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【検索ステータス】 
2018年12月30日
1 官公庁で仕事納め式
 6日間の休業に入る  

 官公庁で28日、仕事納め式があった。各首長らが職員たちの一年の労をねぎらい、新年からのさらなる飛躍に期待の言葉を掛けた。ほとんどの官公庁は1月3日(木)まで6日間の休業となっている。

■新宮市



 新宮市役所で行われた式には、屋敷満雄市議会議長、濵田雅美副議長をはじめ職員約50人が出席。田岡実千年市長は、市民が来庁した際の職員の対応について「今年は苦情よりお褒めの言葉を多く頂いた。接遇の気持ちが高まっているとうれしく思う」とねぎらいの言葉を掛けた。

 12月の「わかやま冬の交通安全運動」初日の1日と翌2日に市内で連続して交通死亡事故が発生したことに触れ「いつ自分たちが加害者になるか分からない。一瞬の気の緩みが事故につながる。安全、思いやり運転を心掛け、4日に皆で元気よく一年をスタートできれば」と呼び掛けた。

 小谷充総務部長が今年一年に実施した主な事業などを振り返り紹介。向井雅男副市長は閉会の辞を述べ、最後は一本締めで締めくくった。

  □     □

■那智勝浦町



 那智勝浦町では、役場2階の大会議室で仕事納め式が開かれた。

 町歌斉唱後、町職員約80人を前に、堀順一郎町長が訓示。職員らにねぎらいの言葉を掛け、5月21日の就任以降を振り返った。「新クリーンセンターの建設にある一定のめどが付いたが、町には懸案、課題が多くあると感じている。今後も5年、10年先を見据えた町民のための施策を推進する」と話した。

 式典の後は勤続20年表彰があり、柳川敦子さんら8人の職員に堀町長が賞状を手渡した。

(2018年12月30日付紙面より)

職員らを前に田岡実千年市長(右)があいさつ=28日、新宮市役所
町歌を斉唱する職員=28日、那智勝浦町役場
2018年12月30日
2 新年を故郷や観光地で
 年末の帰省ラッシュピーク  (熊野地方 )

 年末の帰省ラッシュがピークを迎え、正月を故郷や観光地で過ごそうとする人や車の姿が多く見られる。29日、JR新宮駅では午前中に特急列車の2便が、京都・大阪方面と名古屋方面から到着。大きな荷物を持ち帰省してきた人たちが次々と改札を通り、迎えに来た家族の車に乗り込む姿などが見られた。Uターンのピークは1月3日(木)とみられる。

 改札付近にはお見送り&お迎えコーナーを設置し、駅員らからの温かなメッセージが利用客らを出迎えた。東京から帰省した40代女性は「正月は実家でゆっくりと過ごそうと思います」と話していた。

 和歌山県警では渋滞中の追突事故防止として「間隔が空いてしまったと思い、急に速度を上げると先行車が思いもかけずに急停車したりすることもある。渋滞中は、しっかりと前の車の動きを見て適切な車間距離を保ってください」と呼び掛けている。

 日本道路交通情報センターによると、年末年始の期間中、高速道路は1月6日(日)まで、一般道路は1月中旬まで故郷への帰省や観光地への行楽などで交通量が増加し、高速道路を中心に激しい渋滞の発生が予測される。

(2018年12月30日付紙面より)

荷物を抱え特急列車を降りた人たち=29日、JR新宮駅
2018年12月30日
3 年末の火災防止に当たる
 消防本部と消防団が年末警戒  (新宮市 )

 市民らが安心して新年を迎えることができるようにと、新宮市消防本部(川嶋基正消防長)と同市消防団(竹内由定団長)は28日から消防年末警戒に当たっている。30日(日)までの3日間、午後8時から午前0時まで市内を巡視する。

 火を使用する機会の多いこの時季に毎年実施している。市消防本部は市全域、消防団は各分団の担当地区の巡視や防火広報に取り組んでいる。初日の28日夜には市消防本部と熊野川消防出張所で出陣式があった。

 市消防本部での出陣式には、旧市内七つの消防団から計51人が出席。整列した団員らを前に田岡実千年市長は「日頃から昼夜を問わず、市民の安心安全のために尽力いただき感謝している」と述べ、1年間の活動をねぎらった。

 屋敷満雄市議会議長が「警戒に当たって体調管理に留意し、市民の皆さんが良い新年を迎えることができるようよろしくお願いします」とあいさつ。濱口太史県議は「自身の防寒にも気を付けて任務に当たってください」と述べ、大髙圭司新宮警察署長が「年末警戒は地域の安心安全を支える大きな活動。警察にとっても大変ありがたい」と激励した。

 式後、団員らは消防車両に乗り込み、市長らに見送られる中、担当地域へ出発。竹内団長は「毎年恒例だが、今年も市民の安心と安全を守るために警戒に当たっていきたい」と話していた。

(2018年12月30日付紙面より)

田岡実千年市長らに見送られ新宮市消防本部を出発した=28日、新宮市
激励に耳を傾ける消防団員ら
2018年12月30日
4 一年を楽しんだお礼に
 中央・くろしお児童館で大掃除  (新宮市 )

 新宮市野田の中央児童館と同市佐野のくろしお児童館で28日、大掃除があった。同館を利用する児童らは、一年を楽しく遊んだ感謝の気持ちを込めて、館内を隅々まで掃除した。

 中央児童館では遊びに来ていた33人が集合。職員からの説明を受けた子どもたちは六つの班に分かれ、「わんぱくルーム」や「ゲーム室」「図書室」、廊下や階段、玄関などの場所を分担し、窓やいつも遊ぶ遊具を丁寧に磨き、協力しておもちゃを整理していた。

 初めて参加した畑有羽梨(ゆうり)さん(10)は「普段から本を読んでいて破れているのが多く気になっていたので、整理ができて良かった。来年から新しい気持ちで遊びに来たいです」と掃除に励んでいた。

 くろしお児童館では30人が参加した。職員の説明を受け、子どもたちは各部屋を分担して拭き掃除。遊戯室の雑巾がけが始まると、みんなで横一列に並び「よーい、どん!」の合図で一斉にかけだし、往復を競争するなどしてにぎわった。

 田原拓真君(7)は「初めて参加して、みんなで汚れを落とせて良かった。きれいになった児童館で来年も遊びたい」と話していた。

 年始は両館とも1月4日(金)から利用できる。

(2018年12月30日付紙面より)

本を整理する子どもたち=28日、新宮市野田の中央児童館
雑巾をかける子どもたち=28日、新宮市佐野のくろしお児童館
2018年12月30日
5 冬の寒さに負けない熱戦
 新宮信用金庫理事長杯卓球大会  
2018年12月30日
6 平成30年納射会
 竹内結賀さん、弓友会Bが優勝  (新宮弓友会 )
2018年12月30日
7 出場と活躍に期待
 紀宝町出身の坊ノ内希愛さん  (神戸弘陵高校女子サッカー部 )
2018年12月30日
8 浸水被害の防止目指す  日足地区の河川事業推進  (熊野川治水対策協 )
2018年12月30日
9 役員らのぼりや門松を設置  下里神社で迎春準備  (那智勝浦町 )
2018年12月30日
10 外国人受け入れ体制考える  ルピナスで介護現場の今後や現状講演  (那智勝浦町 )
2018年12月30日
11 職員らの働きに感謝  新病院で初の仕事納め式  (那智勝浦町 )
2018年12月30日
12 1月から橋脚施工始まる  河口大橋の下部工事  (新宮紀宝道路 )
2018年12月30日
13 より良い地域のために  チームくまのがわに24人  (新宮市熊野川町 )
2018年12月30日
14 愛犬との憩いの場に  ウミガメ公園隣にドッグラン  (紀宝町 )
2018年12月30日
15 「まぐろのぼり」泳ぐ  南紀くろしお商工会  
2018年12月30日
16 お悔やみ情報
  
2018年12月28日
17 那智の滝で迎春準備
 大しめ縄の張り替え  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)は27日、世界遺産である那智の滝で大しめ縄を張り替えた。日本一の落差133㍍の滝口で神職たちが足元に注意しながら慎重に新しいしめ縄に取り換えた。

 那智の滝は同大社の別宮・飛瀧(ひろう)神社のご神体。張り替え作業は7月14日の例大祭「那智の扇祭り(火祭)」の前と年末の毎年2回行われている。

 しめ縄はサラシ製で長さ約26㍍、重さ約4㌔。大社本殿で安全祈願を行い、白装束に烏帽子(えぼし)姿の神職ら5人が表参道約2㌔の道のりを運んだ。前日の雨の影響もなく、無事に設置された。

 大阪府から参拝に訪れていた40代男性は「張り替えは見られなかったが良い時に来ることができた」と語った。

 那智の滝は大みそかから元旦にかけて青岸渡寺の三重塔と共にライトアップされる。

(2018年12月28日付紙面より)

大しめ縄を設置する神職ら=27日、那智勝浦町那智山
2018年12月28日
18 新姫の香りと程よい酸味
 リキュール「紀州の一雫」  

 熊野市特産の香酸かんきつ「新姫(にいひめ)」を使用したリキュール「紀州の一雫(ひとしずく)」の販売が新宮市や熊野市を中心とした酒販店などで始まった。紀州の自然の恵みと果樹の持ち味を引き立たせようと、酒類食品卸売業の株式会社Yアルコ(加藤隆義代表取締役)が企画。和歌山県岩出市にある創業100年の造り酒屋「吉村秀雄商店」で製造した。

 新姫は、かんきつ種のタチバナと何かが自然交配したものと推測され、昭和60年に熊野市新鹿町で発見された。市が平成9年に新しい香酸かんきつとして品種登録した。独特の爽やかな香りと程よい酸味が特徴。

 紀州の一雫は720㍉㍑入り1600円(税抜き)。新姫の特徴を生かした甘みと酸味のバランスが良く、加藤代表取締役は「アルコールが苦手な方でもおいしく飲んでもらえる」と話している。

 問い合わせは新宮市下田の株式会社Yアルコ(電話0735・21・2101)まで。

(2018年12月28日付紙面より)

新商品を紹介する加藤隆義代表取締役=21日、東牟婁振興局
2018年12月28日
19 昔ながらの製法で
 伝統のこんにゃく作り始まる  (熊野川町篠尾 )

 新宮市熊野川町の篠尾(ささび)で正月に向けて伝統のこんにゃく作りが始まった。篠尾は日当たりが良く、霧が発生する土地でこんにゃく芋の栽培に適している。昔は多くの家で作られていたが、後継者が減り、一時は少なくなっていた。伝統の味を絶やしてはいけないと昭和61年に篠尾こんにゃくグループが発足した。11月に収穫した芋を1カ月ほど干し、12月中旬からこんにゃく作りを始める。

 篠尾集会所内に設けられた作業所で、昔ながらのかまどにカシなどの天然木を燃料にして湯を沸かし、芋をゆでる。皮をむいた後、石臼でこねて木灰からとったにがりを混ぜ、木型に詰める。その後1時間ほど煮てあくを抜き、袋に詰めて殺菌のためにゆでて完成する。機械に頼らない昔ながらの製法で作られた篠尾のこんにゃくは特においしいという。

 グループ代表の垣内金夫さんは「以前、京都のお寺さんから定期的に欲しいというありがたいお話をいただき、『篠尾のこんにゃくは12月から2月いっぱいまでなのです』と了解をいただいた」と語る。「正月に向けて年内に1000個を作る。正月明けから2月いっぱいまで続きます。1月中旬には体験こんにゃく作りもあるので、ぜひお越しください」と話していた。

(2018年12月28日付紙面より)

木型に入れる作業をするメンバーら=23日、新宮市熊野川町の篠尾集会所
篠尾こんにゃくグループの皆さん
2018年12月28日
20 紀南学園にAED寄贈
 新宮ライオンズクラブ  (新宮市 )

 新宮ライオンズクラブ(新宮LC、山本俊英会長)は25日、児童養護施設の紀南学園(芝悦男園長)に自動体外式除細動器(AED)一式を寄贈した。芝園長は「設置したいと考えていたところ、お話をいただいた。職員一同大変ありがたく思っています」と話していた。

 山本会長をはじめ、新宮LCの会員らが同学園を訪問。児童らに、用意したクリスマスプレゼントを配り、芝園長に目録を手渡した。

 山本会長は、児童らに「クリスマスの良き日に、ライオンズクラブから贈り物を届けることができたことをわれわれもうれしく思います。元気に成長して、社会に出てからも頑張ってください。応援しています」とあいさつ。

 見送る子どもたちから会員らにお礼の折り鶴が手渡され、芝園長は「今日は一日を通して多くの方々が園に贈り物を届けてくれました」と感謝していた。

(2018年12月28日付紙面より)

芝悦男園長(左)に目録を手渡す山本俊英会長=25日、新宮市の紀南学園
2018年12月28日
21 紀南レク協会が優勝 第138回職場対抗ボウリング大会 
2018年12月28日
22 1位に松本武則さん  写連新宮支部12月例会  
2018年12月28日
23 骨粗しょう症予防を学ぶ  健康づくり推進員会三佐木支部が研修  (新宮市 )
2018年12月28日
24 目標金額50%を超える  川舟クラウドファンディング  (新宮市 )
2018年12月28日
25 元日も休まず営業  「勝浦漁港にぎわい市場」好評  
2018年12月28日
26 楽しくおいしく食べる子に  子育て世代の食育教室  (那智勝浦町 )
2018年12月28日
27 正月らしいたこ作り  冬休み中の児童10人が  (新宮市立図書館 )
2018年12月28日
28 町の魅力伝えるカレンダー  観光協会が景色や催しをPR  (那智勝浦町 )
2018年12月28日
29 お母さんはピアニスト  佐野保で保護者のコンサート  (新宮市 )
2018年12月28日
30 学ぶ姿勢を忘れずに  くろしお児童館で「お花をいけましょう」  (新宮市 )
2018年12月28日
31 ポスターなどで状況を周知  本州最南端の火祭りに向け  (南紀串本観光協会 )
2018年12月28日
32 リーダーを意識し集団活動  潮岬で養成キャンプ実施  (県青少年育成協会 )
2018年12月28日
33 買い物弱者をバスで支援  七川ふるさと協が試験運行  (古座川町 )
2018年12月28日
34 1年間の成長を披露  新宮市内保育園でクリスマス発表会  
2018年12月28日
35 外壁へのイルミネーション  28日と1月6日に実施を予定  (近畿労働金庫新宮支店 )
2018年12月28日
36 お悔やみ情報