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2020年03月29日
1 避難路完成「ありがとう」
 王子地区住民らが市長、議長を訪問  (新宮市 )

 新宮市王子町にこのほど、住民の悲願であった避難路が完成した。王子権現親睦会・自主防災の会(古川重民会長)の歴代会長や地域住民らが約20年にわたり要望を続けていたもの。27日には同会有志10人と濵田雅美市議会議員が新宮市役所を訪れ、田岡実千年市長と前田賢一議長、東原伸也副議長に悲願達成に対する感謝を伝えた。

 王子町1丁目付近では、近くに避難所である王子ヶ浜小学校がありながらも、最短距離であるNHK新宮ラジオ中継放送所横の道は人1人が通れる幅員しかなく、避難路として機能していなかった。住民や同会は道の拡幅を求めて十数年にわたり市に対して要望活動を行っており、並行して避難訓練を重ねて検証を続けてきたという。

 同町出身である濵田議員の後押しもあり、同会は平成26年、市議会に陳情書を提出。議員改選に伴い翌年に再度提出した陳情書が平成28年9月定例会において採択され、晴れて事業化。3カ年で事業は進み、27日に工事が終了した。総事業費は約6000万円。交付税算入率が70%の緊急防災・減災事業債制度を活用している。

 避難路は4月1日(水)から使用開始。避難路としてだけではなく、消防車や救急車などの往来にも利用される。古川会長は「住民の要望や濵田議員の協力もあり立派なものができました。緊急車両も入れるようになった。避難路を使わないことにこしたことはないが、20年近く諦めずに活動を続けてきて良かった」と感謝を示し「新型コロナ感染症が終息すれば、完成セレモニーを兼ねた避難訓練を実施したい」。

 濵田議員は「避難訓練を重ねて拡幅の必要性を理論づけてくれたので声を上げやすかった。今まで避難を諦めていた地域の高齢者の方が『これなら避難できそう』と話してくれた」と安堵(あんど)の表情を浮かべ「これを機に、他の海岸沿いの危険地域にも対策を。命を守る施策を諦めるわけにはいかない」と決意を新たにした。

(2020年3月29日付紙面より)

拡幅工事が完了した避難路=27日、新宮市王子町
田岡実千年市長らを訪問し感謝を伝えた=同日、新宮市役所
2020年03月29日
2 防災拠点施設の整備進む
 紀宝町ウミガメ公園に隣接  (国交省 )

 国土交通省紀勢国道事務所は、紀宝町井田の道の駅「紀宝町ウミガメ公園」に隣接する防風林で防災拠点施設の整備を進めている。伐採と整地作業が進み、来年度、国の予算が付けば防災備蓄倉庫の発注に取り掛かる。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災で震度7の地震と巨大津波により東日本一帯が甚大な被害を受けた。近い将来、中部地方でも東海・東南海・南海地震など南海トラフを震源とする巨大地震の発生が予測されている。

 このことから、同事務所では津波による甚大な被害が想定される太平洋沿岸部(熊野灘地域)での救援・救護活動、緊急物資の輸送などを迅速に行うため、復旧・復興を見据えた地震防災に関する道路啓開を実行するため防災拠点を計画した。

 施設は防風林の一部で約9000平方㍍。防災備蓄倉庫、災害時の避難場所を整備する。地域の防災拠点として非常電源を確保し、道路の規制情報や被災情報などの提供も行う。

 施設の地盤高は10・43~13・26㍍で、三重県が発表した津波浸水予測によると町の最高津波高が12・46㍍に及ぶことから、約1~3㍍の盛り土を行う。また、町では飲料水や貯水槽、避難タワーなど安全安心な道の駅となるよう整備の検討を進めていく。

(2020年3月29日付紙面より)

防災拠点施設の建設工事が進む=紀宝町井田
2020年03月29日
3 観光やまち歩きの拠点として
 設備充実の観光案内所が開所  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は28日、JR紀伊勝浦駅前の旧キヨスク跡に設置した観光案内所を開所した。デザイン性のある施設内には充実した設備が整い、観光や商店街の総合案内、まち歩きの拠点として国内外の観光客に対応する。営業は午前9時から午後6時までで年中無休。

 案内所は空き店舗だった旧キヨスク跡をJR西日本和歌山支社の協力を得て、ジェイアール西日本デイリーサービスネットから無償譲渡されたもので、土地も無償貸与。その後、観光庁の補助制度を活用しリニューアルした。

 同町によると、改修床面積は66・90平方㍍で建設費が1414万2700円。内訳は設計管理業務委託費が192万5000円、工事請負費が1221万7700円となっている。設計管理業務を株式会社建築工房くまのが、施工は有限会社紀宝工業が実施した。

 全国で駐車場事業を展開するタイムズのコインパーキングが町内3カ所に順次整備される。利用者にはポイントが発行され、同案内所で商品券に変換できる仕組みも進めていくという。

 施設内はヒノキや町の朝日や夕日などをイメージした暖色系の壁紙を利用し、親しみやすい空間を演出している。町の観光をPRする動画を映し出すデジタルサイネージや、英語や中国語に対応した2基の観光案内ロボット、約100種類のパンフレット類を充実させた。

 案内所には町観光協会と南紀勝浦温泉旅館組合の職員が常駐する。インバウンド対策としては国際交流員を増員し、2人体制で外国人観光客に対応する。

 この日は新型コロナウイルス感染予防のため、開所式典は中止となった。堀順一郎町長は「現在はコロナウイルスの感染拡大により、町も経済的に疲弊しており、早期の終息を切に願っています。案内所についてはJRさんや各関係者さまのご協力に感謝している。終息後は那智勝浦観光機構が中心となり、町を挙げてお客さまをお出迎えしていきたい」と語った。

(2020年3月29日付紙面より)

観光案内所が開所した=28日、那智勝浦町のJR紀伊勝浦駅前
初の観光客が訪れた
2020年03月29日
4 さらなる普及に努める  熊野川小にガス器具など寄贈  (県エルピーガス協会 )
2020年03月29日
5 那智勝浦観光機構が設立  活性化や国内外の誘客図る  (那智勝浦町 )
2020年03月29日
6 よりきれいな町に  たばこ組合新宮支部が清掃活動  (那智勝浦町 )
2020年03月29日
7 優しく強い子になって  たづはら保で卒園式  (新宮市 )
2020年03月29日
8 「こんなに大きくなりました」  天満保育園で卒園式  (那智勝浦町 )
2020年03月29日
9 ラインで新型コロナ対策サポート  三重県  
2020年03月29日
10 新年度もコロナ対策継続  山中富行さんを再任  (紀宝町教委 )
2020年03月29日
11 教職員の人事異動 和歌山県教育委員会 
2020年03月29日
12 3月定例会一般質問(終)  古座川町議会  
2020年03月29日
13 推奨3コースなど紹介  サイクリングマップ作成  (古座川町観光協会 )
2020年03月29日
14 お悔やみ情報
  
2020年03月22日
15 地域の宝を末永く
 旧チャップマン邸、国登録有形文化財登録へ  (新宮市 )

 国の文化審議会(佐藤信会長)は19日、文化財分科会を開き、審議・議決を経て、文部科学大臣に新宮市新宮の旧チャップマン邸を含む133件の建造物を国登録有形文化財にするよう答申した。官報告示を経て正式に登録される予定。登録後、市内における国登録有形文化財は同市三輪崎の三輪崎青年会館と合わせて2件となる。

 文化財登録制度は1996(平成8)年に誕生。50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、緩やかな規制を通じて保存が図られ活用が促されている。

 今回、国登録有形文化財(建造物)として登録されるのは、「旧チャップマン邸主屋」と「旧チャップマン邸石段および石垣」。主屋と石段および石垣は26(大正15)年に、宣教師チャップマンとその家族のために、市名誉市民の西村伊作(1884~1963年)が設計し、伊作が創設した西村建築事務所が施工した。伊作の作品は、ほかにも同市の旧西村家住宅(国重要文化財)や那智勝浦町の紀南教会(国登録有形文化財)など、全国で十数棟残されている。

 木造2階建て、スレート葺きで、南面東半は2階をやや張り出して切妻を見せ、1階は半八角形平面の出窓が突出するなど、変化に富んだ外観を見せる。間取りは1階にガラス扉で仕切ることのできる食堂と居間、2階に寝室や学習室などを配置するなど、伊作の作風の一端を示している。

 市出身の芥川賞作家・中上健次(1946~92年)が執筆活動をした建物としても知られている。2015(平成27)年に同市に無償譲渡されたが、築90年以上が経過していたことから老朽化が激しく、18(平成30)年に耐震補強改修工事を行った。なお、同所は、新型コロナウイルス感染症の影響により31日(火)まで休館となっている。

  □     □

■田岡実千年市長のコメント

 旧チャップマン邸は、新宮市名誉市民である西村伊作氏の設計により、アメリカの宣教師チャップマンの居宅として大正15年に建築された歴史ある建物です。市としては、この旧チャップマン邸を新たな観光交流施設として活用するため、可能な限り建築当時の面影に近づけるような形で改修・耐震補強工事を行い、昨年4月に供用を開始しました。5月にはアメリカからお招きしたチャップマン氏のご親族をはじめ、多くの関係者の皆さまにご出席いただくなか、オープニングセレモニーを実施しました。

 以来、単なる建物の観覧だけでなく、大正の雰囲気を感じられる交流の場として市民や観光客の皆さまにご利用いただいております。

 このたびの答申にあたりまして、活用計画段階から供用開始、そして今回の登録まで多大なるご尽力を賜りました、西村記念館・旧チャップマン邸の会の皆さまをはじめ、多くの関係者の皆さまに、心より厚くお礼を申し上げます。

 今後も、市民の皆さまのご理解とご協力のもと、保存・管理に努めるとともに、地域の宝として末永く活用してまいります。

(2020年3月22日付紙面より)

旧チャップマン邸主屋
旧チャップマン邸の石段(写真左)と石垣
1階居間部分
2020年03月22日
16 総務大臣賞を受賞
 王子ヶ浜少年消防クラブ  (新宮市 )

 地域や家庭での防火防災を図るため、新宮市立王子ヶ浜小学校6年生で結成し活動を行っている「王子ヶ浜少年消防クラブ」がこのほど、「令和元年度優良少年消防クラブ・指導者表彰」において総務大臣賞を受賞した。なお、消防庁主催による表彰式典は新型コロナウイルス感染予防を考慮し、中止となった。

 少年消防クラブとは、小学生から高校生までの少年少女が防火および防災について学習するための組織。防火パトロールや防火・防災に関する研究発表会の実施などの活動を行っている。令和元年5月1日現在のクラブ数は全国で4442あり、クラブ員は約41万人、指導者は約1万4000人。

 同表彰は、少年消防クラブ員や指導者の意識高揚とクラブ活動の活性化を図り、少年消防クラブの育成発展に寄与することを目的として、昭和29年度より継続して実施している。今回は全国から、特に優良な少年消防クラブ(総務大臣賞)28クラブ、優良な少年消防クラブ指導者(総務大臣賞)14人、優良な少年消防クラブ(消防庁長官賞)40クラブが選ばれた。王子ヶ浜少年消防クラブは県内で唯一選出された。

(2020年3月22日付紙面より)

王子ヶ浜少年消防クラブの皆さん=昨年7月、新宮市熊野川町
2020年03月22日
17 新型コロナの対策進む
 タイムラインを策定  (紀宝町 )

 新型コロナウイルスの感染が国内外で広がっていることを受け、紀宝町は19日、町内や近隣市町での発生など不測の事態に備えて新型コロナに対応した事前行動計画(タイムライン)を策定した。タイムラインに沿った現在と今後の取り組みを取材した。

 事前準備や行動の目安、行動のもれをなくすため、各課の役割を明確にすることが目的で、担当職員は「不測の事態が起きた際にもタイムラインによってすぐに行動できる体制を構築した。感染予防のため職員の健康管理の徹底、マスクの着用、アルコール消毒液の設置など感染予防マニュアルに沿った対策を取っている」と話している。

 タイムラインは1~5のステージを設定。この計画を基に各課がそれぞれ行動する。近隣諸国で発生した1(準備)、国内発生の2(警戒)、県内や近隣県で感染者が確認された3(感染予防)、近隣市町で確認された4(緊急事態)、町内での感染や感染拡大が想定される場合の5(非常事態)に分類した。

 21日現在、県内で9例の感染が確認され、町ではステージ3を実行中だ。役場内に対策本部を設置し、情報収集、県との情報共有、役場や幼稚園、小学校、中学校、子育て支援事業の体制を検討し、町民への注意喚起、町内での感染予防対策などに当たっている。

 ステージ4に移行した場合、町長が緊急事態を宣言し、救護体制の検討、感染地域や感染者数などの情報収集、ステージ5では非常事態宣言を発令し、感染者への対応などに取り組む。

(2020年3月22日付紙面より)

2020年03月22日
18 暗い話題吹き飛ばす大漁
 ブリの水揚げで活気づく  (宇久井漁協 )

 那智勝浦町宇久井の宇久井漁業協同組合(亀井睦弘組合長)の構内で19日、定置網漁(通称・大敷)で丸々と太ったブリが水揚げされ、大漁となった。漁協施設屋上には大漁旗が掲げられ、付近の住民らも活気づいた漁港を笑顔で見つめていた。

 亀井組合長によると、この日は数日間で最も大漁だったといい、3隻分の水揚げは午前中でも終わらないほど。その様子を見ていた住民は「最近はコロナウイルスなど暗い話題ばかり。それを吹き飛ばしてくれるような大漁。町が活気づいてうれしい」と話した。

 同漁協と取り引きしている三重県尾鷲市の定置網・養殖漁業資材制作業者の50代男性は「昨日、おとといと漁が好調だったと聞いていたのでお神酒を持ってこさせてもらったら大漁でびっくりした。活気があって良い」と話した。

 亀井組合長は「若い人たちやみんなが本当によく頑張ってくれた。海の恵みを頂きありがたい」と語った。

(2020年3月22日付紙面より)

ブリの大漁に活気づいた=19日、那智勝浦町宇久井の宇久井漁協構内
2020年03月22日
19 独自の新型コロナ緊急対策  商品券配布やクーポン助成  (那智勝浦町 )
2020年03月22日
20 新型コロナへの各種対策など  那智勝浦町議会一般質問②  
2020年03月22日
21 紀南フィルム写真展  4月5日まで、串本「田並劇場」で  
2020年03月22日
22 14人が新たな歩み進める  熊野川小で卒業式  (新宮市熊野川町 )
2020年03月22日
23 22日まで春蘭展示会  紀州愛蘭会が佐野会館で  
2020年03月22日
24 4月1日付人事異動を内示②  行政職とこども園・保育所職  (串本町 )
2020年03月22日
25 町立体育館で第11回写真展  海中フォト最新入賞作品も  (串本写真倶楽部 )
2020年03月22日
26 クッキング楽しむ  5歳児がドーナツ作る  (飯盛保 )
2020年03月22日
27 登立節雄さんに辞令交付  紀宝町公平委員会  
2020年03月22日
28 お悔やみ情報
  
2020年03月15日
29 下里の視点から歴史見る 懸泉堂文書まとめた小冊子 (那智勝浦町)

 那智勝浦町教育委員会は和歌山大学と連携し、文豪・佐藤春夫の父・豊太郎(とよたろう)の生家である同町八尺鏡野(やたがの)の下里懸泉堂(けんせんどう)に残された文書などをまとめた冊子「文豪 佐藤春夫のルーツ『下里懸泉堂 懸泉堂文書への誘(いざな)い』」をこのほど発行した。

 下里の視点から当時の日本やその歴史などを捉えた内容となっており、4月末までは同町役場下里出張所で、5月以降は町教育センターで配布する。

  □     □

■冊子作成の経緯



 代々、医者の家系であった佐藤家。春夫の曽祖父の百樹が私塾を開いていた懸泉堂は谷川瓦が用いられた主屋と大正期に建築されたといわれる洋館とで成立し、建築的価値は高いとされる。

 室内にはさまざまな貴重な文書・史料が存在することから、同委員会では下里の歴史文化に触れることのできる小冊子の作成を検討。所有者や関係者の協力の下、和大と県立文書館、県立博物館などに依頼して2015年7月に一次調査を実施した。

 さらに詳細な調査を進めるために17年1月に文書を和大に運んでくん蒸処理を行い、整理作業を開始。江戸時代に書かれた文字も含め、一つ一つ文書を開いて内容を確認し、目録を作成したという。全12箱2273点の興味深い史料の一部が小冊子に掲載されている。

  □     □

■小冊子の内容



 出来上がった小冊子は▽佐藤家の家系図▽懸泉堂立面図・平面図▽春夫の自筆原稿▽豊太郎の作品▽春夫の書簡▽「鉄道問題」▽春夫作品「環境」▽三好達治の懸泉堂滞在▽谷崎潤一郎「厠(かわや)のいろいろ」▽黒船の噂(うわさ)▽ポサドニック号事件▽鳥羽伏見の戦い▽維新後の京都▽鯨の肉のフシギ▽下里の学び舎―など、豊富な内容となっている。700部を作製した。

 執筆者は新宮市立佐藤春夫記念館館長の辻本雄一さん、和束町史編さん室専門員の渡邉久仁太さん、和大クロスカル教育機構・教養協働教育部門准教授の橋本唯子さん。

 同委員会の里際聖さんは「町民の方々に佐藤春夫のルーツや、当時の文化を知っていただけたら」。

 岡田秀洋教育長は「地元以外の情勢に関心を寄せていた佐藤家の人々の様子が見られると同時に東牟婁の豊かな歴史を感じる。地方の点と都市の点が線となり、面になっていく様子を表している資料。大きな価値があると思う」と語った。

(2020年3月15日付紙面より)

懸泉堂の小冊子が発行された=那智勝浦町の懸泉堂
当時の貴重な文書などが多く掲載されている
2020年03月15日
30 全議案可決で閉会
 太地町議会3月定例会  

 太地町議会(塩崎伸一議長、10人)の3月定例会が13日、一般質問終了後に閉会した。12日は一般会計や同町国民健康保険事業予算など特別会計の予算審議があった。追加議案はなく、令和2年度一般会計予算含む17議案全てが可決された。

 議員からは今年4月から施行される会計年度任用職員制度や、防災機能を備え観光振興にも寄与する駅舎防災複合施設建設、令和2年度から稼働する「くじらの海事業」の森浦湾海上遊歩道においての保険や安全管理業務などの運営費用と予備網の購入費用などについて質疑を行った。

 一般会計予算案では漁野尚登議員が評価できる予算としながらも、「私が反対した副町長と教育長の給料や期末手当が入っている。くじらの海事業の安全管理業務費用に毎年700万円発生すること、駅舎より役場を建て替えるほうが優先であるため、原案に反対」と反対の立場で討論。

 三原勝利議員が新型コロナウイルスの町の対応や人事評価をどのような形で行うか、共通した考え方が必要と一言述べた上で「一般会計はかなり苦労されて出来上がっていると思う。一部に疑義があったとしても私は積極的に推進していただきたい」と賛成討論を行い、賛成多数で可決された。

 なお、現行の「過疎地域自立促進特別措置法」が令和3年3月末で失効することから「新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)」を花村計議員(賛成者は三原勝利、水谷育生、山本真一郎の各議員)が提出した。同案は可決となり、意見書は内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣に提出される。

(2020年3月15日付紙面より)

太地町議会の3月定例会
2020年03月15日
31 「遊んでくれてありがとう」
 丹鶴幼・蓬莱保でお別れ会  (新宮市 )

 新宮市立丹鶴幼稚園(下岡容子園長、園児66人)と蓬莱保育所(上路三四所長、園児89人)で13日、卒園を迎える5歳児とのお別れ会があった。春の陽気の中、園児たちは歌やゲームで楽しく過ごし、園生活での思い出をつくった。

  □     □

■丹鶴幼稚園



 丹鶴幼稚園では、○×ゲームに挑戦。4歳児が司会進行をして園にちなんだ問題を出した。園児たちは「どっちかな?」と迷いながら移動し、正解を発表するたびに歓声を上げ盛り上がった。

 在園児が「おひさまになりたい」「あしたははれる」を歌い、「いっぱい遊んでくれてありがとう。大好きだよ」と思いを伝えた。5歳児は歌「ゆうきをだして」を元気いっぱい披露。3、4歳児から手作りのメッセージ付きネックレスのプレゼントもあった。

 在園児の大家爽智(さち)ちゃん(5)は「ほし組のみんなはたくさん遊んでくれて優しかった。小学校になっても頑張ってほしい」。卒園を控えた射場俊成(しゅんせい)君(6)は「みんなと一緒に遊べてうれしかった。小学校では勉強を頑張りたい」と語った。

 下岡園長は「子どもたちの楽しそうな姿が見られました。進級し成長していくことを感じてもらえれば」と話していた。

  □     □

■蓬莱保育所



 蓬莱保育所は、新型コロナウイルス感染症対策のため屋外で実施。在園児がライオン組(年長児)20人に「バスごっこの手遊び」や合奏「ドレミの歌」などを披露し、一緒に○×クイズを楽しんだ。

 卒園遠足で太地町立くじらの博物館を訪れたことにちなみ、5歳児へのプレゼントとしてクジラを描いた写真入れを手渡し、感謝の気持ちを伝えた。5歳児たちは「ありがとう」と応えた。

 会の後は、ソーセージピラフやエビフライ、パリパリサラダなど特別メニューの給食を食べ、4、5歳児対教職員でドッジボール大会をした。

 上路所長は「いい天気で良かった。保育所生活の最後に、たくさん遊んで思い出をつくってほしい」と話していた。

(2020年3月15日付紙面より)

在園児からのプレゼントを受け取る5歳児=13日、新宮市立丹鶴幼稚園
○×クイズを楽しむ5歳児たち=13日、新宮市立蓬莱保育所
2020年03月15日
32 𠮷良和子さんが最優秀賞  世界遺産についての作文  (新宮ユネスコ協会 )
2020年03月15日
33 町の工事や人口減少対策など議論  太地町議会一般質問  
2020年03月15日
34 偽ブランド品などに注意を  知的財産侵害物品の取締強化  (大阪税関 )
2020年03月15日
35 認知症との接し方考える  高池小の4~6年生33人  (古座川町 )
2020年03月15日
36 古典芸能を楽しむ  野村萬斎さんらが「狂言の夕べ」  (熊野市 )
2020年03月15日
37 4月の入園に向け準備  シューズ入れなど手作り  (寺子屋広場 )
2020年03月15日
38 お悔やみ情報
  
2020年03月08日
39 浮島の森で植生調査進む
 高木1043本にナンバリング  (新宮市 )

 新宮市の国指定天然記念物「新宮藺沢(いのそ)浮島植物群落」(浮島の森)で10年ごとに行われている植生調査が進んでいる。熊野学研究委員会の瀧野秀二さんらが島内の高木1043本のナンバリングと樹種の特定を終え、島本体から分離した四つの「離れ島」部分にも着手している。

 調査は京都大学の四手井(しでい)綱英名誉教授を中心とする専門家により、1989年にスタート。周囲の宅地開発や水質悪化により希少なオオミズゴケの減少や植生の変化が見られたためで、天然記念物指定当時への原状回復を最高目標とする保全策の基本方針がまとめられた。

 第4回となる現在の調査は昨年11月に始まり、島上を一辺10㍍の方形枠に分割してB2~H6の調査区を設定。胸高(地上1・3㍍)直径5㌢以上の樹木を高木とし、作業を進めてきた。今後は正確な幹周り・樹高を測定し、胸高断面積の合計を基準に各種の優占順位を算出。ミズゴケ類、シダ類、種子植物などの下草類についても全種類を記録し、重要なものは分布位置を記録する。

 特にかつて浮島の森の主林木であったスギは、老木の枯死による本数の減少や島中央部での後継樹の不在が憂慮されており、湿地内に残存する母樹からの採種と移植が行われてきた。それらの育成状況も注目されている。

 瀧野さんは「浮島上に胸高直径5㌢以上の樹木が1000本以上あるというのは、改めてすごいこと。暑くなるまでには直径や樹高測定の作業を終えたい」と話していた。

  □     □

■浮島の森

 浮島の森は、沼地に浮かぶ泥炭でできた島で、面積は約5000平方㍍。寒地の植物であるオオミズゴケやヤマドリゼンマイと、暖地のテツホシダなどが島上に混在していることが特徴で、1927に天然記念物指定を受けた。現在、沼底への座礁により島の移動は確認できなくなったが、ボーリング調査で下部に水の層が確認されている。浮力の発生原理や泥炭を形成する植物体については現在も謎が残っている。

(2020年3月8日付紙面より)

島内の樹木にナンバリングする瀧野秀二さん=新宮市の浮島の森
2020年03月08日
40 感謝と決意掲げ節目つける
 各中学校で卒業証書授与式  (串本町・古座川町 )

 串本町、古座川町の町立中学校が6日、一斉に卒業証書授与式を挙行した。串本町は65人(男子32、女子33)、古座川町は26人(男子13、女子13)が感染症予防の制約がかかる中、それぞれに感謝と決意を掲げて卒業の節目をつけた。

 串本町立串本中学校(濱﨑和司校長)は3年生37人(男子15、女子22)とその保護者、教職員がマスクを着用し席を1㍍間隔に置いて同式を営んだ。

 3年生一人一人に卒業証書を授与した濱﨑校長は「為(な)せば成る為さねばならぬ何事も」という言葉を贈り、「自分を信じ、目標を掲げ、たゆまぬ努力を続けてその先にある輝く未来を自分の手でつかみ取ってほしい。皆さんならまだまだ成長できると信じている」と述べて前途を祈念した。

 梁村詩都さんが学校から、堀音和(おとわ)さんが育友会から記念品を受け、在校生を代表して生徒会執行部の前田美波(みな)会長(2年)が録音して託した送辞を放送。芝真珠(まこと)さんが3年間の思い出を振り返り、友達や在校生、先生や両親など成長を支えてくれた人々への感謝を掲げて「常に明るく、常に全力で。それが私たち37人が大切にし続けてきたこと。これからもこの言葉を思い出し、前を向いて進んでいきたい」と答辞を述べた。

 在校生が録音して託した歌「ありがとう」を聞き、3年生は自分たちを象徴する歌詞を含む歌「YELL」を歌って「こんなふうな卒業式は受け入れたくなかったけれど、自分たちらしい最高の卒業式が今ここにいない後輩を含む多くの人に届いていくことを願っています」と胸中を明かしながら会場を後にした。

 他校の卒業生数は▽串本西中6人▽潮岬中14人▽西向中8人▽古座中19人▽明神中7人。

(2020年3月8日付紙面より)

拍手に送られて式場を後にする3年生=6日、串本町立串本中学校
2020年03月08日
41 シャトルバスの利用促進
 雪まつりスタンプラリー抽選会  (那智勝浦町 )

 商工祭「南の国の雪まつり」実行委員会(委員長=森川起安・南紀くろしお商工会長)は5日、那智勝浦町商工会館でシャトルバス利用者のプレゼント企画であるスタンプラリーのオリジナル賞品抽選会を開いた。2月16日に開催した今年の雪まつりは暖冬の影響で、長野県白馬村からの雪が調達できず、「雪のない」催しとなった。当日は雨天で、悪条件が重なったが1万525人(主催者発表)が来場しにぎわった。

 雪まつりの会場周辺には駐車場が少ないことから、那智漁港や旧北マリンホテル跡地の駐車場などに臨時駐車場を設け、無料シャトルバスが運行した。

 スタンプラリーはシャトルバスの利用促進とバスに乗車することを催しの一つとして楽しめるようにと2013年から開始。乗車時に配布された台紙に会場内にあるスタンプを集めると商品の抽選に参加できるもの。

 今年は午前8時~11時、午後1時~3時にピストン運行による運営を実施。利用人数は延べ347人(前年対比2223人減)で、スタンプラリーには58人(同179人減)が参加。当日の雨天の影響などによる利用者や参加者の減も見られた。

 賞品はオリンピックキーホルダーや自衛隊Tシャツ、千葉県勝浦市と長野県上松町、徳島県勝浦町の産品、消防非常時セットなど。森川委員長と名誉実行委員長である堀順一郎町長が抽選した。

 スタンプラリーのメッセージには▽マグロ汁おいしかった▽スケートできなくて残念でした▽楽しませてもらってありがとう▽来年は雪を期待しています▽毎年、楽しみにしています―など、町内外から多くの感想が寄せられていた。

 堀町長は「雪がなかったのは残念。大雨も降ったがたくさんの方に来ていただきありがたい」。

 森川委員長は「雪がないことや悪天候も残念だったが、多くのメッセージも頂き励みになる。今後は予算の関係もある中、地域で認めていただいている雪まつりを継続できる方向で考えていきたい」と語った。

(2020年3月8日付紙面より)

スタンプラリーの抽選会が行われた=5日、那智勝浦町商工会館
2020年03月08日
42 会員19人がプレー楽しむ
 年度末の「早春3月大会」  (新宮GG同好会 )
2020年03月08日
43 防災力強化と観光振興を  当初予算案の主要事業  (太地町 )
2020年03月08日
44 木本総合は1・22倍  県立高校後期選抜入試  
2020年03月08日
45 平和で豊かな時代を願い  桜愛好会がソメイヨシノを植樹  (紀宝町大里 )
2020年03月08日
46 今年も観世音像を開帳  井田観音で聖観音初午祭  (紀宝町 )
2020年03月08日
47 在職15年の功労に報いる  議員3人に全国表彰伝達  (古座川町議会 )
2020年03月08日
48 思い出の母校巣立つ  保護者らに見守られ卒業式  (新宮市、那智勝浦町、太地町 )
2020年03月08日
49 お悔やみ情報
  
2020年03月01日
50 3年生に卒業証書を授与 新宮高校、新翔高校で (卒業式は中止)

 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、2日(月)の卒業式を中止にした県立新宮高校(前田成穂校長)と新翔高校(東啓史校長)は2月28日、3年生に卒業証書を授与した。27日に県教育委員会から卒業式中止の通達を受けて、急きょ予行演習日に実施した。

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■新宮高校



 新宮高校は3年生197人(男子80、女子117)が出席。各クラスを代表して髙岡麗さん、尾鷲丈君、東口紀之君、久司侑佳さん、久保慎之介君が卒業証書を受け取った。

 前田校長は「入学以来、多くの仲間と共に心の底から喜び合ったこと、涙を流して悔しがったことなど、さまざまなことを体験しながら成長してきました。皆さんの軌跡に心から敬意と賛辞を送ります」と式辞を述べ、新たな門出に際し「力必達」「豊かな共生社会を創造する」の二つの言葉を贈った。

 3年生を代表して竹内裕賀さんが答辞を読み上げた。「令和最初の卒業生として、私たちがこれから新たな時代をつくっていかなければなりません。新宮高校で互いに高め合ったことを忘れず、誇らしく進もう」と高らかに告げ、感謝の気持ちを伝えて母校・新宮高校の発展を祈念した。

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■新翔高校



 新翔高校では147人(男子72、女子75)と在校生が出席した。東校長は失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦してほしいと呼び掛け、「失敗はマイナスなことと捉えがちだが、発想を転換すれば価値を生み出して新たな意味を持つことがある。世界の熊野にある、この高校で学んだ誇りを胸に、新たな目標に向かって頑張ってください」とエールを送った。

 校歌斉唱後、各クラスの代表生徒が卒業証書を受け取った。皆勤・精勤や和歌山県知事、全国総合学科高等学校長協会優秀者、県産業教育振興会会長などの各賞の表彰も行われた。

(2020年3月1日付紙面より)

答辞を読み上げる竹内裕賀さん=2月28日、新宮市神倉の県立新宮高校
学びやを巣立つ卒業生=新宮高校
卒業証書を受け取る生徒=2月28日、新宮市佐野の県立新翔高校
式に臨む卒業生=新翔高校
2020年03月01日
51 ウミガメ保護活動を発表
 下里小6年生の12人が  (指導室学習会 )

 東牟婁地方教育委員会連絡協議会は2月27日、那智勝浦町教育センターで「第7回指導室学習会(ふるさと学習編)」を開いた。東牟婁郡内の教職員、教育委員ら約20人を前に町立下里小学校の6年生12人が10カ月にわたるウミガメ保護活動を発表した。

 15日に東京大学で開催された「第7回海洋教育サミット」で活動を発表する予定だったが、直前で断念したことから、学習会で紹介する運びとなった。

 同小は海岸線に面し、漁港、海水浴場、磯場、ウミガメが産卵する浜辺が近くにあり、20年ほど前から玉の浦リップルズクラブの協力を得て保護活動を続けている。児童たちは「黒潮の海をフィールドに~小さな生命が大海原へいく~」をテーマに全員で発表し、「ウミガメの保護と飼育、海の学習を下級生に引き継いでいくことが大切だと感じた」などと伝えた。

 2018年4月にウミガメ事前学習で保護活動や環境保全を学び、5月には全校児童で下里大浜の清掃活動に取り組んだ。6月にふ化場で砂の入れ替え作業をし、7月2日に産卵があったアカウミガメの卵をふ化場に移した。8月24日に76匹がふ化し、9月上旬に70匹を放流した。

 10月から6匹のアカウミガメを飼育し、児童たちは「カメが元気に泳ぐとうれしくなった」「貴重な経験ができた」と語った。

 ふ化してから10カ月後の19年6月に放流し「今まで育ててきたので寂しかったけど、大人になったら帰ってきてほしいと思った」と振り返り、「これからも地域の人たちと一緒に身近な環境を守っていきたい」と述べた。

 発表を聞いた東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センターの川上真哉・特任研究員は「皆さんの訴えが大人の心に響いていく。歴史がある取り組みは磨くことで素晴らしい伝統になる。ぜひ下級生に伝えていってほしい」と話し掛けた。

 この後、学習会で「那智勝浦町ふるさと読本」について作成の意図や活用方法、今後の展望などを共有した。ふるさと読本は小中学校の教諭が各地域を取材して作成したもので、小中学校の社会科や総合的な学習で活用する。また、情報をデジタル化して随時、更新するという。

(2020年3月1日付紙面より)

保護活動を発表した下里小学校の6年生=2月27日、那智勝浦町教育センター
ふるさと読本の活用法を探る指導室学習会
2020年03月01日
52 夢中でプログラミング
 三重大東紀州サテライトが協力  (うどの幼稚園 )

 紀宝町立うどの幼稚園(岩本小百合園長、園児32人)で2月25日、「プログラミング教室」があった。園児たちはタブレットを操作し、夢中でキャラクターを動かして遊んだ。

 プログラミングとは、コンピューターに人間の意思に沿った動きを指示するプログラムを作成することで、2020年度から小学校での必修化が決まっている。

 同幼稚園では、プログラミングに親しもうと昨年度から教室を開いている。教育活動支援の一環として、三重大学東紀州サテライトの大野恵理准教授らが指導した。

 昨年11月に続く2回目の教室で、園児が2グループに分かれて、1人1台のタブレットを使ってアプリケーションソフト「スクラッチジュニア」で学習した。

 基本操作を教わった園児たちは、画面に登場した男の子や女の子がサッカーボールを蹴るようコンピューターに指示した。ボールを蹴る前は「今からボールを蹴ります」、ゴールが決まると「おめでとう」「やったぜ」などの音声も録音した。

 シュートが決まり、自分の声が流れると「やったー。できた」と喜んだ。同サテライト東紀州教育学舎特任教授の榎本和能さんは「前回よりランクアップしたプログラムで、子どもたちは集中して取り組んでくれた。考えながらプログラミングできたと思う」と話していた。

(2020年3月1日付紙面より)

プログラミングを楽しむ園児たち=2月25日、紀宝町立うどの幼稚園
2020年03月01日
53 「楽しく生きよう」テーマに  第二なぎの木園が作品展  (新宮市 )
2020年03月01日
54 デマ拡散、冷静な行動を  トイレットペーパーが品薄に  
2020年03月01日
55 臨時休校、各市町の対応  新宮・東牟婁地方  
2020年03月01日
56 地方自治の振興に尽力  元熊野川町議・杉岡久嗣さんに旭日単光章  
2020年03月01日
57 15人が介護資格取得  新翔高で修了証授与式  (新宮市 )
2020年03月01日
58 練習した成果を披露  神倉小で学習発表会  (新宮市 )
2020年03月01日
59 新しい自分を見つけて  新宮高校定時制で卒業式  (新宮市 )
2020年03月01日
60 感謝の気持ち込め発表  三輪崎小で6年生を送る会  (新宮市 )
2020年03月01日
61 3日から臨時休校  新型コロナ予防措置として  (熊野・南牟婁 )