那智勝浦町のNPO太田の郷(さと)(大江清一会長)は16日、交流センター太田の郷で平成30年度通常総会を開いた。本年度は「高齢者いきがいづくり支援事業」の福祉プログラムの実施や、昨年開催した「夏祭り」を恒例行事にすること、体験型イベントの開催などを計画している。
総会には10区の区長ら30人の会員が出席し、昨年度の事業・決算報告、本年度の予算、事業計画を承認。会員らの全面的な協力を確認した。
議事の後、「地域おこし協力隊」として5月1日から活動中の谷口真実さんの紹介があった。長野県松本市出身の谷口さんは「那智勝浦町、特に太田が好きで、仕事ができることをうれしく思っています。交流活動や地域活性化に貢献できるよう頑張ります」とあいさつ。会員らから「明るく活発でポジティブな女性が来てくれてありがたい」などの声が上がった。
同グループは太田区長会と、地おこし会、Uターン協議会、野菜生産振興事業や加工グループおはつなど14団体で組織され、太田地区の地域活性化、農業振興と高齢者対策に取り組んでいる。
(2018年6月22日付紙面より)