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2021年10月27日
1 展示に向け制作進む
 最後の「紀の国トレイナート」  (31日から )

 本州最南端・紀伊半島を舞台に2014年から7年間続いてきた「紀の国トレイナート」が今年、ラストランを迎える―。「紀の国わかやま文化祭2021(第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会)」の地域文化発信事業に位置付けられている今年のトレイナートは31日(日)から11月21日(日)にかけて開催。現在、御坊市から新宮市までのJRきのくに線と紀州鉄道の列車内と駅舎、沿線地域では、31日の開幕式に向け参加アーティストによる制作が進んでおり、突如現れたアートが道行く人たちに驚きと興味を与えている。

 新宮市のJR三輪崎駅付近の海沿いの土地では、現代美術家・中村岳さんが21日から木材を使用した作品制作に取り掛かった。22日の取材時にはピンク、青、黄色、紫色に着色した木材が約5㍍もの高さに組み上がり、通り過ぎる歩行者や運転手らの目を引いていた。

 「“場所”がキャンバス。景観に合わせて自由に発想し創っている」と中村さん。「現代美術家にとって、人を驚かすことはある種の使命」と話す。

 作品について「絵画では2次元に3次元的要素を持たせる。いわば虚構の世界。立体物だが絵を描くように、空間に線を描いているイメージ」と説明。

 木材は築100年を超える古民家を解体した際の廃材を使用しているそう。「ノーコンセプトでノープラン。場所に5分立つとイメージが湧く」と語るように、当初ピンク一色で予定していた作品は、アザミやススキ、セイタカアワダチソウなどの野草と海の青色に触発され色を増やした。

 トレイナート初年度の2014年にも三輪崎駅舎前で作品を展開した中村さん。熊野について「素朴で景色もきれい。人なつっこくてアーティスティックでしゃれた人が多い。魅せられてます」と話していた。

  □     □

 那智勝浦町の湯川海水浴場では23日、建築家で東京理科大学教授・和歌山大学客員教授の広谷純弘さんが、作品「時の舟」を設置。協賛する㈲白樫木材、実行委員会メンバーら5人が協力した。

 広谷さんが約20年前に設計した建築のデッキが老朽化したため、板を張り替えた際に取り外した古い板を使用して完成した「時の舟」。古材は取り外されるまでの15年間を経て、アート作品として新しい航海に出て行く舟に生まれ変わった。

 2019年、同作品で参加した際には、台風で作品が波にさらわれた。地元の人たちにより引き上げられた作品はこのたび、内部の板にアルミ箔を貼るなどの改良を加えたことにより、海の青と空の青を映し、万華鏡のようにキラキラと輝くオブジェに。

 1本のワイヤで引っ張ることによって成り立つ作品は、板同士がお互いを支え合い、柔らかい空間を演出。古材を利用したリサイクルアートとして、環境問題にも訴え掛ける。

  □     □

 同町のブルービーチ那智に突如現れた、巨大なショッピングカート。そこに住む人々の暮らしや文化との関係を、カラフルでポップな姿で表現したという。カートの着色は町立勝浦小学校の児童らが協力。作家の深尾尚子さんは「ビーチに合う元気な作品になりました。ワークショップに参加した子どもたちをはじめ、計画や設置の段階でも多くの皆さんの協力を頂き完成するこができました」とコメントを寄せている。

  □     □

 臨時アート列車「紀の国トレイナート号」走行日は11月6日(土)。御坊―新宮間を巡る。期間中は各地で関連イベントや沿線のまちへのローカルダイブも行われる。問い合わせは同実行委員会事務局(電話080・5786・2652、0739・22・5064)まで。

(2021年10月27日付紙面より)

巨大アートの制作を進める中村岳さん=22日、新宮市三輪崎
作品を設置する広谷純弘さんと協力者ら=23日、那智勝浦町の湯川海水浴場周辺
巨大なショッピングカートが出現=23日、那智勝浦町のブルービーチ那智
2021年10月27日
2 太地城の歴史や役割説く
 令和3年度生涯学習講座  (太地町 )

 太地町公民館は22日、町公民館で令和3年度生涯学習講座「太地城と戦国時代の熊野」を開いた。町内外から35人が参加。和歌山城郭調査研究会代表の白石博則さんが講師を務め、太地城跡の歴史や他の城との違い、当時の人々の暮らしについて講話した。

 白石さんは同町には、森浦地区の頼子(よろこじ)城、太地地区の太地城、東上野地区の和田城の三つ城跡があると説明。今回は太地城をテーマに講演した。

 白石さんによると、太地城は、勢力争い(戦)と海を行き来する船から料金(津料)を徴収する二つの役目があったと説明。戦については、状況証拠を基に天正9年から13年まで太地氏らは新宮の堀内氏に属していたという。

 堀内氏が日高郡の湯河氏、三前郷・古座の高河原氏と抗争が進む中、太地の武士である和田蔵人と太地隠岐守らが太地城を築いて、それらと戦ったと説明した。

 河口に港があって城が築かれることは多いが、太地城は湾に港があって城があることから珍しいと主張。航行する船からスムーズに津料を徴収することと、徴収者の安全を保障するために必要なシンボル的存在だったのではと解説した。

 太地城について▽主郭とやや離れた駐屯部がある▽海上や湊が見えることに加え、太田川流域への山道も押さえることができる▽北西からの侵入は多重の堀切で遮断する―などの特徴を挙げた。

 安宅氏や周参見氏、西向小山氏などの他の熊野の水軍領主の城館と比較し、太地城は周参見の藤原城にも共通する主郭以外に少し離れて別の曲輪を持っているとし、「湾の奥に位置し、湾内を見下ろす太地城の在り方はこの太地の地に生きた人々の存在形態やなりわいと関係する可能性があるのでは」などと説いた。

 白石さんは太地城は町にとっても価値のある城跡と評価して活用を呼び掛けたほか、「太地町は古式捕鯨で有名な町。それ以前の歴史もしっかりとあるが資料は少ない。その部分の歴史にも興味を持っていただけたら幸いです」と締めくくった。

 12月開催分の講座では太地城の現地見学を行う。

(2021年10月27日付紙面より)

多くの参加者が太地城について学びを深めた=22日、太地町公民館
白石博則さん
2021年10月27日
3 子ども集まり催し盛況 太田の郷でハロウィーンフェス (那智勝浦町)

 那智勝浦町南大居の交流センター太田の郷で24日、「HALLOWEEN FESTIVAL(ハロウィーンフェスティバル)」があった。当初の予定人数を超え、子どもと保護者合わせて約50人が参加。ゲームなどさまざまな催しで盛り上がった。

 ハロウィーンにちなみ、仮装する子どもの姿もあった。はじめにフェースペインティングが行われ、子どもたちは「月」「コウモリ」「虹」など、自身の好きな模様を選んで関係者にペイントを施してもらった。

 続いて、景品がもらえるボウリングや輪投げ、菓子作りやビンゴゲームなどを楽しんだ。ボウリングに熱中していた子どもたちは「やった、当たった」「もう1回したい」「景品がもらえてうれしい」など、笑顔ではしゃいでた。

 太田の郷によると、最近ではバイキングの再開や、ヨガや太極拳などの各教室の利用者が増加するなど、施設の利用の幅が広がってきたという。

 石田一事務局長は「予想以上に人が集まってくれてありがたい。コロナの影響で各地のイベントも少ない状況もあり、子どもたちの喜ぶ姿を見ることができてうれしいです。現在は状況も落ち着いてきているので、コロナ対策は徹底し、今後のクリスマスなどのイベントも開催していきたい」と語った。

(2021年10月27日付紙面より)

ボウリングに夢中=24日、那智勝浦町の太田の郷
フェースペインティングも楽しんだ
輪投げにも挑戦した
2021年10月27日
4 子育て支援の取り組みを確認
 第1回紀宝町総合教育会議  

 本年度の第1回紀宝町総合教育会議が25日、同町神内の紀宝はぐくみの森であった。委員らが各種取り組みを確認し、施設内の町立図書館、子育て支援センターを見学した。

 会議は2015年4月1日施行の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により、町長と教育委員会が協議・調整を行う場として設置。教育施策の一層の充実につなげることが狙い。同町では、西田健町長、西章教育長と大岡春雄、山中富行、大前妙子、柳澤進の各教育委員で構成。

 冒頭、西田町長が「図書館は4月にリニューアルオープンした。地域子育て支援センターと連携した総合的な施設として事業を展開し、子どもの読書活動の推進や生涯学習の充実を図っていく」とあいさつした。

 町立図書館は岸葉子館長が、子どもの発達と図書館の読書活動推進事業との関わりを紹介。現在、ブックスタート事業、子育て支援講座、絵本よみきかせボランティア養成講座、赤ちゃんのおはなし会などを展開しており、今後は赤ちゃんの読書会、幼年文学の読み聞かせ、わらべうた講座、百人一首大会などを予定しているという。

 子育て支援センターの事業は淡海順子センター長が説明。主に未就園児を対象に遊び場の提供、育児についての相談、母親同士のコミュニティーの場の提供などを目的に09年度に設立した。

 子育てを助けてほしい人の要望に応じて、子育ての手伝いができる人を紹介し、地域で子育てをサポートする「ファミリーサポートセンター」は、年々利用者が増加しているという。

 淡海センター長は「子育ての孤立化を防いでいくため、センターを利用されていない方への支援も行っていきたい。子育て支援とは、子育て世帯を丸ごと受け入れ、一緒に子育てする仲間をつくること」と伝えた。

(2021年10月27日付紙面より)

図書館を視察する西田健町長ら=25日、紀宝町神内のはぐくみの森
2021年10月27日
5 10月度月例杯の結果
 那智勝浦ゴルフ倶楽部  
2021年10月27日
6 山田俊弘さんが優勝
 令和3年度シニア選手権競技  (那智勝浦ゴルフ倶楽部 )
2021年10月27日
7 神倉少年野球クラブが制す
 新熊野少年野球大会など  
2021年10月27日
8 宇久井が接戦制し優勝
 イオンSSカップサッカー大会  
2021年10月27日
9 家族一丸となって奉仕  献血への協力呼び掛け  (新宮LC )
2021年10月27日
10 さらなる市の発展のために  市選管が当選証書付与  (新宮市 )
2021年10月27日
11 日本一美しい?サツマニシキ  奥村育美さんが発見  (新宮市 )
2021年10月27日
12 大きなお芋がゴロゴロ!  宇久井ビジターで芋掘り  (那智勝浦町 )
2021年10月27日
13 「超ミニコンサート」盛り上がる  「丹鶴ホールの唄」も披露  (那智勝浦吹奏楽団 )
2021年10月27日
14 御浜ファームで子牛を観察  井田小1、2年生が見学  (紀宝町 )
2021年10月27日
15 コロナからの立て直しを  5選の河上敢二氏に当選証書付与  (熊野市 )
2021年10月27日
16 ハロウィーン制作楽しむ  子育てサロン「ふれんZOO」  (紀宝町 )
2021年10月27日
17 ワクチン3回目の準備など  第4回臨時会で3案件承認  (古座川町議会 )
2021年10月27日
18 アマゴ親魚150匹放流  手分けして管内8カ所へ  (七川漁協 )
2021年10月27日
19 実習で学び交流図る  7人参加し離乳食教室  (串本町 )
2021年10月27日
20 ふるさと串本に著書託す  出身者の堀勝義さん執筆  (串本町 )
2021年10月27日
21 大会目指し合同練習開始  ジュニア駅伝の選手候補  (串本町 )
2021年10月27日
22 お悔やみ情報
  
2021年10月26日
23 田岡実千年さんが4選
 「まちづくりに全力で取り組む」  (新宮市長選 )

 任期満了に伴う新宮市長選挙の投開票が24日にあり、無所属で現職の田岡実千年さん(60)が三つどもえを制し、新宮市で戦後初となる4選を果たした。田岡さんは選挙事務所に集まった多くの支持者たちを前に「皆さんへの感謝を胸に『市政は市民のためにあり』の理念の下、初心を忘れず、新宮市のまちづくりに全力で取り組んでいく」と固く誓った。

 同市下田の選挙事務所には開票前から多くの支持者が集まった。当選の知らせが入るやいなや、田岡さんは支持者たちと抱き合いがっちりと握手。万歳をもって勝利を祝った。

 「勝利は皆さんが私のために頑張っていただいた結果」と声を振り絞った。「丹鶴ホールも無事にオープンし、小学校の統合や庁舎の建て替えも完了した。全て皆さんのおかげ。しかしこれからが本当のまちづくり。新型コロナウイルスにより経済や市民生活に大きな影響が出ている。まずはこれに対してしっかりと取り組んでいかなければ」。

 「いろいろな課題があるが、市民が安心して笑顔で元気に暮らせるまちを目指し、まちづくりの主役である市民と共に、そして市長としての責任を胸に刻み『市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちづくり』を必ず実現していく」と力を込め、深く頭を下げた。

 後援会の前田徳男会長は「苦しい選挙戦だったが4期目の当選を果たすことができた。田岡が公約を一つ一つ、実現していけるようお力添えを」と呼び掛けた。

  □     □

 若い力と勢いで、初めての市長選に挑んだ松畑玄さん(49)は「多くの人に支援していただいた。(結果は)自身の不徳の致すところで、自分に足りない部分があったと思う」。

 支援者に対し「今までにないくらいの最高な状況をつくってくれた」と感謝を述べ「結果は仕方のないこと。これからは一市民として新宮市の発展に寄与していきたい」と述べた。

 2度目の市長選への挑戦となった上田勝之さん(56)。市民との対話の重要性を訴え続けてきた。結果を受け「田岡さんが再選された。そのことに尽きる。結果はしっかりと受け止めなければならない」と肩を落とし「今後についてはこれから考えていこうと思っている」と話した。

  □     □

■投票率は70%台に回復



 投票率が70%を切った2013、17年の市長選。特に前回(17年)は、終戦間もない1947年に行われた市長選の投票率66・95%に次ぐ低さの68・62%だったが、今回の投票率は71・19%(男69・54%、女72・57%)で下げ止まりとなった。

 期日前投票者数は7706人。投開票日当日に台風に襲われた前回の1万490人より2784人減少した。

(2021年10月26日付紙面より)

家族や支持者たちと喜びを分かち合う田岡実千年さん(中央)=24日、新宮市下田

2021年10月26日
24 50人余りが献血に協力
 勝浦LCが奉仕活動  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の勝浦ライオンズクラブ(勝浦LC、戸間宏治会長、岡本英博奉仕委員長)は22日、日本赤十字社和歌山県血液センターに協力し、町役場前で献血奉仕活動を実施した。

 献血奉仕は勝浦LCの活動の柱の一つで、1984年にスタート。年7回ほど、定期的に続けられている。9月は台風の影響で移動採血車(献血バス)の配車が中止となったため、2カ月ぶりの実施となった。

 この日は役場職員や地域住民らが協力を申し込み、最終的な協力者は50人余り。献血後、黄色いベストを着た勝浦LCのメンバーが、「ありがとうございました」と洗剤やタオルをプレゼントした。

 岡本奉仕委員長は「今日は出だしから好調で、大勢に協力していただいた。当初予定していた人数を超えそうです」。戸間会長は「献血に協力していただき、大変ありがたい。新型コロナウイルス感染拡大後は協力人数が落ち込み、輸血用血液も不足していたが、人数が回復してきたのでは」と話した。

 移動採血には、新型コロナウイルスワクチンを接種した人は接種後48時間を経過してから、新型コロナ既感染者は症状消失後4週間が経過し、問診などにより全身状態が良好であることが確認できれば参加できるという。

(2021年10月26日付紙面より)

献血に協力する役場職員ら=22日、那智勝浦町役場前
2021年10月26日
25 集団接種、最終日迎える
 新型コロナワクチン接種  (新宮市 )

 12歳以上の市民を対象としていた新宮市の新型コロナウイルスワクチン集団接種が24日、市役所別館で最終日を迎えた。この日は12歳を迎える小学6年生を含めた約560人が接種を済ませ、全34回にわたって進められた集団接種がひとまず終了した。

 65歳以上の高齢者を対象に4月25日から集団接種が開始され、基礎疾患のある人や高齢者施設等従事者、学校・児童福祉施設等関係職員、64歳以下の市民を対象として高年齢順に接種が進められてきた。

 当初は11月の完了をめどにしていたが、全国的、または新宮保健所管内における感染拡大状況などを鑑み、新宮市医師会の協力を得るなどして一部年齢層を個別接種に切り替えるなどして早期完了を目指していた。

 最終日のこの日は、気象警報の発表に伴い中止となった9月26日の振り替えで、今月3日に1回目を接種した対象者の2回目の接種。12歳以上の全対象者(2万5572人、1月1日現在)の接種数は1回目2万1332人(83・42%)、2回目2万603人(80・57%)となった。

 現在、国から2回目接種を終了した者のうち、おおむね8カ月以上経過した者を対象に、1回の追加接種を実施する方針が示されており、市新型コロナワクチン接種推進室では今後、3回目接種に向けて準備を進めていくとしている。

(2021年10月26日付紙面より)

新型コロナワクチンの集団接種が最終日を迎えた=24日、新宮市役所別館
2021年10月26日
26 式典や発表で気持ち高める 子供・若者育成支援県民大会 (県青少年育成協会など)

 県の本年度子供・若者育成支援県民大会が23日、串本町内であった。内閣府主唱「同支援強調月間」(11月)に伴う市町村宛ての知事メッセージが県内8地方の巡回活動隊に伝達され、青少年の発表2種類を受けるなどして来る同月間への気持ちを高めた。

 この大会は、県・県教育委員会・県青少年育成協会が主催。子どもや若者が心身ともに健やかにたくましく成長し、将来自立し活躍していくために県民みんなで同月間の趣旨を考える機会として年1回、8地方で会場を持ち回り開いている。

 本年度は東牟婁地方の巡りに当たり、同町文化センターを会場に設定。「育てよう!支えよう!見守ろう!和歌山の青少年」をテーマに掲げ、ボランティア活動やフィールドワークを通して地域と密接に関わる地元高校生の実践発表から地域の活性化を考える機会と位置付けて計画し、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じながら参加を呼び掛けた。

 当日は式典と青少年の発表の二部構成で、進行は県立串本古座高校の仁木愛里さん(3年)と川端望恵さん(2年)が担当。同協会の会長でもある仁坂吉伸知事は学校と地域がそれぞれに努力しその連携で若者を守り育てる状況を思い描いて一同の士気を高め、来賓を代表して県議会の森礼子議長と同町の田嶋勝正町長がそれぞれに健全育成への思いを寄せてその取り組みを期待した。

 県知事感謝や同協会会長表彰を贈呈して模範活動を奨励し、併せて「家庭の日」絵画コンクール優秀作品表彰の贈呈も実施。同月間中に各市町村へ届ける知事メッセージを8地方の巡回活動隊(通称・キャラバン隊)に託し、代表して東牟婁地方青少年育成県民運動推進委員連絡協議会の寺西敏次会長が決意を掲げた。

 青少年の発表は▽県少年メッセージ2021金賞作品「共に生きる」(有田市立箕島中学校3年・楠瀨心美さん)▽県立串本古座高校CGS部実践(19年度同協会会長表彰〈善行青少年関係〉対象となった活動)―の2種類。将来を担う若者の考え方を受け止めて、来る同月間への気持ちを高めて締めくくった。

  □     □

ふれあい賞に宇久井小の南和奏さん



 「家庭の日」絵画コンクールは、「ふれあいとやすらぎのある家庭づくり」の推進を目的として同協会が主催。本年度は3点を優秀作品として選んだ。その1点、ふれあい賞は那智勝浦町立宇久井小学校4年・南和奏さんの作品「お父さんが海にポーイ」が受賞。南さんは母親に見守られながら壇上へ上がり、仁坂知事からじかに表彰を受けた。

 幼い頃から絵を描くのが好きで、この作品は夏休みに絵画教室に参加して描いた。人と山と海の色、それぞれの雰囲気を上手に描くことに頑張ったそうで、南さんは「うれしい。これからもいろんな絵を描いていきたい」と喜んでいた。

(2021年10月26日付紙面より)

知事メッセージを預かる寺西敏次会長=23日、串本町文化センター
「家庭の日」絵画コンクール・ふれあい賞の表彰を受ける南和奏さん
2021年10月26日
27 新宮が接戦制し優勝
 4チームが県大会へ  (サッカーU―12全日予選順位決定トーナメント )
2021年10月26日
28 新翔、初戦で敗れる
 高校ラグビー和歌山県大会  
2021年10月26日
29 新翔が大勝で3回戦進出
 高校サッカー和歌山大会  
2021年10月26日
30 感謝の気持ち大切に
 那智勝浦少年野球クラブが2連覇  (新宮警察署防犯学童軟式野球大会 )
2021年10月26日
31 激戦から一夜明け  田岡実千年さん、選挙を振り返る  (新宮市長選 )
2021年10月26日
32 1位に野中誠一さん  写連紀南支部9月例会  
2021年10月26日
33 ようこそ新翔高校へ!  オープンスクール開催  (新宮市 )
2021年10月26日
34 本番に向け通し練習  紀の国わかやま文化祭「天の剣を託された男」  (熊野新宮ミュージアム )
2021年10月26日
35 人権基本方針の改定に向け  紀宝町人権施策審議会  
2021年10月26日
36 特殊詐欺の被害防止を  三十三銀行御浜支店で窓口訓練  (紀宝警察署 )
2021年10月26日
37 小地域福祉活動を学ぶ  北海道でのサミットにリモートで  (紀宝町 )
2021年10月26日
38 6競技で熱戦繰り広げる  熊野市南郡中学校新人大会  
2021年10月26日
39 元気いっぱい競技に挑戦  くしもとこども園運動会  (串本町 )
2021年10月26日
40 JOCのU―16で5位に  潮岬中2年・久保凛さん  (串本町 )
2021年10月26日
41 大石元則さん再選果たす  支持者と喜び分かち合う  (新宮市議補選 )
2021年10月26日
42 お悔やみ情報
  
2021年10月23日
43 景観を損なわずきれいに
 那智勝浦RCが清掃活動  

 那智勝浦ロータリークラブ(那智勝浦RC、後誠介会長)は21日、那智勝浦町の熊野古道・大門坂の石碑周辺で清掃活動を実施した。会員10人が、草刈り機やはさみ、ほうきなどを手にして草刈りやごみ拾いに取り組んだ。

 同クラブ恒例の社会奉仕活動の一環で、毎年行われている。「大門坂」の石碑は高さ約2・5㍍で地元の自然石(火成岩)で作られており、同クラブ創立50周年と世界遺産登録を記念し2004年に寄贈された。現在では古道を歩く観光客たちにとって人気の撮影ポイントとなっている。

 後会長は「大門坂の玄関として修学旅行生や観光客の皆さんが写真を撮影するスポットにもなっています。新型コロナの影響で人は少ないですが、きれいな景観を保つため今後もしっかりと取り組んでいければ」と話していた。

(2021年10月23日付紙面より)

清掃活動に参加した皆さん=21日、那智勝浦町の大門坂(一時的にマスクを外して撮影)
協力して作業を進めていった
2021年10月23日
44 ロケットの独自ロゴを活用
 商材第1弾の取り扱いも開始  (南紀串本観光協会 )

 南紀串本観光協会(島野利之会長)がこのほど、ロケットを取り入れた独自ロゴの活用を始めた。商材活用の第1弾としてロゴをプリントしたトートバッグの取り扱いも開始。当面は同協会公式グッズ開発の中で活用を進め、ロケット振興機運の高揚に資するという。

 スペースタウン串本ロゴやスペースポート紀伊エンブレムなど公のデザインの使用許諾申請が受け付けられる中、同協会からも追い風が起こせないかと考え同町出身のデザイナー兼プランナー・山中崇生さん=東京・株式会社「CLUB DO NUTS」代表=に制作を依頼。コンセプトを伴うデザイン4種類(TypeA=スタンプ型、同B=ピクトグラム型、同C=ポップアート型、同D=花札風)が仕上がり、まずは同協会関係の名刺にワンポイントとして取り入れる形で活用を始めてきた。

 トートバッグは①マチあり(ロゴはTypeB)②マチなし(ロゴはTypeC)―の2種類があり、いずれも1袋2000円(税込み)で販売する。生産数は各200袋。長く使えるよう綿のキャンバス生地(=帆布)を意識して選んだという。

 取り扱い窓口は同協会串本事業所と同古座事業所の2カ所で、今後はさらに増やしていく考え。その他の商材活用は同日現在未定だが、商材収益は同協会と同社の双方に還元する仕組みを考えていてその方向性を今後も鋭意模索していきたいとしている。問い合わせは同協会(電話0735・62・3171)まで。

(2021年10月23日付紙面より)

独自のロゴをプリントしたトートバッグなどを披露する職員=21日、南紀串本観光協会串本事業所(ロゴは左からTypeB、A、D、Cの順)
2021年10月23日
45 物資配布し周知図る 薬物乱用防止の早朝啓発活動 (新宮市)

 新宮保健所は22日、県立新宮高校校門前で薬物乱用防止などを目的とした早朝啓発活動を実施した。同保健所や新宮地区協議会に所属する薬物乱用防止指導員、同校生徒会ら約20人が登校する生徒に啓発物資を配布し周知を図った。

 10月は「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」および「薬と健康の週間」に係る運動月間。警察庁によると、青少年による薬物、中でも大麻の乱用が増加し、昨年度は大麻事犯の摘発が5034人で過去最多となった。20歳未満では887人で、このうち高校生が159人、中学生が8人となっており、若年層を主に深刻な社会問題となっている。

 大麻についてはインターネットを中心に「安全だ」「依存性がない」などの誤った情報が流れているのが原因の一つなのではといわれている。そうした状況を鑑み、同保健所では青少年に対して薬物や医療などの正しい知識を持ってもらおうと実施に至った。

 参加者は通学する生徒たちに「おはようございます。よろしくお願いします」と声を掛けながら薬物乱用防止のパンフレットとポケットティッシュやクリアケースなどの啓発物資、約600個を手渡した。

 生徒会長の小阪輝大君(2年)は「新生徒会として初めての活動で、協力しながら無事に啓発を終えることができてよかった。薬物に手を出してしまうと、抜け出せなくなるという怖さを改めて知ってもらい、今後も呼び掛けていければ」と話していた。

 26日(火)には、那智勝浦町立下里中学校校舎校門前で活動が行われる。

(2021年10月23日付紙面より)

啓発物資を配布し薬物乱用防止を呼び掛ける参加者=22日、県立新宮高校校門前
2021年10月23日
46 紀伊半島大水害の被災体験聞く
 民生委員児童委員協議会が研修  (紀宝町 )

 紀宝町民生委員児童委員協議会(濵口啓会長)の定例会が19日、町福祉センターであった。委員25人が参加し、紀伊半島大水害で被災した紀宝町浅里の木下起査央さん(紀宝町社会福祉協議会長)から体験を聞いた。

 浅里地区は熊野川沿いにある集落で、2011年の台風12号による水害時には土石流や浸水被害が発生し、県道小船紀宝線の寸断で孤立。住民らは長く地区外での避難生活を送った。

 この日の研修は「紀伊半島大水害台風12号の被害を忘れない」と題し、木下さんが作成した資料を基に当時の状況が詳しく説明された。

 急に水位が上がり始め、自宅より高台にある空き家に避難し、「バケツをひっくり返したような大雨」の中、携帯ラジオでニュースを聞きながら一夜を過ごした。

 翌日に外に出ると、自宅は半分ほど浸水し、県道付近の住宅は水につかって一帯は「湖のようになっていた」。熊野川の堤防を越える浸水は、堤防が築かれてから初めてのことだったという。

 危険にさらされながら一命をとりとめた人から聞いたという話も紹介し、早めの避難の大切さを呼び掛けた。また、住民同士や自衛隊などによる救助活動の様子や、鵜殿のふれあい会館で送った避難生活、多くのボランティアに助けられたこと、浅里地区タイムライン(事前防災行動計画)、さまざまな復興事業なども説明。リニューアルされた飛雪の滝キャンプ場は、コロナ禍でのアウトドアブームを受け、多くの観光客でにぎわいを見せていると伝えた。

 委員らは木下さんに質問するなどして、防災への思いを新たにしていた。

(2021年10月23日付紙面より)

定例会に出席した委員ら=19日、紀宝町福祉センター
被災体験を話した木下起査央さん
2021年10月23日
47 実りの秋を体験  4、5歳児がサツマイモ収穫  (潮岬こども園 )
2021年10月23日
48 晴天の下記録更新目指す  町内小学校連合運動会  (古座川町 )
2021年10月23日
49 束縛は愛?デートDV防止を  新宮高校定時制で出前講座  (新宮市 )
2021年10月23日
50 自分らしさを大切にして  津村雅稔さんが多様な性語る  (新宮・東牟婁圏域自立支援協議会 )
2021年10月23日
51 南和奏さんにふれあい賞  「家庭の日」絵画コンクール  (和歌山県 )
2021年10月23日
52 「本がいっぱいあるね」  丹鶴幼園児が図書館見学  (新宮市 )
2021年10月23日
53 日本一の悪役目指したい  俳優・久原雅史さんを取材  (串本町 )
2021年10月23日
54 半年ぶりにプレー楽しむ  グラウンドゴルフ新米大会  (紀宝GG )
2021年10月23日
55 コロナ終息願って浦安の舞  阿田和神社で秋季例大祭  (御浜町 )
2021年10月23日
56 防げる死から守るために  熊野市消防署救急合同訓練  
2021年10月23日
57 市政への関心、反映なるか  前回投票率、戦後2番目に低い68・62%  (新宮市長選 )
2021年10月17日
58 河上敢二さん、無投票で5選
 熊野市長選  

 任期満了に伴う熊野市長選挙が17日告示され、現職の河上敢二さん(65)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、河上さんが無投票で5回目の当選を果たした。


2021年10月17日
59 神馬渡御式、厳粛に 熊野速玉大社例大祭「新宮の速玉祭」 

 国の重要無形民俗文化財(重文)の指定を受ける熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」の神馬(しんめ)渡御式が、15日午後から営まれた。主神の熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)の御神霊を上野宮司が懐に抱き、弓、剣などの神宝を手にした神職が神社関係者らと共に阿須賀神社へと向かった。

 例年なら多くの参拝者が列を成し、まちなかを練り歩く神馬渡御式。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から昨年同様、参列者を例年の5分の1程度とし順路を短縮して斎行した。

 阿須賀神社での神事後、御神霊を神馬に奉安して熊野速玉大社へと還御。本殿に奉安して神事を行った後、再び御神霊を神馬へと遷(うつ)し、熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)へと渡御した。御旅所では、「杉ノ仮宮」に御神霊が遷されると、神子が「鈴剣の舞」を舞って御神霊を鎮めた。

 その後、熊野権現が新宮鎮座に向かう途中に大島地区の権現島で休憩を取ったという伝承に基づき、串本町大島地区の代表と水門(みなと)神社総代により献上された権現島周辺で捕れたタイとススキの穂、「オミタマ」という特別な神饌(しんせん)などが供えられ、赤々と燃え盛るたいまつの明かりを受けて、上野宮司が神恩感謝、皇室、国家の安泰と新型コロナウイルスの収束、世界平和への祈りをささげた。

 今年の神子は昨年に引き続き、石原凜さん(神倉小5)と前川真由さん(同)の2人が務めた。

(2021年10月17日付紙面より)

御神霊を乗せ御旅所へと向かう神馬=15日、新宮市の熊野速玉大社
御旅所で祝詞を奏上する上野顯宮司
2021年10月17日
60 新駅舎で初の避難訓練
 南海トラフ想定し森浦地区で  (太地町 )

 太地町は15日、同町の本浦を除く森浦地区を対象に今年5月末に竣工(しゅんこう)した駅舎防災複合施を初めて使用した津波避難訓練を実施した。発生が懸念される南海トラフ巨大地震を想定し、地区住民らが真剣に訓練に取り組んだ。

 今回の訓練は午前9時に震度7の地震が発生し、大津波警報が発令されたことを想定。対象人数は173人98世帯で、防災行政無線の放送を受け、33人が地区内にある津波浸水域外の一時避難所6カ所に避難した。

 警報解除後、駅舎防災複合施設に近い住民は徒歩で、遠い住民はバスで施設に駆け付けた。2階の防災施設兼集会所に集合し、施設の案内や炊き出し訓練が行われた。

 施設2階は12㍍あり、想定津波高より4㍍高い。一時避難人数は200人を想定し、多機能トイレや自家発電機、避難階段を完備。集会所内には避難時に必要な水や備品が保管できる住民専用の棚も設置されている。

 新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、町職員が非常食などについて説明。住民28人はアルファ米の炊き出しに取り組み、試食も行った。

 同町担当者によると、集会所は平常時、施錠されていて、鍵の管理の問題もあるため、震度感知式の鍵ボックスを設けるという。鍵ボックスは震度5弱以上の揺れを感知すると、ボックスの扉が開き、鍵が取り出せるもの。12月末に設置予定。

 町総務課で防災係の山下真一企画員は「災害は夜間や悪天候にも発生するため注意が必要。今日、皆さまが避難に要した時間は良い結果でした。南海トラフによる津波は最大13㍍、3分ほどで到達するともいわれている。安全な高台に素早く避難し、自身の命を守ることが重要。普段から防災意識を高めておいてください」と講評した。

 由谷唯吉区長は「施設は広く、雨風もしのげて、食料の備蓄もしてくれており感謝している。自分の命は自分で守る必要がある。落ち着くまで山などの高台に逃げた後に、施設へ向かう。その後は地域福祉センター梛(なぎ)に移動することも視野に入れている」と話した。

 なお、町内一斉の避難訓練は新型コロナウイルス感染症の現状を鑑みながら、計画を進めており、実施は来年初めを予定しているという。

(2021年10月17日付紙面より)

非常食の炊き出し準備を行う住民ら=15日、太地町の駅舎防災複合施設
施設に避難する住民ら
2021年10月17日
61 地域ぐるみで詐欺被害撲滅へ
 見守り隊と紀南高生が街頭啓発  (紀宝、御浜町 )

 「特殊詐欺撲滅の日」の15日、紀宝町と御浜町で街頭啓発活動があった。両町のスーパーで啓発チラシを配布し、来店者に声掛けするなどして地域ぐるみで詐欺被害撲滅を呼び掛けた。

 紀宝町高齢者地域見守り隊(小田原徳子代表)は、同町鵜殿の主婦の店で啓発活動を行い、買い物客に詐欺被害に遭わないよう呼び掛けた。

 高齢者を被害から守る取り組みで、毎月実施している。年金は偶数月の15日に振り込まれるため、特に注意を促す狙いがある。

 この日は、はがきやメールによる架空請求、火災・地震保険を勧誘する業者とのトラブルについて書かれたチラシと、啓発物品のウェットティシュを配り、買い物客に声を掛けていった。

 チラシによると、「火災保険が使える」などを誘い文句に故意に屋根を壊し、「保険金の請求は任せて」と勧誘するトラブルが増えているという。不審なことがあれば、加入している保険会社へ連絡するよう呼び掛けている。

 御浜町では、紀南高校生徒会(大西輝人(きらと)会長)の役員4人、同町防犯委員、紀宝署の署員が参加し、パーク七里御浜ピネで実施した。

 生徒らは「特殊詐欺に気を付けてください」などと来店者に呼び掛け、全国地域安全運動、還付金詐欺の手口などを記したチラシ2枚と啓発物品を配布した。

 還付金詐欺のチラシは「STOP!ATMでの携帯電話の使用」と題し、「公的機関が電話で還付のために、ATMの操作を求めることはありません」「家族構成や口座番号など、個人情報を尋ねることはありません」などと記している。

(2021年10月17日付紙面より)

買い物客にチラシを手渡した=15日、紀宝町鵜殿
啓発活動に取り組んだ紀南高校生徒会役員ら=同日、御浜町
2021年10月17日
62 緊急時に備え知識深める  千穂第一地区民児協が救命学習会  (新宮市 )
2021年10月17日
63 「明るく豊かなまちへ」  市長選立候補予定者3人招き公開討論会  (新宮JC )
2021年10月17日
64 宇久井半島の歴史を学ぶ  宇久井中1年が校外学習  (那智勝浦町 )
2021年10月17日
65 17日告示、無投票の公算大  現職のみが立候補を表明  (熊野市長選 )
2021年10月17日
66 さぁ、明日(17日)告示  三つどもえの戦いか  (新宮市長選・市議補選 )
2021年10月17日
67 お悔やみ情報
  
2021年10月16日
68 本殿大前ノ儀で幕開け 厳かに「新宮の速玉祭」 (熊野速玉大社)

 国の重要無形民俗文化財(重文)の指定を受ける熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」が15日午前、秋晴れの空の下「本殿大前ノ儀」で厳かに幕を開けた。

 例大祭は同大社の主神、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)の御神霊が神馬(しんめ)で阿須賀神社へ渡御し、熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)へ渡る「神馬渡御式」と、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の御神霊が神輿(みこし)でまちを練り、神幸船(しんこうせん)で御船島を廻(まわ)る「神輿渡御式」からなる。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年に引き続き一般参列を呼び掛けず神職と神社関係者のみで斎行。参列者らは検温や手指消毒、マスク着用などの対策を講じ、祭事に挑んだ。

 上野宮司の祝詞奏上の後、2人の巫女が世界遺産登録記念御神楽の「神なぎの舞」を奉奏。参列者が玉串を奉奠(ほうてん)した。午後からは神馬渡御式が営まれ、神馬と一行が阿須賀神社までの道のりを渡御した。

 大前ノ儀を終えた上野宮司は、令和10年に創建1900年を迎えることに言及し「長い歴史の中には疫病のまん延など艱難(かんなん)辛苦あった。そのたびにご先祖は神や国に祈りをささげた。激動の中で祭りをつないできた人々の心を受け継ぎ、ご奉仕させていただくことは何事にも代え難い喜び」とあいさつ。

 「今日という日を千載一遇とし、大事にしなければ。誠心誠意心を込めてご奉仕させていただきたい」と思いを語った。

 16日の神輿渡御式は午後1時30分から。同2時30分ごろから、朱塗りの神幸用船、諸手船(もろとぶね)、斎主船がゆかしく御船島を廻る御船祭が行われる。新型コロナ感染拡大防止のため、早船競漕(きょうそう)は中止となっている。

 祭りの様子は同大社ホームページにてライブ配信が行われている。

(2021年10月16日付紙面より)

玉串を奉奠する上野顯宮司(左)=15日、新宮市の熊野速玉大社
「神なぎの舞」を奉奏する巫女たち
2021年10月16日
69 木の恵みに感謝
 第62回木霊塔建立供養式  (新宮木協 )

 新宮木材協同組合(植松浩理事長)は15日、新宮市あけぼのの木材会館で第62回木霊塔建立供養式を営んだ。同組合員一同が献木した熊野川流域産100年以上のスギ(長さ4㍍、30㌢角)の木霊塔が除幕され、参列した同組合員18人が木の恵みに感謝した。

 供養式は、同組合の初代理事長で名誉市民の杉本喜代松(1873~1955年)の発想にあると伝えられ1951年に創設。切られて倒れる樹木が発する断末魔の悲鳴を耳にする作業員の心情や、業者が受ける恩恵を思い始まった。当初は市内の本廣寺で挙行されていたが、72年から同会館前庭で営まれている。この日は新型コロナウイルス感染防止対策として昨年に続き紀南木材新緑会による木遣(や)り音頭や餅まき、児童生徒木工工作コンクールの表彰式を中止するなど、規模を縮小して行われた。

 式典では組合員たちが除幕した後、植松理事長が木の恵みに対する感謝を述べ、木材業界の発展を祈る祭文を読み上げた。清水文雅・本廣寺住職の読経の中、参列者が焼香し手を合わせていった。

 植松理事長は「無事に滞りなく式典を終えることができました。コロナ禍は業界にも影響を及ぼしており、収束後も木材の需要がどのようになるか分からない。その中でも組合員一同および業界全体で一致団結し、厳しい状況を乗り越えられるよう頑張っていきます」と話していた。

(2021年10月16日付紙面より)

木霊塔が除幕された=15日、新宮市あけぼのの木材会館
式典に参列した皆さん(一時的にマスクを外して撮影)
2021年10月16日
70 県産品への理解深める
 古座小学校で梅干しのお話  (串本町 )

 串本町立古座小学校(山路教代校長、児童68人)で14日、県、県教委、県漬物組合連合会主催の「梅干しで元気!!キャンペーン」があった。梅干しの贈呈式とお話説明会が行われ、児童らは生産方法などを学び県産品への理解を深めた。

 同キャンペーンは県食育推進月間(10月)に実施しており今年で17回目。梅干しをより一層身近なものとして食べる習慣を養い、一人一人が自分の食への関心を持つ契機にしてもらおうと、県内の全小学校と特別支援学校へ県産の梅干しと学習資料を配布している。

 贈呈式とお話説明会は県内7校が対象で、新宮・東牟婁地方は同小で開かれた。

 山路校長は、6年生が約一週間前に修学旅行でみなべ町の梅干し工場を見学したことに触れた。6年生はおさらいとして、5年生以下は梅干しがどのように体にいいのか学習させてもらえればとあいさつ。贈呈式では講師の株式会社梅屋=田辺市=の坂井勇人営業部長が児童会長の杉本沙羅さんに同連合会提供の梅干しを手渡した。

 坂井部長はウメにはさまざまな種類があるが、県を代表する南高梅は実が大きくおいしいとして歴史や名前の由来を紹介。市販の梅干しは塩抜きをして味付けすることで塩辛さを抑え、よりいろいろな人に食べてもらえるよう工夫していることなどを話した。

 クイズ形式の紙芝居もあり、児童らは全国のウメの収穫量の約60%を県が占めていることや、梅干しをつくる際の塩の量、昔は薬として使われていたことなどを学んだ。「ウメは何日くらいで育ちますか」「種類はどのくらいありますか」など、知りたいと思ったことを積極的に質問する姿も見られた。

(2021年10月16日付紙面より)

贈呈式では児童会長の杉本沙羅さん(左)が梅干しを受け取った=14日、串本町立古座小学校
2021年10月16日
71 きれいな町を保つ意識を
 たばこ組合紀南支部が清掃活動  (那智勝浦町 )

 和歌山県たばこ商業組合紀南支部(塩崎伸一支部長)は14日、那智勝浦町役場周辺で清掃活動を実施した。会員17人が参加し、新型コロナウイルス感染予防に努めながらごみ拾いに励んだ。

 同組合女性部(大谷敏子部長)を中心に、たばこのポイ捨て禁止や未成年者の喫煙防止などの呼び掛けを目的に活動。1997年度から清掃が行われており、今年で24年目を迎え、年間25回ほどのペースで取り組んでいる。7日には道の駅くしもと橋杭岩周辺で清掃を実施した。

 会員たちはそろいのチョッキを身に着けて、のぼりを掲げながら紙くずや空き缶などのごみを拾い、汗を流した。

 大谷部長は「会員の皆さんが、いつも率先して参加してくれることを頼もしく思い感謝しています。地域の皆さんのマナーも良く、昔に比べ未成年者の喫煙も大幅に減少した。今後も『ごみ、吸い殻ゼロ』を目指して活動していきたい」。

 塩崎支部長は「全体的にごみの量が少なくなり、うれしい限り。しかし、ゼロになったわけではない。私たちが町をきれいに保つために先頭に立って活動し、意識を高めていければ」と話していた。

 次回は21日(木)に新宮市立医療センター周辺で活動を予定している。

(2021年10月16日付紙面より)

清掃活動に励む会員たち=14日、那智勝浦町役場周辺
和歌山県たばこ商業組合紀南支部の皆さん(一時的にマスクを外して撮影)
2021年10月16日
72 アルマボーラが総合1位
 後期ホップL東牟婁ブロック大会  
2021年10月16日
73 和やかに練習スタート  鴻田公園でグラウンドゴルフ  (新宮市 )
2021年10月16日
74 野菜づくりを体験しよう  生涯現役スキルアップセミナー  (新宮市 )
2021年10月16日
75 コスモス畑が満開に  那智勝浦町市野々で  
2021年10月16日
76 タペストリー作りに挑戦  橋本児童館で秋の工作  (新宮市 )
2021年10月16日
77 健全育成活動をたたえ  西村茂之さんに中部少年補導功労者表彰  (熊野警察署 )
2021年10月16日
78 県、町からの回答書を基に協議  第2回鮒田区環境防災会議  
2021年10月16日
79 目指すべき将来像考える  ボラ・市民活動セが研修会  (紀宝町 )
2021年10月16日
80 子どもたちの力作そろう  地域安全ポスター審査会  
2021年10月16日
81   
2021年10月16日
82 園の雰囲気など知る  上野山こども園で見学会  (串本町 )
2021年10月16日
83 週末開場、利用増の傾向  潮岬望楼の芝キャンプ場  (串本町 )
2021年10月16日
84 お悔やみ情報
  
2021年10月01日
85 町営バス勝浦・宇久井両線が延伸
 実施前日に記念式典開く  (那智勝浦町 )

 1日より町営バスの勝浦線、宇久井線の路線が延伸されることから那智勝浦町は9月30日、役場駐車場で路線延伸記念式典を開いた。堀順一郎町長や関係地域の区長、委託先の熊野御坊南海バス㈱の佐伯一也取締役社長らが出席。町民待望の路線延長により、買い物や病院への通院などの利便性が向上することを祝った。

 これまで、町営バスの両線とも民間業者と競合することから、重複する国道42号は走行できなかった。町民の要望を受け、町は同社らと協議を重ね、協力を得て今回の延伸に至ったという。

 勝浦線はこれまで通行できなかった那智の郷まで乗り入れることになった。運賃はこれまでと同じ150円均一。宇久井線は地区のみの路線だったが、今回からは町立病院を経由し、勝浦地区までの延伸となった。JR宇久井駅から病院、役場までの運賃は350円。

 式典で堀町長は地元区長や同社に感謝を述べ、「42号を通行できることから、買い物や通院、選挙の不在者投票などでも利便性が向上すると思う。今後も町営バスや公共交通を利用して活発に活動していただきたい」とあいさつ。

 寺岡功好那智地区代表区長は「区民はこれまで病院へ行くには徒歩や自転車、タクシーを利用していた。免許返納も進む中、那智の郷地区にバスが入ることで皆さんが喜んでいます」。

 中路進宇久井地区代表区長が「町営バスは地域の大事な交通手段で、生活を支える大きな力。延伸で乗り換えることなく、中心地へ行ける。町営と民間の競合から延伸実現は難しいが、町の努力と熊野御坊南海バス様の協力に感謝しています」と語った。

 レプリカキーの贈呈を終え、佐伯社長は「町営と民間のすみ分けから皆さまにはご迷惑をお掛けした。明日からは町営バスはもちろん、公共交通もご利用いただけたら」と述べ、免許返納者対象に同社バスの運賃を半額にする取り組みを1日から開始することも紹介した。

(2021年10月1日付紙面より)

町営バスの勝浦・宇久井両線の延伸を記念し式典が開かれた=9月30日、那智勝浦町役場駐車場
式典の様子
2021年10月01日
86 グランプリ「ようこそ串本へ」
 観光フォトコンの結果発表  (串本町 )

 串本町が9月29日、本年度観光フォトコンテストの審査結果を発表した。グランプリは町内在住の石川昭春さんが撮影した作品「ようこそ串本へ」。入賞数は17点で、5日(火)から19日(火)まで文化センターで展示するという。

 このコンテストは、観光PR目的で発行する資料に用いる写真を得る目的で毎年実施している。11回目となる今回は2016年度以降に町内で撮影したアマチュアの未発表作品を対象にし、その他応募資格に基づき町内外の56人から268点を受け付けた。審査会は9月6日に役場で実施し、田嶋勝正町長と担当する町産業課の島野淳課長、南紀串本観光協会の島野利之会長とフォトグラファーの照井壮平さんが町独自の審査基準に沿って入賞作品候補17点を選出。その撮影者から作品の画像データ提出を受けて入賞を確定した。

 本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点で表彰式をしないとし、撮影者には賞状を郵送し、賞金を指定の口座へ振り込む形で贈呈。17点は来年版観光カレンダーの挿絵として採用が決まっていて、現物が仕上がり次第追って贈呈するとしている。

 グランプリ作品「ようこそ串本へ」は橋杭岩へ三十余年来通う中で何十回と撮影を試みてきたハトレースのスタートシーンを捉えた内容。昨年に自身最高の撮影に成功し、応募したという。同コンテストでのグランプリ獲得は初で、石川さんは「やっと大御所の仲間入りができた。長らく通っている場所の作品でグランプリを獲得できてうれしい限りです」と入賞を喜んでいる。

 同センターでの展示公開は開館中に随時鑑賞できる。期間終了後、若干の選抜をして道の駅くしもと橋杭岩の休憩・展望棟2階にある常設展示場へ飾る予定。発表と同時に同町公式ホームページのお知らせ欄にあるリンク先で全作品を閲覧できる状況となっている。

  □     □

 同町発表の審査結果は次の通り。記述は「作品名」撮影者(在住市町村)の順、敬称略。

■グランプリ(1点)

▽「ようこそ串本へ」石川昭春

■準グランプリ(2点)

▽「銀河を駈ける」土山倫子(新宮市)

▽「波の足跡」濵口惠美(串本町)

■審査員賞(2点)

▽「月夜のキャンプ」鈴木文代(串本町)

▽「呼吸を合わして」中西克仁(海南市)

■熊野古道特別賞(2点)

▽「熊野古道・大辺路」西村康生(新宮市)

▽「祈りの道」小田 実(和歌山市)

■入選

▽「田原の海霧」吉田正洋(串本町)

▽「桜と『パンダくろしお号』」矢本長一(古座川町)

▽「月光の舞台」齋藤有弘(大阪府茨木市)

▽「満開」鈴木里司(串本町)

▽「黎明」小阪享志(新宮市)

▽「冬の漁場」山本正治(田辺市)

▽「夜明けと共に」菅 玲子(愛媛県今治市)

▽「春を駆ける」木下 滋(白浜町)

▽「ありがとう銀河」野中誠一(三重県紀宝町)

▽「開業を祝うかのダブルレインボー」井上澄男(三重県紀北町)

(2021年10月1日付紙面より)

グランプリ「ようこそ串本へ」撮影者・石川昭春さん(串本町提供)
2021年10月01日
87 有馬小学校をモデル校に
 ハンドサインで横断歩道の事故防止を  (熊野警察署 )

 秋の全国交通安全運動(9月21~30日)期間中の22日、熊野市立有馬小学校(山﨑弘行校長)で「横断歩道〝ハンドサイン〟キャンペーン推進モデル校」指定式が行われた。

 信号機のない横断歩道における走行車両の一時停止率は、歩行者が手を上げるなど横断の意思表示することで大幅に向上することが知られている。このため、三重県警では7月1日からキャンペーンを展開して一時停止の励行と、事故防止に努めている。熊野警察署(濵井良太署長)と熊野地区交通安全協会(岩本崇会長)では、この運動のより一層の効果的な推進を図るために同小学校をモデル校に指定。山﨑校長が立ち会い、校長室で同署地域交通課の佐野太介課長から児童会に指定書が手渡された。

 式に出席した児童会の皆さんは川端菜夏子、仲森翔平、稲森志真、栗栖桜雅、脇本結衣(いずれも6年生)の5人。指定書を受け取った川端児童会長はこのキャンペーンについて、「あまり聞いたことはなかった。これからはきちんと実行したい」と前向きの姿勢を示し、佐野課長は「ハンドサイン実践を大人にも広めてもらいたい。手を上げると車は止まる。安全を確認しながら横断歩道を渡り、歩行者優先の徹底をお願いしたい」と述べ、児童たちの活動による普及効果にも期待した。

 式には岩本会長や児童の登下校見守りを実施している市青少年育成市民会議の鈴木義行さんと小山智子さんも出席した。

 9月21日現在の同署管内の総事故件数は206件で、うち人身事故は6件。死亡事故は発生していない。

(2021年10月1日付紙面より)

指定式出席の皆さん。前列右から5人が児童会役員=9月22日、熊野市立有馬小学校
2021年10月01日
88 認知症でも豊かに生きる
 市役所別館で映画上映  (新宮市 )

 新宮市役所別館で9月29日、映画「僕とケアニンとおばあちゃんたちと。」の上映会が開かれた。午前の部には市内から約40人が参加し、認知症の高齢者が暮らす神奈川県のグループホーム「あおいけあ」の日常を描いたドキュメンタリー映画を鑑賞した。

 9月の世界アルツハイマー月間に合わせた取り組みで、認知症についての正しい知識を伝えることが目的。

 映画は介護に全くなじみのない映画監督が、「すごい施設がある」との紹介で「あおいけあ」に1年間密着取材をするストーリー。介護する側、される側の区別なく、それぞれが料理や草むしり、編み物など自分にできることを生かして豊かに暮らす様子を描いている。

 参加した80代女性は「1人暮らしなので、ボケ防止で週5回卓球をしているのですが、認知症になっても映画のように元気でいられたらいいなと思った。認知症の人でも料理ができるなど、しっかりしているのが意外だった」と語った。

 中上清之・健康長寿課長は「新宮市では全国を上回る速度で少子高齢化が進んでおり、高齢者の4人に1人が認知症とその予備軍といわれている。認知症の方やその家族が安心して暮らしていくためには、地域の人たちが認知症について正しく理解することが不可欠」と話す。新宮市役所の1階ギャラリーでは、8日(金)までパネル展示も行っている。

(2021年10月1日付紙面より)

ドキュメンタリー映画を視聴=9月29日、新宮市役所別館
2021年10月01日
89 南紀、準決勝進出ならず 報知旗争奪関西さわやか大会 
2021年10月01日
90 「ねこバス」に乗って出発  にこにこひろばでバスごっこ  (串本町 )
2021年10月01日
91 第3回定例会一般質問⑤  串本町議会  
2021年10月01日
92 声掛けで安全運転求める  河内橋北詰で早朝街頭啓発  (古座川町 )
2021年10月01日
93 交差点見通し改良目指し  県道あけぼの線で工事進む  (新宮市 )
2021年10月01日
94 新議長に榎本鉄也氏  大西氏が議長辞任、全議案を可決  (新宮市議会 )
2021年10月01日
95 リンボクの花が見頃  新宮市・浮島の森で  
2021年10月01日
96 車いすの困難さなど実感  熊野川中で福祉体験講座  (新宮市 )
2021年10月01日
97 ドライバーに安全運転呼び掛け  甫子浦交差点で夜間啓発  (那智勝浦町 )
2021年10月01日
98 早めのライトオンを  熊野警察署が反射材無料コーナーも  (熊野市 )
2021年10月01日
99 各高校の特色を知る  矢渕中で進路説明会  (紀宝町 )
2021年10月01日
100 緊急事態宣言解除に伴い見直し  県民の皆様へのお願い  (和歌山県 )
2021年10月01日
101 お悔やみ情報