ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:31件の記事がありました
【検索ステータス】 
2018年02月06日
1 自慢のなれずし食べ比べ
 各地からファン100人集う  (新宮市 )

 新宮市熊野川町生活研究友の会(竹田愛子会長、会員27人)は4日、同町日足の熊野川総合開発センターで「なれずし交流会」を開いた。新宮・東牟婁郡や三重県南牟婁郡、遠くは東京都などから約100人が参加し、会員12人が各家庭で作った自慢のなれずし18点を食べ比べた。

 熊野地方の代表的な郷土料理を次世代へ伝えていくとともに「なれずし」を通して地元住民と周辺の地域住民との交流を深めようと始まり今年で29回目。参加者たちは七つのテーブルに分かれてサンマ、サバ、アユの3種類のなれずしを漬物や茶がゆ、「篠尾こんにゃく」と一緒に試食。点数を付け、各テーブルで人気が高かったものを発表した。

 来賓として出席した田岡実千年市長は「なれずしファンがこのように多く集まる意義深い交流会だと思います。作り手によって味が違うのもなれずしの良いところ」。

 初めて参加した那智勝浦町の60代男性は「母が日足出身で子どもの頃からよく食べていましたが、塩加減やご飯の炊き方などが全く違う。個人的にはアユのなれずしが好きです」。

 竹田会長は「今年はサンマがすごく少なく心配していましたが、会員のみんなが頑張ってくれました。なれずしを作るのにちょうど良いサンマがなかなか回ってこなくなっていて苦心しています」と話していた。

(2018年2月6日付紙面より)

なれずしの味を審査する参加者たち=4日、新宮市熊野川町日足
2018年02月06日
2 中学生初の総合1位に 新宮ジュニア駅伝Aが快挙 (太地町くじら浜公園駅伝大会)

 第8回太地町くじら浜公園駅伝大会(主催=太地町教育委員会、協力=同大会実行委員会)が4日、同公園の捕鯨船前を発着点とする5区間10㌔のコースで開催され、一般・高校男子、一般・高校・中学女子、中学男子、小学生の4部門に49チームが参加。新宮ジュニア駅伝Aが32分50秒を記録し、中学生チームとしては大会初の総合優勝を飾った。

 開催は、大会を通じて地域スポーツの一層の活性化を図り、町民の健康維持増進と併せて陸上競技力向上を期し、スポーツ活動による地域の連帯意識の醸成や交流親睦を深めることによって、豊かな郷土社会の構築に寄与することが目的。

 開会式では、前年度の各部門優勝チームの優勝トロフィー返還の後、大会長の宇佐川彰男教育長が「昨年(第7回大会)は大雨で中止となりましたが、今年はこのような素晴らしい天気になりました。選手の皆さんが町内を走ると、町民の方々が温かな声援を送ってくださると思います」とあいさつ。

 「皆さんの素晴らしい走りで、この寒さを吹き飛ばしていただき、各区間で待っている仲間に、たすきを渡して、最後にここへとゴールしてくれることをお願いします」と激励した。

 午前10時30分、参加49チームが号砲を合図に一斉にスタート。町民や仲間、家族らの声援を受けながらゴールへとたすきをつないだ。

 総合1位となった新宮ジュニア駅伝Aの中上連君は「1区から1位で、アンカー(第5走者)までキープしていけたので良かったと思います。みんなの調子も良かった。ジュニア駅伝本番に向けて、中学女子と、小学生がもう少しタイムを伸ばし、強豪チームにも勝てるよう頑張っていきたい」と話した。

 各部門の優勝チームと記録は次の通り。

■一般・高校男子の部

新宮高校陸上競技部 33分24秒

■一般・高校・中学女子の部

串本町ジュニア駅伝E 37分43秒

■中学男子の部

新宮ジュニア駅伝A 32分50秒

■小学生の部

串本町ジュニア駅伝F 35分57秒

(2018年2月6日付紙面より)

勢いよくスタートする選手たち=4日、太地町
中学生チームとしては大会初の総合1位でゴールする新宮ジュニア駅伝A
2018年02月06日
3 遠距離送水を想定
 那智勝浦町消防が合同訓練  

 那智勝浦町消防団(貝岐昌志団長)、同町消防本部(阪本幸男消防長)は4日、同町市屋の旧グリーンピア南紀地内で遠距離送水訓練を合同で実施した。消防団本部、同第3、第5、第6、第7、第8分団の団員70人、消防本部の署員10人が参加し、相互の連携と防火体制の強化を図った。

 同地内与根河池から約1・4㌔先の時計塔(太地町森浦との境界付近)まで、各分団と同署のポンプ車、消防ホースを繋いで中継送水をする訓練で、給水地から順に消防署、各分団が6カ所にそれぞれ待機。無線連絡で意思疎通を図りながら、ポンプ車の水圧を適性に調整した。放水場所までの高低差は約50㍍。この日池の水位が低かったことや勾配の強い地点での通水など、難しさもあったが約30分で目的地まで送水した。放水後は、各分団の持ち場を全員で見て回った。

 阪本消防長は終わりに「水の確保が非常に困難な地域もある。鎮圧に向けての連携を強め、今後とも力添えを」と呼び掛けた。訓練の指揮を執った湯川辰也署長は「大変有意義な訓練だった。各分団の連携、個々の検証を生かしてください」と講評した。

(2018年2月6日付紙面より)

遠距離から水を引き、無事放水した=4日、那智勝浦町の旧グリーンピア南紀
中継地点でポンプ車を扱う団員ら
2018年02月06日
4 食とステージ楽しむ 新春お楽しみ会にぎわう 

 新宮市社会福祉協議会(向井一雄会長)は4日、市福祉センターで第20回障がい児激励事業「新春お楽しみ会」を開催した。約90人が参加し、食事やステージでにぎやかな一日を過ごした。

 同協議会の田中信秀常務理事が「楽しく、元気に笑顔で一日を過ごしてください」とあいさつし、事業に協力している新宮市障がい児者父母の会の須川暁廣会長が乾杯の音頭を取り、昼食会がスタート。参加者たちは屋台に並び、出来たてのフランクフルトや焼きそば、たこ焼きなどを食べた。

 食後のステージでは和太鼓グループ「はやぶさ」やよさこい踊りの「透来夢(すくらむ)」と「輪(りん)」が演奏や踊りで会場を盛り上げたほか、同協議会職員がバルーンアートを披露。ビンゴゲームもあった。

 須川会長は「障がい児者の事業としてはボウリング大会、療育キャンプ、ピクニックなどもありますが、子どもたちは、おいしいものが食べられるこのイベントを一番楽しみしています」と話していた。

(2018年2月6日付紙面より)

和太鼓グループ「はやぶさ」が力強い演奏を披露=4日、新宮市福祉センター
2018年02月06日
5 内田・笹之内組が優勝 紀南テニス協会、第11回ミックスダブルス大会 
2018年02月06日
6 森初江さんが優勝
 なちかつGGCクラブ大会  
2018年02月06日
7 現代文学と古事記 新宮市、図書館講座で渡邊さん講演 
2018年02月06日
8 豆まきで鬼を払う 熊野地方各地で節分行事 
2018年02月06日
9 三味線と歌の慰問 那智勝浦町「湯ごりの郷」に田辺市勝謡会 
2018年02月06日
10 1日早い豆まき会 新木保育園、元気な声で「鬼は外、福は内」 
2018年02月06日
11 鬼追い払い福の神迎える  上野山こども園節分行事  (串本町 )
2018年02月06日
12 結びの型の習得に励む 「水門祭」奉仕に向けて弓頭稽古 
2018年02月06日
13 20秒縮め新記録目指す 市町村対抗ジュニア駅伝、串本町チームが結団式 
2018年02月06日
14 特選に吉田澄子さん 写連紀南支部県本部顧問審査1月優秀作品 
2018年02月06日
15 ハマエンドウ  王子ヶ浜で  
2018年02月06日
16 お悔やみ情報
  
2018年02月03日
17 外国人にも優しいバス
 英語アナウンスなどスタート  (熊野地域の4社 )

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪れる外国人観光客の増加に対応しようと熊野地域内で路線バスを走らせている4社が1日から、車内で英語アナウンスなどを始めた。外国人にも分かりやすいよう会社ごとに異なっている時刻表、路線図、バス停名、車内外の案内表示の統一なども進め、さらなる誘客、再訪を目指していく。

 和歌山県と国土交通省近畿運輸局の呼び掛けで明光バス、熊野交通、龍神自動車、奈良交通の4社とJR西日本が昨年、「熊野外国人観光客対策推進協議会」を設置。外国人観光客を対象に地域内のバス停や宿泊施設でアンケート調査を実施したところ、路線図などの案内表示に対する意見が最も多かった。

 アンケート結果を踏まえ、4社は2カ所に分かれていた「本宮大社前」バス停を世界遺産センター前の1カ所にまとめたほか、バスの外からでも行き先が分かるよう系統番号の表示も順次進めていく。

 乗り換えポイントとなる紀伊田辺駅、本宮大社前、新宮駅、那智駅、紀伊勝浦駅の5カ所には、鉄道情報を含めた熊野地域全体の路線図を一つにまとめて掲示。英語で乗車方法も紹介している。路線図や観光地の周遊ルートを記載したガイドマップも作成する予定となっている。

 温泉と古道歩きが目的で田辺市からバスに乗り、本宮大社前で降りたオーストラリア人のマーカス・ルードリックスさん(60)は「熊野へ来るのは2回目。最初の時はバスに乗るのが複雑に感じましたが、今回は英語のアナウンスがあり分かりやすかった。大きな進歩だと思います」と話していた。

(2018年2月3日付紙面より)

世界遺産センター前の1カ所にまとめられた「本宮大社前」バス停=1日、田辺市本宮町
2018年02月03日
18 税金は何に使われるの?
 北山小学校で租税教室  (北山村 )

 北山村立北山小学校(松本広明校長、児童15人)で1月29日、新宮税務署の野々口寧人さんを講師に迎え租税教室が開かれた。6年生3人が受講し、税の種類や税金の用途について学んだ。

 野々口さんは児童らに「日本には約50種の税があります。どんな税を知っていますか?」と質問し、児童らが答えた消費税、関税などを含む身近な税を紹介した。

 児童らは税が無い世の中を描いたアニメーション教材を鑑賞し、税金が道路、消防、ごみの収集など自分の生活に必要なものに使われていることを学んだ。

 野々口さんは税金用途の具体例として北山小学校も税金で建設されたことや12年間の義務教育では1人当たり約1000万円の税金が使われることを挙げ、児童らが税の役割を実感できるように説明した。

 受講した栗林祐朗君は「税金の使い道を知れてよかった。買い物をするときにも税を意識するようになると思う」と話していた。

(2018年2月3日付紙面より)

模造札束で義務教育費に当たる1000万円を確認=1月29日、北山村立北山小学校
2018年02月03日
19 薬物の危険性など学ぶ
 三輪崎小で薬物乱用防止講座  (新宮市 )

 新宮市立三輪崎小学校(芝﨑勝善校長)で1日、6年生62人を対象に薬物乱用防止講座が開かれた。講師に和歌山県薬剤協会の小林仁さんを迎え、たばこや酒の害、薬物の危険性について学んだ。

 小林さんは、たばこには200種類もの有害な物質が含まれていると紹介。発がん性のあるタールや、体に酸素を送りづらくする一酸化炭素、依存性のあるニコチンを挙げ、ニコチン中毒のサル、喫煙者と非喫煙者の肺の模型などの画像や動画、データを用いて、成長や運動機能の低下、学力にも影響をおよぼすと説明を受けると、児童らは驚いた様子だった。

 過剰な飲酒は脳や肝臓の病気になる確率が高くなる他、暴力、暴言、重大な事故を巻き起こすこともあると話した。

 薬物の乱用とは、覚せい剤、麻薬、大麻、危険ドラッグなどを不正に使用することで、継続的な使用で幻覚作用や思考能力の低下などが起こり、場合によっては命を落とす危険性もあるとし、「楽しいことはやめたくない、嫌なことはやりたくないと思うはずだが、薬物はそれを勘違いさせてくれるわな」だと説明。

 最後に「誰もが持っている心の隙間につけ込んでくるのが、薬物。『やらない』。それが自分を大切にすること。今、皆さんの体はとても大切な時期。できることが増えてきます。自分の力、可能性を信じ、自信を持って日々を過ごして」と呼び掛けた。

(2018年2月3日付紙面より)

小林仁さんからの説明を受ける児童ら=1日、新宮市立三輪崎小学校
2018年02月03日
20 自分だけの作品にご機嫌
 宇久井小児童が草花染め  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井小学校(山本健策校長)の児童43人が1月30日、同町の宇久井ビジターセンターで草花染めを体験した。生活科の合同授業で1年生28人と2年生15人が木綿のハンカチ(55㌢×55㌢)を使い、世界で1枚だけのオリジナル作品作りに励んだ。

 今回の染料はタマネギの皮。ミョウバンを加えて煮出しした染色液に、あらかじめ用意したハンカチを入れてさらに煮出しすれば、濃い黄色に染めあがった。染色液を水道の水で洗い流すことが必要で、1年男子児童の一人は「冷たい」とぶるぶる。それでもハンカチを乾かすときは、自分だけの作品の完成に全員がご機嫌の様子。2年生の川瀬ららさんも「うまくできたと思う。壁に貼ろうかな」と使い道に頭をひねっていた。児童たちは待ち時間を利用してセンター裏手の芝生でダンボールを使っての滑りも楽しみ、笑顔と歓声が弾んだ。

 草花染めは同センターを拠点に、宇久井半島の自然素材で体験教室を展開する「宇久井海と森の自然塾協議会」のメニューの一つ。この日も4人の女性会員が指導に携わった。毎週末を中心にさまざまな教室を展開しており、希望者はこの草花染めも体験できる。問い合わせは同センター(電話0735・54・2510)まで。水曜休館。

(2018年2月3日付紙面より)

仕上がった作品を乾かす児童たち=1月30日、那智勝浦町の宇久井ビジターセンター
芝生でひとときを楽しむ
2018年02月03日
21 「寝ぼう鬼」追い出すぞ  宇久井保育所で一足早く豆まき  (那智勝浦町 )
2018年02月03日
22 宿泊、日帰りともに増 年末年始、和歌山県主要観光地の状況 
2018年02月03日
23 人形劇の魅力楽しむ  天満保育園「劇団すぎのこ」公演  (那智勝浦町 )
2018年02月03日
24 完成作品に満面の笑み  蓬莱保が卒業記念に陶芸制作  (新宮市 )
2018年02月03日
25 中央公民館改修内容の変更承認  古座川町議会  
2018年02月03日
26 文化センターの改修進む 串本町、来年度から再開の見込み 
2018年02月03日
27 世代問わず実力別で対戦 串本町卓球協会、第32回ふれあい卓球大会 
2018年02月03日
28 連携強めて活性化目指す 串本町、モンベルと包括協定締結 
2018年02月03日
29 豆をまいて鬼をはらう 古座川町立の保育所で節分行事 
2018年02月03日
30 母校の同窓会へ寄付 新宮高校、還暦迎えた28回卒業生 
2018年02月03日
31 お悔やみ情報