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カレンダー検索:62件の記事がありました
【検索ステータス】 
2018年11月25日
1 現職・仁坂吉伸さんが4選
 和歌山県知事選  

11月25日22時56分確定

当落得票数候補者名年齢党派現元新
246,303仁坂 吉伸68
61,064畑中 正好66


当日有権者数 816,227人

投票者数 312,863人

無効投票数 5,495票

投票率 38.33%


2018年11月25日
2 五穀の恵みに感謝
 新嘗祭・献穀講祭  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)は23日、「新嘗祭(にいなめさい)・献穀講祭(けんこくこうさい)」を営んだ。

 新嘗祭は古くから伝わる宮中儀式の一つで、天皇陛下がその年にとれた五穀を神々に供え、自身も食して収穫を感謝される。

 同大社でも神前に新しい穀物などをささげ、農作物の恵みに感謝した。同大社責任役員や町内の農家からなる献穀講員ら約40人が参列し、五穀豊穣を祈った。

 大祭は同大社拝殿で営まれた。神殿の御扉が開かれ、男成宮司が祝詞を奏上。雅楽が流れる中、正装の2人のみこが「浦安の舞」を奉納した。献穀講代表の掛橋廣行さんらが玉串をささげ、訪れた観光客も厳かな神事を見守っていた。

(2018年11月25日付紙面より)

献穀講の人たちが参列する中、神前で「浦安の舞」を奉納した=23日、那智勝浦町の熊野那智大社
2018年11月25日
3 神事で浦安の舞を奉納
 鵜殿、神内地区で例大祭  (紀宝町 )

 紀宝町鵜殿の烏止野(うどの)神社と神内の神内神社で23日、例大祭が営まれた。

 鵜殿地区は例大祭に合わせ「うどのまつり」が開かれ、子どもから大人までが参加し、地区全体がまつり一色に包まれた。

 このまつりは旧鵜殿村時代から続く伝統的なもので、朝から鵜殿ばやしの手踊り一行とだんじりが町内を練り歩き、各所で餅ほりが繰り広げられた。

 町内を回った午後からは、みこしが烏止野神社を出発。女性みこしも登場し、男性顔負けの威勢のいい声が飛び交った。

 神内神社では厳かに神事が執り行われ、神内小学校6年の増田あおいさん(12)と山門優奈さん(12)が浦安の舞を奉納した。

 神事が終わると、子どもらがみこしを担ぎ、山車を引いて地区内を巡った。神社に到着後は餅まきがあり、にぎわいを見せた。

(2018年11月25日付紙面より)

増田あおいさんと山門優奈さんが神楽を奉納=23日、紀宝町の神内神社
町内を練り歩く鵜殿ばやしの手踊り=23日、紀宝町鵜殿
2018年11月25日
4 地域一体で盛り上がる
 杉の郷えぼし寮で「えぼし祭」  (新宮市 )

 新宮市高田の障害児者支援施設杉の郷えぼし寮(上路拓司施設長)は23日、恒例の「えぼし祭」を開いた。利用者や地域住民ら多くの人が訪れ、ステージや模擬店などでにぎわった。

 会場には焼きそば、たこ焼き、フランクフルト、ぜんざいなどの模擬店や喫茶、バザーが並び、利用者が日頃製作している製品が展示された。

 屋外ステージでは高芝の獅子舞保存会、ハラウフラリリィレア、アフリカンダンス、お楽しみステージ「好きです!TAKATA」、歌手の小芝陽子さんらが踊りやライブを披露し、盛り上がった。豪華景品が当たる福引抽選会もあり、当選番号が読み上げられるたびに会場から拍手や歓声が上がった。

 開会で上路施設長が「えぼし寮が高田の地で開設して今年で22年。多くの方々の協力に感謝しています。短い時間ですが皆さんに楽しんでもらい、交流の輪を広げてもらえればと思います」とあいさつ。「天候にも恵まれ、たくさんの人に足を運んでいただきありがたく思います。地域の皆さんの支えがあってこその祭り。これからも助け合いながら一体となって盛り上げていければ」と話していた。

(2018年11月25日付紙面より)

高芝の獅子舞保存会の踊りで開幕=23日、新宮市高田の杉の郷えぼし寮
模擬店には多くの来場者が列を作った
2018年11月25日
5 地元名所周知し活性化へ
 ゆかし潟祭りが初開催  (那智勝浦町 )

 ゆかし潟祭り実行委員会(実行委員長・濵﨑信雅湯川区長)は23日、「ハートの形の汽水湖 ゆかし潟祭り」を那智勝浦町湯川のCafeきよもん周辺で開催した。豊富な催しや各種団体のステージ、飲食や雑貨などの店が並び、会場は多くの来場者でにぎわった。「ゆかし潟一周スタンプウオーク」では地元の名所の良さを再認識する参加者の姿が見られた。

 環境省から日本重要湿地として認定され、ジオパークとしても注目を浴びる同湖の周知と町の活性化が祭りの目的。

 大林幸子副実行委員長は「今日は素晴らしいハート形の汽水湖であるゆかし潟の景色を楽しんでください。第1回の開催、元気出していきましょう」と開会宣言。来場者らは湖や周辺の自然を堪能しながら歩き、温泉を使ったおかゆやコーヒー、ゆで卵の振る舞いに舌鼓を打った。

 濵﨑実行委員長は準備や開催に尽力した関係者に感謝を述べ、「皆さんのお時間が許す限り、ステージをお楽しみください」とあいさつ。来賓の堀順一郎町長も祭りの開催を祝った。

 ステージでは、グリーンコーラスやフラハプナ、タカシとヨーイチ、泉富夫さんらが歌やダンスで会場を盛り上げた。演歌歌手・小芝陽子さんやオルガン奏者の升井勝之さんのパフォーマンスが披露され、大きな拍手が送られた。自由参加の踊りもあった。

 同湖で調査を行う県立自然博物館学芸課長の平嶋健太郎さんは「ここには希少生物が数多くいる。その存在を皆さま方に覚えていただけたらうれしい」と語った。

 和歌山市から訪れた北野重夫さん(71)は「ゆかし潟をゆっくり見て回れたので良かった」と述べ、妻の久美子さん(70)は「きよもんの湯が好きでよく来ている。今日も入浴して帰る」と話した。孫の齋藤匠君(8)は「水がきれいだった。楽しかったのでまた来たい」とコメントし、光君(5)は「好きな鳥がいてかわいかった」と笑顔で語った。

(2018年11月25日付紙面より)

スタンプウオークを楽しむ=23日、那智勝浦町のゆかし潟
盛り上がったステージ披露
2018年11月25日
6 天空ハーフマラソン
 男女年代別順位  
2018年11月25日
7 地元勢入賞ならず
 和歌山県中学校バレーボール新人大会  
2018年11月25日
8 久司さん、原見さん優勝 那智勝浦町総体グラウンドゴルフ大会 
2018年11月25日
9 母校のために貢献  「紀陽CSR私募債」利用し寄贈  (田辺市本宮町 )
2018年11月25日
10 1600人が熊野巡り  コスタネオロマンチカが入港  (新宮市 )
2018年11月25日
11 イルミネーション設置  12月2日点灯式  (新宮市保健センター前 )
2018年11月25日
12 半島一周、早期実現求める  町長、区長連合会が近畿整備局へ  (那智勝浦町 )
2018年11月25日
13 25日まで寒蘭展示会  紀州愛蘭会  
2018年11月25日
14 気仙沼市で「鯨踊」披露  交流都市協定締結後に  (三輪崎郷土芸能保存会 )
2018年11月25日
15 園児らが練習の成果披露  南大居保育所で発表会  (那智勝浦町 )
2018年11月25日
16 県知事賞に谷口真依子さん  MOA美術館児童作品展  
2018年11月25日
17 現職新人の一騎打ちに決着  和歌山県知事選、県民の審判下る  (25日、いよいよ投開票 )
2018年11月25日
18 お悔やみ情報
  
2018年11月24日
19 国への意見書案に同意
 熊野川濁水治水対策特別委  (新宮市 )

 新宮市議会の熊野川濁水・治水関連対策特別委員会(前田賢一委員長、8人)が22日、市役所第2委員会室であった。

 屋敷満雄議長が委員会に提出した河川法の改正を求める意見書案を一部修正し、12月議会に諮ることを決めた。

 「水利権更新(流水の占用許可)の際には関係地元自治体の同意を必要とすることを河川法に明記するよう、強く要望する」などといった意見案で、議会の承認が得られると衆参両院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、経済産業大臣に提出する。

 近隣の紀宝町と共に提出する予定で、関係自治体にも協力を求める。前田委員長は「池原ダムの水利権更新が最後のチャンスになる」と述べた。

 山腹崩壊を議題とし、前田委員長が山腹崩壊復旧箇所の現地視察(10月15日)や、電源開発との意見交換(11月7日)の内容を報告した。

 意見交換では「十津川第二発電所の発電容量を池原ダムなど他の管内施設に転用することで同発電所を閉鎖し、二津野ダムは堆砂対策をした後、治水専用として運用することが熊野川の濁水・治水軽減の根本的な問題解決である」などと主張した。

 現地視察に参加した榎本鉄也委員は、二津野ダム湖の堆積土砂を懸念し、濁水、洪水対策を求めた。

 前田委員長は「紀伊半島大水害から7年たっていまだに河川整備基本方針が立っていない」と指摘。「ダム空き量を確保するのか、河川対策をするのか具体的な対策を求めないといけない」と示した。

 市当局は、熊野川流域ダム湖下流団体協議会による先進地研修(11月16日)を報告。風屋ダムと同規模で、天竜川の佐久間ダム(静岡県浜松市)で出水期に国が5400万立方㍍の治水容量を買い取り、水位を下げた状態で運用する案「天竜川の再編事業」を視察した。

 屋敷議長は「国が風屋ダムの空き容量を買い取ってくれたら心配がなくなる。熊野川も国交省に天竜川と同じ対策を取ってもらうべき」。

 熊野川河道掘削について、上田勝之委員は「ダンプでの搬出はやめてもらいたい。台船で搬出してもらうよう申し入れしてほしい」と求めた。

  □     □

■熊野川河道掘削の取り組み状況

 国の管理区間については、平成23年9月の紀伊半島大水害で堆積した土砂の撤去に加え、計画規模の洪水を安全に流下させるための河道掘削(215万立方㍍)を29年度に完了した。

 引き続き、同年度から「緊急対策特定区間」を設定し、熊野川本川や支川相野谷川の更なる治水安全対策の向上を図るため、90万立方㍍の河道掘削に取り組んでいる。

 和歌山、奈良、三重3県の管理区間については、紀伊半島大水害で堆積した土砂の撤去を目的とした熊野川本川における掘削を実施。和歌山、三重両県では熊野川本川や支川のさらなる治水安全度の向上を図るため、昨年10月に策定された熊野川圏域河川整備計画に基づき、両県で支川を含めた約28万立方㍍の河道掘削に着手した。

(2018年11月24日付紙面より)

熊野川の対策について協議する委員=22日、新宮市役所第2委員会室
2018年11月24日
20 「やりたいことをやる」
 光洋中で育友会主催講演会  (新宮市 )

 新宮市立光洋中学校(宮本雅史校長、生徒189人)で20日、同校育友会教養部主催の講演会が開かれた。株式会社ゆらちょうの井上慶祥さん(26)が「学校じゃ教えてくれない!!平成生まれの社長が語る生き方のすゝめ」を演題に話し、生徒らは真剣に耳を傾けた。

 井上さんは1992年和歌山県由良町に生まれ、2015年に同社を創業。出身地である同町を盛り上げたいと、イベント企画や特産品のPRを手掛けている。

 井上さんは生き方をテーマに挙げた。理解はしていても正解がなく、答えられる人は少ないとし「個々に置き換えた場合、何をしたいか、どんな生活を過ごしたいかを考えることが大事」と呼び掛け、「やりたいことをやるのが一番」と持論を述べた。

 質問会では「社長として働くことの大変さと楽しさは」「中学生のうちにやっておけばよかったことは」などが挙がり、井上さんは一つ一つ丁寧に答えていた。

 講演を前に育友会教養部の植村弘子部長が訪れた保護者ら、学校関係者らに感謝を述べ「今後の社会に伴い、子どもたちの成長、将来を探る保護者としても興味深い。話を聞くのが楽しみです」とあいさつした。

 講演を聞いた長谷川拓輝君(3年)は「目標を持ち、やり遂げることが必要だと分かりました。今後は苦手なことから逃げずに努力して取り組んでいこうと思う」と話していた。

(2018年11月24日付紙面より)

講演に耳を傾ける生徒ら=20日、新宮市立光洋中学校
井上慶祥さん
2018年11月24日
21 在り方考える機会を持つ
 県学校給食研究協議大会  (串本町 )

 第59回和歌山県学校給食研究協議大会が22日に串本町文化センターや同町立体育館であり、学校教育関係者ら約110人が同町や古座川町の提案や講演などを通して学校給食の在り方を考える機会を持つなどした。

 この大会は県教育委員会と県学校給食会が主催。学校給食の意義と役割について認識を深め、管理運営の改善を図るとともに当面する諸問題の研究協議を行いつつ学校給食関係者の指導力の向上を図る趣旨で年1回開いていて、59回目となる今回は同大会東牟婁地方大会実行委員会(大畑眞実行委員長)の主管により実施された。

 東牟婁地方での実施は平成25年度以来5年ぶりで、同町での実施は今回が初。開会に当たり主催者を代表して県教育庁学校教育局健康体育課の森文哉副課長が「学校給食は学校における重要な教育活動として充実してきた。特に地場産品の活用は地域の自然や文化、産業への理解を深めるとともに生産者の喜びや苦労に触れ感謝の気持ちを育む上で大変重要であり、今後も関係部署と連携協力して取り組んでほしい。また食中毒やアレルギーへの対応を通してより安全な学校給食の提供も願いたい」などといった内容の課長メッセージを代読し、大畑実行委員長は今回の大会の流れを説明し「学校給食について考える実りのある一日になることを祈念する」と述べて参加を歓迎した。

 来賓を代表して古座川町の西前啓市町長と串本町の清野武志副町長が祝辞を寄せ、新宮市と那智勝浦町の教育委員会職員や太地町の宇佐川彰男教育長、古座川町の中道悟教育長、串本町の潮﨑伸彦教育長、次期開催地の日高地方を代表して御坊市日高川町組合立大成中学校の西山正紀校長も列席。西山校長は次の大会の期日を2019年11月27日(水)と告知し、親子給食など日高地方の特色ある取り組みを挙げて来場を呼び掛けた。

 引き続き協議会が開かれ、串本町から田原小の赤松孝子養護教諭と串本小の小内和子栄養教諭が「新給食センターへの移行を経て~串本町学校給食センターでの取組と課題~」、古座川町から役場地域振興課の細井孝哲プロジェクトジェネラルマネジャーと教育委員会教育課の橋本和幸主事、高池小の大畑眞校長が「古座川町に於けるジビエ給食の取組~厄介者を地域の宝に!豊かな自然と命の尊さを次の世代へ繋(つな)げていく古座川ジビエの取組~」と題して提案を発表。それらの内容を踏まえて健康体育課の鎌田敦子指導主事が指導講評を述べた。

 講演会もあり、伝承料理研究家の奥村彪生さんが演題「奥村彪生の食のモノがたり」を掲げて登壇。食育は子どもの心身を育む上で重要な役割を担っていて、その中核として関わる大会参加者は素晴らしい仕事をしていると励ますなどした。

 併せて同館内で業者による食材PRなど学校給食関係の展示もあり、協議会と指導講評の間で取られた休憩時間に大会参加者の注目を集めた。

(2018年11月24日付紙面より)

主催者を代表して参加を歓迎する大畑眞実行委員長=22日、串本町文化センター
串本町の提案発表。学校給食センター稼働に伴う変化と今後の課題などを報告した
2018年11月24日
22 「被災地へ届けて」
 文化祭で募った義援金を寄付  (太地中学校 )

 太地町立太地中学校(城谷真司校長)の生徒会は22日、被災地支援に役立ててほしいと文化祭で募った義援金1万5327円を同町へ届けた。

 生徒会長の奥村行正君、同副会長の脊古咲夢(さくら)さんと矢間夕奈さん、教員の久保博文さんが同町役場を訪れ、三軒一高町長に直接手渡した。宇佐川彰男教育長、森尾伸住民福祉課長が同席した。

 文化祭は今月3日に開催された。募金活動は例年、会場の体育館で実施している。奥村君は「今年は災害が多く、少しでも人のために力になれたら」、脊古さんは「思っていたよりも集めることができてうれしかった」、矢間さんは「文化祭を通して活動できたことに達成感を感じた」と話し、それぞれが感謝の気持ちを述べた。

 三軒町長は「皆さんの期待に応えられるよう、きちんと届けます。中学生の皆さんがこうした心を持っていることがうれしい。次の町を担う人たちのボランティア精神に心から感謝申し上げます」と話し、生徒らに同町の記念品のカマイルカのピンバッジを贈った。義援金は町を通じて日本赤十字社へ送られる。

(2018年11月24日付紙面より)

三軒一高町長(左から2人目)に募金箱を手渡す生徒会長の奥村行正君(同3人目)=22日、太地町役場応接室
2018年11月24日
23 濵仲千晴さんの優勝など6人が入賞
 松阪地区少年柔道大会  (紀宝柔道会 )
2018年11月24日
24 初Jリーガー輩出目標に
 POKDサッカースクール  (串本町 )
2018年11月24日
25 深瀨美知代さんが優勝
 秋晴れの下で11月大会  (新宮グラウンド・ゴルフ同好会 )
2018年11月24日
26 麦芽調査隊(混成)、キラメキ(女子)が優勝 新宮信金理事長杯ソフトバレー 
2018年11月24日
27 偽医薬品などに注意を  知的財産侵害物品の取締強化  (大阪税関 )
2018年11月24日
28 全員で協力し合って  王子地区でみかん大福餅作り  (新宮市 )
2018年11月24日
29 ハーバリウム作り体験  日好荘スマイルで地域交流会  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
30 税金の使い道学ぶ  下里小学校で租税教室  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
31 889人が熊野巡り  飛鳥Ⅱが新宮港へ入港  
2018年11月24日
32 秋の実りを収穫  熊野川町「体験農園」で  (みつの地域活性化協議会 )
2018年11月24日
33 熊野姫まつりに向け  「姫組+1」が稽古  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
34 干し柿作りが盛ん  師走を前に  
2018年11月24日
35 有名無名、昭和の絵画展  25日まで「展示空間いろは」  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
36 #で新宮の魅力発信 フォトコン入賞作品発表 (#新宮スタ)
2018年11月24日
37 「おいしいお芋をありがとう」  高池保育所で焼き芋  (古座川町 )
2018年11月24日
38 バイクで来町し舞踊ささげる  トルコ人のチョラクさん  (串本町 )
2018年11月24日
39 2年ぶり内部一般公開  樫野埼灯台で記念行事  (田辺海上保安部 )
2018年11月24日
40 50超える企画でにぎわう  第32回古座川の秋まつり  (古座川町 )
2018年11月24日
41 ハンパなく盛り上がる  新翔高校七海祭  
2018年11月24日
42 お悔やみ情報
  
2018年11月04日
43 最高総額は1700万円
 新宮城復元資料収集懸賞事業始まる  (新宮市 )

 新宮市は3日から「新宮城復元資料収集懸賞事業」を実施する。最高総額1700万円の懸賞金をかけて天守や大手門、やぐらの復元につながる古写真や設計図などの資料を募る。期間は2021年3月31日まで。

 国史跡「新宮城跡」の文化的価値を損なうことなく適切に保存し、次代に継承するとともに、価値と魅力をさらに高め、まちづくりの中核として有効活用していく目的。

 賞金額は天守1000万円、大手門500万円、やぐら200万円で、復元につながる根拠資料と認められるときは総額、根拠資料の一部と認められるときは審議の上で額を決定する。財源は「新宮市丹鶴城址(じょうし)整備基金」を充てる予定で、今年3月議会に予算措置がとられている。

 設計図や絵画、写真、模型、記録などで精度が高く良質なものが求められている。資料が外国に秘蔵されている可能性から、外国人の視点を取り入れて全世界に向けた広報を実施していく。

 今年5月に設置した諮問機関の「新宮城復元対策委員会」から▽新宮城復元にかかる資料収集のための懸賞金事業▽水野家入部400年事業との連携―の2点について、10月に中間答申を受けた。11月2日、新宮市役所で開かれた記者発表で田岡実千年市長は、復元へのハードルは高いと述べ、取り組みは行政だけでなく、市民の理解と後押しを受けまち全体で進めていくべきとの考えを示し「国内のみならず全世界に向けて広く情報を発信し、資料の発見につなげたい」とあいさつした。

  □     □

■新宮城

 関ケ原の戦い(1600年)で戦功をたてた浅野幸長が紀州に入国した後、支藩新宮に置いた一族の家老・忠吉が01年から築城に着手。19年浅野氏に代わり入国した水野重仲が築城を継続し、2代目・重良の時代の33年に完成した。

 標高約50㍍の最高所に「本丸」、現在の正明保育園には行政機関の「二ノ丸」、旧市民会館横には登城の際の「大手道」があった。熊野川側の「水ノ手」には炭納屋群があり、熊野川流域の備長炭を江戸へ出荷する際の拠点になっていた。熊野灘を行く船を見ることができたことから「沖見城」との別名もある。

 1873年の廃城令を受け、75年までに取り壊され、現在は石垣のみ。2003年に国史跡に指定された。17年4月には「続日本100名城」に選ばれている。

(2018年11月4日付紙面より)

記者発表であいさつをする田岡実千年市長=2日、新宮市役所
2018年11月04日
44 火災想定して初期消火訓練
 施設利用者の避難誘導も  (新宮市社協 )

 新宮市社会福祉協議会は2日、市福祉センターで火災発生を想定した避難・消火訓練を実施。市消防本部職員が見守る中、社協職員10人が利用者の避難誘導、初期消火に取り組んだ。

 福祉センターでは年2回、地震津波と火災を仮定した避難訓練に当たっている。今回は1階給湯室から出火したと見立てた。

 火災を発見した職員が「火事だ、火事だ」と大声で周囲に伝達。消火班が初期消火するが間に合わず、通報班が119番通報した。同時に火災発生を館内放送で流し、避難誘導班が利用者約20人を屋外へ避難させた。

 逃げ遅れがないか確認し、火災発見から約5分で避難が完了した。消防職員は「煙を吸わないようハンカチで口を押さえる対応は良かった」と講評。「出火場所によって避難経路が変わってくる。消火器の場所も覚えてほしい」と呼び掛けた。

 続いて消火器使用を実践した。消防職員が火元に近づいてからピンを抜くこと、回り込みながら消火することなどを説明。職員らは訓練用水消火器を用い、初期消火活動を試みた。

 大谷康央事務局長は「施設は子どもからお年寄りまで利用されている。定期的に訓練することで、万が一火災が発生した際もスムーズに行動できる。今後も訓練を継続していきたい」と話していた。

(2018年11月4日付紙面より)

初期消火訓練に取り組む市社協職員ら=2日、新宮市福祉センター
2018年11月04日
45 佐藤春夫の遺徳しのぶ 筆供養に市民ら70人 (新宮市)

 「文化の日」の3日、新宮市役所前で53回目の佐藤春夫「筆供養」が営まれた。市民ら約70人が参列し、使い古した筆を供養するとともに春夫の遺徳をしのんだ。

 公益財団法人佐藤春夫記念会(舩上光次代表理事)と新宮市教育委員会(楠本秀一教育長)が主催し、2015年まで市民会館前の「筆塚」で営んでいたが、文化複合施設建設工事で一時撤去していることから会場を変更している。

 式典では春夫作詞の市歌斉唱後、茶道裏千家淡交会南紀青年部の髙木宗泉さん(お点前)と谷口宗尚さん(半東)が春夫の写真の前にお茶を供えた。県立新翔高校書道部員の中村奏太君と西村優花さんが筆を置き、参列者が続いた。中村君は「参列できるのはありがたいこと。もう少し字がうまくなればと願いました」と話していた。

 参列した田岡実千年市長は『望郷五月歌』を挙げ「おおらかで美しい自然と、それに彩られた豊かな文化の地、熊野新宮を思い起こす。先人たちの多様な活動で独自の文化を紡いできた新宮市。文化複合施設建設事業が進行中だが、さらなる文化の向上発展のため今後も指導、鞭撻(べんたつ)をいただきながら取り組んでいく」。

 辻本雄一・佐藤春夫記念館長は春夫と魯迅の深い関わりを紹介し「来年は佐藤春夫記念館が開館して30年。至らない点、気付かない点をどしどし発信していかなければならない」とあいさつした。

 「筆塚」は1966年、新宮ライオンズクラブが市民会館前に建立。揮毫(きごう)は春夫の親友だった堀口大學が行い、佐藤千代夫人と堀口夫妻らが除幕した。塚の中には春夫愛用の毛筆と万年筆が納められている。

(2018年11月4日付紙面より)

佐藤春夫の写真の前に筆を供える新翔高校の生徒たち=3日、新宮市役所前
2018年11月04日
46 学習の成果を発表
 中学校で文化祭、学習発表会  (新宮・東牟婁地方 )

 「文化の日」の3日、新宮市と那智勝浦町、太地町の中学校で文化祭や学習発表会があった。生徒らは体験学習をまとめたものや踊り、歌、劇、アート作品など、練習や学習の成果を披露した。

 新宮市立緑丘中学校(橋爪健校長)では、開会で文化祭副実行委員長の植地洸斗君(3年)が「1年生は初めての、2年生は昨年の経験を生かす、3年生は中学校最後の文化祭です。悔いを残さず、いい思い出になるように頑張りましょう」と呼び掛けた。

 橋爪校長は「この日のために、皆さんが細かく先生たちと準備や練習に励んでいたのを目にしました。今日は一生懸命に取り組んで来た成果を発揮していただきたい。スローガンの中にもある『平成最後を盛り上げよう』のように、みんなの思い出に残る文化祭となってもらえれば」とあいさつした。

(2018年11月4日付紙面より)

練習の成果を披露する生徒ら=3日、新宮市立緑丘中学校
3年生が手掛けた『つまようじアート』
2018年11月04日
47 青沼由美さんが優勝
 もみじ会10月月例杯  
2018年11月04日
48 森浦馨介君が優勝
 紀南地区小学生卓球選手権大会  
2018年11月04日
49 乱捕り大会結果
 那智勝浦町民総体  (南紀熊野スポ少 )
2018年11月04日
50 3部門に26チーム参加
 新宮市スポーツ祭典バドミントン競技  
2018年11月04日
51 西さん、北さんが優勝
 平成30年度クラブ、シニア選手権  (那智勝浦ゴルフ倶楽部 )
2018年11月04日
52 ソフトバレーで熱戦展開 那智勝浦町民総合体育大会 (11チームが出場)
2018年11月04日
53 田辺市本宮町で震度4  県南部など広範囲で揺れ  
2018年11月04日
54 町民手掛けた力作ずらり  紀宝町文化展  (4日までまなびの郷で )
2018年11月04日
55 QRコード決済導入支援  キャッシュレス化の普及に向けて  (新宮信用金庫 )
2018年11月04日
56 新宮・東牟婁で5人  平成30年秋の叙勲  
2018年11月04日
57 平和賞受賞と会員推挙  うつなみ画会が自由美術展に出展  
2018年11月04日
58 園児ら元気いっぱいに  かけっこや踊り取り組む  (たづはら保育園 )
2018年11月04日
59 地域の交流深める  佐野区で区民運動会  (新宮市 )
2018年11月04日
60 フラやダンスで多彩に  「ALOHANAくまの」に4千人  (御浜町 )
2018年11月04日
61 469点がずらり  第13回新宮市展始まる  
2018年11月04日
62 お悔やみ情報