那智勝浦ロータリークラブ(那智勝浦RC、後誠介会長)は21日、那智勝浦町の熊野古道・大門坂の石碑周辺で清掃活動を実施した。会員10人が、草刈り機やはさみ、ほうきなどを手にして草刈りやごみ拾いに取り組んだ。
同クラブ恒例の社会奉仕活動の一環で、毎年行われている。「大門坂」の石碑は高さ約2・5㍍で地元の自然石(火成岩)で作られており、同クラブ創立50周年と世界遺産登録を記念し2004年に寄贈された。現在では古道を歩く観光客たちにとって人気の撮影ポイントとなっている。
後会長は「大門坂の玄関として修学旅行生や観光客の皆さんが写真を撮影するスポットにもなっています。新型コロナの影響で人は少ないですが、きれいな景観を保つため今後もしっかりと取り組んでいければ」と話していた。
(2021年10月23日付紙面より)