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2019年02月21日
1 高齢者事故防止など宣言 交通指導員会連が表彰・研修会 (新宮地方)

 新宮地方交通指導員会連絡協議会(清岡幸子会長)は19日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁総合庁舎で表彰式と研修会を開いた。新宮市、那智勝浦町、太地町、北山村の交通指導員ら約30人が出席する中、「高齢者と子どもの交通事故防止」などを盛り込んだ決起宣言を新宮市交通指導員の大前嘉助さんが読み上げた。

 表彰式では、交通指導員として長きにわたり地域の交通安全に貢献した新宮市の下地松雄さんに、清岡会長が賞状などを手渡した。清岡会長は、年間を通して日々啓発活動などに協力している指導員や関係者に感謝し、「これからも交通事故をなくし、安全、安心で暮らせる社会にするために、啓発活動に精いっぱい取り組んでいきたい」と協力を呼び掛けた。

 来賓の交通事故をなくする県民運動東牟婁地区推進協議会長の東川智昭・東牟婁振興局長は、昨年県内で発生した交通事故件数は2270件で17年連続減少、死者数は36人で過去最少だったが、死亡者の約67%が高齢者であったと述べ、「さらなる高齢者を対象とした交通安全教育の充実が求められる」。

 田中肇・県交通安全協会新宮支部長は、事故件数は減少傾向にあるが、死亡・重大事故、高齢者の事故は後を絶たず決して予断を許さない状況であると述べ、「昨年12月には市内で死亡事故が2件連続で起こった。交通安全を願う団体同士がお互いに協力すれば、より一層交通安全思想が地域の隅々まで普及するのでは」とあいさつした。

 決起宣言は高齢者と子どもの事故防止のほか、シートベルト・チャイルドシートの正しい着用、飲酒運転の根絶、交通マナーの向上の4点。

 研修会では樋口勇作・新宮警察署交通課長が「管内の交通情勢」をテーマに講話。信号機のない横断歩道に歩行者がいるときの一時停止率が、和歌山県は全国ワースト3位だったことを挙げ「歩行者優先であるという意識が低い。われわれにも周知が足らなかった責任がある。今後力を入れていきたい」と話していた。

(2019年2月21日付紙面より)

決起宣言を読み上げる大前嘉助さん=19日、新宮市の東牟婁総合庁舎
清岡幸子会長(左)から表彰を受ける下地松雄さん
2019年02月21日
2 80束、勝浦LCに託す
 ヘアドネーション活動で  (県美容業生活衛生同業組合 )

 和歌山県美容業生活衛生同業組合(山根博理事長)は那智勝浦町のサンライズ勝浦で18日、「ヘアドネーション」で集めた医療用ウィッグ(かつら)の原料となる髪の毛80束を、活動に賛同する同町勝浦ライオンズクラブ(勝浦LC、戸間宏治会長)の上松資弘奉仕委員長らに手渡した。県内300の組合店が協力した。

 ヘアドネーションとは、カットした15㌢以上の髪の毛から医療用ウィッグを作り、がんや白血病の放射線治療などで髪を失った子どもたちへ無償で提供するもの。この日は、同組合の新宮支部(丹内たき子支部長)の総会があり、組合員らも集まった。上松さんは協力に感謝し、「10代の子どもたちからの寄付が多いと聞きました。これからも、子どもたちのために頑張っていきたい」と話した。

 髪の毛の状態が良ければ、80束で約3人分のウィッグを作ることができる。活動に関する問い合わせは、勝浦LCまで。

(2019年2月21日付紙面より)

集めた材料を手渡す山根博理事長(前列右)=18日、那智勝浦町のサンライズ勝浦
2019年02月21日
3 一足早く雰囲気伝える
 小6対象に進学説明会  (串本中 )

 串本町立串本中学校(濱﨑和司校長)が19日、来年度入学する小学6年生を対象にした進学説明会を開き、校区外入学者を含む38人とその保護者らに一足早く中学校生活の雰囲気を伝えた。

 この説明会は、授業方法や行事の呼称など、小学校とは違った点が数多くある中学校での生活に一日も早くなじんでもらう目的で、多くの中学校が取り入れている機会。串本中は串本小、橋杭小、出雲小、大島小の4小学校区を校区とし、クラブ参加を事由とした校区外からの入学も認めている。

 この日は5校の児童とその保護者、学校長ら引率の教職員が出席。実施に当たり濱﨑校長は「仲良く素直に、を心掛けて入学してほしい。小学校と中学校は違う点があるが何も心配は要らない。すぐに慣れるから大丈夫」と語り掛けて歓迎し、その後は公開授業や説明会、クラブ見学などで生徒の様子を紹介した。

 説明会では学校生活の一日の流れやクラブ活動の種類、生徒心得(規律やルール)や特色のある行事として体育祭と校内合唱コンクール(文化祭相当行事)を紹介。同コンクールで発表に臨む生徒の姿を動画上映で伝え、入学後に目指すべき中学生像のイメージを培った。

 この日は雨天のため、屋外のクラブは校舎内で活動。各クラブとも一足早い新入部員勧誘だと張り切り、椅子を並べたり気さくに話し掛けたりして児童を引き留めつつ日々の活動を披露した。

 その間、保護者には別途説明を行い入学に向けた準備を促すなどした。

(2019年2月21日付紙面より)

生徒の授業の様子を間近に見学=19日、串本町立串本中学校
生徒の心得など入学に向けた説明を受ける小学6年生やその保護者ら
2019年02月21日
4 大学生と一緒に考える
 下里小で防災学習  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立下里小学校(岡史博校長)で19日、災害時の避難所について考える防災学習があり、5、6年生が参加した。愛知県の日本福祉大学・災害ボランティアセンター(センター長・野尻紀恵准教授)に所属する学生6人が講師を務めた。

 日本福祉大学は、東日本大震災による被災地への支援の実行組織として、学生・教職員でつくる「災害ボランティアセンター」を2011年3月31日に発足。以来、熊本地震や西日本豪雨など、全国の被災地での救援活動に取り組んでいる。

 授業はワークショップ形式で行われ、6組に分かれたグループのテーブルごとに担当の学生が付き、進められた。野尻准教授は「体育館が避難所になったらどの辺りに住みたいですか」「別の人と希望が重なった場合どのようにして決めますか」との課題を投げ掛けた。

 児童らは学生らと打ち解けた様子で、それぞれ希望や考えを素直に書き出した。住みたい所は、窓の近く(=あったかい)、コンセントの近く(=携帯電話が充電できる)、ドアから遠いところの壁側(=落ち着く)など、決め方については、早い者勝ち、じゃんけんなどの率直な発言があったが、「避難所にはどんな人が来ると思いますか」という質問を受け、高齢者、体の不自由な人、妊婦さんなどを想定し、譲り合いや、いたわりの意見に変わっていった。

 野尻准教授は「災害のことだからといって暗く考えるのではなく、今日のように楽しみながら取り組んで。一番良い避難所という答えはない。考え続けることが大切です」と呼び掛けていた。

(2019年2月21日付紙面より)

学生らと打ち解け、自由に話し合った=19日、那智勝浦町立下里小学校
2019年02月21日
5 楽しんで!知って、見て、感じて!ボランティア  元気フェスタ’19盛大に  (各種ステージやブースにぎわう )
2019年02月21日
6 公正かつ適正な選挙を  統一地方選に向け取締本部設置  (和歌山県警 )
2019年02月21日
7 「地域福祉の主体は住民」  民生委員児童委員協が研修会  (新宮市・東牟婁郡ブロック )
2019年02月21日
8 1位に佐藤芳幸さん  熊野ネイチャーフォトクラブ2月例会  
2019年02月21日
9 ゲームで思い出づくり  高田小中学校で卒業を祝う会  (新宮市 )
2019年02月21日
10 親子400人鑑賞楽しむ  さくら園舎でふれあいコンサート  (あったカフェ )
2019年02月21日
11 五七五の文字に思い込め 初の俳句コンクに1266句の応募 (紀南高校)
2019年02月21日
12 お手玉やあや取りに挑戦  福寿会招き「昔遊び会」  (神内小 )
2019年02月21日
13 家屋から負傷者を救助  災害時医療救護研修会  
2019年02月09日
14 大護摩供や火渡り
 神倉神社で御燈祭り翌日祭  (新宮市 )

 新宮市の神倉神社で7日、飛竜山「神州院」(平見順孝院主)=同市横町=による御燈祭(おとうまつ)り奉祝翌日祭、大峯秘法「採燈大護摩供火生三昧(火渡り)」が営まれた。境内には大勢の信者らが参列し、炎に向かって一心に心願成就を祈った。

 平見院主が、熊野速玉大社の故・上野元(はじめ)名誉宮司から御燈祭りの翌日7日に神倉神社で大護摩供を行う許可を受け、今年で32回目。同神社での開催は最後となった。

 厳粛な雰囲気の中、行者たちが「ほら貝」「剣」「弓矢」などを使った神事を営んだ後、境内に組んだ護摩檀に火を放ち、燃え盛る炎に向かって経を唱え、信者たちの願いが書き込まれた護摩木を投げ入れた。

 行者らが護摩檀を崩して檀木を境内に敷き詰めた炭の上に並べ、火渡りの行を準備。田代順佳副住職が渡り終えた後、約20人の行者らをはじめ、参列していた熊野速玉大社の上野顯宮司、猪飼三雄・神倉神社奉賛会長、中山忠吏・神倉青年団長らが渡った。参列していた信者や一般客も次々と渡り、身を清めた。

 参列した上野宮司は今年の御燈祭りについて「マナーが良くなってきているものの、一部の上がり子の目に余る行為に心を痛めています。一人一人が意識を持ち、伝統の祭りを素晴らしいものにしてもらいたい。翌日清掃では新宮ロータリークラブをはじめ、わかば園、神州院、市観光協会など多くの方々に協力していただき感謝しています」。

 平見院主は「全員で一致団結し、必死で走り抜けたような気持ち。みんなが頑張ってくれ、充実感のある32年間でした。昭和の終わりに護摩供を開始し平成の最後に終わることになったのは昨年、お不動様からお告げがあった。結願を迎えることになったのはお不動様のご意向に添えたからです。今後、自分自身、行を通してその理由を教えられると思います」と話していた。

(2019年2月9日付紙面より)

行者たちによる大護摩供=7日、新宮市の神倉神社
一般の参列者も参加した火渡り
2019年02月09日
15 安心安全な運営目指し 南の国の雪まつり実行委員会 (那智勝浦町)

 第24回商工祭「南の国の雪まつり」(17日開催)に向けた第2回実行・運営(合同)委員会が7日、那智勝浦町商工会館であった。実行委員長である森川起安・南紀くろしお商工会長や顧問の中岩和子町議会議長など各組織から実行委員ら約40人が出席。まつり本番に向け、催しの円滑な運営のために最終確認などが行われた。

 雪まつりは町内外の多くの団体が集まり、町の商業活性化や地域振興などを目的とし、毎年、多くの来場者でにぎわいを見せている。

 森川実行委員長は「今回は平成最後の商工祭。第25回に向けて弾みのあるものにしたい。駐車に関する問題など実行委員会からも呼び掛けてください。ルールを守り、安全安心を最優先に心掛けてほしい」とあいさつ。中岩顧問は「皆さまのご協力でまつりが盛大に開催されている。ご協力お願いします」と語った。

 各団体が自己紹介と自身の出展ブースの紹介を行い、事務局が本番のスケジュールや注意点を説明した。例年と同じくシャトルバスが運行されるが、今回は混雑時の対応策として午前8時~11時と午後1時~3時にピストン運行すると述べた。シャトルバスの乗降場所は▽那智漁港▽パルスイン前▽木戸浦浦島駐車場▽中西商店前▽茶が浦―の5カ所と説明した。

 その後は各団体から意見や質問が挙がり、町区長連合会の大江清一会長が「皆さまが職責を全うしていただくことで安心安全な町の一大イベントの雪まつりが成功となります」と締めくくった。

 雪まつりは17日(日)午前8時30分~午後3時に開催される。優勝者には豪華賞品が当たる「南の国早押しバトル」やマグロ汁の振る舞い、地元の魚や野菜などの販売、さまざまなアトラクションや餅まきなど、盛りだくさんの催しとなっている。

 実行委員会では当日の混雑が予想されることから、公共交通機関での来場を呼び掛けている。

(2019年2月9日付紙面より)

本番に向け話し合った=7日、那智勝浦町商工会館
森川起安実行委員長
2019年02月09日
16 センター常駐などを確認
 ガイドの会が31年度総会  (南紀熊野ジオパーク )

 南紀熊野ジオパークガイドの会(上野一夫会長、会員104人)の平成31年度総会が6日、串本町役場古座分庁舎であった。本年度から同パークセンターへの常駐が始まることや自主運営化の必要性を確認しあったほか、ガイドの会に寄せられた依頼の会員周知の在り方や『南紀熊野ジオパークガイド』と名乗る条件の見直しなどで活発に意見を交わすなどした。

 この会は、同パーク推進協議会が実施した養成講座を修了し『南紀熊野ジオパークガイド』として公認を受けたメンバーで結成する団体。前回の総会で会計年度を1~12月に改めたため、今回は平成31年度の通常総会となる。この日は出席26人、委任41人で総会が成立し、上野会長や県自然環境室の岡田和久室長のあいさつを経て前年度と本年度の事業関係諸議案を審議した。

 承認した内容には年会費の変更が含まれ、旧来65歳未満2000円、65歳以上1500円だったところ、保険料を完全に賄うため一律2500円に増額する。本年度から新たに▽7月開所予定の同パークセンターに常時2人が詰め(12月29日~1月3日を除く毎日8時30分~17時15分)館内案内や各種紹介を行うためのシフト編成とその運営▽県自然環境室が有する事務局機能を同会に引き継ぎ自主運営化(宇久井海と森の自然塾運営協議会のような収益事業に適した形への移行)―を進めることなども確認しあった。

 同環境室は同センターへのガイド常駐は県が同会に委託する事業であり、委託費として年額528万8000円が計上されると説明。当初予算には上がっていないが、今月2、3日に開催された同パークこどもスクールの第3回実施に向けた原資として国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」と同協議会に助成の申請を行う考えも示した。

 その他、南紀串本観光協会と大江戸温泉物語南紀串本が昨秋に展開した地質関係ツアーにおいて、その依頼が会員全体に周知されず同協会に属する会員6人だけで対応した件が同会の前年度実績にある点で質問があり、依頼の会員周知の考え方が各エリアリーダーから説明された。

 公認を受けているのに規約上の条件を満たさないと『南紀熊野ジオパークガイド』を名乗れない煩わしさを改善し、同会の趣旨に沿う活動であれば名乗れるよう規約の改正を求める意見もあったほか、那智勝浦町のまちなかジオツアー実行委員会と同会の連携を求める声もあり、上野会長は役員会における検討課題とした。

(2019年2月9日付紙面より)

総会を開くに当たりあいさつする上野一夫会長=6日、串本町役場古座分庁舎
2019年02月09日
17 10俵分の餅をまく
 御燈祭り翌日祭で神倉奉賛会  

 新宮市立神倉小学校のグラウンドで7日、神倉神社奉賛会(猪飼三雄会長)による「御燈祭(おとうまつ)り翌日祭の餅まき」があった。会場は大勢の人でにぎわった。

 餅まきには神倉青年団員のほか、市教育委員会の速水盛康教育長も加わった。グラウンド内の3カ所に設置した台から奉賛会関係者らでついた餅と厄よけ祈とうの餅など、合わせて約10俵(600㌔)分がまかれた。子ども専用のスペースも設けられ、お菓子まきも行われた。

 この餅まきで、一連の祭り関連行事は終了。中山忠吏・神倉青年団長(49)は「大きなけがもなく良い祭りでした。上がり子に火を与える大役や開門もスムーズに進み、青年団としての任務は遂行できたかと思います」。

 猪飼会長(76)は「たくさんの人でにぎわってくれて良かったです。けがもなく祭りを無事に終えることができ安心した一方で、マナーについては少しですが課題の残る部分もあった。上がり子、見学者の皆さんのさらなる意識を高めてもらえれば」と話していた。

(2019年2月9日付紙面より)

餅まきに多くの人が訪れた=7日、新宮市立神倉小学校グラウンド
2019年02月09日
18 身近な世界遺産を歩こう  NPO法人熊野が古道体験  
2019年02月09日
19 県防災ナビに新機能  一般会計総額5531億円  (和歌山県当初予算案 )
2019年02月09日
20 寒さに負けず力走  北山小学校がマラソン大会  (北山村 )
2019年02月09日
21 ヘアカットの技術学ぶ  岩見さん招き「レイヤーカット」テーマに  (県美容業生活衛生同業組合新宮支部 )
2019年02月09日
22 遊び心を大切に  東牟婁老人クラブ指導者研修会  
2019年02月09日
23 民謡、三味線を楽しもう  新宮市健人大学2月講座  
2019年02月09日
24 操作や機能じっくり教わる  文化セでスマホ講座開く  (串本町公民館 )
2019年02月09日
25 練習の成果を示して弾み  大同会稽古納め「衣装つけ」  (水門祭 )
2019年02月09日
26 男女シングルスで熱戦  杉井杯争奪卓球大会  
2019年02月09日
27 サポート会員の活動学ぶ  紀宝町ファミサポセンター講習会  
2019年02月09日
28 低学年がハープ演奏を体験  高学年はスマホ安全教室  (神内小 )
2019年02月09日
29 お悔やみ情報