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2019年10月26日のアーカイブ

和傘40本をライトアップした「あえかなる城」=24日、新宮市の新宮城跡
地域 新宮城跡で和傘ライトアップ
28日まで、市の新たな夜の風物詩に
 和傘のライトアップと映像で新宮城跡を彩る「あえかなる城」が24日から始まった。28日(日)までで時間は午後6時~9時(最終日は同5時~8時)。

 「灯り」をテーマにした地域活性化事業で、新宮商工会議所青年部による初の試み。2003年に国指定史跡に、17年に「続日本100名城」に選定された新宮城跡の歴史や文化を発信するとともに、“インスタ映え”や“SNS映えスポット”として周知することで交流人口を増やし、市の新たな夜の風物詩になることを目指している。

 新宮城跡(丹鶴城公園)の公園入り口階段の両脇に並べた和傘40本をライトアップした。14日の「新宮秋まつり」で子どもたちが作った「風船ランプシェード」も27日から飾られる予定。

 階段横に設置した幅4㍍、高さ3㍍のスクリーンには城跡の満開の桜や市内をドローンで撮影した約4分間の映像を流している。

 初日はライトアップ開始後から多くの人が訪れ、スマホで和傘などを撮影してインスタグラムやフェイスブックなどにアップしていた。

 ドローン撮影した青年部副会長の福本友樹さんは「年々、規模を大きくして風物詩にしたい」。SNSで「#あえかなる城」を付けて拡散してもらえればと呼び掛けている。

(2018年10月26日付紙面より)


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パワフルな歌声が体育館に響いた=24日、県立新宮高校
学校 自分らしく生きるために
新宮高校で人権全体鑑賞会
新宮市
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新宮高
 新宮市神倉の県立新宮高校(前田成穂校長)で24日、人権全体鑑賞会があった。性同一性障害で「二色の声をもつ歌姫」と称されるシンガー・ソングライターの悠以(ゆい)さんが講演とライブを行い、自分らしく生きることの大切さを伝えた。

 鑑賞会は生徒や教職員、保護者が、さまざまな視点から人権問題を考える機会にと毎年開かれている。悠以さんは1989年、兵庫県尼崎市で男性として生まれた。「悠介」と名付けられたが、成長するにしたがい自分の性別に違和感を覚えていったという。

 小学校に上がり、ランドセルの色や、男女別に整列することなどに違和感を覚えたが、「その違和感が何なのか分からなかった。ただ、相談したら気持ち悪がられることは分かっていた。目立たないように、違和感を感じさせないように生活していた」。

 中学生になると体つきなどが男性らしく成長し、悠以さんは自分に嫌悪感を覚えるようになったと話した。3年の時に性同一性障害という言葉を知り、自分の心と体が食い違っていること、世界中に同じ悩みを抱えた人がいることを知った。悠以さんは「私だけじゃないということが分かり、真っ暗だった中に一筋の光が見えたような気がした」と振り返った。

 母親に性同一性障害であることを告白した時には「母は『男か女かは関係ない。人としてまっとうに生きてくれたらいい』と言ってくれた」。しかし、女性として高校に通いたいとの望みはかなわなかった。悠以さんは「授業中も性別のことで頭がいっぱいだった。血管が浮かないように鉛筆を緩く持ち、左手で自分の喉仏を押さえていた。帰ると嫌だった学ランをすぐ脱いだ。明日になればまた男としての一日が始まる、そう思いながら眠りにつく毎日だった」と当時の苦悩を語った。

 担任の教師に性同一性障害を告白してからは、教師の協力のもと高校生活を少しずつ改善していった。高校卒業後の生き方を見据えた悠以さんに、母親は新たに名前を考えた。「『悠以』という名前をもらった瞬間、名前に似合う生き方をしていいんだと思い、明るい光が広がった」。高校の卒業式前日にクラスメイトに性同一障害を告白した。「担任の先生も友達も親も受け入れてくれた。自分がいかに恵まれているかが分かった。悲しいこともたくさんあったが、今、自分らしく生きていると思う」と述べた。

 悠以さんは「あなたがもしスタートを切れていないのならすぐに切って。スタートラインに立てずにもがき苦しんでいる人もいる。そういう人がいたら助けてあげてほしい」と強く訴え「一日でも早く、一人でも多くの人が同じスタートラインに立てることを願っています」と講演を締めくくった。

 ライブではオリジナル曲『スタートライン』や中島みゆきの『糸』、和田アキ子の『また明日も歌いましょう』などを披露。男声と女声を自在に操るパワフルな歌声に、生徒らは大きな拍手を送っていた。

(2018年10月26日付紙面より)

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グラウンドゴルフを楽しむ参加者ら=24日、新宮市熊野川町西敷屋
地域 ゲームで旧交温める
初の旧敷屋村交流会に40人
新宮市熊野川町
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中央会
 新宮市の熊野川地区健康推進委員会は24日、同市熊野川町の西敷屋中央会館などで旧敷屋村交流会を開いた。篠尾、山手、西敷屋、東敷屋から約40人が参加し、グラウンドゴルフと室内ゲーム、じゃんけん大会などで楽しいひとときを過ごし、旧交を温めた。

 同委員会主催、西敷屋地区と市社会福祉協議会が協力して、初めて実施した。前日の雨でグラウンドがぬれていたことから、ルールを変更し、2ホールで打ったボールがゴールに近い順で得点を競った。

 室内には「スカットボール」や「デッキスティック」、輪投げなど5種類のゲームが設けられ、参加者らは和気あいあいとプレー。友人や久しぶりに顔を合わせた人と会話に花を咲かせていた。手作りの籠や折り鶴のストラップ、ライト、洗剤などの賞品も用意された。

 奥栗枝(りつえ)さん(97)は「皆さん上手で付いていくのが大変ですが、楽しく遊ばせてもらっています。とてもいいこと。ありがたい」と笑顔を見せた。

 協力した西敷屋地区の倉谷修二さんは「みんな楽しんでいる様子。普段は家にこもりがちなので、外へ出て、大きな声でしゃべってもらえれば気晴らしにもなるでしょう」。

 同委員の中村多加子さんは「委員の活動を奥秀子さんと考えた際、昔は旧敷屋村で盆踊りや運動会などをしていたことから、交流会をしようと思いました。めったに会わない人同士も集まれ、高齢の人も参加してくれた。これを機に今後も交流を続けたい」と話していた。

(2018年10月26日付紙面より)

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三尾川小児童による踊り「花笠音頭」の披露=21日、古座川町下露
地域 演芸や作品の鑑賞楽しむ
七川総合セで七川まつり
古座川町
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三尾川小
文化祭
七川小
台風
 古座川町下露にある七川総合センターで21日、地区文化祭「第21回七川まつり」があり約200人が演芸や作品の鑑賞を楽しむなどした。

 この文化祭は、同町公民館七川分館(津木巌分館長)が主催。文化の秋にちなんで毎年、地区外からのゲスト参加も受け入れるなど趣向を凝らして計画し、地区在住者に来場を呼び掛けている。

 今回は午前11時に展示の部を始め、正午に演芸の部を開演。津木分館長(81)は今年の台風に伴い被災した人々を見舞いつつ「今日は天気も良い中での実施。ゆっくりと最後まで楽しんでほしい」とあいさつして来場者を歓迎した。

 演目数は14。邦楽グループ「好音の会」のメンバー8人による琴や尺八の演奏で始まり、以降は歌唱や踊りなどの発表が続いた。半ばではカラオケの飛び入りコーナーがあり、来場者ら有志が熱唱。同町立三尾川小学校(濵地久夫校長、児童9人)が七川小学校校歌を合唱し、踊り「花笠音頭」を披露し、三尾川・なでしこ学級のメンバーは仮装ダンス「お祭りマンボ」を披露して会場を盛り上げた。

 最終の演目「炭坑節」では振り付け指導を交えて全員で楽しみ、その後は恒例の餅まきでフィナーレ。展示の部には写真や絵画、生け花や手工芸の出品があり、演芸の部の前後や中休憩時に鑑賞されていた。

 前回は台風接近に伴う荒天で地区外のゲストが来場できない中、地区内の奮起で演目を構成して実施した。今回は2年ぶりに例年の形で営むことができ、津木分館長は今後さらに多くの区民がこの文化祭に来場し交流する状況を思い描きながら運営に努めていた。

(2018年10月26日付紙面より)

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