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号外
3人の新議員決まる
串本町議補選

8月9日21時15分確定【定数3】
当落得票数候補者名年齢党派現元新
2,443吉村聡一郎49
1,981水口  崇61
891松下 修巳66
794末永  潔68

当日有権者数 13,837人
投票者数 6,237人
無効投票数 128票
投票率 45.07%


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はまゆう保育園の新園舎
教育 わくわくドキドキ期待膨らむ
はまゆう保が新園舎探検
新宮市
 保育所型認定こども園「はまゆう保育園」(遅越拓郎園長、園児64人)の4、5歳児21人は7日、「わくわくドキドキ保育」で新宮市新宮の新園舎を探検した。

 同園を運営する社会福祉法人真福会(松畑ひろ子理事長)は「Total Welfare」(総合福祉)を目指し、高齢者介護や子育て支援、障害者福祉など幅広い事業に取り組んでいる。

 新園舎は鉄骨耐火構造2階建て。延べ床面積は986・14平方㍍で、園舎裏に約177平方㍍のグラウンドがある。施設内は木を多く取り入れ、壁にはウイルス対策に効果があるといわれる珪藻土(けいそうど)を採用した。同市馬町の烏藤1級建築設計事務所がデザインし、三輪崎の㈱夏山組が施工した。

 新園舎に足を踏み入れた園児たちは木の匂いをかぎ、「すごい」「ドキドキしてきた」と笑顔。図書コーナーやウッドデッキ、給食調理室とガラス窓でつながったランチ兼遊戯室などを一つ一つ見て回り、移転後の園生活に期待を膨らませた。この日は現在の園舎でスイカ割りやプラ板の記念キーホルダー作りもあった。

 遅越園長は「喜んでもらえて良かった。前の園舎よりも2倍以上広くなったので、のびのびと過ごしてほしい」と話していた。新園舎での保育開始は17日(月)を予定しており、おもちゃや絵本、プールなどの引っ越しも進んでいる。

(2020年8月9日付紙面より)




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記事一覧

手作りの道の上で、裏東芳樹さん(右)と中西太志さん=7日、那智勝浦町勝浦
地域 多くの通行呼び掛ける
弁天島への道、完成
那智勝浦町
【この記事のキーワード】
南紀くろしお商工会
商工会
台風
 町民による美観維持奉仕が盛んな那智勝浦町の景勝地「弁天島」にこのほど、住民手作りの島へ渡る道ができた。作業は清掃活動も含め4月初旬から開始し中潮(潮の干満差が中程度)の7日干潮時に完成した。

 約50㍍の石積みの道は勝浦一区(大勝浦地区)の区長の裏東芳樹さんが中心となって歩きやすいように整備した。裏東さんは「満潮時には見えなくなりますが、多くの人に歩いてもらえたら道が丈夫になると思います」と通行を呼び掛けている。

 弁天島は古くから「勝浦三景」の一つに数えられる名所。海水が引けば「白蛇弁天」を祭る鳥居まで歩いて渡ることができる。近年では金運アップなどのパワースポットとして注目され、国内外からの観光客が増えた。

 干潮時には海水にぬれることなく弁天島へ渡れる磯の通路が、昨年秋の大型台風の影響からか浸水域が拡大してしまい歩行が困難になったため裏東さんが整備を思い立ったという。「浅瀬に沿って道を作っていたら自然と蛇行したのですが今朝は観光客に『おしゃれな道ですね』と褒めてもらいました」と笑顔を見せた。

 同区役員で総務を務める羽山元英さんが島の掃除や草刈りなどを行った。南紀くろしお商工会中部支部理事の中西太志さんも訪れ、高潮対策や道の形状維持、清掃活動の相互協力について話し合った。

 例年6月には大勝浦地区と同会、近隣企業・団体、町民が参加する100人規模の清掃活動「弁天島クリーン作戦」を展開しているが、今年は新型コロナウイルス対策で中止になった。中西さんは「自粛したものの20年前と比べるとポリ袋などの家庭ごみが無くなり、ほとんどが漂着物。活動の成果だと思う。今後も各方面へのPRと景観維持に努めたい」と話していた。

(2020年8月9日付紙面より)

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三﨑澄夫会長が職員に感謝状を手渡した=7日、那智勝浦町のホテル浦島
警察 職務精励職員に感謝状
新宮地区警察官友の会が総会
【この記事のキーワード】
自然災害
災害
 近畿警察官友の会和歌山県支部新宮地区警察官友の会(三﨑澄夫会長)は7日、那智勝浦町のホテル浦島で総会を開いた。昨年度の事業結果、収支決算報告があったほか令和2年度予算案、事業計画案などの議題を承認。役員改選では会長ほか副会長、幹事、会計・庶務を再任した。

 三﨑会長が、職務に精励し治安維持に貢献した職員に感謝状を贈呈した。受領者を代表して中野真一警部補が「警察職員という仕事に対して自問自答を繰り返す中で、このように晴れがましい栄誉を得ましたことは友の会の皆さま方をはじめ先輩、上司、同僚の方々のご指導、励ましのたまものと心から感謝しています」と謝辞を述べた。

 三﨑会長は「特殊詐欺やサイバー犯罪など悪質・巧妙化する新しい犯罪の出現や、大規模自然災害の発生など、社会情勢が変化する中で、全職員が一丸となって地域住民の安全安心のためにより一層のご活躍を」と職員を激励した。

 新宮警察署の小畑博昭署長は「昨年の刑法犯認知件数は145件で前年に比べ4件減少している。交通事故は昨年人身事故の発生件数は47件で前年比マイナス22件と大きく減少したが、物損事故は32件増の1171件という状況」と管内情勢を報告。

 今年は、6月末現在で刑法犯認知件数は昨年に引き続き減少傾向にあるが、交通事故の発生件数では、物損事故は減少しているものの人身事故が増加しているとした。

 また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う県をまたぐ移動の自粛が解かれ、国や県の観光推進施策の影響もあり、人の往来が戻りつつあると述べ「まちが活性化するのは喜ばしいことだが、一方で犯罪や交通事故も増加することが懸念される。署員一丸となって住民が安全で安心して生活できるよう努めていく」とあいさつした。

 同友の会は民警一体化による安心安全な社会の構築を目的に、警察官の激励や講演会の開催、警察活動に必要な機材や物品の助成などの支援活動を行っている。

(2020年8月9日付紙面より)



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主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
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    土砂災害
    災害
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