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2019年06月29日
1 400年の重みを次世代へ
 新宮LCが案内板寄贈  (新宮市 )

 新宮ライオンズクラブ(新宮LC、山本俊英会長)はこのほど、新宮市橋本の水野家墓所に総合案内板1基と墓標案内標柱16基を寄贈した。28日に同所で寄贈式があり、新宮LC会員、前田賢一議長をはじめとする市議会議員、元新宮領主水野家顕彰会の松本吉殖会長らが参加する中、山本会長が田岡実千年市長に目録を手渡した。田岡市長は「国の史跡である水野家墓所の歴史的景観に調和したデザイン。墓所の価値をより理解できるものであると心から感謝します」と謝辞を述べた。

 今年は元新宮領主の水野家が同市に入部して400年の節目に当たる。これを記念して、国指定史跡である水野家墓所に案内板と墓標標柱を整備し、将来にわたって市の歴史と文化の継承、発展を図ることを目的に、市が新宮LCに協力を求めていた。

 水野家は1619(元和5)年、徳川家康の母方のいとこに当たる初代城主・水野重仲が、徳川頼宣が紀州に入国するのに従って付家老として新宮領を与えられ、徳川家の紀州支配を補佐。幕末まで10代にわたり当地方の林産物を中心とした経済基盤をもとに領内を支配した。

 寄贈式では、山本会長が「ご縁があって寄贈できたことはありがたいこと。会員一同喜んでいます」とあいさつ。「献血奉仕活動の際には多くの市民、市職員の方々に協力をいただいている。これからもいろいろな面で協力をさせていただければ」。

 田岡市長は「先人から受け取った400年というバトンの重さを感じつつ、歴史・文化に彩られた新宮の魅力を広く発信し、将来のまちの発展につなげていきたい」と決意を新たにした。

 同所には重仲が死去した1621(元和7)年に、この地を墓所と定め分骨を納めたと記録がある。その後、1928(昭和3)年まで順次墓標が立てられた。2002(平成14)年に水野家から市に寄贈され、「水野家累世之霊塔」部分を除いて国史跡として指定を受け、文化財として管理している。

(2019年6月29日付紙面より)

(前列左から)松本吉殖会長、山本俊英会長、田岡実千年市長、前田賢一議長と寄贈式に参列した皆さん=28日、新宮市橋本
入口付近に設置された総合案内板
墓標案内標柱
2019年06月29日
2 体づくりでロコモを防げ
 新宮市健人大学に120人  

 新宮市健人大学(市教育委員会など主催)の6月講座が27日、市役所別館であった。山口整形外科の山口道夫院長が「年齢に負けない動ける体づくり入門」をテーマに講話。約120人が聴講し、筋力を上げる簡単な運動を実践した。

 山口院長は、運動器の障害のために移動機能の低下を来たした状態である「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」について説明。進行すると日常生活に支障を来たし、寝たきりになるリスクが高まると述べた。

 ロコモの三大原因として変形性膝関節症、腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症、骨粗しょう症を挙げ、加齢に加えて重労働・スポーツ・けが、運動不足・生活習慣や食生活の乱れなどが原因の肥満が関節や脊椎、骨に負荷をかけることによってロコモが進行するとメカニズムを解説した。

 運動や日常動作がさらに減ることによって、ロコモが進行し悪循環を招くとし、▽片脚立ちで靴下が履けない▽家の中でつまずいたり滑ったりする▽階段を上がるのに手すりが必要▽家のやや重い仕事が困難▽2㌔程度の買い物をして持ち帰るのが困難▽15分くらい続けて歩くことができない▽横断歩道を青信号で渡りきれない―の一つでも当てはまるとロコモの心配があると話した。

 骨粗しょう症について「加齢によって腸管からのカルシウムを吸収する力が衰えること、骨の新陳代謝のバランスが崩れること」と原因を解説。背中や腰が痛くなる、背中が丸くなる、身長が縮む、骨折しやすいなどの症状を挙げ、カルシウムと吸収を助けるビタミンDが不足しないよう、バランスの良い食事を心掛けるよう求めた。

 理学療法士の田中雅也さんが筋肉伸ばしやもも上げ、スクワットなど、ロコモを予防するストレッチ・柔軟体操などを紹介。参加者らは指導の下、日常生活でできる簡単な運動を実践した。山口院長は「年齢に負けない体づくりで特に大事なのは歩けること。自分のペースで合計30分を週に2、3回から始めてみて」と呼び掛けた。

 同大学は市内在住の60歳以上を対象に、生涯を通じて学び続けられる場を設け見識を深めてもらう目的で、年間10回程度の講座を実施している。本年度は現在331人が参加しており、随時参加者の受け付けも行っている。

(2019年6月29日付紙面より)

自宅でできる簡単な運動を教わった=27日、新宮市役所別館
山口道夫院長
2019年06月29日
3 町勢を加速する奮起誓う
 H&R串本で本年度総会  (南紀串本観光協会 )

 南紀串本観光協会(島野利之会長)が28日、串本町サンゴ台にあるホテル&リゾーツ和歌山串本で本年度総会を開いた。役員改選があり、全員留任とする役員会案を承認。手ぶらで釣り体験の導入やガイド部会の活動増強、古民家活用協議会との共同によるマップ制作など、時代に即した新規の取り組みも意識しながら本年度の方向性を決めた。

 同協会は、旧串本町観光協会や旧古座観光協会など4団体を統合した一般社団法人として昨年3月に設立。4月にJR串本駅と同古座駅の2カ所に事務所を開き、橋杭海水浴場の3シーズン活用など旧団体各種事業の継承展開に努めている。

 同日現在の会員規模は234個人団体。総会は出席40人、委任121人で成立し、都合欠席の島野会長に代わり室宣行副会長は最近の目覚ましい町勢をさらに加速する頑張りを誓って協力を求めつつあいさつした。

 来賓の田嶋勝正町長は宿泊客数の増加傾向や新たなホテル進出の展望、ロケット発射場の進ちょくなど最新の話題を伝え「フォローの風をいかに上昇気流に押し上げるかが課題。いろいろなものが動き出すこの気流に協会も町も乗り遅れないよう頑張りたいので一層の尽力を願いたい」と祝辞。町議会の結城力議長や県議会の佐藤武治議員も祝辞を寄せ、役場産業課の南和夫課長も列席して総会の実施を祝った。

 続く議事では前年度と本年度の事業関連諸議案を審議し原案通り承認。事業報告で継承後の各種事業の状況を確かめ、事業計画では前述の新規取り組みを含めた内容を確かめた。役員改選は任期2年だが、役員会は初年度が1カ月弱しかなかった点を踏まえて全員留任とする案を提出した。

(2019年6月29日付紙面より)

開会にあたりあいさつする室宣行副会長=28日、串本町サンゴ台
2019年06月29日
4 昔の生活ぶりを紹介
 讃寿会の会員15人が訪問  (鵜殿小 )

 紀宝町の鵜殿老人クラブ「讃寿(さんじゅ)会」(牧戸光彦会長)の会員15人が27日、鵜殿小学校(前田幸利校長)を訪れ、3年生38人に昔の暮らしを紹介した。

 社会科授業の一環で、地域のお年寄りとの交流の中で昔の暮らしを知り、地域を愛する心を育てることが目的。男性会員5人が昔の生活ぶりを伝え、女性会員9人は洗濯板の使い方を教えた。

 男性会員は食べ物や生活、学校などの質問に対し「昔は米が少なかったので、イモなどで量を増やしていた」「電話は鵜殿で4~5軒しかなかった。持っていない人は借りて使っていた」「リヤカーはあったけど、自動車は鵜殿の医者だけが持っていた」などと答え、小学校当時の60~70年前の生活ぶりを話した。

 女性会員は慣れた手つきで洗濯板の使い方を教え、児童たちは靴下やタオルなどを手洗いした。

 当時の男の子はおけを担いで水をくみ、女の子は洗濯が日課だったという。参加した女性会員は「60年ほど前は友達や家族と毎日、川で洗濯することが当たり前だった」と話していた。

(2019年6月29日付紙面より)

洗濯板で手洗いを体験する児童=27日、紀宝町立鵜殿小学校
男性会員が昔の生活ぶりを伝える
2019年06月29日
5 支援の輪を広げる  子育てネットワーク講座  (太地町 )
2019年06月29日
6 心肺蘇生法など学ぶ  蓬莱公民館が救急救命講習  (新宮市 )
2019年06月29日
7 2年ぶりの産卵を確認  王子ヶ浜にアカウミガメ  (新宮市 )
2019年06月29日
8 楽しく「えいごのじかん」  こども園、井関保育所で  (那智勝浦町 )
2019年06月29日
9 草刈りなどに汗流す  ゆうゆうクラブが菜園で共同作業  (新宮市 )
2019年06月29日
10 イスラエルへの思い語る  久米小百合(元・久保田早紀)さんが熊野に  
2019年06月29日
11 青少年団メンバーを発表  姉妹都市青少年交流事業  (串本町教育委員会 )
2019年06月29日
12 音楽で知り合おう  保育所・小学校交流会  (古座川町 )
2019年06月29日
13 本年度は計6回実施予定 メタンハイドレート賦存状況調査始まる (和歌山県)
2019年06月29日
14 家族と一緒に危険教わる  明神小でスマホ安全教室  (古座川町 )
2019年06月29日
15 選挙違反取締本部を設置  7月4日公示の参院選に向け  (紀宝警察署 )
2019年06月29日
16 今季初のタイムライン始動  新システム活用して情報収集  (紀宝町 )
2019年06月29日
17 手作りの麦茶味わう  自然塾スタッフを招待  (宇久井小学校 )
2019年06月08日
18 率先避難者になって
 JR新宮駅で合同訓練  (新宮市 )

 JR西日本は6日、新宮市徐福の新宮駅(林正樹駅長)構内で同市の県立新宮高校(前田成穂校長)と新翔高校(東啓史校長)合同の列車避難訓練を実施した。両校の生徒会や電車通学生ら51人が参加し、乗車時に災害が発生したときの避難や誘導方法などを学び、取り組んだ。

 巨大地震や津波が発生した際、JR職員だけでなく生徒たちにも率先避難者になってもらい、一人でも多くの人命を救助することが目的。

 林駅長のあいさつの後、生徒は訓練で使用する105系2両編成の列車に乗り込んだ。JR職員から紙芝居で災害発生時での率先避難者として行動するための知識や心構え、視覚障害者や車いす利用者への誘導などを教わった。車内に設置している避難用はしごの使い方や手動で扉を開ける方法の説明もあり、生徒は「怖い」「グラグラする」などの声を上げながら一人ずつ慎重に体験した。

 新翔高校の和田宗大君(3年)は「初めて経験しました。今まで実感が湧かなかったけど、電車通学をしている立場として人ごととは思えなかった。避難用のはしごや扉の開閉などを知れてよかった。今後は学んだことを生かし、自分たちも他の生徒たちに教えてあげたい」。

 林駅長は「生徒の皆さんが熱心に訓練に取り組んでくれていました。1度だけの実施では身に付かないため、今後も細かく連携を図り、続けていければ」と話していた。

(2019年6月8日付紙面より)

避難用はしごを掛け外に出る生徒=6日、JR新宮駅
JR職員の説明に耳を傾けた
2019年06月08日
19 差別ない社会の実現に向け
 女性人権推進協議会が総会  (新宮市 )

 新宮市女性人権推進協議会(中岸基英会長)は6日、市役所別館で総会を開いた。約40人が参加する中、昨年度事業と監査報告があったほか、本年度の事業計画など2議案を承認した。

 同協議会は、同和問題をはじめとする人権問題に対し、女性としての重要性を深く認識し、みんなが幸せに暮らすことのできる明るく平和な社会の実現のため努力することを目的としている。

 中岸会長は開会に当たり、会員の日頃の活動に感謝し「女性の立場から人権問題の解決に向けた取り組みの推進と、みんなが幸せに暮らすことのできる明るく平和な社会実現のため努力していきます」とあいさつ。

 来賓の田岡実千年市長は会員の取り組みや尽力に感謝を示し、同和問題に関係した結婚差別が大きな問題になっていることや、企業内のパワハラ問題の相談が寄せられていることなどを報告。

 「人権尊重のまちの実現を掲げる当市においては、市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちをつくっていくために差別やいじめのない社会の実現が必要不可欠。行政だけでは解決できない問題に、女性の視点で気付いたことがあれば助言や知恵をお貸しいただきたい」と協力を求めた。

 本年度は人権問題学習会や視察研修、市が開催する人権啓発講演会や「市民のつどい2019」、男女共同参画講演会などへの参加や協力などを予定している。

(2019年6月8日付紙面より)

約40人が参加した総会の様子=6日、新宮市役所別館
2019年06月08日
20 核のない平和な世界訴え
 県内行進、新宮市で最終日  (国民平和大行進 )

 原水爆禁止和歌山県平和行進実行委員会は6日、新宮市役所駐車場で「2019年原水爆禁止国民平和大行進和歌山~広島コース」の集会を開いた。同駐車場に集まった参加者らは、核のない平和な世界への願いを訴えた。橋本市から始まった県内の行進はこの日をもって日程を終え、8日(土)に三重県に引き継がれた後、8月4日(日)に集結地の広島平和公園に到着する。

 大行進は1958(昭和33)年6月に、被爆地広島から東京に向けてスタートした。歩くという行動が原水爆禁止への共感を広げ、行進には100万人が参加した。現在では全都道府県および8割以上の自治体を通過し、毎年10万人の人々が参加する国民的行動となっている。

 新宮市の集会では、原水爆禁止新宮東牟婁協議会の岸本芳明代表が「平均年齢が80歳を超えた被爆者の方々は生きているうちになんとしても核兵器のない世界を実現しないとと思い生きている。この願いが叶えられるよう、平和行進に参加していただければ」とあいさつ。原水爆禁止和歌山県協議会の里﨑正事務局長が「和歌山県での平和行進は1979年に始まり、当時は50市町村を歩いた。平和行進をやったのは和歌山県が初めてで、歴史と伝統がある県」と紹介。核兵器廃絶と平和行進に協賛、支持していただける自治体や職員に支えられ今日まで発展してきたと感謝を示した。来春、アメリカのニューヨーク市内で「原水爆禁止世界大会」が開催されることに触れ、「世界の世論を変えていければ」と決意を示した。

 田岡実千年市長は「今なお地球上には人類を絶滅させるほどの、大量の核兵器が蓄積、配備されており、断じて許されるものではありません。こうした状況の中にあって唯一の被爆国であるわが国の果たすべき役割は極めて重要」と述べた。

 東牟婁地域の通し行進者の栗栖富夫さん(和歌山市民生協)が「世界には1万5000発弱の核兵器が残っている。平和への思いを一人でも多くの人に伝えたい」と決意表明。「この日本を被爆国であり、憲法9条を持つ国にふさわしく、核兵器禁止条約実現の先頭に立てる国にするため、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう」などとする集会アピール宣言を拍手で採択し、『青い空は』を合唱した。

(2019年6月8日付紙面より)

核兵器のない世界の実現を願い行進する参加者ら=6日、新宮市役所
那智勝浦町での平和行進の様子=4日
2019年06月08日
21 交通事故のない町づくりを
 紀宝町交通安全対策協議会  

 令和元年度第1回紀宝町交通安全対策協議会が6日、同町役場であり、委員35人が委嘱を受けた。任期は1年間。

 交通安全対策を推進し事故防止を目的とした協議会で、町議会議長、教育長、紀宝地区交通安全協会各支部長、小中学校長、保育所長、各校交通安全母の会会長、各保育所のカモシカクラブリーダーなどで組織。昨年度は、年4回の交通安全運動期間中に交通安全活動、安全教育などを実施した。

 協議会で会長の西田健町長は「交通事故のない安心・安全な町づくりは住民共通の願い。悲惨な交通事故が起きないよう取り組んでいきたい」とあいさつした。

 顧問の岡田智治紀宝警察署長は「高齢者や子どもが当事者となる交通事故の防止、全席シートベルトの着用などに取り組む」とし、毎月11日を「横断歩道SOSの日」に設定すると紹介した。

 同署管内では5月末現在、150件の交通事故が発生した。国道42号で多発し、その多くは前方不注視、安全確認不足が原因だった。

 この後、昨年度の事業を報告し、本年度の事業計画案を採択した。本年度も各季の交通安全運動期間中、交通安全街頭キャンペーンや一斉街頭指導に協力し、カーブミラー、看板の設置、ストップマーク(足型マーク)の点検整備、危険箇所点検などにも取り組む。

 委員の門賢・青少年健全育成町民会議会長は「井田地区の紀宝バイパス上野交差点に右折矢印信号を設置してほしい。成川中村地区の通学路をスクールゾーンにできないか」と要望し、飯盛交差点への標識設置に感謝した。町と警察は早急に調査するとした。

(2019年6月8日付紙面より)

紀宝警察署管内の交通事故情勢などを聞く委員=6日、紀宝町役場
2019年06月08日
22 地元勢県大会出場ならず
 全日本U―12フットサル県大会紀南予選  
2019年06月08日
23 田中柚妃さんが近畿大会出場権獲得
 和歌山県空手道選手権  (和道流空手道連盟拳和会支部 )
2019年06月08日
24 団体戦で男女とも3位に
 県高校総体バドミントン  (新宮高校 )
2019年06月08日
25 女性ビジネス大賞を受賞  新宮市の竹原真奈美さん  
2019年06月08日
26 対象品目や対応学ぶ  軽減税率制度説明会で事業者  (新宮税務署 )
2019年06月08日
27 ハナショウブが開花  那智勝浦町高遠井  
2019年06月08日
28 会員や歌手の歌声楽しむ  はまゆう歌謡クラブが発表会  (那智勝浦町 )
2019年06月08日
29 本紙エリアで4人が受賞  和歌山県知事表彰  
2019年06月08日
30 粘り強い活動展開意識  町民児協が本年度総会  (串本町 )
2019年06月08日
31 発信機付き成熟ガメ放流  一般の立会人を交えて  (串本海中公園 )
2019年06月08日
32 75人が釣果を競い合う  第24回潮岬オフショアT  (串本町 )
2019年06月08日
33 課題の解決策を話し合う  在宅医療・介護連携推進会議  (串本町 )
2019年06月08日
34 未来に残そう青い海  串本海保とくしもとこども園が清掃  (串本町 )
2019年06月08日
35 住民と一緒に浜を清掃 串本西中が共育活動で (串本町)
2019年06月08日
36 県女子代表が全国3位に  古座川町でも喜び広がる  (県ゲートボール協会 )
2019年06月08日
37 初の校外イベントに意欲  15日、道の駅でフェスタ  (串本古座高校CGS部 )
2019年06月08日
38 新部長に前田衣代さん  県青色申告会連合会女性部が総会  
2019年06月08日
39 ミカンのまち発展に尽力  元町議山田文則さんに旭日単光章  (御浜町 )
2019年06月08日
40 高齢者事故防止を重点に  「一声運動推進協力店」指定式  (阿田和郵便局 )
2019年06月08日
41 矢熊さん(紀宝町)親子が最優秀賞  親と子のよい歯のコンクール  
2019年06月08日
42 香り高いクチナシの花  浮島の森で盛り  (新宮市 )
2019年06月08日
43 お悔やみ情報
  
2019年06月05日
44 一日も早い開通目指し
 熊野川河口に橋を架ける会総会  

 熊野川河口に橋を架ける会(会長・田岡実千年新宮市長)は3日、新宮市役所別館で令和元年度総会を開いた。約40人が出席し、関係機関への要望活動を盛り込んだ本年度事業計画など5議案を承認した。役員改選では会長の田岡市長をはじめ、副会長の西田健紀宝町長らを再任した。

 田岡市長は「工事については、目に見える形で進んでいる。3月には紀伊半島一周高速道路の事業化が決まり、地方創生の道と言っても過言ではないこの道路が、一日でも早く完成するように頑張っていきたい」と協力を呼び掛けた。

 同会は、地域の産業発展、住民生活の向上、国道の渋滞解消、災害時の救援道路の確保などを目的に河口大橋の建設を促進するため関係機関への要望活動や情報収集などを実施している。新宮市、紀宝町、海岸道路の建設を促進する会、架橋虹の会、熊野川河口大橋建設促進議員連盟、新宮商工会議所、新宮市観光協会、新宮木材協同組合、新宮港振興会で構成している。

 本年度は▽国、和歌山県、三重県など関係機関への要望▽各種道路整備関連イベントや大会への参加、協力▽道路整備関連予算の情報収集▽他の関連道路事業の情報収集および調査―の事業を展開していく。事務局からは、事業状況などについての報告があった。

 顧問の濱口太史県議は「形として見えてきたのは行政、民間合わせて声を一つにして県や国に熱望し一つ一つ前に進んできた結果であり、前から活動されている皆さんや、会ができた当時から力を尽くしてくれた方々のおかげ。一日でも早くつぼみにして、開通という花を咲かせるために今後も一丸となって頑張っていきたい」。

 閉会に当たり、副会長の西田町長は「新しい時代の幕開けとともに、地域の扉をしっかりと開く熊野川河口大橋の早期完成のために、協力を図りながら取り組んでいきたい」と思いを込めた。

(2019年6月5日付紙面より)

約40人が出席した総会の様子=3日、新宮市役所別館
2019年06月05日
45 三村フェスタにぎわう ステージや出し物ずらり (北山村)

 北山村下尾井のおくとろ公園で2日、第1回北山三村フェスタが開催された。同フェスタ実行委員会主催。北山村、下北山村、上北山村の特産品市や各種体験、読み聞かせやステージなどがあり、大勢でにぎわった。

 北山三村が村や県域を越えて連携するきっかけにと企画した催し。「三村でイベントをすれば、楽しさが三倍になる」ことを感じられるようなものにしたいという思いから初めて開いた。

 特産品や野菜が並ぶ市、フリーマーケット、飲食店による出店の他、筏の展示、ラフティングやカヌーでのダム湖遊覧や木工体験などがあり、来場者らは思い思いに買い物や体験を楽しんだ。

 子ども専用ブースでは絵本や紙芝居の読み聞かせに親子連れらが集まった。雑談ブースには村の過去の写真が展示され、トークショーなどもあった。地元バンドの演奏や太鼓などのステージに、来場者らは拍手を送った。

 実行委員長の葛城健也・北山村観光協会長は「この地域を盛り上げようと行う企画。今日は皆さま見て聞いて食べて一日楽しんでください」とあいさつし、協力に感謝した。

(2019年6月5日付紙面より)

和太鼓演奏でオープニング=2日、北山村下尾井のおくとろ公園
葛城健也実行委員長
2019年06月05日
46 高齢者を詐欺から守る
 見守り隊が演劇で啓発  (子安サロン )

 紀宝町の高齢者地域見守り隊(小田原徳子代表)は3日、同町神内の神内会館で行われた子安サロンで「消費者被害防止啓発寸劇」を初披露した。

 同隊は2011年度に発足し、設立当時から寸劇に取り組んでいる。新作は「オリンピック詐欺編」と題し、チケットに関する詐欺を取り上げた。

 演劇は、オリンピック協会を名乗る団体から町内在住の75歳女性、紀宝町子さんに「オリンピック開会式の優先チケットが当選したので購入しませんか」との電話があった場面から始まった。

 町子さんは電話で断ったが、数日後、チケット販売業者から「高額でオリンピックチケットを買い取っている」との電話があった。その後、再度電話のあった同協会からチケットを買い、代金20万円を振り込んだ。

 いずれの団体も同じ詐欺グループで、町子さんの元にチケットが届くことはなくだまされたことに気が付いた。誰かに相談すれがよかったと後悔したという内容。

 演劇後、町社会福祉協議会の職員は町内で発生した詐欺の事例を挙げ、「この電話、怪しいかも」と思ったら警察、町地域包括支援センター、消費者ホットライン(118番)に相談するよう呼び掛けた。

 小田原代表は「啓発劇は今後も町内各地のサロンで披露していきます。オリンピックのチケット発売がもうすぐ始まるので、詐欺に気を付けてほしい」と話していた。

(2019年6月5日付紙面より)

子安サロンで詐欺被害防止を呼び掛ける寸劇=3日、紀宝町神内の神内会館
2019年06月05日
47 ムギの脱穀を初体験
 宇久井小4年、昔ながらの手順で  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井小学校(山本健策校長)の4年生15人が3日、同町の宇久井ビジターセンター園地内でオオムギの脱穀作業を体験した。

 「宇久井海と森の自然塾運営協議会」の支援で毎年実施している同校独自の恒例授業。ムギは昨年11月に種をまき、5月9日に刈り取った。脱穀は雨のために今日まで延期された。同協議会の畑づくりスタッフの泉紀二さんらが見守る中、児童たちは足踏み脱穀機で脱穀したムギを木づちでたたき、ふるいにかけてごみを取り除いた。

 昔ながらの作業は児童らに新鮮な感動を与えたようで、石橋琴音さんは「暑かったけど楽しかった」と笑顔で話した。

(2019年6月5日付紙面より)

脱穀作業を体験する児童たち=3日、那智勝浦町宇久井
2019年06月05日
48 5種目入賞で総合3位
 少林寺拳法紀南熊野少年少女拳士大会  (南紀熊野スポーツ少年団 )
2019年06月05日
49 速水、谷口選手がインターハイへ
 県高校総体レスリング  
2019年06月05日
50 地元勢姿消す
 県高校総体サッカー競技  
2019年06月05日
51 莊司理彩さんが準優勝
 三重県中学生柔道体重別選手権大会  (矢渕中 )
2019年06月05日
52 リズム遊びや交流楽しむ  熊野川地区おやこサロン  (新宮市 )
2019年06月05日
53 新議長に松本光生議員  紀南環境衛生施設事務組合臨時会  
2019年06月05日
54 管内7人に委嘱状  第1回新宮警察署協議会  
2019年06月05日
55 功労者3人を表彰  交通事故をなくする会総会  (新宮市 )
2019年06月05日
56 色とりどりの花を届ける  天満保が「花の日」の恒例行事  (那智勝浦町 )
2019年06月05日
57 感謝の気持ちを込めて  セレモニーホールなちで人形供養  (那智勝浦町 )
2019年06月05日
58 設立100年目指して  熊野美術協会展表彰式  (新宮市 )
2019年06月05日
59 文化協会長賞など110点  第54回南紀会書作展授賞式  (新宮市 )
2019年06月05日
60 会員20人で23点を出品  H&R串本で会員作品展  (黒洋画会 )
2019年06月05日
61 時短を図り午前中に熱戦  総区協賛で出雲小運動会  (串本町 )
2019年06月05日
62 本年度第1回の発行始まる  商工会プレミアムお買物券  (串本町 )
2019年06月05日
63 「焼きいも大会楽しみ」  サツマイモ苗を植える  (相野谷小 )
2019年06月05日
64 草刈り作業に25人参加  「虫おくり行列」を安全快適に  (丸山千枚田 )
2019年06月05日
65 「あいさつ運動」など継続  青少年育成町民会議  (紀宝町 )
2019年06月05日
66 「命を守る仕事体験したい」  2年生が職場体験学習  (矢渕中 )