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2017年05月05日
1 水害からの復興願って
 「鯉のぼり祭り」にぎわう  (新宮市熊野川町 )

 熊野川フラワーツーリズム推進協議会(下阪殖保会長)は3日、新宮市熊野川町の日足道路バイパス下で「熊野川地域物産展鯉(こい)のぼり祭り」を開催した。約600人(主催者発表)が来場し、にぎわった。

 2011(平成23)年9月の紀伊半島大水害で大きな被害を受けた熊野川地域を元気づけるために始まり、今年で5回目になる。昨年まで同町田長(たなご)の道の駅・瀞峡街道熊野川周辺で催していたが、会場確保の困難さからバイパス下に変更した。今年はこいのぼり約80匹を道の駅と日足地区に分けて設置した。

 こいのぼりの下には多くの家族連れが訪れ、記念写真を撮っていた。露店では地域の産品が販売され、ステージでは地元団体がダンスパフォーマンスを披露し、来場者を楽しませた。イベントの最後には餅まきが行われた。

 下阪会長は「こいのぼりを分けたことで皆さんの期待に添えられなかったのではと思ったが、非常にたくさんの人が来てくれた。また来年もやりたい」と盛況を喜んだ。

(2017年5月5日付紙面より)

こいのぼりの下に集う家族連れ=3日、新宮市熊野川町の日足道路バイパス下
餅まきに沸く来場者
2017年05月05日
2 「詐欺にだまされないで」
 新宮警察、補導員らが啓発  

 「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺被害を防止しようと、新宮警察署警察官と少年補導員らは4月29日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で街頭啓発をした。約10人が店頭でチラシとポケットティッシュを配布し、買い物客らに注意喚起をした。

 和歌山県では3月末までに27件の特殊詐欺被害が発生しており、被害金額は7512万円。前年同期と比べて13件、3440万6120円の増加となっている。新宮市内では1件が警察に届けられている他、市役所職員をかたる還付金詐欺の電話があった。

 啓発では「だまされないで!こんな電話は詐欺です!」の言葉と具体的な手口が書かれたチラシを配布した。

 署では「レターパックかゆうパックでお金を送ってください」「医療費の還付金があります。携帯電話を持ってキャッシュコーナーへ行ってください」「あなたの銀行口座が不正に使われています」などの電話は詐欺の疑いが強いとして、警察相談電話(#9110)や新宮警察署(0735・21・0110)などへの相談を呼び掛けている。

 上地剛史・生活安全刑事課長は「詐欺の手口を知っていただき、電話がかかってきたらすぐに警察に相談してほしい」と話していた。

 この日は県特殊詐欺被害防止アドバイザーの2人が啓発に参加。アドバイザーは今年4月に県警が導入した制度で、警察OBの10人が任命されている。県警本部に4人、岩出、田辺、新宮に2人ずつ配置されており、自治体などと協力しながら集まりやサロン活動の場などでの出前講座を中心に詐欺被害の防止に向けて取り組んでいく。

(2017年5月5日付紙面より)

買い物客らに注意を呼び掛けた=4月29日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店
2017年05月05日
3 本州最南端にテントずらり
 過去最高の利用に地元も驚く  (串本町 )

 ゴールデンウイーク(GW)も後半に差し掛かり、串本町域の各観光地がにぎわいのピークを迎えている。望楼の芝キャンプ場は3日、過去最高の利用者数249張り795人を記録。ずらりと並ぶテントの華やかな光景に地元住民も驚きの声を上げた。

 本州最南端、望楼の芝は先月29日からキャンプ場の有料期間を迎えていて、東側一帯がテント設営場所となっている。潮岬望楼の芝管理運営委員会(田仲康慧会長)によると、GW前半は29日に67張り115人、30日に40張り60人、1日に55張り77人、2日に59張り95人の利用を集め、二輪車による来場者が多かったという。GW後半は土、日曜日を含めると5連休になる日の巡り。3日は一気に数が増え249張り795人に達した。潮岬観光タワーの大橋究未店長も「今日はいつにも増して多い」と感心しながら様子をうかがっていた。

 過去の実績におけるピーク時のテント数は150張り前後。この日は当初設定した広大な設営場所でも収容しきれなくなり、同委員会は午後に急きょ西側へ範囲を数十㍍ほど拡大する対応を取った。大小、形もさまざまなテントが密に並び、田仲会長は「利用者からは高速が延びて来やすくなったという声を聞いている。こんなに集まるとは予想していなかった」と驚きながら、対応にあたっていた。

 期間中は一人600円の清掃協力金を預かり、期間外は持ち帰りとなるキャンプごみを町の指定に基づいて分別した上で引き受け。処分を業者委託するとともに同芝の芝刈り経費などに充て、繁忙を迎えても気持ちよく、繁忙を過ぎても前と変わらない整然とした環境を保つことに活用している。今期は7日(日)まで、日帰りを含め設営場所や駐車場(キャンピングカー)利用者から協力を得るとしている。

 マイカー観光客が集まる道の駅くしもと橋杭岩は、橋杭漁港敷地の臨時駐車場所まで車が並ぶ盛況を見せている。3日午後は潮時にも恵まれ橋杭岩から陸側はほぼ露出。磯に降りて岩のすぐそばまで近づき、間近に観察し記念撮影に臨む観光客の姿も目立った。

(2017年5月5日付紙面より)

過去最高の利用でずらりとテントが並んだ望楼の芝=3日、串本町潮岬
潮時に恵まれすぐそばまで人波が達した橋杭岩=3日、串本町くじ野川
2017年05月05日
4 尊い犠牲忘れずに
 勝浦護国神社で例祭  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の勝浦八幡神社(髙橋正樹宮司)境内にある勝浦護国神社の例祭が3日に営まれた。戦没者、殉職消防団員の遺族や関係者、来賓らが参列し、国の平和と安寧を願い、英霊の冥福を祈った。

 勝浦護国神社は日露戦争以降の大戦に出兵、消防団員として尊い命を国にささげた258柱を祭っている。例祭は1955(昭和30)年に始まり、現在も勝浦6区で結成する同神社奉賛会(会長・濵邊誠治第3区区長)、遺族会(井本武雄会長)、髙橋宮司の奉仕により、絶やすことなく営まれている。

 式典では髙橋宮司が祝詞を奏上し、258柱の名前を読み上げた。寺本眞一町長の追悼の言葉を植地篤延副町長が代読し、「戦後71年が過ぎ、国民のたゆみない努力で復興を遂げた。世代が替わっても、この平和が多くの尊い犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない。消防団員の郷土を思う不屈の精神をたたえながらも痛惜の念が消えることはないが、明るく住みよい那智勝浦を目指し進んでいく」と述べた。勝浦舟謡保存会による舟歌の奉納があり、出席者らが順に白菊を献花した。式典後は、勝浦獅子神楽保存会が神楽を奉納した。

(2017年5月5日付紙面より)

冥福を祈り、手を合わす遺族ら=3日、那智勝浦町勝浦
2017年05月05日
5 新宮・東牟婁勢が活躍
 和歌山マスターズ陸上競技選手権大会  
2017年05月05日
6 男女35組が県大会へ
 県中学校ソフトテニス選手権郡予選  
2017年05月05日
7 光洋が大会連覇を達成
 東牟婁地方中学校バレーボール選手権  
2017年05月05日
8 死亡事故受け緊急啓発  南郡交対協と紀宝警察署  
2017年05月05日
9 全国準優勝を報告 矢渕中ソフトテニス部員が原動力の活躍 (都道府県対抗全日本大会)
2017年05月05日
10 がん研究を応援しよう  「生命の駅伝」オリエンテーション  (光洋中 )
2017年05月05日
11 修理事業PR看板設置  国重文の旧西村家住宅  (新宮市教委 )
2017年05月05日
12 バイクで魅力発信  「ライダースフェスティバルin南紀」  (熊野市 )
2017年05月05日
13 イワタイゲキの花咲く  太地町の海岸で  
2017年05月05日
14 イチゴ狩りを楽しむ  南大居保育所が遠足  (那智勝浦町 )
2017年05月05日
15 英語ガイドマップ作製 新宮市、熊野参詣道5コース紹介 
2017年05月05日
16 地域の平安繁栄を祈り 紀宝町、貴祢谷神社で例大祭 
2017年05月05日
17 お年寄りも応援、頑張る園児たち  上野山こども園でミニ運動会  (串本町 )
2017年05月05日
18 舞台に支援の花咲く 那智勝浦町で福祉前面にチャリティーダンス 
2017年05月05日
19 シャクナゲ咲く  高田の白木谷で  
2017年05月05日
20 お悔やみ情報