」という。

 大社境内の山林で採ったヤナギの枝を上野宮司が剪定(せんてい)して束ね、大福帳、小判、お守り、タイなどの小物をくくり付け、仕上げに直径約2~3㌢の赤、白、青、紫などの「もち花」を付けた縁起物。

 ヤナギはその生命力の強さ、力強さなどから福神が宿るとされている。節分に飾ると商売繁盛、家内安全などの幸福が訪れると信じられている。

 吉兆は2月3日(金)の節分祭でも授与するが、人気があり午前中で売り切れてしまうことも。値段は大が3000円、小が1800円。郵送希望者は同大社に(電話0735・22・2533)で問い合わせを。なお、特大は5000円となっている。

 今年の節分祭は、午前10時から「お焚き上げ」を開始。午後8時まで。「追儺式」は午後7時から。新型コロナウイルス感染症の状況にもよるが、鬼が登場し福豆をまく。

 厄よけ祈とうは午前9時から午後8時まで。参拝の際はマスク着用などの感染対策に協力を。

(2023年1月21日付紙面より)

大詰めを迎える「吉兆」作りの様子=20日、新宮市の熊野速玉大社
色鮮やかな吉兆
2023年01月21日
13 「はだかの王様」の人形劇
 劇団すぎのこが巡回公演  (太地こども園 )

 太地町立太地こども園(森尾扶佐子園長)で19日、「劇団すぎのこ」による巡回公演が開かれた。3~5歳児36人が「3匹のヤギ」や「はだかの王様」を観賞した。

 公益財団法人すぎのこ芸術文化振興会が実施する公演。1964年に誕生した同法人は、どんな山あい、島しょ・へき地、小規模施設の子どもたちにも生の舞台のぬくもりを届けようと活動を続けている。

 園児たちは開演前から「面白そう」「映画館みたいだね」とドキドキワクワク。アンデルセン童話でおなじみの「はだかの王様」では、「美しすぎて愚か者や悪い子には見えない服」という詐欺師の口車に乗せられた王様や周囲の人々を人形たちが演じた。生き生きと歌ったり踊ったりする人形たちに、園児たちもクスクス笑い声を上げて楽しんでいた。

 劇の終わりには「3匹のヤギで、トロルの声が面白かった」「迫力があった」などの感想が聞かれ、人形とハイタッチをしていた。

(2023年1月21日付紙面より)

人形劇を観賞する園児たち=19日、太地町立太地こども園
人形とハイタッチ!
2023年01月21日
14 従業員の多幸など願う
 県労働基準協会が安全祈願祭  (新宮市 )

 (公社)和歌山県労働基準協会新宮支部(支部長=堀起佳・新宮鉄工所社長)・安全衛生部会(部会長=萩原信也・㈱小森組常務取締役)の会員らは18日、新宮市の熊野速玉大社で令和5年安全祈願祭を執り行った。約30人が参列し、従業員の安全や幸福を願った。

 同協会は、労働基準法・労働安全衛生法等関係法令の普及に努めるとともに、労働条件の確保・改善のための啓発や相談、労働者の安全確保と健康確保のための啓発活動を展開し、事故や災害防止に寄与すること、また、勤労者の福祉の向上に寄与することを目的としている。

 県内に五つの事務所があり、新宮市清水元に事務所を置く新宮支部では、約350の会員を擁している。

 安全祈願祭では、神職の祝詞に続いて堀支部長や新宮労働基準監督署の嶋本輝樹署長、萩原部会長らが玉串を奉てんした。

 祈願祭後は同市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」に場所を移し、新宮労働基準監督署の乾孝行監督・安衛課長が安全衛生講話を行い、労働災害発生状況や法改正のポイントなどを説明。会員らは労働災害防止のため学びを深めた。

 安全祈願祭の斎行に当たり、堀支部長は「コロナ禍になって3年余り。日常の生活や行動、働き方などに変化をもたらしているが、この1年が安心安全で良き年であることを願っています」と協会の運営に協力を求め、嶋本署長は「今年のえとであるうさぎにあやかり、家内安全・労働安全に努めつつ、さらなる飛躍と向上の年になれば」などとあいさつした。

(2023年1月21日付紙面より)

安全祈願祭に参列した皆さん=18日、新宮市の熊野速玉大社
約30人の会員が参列し、1年の安全や幸福を祈願した
2023年01月21日
15 大学との共創で課題解決
 和大と連携協力協定締結  (串本町 )

 串本町と国立大学法人和歌山大学が19日、連携協力に関する包括協定を締結した。当面は防災、次世代人材育成、教育の各分野と行政課題解決に主眼を置いた連携を推し進め、町域における教員や学生の活動促進を図るため旧同町役場古座分庁舎内にあるコワーキングスペースの同協定に基づく活用を模索するという。

 この協定は、双方の継続的連携による地域発展と学術振興、ひいてはその成果を受け継ぎいっそう進展させる人材の育成が大枠の目的。同大学は県内で同町を含め7自治体とこの協定を締結しているが、現任の伊東千尋学長にとっては今回が初の締結で相応に思い入れも深まる状況となっている。

 この日は同町役場本庁で調印式があり、町側から田嶋勝正町長と平井治司副町長、総務課の杉本隆晴課長、企画課の名田倍也課長、大学側から伊東学長と紀伊半島価値共創基幹(通称・Kii―Plus)の小川雅則特任教授、有馬専至特任参事、西川一弘准教授、木皮享地域連携マネージャーが出席。田嶋町長と伊東学長が協定書2通に署名をし、発効させた。

 基づく第一歩を踏み出すに当たり田嶋町長は「高速道路やロケット、南海トラフ巨大地震など、いい材料もつらい材料もある中、継続的に町を運営していくためにクリアしなければならない課題はたくさんある。(和大の)先生方の力をお借りして、これら問題点を解決していきたい」とあいさつ。伊東学長は「今の社会をきっちり守る活動の先で可能性ある未来に向け大学の力を使っていただければ」と応え、目指す地域創生の考えを掲げて「この協定でパートナーシップを明確にし、共に明るい未来をつくるため足並みをそろえて活動したい」と意気込んだ。

 同大学は締結前よりマナビィスト支援セミナー・企画ゼミ〈紀南の部〉や串本古座高校地域協議会の「出張!和大くろしお塾」、町立潮岬中学校における仕事人ワークショップや町スクールバス津波防災プロジェクト会議などで複数の教員が同町に貢献してきた実績があり、これら連携に要する滞在を長期化しやすくすると同時に大学の存在感を強める意味でも同スペースを現地拠点の一つとして位置付けたい考え。

 その点について伊東学長は「(教員だけでなく)南紀に出る学生も増える中、コワーキングスペースを使えば滞在時間を長く取れるようになりフィールドワークの成果も上がる。地元に大学生が顔を出す機会も増え、このことは南紀にも良い効果を与えると思う」と展望を思い描いた。

(2023年1月21日付紙面より)

連携協力に関する包括協定を締結した田嶋勝正町長(左)と伊東千尋学長=19日、串本町役場
2023年01月21日
16 優勝は藤本さん(男性)、戸石さん(女性)
 那智勝浦町体協グラウンドゴルフ部新春大会  
2023年01月21日
17 音楽に合わせて体動かす
 初めてのリズムトレーニング学習会  (神倉少年野球クラブ )
2023年01月21日
18 宇久井が県大会へ
 サッカーJA全農杯東牟婁予選  
2023年01月21日
19 薬物乱用の危険を学ぶ  外部講師招き特別講座  (神倉小学校 )
2023年01月21日
20 「ここ一番」のために大事なこと  新年特別講演会で小林祐梨子さん  (新宮市 )
2023年01月21日
21 ゆらゆらだるまで福笑い  すくすくワークショップ  (那智勝浦町 )
2023年01月21日
22 もみすり~精米を経験  高池小の5年生10人ら  (古座川町 )
2023年01月21日
23 恒例の「手のひら体操」も  今年最初の「カフェいっぷく亭」  (紀宝町 )
2023年01月21日
24 活動再開のきっかけにも  いきいきサロン代表者交流会  (紀宝町 )
2023年01月21日
25 入学に向け友達と交流  2年ぶり人権フォーラム  (矢渕中学校区 )
2023年01月21日
26 職場体験や修学旅行を報告  宇久井中で総合学習発表会  (那智勝浦町 )
2023年01月21日
27 ママも子どもも笑顔になる「疲れない食育」
 【第57回】お鍋は食育の宝庫!  

 寒い日が続きますね。わが家では毎年冬になるとどうしてもお鍋の回数が多くなり、「またお鍋?」と子どもに嫌がられてしまいます(笑)。あの手この手でお鍋のスープの味を変えたりしながら、お鍋を出しています。洗い物も少ないし、材料を切って入れるだけだし、お鍋は忙しいお母さんの味方ですね。

 そして、安心してください。お鍋でも食育はできます! むしろ食育の宝庫です!

 基本的に何を入れてもいいわけですから、お買い物で食材を選んでもらうのもお勧めです。葉野菜だけでも、白菜や水菜・キャベツなど色んな種類がありますよね。そして、大抵野菜は冬野菜になります。材料をカットするのを手伝ってもらってもいいと思います。包丁を使わせるのが心配な幼児の場合は、手でちぎってもらってもいいと思います。また、小学生から中学生くらいであれば、白菜のそぎ切りを教えてあげるというのもお勧めです。断面積が大きい方が、味がしみやすいということが分かるはずです。

 また、食べるときでもいいのですが、冬野菜のすごさをぜひ教えてあげてください。例えば、白菜やキャベツ・春菊などは冬の代表格。土の上にできる野菜だから、冬の寒さで凍ってしまわないように水分量を減らして、糖を蓄えているので、よくかむと甘みを感じることができます。さらに、土の中にできる、大根やニンジン、ゴボウなどは体を温めてくれる野菜です。もちろんショウガもそうです! こういった会話をするだけでも、とても良い食育になります。

 鶏団子やつみれを一緒に作ってもいいですし、野菜の型抜きや、シイタケの飾り切りを経験させるのもお勧めです。最後に〆(しめ)の雑炊を作る時も、食育になります。わが家では必ずお米を洗うのですが、皆さまのお宅はどうでしょう? 私は娘に「お米を洗ったほうが、周りのぬめりが取れてサラサラの雑炊になって、スープの味がよくしみ込むよ」と伝えています。でも、洗わずにとろとろの雑炊が好きという方もいらっしゃいますよね。私は、食育で大切なのは「自分の家では洗うけど、洗わずに作るお家もある。洗ったらサラサラになって、洗わないとトロトロになる」ということを教えてあげることではないかと思うのです。お鍋の雑炊の醍醐味(だいごみ)は、お米を洗うかどうか、ではなく、野菜やお肉・お魚から出ただしを最後まで味わうことですよね。お米は洗っても洗わなくてもいいわけです。でも、洗って作ることもある、ということを知っていることが大切だと思うのです。お鍋一つとっても、色んな種類があって、いろいろな作り方があります。地域によっても食べるお鍋もさまざまです。それを知るだけでも、子どもたちにとってはとてもいい勉強になります。

 お鍋がおいしい季節。ぜひお鍋を通して食育してみてください。そして、ご飯作りも楽に、笑顔でお鍋を囲んでください。それこそが最高の食育であることは言うまでもありません。

(2023年1月21日付紙面より)

2023年01月21日
28 お悔やみ情報
  
2023年01月19日
29 100台を無償貸与
 戸別受信機希望者169人  (新宮市 )

 防災行政無線戸別受信機の配布を進めている新宮市は17日、戸別受信機無償貸与者を決定する抽選を市役所で行った。田岡実千年市長がパソコン上で抽選のボタンを押し、本年度の貸与者を決定した。

 近年、激甚化・頻発化している大規模災害に対して、防災情報を速やかに取得してもらうことを目的に実施。防災行政無線放送の「聞こえない」を少しでも解消するため、本年度は「防災行政無線システム改修事業」として約4742万円が計上。うち、約700万円が戸別受信機無償貸与に充てられる見込みとなっている。

 このたびの無償貸与の対象者は▽身体障害者手帳(1級・2級)の交付を受けている者▽療育手帳(A判定)の交付を受けている者▽精神障害者保健福祉手帳(1級)の交付を受けている者および自立支援医療費の支給認定を受けている者▽介護保険要介護3以上または要介護2で認知症がある者▽指定難病やその他、常時特別な医療などを必要とする在宅療養者―で1058人(2022年12月7日現在)。昨年末から1月13日にかけて貸与希望者を募り、169人から申し込みがあった。

 本年度の貸与予定数100台を超える申請があったため、このたびの抽選に至った。なお、本年度の抽選から外れた人は、優先的に来年度以降の抽選対象となる。希望台数に満たない場合は「固定電話がなく、かつ携帯電話を所有する人がいない世帯の世帯主」も条件に付し希望者を募っていくという。

 田岡市長は「希望者が貸与予定数よりオーバーしてしまい、抽選となって申し訳ない。外れてしまった人に対しては、来年度に対応させていただけると思っている」と話している。なお、抽選の結果は近日中に郵送で通知。戸別受信機の設置は2~3月にかけて実施していくという。

  □     □

■メール配信サービスなど利用を

 市では、気象条件などによって防災行政無線放送の内容が聞き取りにくい場合のために、メールや電話、FAXの配信サービスや、放送内容をツイッターで同時配信するサービスなどを展開している。各種サービスについての問い合わせは市防災対策課(電話0735・23・3333、内線4203)まで。

(2023年1月19日付紙面より)

田岡実千年市長(右から2人目)が抽選で無償貸与者を決定した=17日、新宮市役所
2023年01月19日
30 新年の集いで誓い新た
 新宮支部が安全祈願祭など  (県自動車整備振興会 )

 和歌山県自動車整備振興会新宮支部は17日、新宮市五新の新宮自動車整備工業協同組合で「新年の集い」を開いた。会員ら約25人が出席。業界の振興・発展を願うとともに安全を祈願した。

 同整備振興会は、自動車社会における整備事業の公共性と責務の重大性を認識し▽公平誠実な応接▽公正明朗な取引▽優秀なサービスの提供―などの信念と意識を持って、事業経営を行い顧客および社会に対する責任を果たすことを目的に1952年に設立。県内7協議会で2022年4月現在、会員数は944人となっている。

 開式に当たり、久保正彦理事長が、1月からスタートした電子車検証、24年10月から開始する自動車の電子的な検査(OBD検査)、今年10月からのインボイス制度などに言及し「整備業界も大きく変化し、ペーパーレス化やデジタル化が一層推進され、対応が求められている」とあいさつ。

 「今年はうさぎ年。飛躍の1年であるよう、会員一丸となって躍進したい。業界が目まぐるしく変化するがお体に気を付けていただき、ご活躍を」と呼びかけた。

 田岡実千年市長は「高い技術を持って地域住民が安全で快適に運転ができることにご貢献いただいている」と感謝。現在整備が進む紀伊半島一周高速道路の現状に触れ「早ければ令和10~12年ごろには実現いただけるのではと希望を持っている。車での長距離移動も増えると思う。引き続き技術を最大限に発揮していただければ」とあいさつした。

 田原正士新宮警察署長は「飲酒運転の横行、高齢者の交通事故防止対策も重要課題。交通事故のない安全なまちづくりのため、皆さまとの連携をさらに強化していきたい」と協力を求めた。

 交通講話では、嶝口知宏交通課長が管内の交通情勢や、同署の取り組みなどを説明した。

 閉会後、会員らは熊野速玉大社に移動し、1年の安全を祈願した。

(2023年1月19日付紙面より)

約25人の会員が出席した=17日、新宮市五新の新宮自動車整備工業協同組合
久保正彦理事長
2023年01月19日
31 落語と紙切り楽しむ
 本格公演を生徒が鑑賞  (熊野川中学校 )

 文化庁が行う事業として、本格的な「落語と紙切り」の公演が16日、新宮市立熊野川中学校(松本潤校長)であった。全校生徒25人が参加、プロによる演芸を楽しんだ。代表生徒6人による、紙切りの実践もあった。

 文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」として実施した。公演に先立ち昨年の12月14日に、ワークショップ(事前学習会)を開催。生徒らは落語や紙切りについての予備知識を得た上で、公演に臨んだ。新宮市立熊野川小学校(山本佳人校長)の3年生から6年生の23人も観覧に訪れた。

 公演ではまず、桂小南さんが、落語について説明。「話を聞いて想像し、頭に絵を描いて笑ってもらう」「1人で2人3人の役をやる」「手ぬぐいや扇子で物を表現する」などを語った。

 林家二楽さんが、紙切りを披露した。軽妙な小話で場をつなぎながら紙を切り、作品を見せた。生徒のリクエストにも即興で対応。見事な出来栄えに、児童生徒の歓声が湧いた。

 「紙切り大喜利」では、代表生徒6人がステージ上で、ワークショップの際に出されていた「山の物」の紙切りに挑戦した。「クマ」「サル」「キノコ」などを切って作り、称賛の拍手を浴びた。

 桂さんと林家さん2人の紙工劇落語「牛ほめ」もあった。桂さんの落語に合わせ、その場面を林家さんが紙切りで作り、スクリーンで映し出した。会場では大きな笑い声が響いていた。

 3年生の松本友惺(ゆうせい)さんは「本格的な落語は今まで見たことがなかった。落語を何年もやってきただけあって、面白かった。紙切りも本当にうまくてすごいと思った。良い経験になった」と述べた。

 同事業は、日本の一流の文化芸術団体に、小中学校などで公演してもらうもの。子どもらが優れた舞台芸術を鑑賞する機会を得ることにより、発想力やコミュニケーション能力の育成、将来の芸術家の育成や芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的としている。

(2023年1月19日付紙面より)

代表生徒6人が紙切りに挑戦した=16日、新宮市立熊野川中学校
2023年01月19日
32 頂いた命を無駄にしない
 宇久井小でジビエ出前授業  (那智勝浦町 )

 和歌山県は現在、県内323校の小中学校や特別支援学校の給食に、「わかやまジビエ」(シカ肉、イノシシ肉、ジビエソーセージ)を提供している。那智勝浦町立宇久井小学校では17日、給食提供に先立って県による出前授業があり、5年生23人が学習やレザークラフトに取り組んだ。

 県畜産課の上田雅彦課長補佐は「ジビエは狩猟で手に入れた野生動物の肉を指すフランス語。昔の日本では猟師が食べるのに必要な分だけ捕っていたが、現代では野生動物による農作物の獣害が多く発生するようになった。和歌山県ではその対策で捕獲したシカやイノシシを食資源や観光に生かそうと取り組んでいる」と解説した。

 レザークラフトにはレタメロディア(有田川町)の中井謙次朗さんが協力。那智勝浦町を含む県内各地で生産されたシカ革(一部イノシシ革)を使い、児童とリス、ハリネズミ、ネコなどのキーホルダーを手作りした。

 中井さんは「革は猟師たちが命がけで捕獲した一頭一頭の動物の命を頂いてできている。以前は『いらないもの』として処分されていたが、僕たちがフランスのパリで展示会を開いた時には、『日本にしかないもの』と高く評価された。現在ごみになっているものも、視点を変えれば世界で通用するものになる。皆さんにはいろいろな文化や価値観に触れてほしい」と思いを伝えた。「革製品は長年使うと色が濃くなり、光沢が出てくる」と話すと、児童から「大切に育てる」と声が上がった。

 同校では20日(金)に、シカ肉を使ったベニスンシチューが提供される。亀井めぐさんは「ジビエは駆除した動物の肉を安く売っていると思っていたが、高級なものもあると知ってイメージが変わった。キーホルダーは、ランドセルに着ける。給食が楽しみ」と話していた。

(2023年1月19日付紙面より)

キーホルダーを作ったよ=17日、那智勝浦町立宇久井小学校
初めて加工したシカ革を見せる中井謙次朗さん
2023年01月19日
33 知らない人についていかない  全校児童対象に防犯教室  (神内小 )
2023年01月19日
34 新年最初の「あさなぎ市」  ぜんざいら振る舞いも好評  (熊野市 )
2023年01月19日
35 事前審査に現職、新人11人  町議選に向けて準備進む  (紀宝町 )
2023年01月19日
36 浸水被害の解消へ  日足宅地かさ上げ完了  (熊野川町 )
2023年01月19日
37 ど根性たちが季節を終える  アスファルトに咲く植物  (那智勝浦町 )
2023年01月19日
38 プレカットってなあに?  スギ材の「鏡餅」工作  (新宮市 )
2023年01月19日
39 群れで遡上し藻をつつく  池野山川下流域の「イナ」  (古座川町 )
2023年01月19日
40 講評交え入賞18作品発表  文化セで第4回短歌大会  (串本町 )
2023年01月19日
41 特賞~4等当選者決める  お年玉プレゼント抽選  (串本リリースタンプ会 )
2023年01月19日
42 お悔やみ情報
  
2023年01月12日
43 集中力向上と健康に一石二鳥?
 バランスボールを試験導入  (新宮市 )

 健康増進などを目的に、新宮市役所で11日からバランスボールの試験導入が始まった。約2カ月間の効果検証を経て、全庁的な導入について検討していくという。

 バランスボールは、椅子として使用することで骨盤周りを刺激したり、体幹部を鍛えたりするもの。腰痛予防や姿勢改善などにも効果があるとされており、全国各地の自治体ではバランスボールを椅子代わりに使用する試みが広がっている。

 県内では、田辺市が昨年2月に本格導入。腰痛に苦しむ職員が多く、また価格も数千円からと安いことから、自費購入すれば使用可能とした。

 新宮市では、健康意識の高い若手職員からの提案を受け、健康増進の一環として試験導入を決定。使用を希望する職員ら約10人が自費でバランスボールを購入し、椅子代わりにバランスボールに座りながら職務に励んでいる。

 試験導入に先立ち、昨年11月からバランスボールに座って公務に当たっている田岡実千年市長は「たまに腰痛があって周りに勧められた。(腰痛が)良くなった気がする。使い続けることでさらに楽になることを期待しています」。

 総務課行政改革係の玉井祐貴係長は「おなかに力が入って腹筋に良さそう。自身は腰痛はないが、ダイエット効果が期待できそう。姿勢が良くなることで集中力も高まるので職務にも集中できて一石二鳥だと思います。本格的な導入に向け、検証を行っていきたい」と話していた。

 全庁的な導入が決定すれば新年度からの開始で職員が自費で購入することになる。

 なお、バランスボールを導入する企業や自治体は増えており、スポーツ庁が従業員の健康増進のためにスポーツ活動の促進に取り組む企業を認定する「スポーツエールカンパニー2022」でも、バランスボールを取り入れた企業が含まれている。

(2023年1月12日付紙面より)

バランスボールに座って職務に当たる職員ら=11日、新宮市役所
2023年01月12日
44 「来年こそ」の思いで
 塩竈神社で「脊美祭り」神事斎行  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町浦神の塩竈(しおがま)神社(井谷正守宮司)で8日、伝統の「脊美(せみ)祭り」が営まれた。祭り関係者8人が参列し、商売繁盛や船の安全などを祈願した。

 脊美まつり保存会(会長=並川廣・浦神西区長)が祭りや歴史を継承し、古来捕鯨の歴史を持つ同区でセミクジラを模したわら製の「脊美」を縁起物として用いる祭り。過去には成人の儀式として行われていたとされている。長年、捕鯨文化を継承していることから2016年に日本遺産「鯨とともに生きる」に認定された。

 例年は、井谷宮司が「鬼」と書かれた的を矢で射抜くと同時に、3人の脊美子が取り付けられた脊美を一斉につかみ取り西区区民会館まで全力で駆け抜ける儀式や東区の勇義社(畑下圭喜社長)による勇壮な獅子舞奉納、脊美音頭などを披露しているが、近年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から規模を縮小し、神事のみ斎行している。

 厳かな雰囲気の中、井谷宮司が神事を執り行い祝詞を奏上。参列者が玉串をささげ、コロナの収束を願った。

 並川区長は「無事に滞りなく神事を終え安心した反面、3年連続の規模縮小は残念でなりません。脊美子を区民の皆さんが料理でおもてなしをすることが大きな祭典の一つ。『来年こそ』という思いを諦めず、通常の祭りができるよう願い継承していければ」と話していた。

(2023年1月12日付紙面より)

さまざまな思いを祈願し神事を執り行う井谷正守宮司(右)=8日、那智勝浦町浦神の塩竈神社
祭り関係者が玉串をささげた
2023年01月12日
45 皇后盃女子駅伝選手に選抜
 潮岬中3年・久保凛さん  (串本町 )

 皇后盃第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会の出場チーム情報が10日に発表され、串本町立潮岬中学校3年・久保凛さん(14)が前回に引き続き和歌山チームの一人として選抜されたことが公となった。同大会は15日(日)午後0時30分に京都市内で実施予定。久保さんは選考会の結果から3区を走ることになると見据え、本番に向けた調整に打ち込んでいる。

 この大会は、日本陸上競技連盟が女子陸上競技中・長距離選手の普及と強化育成を目的として年1回主催。西京極総合運動公園たけびしスタジアム京都(=陸上競技場)をスタート・ゴール地点とする42・195㌔コースを中学2年生~社会人選手9人でつなぐ内容で、3区と8区が中学生限定区間となっている。

 和歌山陸上競技協会は昨年11月26日に紀三井寺公園補助競技場で同大会選手選考会〈中学〉を実施。女子3000㍍種目には県全域から久保さんを含む16人が挑み、久保さんは記録9分44秒31で1位となった。

 2位に約32秒差をつけ、前回の選抜のきっかけとなった記録をさらに7秒68縮める好成績。久保さんは「ラストでもう少し上げられたかなと思う。自分としては十分納得できる結果です」と自負している。

 同協会は選考会上位3人を中学生選手として選抜していて、誰がどの区間を走るかは直前で決まるという。久保さんによると同大会中学生限定区間は3区がエース区間だそうで「前回は3区を走って区間10位だった。今回も選考会で1位だったので3区を走ることになると思いますが、区間3位以上になることを目指してチームに貢献できる走りをしたい。できれば区間賞を獲得したい」と意気込んでいる。

 同大会の様子はスタート15分前からNHKの総合テレビやラジオ第1で生中継、NHKプラスで同時配信される予定。

(2023年1月12日付紙面より)

皇后盃女子駅伝和歌山チーム選手として選抜された久保凛さん=10日、串本町潮岬
2023年01月12日
46 海への感謝を込めて
 恵美須祭りで浜を清掃  (新宮漁協 )

 漁業や商業の神の祭り「十日えびす」の日である10日、新宮漁業協同組合(中村誠二郎組合長)は、新宮市王子町の熊野恵美須(えびす)神社への参拝と海岸清掃を行った。組合員の約20人が参加、海上安全や大漁を祈願した後、王子ヶ浜に落ちたごみを拾い集めた。

 例年は「恵美須祭り」として、神職を招いての式典や、地域住民が参加する餅まきを行っていたが、コロナ禍の影響で昨年とおととしは中止。今年は、新型コロナウイルスの新規感染者が増加していることから、神職の出仕もなく組合員だけで参拝した後、王子ヶ浜を清掃、餅まきは中止とした。

 参加者は全員で参拝の後、ごみ袋を持ち王子ヶ浜へ。砂浜を歩き、ごみを拾い集めた。広範囲を歩き、重機に流木を積み込むなどして、黙々と作業していた。

 中村組合長は「新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、恵美須祭りにおける餅まきなどは中止することになったが、漁協の組合員から『海へ感謝の意味を込めて、組合員のみで王子ヶ浜の清掃活動を行ってはどうか』との提案があった。少人数での屋外での清掃活動であれば感染の心配も少ないと判断し、清掃活動を行うことになった」と経緯を説明。

 餅まきの中止にも言及し「コロナ禍が終わり、もう大丈夫となったら、餅まきを盛大にやりたい」と語った。

(2023年1月12日付紙面より)

参拝祈願する中村誠二郎組合長=10日、新宮市王子町の熊野恵美須神社
2023年01月12日
47 「紀宝町の花」咲き誇る  矢渕中近くにスイセン  
2023年01月12日
48 今年一年の平穏を祈願  初薬師、3年ぶりに餅ほりも  (紀宝町 )
2023年01月12日
49 前年度より110人増  年末年始の来館者数  (くじらの博物館 )
2023年01月12日
50 さまざまな人の立場になる  社協が那智中で福祉体験学習  (那智勝浦町 )
2023年01月12日
51 120点の力作展示  赤い羽根絵はがきコンクール  (新宮市 )
2023年01月12日
52 ヤブツバキが咲き始める  宇久井ビジターセンターで  
2023年01月12日
53 正月遊びを満喫  中央児童館でかるた大会  (新宮市 )
2023年01月12日
54 新園舎に元気な歓声響く  1号園児も加わり本格化  (くしもとこども園 )
2023年01月12日
55 お悔やみ情報
  
2023年01月08日
56 新年迎え、決意新た
 新宮商工会議所「新春年賀会」  

 新宮市井の沢の新宮ユーアイホテルで5日、新宮商工会議所(関康之会頭)の新春年賀会が開催された。同会議所役員ら約50人が出席し、新春をことほいだ。

 関会頭は冒頭のあいさつで「長かった新型コロナウイルスの影響から脱却する糸口がようやく見え始めたがコロナ前の状態にはまだまだ戻らず、加えて原材料費の高騰や大手チェーン店の出店、人口減少とそれに伴う人手不足、人材不足などにより地方経済を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いている」。

 「商工会議所として、諸問題に積極的に取り組み、『経営改善普及事業』をはじめとして、事業者に寄り添った伴走型の経営支援を引き続き行っていく」と誓いを新たに。

 また、紀伊半島一周高速道路の現状や今後の計画、新宮市の姉妹都市・名取市の名取老女が名取熊野三社を勧請(かんじょう)して今年で900年の節目を迎えることなどに言及。「当商工会議所は課題に前向きに取り組み、会員のための、また、地域のためになる商工会議所として、地域経済の発展に引き続き取り組んでいく所存。エンターテインメントの観点からも『熊野の魅力を再発掘』し、地域の活性化につなげてまいりたいと思っています」と力を込めた。

 来賓として出席した田岡実千年市長は「入国制限の解禁によるインバウンドの本格的な回復に期待し、2025年の大阪・関西万博に焦点を合わせて取り組んでいきたい。また、引き続き令和5年度もサイクルツーリズムに力を入れ、Eバイク(電動アシスト自転車)の増車やサイクリストに向けた情報発信を実施していければ」などとあいさつ。

 榎本鉄也市議会議長は「本市においても地域経済、とりわけ飲食業や観光業をはじめ、中小企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあるが、社会情勢を踏まえ、活気にあふれた魅力あるまちづくりを目指して市当局と共に全力で取り組んでいく」と述べた。

 同商工会議所の夏山晃一顧問が地域発展を祈願し乾杯の音頭。新年の門出を祝った。

(2023年1月8日付紙面より)

夏山晃一顧問の音頭で乾杯した=5日、新宮市井の沢の新宮ユーアイホテル
関康之会頭
2023年01月08日
57 林家染二さんの講演と落語
 新春初笑い演芸会  (那智勝浦町 )

 南紀くろしお商工会(森川起安会長)は5日、那智勝浦町の体育文化会館で新春の集い!「新春初笑い演芸会」を開催した。那智勝浦観光機構、町水産振興会、南紀勝浦温泉旅館組合が協力。「~笑う門には福来たる~思いっきり笑うと元気になれます」と題して落語家の林家染二さんが講演後に落語を披露し、60人が来場した会場は笑いに包まれた。

 染二さんは1984年に二代目林家染二(現四代目染丸)さんに入門。翌85年に染吉として林家一門勉強会で初舞台。97年に「三代目・林家染二」を襲名した。上方落語会では、文化庁芸術祭優秀賞を2度受賞したほか、天満天神繁昌亭大賞など、多数の賞も受賞している。

 また、日航名人会海外公演では19カ国30都市を巡演。2012年からは京都大学で、落語家では初となるゲスト講師を年に1回務めるほか、大学教育や各種社会問題をテーマとした講演などを幅広く活躍している。

 森川会長が来月19日(日)に3年ぶりの開催が予定されている第26回商工祭「南の国の雪まつり」に触れ、「希望する声も多かった。コロナ禍だが、町や経済の活性のために開催したいと思う」。

 演芸会については「楽しい演芸会になることを期待してほしい。今日は思い切り笑っていただければ」とあいさつした。

 染二さんは卓越したトークとともに登場し「はなし家として38年目。小さい頃にこちらに来たことはあるが、仕事では初めて。気楽に笑っていただけたら」と笑いを誘った。

 1部の講演では、入門時、自身の師匠と接する際に重要となる「快のアンテナ」について解説。気配り、目配り、気転が必要であるとし、「師匠が何を求めているのかを知らなくてはいけない。どうすれば人が喜ぶのかを学ぶことができる」と話した。

 笑いについては、自己免疫力が高まり、調和につながると説明し、多くを学んだ笑福亭仁鶴さんとのエピソードや雑談する力の詳細を紹介した。

 母親が赤ん坊をあやす際の声かけ「マザリーズ」を用いることや触れ合いと声をかけ合うこと、「そうだね」「ありがとう」「大丈夫」「ごめんね」「おつかれさま」の言葉などもで重要であると強調した。

 2部では着物姿の染二さんが高座に上がり、落語「車屋」を披露。来場者は笑い声を上げ、大きな拍手を送った。

(2023年1月8日付紙面より)

林家染二さんが落語を披露=5日、那智勝浦町の体育文化会館
来場者が染二さんのトークや落語を堪能した
2023年01月08日
58 子どもたちが雪遊び満喫
 雪フェスティバル、開幕  (飛雪の滝キャンプ場 )

 紀宝町浅里の飛雪の滝キャンプ場で7日、「雪フェスティバル」が開かれた。スノーマシンで雪に覆われた芝生広場に子どもたちが集まり、普段体験できない雪だるま作りやそりなどの遊びを満喫した。8日も午前10時から午後4時まで開かれる。入場無料。

 雪が積もらない紀宝町で雪遊びを楽しんでもらおうと、初めて開催。初日は5㌧の氷を用意し、スノーマシンで雪を降らせた。子どもたちは「冷たい」「シャリシャリしてる」と喜び、雪だるまと一緒に写真撮影するなど、楽しい時間を過ごした。

 8日も芝生広場に雪を降らせる。正午から飛雪米を使用した「飛雪の滝オリジナルマイヤーレモンカレー」(先着100人)、豚汁(先着100人)、午後2時からぜんざいの振る舞いがある。小学生以下にはお菓子の詰め合わせ(先着100人)をプレゼントする。

 午後1時からは点描体験教室、2時30分からアウトドアショップ「Orange」の山本マネージャー、兄弟お笑い芸人「すみたに」によるトークショー「冬キャンの楽しみ方について」も繰り広げる。

 問い合わせは飛雪の滝キャンプ場(電話0735・21・1333)まで。

(2023年1月8日付紙面より)

芝生広場に積もった白い雪=7日、紀宝町浅里の飛雪の滝キャンプ場
そりを楽しむ子どもたち
かわいい雪だるまを作る
2023年01月08日
59 日本林業遺産登録目指し
 「北山川の筏流し技術」  

 北山村教育委員会(泉清久教育長)はこのほど、「北山川の筏(いかだ)流し技術」を今年春ごろの認可に向け、日本林業遺産登録の申請をした。認可を受ければ和歌山県初の日本林業遺産となる。

 1914年に創立した日本森林学会が行う林業遺産認定事業は、2013年に学会100周年を契機として、日本各地の林業の多様な発展の歴史を将来にわたり記憶・記録していくための試みとして発足した。

 候補の推薦は学会員を通じて行われ、林業遺産選定委員会で審議の上、理事会の承認を得て選定となる。なお、22年12月現在では全国で48件が認定されている。

 日本で唯一の飛び地の村である北山村の「筏流し」は、道路もトラックもない、古い時代から良質な木材が育まれる奥熊野の木材を筏師が組み乗り、北山川から熊野川を流し、河口まで搬出輸送していた林業文化。

 現在は筏流しの技術と、筏を組む技術を継承するために観光に転用し、毎年5月から9月までの間「北山川観光筏下り」として世界中から約6500~7000人が体験に訪れる観光の目玉となっており、同村では筏師の後継育成にも力を注いでいる。

 全国に同じような筏流しの歴史はあるが、技術と文化が今も残されており、かつ運航しているのは日本で同村のみとなっている。

 このたびの申請は、日本の林業の歴史として、そして「木の国=紀の国」の語源となるほど、山の資源に恵まれた和歌山県の歴史が色濃く残された文化であり、北山川の険しい渓谷の数ある難所を越えてきた同村の歴史も受け継がれていることから、日本森林学会林業遺産地区推薦委員で大住克博・元鳥取大学教授が推薦した。

(2023年1月8日付紙面より)

昨年の観光筏下りの様子
2023年01月08日
60 「那智の滝」を演歌で  歌手が町長を表敬訪問  (那智勝浦町 )
2023年01月08日
61 徐福公園で微増  年末年始の来場者数  (新宮市 )
2023年01月08日
62 オレンジ色のクチナシの実  浮島の森で熟す  (新宮市 )
2023年01月08日
63 「中上健次と御燈祭り」  市立図書館で企画展  (新宮市 )
2023年01月08日
64 「熊野大花火、開催したい」  河上市長が年頭記者会見  (熊野市 )
2023年01月08日
65 高速道路延伸の効果を紹介  はぐくみの森でパネル展  (紀宝町 )
2023年01月08日
66 お悔やみ情報
  
2023年01月07日
67 変化し時代を乗り越える
 賀詞交歓会に40人出席  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の南紀くろしお商工会は、一般社団法人那智勝浦観光機構(NACKT)、町水産振興会、南紀勝浦温泉旅館組合の協力の下に5日、町体育文化会館で「新春の集い!~賀詞交歓会~」を開いた。恒例の催しに関係者ら約40人が出席し、交流を深めた。

 賀詞交歓会は商工業、観光、水産が一体となり町の活性化に寄与することが目的。この日の司会は同商工会女性部の大林幸子部長が務めた。

 南紀くろしお商工会の森川起安会長は作家・司馬遼太郎の「疫病は社会を変える」という言葉を挙げ「まさしく現在がそのような状況。われわれに必要なことは衛生管理の行き届いた安心安全な町づくりだと思う。それを念頭に置き、周辺経済の活性化を図らなくてはならない」。

 町の主力産業観光については、本物が求められる時代になったとし「この町にもチャンスが来る。つかみ取るには行政や議会、諸団体、住民が志を一つにすることが肝要。われわれもウサギのごとく素早い動きとジャンプ力で変化し、この難しい時代を乗り越え、新時代を迎えましょう」とあいさつした。

 堀順一郎町長は、これまで町が実施してきた経済対策やさまざまな支援について報告。「町としてはそれらに加えて、子ども・子育てを支援する。さらに住民の安心安全を守るとともに、観光の目玉ともなる避難タワーを築地地区に建設したいと考えている。町が飛躍するためにも、ウサギの耳のようにアンテナを高くして声なき声に耳を傾け、町政を進めていきたい」と語った。

 式典では感染症対策のため、国歌や「一月一日」は斉唱せず、傾聴となった。恒例の鏡開きは行われた。荒尾典男町議会議長の乾杯の後、出席者は近況や新年の抱負などを歓談し、交流した。

(2023年1月7日付紙面より)

町の発展を祈り鏡開きが行われた=5日、那智勝浦町体育文化会館
「新春の集い!~賀詞交歓会~」での乾杯の様子
2023年01月07日
68 「鯨供養」が意味するものは
 歴探スクールで櫻井敬人さん  (新宮市 )

 熊野学研究委員会歴史部会・新宮市教育委員会が主催する令和4年度熊野学講座「第37回歴史探訪スクール」が5日、同市下本町の市文化複合施設「丹鶴ホール」であった。太地町歴史資料室学芸員の櫻井敬人さんが「鯨供養」を題目に講話。約40人が聴講した。

 櫻井さんは「日本には人間以外の供養塔がたくさんある。鯨、ウナギ、フグ、牛、豚、鳥、マグロ、木。生き物だけではなくいろいろなものが供養の対象になる」。

 同町にある東明寺の「亡鯨聚霊塔」、熊野市二木島の「鯨供養塔」、那智勝浦町青岸渡寺の「魚霊供養碑」、瑞光寺(大阪市東淀川区)の「雪鯨橋」、岡山県瀬戸内市牛窓町の「大鯨供養塔」などを紹介し、龍昌院(佐賀県唐津市)の「鯨鯢(げいけい)供養塔」、海蔵院(高知県土佐清水市)の「為鯨供養」では地蔵が配置されていると説明。

 太地町・順心寺、東明寺の六地蔵との関連や「六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅〈あしゅら〉道、人道、天道)」・「輪廻(りんね)転生」の関係性に言及し「向岸寺(山口県長門市)の鯨墓には『業尽有情/雖放不生/故宿人天/同証仏果』と記されている。それは諏訪大社が狩猟・肉食の免罪符『鹿食免(かじきめん)』として発行してきた『諏訪の勘文』のもの。生き物を捕らえて食べる、そうすることで畜生道にさまよっていた動物はあの世にいくことができると解釈されてきた。狩猟を生業にする人にとってはありがたい言葉だったのでは」と解説した。

 東明寺の「亡鯨聚霊塔」には「懺摩一会(集まって罪を告白し赦〈ゆる〉しを乞う)妙典石経(妙法蓮華経を石に刻む)」とあるとし、新宮市三輪崎孔島(くしま)厳島(いつくしま)神社の法華塔、高野坂の金光稲荷神社にある石祠、串本町西向の「原町の小堂」にある法経塔などを紹介し「江戸時代の鯨捕りたちは法華経の力を頼りにしていたのかもしれない。亡鯨聚霊塔を建てた人々は、法華経と彼らの善行がもたらす仏の恵みが、人だけではなく今は亡き鯨にも振り向けられ、人と共に鯨も成仏することを願っていたのでは」と話していた。

(2023年1月7日付紙面より)

約40人が聴講した=5日、新宮市の「丹鶴ホール」
櫻井敬人さん
2023年01月07日
69 孫と祖父母のペアで挑戦 主催事業「グラウンドゴルフを楽しもう」 (潮岬青少年の家)

 串本町潮岬にある県立潮岬青少年の家(山口和紀所長)の主催事業「新春企画孫(子ども)とグラウンド・ゴルフ(GG)を楽しもう」が5日にあり、小学生以上の孫と祖父母のペア12組24人が試合に挑戦するなどした。

 日本GG協会認定3コースなどの競技環境を常設し、シニア層の練習や大会のみならず施設を利用する青少年層も活動の一環で挑戦するなど幅広い世代の競技愛好を得ている同家。これら利用を支える中で思いついたのがGGで家族の世代間交流を応援するこの主催事業で、敬老の日にちなんだ企画として昨年秋に初実施を目指したが台風接近に伴う荒天で実施できず、次は帰省で家族が集まりやすい正月に期日を設けて再度初実施を目指し実現へとこぎ着けた。

 当日は程よく雲が流れる晴天に恵まれ、前半は各組ごとに約1時間の練習をし昼食休憩。後半は3組ずつの4グループに分かれ、各組とも常に2人が交互に打つルールで2ラウンド計16ホールを回る試合に挑戦した。

 練習をしたことはあるが試合をするのは初めてという河田舞耶さん(12)は「坂になっているホールは難しかったけど、2打上がりもあって楽しかった」。同家を利用するGG愛好者の一人でもある祖父・一夫さん(83)は「孫と二人で挑戦できただけで十分楽しかった」と参加した印象をそれぞれコメント。

 試合終了後は成績上位ペアを発表して拍手でたたえ、山口所長は「グラウンド・ゴルフは高齢者だけではないというところを皆さんに分かっていただき、その輪をもっと広げて親子や家族でもプレーできる状態を今後つくっていきたい。次はゴールデンウイークにこの事業を仕掛けようと思っているので、また参加いただければ」と呼びかけて締めくくった。

(2023年1月7日付紙面より)

孫と祖父母のペアでGGの試合に挑戦=5日、串本町潮岬
初実施に参加したペアの皆さん
2023年01月07日
70 明確な目標持って過ごして
 オンラインで始業式  (新宮高校 )

 新宮市の県立新宮高校(東啓史校長、生徒561人)で6日、3学期の始業式が開かれた。2学期の終業式に続き、各教室をオンラインで中継する形で実施した。

 校歌静聴に続き、東校長があいさつ。携帯電話機市場でアップル社に敗北したノキア社最高経営責任者(CEO)の「何もミスはしていないのに、なぜか負けた」という言葉を引用し、「周りが成長しているときの現状維持は衰退と同じ。時代も含めて自分を取り巻く環境を把握し、明確な目標・意思とシンプルな方法の継続が重要。3学期は1年間のまとめとなる重要な時期。客観的な視点を持って自分の状況を分析し、明確な目標を持って過ごして」と呼びかけた。

 冬休み中に生徒が巻き込まれる事件・事故はなかったが、新型コロナウイルス感染症第8波の感染者数増加が続いていることから、気を抜かずに対策を継続するよう呼びかけがあった。午前中には早速課題テストなどが行われていた。

 県立新翔高校および新宮・東牟婁地方の公立小中学校は10日(火)に始業式が開かれる。

(2023年1月7日付紙面より)

オンラインで中継をつないで式を実施=6日、新宮市の県立新宮高校
2023年01月07日
71 熊野の良さを守っていきたい  熊野市二十歳を祝う会  
2023年01月07日
72 3年ぶりに一斉放水  御浜町消防出初め式  
2023年01月07日
73 元気良く野球を楽しんで  元巨人・鬼屋敷正人さんが激励  (紀宝町 )
2023年01月07日
74 前年を超える場所も 熊野三山の初詣客数 
2023年01月07日
75 「ありがとう」の思いで  勝浦ヤンキースが清掃活動  
2023年01月07日
76 心身鍛え技術向上を図る  OBも参加し伝統の寒稽古  (新宮剣友会 )
2023年01月07日
77 5周年記念曲「折鶴よありがとう」  15日に発売、那智勝浦町の加藤裕也さん  
2023年01月07日
78 宮大工が仕事始め  安全や向上願い手釿始式  (熊野那智大社 )
2023年01月07日
79 花の盛り迎え芳香漂わせる  樫野埼灯台一帯のスイセン  (串本町 )
2023年01月07日
80 制度概要踏まえ対応考える  インボイス制度のセミナー  (串本町商工会 )
2023年01月07日
81 212人が新たな門出  誇りと感謝胸に「二十歳の集い」  (新宮市 )
2023年01月07日
82 熊野・南郡で計21人
 県内で1883人感染  (三重県内の新型コロナ感染者状況 )