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事業計画は全会一致で承認された=16日、那智勝浦町南大居(提供写真)
「夏祭り」恒例行事に
NPO太田の郷が総会
那智勝浦町

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夏祭
 那智勝浦町のNPO太田の郷(さと)(大江清一会長)は16日、交流センター太田の郷で平成30年度通常総会を開いた。本年度は「高齢者いきがいづくり支援事業」の福祉プログラムの実施や、昨年開催した「夏祭り」を恒例行事にすること、体験型イベントの開催などを計画している。

 総会には10区の区長ら30人の会員が出席し、昨年度の事業・決算報告、本年度の予算、事業計画を承認。会員らの全面的な協力を確認した。

 議事の後、「地域おこし協力隊」として5月1日から活動中の谷口真実さんの紹介があった。長野県松本市出身の谷口さんは「那智勝浦町、特に太田が好きで、仕事ができることをうれしく思っています。交流活動や地域活性化に貢献できるよう頑張ります」とあいさつ。会員らから「明るく活発でポジティブな女性が来てくれてありがたい」などの声が上がった。

 同グループは太田区長会と、地おこし会、Uターン協議会、野菜生産振興事業や加工グループおはつなど14団体で組織され、太田地区の地域活性化、農業振興と高齢者対策に取り組んでいる。

(2018年6月22日付紙面より)


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日本代表の初戦勝利を奉告する上野顯宮司ら=20日、新宮市の熊野速玉大社
スポーツ W杯初戦勝利をたたえ
熊野速玉大社で勝利奉告祭
新宮市
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熊野速玉大社
熊野三山
奉告祭
神事
 新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)で20日、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会勝利奉告祭が営まれた。日本代表は初戦でコロンビアと対戦。グループ最強と予想されたコロンビアを2―1で破る快挙を果たした。

 神事には熊野三山協議会の鈴木俊朗幹事をはじめ、地元サッカーファンら8人が参列。日本サッカー協会のシンボルマークである3本足の神鳥「ヤタガラス(八咫烏)」にちなみ、上野宮司らが3本の玉串をささげた。

 上野宮司は「日本代表はスポーツマン精神にのっとった立派なチームプレーを見せてくれた。今後も世界に感動を与えるプレーをしてくれるのでは」と期待を寄せた。

 先月、同協会の田嶋幸三会長が必勝祈願のため熊野三山一寺を訪れた時のことを話し「田嶋会長はどうすれば1勝できるチームを作れるかという問題に直面し、西野朗新監督という選択をした。いろいろ身を切るようなつらい思いもあったのでは。1勝すれば全て吹っ飛びますよ、と話したが、けがもなく言葉通りの結果になった。とてもすがすがしいプレーでした」と話していた。

(2018年6月22日付紙面より)

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事故に遭った時に取るべき行動などを考える子どもら=17日、串本町B&G海洋センター
地域 危険考え安全確保学ぶ
水辺の安全教室で54人
串本町
 串本町サンゴ台にあるスポーツ施設「B&G海洋センター」で17日、「体験から学ぶ水辺の安全教室(着衣泳)」があり、児童54人が服を着た状態で水に入った時の感覚やその状況から安全を確保する方法を経験するなどした。

 この教室は、串本町ふるさと振興公社と同センター主催、ブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団後援。水辺の事故が増える時期に先だって、安全を確保した環境下で子どもたちに水の怖さに対する理解を促し、自ら危険を避け安全に海や川で遊ぶ気持ちを高めることで水難事故を防ぐ狙いで年1回開いている。

 本年度は串本町、古座川町、すさみ町の小学1~5年生54人が参加し、講師は同センター指導員4人が担当。序盤は紙芝居を交えて水辺に潜む危険を考える習慣を促し、万が一水の事故に遭った時に取るべき行動や溺れている時の安全確保の方法を伝えた。

 中盤以降は服を着たままの状態でプールに入り、水着の時よりも体が重く動きづらいことを体験。その状態でもペットボトルやバケツなど水に浮くものを上手に使えば水に沈まず息ができることや、ライフジャケットは服を着ていても体を浮かせて安全を確保してくれることも確かめた。

 溺れている人を見つけた時に取るべき行動の一番は、水に浮く物を投げ入れる行動。レジャー時に使えそうな物にはペットボトルやバケツ、クーラーボックスなどがあり、ペットボトルはそのままだと軽すぎてうまく投げられないが、少しだけ水を入れると投げやすくなることも実際に試しながら教わるなどした。

 この日は保護者も子どもたちが学ぶ様子を始終見学し、子どもたちがマイク越しに語る印象を聞きながら一緒に安全確保の大切さを考えた。

(2018年6月22日付紙面より)

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各ブースで説明を受ける出席者ら=20日、那智勝浦町築地
地域 「にぎわい市場」関係者に公開
23日オープンに先駆け
那智勝浦町
 那智勝浦町築地の「勝浦漁港にぎわい市場」で20日、23日(土)のオープンに先駆け同町議員、県庁職員、にぎわい市場実行委員ら約70人が出席するプレイベントがあった。一同は、各テナントの説明を聞き、マグロの解体を見学。飲食コーナーで料理を味わった。

 同実行委員は▽南紀くろしお商工会▽那智勝浦町観光協会▽紀州勝浦漁業協同組合勝浦魚商協同組合▽南紀勝浦温泉旅館組合▽みくまの農業協同組合▽つきじ商店会▽那智勝浦町民宿組合▽脇仲倶楽部―で組織する。

 施設内には8店のテナントコーナー、飲食コーナーなどを設置。新鮮な生マグロや地元の野菜、水産加工品などを取り扱う。飲食コーナーは施設内と海側のウッドデッキに設けられており、購入した飲食物を楽しむことができる。

 23日は正式オープンを祝い、イベントが開かれる。プログラムは次の通り。

▽午前9時~10時=記念式典・内覧会

▽10時~=オープニングイベント販売開始

▽11時~11時30分=アンパンマンショー

▽11時30分~正午=丸石輝正ライブ

▽正午~午後2時=ステージパフォーマンス(ダンスなど)

▽2時~2時30分=アンパンマンショー

▽3時~=もち・菓子ほり

(2018年6月22日付紙面より)



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