ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:13件の記事がありました
【検索ステータス】 
2018年04月08日
1 外国人前年比38%増
 小口自然の家の宿泊者  (新宮市 )

 新宮市熊野川町上長井の宿泊施設「小口自然の家」に昨年宿泊した外国人観光客は前年より653人(37・94%増)多い2374人だった。ほとんどが熊野古道歩きの観光客で、2015年641人、16年1345人、17年1721人と順調に増え続けている。

 自然の家のまとめによると、宿泊者を国別で見ると前年に続いてオーストラリア人が突出して多く1276人。次いでアメリカ人259人、スペイン人155人、ドイツ人149人、イギリス人130人など。

 月別で見ると10月が最も多く404人で、次いで4月367人、11月361人、9月270人、5月269人、7月181人となっている。

 外国人宿泊者は田辺市熊野ツーリズムビューローなど業者からの紹介客がほとんど。日本人に比べ、外国人観光客は一人で一部屋を使うことが多いことから、予約で部屋が埋まってしまうことが増えているという。

 管理人の小河二見博さん(68)は「熊野古道歩きの人気は続いています。オーストラリア人が多いのは現地で講演会が開かれるなど口コミで人気が広がっているためと聞いています。今後も増加傾向が見込めると思います」と話していた。

 廃校となった小口中学校を利活用している小口自然の家は、熊野古道の「大雲取越」と「小雲取越」の中継点に位置する市の指定管理施設。運営は熊野川町を活性化する会。日本人を含めた昨年の宿泊者数は3359人(前年比61人増)で、外国人宿泊客が約70%を占めた。

(2018年4月8日付紙面より)

小口自然の家にたどりついたカナダの団体客=6日、新宮市熊野川町上長井
2018年04月08日
2 観光企画課スタート
 那智勝浦町が組織再編  

 那智勝浦町の森崇町長が観光施策へ力を入れるため、公約の一つに掲げた「観光企画課」が新年度からスタートした。森町長はがん治療に専念するため、今月20日で退職する。森町長の役場改革の置き土産となる新しい課の動きが注目される。

 これまでの観光産業課を観光企画課と農林水産課に分けた。観光企画課は従来の観光産業課があった本庁1階に置き、農林水産課は2階に移った。

 観光企画課は観光関係はじめ、従来通りの町体育文化会館や天満球場などの公園管理、商工業、鉱業に関する業務を扱う。これに総務課に置かれていた企画の部分がプラスされた。広報広聴に関すること、町政の総合的企画と調整に関すること、ふるさと納税などの業務が加わった。

 和歌山県総務部総務管理局市町村課から吉田明弘さん(44)が課長に就任した。吉田課長は白浜町出身。「観光は那智勝浦町の4番バッター。観光が元気にならないと町も元気にならない。活性化へしっかり取り組んでいきたい」と意欲を示した。

 同町の観光客は平成20年度に宿泊91万2933人、日帰り84万6342人の計175万9275人だったが、平成23年の紀伊半島大水害の影響で宿泊客が約58万人まで落ち込んだ。その後、持ち直したものの宿泊施設の減少などで28年度は宿泊66万560人。日帰りは増加傾向にあり、72万9361人の計138万9921人となっている。

 農林水産課(在仲靖二課長)は従来通りの農業、水産に関する業務を担当。鳥獣害対策の相談、紀州材需要拡大補助金の申請受け付けなどを行う。6月にリニューアルオープンする「勝浦漁港にぎわい広場」は同課が担当する。

(2018年4月8日付紙面より)

新設された観光企画課の吉田明弘課長=6日、那智勝浦町役場
2018年04月08日
3 大和舞、巫女舞の稽古
 二千五十年祭に向け中学生ら  (本宮大社 )

 田辺市本宮町の熊野本宮大社瑞鳳殿で6日、地元の中学1年生たちが御創建二千五十年奉祝式年大祭(11~15日)で披露する神楽「大和舞(やまとまい)」と「巫女舞(みこまい)」を稽古した。15日(日)に大斎原(おおゆのはら)で営まれる「斎庭神事」で奉納する。

 生徒たちは3月14日から稽古していて、この日は仕上げの6回目。本番で使用する装束を身に付けて最終確認した。「大和舞」は、男子4人が前半はサカキ、後半は御幣を手に踊る。同大社の巫女が指導している「巫女舞」は、女子4人が前半は扇、後半は鈴を手に踊る。

 長年踊りを指導している渕上文博さん(86)=同町=は「非常に熱心な子どもたちです。本番では良い踊りを披露してくれると思います」。

 氏子総代会長の榎本隆文さん(66)=同町=は「奉祝式年大祭に向け、今年もみんなちゃんと踊りを覚えてくれました。後は本番を待つだけです」。

 今年初めて踊る坂口歩真(しょうま)君(12)=市立本宮中学校1年=は「足の運び方を覚えるのが難しかったです。本番ではそこに注意して頑張ります」と話していた。

(2018年4月8日付紙面より)

「大和舞」=6日、田辺市本宮町
「巫女舞」
2018年04月08日
4 近大新宮美術部7人が入賞  第29回読書感想画中央コンクール  
2018年04月08日
5 交通安全呼び掛け  紀南高校を「自転車安全教育モデル校」に指定  (紀宝警察署 )
2018年04月08日
6 桂枝曾丸さんをゲストに 那智勝浦町、春の交通安全大会 
2018年04月08日
7 満開の春を楽しむ  石原さん(福岡市)が熊野古道一人旅  (松本峠 )
2018年04月08日
8 集まり楽しいひとときを 新宮市、民生委員児童委員のほうらいサロン 
2018年04月08日
9 村に活気が戻ってきた  きたやま保育所に12人が入園  (北山村 )
2018年04月08日
10 色とりどりの花楽しむ 新宮市、タウンガーデン「はなまつり&バザー」 
2018年04月08日
11 友情や絆を培いたい 新宮市、サ市訪問団お別れパーティー 
2018年04月08日
12 ムラサキサギゴケ  新宮市熊野川町  
2018年04月08日
13 お悔やみ情報