子どもたちに人気の「宇宙なんちゃら こてつくん」 の主人公、こてつくんが9日、那智勝浦町の宇宙・ロケット打ち上げ応援アンバサダーに就任した。12月14日(土)のロケット「カイロス」打ち上げを町民らと一緒に応援し、町外に広く町をPRする。
町では、こてつくんや仲間たちと共に那智勝浦町内の名所、人気のマグロを描いたポスターを作成。今後、町内の公共施設に掲示する。
打ち上げ時には公式見学場の旧浦神小学校に集まる約2500人に、限定グッズのステッカーとトートバッグをプレゼントする。
9日には旧浦神小学校で就任式があり、堀順一郎町長がこてつくんに委嘱状を手渡した。町民や子どもたちも、こてつくんを出迎えた。
「宇宙なんちゃら こてつくん」は、宇宙飛行士を夢見るこてつくんと仲間たちで送る宇宙アカデミー物語。こてつくんは「スペースポート紀伊からロケット『カイロス』がいっぱい打ち上がることをみんなで応援していると聞いてやってきました。もっとたくさんの人たちに、宇宙とロケットの魅力を伝えられるよう、一緒にロケット打ち上げと那智勝浦町を盛り上げます」と伝えた。
堀町長は「かわいいこてつくんと一緒に子どもたちも盛り上がってほしい。那智勝浦町でしか手に入らないお宝グッズを開発し、皆さんに喜んでもらいたい」と話していた。
一緒に記念撮影した串本町の濱口海友君(4)は「ロケット大好き。こてつくんもかわいいから大好き」と笑顔を見せていた。
就任式後は浦神西区民会館でワークショップ「みんなでずっこけ宇宙体験~火星グルメツアー企画大作戦~」を開催。子どもたちは、宇宙兄さんズのコサさん、コジさんと一緒に宇宙の勉強をした。
コサさん、コジさんは宇宙の映像をスライドに映し「火星の夜はマイナス100度以下。ほとんど二酸化炭素。宇宙服が必要だよ」などと紹介した。
(2024年11月12日付紙面より)
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