創立120周年記念事業で (新宮高校 )
今年創立120周年を迎える新宮市神倉の県立新宮高校(東啓史校長、生徒541人)で、生徒有志による「生徒ホールリニューアルプロジェクト」(進藤友華代表)が始動した。11月に開催予定の除幕式に向け、生徒主導で生徒ホール(食堂)や周辺スペースの空間デザインを行い、生徒憩いの場を創造していく。
同校の前身となる旧制新宮中学校は1901(明治34)年、旧制新宮高等女学校は06年に開校し、戦後の学制改革を経て48年に新宮高校が発足。これまでの卒業生は総計3万6000人を超え、同市の名誉市民である佐藤春夫や中上健次をはじめとした著名な文化人やスポーツ選手を輩出している。
生徒ホールは中庭に面した食堂施設のことで、築47年、広さ約334平方㍍。改装に際して屋外に小規模の公園スペースを設け、旧制新宮中学校の正門を再建したモニュメント設置の計画があるものの、基本的なデザインは生徒主体で行い、教職員や新宮高校創立120周年記念事業実行委員会(委員長=西哉素史・同窓会会長)はサポート役に徹する。
21日の昼休みにはプロジェクトメンバー21人が集まり、5月25日(火)のプレゼンテーションに向けた会議を開いた。全員が昨年導入されたタブレット型パソコン端末を持参。最初にデザインの基礎となる全校生徒のニーズを集約するため、週内に現状の食堂の課題や改善点を考えて共有する方針を決めた。
今後はパソコンの共同作業やチャット、アンケート機能などを駆使し、多忙な学校生活の中でも効率的なアイデア出しを行い、試行錯誤を繰り返してデザイン案を磨いていく。
進藤代表は「校内放送で創立120周年のことを知り、自分たちが卒業した後も、後輩たちに何か残していけるものをと考えて参加を決めた。みんなが過ごしやすく、明るい食堂にしたい」と意気込みを語った。
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■新宮高校創立120周年記念事業実行委員会
同窓会、新中会、振学会、学校が一体となって設立した団体。これから同校で青春時代を過ごす若者たちに憩いや思い出の場所を提供するため、同窓会室や食堂リフォームなど、さまざまな記念整備事業を展開していく。
現在、記念事業に関わる寄付を募っており、問い合わせは新宮高校(電話0735・22・8101)まで。
(2021年4月24日付紙面より)
県職員が清掃活動 (新宮市・那智勝浦町 )
東牟婁振興局新宮建設部は22日、国道168号、同169号、県道那智山勝浦線で本年度初めてとなる清掃活動を実施した。職員20人が参加し、各箇所でごみ拾いに取り組んだ。
活動は観光客や地域住民たちの快適な道路利用や景観美化を目的に東牟婁地域の玄関口である3カ所で毎年4、8、12月の年3回実施している。
参加者は2人一組となって道路を清掃。那智勝浦町では、かつうら御苑前や体育文化会館などの歩道や道路沿いに落ちている吸い殻や空き缶、ペットボトルなどのごみを丁寧に拾っていった。
同部職員は「近年では、ごみの量自体は減少傾向にあると聞いていますが、たばこの吸い殻やお菓子の袋などの細かなごみが見られました。景観を保つため、私たち職員はもちろん、多くの方々により一層の美化意識を高めてもらえれば」と話していた。
(2021年4月24日付紙面より)
シミュレーションで流れ確認 (紀宝町 )
5月中旬から開始する新型コロナウイルスワクチンの集団接種を円滑に実施するため、紀宝町は22日、接種会場の町生涯学習センターまなびの郷でシミュレーションを行った。
1時間で40人接種が可能か検証するためで、町内医療機関の医師、看護師、被接種者役の役場職員、熊野市消防本部紀宝分署の署員ら約60人が参加。スタッフはサーモグラフィーで検温した被接種者を会場内に案内し、予診表に記入漏れがないか確認。予診室に誘導して医師が問診、看護師が接種した。円滑な運営もあって1時間40人の目標を達成し、最後は接種後のアナフィラキシー発症を想定して診察から搬送までを訓練した。
参加者からは「マスク越しだと呼び出しの声が聞こえない」「脱衣スペースが必要」「入り口で密になる」などの意見があり、レイアウト変更の提案があった。視察した西田健町長は「協力していただいた医師の方々に感謝します。今後はスムーズな接種につながるよう課題解決に向けて努力する」と話していた。
町は集団、個別の両接種を並行して行う計画で、高年齢順に85歳以上の希望者から段階的に予約を受け付ける予定。すでに65歳以上の約3900人に接種券や予診表などを郵送した。
(2021年4月24日付紙面より)
親子両輪の茶摘み始まる (古座川町 )
古座川町三尾川(みとがわ)、上田正弘さん(56)宅で今年も、親子両輪の茶摘みが始まった。少量だが出荷もしていて、5月には新茶を出す方向で作業に励んでいる。
陸上交通の発達により物流が盛んになる以前はみそと並んで自家製が普通だった茶。熊野地方では郷土食「茶がゆ」の食文化も発達するなど生活に身近な作物で、今も新芽を摘んで自家用とする人は少なくない。
上田さん宅のチャの木は生産出荷を目的とした畑ではなく、ほどよく木陰になる山の裾に根付く。母・良惠さん(87)は嫁いで半世紀以上、茶摘みに励み家庭の味を守り続けている。父が先立ち、母から今きちんと受け継がないと幼少から親しんできた味が途絶えてしまうと直感した正弘さんは、以来本腰を入れて母と茶摘みをするようになった。
自家製の茶をおいしくいただくための良惠さんのこだわりは奥深く、3年目の今も叱られながら日々作業。▽次に収穫する芽を残して新芽を摘む▽祖母の代にはすでにあった鉄釜で蒸してから炒る▽今では入手困難になったむしろを長持ちさせるため厚紙を敷いた上で手もみする▽混ざり物はこまめに取り除く―など、かける手間の一つ一つが慣れ親しむ家庭の味を守る上で欠かせないとして懸命に教わっている。
「市販の茶と母が作る茶は味わいが違う」と正弘さん。母が受け継ぎ半世紀以上培った自家用の知恵を自分も受け継ぎ、茶畑育ちの市販の茶が主流となった時代だからこそ昔ながらの自然のままを飲んでほしいという思いで「上田農園」の屋号を掲げ、両輪で仕上げた茶葉を出荷しているという。
今年は新芽の成長が早く、21日から茶摘みを開始。正弘さんは「両親が守ってきた実家を自分の代で荒らすのではなく、何か一つでも作って生かしたい」という思いも力にして日々作業に励んでいる。
(2021年4月24日付紙面より)
【第33回】ファストフードは食べちゃダメ?
子どもはファストフードが好きですよね。「ファストフードを子どもに食べさせたくない」―そういう方は私の周りにもいます。確かに、明らかにヘルシーじゃないというイメージがありますよね? でも絶対に駄目!ということはありません。実際に、ファストフードの健康被害を訴える研究論文は特に海外にたくさんあります。でも、そのほとんどが、ジャンクフードを毎日摂取した結果とか、週に3回以上ハンバーガーを食べると、とかいう極端なものなんです。日本で出回っている怖い話のほとんどはこういった極端な研究結果を基にしたものが多いので、ネットの情報に過敏になる必要はありません。そして、何か一つのものを食べ続けることはファストフードに限らず、健康に害を与えます。塩だってそうですよね? つまり極端にたくさんでなければ、何の問題もないということなんです。
ではファストフード店を利用するとき、何を意識すればより良いかをお伝えしたいと思います。一つ目は栄養です。ファストフードは、栄養は偏りがちですね。取ったものではなく、取れなかったものを意識してください。野菜が不足しがちなメニューが多いので、セットにサラダや野菜ジュースを付ける。翌日は野菜を多めの献立にするなど、その当日じゃなくてもよいので、栄養を補うことを意識してあげてください。
そしてもう一つ、ジャンクフードは基本的に味付けが濃いものが多いですよね。いわゆる大味です。味の嗜好は、完全にその食環境で決まります。つまり、幼少期から濃い味付けのものばかり食べていると濃い味付けのものしかおいしいと感じられなくなってしまうわけです。これは、糖分の過剰摂取や塩分過多にもつながるので、やはりヘルシーではありませんよね。でも、味覚形成のためにはいろんな味に触れることはとても有益です。だからこそ、家では普段、比較的薄味のものやだしを利かせた献立にするのがおすすめです。
毎日ファストフードを食べるという人はいないと思いますが、禁止せずほどほどがちょうどよいのです。特別なお楽しみとして私は月に2回くらいを上限にするのが、ちょうどよいかなと思っています。
最後に一番意識してほしいことをお伝えします。それは、楽しんで食べること! 食べるものがファストフードでも、ジャンクフードでも、子どもと共有する、大切な食事の時間です。変に神経質になって、「野菜も食べなさい」とか「野菜ジュースにしなさい」とか無理強いする必要はありません。取れなかったものは1週間くらいかけて調整すればオッケーです! むしろ、食べるとなれば思い切り楽しんで、たくさんお話をしながら楽しくいただきましょう! お母さんが笑顔で食べること! それが子どもの心には一番の栄養です。
(2021年4月24日付紙面より)
町議選は13人の新議員決まる (串本町 )
当落 | 得票数 | 候補者名 | 年齢 | 党派 | 現元新 |
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当 | 5,934 | 田嶋 勝正 | 62 | 無 | 現 |
3,430 | 小野 恵 | 69 | 無 | 新 |
当日有権者数 13,617人
投票者数 9,634人
投票率 70.75%
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当落 | 得票数 | 候補者名 | 年齢 | 党派 | 現元新 |
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当 | 1,158 | 清水健太郎 | 43 | 無 | 現 |
当 | 835 | 吉村聡一郎 | 50 | 無 | 現 |
当 | 818 | 北地 稔 | 64 | 無 | 新 |
当 | 711 | 角 寛 | 65 | 無 | 新 |
当 | 672 | 水口 崇 | 62 | 無 | 現 |
当 | 626 | 芝山 定史 | 64 | 無 | 現 |
当 | 579 | 鈴木 幸夫 | 69 | 無 | 現 |
当 | 555 | 長脊 守 | 70 | 無 | 現 |
当 | 552 | 五十川清紀 | 72 | 無 | 現 |
当 | 507 | 島野 靖 | 52 | 無 | 現 |
当 | 476 | 仲江 孝丸 | 63 | 共 | 現 |
当 | 458 | 橋爪 和雄 | 65 | 無 | 現 |
当 | 383 | 沼谷 美次 | 77 | 無 | 現 |
365 | 末永 潔 | 69 | 共 | 新 | |
349 | 松下 修巳 | 66 | 無 | 現 | |
293 | 尾﨑 公 | 70 | 無 | 新 | |
202 | 西尾 寿夫 | 80 | 無 | 新 |
当日有権者数 13,617人
投票者数 9,634人
投票率 70.75%
太田小児童がイチゴ狩り (那智勝浦町 )
那智勝浦町立太田小学校(上地巳奈子校長)の全校児童20人は16日、イチゴ狩りで同町中里の太田農園を訪れ、甘く実った「まりひめ」をおなかいっぱいになるまで堪能した。
同農園の太田美保さんが地元の子どもたちを招いて実施している恒例行事。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていたため、児童にとっては2年ぶりのイチゴ狩りとなった。
太田さんは「甘いイチゴを見分けるポイントは、へたの近くが白く割れていること」と説明。児童はミニバケツを片手にハウスへ駆け出し、真っ赤に実ったイチゴを収穫してかぶりついた。最後は家族への土産分を収穫。花の構造やミツバチを使った受粉について学ぶ姿も見られた。
この日は児童会(仲地主琉会長)による1年生歓迎会もあり、じゃんけん鬼ごっこやじゃんけんピラミッド、だるまさんが転んだをして一緒に遊んだ。1年生4人は名前と好きなものを発表し、「よろしくお願いします」とはにかんだ。
仲地眞洋君(1年)は「イチゴがたくさん食べられて楽しかった。何個食べたかは覚えていない。小学校の上級生はみんな優しい」と話していた。
(2021年4月18日付紙面より)
くろしお児童館で開講 (新宮市 )
新宮市佐野のくろしお児童館で15日、よさこいソーラン教室が始まった。小学生9人が参加し、鳴子を響かせて練習に汗を流した。
同館で10年以上続く教室。子どもたちに楽しく汗を流してもらおうと企画され、当時よさこいチーム「ハレヤMISAKI」に参加していた前田優香さんを招いて始まった。
毎年4月に開講し、黄色いTシャツをトレードマークに新宮秋まつりや佐野柱松、南紀海彩まつりなどに出演。昨年度は新型コロナウイルス感染症のため活動を休止していたが、感染対策を取りつつ9月に開講し、月2回練習に励んできた。
初回のこの日は新メンバー4人を迎え、GreeeeNが歌うみんなでよさこいプロジェクト総踊りテーマソング「この地へ~」の練習に取り組んだ。鳴子の握り方やステップ「ランニングマン」を覚えた後は、早速振り付けの練習に入っていた。
前田さんは「テンポも速くなく、誰でも踊れる曲を選んだ。新型コロナの再拡大で先は見えないが、子どもたちも一生懸命練習しているので、どこかで発表する場があればと思う」と話していた。
同館では現在もよさこいソーラン教室の参加者を募集している。問い合わせは同館(電話0735・31・9640)まで。
(2021年4月18日付紙面より)
県消防操法大会に向け訓練 (紀宝町消防団 )
7月11日(日)に開催される三重県消防操法大会に出場する紀宝町消防団(逢野統一団長)の団員5人が9日から訓練を開始した。
消防団員の技術向上と士気高揚を図るため、各消防団がいかに早く正確にポンプの放水を行うかを競う大会。2年に1度、鈴鹿市の県消防学校で開催され、優勝団は全国大会に出場する。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年の開催に至った。
熊野市、御浜町、紀宝町の消防団で組織する県消防協会紀南支会の代表として持ち回りで出場しており、紀宝町は7年ぶりとなる。
メンバーは石垣佳祐さん、木山裕就さん、山本康人さん、瀧之上修平さん、上地悠太さんで小型ポンプ操法に出場する。
訓練は毎週2~3回、紀宝町井田の熊野市消防本部紀宝分署で行う。同分署の小田敏雄・分署長らが指導し、団員は訓練礼式の習得に励んでいる。5、6月は大会に向けてポンプと資機材を使った訓練に取り組む。
逢野団長は「3市町の代表としてベストを尽くすために、けがや事故がないよう頑張ってもらいたい」と話していた。
(2021年4月18日付紙面より)
熊野那智大社で「桜花祭」 (那智勝浦町 )
那智勝浦町那智山の熊野那智大社(男成洋三宮司)は14日、自然の恵みに感謝し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「桜花祭(おうかさい)」を営んだ。桜の花のかんざしを挿した巫女(みこ)が那智の滝前で「浦安の舞」を優雅に奉納した。
平安時代に花山法皇(968~1008年)が那智山で千日間の山ごもりをした際に、「木のもとをすみかとすればおのづから花見る人となりぬべきかな」と桜の美しさを詠んだという故事にちなんだ祭典。
神事は本社拝殿と別宮飛瀧(ひろう)神社斎場でそれぞれ営まれた。宮司以下神職の烏帽子(えぼし)や巫女の髪飾りには桜の小枝が付けられ、長さ約1㍍のヤエザクラの枝を幣帛(へいはく)として奉献した。
男成宮司は「昨年の桜花祭は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の中で営んだ。現在も東京や大阪でまん延しているが、そんな中でも季節の移ろいは変わらず、春を迎え桜が咲いている。厳しい状況だが桜を愛(め)でる気持ちになっていただけたら。今後も感染防止に注意し、一日も早い終息を心から祈念しています」と語った。
神事の後、参列者には桜餅が振る舞われた。
(2021年4月15日付紙面より)
電話がつながりにくい状況 (新宮市 )
新宮市で25日(日)から始まる新型コロナワクチン集団接種の予約受け付けが12日から始まった。初日、翌日ともにコールセンターには電話が殺到しつながりにくい状況に。そういった現状を鑑み、市新型コロナワクチン接種推進室では「接種は予約先着順ではないため、慌てず焦らずに予約を」と呼び掛けている。
65歳以上の高齢者を対象に12日から国内各地で始まったワクチン接種。政府は6月末までに全高齢者約3600万人分を市区町村に配布し終える計画としている。
市では現在、接種・予約受け付け時期をずらして【別表①】①市役所別館②佐野体育館③熊野川総合開発センター④市役所別館―での集団接種を予定。
各会場360人(③熊野川総合開発センターは180人)が定員。現在予約を受け付けているのは①市役所別館のみで予約受け付け期間は16日(金)まで。
①市役所別館②佐野体育館に関しては、定員を超えた場合は高年齢順で受け付けを確定する。受け付けが確定した場合、予約に漏れた場合いずれについても通知が送付される。
コールセンター(電話0120・89・5070)がつながらない場合はFAX(0120・79・5070)もしくは市ホームページ(https://www.city.shingu.lg.jp)・公式LINE(ライン)でも予約可能。FAXの場合は▽FAX番号▽電話番号▽名前▽生年月日(西暦)▽接種券番号(10桁数字)▽希望する接種会場(現在は①のみ)―を記入する。
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個別接種については5月上旬を予定しているが、個別接種が可能な医療機関は現在調整中で予約も受け付けていないため、同推進室では、基礎疾患のある人や接種に不安のある人の相談とは別に、かかりつけ医に対する個別接種の可否や接種日、予約などの問い合わせは通常業務に支障をきたす可能性があるため控えるよう呼び掛けており、「調整でき次第、予約方法と併せてお知らせしたい」としている。
(2021年4月15日付紙面より)
UMOUプロジェクト (紀宝町社協 )
紀宝町社会福祉協議会は三重県共同募金会の「UMOU(うもう)プロジェクト」に協力しており、昨年の募金額が2年連続で三重県内1位となった。
町社協では2014年から活動し、現在は町の協力を得ながら年間を通して羽毛製品の募集を続けており、引き続き協力を呼び掛けている。昨年の実績は4万3600円だった。
このプロジェクトは、使わなくなった羽毛製品を回収し、羽毛をリサイクルさせることで、羽毛の安定供給や環境の保全、障害者の就労支援などに貢献するもの。その羽毛製品が募金となり「赤い羽根共同募金」を通じて紀宝町の地域福祉に使われる。
製品に付いている品質タグにダウン率50%以上の表示がある羽毛の布団やダウンジャケットなどが対象。穴あき、汚れたものなど不要になった羽毛製品も回収可能だという。
町福祉センター内の同協議会まで持ち込みを。問い合わせは、同協議会(電話0735・32・0957)まで。
(2021年4月15日付紙面より)
四村川などに稚アユ放流 (熊野川漁業協同組合 )
アユ釣りシーズンを前に、熊野川漁業協同組合(大嶋邦嗣組合長)は14日、管内流域に稚アユ計1350㌔を放流した。
この日放流したのは、大塔川450㌔、赤木川上流200㌔、高田川150㌔、三越川100㌔などで、田辺市本宮町の四村川では、同組合四村川地区の森俊博さんら約10人が体長7~10㌢の稚アユ450㌔を3カ所に分けて丁寧に放していった。
森さんは「前日の雨の影響もなく、放流を終えることができて安心しました。稚魚のサイズも大きめだったので、無事に大きく成長してくれるのが楽しみ。新型コロナウイルスの影響もあるので、アユ釣りが解禁になった際には感染症対策をしっかり施していただき、楽しんでもらえれば」と話していた。
(2021年4月15日付紙面より)
ホップリーグ東牟婁ブロック大会が開幕
スポ少野球東牟婁予選が開幕
くじらの博物館で供養祭 (太地町 )
太地町立くじらの博物館(林克紀館長)で2日、飼育中に死亡した鯨類や魚類などの冥福と飼育動物の長生きを祈る供養祭が営まれた。館内にある供養碑前で東明寺の関国昭住職が読経を行い、職員約40人が静かに手を合わせた。
供養祭は同館が開館した1969年4月2日の記念日に合わせ、42年前から毎年行っている。
同館には現在、鯨類がコビレゴンドウ、オキゴンドウ、ハナゴンドウ、バンドウイルカ、カマイルカ、スジイルカ、マダライルカ、カズハゴンドウ、シワハイルカの9種38頭おり、ナンヨウツバメウオなどの魚類50種227匹、ミズクラゲなど無脊椎動物21種616匹を飼育展示している。
同館によると、入館者数は例年10万人超だが、2020年度は約8万8000人(前年度比16%減)だったという。担当職員は「コロナ禍の中、前年度比84%となったのはGoToトラベルキャンペーンや県内での修学旅行が実施されたおかげ。今後もお客さまが安全・安心にお越しいただける体制づくりを強化し取り組んでいきたい」と話した。
稲森大樹副館長は「供養祭は命を落とした動物たちと向き合える貴重な時間。動物たちに感謝の気持ちを持ち、命を預かっていることを改めて考えさせられる。現在、暮らす動物たちがより健康で長く生きられるように健康管理を徹底したい」と気持ちを新たにした。
林館長は「新型コロナウイルスの影響で厳しい中だが、個人個人が自覚を持って感染しないようにお客さまに対して、消毒などの対策を徹底してもらえるようにすることが重要。早期にコロナが終息し、元の生活に戻ることを祈っています」と語った。
(2021年4月3日付紙面より)
新設祝し関係者ら参拝 (那智勝浦町 )
那智勝浦町の大勝浦地区にある弁天島の祠(ほこら)と祭壇が新設されたことを記念して1日、弁天島保存会の関係者らが参拝した。奉納した大阪府藤井寺市の天野貴美子さんらも同所を訪れ、祠に手を合わせた。
弁天島は三つの奇岩から成り、一番大きい中央の「立島」に鳥居と祠がある。毎年、豊漁や商売繁盛を祈願する弁天祭も営まれている。
天野さんは「1年2カ月前にこの場所が夢に出てきた。知らない場所なのでいろいろ調べていると、弁天島にたどり着いた。それからは毎月、参拝に訪れている」と話す。
奉納については「祠がきれいになってうれしい。地元も含め、もっと多くの方々に参拝してほしい」と語った。
保存会の代表の一人である猪飼伸さんは「立派な祠にしていただいたので、地元や県外からもお参りに来ていただければありがたいです」。
同じく代表で弟の宏さんは「保存会としては継続維持していく上で祠が新しくなり感謝しています。今後とも精進していきます」と語った。
なお、今年の弁天祭は14日(水)午後1時から実施予定。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から規模を縮小して役員のみが参列し神事を執り行うという。
(2021年4月3日付紙面より)
新宮市老人クラブ連合会(上廣正幸会長)主催の令和3年度生きがいと創造の事業教室開講式が1日、市役所別館であった。本年度から「生きがい教室」と「はつらつ教室」を合わせて実施。295人のクラブ会員たちが書道、陶芸、生け花、民踊など15教室で学んでいく。
同事業は1979(昭和54)年に市が老人クラブ連合会に委託して以来、意欲や目標を持ちながら継続的に活動することによって元気に生活することを目標に、40年以上にわたり続けられている。
上廣会長は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を憂い、それに伴う昨年度の市老連の活動状況などを説明。「気持ちを緩めることなく、感染防止対策を守りながら事業を行っていきたい。健康寿命を延ばし前を向いて、今年の干支(えと)・牛のごとく、一歩、一歩ゆっくりと進んでいきたい」とあいさつした。
来賓の田岡実千年市長は「少子高齢化が進む中、高齢者同士が支え合い、健康で長生きできることが大事。本年度も各教室の受講を通して、生きがいづくり・健康づくりをしていただきたい」と祝辞。今月25日(日)から同所にて高齢者を対象にした集団接種を予定していることも報告した。
式後には、インストラクターの杉浦資史さん(High-Five代表)による「自宅で出来る簡単!スッキリ!体操」もあり、参加者らは「椅子に座ってかんたん筋力トレーニング」「椅子やテーブルを支えにして転倒予防トレーニング」に挑戦。音楽に合わせ、筋肉や関節を伸ばすなどして体をほぐした。
(2021年4月3日付紙面より)
田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)の春の例大祭「本宮祭」(13~15日)に向け、同大社敬神婦人会有志5人による「挑花(ちょうばな)」作りが大詰めを迎えている。授かれば無病息災などの御利益があるという縁起物で、祭りまでに約600本を作る。
菊を模した造花「挑花」は直径約15㌢、高さ約60~90㌢。昨年秋ごろから大社氏子総代会が材料集めなどの準備を始め、年明けから婦人会有志たちが花を作っている。赤、白、黄などの紙を花びらや葉の形に切って、接着剤などで貼り付けて完成させる。
祭りを目前に控えた2日、同町渡瀬では昨年初めて挑花作りに参加した岸谷和代さん(84)と作業歴約35年のベテラン・岡本ミチさん(77)が作業に取り組んだ。
岡本さんは「今年も祭りのお手伝いをさせていただいてありがたい。新型コロナウイルスの終息を願いながら一個一個丁寧に作っています」。岸谷さんは「コロナが終息し、多くの人が熊野本宮大社をお参りできるように願っています」と手先を動かしながら挑花に込めた思いを語る。
挑花は15日(木)の本殿祭に合わせて本殿に飾られ、午後からの渡御祭(とぎょさい)で、挑花を挿して飾った6基の木箱が真名井社(まないしゃ)を経て旧社地の大斎原(おおゆのはら)まで渡る。
かつては旧社地での神事が終わると氏子が挑花を奪い合ったが、現在は餅投げの赤餅と引き換えている。今年は新型コロナ感染防止の観点から餅投げは実施せず、挑花は餅と一緒に参列者に授与される。
同大社の例大祭は、主祭神の家津美御子大神(けつみみこのおおかみ=スサノオノミコト)が本宮に鎮座する際に「我を祀(まつ)るに母神(イザナミノミコト)をも同じく祀れ」と言ったという故事が起源。熊野市の花の窟(いわや)から母神を迎え、花を奉じて鼓、笛、旗をもって祭りを営むようになったと社伝に記されている。
(2021年4月3日付紙面より)
【第32回】偏食への声掛け
子どもの偏食に悩むお母さんは、たくさんいます。対処といっても、調理方法を工夫するというものが多いですよね。今回は子どもにかける「言葉」についてお伝えしようと思います。言葉は毎日浴びるもの。だからこそ、いい声掛けをしたいですよね。まず大前提としてお伝えしておきたいのは偏食は、年を重ねるごとに改善されることが多いということです。栄養面で心配だという方もいますが、他の食材で補えれば問題ありません。野菜の代わりに果物でもいいし、野菜の栄養は水溶性のものが多いので、スープを飲むだけでも大丈夫。だからそんなに神経質になる必要はありません。それでも、偏食を助長させるような声掛けはしたくないですよね。偏食の子どもに言ってはいけない言葉をお伝えします。
一つ目は、「嫌だったら食べなくていいよ」です。これは一見とっても優しく聞こえますし食卓の雰囲気はよくなりそうですよね。でも、この言葉はお母さんの妥協の言葉。これを言われると子どもは食べようとトライする気持ちもなくなってしまいます。偏食への対処で大切なのは「諦めない」ということなんです。叱るのはもちろんよくないですが、心配だから食べてほしい。というお母さんの気持ちはぜひ、伝えてあげてください。声を掛けて食べなくても大丈夫。諦めずに伝えてください。
二つ目は「食べないと〇〇だよ!」という言葉です。「これを食べないと大きくなれないよ」「これを食べないと病気になるよ」こういった言葉は、偏食に全くいい作用を生まないという研究結果があります。ネガティブに響く言葉は極力避けて、まずは、子どもを信じてあげてください。
最後は三つ目「お行儀が悪いよ」です。意外に思いますが、実は、食べ方などのしつけの声掛けが多いほど偏食が多いという研究結果があります。「食べられないと恥ずかしいよ」「残すのは行儀が悪いよ!」といった言葉は、自分への非難として受け取ってしまうようです。お箸の持ち方や、お皿の使い方などとは少し違うのかもしれませんね。
偏食への声掛けとして有効な言葉は何かというと、「食べ物への感謝の言葉」です。「農家さんに感謝して食べようね」「食べ物にも命があるから感謝して食べよう」といった感じの言葉です。これを考えると、収穫体験をしたり、生産者を訪ねたりお料理を経験したりすることが、偏食克服に有効なのもうなずけますね。私は大切なのは、言葉ではなく、その食卓の雰囲気なのではないかと思っています。同じ言葉を受け取るにも、そのときのお母さんの語気やニュアンスを子どもたちは敏感に感じ取っているんだと思うのです。この言葉はダメという情報は、参考までに受け止めていただければと思います。子どもの偏食を心配して、この記事を読んでくれただけで、あなたは子どもを思う、素晴らしいお母さんです! ここにある言葉を言ってしまっていてもいくらでも取り返せます! 子どもたちは、言葉の表面でなくその向こうの気持ちを受け取っているんです。
(2021年4月3日付紙面より)
市立王子幼稚園が閉園 (新宮市 )
昨年4月から休園していた新宮市立王子幼稚園(山本眞也園長)が、3月31日をもって63年の歴史に幕を下ろし、閉園することとなった。再開を望む声もあったが、令和3年度の入園希望者が再開人数に満たなかったことから、正式に閉園が決定された。
1958(昭和33)年1月に市内で4番目の幼稚園として王子小学校(当時)の敷地内に開園した同園。蓬莱幼稚園の園児51人が転入する形でスタートし、これまで4474人の卒園児を送り出してきた。
ピーク時の79(昭和54)年には就学前の1年間は幼稚園で学ぶという市独自の幼児教育スタイルの下、138人もの園児が在籍した。しかし近年の少子化や共働き世代の増加によるニーズの変化で園児数が徐々に減少。2019(令和元)年度には11人となり、休園となった。
「同じ敷地の中で、児童と園児が互いに行き来して交流する。これが学校にとって一番の価値だった」と語るのは、隣接する市立王子ヶ浜小学校校長と兼任で園長を務めた山本園長。小学校との密接な関わりの中で教育活動をしてきた同園は、園児の入学体験や合同運動会、5、6年生の総合学習、6年生を送る会など、さまざまな場面で園児・児童の交流の場を設けていた。
山本園長はスモモ狩りや遠足、神倉山登山などの園外保育で園児たちと過ごした日々を懐かしみ「閉園は残念の一言。園の活動と関わる中で、遊びを通して成長を図る幼児教育の大切さに気付かされ、素晴らしい経験となった」と閉園を惜しむ。本年度は山本園長にとっても37年間の教師生活を終える節目の年。園舎跡地の利用方法は未定だが、「児童が地域住民や高齢者などさまざまな人と交流する場になったらいいと思う」と語った。
市教委は閉園に当たり、卒園生らのメッセージや思い出の写真などを集めた「王子幼稚園閉園記念誌」を発行。市役所教育政策課で希望者に配布している。
(2021年4月1日付紙面より)
ボランティアスクール開校 (紀宝町 )
紀宝町社会福祉協議会は3月30、31の両日、町福祉センターでボランティアスクールを開講した。小中学生12人が県立木本高校青少年赤十字(JRC)部(市川芹部長)の部員27人の協力の下で車椅子体験を行い、福祉やボランティアについて学びを深めた。
体験を通じて楽しく学習し、ボランティア活動に興味を持ってもらうことが目的。例年、夏に開催しているが本年度はイベントや宿題が少なく、ゆとりをもって参加できる春休みに実施した。
JRC部は「気付き、考え、実行する」のモットーの下、救急包帯法講習の受講や募金の呼び掛け、福祉施設のイベントへの参加などを通じて福祉や平和への貢献を目指すクラブ。部員数人が初級手話教室に参加したことがきっかけで町社協とつながりができ、スクールへの協力が実現した。
30日は町社協の名取雅博さんが福祉の意味を説明。「ふくし」の頭文字を取って「『ふだんの、くらしを、しあわせに』すること」と言い「災害や戦争、新型コロナウイルスなどで普段の暮らしができなくなっても、一つのアイデアや行動をプラスすることでつらい状況の人を幸せにできる」と語った。
認知症について中野大さんが「覚えられない、考えるスピードが遅くなるといった中核症状は変えられないが、道に迷ったり、気分が落ち込んだりする症状は周りの人の助けで改善できる」。JRC部員と寸劇を交えながら認知症患者の頭の中で起こっていることや適切な接し方を伝えた。
車椅子体験では参加者が2人一組になり、段差や三角コーンなどの障害物を乗り越えて同センター裏の津波避難場所へ向かった。特に砂利道では車椅子の扱いに苦戦する様子が見られた。
参加した浦地祐奈さん(矢渕中2)は「車椅子を押す時は、乗っている人の感じ方が分からず不安だった。乗る側になった時は少し怖かったけれど、頑張って押してくれることがうれしく、ありがたいと感じた」と話していた。
(2021年4月1日付紙面より)
4月1日運行開始を前に (串本町 )
串本町が3月31日、役場古座分庁舎でコミュニティバス佐部・上田原線に導入する新車両・ノンステップバスのお披露目に臨んだ。このバスは町民寄付を活用して取得し、絵本作家のやのともこさんと田原小の児童が合作したロケットの絵をラッピング。同潮岬線へ導入する同じ車種とともに、1日付で導入するとしている。
このバスは立席を含め乗客定員28人の小型路線バス。ノンステップ部分の床面は地上高31㌢で乗降時にさらに5㌢下がる設計となっている。佐部・上田原線のボディーカラーはピンクで、ラッピングは前述した通り。潮岬線のボディーカラーはグリーンイエローでラッピングは路線にちなんだ写真としている。
町民の要望に応えるための試行として本年度、潮岬線を対象にし自治総合センター「(宝くじ)コミュニティ助成事業」を活用してまず取得。時期近しく佐部・上田原線沿線在住の井沼和代さん(89)から1000万円の寄付があり、込められた思いに応えるため同線も当初未定としていたところを前倒しで取得することにし、結果2台同発で導入するに至った。
お披露目にはやのさんと井沼さん、試乗第1号として招待した私立上野山こども園の4歳児28人らが立ち会い。田嶋勝正町長は「(二つの路線とも)町民の皆さん、特にお年寄りの方に喜んでいただける路線バスになると思う。串本町で愛され皆さんにご利用していただけるバスにしていきたい」と意気込んで導入を喜んだ。
車両1台に要した導入費用はラッピングなどを含めて約2000万円で、現行のマイクロバスの約2倍規模。運行委託を受ける串本タクシー株式会社によると路線バス前提の設計でマイクロバス以上の長寿命が見込めるそうで、役場企画課は更新整備の長周期化と利用の推進により費用差を極力埋めたいとしている。
和深線は一部通行困難な区間があり、現行の車格による更新整備を想定。出雲・大島線は7月実施の運行見直し時に車格を13人乗りに変更し須江漁港まで路線延長した大島線に変更する予定で、その時に出雲区間は潮岬線に統合する方向で検討を進めているという。
(2021年4月1日付紙面より)
宇久井ビジター「竹の子ウオッチング」 (那智勝浦町 )
「竹の子ウオッチング&温泉入浴」が3月28日、那智勝浦町宇久井半島の宇久井ビジターセンター園地で始まった。雨模様の天候だったが作業中に降り出すこともなく、旬のタケノコ掘りを楽しんだ。4月18日(日)までと5月30日(日)から6月13日(日)までの毎週日曜午前10時から、小雨決行で実施する。
この体験プログラムは、半島の自然保護活動を展開する「宇久井海と森の自然塾運営協議会」主催の人気企画で初日は紀宝町、新宮市、那智勝浦町から大人13人と児童5人が参加。スタッフの泉収平さんから「滑りやすいので足元に気を付けて」など注意を受けてビジターセンター近くの竹やぶに移動。地上に数㌢顔を出したタケノコを探しては、掘り返し作業に励んだ。
友人に誘われて参加したという紀宝町の青柳良隆さんと結愛(ゆめ)さん(鵜殿小1)親子は、タケノコを掘るのも初めてという。硬い地面に苦労していたが、結愛さんは「大変だけど面白いし、大丈夫」と話しながらくわを振るった。この時期にはモウソウダケが収穫でき、5月末からの後半にはマダケに移る。この日に収穫したタケノコは、参加者に分配された。
企画には、休暇村南紀勝浦の温泉入浴とタケノコ料理がセットされている。温泉で太平洋の景色を眺めながら汗を流した後は、前日にスタッフの届けたタケノコが煮物、揚げ物、酢の物、汁物などさまざまに調理され、空腹を満たした。
(2021年4月1日付紙面より)
新宮バレーボールスポーツ少年団 (進め!!青春 )