「さくらまつり」が23日、新宮市の高田グリーンランドであった。指定管理者である株式会社さくらコーポレーション(林知恵利代表)の主催で、昨年4月に続き2回目となる。市内外より多数が来場、ステージイベントや飲食、餅まきなどを楽しんだ。
開会に当たり、林代表があいさつした。現在、温泉施設「雲取温泉」が老朽化で休館しており「再開の日にちが決まったらお知らせしますので、しばらくお待ちください。今後も安心安全でくつろげる場所を提供できるよう頑張っていきます。今後もよろしくお願いします」と呼びかけた。
ステージではヒップホップやフラダンス、よさこい、日本舞踊などの披露があった。ジャンルによりエネルギッシュや優雅に踊り、会場を沸かせた。たこ焼きや唐揚げ、焼きそばなど軽食の出
店もあり、多くの人が味わっていた。猿回しやバレルサウナ体験もあった。
小学生以下を対象とした宝探しゲームと〇×ゲームも行われた。宝探しゲームは会場内に隠されたビー玉などを探すもので、子どもらは楽しみながら取り組んでいた。〇×ゲームでは人気アニメにちなんだ出題などがあり、正解した子どもは歓声を上げて喜んでいた。両方のゲームではお菓子のプレゼントもあった。
餅まきでは、ステージから大量の餅が盛大にまかれた。ステージ前には子どもから高齢者まで多数が詰めかけ「こっちに投げて」などと呼びかけながら手を伸ばした。
家族と共に初めて訪れたという、神倉小2年の石垣ゆずさんは「〇×クイズが楽しかった。お菓子もたくさんもらえた。餅もいっぱい拾えた」と笑顔を見せた。
(2025年3月25日付紙面より)