新宮警察署(小畑博昭署長)で7月30日、和歌山県防犯協議会連合会から寄贈された夏用マスクの贈呈式があった。防犯ボランティアを務める3団体の代表者が来署し、小畑署長からマスクを受け取った。
夏季を迎え日頃、児童や生徒の見守り活動や防犯パトロールを実施している同団体に対し、活動の際に役立ててもらいたいとの思いから連合会が16日に同署を訪問。軽く、通気性の良い夏用マスク340枚を寄贈した。
この日は約10団体を代表して熊野パトロール隊の天野川宏子会長、同署少年補導員連絡会の田代知美会長、勝浦ニュータウン見守り隊の峰武久会長が訪れ、小畑署長が3人にマスクを手渡した。
贈呈を受け、天野川会長は「寄贈という心遣いにありがたく思います。感染症はもちろん、猛暑の季節となり熱中症にも気を付けながら大切に使っていきたい」。田代会長は「暑さで体力が消耗しやすい時期に夏用マスクを頂きうれしい。少しでも貢献できるよう、今後も活動を強化したい」。峰会長は「一つの大きな励みになります。メンバー一同、気持ちを新たにして交通安全に努めていきます」。
小畑署長は日頃の活動に感謝し「現在、新宮・東牟婁地域は犯罪、交通事故ともに減少しており、ボランティアの方々が昼夜を問わず熱心に活動してくれているおかげ。警察だけでは決してできません。寄贈していただいたマスクを有効活用してもらって今後も協力してもらい、より連携を強くしていければ」と話していた。
(2020年8月1日付紙面より)
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