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2019年07月20日
1 合い言葉は「オール新宮」 熊野新宮ミュージアム設立 

 一般社団法人「熊野新宮ミュージアム」(池上順一代表理事)は18日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局で設立発表をした。熊野新宮の歴史文化を継承、発信し、郷土愛を育むとともに次世代への橋渡しを行う目的。池上代表理事は「法人化を機に、『オール新宮』を合い言葉に活動を展開していければ」と思いを語った。

 前身となった新宮市民ミュージカル実行委員会(髙由香代表)は、演技や踊りなど、個別に活動をしていた人が共に活動できればとの思いから2010年に「新宮市民ミュージカル」を立ち上げた。翌年、紀伊半島大水害が起こったが「市民に楽しいことを届け盛り上げたい」と12年に市内の名所や民話などをテーマにしたミュージカル『丹鶴(にづる)』を初演。16年に新宮ライオンズクラブ(新宮LC)が企画した市民ミュージカル『天(あめ)の剣(つるぎ)を託された男~熊野三党の祖 高倉下命(たかくらじのみこと)』で脚本、演出、舞台指導などを担当した。

 「いつか法人化を」と考えていた髙さんに、新宮LC会員有志が賛同したことにより実現。今月8日に登記が完了した。現在LC会員を含む19人が理事として名を連ねており、池上さんは「30人くらいまで増やすことができれば」と意気込みを語る。

 今後はプレイベントとして新宮秋まつりに参加する予定だ。髙さんは「時代行列をしながら中央通りを踊り歩き、広く市民にアピールしたい。ミュージカルを通して水野家入部400年を周知する計画なども予定している」と述べた。

 舞台発表以外にも熊野を発信する展覧会や郷土に関する講演会も展開していくとし、「願いはいろいろな人が舞台に参加したり見たりして熊野新宮の歴史を伝えていってくれること。郷土愛を育み、後世に伝えていくのが使命だと思っている」と話していた。

 「熊野新宮ミュージアム」は26日(金)午後7時から、同市の旧チャップマン邸で設立総会を開く。市民に活動趣旨などを説明するとともに、サポーターとなる会員を募る。メンバーらは「ご興味を持たれた方、ご賛同いただける方はぜひとも会場にお越しください」と来場を呼び掛けている。

(2019年7月20日付紙面より)

会員募集や設立総会参加を呼び掛けた。(前列左から)萩原真理さん、髙由香さん、西佳子さん、(後列左から)山本俊英さん、池上順一さん、長谷徳蔵さん=18日、新宮市緑ヶ丘
2019年07月20日
2 改善行いより良い祭りへ
 熊野那智大社例大祭振り返り  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)は18日、同町のホテルなぎさやで「熊野那智大社例大祭(那智の扇祭り)反省会」を開いた。関係団体の代表ら34人が参加。改善点を模索するとともに来年度の例大祭のさらなる繁栄や安全な運営について誓い合った。

 男成宮司は「天候が心配だったが還御祭まで雨は降らなかった。ご奉仕の方々の思いが天に通じたのではないか」と述べ、「今年は令和初の例大祭であり、新しい御代。滝の水量も多く、幻想的な霧が周囲を包み、その中で祭りが執り行われた。大勢の拝観者にお越しいただき、素晴らしい祭りを見せることができた。神さまのご加護とご奉仕いただいた方々、関係者の皆さまに感謝しています」とあいさつした。

 各担当を務めた出席者が祭り当日の状況などを報告。神役、扇指からは「扇を一斉に立てる場面は場所の関係で参拝客に見せられなかったのが残念。来年は見てもらえると思う」「拝観席にはご高齢の方も多い。椅子を置いていただけたら」「おもてなしの問題を1年かけて考えていきたい」。警備、報道関係からは「警備本部には主催者側がいないと連携が取りにくい」「満車などを知らせる看板を増設し、現状より手前側で観光客に周知しては」「女性1人が転倒、大たいまつを持った男性1人がやけどを負ったが現場での処置のみで対応できた。救急搬送はなかった」「大社が発行した腕章(取材許可証)を持たずに報道スペースにいる者もいた。今後、腕章がない者はすぐに退出してもらうほうがよいのでは」などの意見や指摘が挙がった。

 反省会後は直会(なおらい=懇親会)が開かれ、出席者は食事や会話を楽しみながら親睦を深めた。

 男成宮司は「4月に竣工(しゅんこう)された拝殿以外の箇所は工事中だった。今年中には終了する予定なので全て竣工された状態で来年のお祭りを迎えることができる。お祭りは皆さまのご協力があってできる。伺ったご意見は改善すべきところは改善しながら来年の例大祭のご奉仕のために備えさせていただきたい」と語った。

(2019年7月20日付紙面より)

報告や意見を交わした反省会=18日、那智勝浦町のホテルなぎさや
直会が開かれ親睦を深めた
男成洋三宮司
2019年07月20日
3 社会福祉施設との連携強化
 上野山区が連絡会議を設置  (串本町 )

 串本町の上野山区(住吉節郎区長)が18日、古座福祉センターで福祉関係施設防災連絡会議を開いた。区内に数多い社会福祉施設と同区間の連携を強める取り組みで、住吉区長は「今後も年2回程度の話し合いの機会を持ち、自主防災会も各施設を見学して理解を深めて上野山全体の地域防災力を高めていきたい」という。

 上野山区は南海トラフ巨大地震にあっても津波が到達しない立地にあり、その安心感で薄れがちな防災意識を高めるため2年前に自主防災会を立ち上げ鋭意防災啓発に努めている。そのような活動の一端で気に掛かったのが、区内に数多い社会福祉施設。同日現在▽上野山にしき園(38床)▽かもめ園(40人)▽上野山こども園(160人)▽古座学童保育所にこにこひろば(40人)▽通園らっこ(10人)▽ふわり(40人)―の6施設があり、仮に日中の大地震が発生すると各施設職員も含め区民数(471人、3月末現在)に匹敵する数の集団と一緒に局面を乗り切らなければならない状況が生まれる。そのときの互助を図る上で同区は日頃から顔の見える関係づくりが必要だと直感し、この日の連絡会議を開くに至った。

 当日は同区と区内6施設の関係者が一堂に会し、関係する役場職員も同席。住吉区長は津波が届かない区内における区民の自助と各施設の速やかな事業再開や安定的継続に向けた備えが大切だとし、その先で区と施設の互助を形にしたいという思いを掲げ、併せて同区は同町の防災倉庫も有することで周辺地区からも多くの避難者が集まり、そこに社会福祉施設が集中している状況も示唆して地域防災力向上に向けた協力を求めた。

 以降は東日本大震災のデータから参考になる内容、各施設の規模や古座地区内4区(上野山、古座、中湊、津荷)の人口構成といった今後の話し合いの素地となる情報を共有し、互いに自己紹介をし合った後は▽区内の備蓄状況の確認(各施設事前アンケートの集計結果報告と役場、同区の報告)▽大地震発生時における事業運営の方向性(一課題として提案)▽役場の福祉避難所運営の考え(説明と意見)▽今後の運営(自主防災会の各施設見学希望など)―といった項目で話し合いを重ねた。

(2019年7月20日付紙面より)

上野山区の呼び掛けで始まった福祉関係施設防災連絡会議=18日、串本町上野山
2019年07月20日
4 いよいよ楽しい夏休み
 小中学校で一斉に終業式  (新宮・東牟婁 )

 新宮市と東牟婁郡の公立小中学校で19日、一斉に終業式が行われ、約1カ月の夏休みに入った。

 新宮市立三輪崎小学校(芝﨑勝善校長、児童370人)では、体育館に集合し全員で校歌を斉唱した。芝﨑校長は良い夏休みにするため「手伝いをする」「時間を決めて遊ぶ」「勉強する」のポイントを挙げ、「生活リズムを壊さずに、楽しい夏休みを過ごしてください」と呼び掛けた。

 児童会代表の鈴木ひなたさん(6年)は「いよいよ楽しい夏休みですが、水や交通事故の危険もあります。くれぐれも気を付けて楽しく過ごしましょう」とあいさつ。

 6月に転入した児童と着任した教員の紹介が行われた。規則正しい生活や交通ルールを守る、水の事故や火遊びに気を付けるなどの指導もあり、児童は教員の話に耳を傾けた。同校では夏休み期間中も学校プールを開放する。

 同日は県立新宮高校で夏休み前アセンブリーがあった。県立新翔高校、近畿大学附属新宮高校・中学校は24日(水)に終業式や全校集会を開く。

(2019年7月20日付紙面より)

芝﨑勝善校長の話に耳を傾ける生徒=19日、新宮市立三輪崎小学校
2019年07月20日
5 東牟婁地方中学校総合体育大会③
 陸上、卓球  
2019年07月20日
6 観光名所巡り歴史学ぶ  虹の会が古座川町へ  (那智勝浦町 )
2019年07月20日
7 徐福伝承と熊野信仰  山﨑泰さんが雑誌に寄稿  
2019年07月20日
8 市民の意見や要望募る  市議会議員とお話する会  (新宮市 )
2019年07月20日
9 音楽に合わせて汗を流す  神倉小でリズム体操教室  (新宮市 )
2019年07月20日
10 ボードスポーツとフラ融合  第1回那智浜クルーズLIVE  (那智勝浦町 )
2019年07月20日
11 仕事の楽しさ厳しさ学ぶ  城南中で職業講話  (新宮市 )
2019年07月20日
12 会食で交流深める  モントレーパークの高校生を歓迎  (那智勝浦町 )
2019年07月20日
13 みんなで一つの作品を  運動会に向けダンス練習  (相野谷中 )
2019年07月20日
14 有権者に投票呼び掛ける  三重県選管が啓発活動  (参院選 )
2019年07月20日
15 反射神経年齢を計測  高齢者安全運転大会  
2019年07月20日
16 記録の樹立や更新に挑戦  B&Gで水泳交流記録会  (串本町 )
2019年07月20日
17 ゴーラの蜜切り作業見学  高池小4年生総合学習で  (古座川町 )
2019年07月20日
18 6月定例会一般質問⑧  串本町議会  
2019年07月20日
19 子ども向けにキーホルダー  認知症サポ新ノベルティ  (串本町 )
2019年07月20日
20 行程確認し気持ち高める  メ市青少年団の中学生ら  (串本町教育委員会 )
2019年07月20日
21 お悔やみ情報
  
2019年07月09日
22 夜の勝浦湾彩る
 世界遺産15周年祝いメッセージ花火  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町観光協会(矢熊義人会長)は7日、世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」登録15周年記念メッセージ花火大会を勝浦湾内の人工埠頭(ふとう)渡ノ島(わたのしま)で開催した。

 堀順一郎町長は「ぜひ、一つ一つのメッセージに耳を傾けてください」と呼び掛け、大輪の花火が夜空に広がった。打ち上げごとに一つずつメッセーが読み上げられ、約30分の間に1000発以上の花火が次々と打ち上がった。

 かつての地域の風物詩、勝浦湾での花火打ち上げは2017年に那智山奉祝記念事業として復活。住民らの好評を博し、昨年の「熊野那智大社創建1700年・那智山青岸渡寺西国三十三所草創1300年記念事業」に続き、世界遺産登録15周年の節目を迎えたことから3年連続の実施となった。

 同町築地の「勝浦漁港にぎわい市場」は花火大会に合わせて海側のテラスを解放。営業時間を午後9時まで延長した。開催前には西川流友華会「舞踊団 華」の子どもたちが、唱歌『たなばたさま』で日本舞踊を披露した。

(2019年7月9日付紙面より)

メッセージに続き鮮やかな花火が打ち上がった=7日、那智勝浦町の勝浦湾
2019年07月09日
23 熊野檜扇7握を蔵出し
 扇立祭に備えて虫干し  (熊野速玉大社 )

 熊野地方の夏の風物詩として1000年以上の伝統を持つ「扇立祭(おうぎたてまつり)」が14日(日)に開かれるのを前に、新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)で8日、祭り当日に各殿で開帳する檜扇(ひおうぎ)7握を虫干しのため蔵から出した。

 扇立祭は、神前に立てられた檜扇に神が降臨し、氏子が病気にかからないよう、また五穀につく虫を追い払って豊作を願い始まった。

 室町時代の作品と伝わる檜扇は大社を代表する宝物で、現在、日本に18握ある国宝のうち11握が大社に伝わっている。ヒノキの薄い板の木目の美しさを生かしながら彩色、金箔(きんぱく)、銀箔(ぎんぱく)が施されていて「熊野檜扇」と呼ばれている。

 祭りで使用されている檜扇7握は、1964(昭和39)年に模写されたもので、本殿用(高さ1・5㍍、幅1・65㍍)は大社先々代の故上野殖宮司、残り6握の各殿用(高さ0・8㍍、幅1・3㍍)は故杉本義夫さんが模写し、故鮒田和往さんが奉製したものとなっている。

  □     □

■祭り当日の行事

 祭り当日は午後5時30分から神事があり、神職が各殿の檜扇を開帳する。

 奉賛行事として境内特設舞台で午後6時15分から9時ごろまで、ミス扇コンテストと歌手・大下香奈さんと紀の川良子さんの歌謡ショーを行う。

 大禮殿入り口付近では午後5時30分から高校生以下無料の福引大会、6時30分から尾﨑酒造提供の地酒祭り、参集殿前では5時30分から熊野速玉敬神婦人会による呈茶会が行われる予定。小雨決行。荒天延期。

(2019年7月9日付紙面より)

檜扇のほこりを払うみこ=8日、新宮市の熊野速玉大社
2019年07月09日
24 短冊に思い託す 熊野本宮大社で奉告祭 (田辺市本宮町)

 田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)で7日、「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録15周年を祝う奉告祭が営まれた。七夕でもあるこの日には境内にメッセージの記帳所も設けられ、参拝客らは短冊に熊野への思いや1年後の自分への抱負などを書き込んだ。

 参拝客や関係者にメッセージの記入を促した九鬼宮司は自ら短冊に思いを託した。「多くの人が熊野の地を訪れてくれている中、熊野の在り方を、古いものを守りながらも新しい光を入れられるよう、形を変えながら示していくことができたら」とメッセージに込めた思いを語り、1年後も災害がなくこの日を迎えることができれば、と話していた。メッセージ記入者には九鬼宮司揮毫(きごう)の「刻」を刻印したキーホルダーが授与された。短冊は封筒に入れ、同大社で1年間保管される。

 奉告祭には同大社氏子総代会や敬神婦人会ら関係者約20人が参列。九鬼宮司に続き、玉串をささげて節目を祝った。九鬼宮司は、今年の8月は1889(明治22)年の十津川大水害から130年の節目を迎えると述べ、慰霊祭への参列を呼び掛けた。

(2019年7月9日付紙面より)

多くの参拝者らが短冊に思いを書き込んだ=7日、田辺市本宮町の熊野本宮大社
2019年07月09日
25 「よみがえりの力感じた」
 熊野速玉大社でMay J.さんコンサート  (新宮市 )

 和歌山県は6日、新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)でJ―POP・R&BシンガーのMay J.(メイ・ジェイ)さんを招いて世界遺産登録15周年記念「世界遺産『高野・熊野夢舞台』コンサート」を開催した。May J.さんは境内に設けられた特設ステージで『アナと雪の女王』のテーマソング「レット・イット・ゴー」などを歌った。時折天候が崩れたが、幻想的な雰囲気の中、全国から訪れた500人のファンが歌声を楽しんだ。

 高野・熊野夢舞台は2012年にスタート。世界遺産の雄大な景観を舞台に野外コンサートを開催することで「高野・熊野」地域の持つ魅力を全国にアピールするのが狙い。世界遺産登録15周年の今年は、神倉山に降臨した熊野の神々を最初に迎えたとされる熊野速玉大社を会場に選んだ。

 コンサートに先駆け、三輪崎郷土芸能保存会による「三輪崎の鯨踊」が披露された。仁坂吉伸知事が「他県から来られている人も多くいるが、このご神域で歌を聞いて、神様に思いを届ける役割を担っている方々だと思います」。上野宮司は「癒やしの歌声を聞いて、平和の心と新たな力をいただく日になれば」とあいさつ。田岡実千年市長が「夢のような空間で夢のような歌声を聞けることを楽しみにしています」と祝辞を述べた。

 コンサート後には上野宮司とMay J.さんによるトークショーもあった。上野宮司は「いろんな人がこの日が来るのを待ち遠しくしていた。あなたの素晴らしさが神様に伝わったと思う」とたたえた。May J.さんは「毎回ライブをするたびによみがえりたいという思いで歌っている。今日は特にパワーを感じた。これをばねに頑張っていきたい」と話していた。

(2019年7月9日付紙面より)

2019年07月09日
26 精いっぱい頑張って
 選手権での健闘願い現役部員を激励  (新高硬式野球部OB会 )
2019年07月09日
27 久生屋卓球クラブが準優勝
 紀南バタフライチームカップ  
2019年07月09日
28 新宮女子2年連続近畿へ 県高校総体ハンドボール競技 
2019年07月09日
29 貴重なフィルムを上映  開館10周年イベントで世界遺産セミナー  (田辺市本宮町 )
2019年07月09日
30 住み慣れた地域で暮らすために  支え合いのまちづくりフォーラム  (那智勝浦町 )
2019年07月09日
31 熊野川の魅力再発見  河川敷で「水辺で乾杯」  (新宮市 )
2019年07月09日
32 家族連れらでにぎわう  熊野地方で七夕  
2019年07月09日
33 精神文化の周知目指し  開館10周年祝いイベント  (熊野本宮館 )
2019年07月09日
34 踊りで親睦深める  「まなびの郷」でレクダンスフェス  (紀宝町 )
2019年07月09日
35 「高齢者の食事」テーマに調理  てまりの会が研修会  (紀宝町 )
2019年07月09日
36 短冊に「願い」込めて  成川で毎年恒例の「七夕祭り」  (紀宝町 )
2019年07月09日
37 海中のササに願い事結ぶ  住崎で串本水中七夕祭り  (串本ダイビング事業組合 )
2019年07月09日
38 ひこ星様と織り姫様が会えますように  三尾川保育所で七夕会  (古座川町 )
2019年07月09日
39 河内祭ガイドブック改訂  観光協会古座などで配布  (串本町 )
2019年07月09日
40 願い事満載の御船風模型  七夕ササで河内祭盛り上げ  (古座小 )
2019年07月09日
41 お悔やみ情報
  
2019年07月06日
42 夏季繁忙期に備え
 観光桟橋で旅客船点検  (那智勝浦町 )

 夏の行楽シーズンを控え、国交省和歌山運輸支局勝浦海事事務所(吉武愼二所長)は5日、那智勝浦町の観光桟橋で旅客船安全総点検を実施した。

 同事務所では、年末やゴールデンウイークなど多客期前に、旅客輸送の安全確保と事故の未然防止を目的に管内の旅客航路事業者の船舶に対して点検を実施している。

 この日の検査対象は、紀の松島観光(株)の観光船「くじら号」、(株)浦島観光ホテルの送迎船「第三浦島」、(株)中の島の送迎船「中の島」の3隻。▽航路の安全性▽安全管理規定の順守状況▽非常時の脱出手順▽救命設備の備え付け―の4項目を重点的に検査し、安全指導を行った。勝浦海事事務所職員3人、近畿運輸局職員3人が3社の関係者立ち会いの下、救命器具や船舶検査証書などを確認した。

 点検を終えて吉武所長は「点検結果はおおむね良好だった」と伝え、「旅客船運転の最大の使命は安全の確保です。今後も無事故運行を継続していただいて、安全・安心を提供していただければ」と呼び掛けた。

 紀の松島観光の専務取締役・加藤康高さんは「一番大事なのは安全。何十年も事故のないことにおごらず、繁忙期に備えて万全の体制を整えたい」と話した。

 同日午後には(株)串本海中公園センター、4日には熊野交通(株)がそれぞれ点検を受けた。

(2019年7月6日付紙面より)

旅客船の安全点検を行う職員=5日、那智勝浦町
2019年07月06日
43 本年度計画など承認
 熊野三山協議会が総会  

 熊野三山協議会(会長・田岡実千年新宮市長)は4日、新宮市役所別館で総会を開き、本年度事業計画など2議案を承認した。

 同協議会は1984(昭和59)年発足。熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺と関係自治体、民間団体などで組織する。一体となって熊野地方の文化財の保護、保全、調査研究などを進めている。

 熊野は日本サッカー協会のシンボルマークである「ヤタガラス(八咫烏)」と日本近代サッカーの始祖といわれる中村覚之助の古里。その縁で協会は2002年ワールドカップ日韓大会から熊野三山一寺で必勝を祈願している。田岡会長は「昨年度、協議会においては歴史講座や熊野三山シンポジウムなど、さまざまな事業を行い、その活動内容は当協議会ならではだったのでは」とあいさつ。先のFIFA女子ワールドカップ日本代表選手必勝祈願祭の協力に感謝を示した。

 オブザーバーとして出席した東川智昭・東牟婁振興局長は「熊野地方と日本サッカーの関係について、積極的にPRし、サッカー協会の幹部が必ず必勝祈願に来るという深い関係を作ってくれた」と敬意と感謝を示した。今年は世界遺産登録15周年という記念すべき年であり、ねんりんピックも開催されると述べ「県内外に情報発信しながら、多くの人に当地方に来ていただけるようにアピールしていきたい」と述べた。

 本年度事業計画には、熊野三山の神鳥・八咫烏と神木・梛(なぎ)のルーツ調査や、中村覚之助の日本サッカー殿堂入りに向け関係団体と協力し積極的にPRしていくこと、ヤタガラスカップサッカー大会への協賛、世界遺産15周年事業への協力と記念品の製作などを盛り込んだ。

 事務局からは、全国で熊野権現の勧請(かんじょう)が最も多い(第2次調査で437社)福島県の熊野神社を訪ね、災害に直面した熊野神社に参拝し慰霊と交流を行うことや、福島県復興のシンボルである新生Jヴィレッジ(日本サッカーのナショナルトレーニングセンター)を訪問し、ヤタガラスを通じた日本サッカー協会との絆を深める調査交流事業予定などの報告があった。

(2019年7月6日付紙面より)

熊野三山協議会総会の様子=4日、新宮市役所別館
2019年07月06日
44 児童や生徒がのぼり制作
 ねんりんピックに向け  (串本町 )

 第32回全国健康福祉祭和歌山大会(ねんりんピック紀の国わかやま2019、11月9~12日実施)に向け、串本町内の小・中学校で「選手団応援メッセージのぼり」の制作が進んでいる。参加する都道府県と政令指定都市の特産品や方言をデザインに盛り込み、児童や生徒が分担して原画を描いている。

 全国健康福祉祭(ねんりんピック)は、60歳以上の人々を中心としたスポーツと文化の総合的な祭典。1988年の開催以来、年1回47都道府県が持ち回りで開いている。

 今年の和歌山大会で、同町、新宮市、田辺市、上富田町の4市町は、サッカー交流大会の開催地となっている。同大会には43都道府県と16政令指定都市の計60チーム(和歌山県は2チーム)が参加する予定で、選手・関係者約2000人の来県を見込んでいる。串本町では、20チームがプレーする。

 ねんりんピック紀の国わかやま2019串本町実行委員会事務局によると、小中学生によるのぼり旗の制作は昨年の富山大会、おととしの秋田大会でも実施しており、和歌山大会でも取り入れることになったという。

 同町立潮岬小学校(山本隆介校長)では3日、6年生37人が、宮城県、山梨県、滋賀県、広島県、徳島県、福岡県、沖縄県、仙台市、神戸市、熊本市の10旗を制作。3、4人で班になり、事前学習で調べた各地域の特産品や県章・市章などの情報をA3の紙にまとめた。担当地域や同町の方言で「頑張れ」のメッセージを書いた後は、色マジックや色鉛筆を使い、ブドウやずんだ餅、めんたいこ、サケ、サトウキビ、鳴門金時、琵琶湖、神戸ポートタワー、熊本城、厳島神社などのイラストを描いた。字が見えやすいように太字にするなど工夫を凝らしていた。

 この日一番に完成したのは仙台市担当の班だった。班長の堀敦哉君は「仙台には行ったことがないけど、都会のイメージがある。一度行ってみたくなった。みんなで協力しながら調べ物をし、柄を完成できて楽しかった」とコメント。担任の吉村昌晃教諭は「子どもたちが頑張って作ったのぼり旗。ぜひ楽しみにしていてください」と話した。

 児童や生徒の絵は縦150㌢、横40㌢の旗にプリントし、大会時に同町総合運動公園多目的グラウンドや各チームのテントに設置して選手らをもてなすという。

(2019年7月6日付紙面より)

心を込めてのぼりを描く=3日、串本町立潮岬小学校
2019年07月06日
45 11月に「健康チェックデー」
 紀宝町保健対策協議会  

 紀宝町保健対策協議会が4日、同町役場大会議室であった。町の保健事業計画を協議し、11月24日(日)に「健康チェックデー」の開催を決めた。

 同会は町民の健康で豊かな生活の向上を図ることを目的に行政、議会、医師、体育協会、教育関係、老人クラブ、各種団体、商工会、保健活動推進員などで組織。

 委員25人が出席し、はじめに西田健町長があいさつ。「町では『子どもはまちの宝、高齢者はまちの誇り』をスローガンに各種事業を推進してきた。健康寿命の延伸、自殺予防、災害対策などの健康課題が増え、4月から健康づくり推進課をみらい健康課としてスタートした。子どもから高齢者まで支援し、安心して健やかに暮らせる町づくりを目指している」と述べた。

 続いて、平成30年度町保健事業の実施結果を報告。健康チェックデーの開催や特定健診受診拡大対策、新規の介護予防事業、自殺対策行動計画の実施など本年度の事業計画を協議した。

 委員からは「保健対策をしていると思うが、紀宝町の子どもやお年寄りは元気に過ごしているのか」「町内で特定健診受診者が減っている」などの質問や意見があった。

 健康チェックデーは各種健診、検査・測定が受けられることに特化し、自分の体の状態をさまざまな角度からチェックすることができるイベント。昨年度は約400人が来場した。

 本年度は「みらい健康マイレージ」の対象イベントとなる。「はかって、わかって、きづいて、健康にかわる」をテーマに町保健センターで開催し、血液検査、糖尿病セルフチェック、歯と口の健診、骨健康度測定などを実施する。

(2019年7月6日付紙面より)

本年度事業などを決める紀宝町保健対策協議会=4日、紀宝町役場大会議室
2019年07月06日
46 ネムノキが花の盛り  高田川沿いなどで  
2019年07月06日
47 交流通じ防災意識高める  三輪崎保と婦人防火クラブが交流  
2019年07月06日
48 「つながり」を意識して  チームくまのがわで高林稔さん  (新宮市 )
2019年07月06日
49 警察官の仕事を知る  三輪崎小で出前授業  (新宮市 )
2019年07月06日
50 コースの特色などを紹介  近大新宮高校・中学校で学校説明会  (新宮市 )
2019年07月06日
51 海と船の絵画展審査会  勝浦海事事務所長賞9作品など決まる  
2019年07月06日
52 障害者技能大会で銀賞受賞  ワークランドそらの平野翔さん  
2019年07月06日
53 みんなで天の川を作ろう  にこにこひろばで七夕会  (串本町 )
2019年07月06日
54 遺作含め197点を披露  串本町立体育館で黒洋画会展  
2019年07月06日
55 6月定例会一般質問②  串本町議会  
2019年07月06日
56 園児のちぎり絵を展示  ギャラリーバスを運行  (紀宝町 )
2019年07月06日
57 珍種ミカドアゲハが飛来  宇久井半島で  
2019年07月06日
58 日頃の感謝を込めて  「七夕」にちなみ来店者にプレゼント  (新宮信用金庫 )
2019年07月06日
59 お悔やみ情報