ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:146件の記事がありました
【検索ステータス】 
2019年05月30日
1 和歌山、三重で事業進む
 近畿自動車道紀勢線説明会  

 紀伊半島の海沿いを一周する高速道路「近畿自動車道紀勢線」の事業説明会が28日、紀宝町生涯学習センターまなびの郷であった。和歌山県側は国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所の堤英彰所長、三重県側は同省中部地方整備局紀勢国道事務所の桑昌司所長が説明した。

 田岡実千年新宮市長、西田健紀宝町長、大畑覚御浜町長、河上敢二熊野市長、山口賢二北山村長をはじめ各市町村の関係者、議会議長らが出席した。

 開会に当たり、開催地を代表して西田町長が「紀宝熊野道路、熊野道路が新規事業化された。事業が進むよう協力し、一日も早く完成することを願っている」とあいさつした。

 堤所長は救急医療や地域の活性化、観光客の増加といった道路効果を挙げ「魅力ある地域づくりを進めることで通過ではなく、入り込み客増加につながる」。和歌山県側で進む各事業の状況を伝えた。

 新宮道路は新宮市あけぼの―三輪崎間を結ぶ延長4・8㌔で、熊野川河口大橋を含み紀宝町神内に至る延長2・4㌔の新宮紀宝道路につながる。本年度は測量、地質調査、道路設計に取り組む。

 新宮紀宝道路については「現在、3基の橋の設置工事を実施しており、秋以降に着手する三重県側下部工事のための契約手続きも進めている」と述べた。

 事業中のすさみ串本道路は西牟婁郡すさみ町江住から東牟婁郡串本町サンゴ台までの延長19・2㌔。本年度は調査設計、用地調査・取得、改良・橋・トンネル工事を進める。

 昨年度新規事業化した串本太地道路は、那智勝浦町八尺鏡野から串本町鬮野川に至る延長18・4㌔。現在事業中のすさみ串本道路、開通済の那智勝浦新宮道路と接続する。

 北山村と熊野市を通る奥瀞道路(Ⅲ期)は昨年11月に起工式を行い、本年度は橋・トンネル工事などを推進する。

 三重県側について桑所長は、本年度事業化した紀宝熊野道路に関し「紀宝町神内から熊野市久生屋町までの延長15・6㌔で、神内の紀宝インターチェンジ(IC)=仮称=から新宮紀宝道路、久生屋町の熊野IC(仮称)から熊野道路にそれぞれつながる。御浜ICの位置が正式確定した後、ルートなどを説明する」と述べた。

 熊野道路は熊野市久生屋町から同市大泊町までの延長6・7㌔。本年度は用地買収、詳細設計、埋蔵文化財調査などを経て大泊ICの橋から工事着手する。

 尾鷲市内の熊野尾鷲道路(Ⅱ期)は順調にトンネル工事が進んでいることを報告した。

(2019年5月30日付紙面より)

紀勢線の事業進捗を説明する=28日、紀宝町のまなびの郷
2019年05月30日
2 いよいよ30日開幕
 第21回ツール・ド・熊野  

 熊野地方を舞台に国内外の強豪17チームが集い熱戦を繰り広げる、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際自転車ロードレース「ツール・ド・熊野」が、いよいよ30日に開幕する。NPO法人SPORTS PRODUCE熊野(角口賀敏理事長)が主催。

 レースは全4ステージで行われ、30日に新宮市内でのプロローグ(0・7㌔)個人タイムトライアルで開幕。

 翌31日(金)は、第1ステージ「赤木川清流コース」(100・4㌔)で、レース前には、新宮市役所からパレード壮行も実施される。6月1日(土)の第2ステージは、熊野市や御浜町などが舞台で、大会の山場となる「熊野山岳コース」(109・3㌔)。2日(日)の最終第3ステージは、捕鯨の歴史が色濃く残る太地町が舞台の「太地半島周回コース」(104・3㌔)となっている。

 レースの模様は地元ケーブルテレビ局で生中継される他、インターネット(https://cycling-ch.tv)で生配信される。その他のツール・ド・熊野に関する情報は、大会ホームページ(https://tourdekumano.jp/)を参照。

(2019年5月30日付紙面より)

昨年の大会の様子
2019年05月30日
3 健康づくり定着目指し
 熊野古道をウオーキング  (那智勝浦町 )

 宇久井ニュータウン東・西熟年クラブ(峰武久、角本聖洋会長)は28日、那智勝浦町狗子ノ川の熊野古道「小狗子峠」などを歩く「健康ウオーキング」を実施した。参加した会員30人は会話や景色を楽しみながら約5㌔の道のりを歩いた。

 健康ウオーキングは、和歌山県老人クラブ連合会などが実施主体となり、定期的なウオーキングを通して健康づくりの定着を目指している。新宮市、那智勝浦町、太地町、串本町、古座川町、北山村の各市町村老連で各1地区(計6地区)をモデル地区として指定し、最低月2回の活動を行う。高齢者向け体力測定の紹介やウオーキングの正しい知識を学習し、活動PRなどに取り組む。実施期間は本年4月から来年2月末まで。

 この日は同町宇久井のコミュニティーセンター和を出発した。小狗子峠の入り口では、会員で熊野那智ガイドの会に所属する宇保英生さんが熊野古道や小狗子峠について説明した。途中、雨も降り出したが一行は約90分かけて狗子ノ川とニュータウンの境目までたどり着いた。

 峰会長は「皆さんが健康を維持していくためにウオーキングを習慣にしていただけたら。1人でも多くの方々に参加していただきたい。今後も活動を継続していく」と述べ、「雨も降ってきたが皆さんのご協力があったから最後まで来ることができた」と話した。

 次回の開催は6月25日(火)を予定している。

(2019年5月30日付紙面より)

小狗子峠を歩く
2019年05月30日
4 時代見据え方針決める
 H&Rで本年度総代会  (串本町商工会 )

 串本町商工会(須賀節夫会長、会員674人)が26日、同町サンゴ台にあるホテル&リゾーツ(H&R)和歌山串本で本年度通常総代会を開き、事業関連諸議案の審議に加えて優良従業員や功労役員を対象にした県商工会連合会会長表彰伝達や懇親会も交えて今後に弾みをつけた。

 同町域の商工業者らが結成する総合経済団体としてイニシアチブを発揮する同商工会。各種会員事業の支援に加え、会下組織の青年部や女性部、串本リリースタンプ会が消費者との距離を縮める地域貢献の取り組みを活発に展開し、その総和により地域商圏の活性化を推し進めている。

 会員規模が大きく、事業関連諸議案の審議は例年会員が代表選出する総代の判断に基づいて実施。今回は開会時点で総代31人が出席し、委任状提出27人を加えて規約に定める過半数条件を満たし総代会が成立した。

 開会に当たり須賀会長は▽会員増減の推移(前年度は長らくのマイナス推移から一転しプラス3人の実績)▽県内でも特に活発な小規模事業者持続化補助金の申請と採択現況▽経営指導員異動に伴う事務局体制の変化―などを報告。併せてキャッシュレス決済などこれからの時代の変化に対応できる人材に会長職を引き継いで取り組みに弾みをつけたい考えも掲げ、人材の推薦を求めてあいさつとした。

 来賓を代表して田嶋勝正町長は、ロケット発射場進出など好調な環境変化に対し商工会や観光協会を軸にしていかに知恵を絞るかが肝要だとし、この波に乗り遅れないよう共に取り組むことを呼び掛けた。佐藤武治議員はロケット射場が10年間でもたらす経済効果の達成は会員の力にもかかっていることを示唆し、そのために微力だが一生懸命努めることを誓いつつ、それぞれ祝辞を述べた。町議会の結城力議長、町当局の清野武志副町長と南和夫産業課長、日本政策金融公庫田辺支店の須藤健文支店長、紀陽銀行串本支店の坂本充寿支店長も同席して総代会の始終を見届けた。

 以降は堀周雄さんを議長に立てて前年度と本年度の事業関係諸議案を審議し承認。事業計画では、喫緊の消費税率引き上げと軽減税率制度導入や今後の事業承継への支援、キャッシュレス化や東京オリンピック、大阪万博といった大きな景気拡大要素の商圏への引き込みなどを会員への伴奏型支援と共に進めることを具体的な取り組み事項と共に基本方針として決めた。

 総代会冒頭では県商工会連合会会長表彰の伝達もあり、功労役員として苫谷伸一郎さん(トマタニ電器店)、優良従業員として桑山崇明さん(株式会社人見建設)と尾﨑友昭さん(おざきのひもの)が須賀会長から誉れを受けた。

(2019年5月30日付紙面より)

開会に当たりあいさつする須賀節夫会長=26日、ホテル&リゾーツ和歌山串本
2019年05月30日
5 地域一体で競技楽しむ  高田連合運動会  (新宮市 )
2019年05月30日
6 下原幸三さんが代表理事に  自動車車体整備協同組合が総会  (和歌山県 )
2019年05月30日
7 玉置之一会長留任決まる  宇久井海と森の自然塾運営協が総会開く  (那智勝浦町 )
2019年05月30日
8 地域に活力取り戻す  南紀くろしお商工会が総代会  
2019年05月30日
9 「お茶をどうぞ」  丹鶴幼稚園でお茶ごっこ  (新宮市 )
2019年05月30日
10 食テーマに事業サポート  新商品開発プロデュース事業  (新宮信用金庫 )
2019年05月30日
11 スモークツリーの花  新宮市のタウンガーデンで  
2019年05月30日
12 避難路2本使って実践  大地震想定し防災訓練  (串本古座高校 )
2019年05月30日
13 地に足をつけた展開意識  いろり館で通常総会開く  (古座川町商工会 )
2019年05月30日
14 発表会の内容を通し練習  6月2日に文化セで本番  (串本コーロびおれった )
2019年05月30日
15 虫歯にならないように  飯盛保で歯磨き指導  (紀宝町 )
2019年05月30日
16 優秀団員として全国表彰  紀宝町出身・塩野真大君  (全日本剣道連盟 )
2019年05月30日
17 海の生き物と触れ合う  みくまの支援学校で「巡回水族館」  (新宮市 )
2019年05月29日
18 好評のミュージック花火継続
 徐福万燈祭運営委が協議  (新宮市 )

 熊野徐福万燈祭(第57回新宮花火大会)第1回運営委員会が27日、新宮市役所であり、今年も例年通り熊野川河川敷で花火大会を開催することを確認した。事務局の市商工観光課から、昨年初めて開催し好評を博した「ミュージックスターマイン」を、今年も引き続き実施することが伝えられた。

 昨年度の賛助金は1643万2352円で、前年度より50万3872円の増だった。内訳は▽企業賛助金1393万9000円(615件)▽募金箱10万4000円▽初盆供養100万1000円(66件)▽町内会128万2000円(107件)▽流し燈籠10万6000円(84件)。

 運営委員長の田岡実千年市長は「徐福さんの供養から始まった花火大会も今年で57回目。これまで皆さまにご苦労いただいた重みある歴史がある。この花火大会を楽しみにしている多くの方々のご期待に応えるべく、皆さまのより一層のご指導、ご協力を賜りたい」と呼び掛けた。

 委員からは、昨年仮設トイレを10基から20基に増やしたことによってトイレの混雑が改善されたことや、花火の高さを低くしたことに対するクレームの有無についての質問などがあった。事務局は「花火の高さについては、迫力があって良かったという声を頂いた。賛助金に関しては市外在住の出身者に呼び掛けていくとともに、徐福公園を訪れる台湾観光客に募金箱を介して寄付を募ることができれば」などと報告した。

 音楽に合わせて花火を打ち上げる「ミュージックスターマイン」については、今年は前半と後半の2回実施すると説明。委員からは「せっかく好評だったのに、PRしないと伝わらないのでは」との意見があった。田岡市長は協賛金集めについて「例年以上に厳しくなると予想される。良い知恵があればご教示いただきたい」と求めた。

 本年度予算は2004万3000円(前年度比82万6000円増)。支出の内訳は、煙火費945万円、音響など設備関係委託料122万円、会場整備委託料365万円など。収入は市補助金が200万円で、賛助金は昨年と同額の1619万5000円を目標にしている。

 新宮花火大会の日程は8月13日(火)午後7時30分からの予定。当日雨天の場合は8月20日(火)に延期する。前日の12日(月)午後2時からは、徐福公園内で徐福供養式典が営まれる。

(2019年5月29日付紙面より)

熊野徐福万燈祭第1回運営委員会=27日、新宮市役所
2019年05月29日
19 御田祭が追加指定
 和歌山県無形民俗文化財に  (熊野本宮大社 )

 和歌山県教育委員会は24日、田辺市本宮町の熊野本宮大社の神事「御田祭(おんださい)」を同じ大社の「湯登(ゆのぼり)神事」と一体に捉え、「熊野本宮の湯登神事・御田祭」として県無形民俗文化財に追加指定した。

 1966(昭和41)年4月12日に無形民俗文化財に指定された「湯登神事」は、毎年4月15日に行われる熊野本宮大社例祭に先立ち、13日に行われる精進潔斎の儀礼。神事当日は、例大祭に参加する神職・役人が湯峰温泉で「湯垢離(ゆごり)」を行い、湯峯王子を参拝後、徒歩で大日越の古道を登り、山越えをして本宮の旧社地大斎原(おおゆのはら)へ至る。

 今回追加指定された「御田祭」は4月15日に執り行われ、地域の安泰と当年の豊作を祈る祭礼として重視され、田辺市本宮地域最大の祭礼として地元の人々に親しまれてきた。

 大斎原の斎庭で行われる「御田植神事」は、神田(しんでん)に見立てた約3㍍四方の空間をつくり、その周囲を古風な田歌が歌われる中、鋤(すき)持ち・朳(えぶり)持ち・苗持ちの男子と晴れ着に花がさを被った早乙女の女子たちが、時計回りに3周して豊作を祈るなど、熊野三山の農作に関する神事の典型を示している。

 県教委では「湯登神事と共に御田祭を一体の祭事として捉えることで、文化財としての価値がさらに高められる。このため文化財の名称を『熊野本宮の湯登神事・御田祭』と改称し、県指定文化財の民俗文化財(無形民俗文化財)の湯登神事に追加指定して保護を図っていく」としている。

(2019年5月29日付紙面より)

御田祭の様子(県提供)
2019年05月29日
20 式典など交え活発化に弾み
 古座川町内で本年度総会  (県退職公務員連盟 )

 県退職公務員連盟の本年度総会が26日に古座川町中央公民館であり、事業関連諸議案の審議に加えて式典や研修にも取り組んで活動の活発化に弾みをつけた。

 この連盟は、県内に住む元公務員が退職後の生活安定を目指して結成する団体で、本年度期首時点の会員規模は約4600人。総会の会場は会下の各支部が持ち回りで用立てていて、本年度は新宮支部(速水力三支部長)と東牟婁支部(桑原暁一支部長)が両輪で準備し会員の出席を歓迎した。新宮・東牟婁地方では8年前に新宮市域で開いて以来の実施になるという。

 式典では、会場地を代表して桑原支部長が開会を宣言。国歌斉唱や黙とう、信条朗読に続き会長の代理で金田芳州副会長が1948(昭和23)年の発足時から現在までの方向性と取り巻く現状を振り返りながら「今後も社会保障充実を目指して働き掛けないといけない」と訴え、その要になるのが組織力であり令和の前進機運に呼応する展開を今後に求めつつあいさつした。

 来賓を代表して同町の西前啓市町長と谷洋一県議会議員が同連盟の存在意義発揮を期待しつつ祝辞を述べ、濱口太史県議会議員、佐藤武治県議会議員、国会議員秘書2人も列席して祝意を示した。

 組織表彰で、会員増強で秀でた実績を上げた橋本、伊都、日高の3支部と功労者23人の取り組みをたたえ、東牟婁支部の谷口せつ子さんが謝辞を述べて表彰に感謝した。

 昼食休憩を経て研修に臨み、那智勝浦町立温泉病院内科嘱託医の安江満悟さんによる講演「私の田舎暮らし健康法」を聴講。過去に出演したテレビ番組企画「78歳医師自然とともに生きる第二の人生」も試聴して人生観を深める一助にした。

 総会では事業関係諸議案を審議し承認。前会長の任期半ばでの退任に伴い残任期間を担う新会長の選出もあり、中村協二副会長が昇格就任指揮役に基づいて新理事を指名し承認を受けるなどした。総会後は日公連のうた『誇り新たに』を斉唱し万歳三唱で弾みをつけて締めくくった。

(2019年5月29日付紙面より)

式典の開会宣言をする会場地の桑原暁一支部長=26日、古座川町中央公民館
功労者表彰の被表彰者を代表して謝辞を述べる谷口せつ子さん
2019年05月29日
21 タブレット操作を学ぶ
 防災情報共有システム説明会  (紀宝町 )

 紀宝町鵜殿の町防災拠点施設で26日、タイムライン防災情報共有システム操作説明会があった。28団体36人が参加し、タブレット端末での操作方法を学んだ。

 タイムラインは台風や大雨などの災害発生を前提に防災関係機関が連携してあらかじめ状況を想定、共有した上で防災行動を時系列で整理した計画。紀伊半島大水害を受けて町では2014年度から開始しており、現在は町全体と浅里、大里、鮒田の3地区で運用している。

 情報共有システムは町内の水位計や雨量計のデータ、気象情報、町内河川監視カメラの画像、避難所の開設状況などの確認と写真などの情報共有をリアルタイムで行える。町と地区ごとの行動計画や進捗(しんちょく)状況などを共有でき、タイムラインの効率的な運用が期待される。

 町は17台のタブレットを主要避難所に設置し、避難状況や避難者数、現場で撮影した写真や地域の状況などを共有できるよう進めている。説明会は出水期に備え習熟を目的に開いた。

 総務課防災対策室の松尾竜哉係長はシステムでタイムラインの進捗状況などを把握できることや、Jアラート、注意報、警報など意思決定に関わる情報収集が行えると説明。タブレットを使うことで各地区の人や町職員などみんなで状況を共有できると話した。

 参加者らは実際にタブレットを操作し、扱い方を練習した。大里地区から参加した50代の男性は「初めて使用したので慣れるまで少し時間がかかりそう。常に使っていなければ忘れてしまいそうです。これまで使っていたものと混同してしまう部分もあるものの、慣れれば良い情報共有ができると思います」と話していた。

(2019年5月29日付紙面より)

システムの使い方を学ぶ参加者ら=26日、紀宝町鵜殿の町防災拠点施設
2019年05月29日
22 元気いっぱいにグラウンド駆ける  新宮市内運動会  
2019年05月29日
23 9割超がHACCP導入に意欲  県内漬物製造事業者  
2019年05月29日
24 70軒訪問し協力願う  日赤県支部新宮市地区  
2019年05月29日
25 横断歩道では左右確認  みくまの支援学校で交通安全教室  (新宮市 )
2019年05月29日
26 開祖の教えを実践  那智の浜で100袋分のごみ回収  (少林寺拳法南紀熊野スポ少 )
2019年05月29日
27 情報交換で刺激し合う  7村でパネルディスカッションなど  (小さな村g7サミットin北山村 )
2019年05月29日
28 児童と一般が共に熱戦  大島小単独で運動会挙行  (串本町 )
2019年05月29日
29 地域で力を合わせて  三尾川小・保が運動会  (古座川町 )
2019年05月29日
30 町民に職員の試技を披露  救助技術訓練見学会開く  (串本町消防本部 )
2019年05月29日
31 「右よし、左よし、右よし」  保育参観で交通安全教室  (相野谷保 )
2019年05月29日
32 3チームが熱戦繰り広げる  紀宝地区防犯少年野球大会  
2019年05月29日
33 夕闇迫る道端にマツヨイグサ  那智勝浦町天満で  
2019年05月29日
34 世界遺産の自然満喫  千穂ヶ峰ウオークに40人  (新宮市 )
2019年05月29日
35 お悔やみ情報
  
2019年05月28日
36 全国の村々の希望の光に
 北山村でg7サミット開催  

 北山村で25、26の両日、「第4回小さな村g7サミットin北山村」が開かれた。25日に村民会館で行われた開会式では、全国から7村の村長や関係者ら約80人が一堂に会した。山口賢二村長が「暑い中、われわれも熱くなってこのサミットを盛り上げていきたい」と歓迎。7村はパネルディスカッションや懇親会を通して連携を強化し、親交を深め合った。

 g7サミットは、北海道から九州までの、地域で一番小さな村が絆を深め、情報交換を行いネットワークを築く目的で毎年開催している。構成団体は▽北海道音威子府(おといねっぷ)村▽福島県檜枝岐(ひのえまた)村▽山梨県丹波山(たばやま)村▽岡山県新庄村(しんじょうそん)▽高知県大川村▽熊本県五木村▽北山村―の7村。第1~3回を丹波山村、檜枝岐村、音威子府村でそれぞれ開催した。

 サミットのコンセプトは「小さな村同士が一堂に集まり、情報を交換し連携・刺激し合うことで、互いの価値を高めると同時に新たな視点から村を見つめ直す」。今回は「小さな村のシティープロモーション」をテーマに開催した。

 山口村長はじゃばらや観光筏(いかだ)下りなど、北山村の特産品や観光産業について説明。「子どもも高齢者も村の宝。その中で人口減少などの課題に取り組んでいきたい」とあいさつし、「守るだけでなく攻める姿勢も大事。人口にとらわれることなく、夢を持って村づくりに取り組んでいきたい」と決意を表した。

 来賓の東川智昭・東牟婁振興局長が「それぞれの課題解決に向けて情報交換していることは、同様の課題を抱える自治体にとって参考になる取り組み」と祝辞。他6村の各村長や参事らが「実りのある議論をさせていただきたい」などとあいさつをした。

 閉式に当たり、山口村長が「私たち小さな村がこれからの地域というものの新しい在り方を示すことで、日本各地で奮闘する村々の希望の光となるべく、その存在感を示していかなければならない。ここに目的を共有した村が集い、その魅力を広く発信・発展していく」と共同宣言を読み上げた。併せて、来年のサミット開催予定地が岡山県新庄村であることも伝えられた。

 26日には、関係者らはじゃばら農園やおくとろ公園など村内を見学。筏下りを楽しむなどして北山村の自然に触れた。

(2019年5月28日付紙面より)

さらなる連携強化を誓い合った=25日、北山村
2019年05月28日
37 娘家族も来新し祝う
 旧チャップマン邸でセレモニー  (新宮市 )

 改修工事を終え、4月に供用を開始した旧チャップマン邸で5月25日、オープニングセレモニーがあった。チャップマン宣教師の次女、サラ・エリザベス・スターンズさん(94)と三女のアーネスティン・チャップマン・ホイットさん(92)家族や西村伊作の孫、立花利根さんらをはじめ約60人が出席し、改修を祝った。

 旧チャップマン邸は、大正時代を代表する文化人で新宮市名誉市民の西村伊作が米国人宣教師のE・N・チャップマンのために設計、1926(大正15)年に建設した洋風建築物。サラさんとアーネスティンさんは実際にチャップマン邸で過ごしていたことがある。

 セレモニーで田岡実千年市長は「チャップマン邸は歴史ある素晴らしい建物。旧西村家住宅と共に市の宝として活用していきたい」とあいさつ。「西村記念館・旧チャップマン邸の会」の関康之会長は、チャップマンの長女、メアリーさんが幼少の頃に日本の友人らに呼び掛けられた「メリチャン(メアリーちゃん)遊ぼれ」の新宮弁を、チャップマン家族とみんなとの友好・友情の言葉であると覚えていてほしいと呼び掛けた。

 アーネスティンさんとサラさんは「私の子どもたちも一緒に来られてうれしい。皆のおかげでとても素晴らしい日」と感謝。幼い頃の思い出を振り返り「もうおばあちゃんになったけれども、昔々、大昔、この家は私の家でした。大変懐かしい。毎日友達が遊びに来た。本当に面白かった。新宮は生活の元。来られて大変うれしい。お父さんとお母さんに感謝。皆さんにありがとう」と日本語であいさつした。

 立花さんは伊作の書いた文章から、「新宮の町で、チャップマンの家族は清く正しく幸福な生き方をつくった。家族のライフはアメリカのクリスチャンの心によるものであり、人間の持ち得るもっともよい生活であった。夫妻は彼らの一生をイエスのため、教会のためにささげたが、彼らのデイリーライフと穏やかな心は真の伝道となっていると私は信じる」などを紹介。「父(伊作)は自身が建てた建物に住んだ人の哲学やものの考え方などを話してくれたと思う」と語った。

 西村記念館・旧チャップマン邸の会事務局長の西山修司さんがチャップマン邸の保存と活用について新宮の観光振興と魅力あるまちづくりのために非常に意義深いものであると説明した。

 セレモニー後は庭で植樹があり、サラさんやアーネスティンさん、田岡市長、関会長らがシャベルを手にハクモクレンを植えた。

(2019年5月28日付紙面より)

約60人が出席したセレモニー=25日、新宮市の旧チャップマン邸
記念にハクモクレンを植えた
2019年05月28日
38 多くの観客が音色を堪能
 アカデミー合奏団がコンサート  

 アカデミー合奏団(大江輝雄代表)によるスプリングコンサートが26日、紀宝町生涯学習センターまなびの郷であり、メンバー12人が約120人の来場者にバイオリンやフルートなどの音色を届けた。

 開演を前に大江代表が「アカデミー合奏団は設立49年目を迎え、当時からのメンバーが3人います」と紹介し、「今日はごゆっくりお楽しみください」とあいさつした。

 3部構成で第1部は『真珠採り』『早春賦』『みかんの花咲く丘』『浜辺の歌』を演奏。大江代表が「バイオリンの表板は音の伝達速度が速いマツ、横や裏はカエデの木を使っています。イタリア、フランス、ドイツなど外国製で、楽器だけで自動車が買える」などと紹介し、来場者がバイオリンの演奏体験をした。

 第2部は例年好評の「歌いましょうコーナー」。『四季の歌』『学生時代』『少年時代』『ふるさと』の4曲を、出演者の伴奏で来場者が歌った。

 クラシック・ポピュラーの第3部は『シバの女王』『ばら色のメヌエット』『シンコペイティッド・クロック』など7曲を披露し、出演者がクラシック音楽の魅力を伝えた。

 那智勝浦町市野々から訪れ、演奏体験した村田圭子さんは「ちょっとした角度で音色が変わりおもしろかった」と話していた。

(2019年5月28日付紙面より)

アカデミー合奏団によるスプリングコンサート=26日、紀宝町生涯学習センターまなびの郷
演奏に合わせて歌う観客
来場者がバイオリン体験
2019年05月28日
39 海霧が周囲を白く覆う
 那智海水浴場周辺で発生  

 那智勝浦町で26日午前10時ごろ、海霧(かいむ・うみぎり)が発生し、那智海水浴場(ブルービーチ那智)や大勝浦地区の弁天島付近を包んだ。周辺を真っ白に覆った霧は約20分後、風の影響で那智山方面へと流れて消滅した。

 海霧は温かく湿った空気が冷たい海面に接することで生じる濃霧で、陸上まで移動することも多いという。

 散歩をしていた町内在住の60代男性は「友人に声を掛けられたが、姿が見えないくらいだった。あっという間に真っ白になった」と話していた。

(2019年5月28日付紙面より)

周辺を覆った海霧=26日午前10時ごろ、那智海水浴場
2019年05月28日
40 暑さに負けずはつらつと 敷屋グラウンドゴルフ同好会が第1回部内大会 
2019年05月28日
41 3選手が準優勝、ベスト8に2人
 三重県少年柔道選手権  (紀宝柔道会 )
2019年05月28日
42 5度目の挑戦で合格つかむ
 隻腕の剣士・西村良介さんが六段に  (三輪崎剣道クラブ )
2019年05月28日
43 地域資源生かし元気に  恒例の「チームくまのがわ」  (新宮市 )
2019年05月28日
44 「自立に近づくことが重要」  発達障害支援シンポジウム  (那智勝浦町 )
2019年05月28日
45 地域で豊かに暮らすため  新宮・東牟婁手をつなぐ育成会総会  
2019年05月28日
46 晴天の下でミニ運動会  大野保育所が春の遠足  (那智勝浦町 )
2019年05月28日
47 過去に学び未来に備える  上野山巳喜彦さんが講話  (新宮市井の沢自治会 )
2019年05月28日
48 全力で競技に取り組む  王子ヶ浜小、三輪崎小で運動会  (新宮市 )
2019年05月28日
49 人とカルガモが交流  「喫茶&軽食きよもん」脇で和やかに  (那智勝浦町 )
2019年05月28日
50 「祈り」持って心を寄せる  中田重顕さん沖縄学徒隊について講話  (環境問題研究会 )
2019年05月28日
51 園児と楽しいひととき  亀楽苑で交流会  (紀宝町 )
2019年05月28日
52 市木木綿の歴史を学ぶ  「東紀州学」で好みの香り袋作りも  (紀南高校 )
2019年05月28日
53 塩分控えめの4品  きほう食の会が栄養教室  
2019年05月28日
54 幻想的な風景広がる  ほたる灯ろう展  (紀宝町 )
2019年05月28日
55 笑顔で全力目指し挑戦  潮岬小など連合運動会  (串本町 )
2019年05月28日
56 生徒と育友会両輪で熱戦  西向中の本年度体育大会  (串本町 )
2019年05月28日
57 完全燃焼意識し成果発揮  古座中学校が体育祭挙行  (古座川町 )
2019年05月28日
58 熊野地方で真夏日続く  熱中症に注意  
2019年05月28日
59 お悔やみ情報
  
2019年05月19日
60 力を得てフランスの地へ
 なでしこジャパン必勝祈願  (熊野三山一寺 )

 サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会(6月7日~7月7日)を直前に控え、熊野三山協議会(会長・田岡実千年新宮市長)は17、18の両日、熊野三山一寺で日本女子代表(愛称=なでしこジャパン)の必勝祈願祭を営んだ。17日には熊野速玉大社で神事を行い、日本サッカー協会の岩上和道副会長、団長として帯同する今井純子女子委員長、和歌山県サッカー協会の中村源和会長、田中克紀専務理事、大前四郎常務理事や地元のサッカー関係者ら約30人が参列した。

 岩上副会長と今井委員長、田岡会長が正式参拝を行い、高倉麻子監督のサイン入りボールと代表メンバーのサインが入ったユニホームを奉納。大会に持参するフラッグと新宮市から代表チームに贈る熊野川産ヤタガラス米の祈祷(きとう)も受けた。

 上野潤権宮司は「なでしこジャパンという名の通り、美しい心で日本人の誇りを世界に伝えてほしい」と活躍を願った。

 岩上副会長は「高倉監督の指導の下で国際経験が豊かな選手が多く、ベテランも入ったことでバランスの取れたチームになった。粘り強く芯の強いなでしことして頑張ってほしい」とエールを送り、「これまでにもお参りをして御利益があったので、今回もあやかりたい。厳しい戦いになるかもしれないが、優勝を目標にしたい」と意気込んだ。

 今井委員長は「2011年、15年とお参りをさせていただいて、W杯を頑張って戦ってきた。引き継げるように力を得てフランスの地へ行きたい」と話した。

 日本代表23人のうち、W杯経験者はドイツ大会優勝メンバーの熊谷紗希、宇津木瑠美、阪口夢穂、鮫島彩、岩渕真奈の5人にカナダ大会を経験した菅澤優衣香を加えた6人で、初出場が17人という顔ぶれで挑む。グループステージでアルゼンチン(日本時間6月11日午前1時)、スコットランド(同14日午後10時)、イングランド(同20日午前4時)と対戦する。

 日本サッカー協会のシンボルマークに熊野の神鳥「ヤタガラス(八咫烏)」が描かれていることや、日本近代サッカーの始祖といわれる中村覚之助のふるさとが那智勝浦町という縁で、2002年の日韓W杯から参拝が始まった。女子日本代表の必勝祈願は3回目。参拝した11年のドイツ大会で優勝、15年のカナダ大会で準優勝という成績を収めている。

(2019年5月19日付紙面より)

玉串を供える日本サッカー協会の今井純子女子委員長(左)と岩上和道副会長=17日、新宮市の熊野速玉大社
必勝祈願祭に参加した皆さん
2019年05月19日
61 交通事故の撲滅を目指し
 新宮市交通指導員協が総会  

 新宮市交通指導員協議会(清岡幸子会長、20人)は17日夜、市役所で総会を開き、本年度事業計画などを決めた。指導技術向上のための研修会、講習会への参加や、新規会員の加入促進に力を入れていくことなどを確認した。

 開会に当たり、大前嘉助副会長が「全力で交通安全指導に取り組む」と宣誓。田岡実千年市長が退任する阪本惇さん(欠席)に感謝状を贈呈した。議事では子ども対象の交通安全教室、自転車安全運転の街頭啓発、高齢者に対する交通安全指導の実施計画などを承認した。

 清岡会長は、事故の発生件数は減少しているものの、高齢者関係の事故が後を絶たないとし、「私たちを取り巻く環境は依然として予断を許さない厳しい状況。事故の撲滅を目指し、各種施策をより一層推進していきたい」と述べ、協力を呼び掛けた。

 田岡市長は、指導員たちの活動に感謝し、「交通安全に関しては行政としても取り組んでいかなければならない」とあいさつ。新宮警察署の髙砂(たかす)浩之署長は「全国的に毎日のように交通事故のニュースが報道されている。交通事故のない安全・安心なまちのために、皆さんとの連携を強化していかなければならない」と述べた。

 同署の松浦友範交通課長が管内の交通情勢をテーマに講話。和歌山県が2年前に「死亡率における飲酒運転の率」全国ワースト1だったことを受け、県では条例が制定されたことや飲酒運転専門の取り締まり部隊が設置されることなどを紹介した。残り酒で飲酒運転になるケースも多いとし「夜遅くまで飲まない。飲んだ場合は朝の運転を控えてください」と呼び掛けた。

(2019年5月19日付紙面より)

大前嘉助副会長が宣誓を読み上げた=17日夜、新宮市役所
清岡幸子会長
2019年05月19日
62 町の名所や特産品を紹介
 観光ガイドブックを作成  (紀宝町 )

 紀宝町は新たな観光ガイドブックを作成し、道の駅「ウミガメ公園」や飛雪の滝キャンプ場など町内の各施設で配布を始めた。

 これまで観光パンフレットを改訂して町をPRしてきたが、10年ぶりに一新し、1万部を作った。

 同町鵜殿出身の絵本作家・山本真嗣さんがイラストを担当した。町のキャラクター「みかんちゃん」と「ユメカメ」が町内の名所を訪ね、特産品を紹介する内容に仕上がった。

 カラーの22㌻で構成。1㌻目では、町ぐるみでウミガメの保護活動に取り組んでいることや保護啓発活動の拠点となっている道の駅「紀宝町ウミガメ公園」を紹介した。

 昨年4月にリニューアルした浅里地区の飛雪の滝キャンプ場や世界遺産の熊野川、七里御浜といった自然、井田観音、神内神社、平尾井薬師、烏止野(うどの)神社、京城跡(みやこのじょうせき)、諸手船(もろとぶね)など町の歴史と文化も掲載している。

 特産品のミカンについては収穫時期が一目で分かる「みかんカレンダー」や種類を写真付きで載せた。郷土料理「なれ寿(ず)し」、町内で栽培される飛雪米、れんげ米、熊野灘で水揚げされるシラスや伊勢エビも紹介している。

 町の担当者は「ぜひ活用してもらいたい」と話している。

(2019年5月19日付紙面より)

紀宝町が発行した観光ガイドブック
2019年05月19日
63 渡海上人の追善供養
 補陀洛山寺で「春まつり」  (那智勝浦町 )

 補陀落渡海の信仰で知られる那智勝浦町浜ノ宮の補陀洛山寺(髙木亮享住職)で17日、年中行事の一つ「春まつり」が営まれ、信者ら約40人が集まった。

 世界遺産に登録されている本堂では、本尊で国の重要文化財でもある1・9㍍の像「三貌(さんぼう)十一面千手千眼観世音菩薩」が開帳された。髙木住職が読経し、参拝者らが「家内安全」「商売繁盛」「身体健康」などと書かれた護摩木を護摩壇にくべてたき上げた。祈祷(きとう)の後、同寺裏山にある渡海上人(とかいしょうにん)の供養塔と歴代住職の墓地で追善供養も営まれた。

 髙木住職は「観音浄土へ民衆を導くという思いで海に出た上人に畏敬の念を込め供養した。千手観音は、あらゆる手を差し伸べ宗派を超えて守ってくださる。どうぞ安心してお過ごしください」と話した。

 補陀落渡海は、平安時代から江戸時代まで行われた宗教儀礼。観音の浄土、補陀洛山に往生しようと多くの行者が渡海した。渡海上人が一度乗り込むと出入り口に板が打たれ、外に出られないようにした状態で、海のかなたへ出航した。

 同寺本尊の開帳は、立春大護摩供星祭(1月27日)、土用護摩供・先祖供養(7月10日)とこの春まつりの年3回となっている。

(2019年5月19日付紙面より)

願いを書いた護摩木をたき上げた=17日、那智勝浦町浜ノ宮
渡海上人の供養塔前で読経
2019年05月19日
64 日浦寛人さんが1位 写連紀南支部5月例会 
2019年05月19日
65 エゴノキの白い花  新宮市・徐福公園  
2019年05月19日
66 精神訪問看護の役割学ぶ  なんなんネットが研修会  (新宮市 )
2019年05月19日
67 みんなで楽しく踊る  4年生が「熊野ハレヤ音頭」練習  (三輪崎小 )
2019年05月19日
68 各種目で熱戦繰り広げる 新宮、那智勝浦、太地で体育祭 
2019年05月19日
69 新宮・東牟婁エリアで2人  第32回危険業務従事者叙勲  
2019年05月19日
70 紀宝ふるさと音頭を練習  25日の運動会に向けて  (成川小 )
2019年05月19日
71 チャイルドシート着用を  推進モデル園に指定  (井田保 )
2019年05月19日
72 改元の詐欺に注意を  高齢者地域見守り隊  (紀宝町 )
2019年05月19日
73 道路環境に応じた運転を  紀宝署、新宮署が合同啓発  
2019年05月19日
74 お悔やみ情報
  
2019年05月14日
75 50周年祝し記念大会 家元名代の千敬史さん来勝 (茶道裏千家淡交会南紀支部)

 一般社団法人茶道裏千家淡交会南紀支部(支部長・九鬼家隆本宮大社宮司、関宗重幹事長、会員168人)は12日、那智勝浦町勝浦のホテル浦島で「茶道裏千家淡交会南紀支部・茶道裏千家淡交会南紀青年部創立五十周年記念大会」を開催した。

 茶道裏千家家元・千宗室さんの次男で茶人の敬史(たかふみ)さんが来勝したほか、記念式典では田岡実千年新宮市長、堀順一郎那智勝浦町長、宇佐川彰男太地町教育長などが来賓として出席。功労者表彰や祝賀会も行われ、出席者200人が50周年を祝い、交流を深めた。同会南紀支部は近畿第二地区(大阪東・西・南・北、堺、和歌山で構成)に所属していて、この日は各支部の関係者らも祝いに駆け付けた。

 式典では九鬼支部長が「昨年は台風のため、記念大会を実施できなかったが、令和の年に50周年を迎えることができた。お茶を通し、人々の心を豊かにしてほしい。日本の伝統や文化の素晴らしさを感じながら発信いただければと思う」とあいさつ。谷口尚子青年部長が「これからも支部、青年部の発展のために皆さまのご指導を賜りたいと思います」と話した。

 敬史さんは「50周年おめでとうございます。歴史を感じるとともに歴代支部長や青年部長などの先人の方々をはじめ、皆さまのご努力のおかげです」と述べ、「他人を理解しようとする姿勢は人間関係の良い緩衝材になる。年齢も仕事も違う組織で衝突することはあるだろうが、その姿勢を持って淡交会の活動をしていただきたい。60年、70年の歴史につながっていくことを期待しております」。来賓を代表して堀町長が祝辞を述べた。

(2019年5月14日付紙面より)

利休居士道歌を唱和する多くの関係者ら=12日、那智勝浦町のホテル浦島
千敬史さん
2019年05月14日
76 中井宏次さんが笑いを語る
 まなびの学級開講講座  (紀宝町 )

 紀宝町教育委員会は11日、令和元年度まなびの学級開講講座を同町まなびの郷で開いた。第1回講座は「医笑同源 笑う門には健康が来る」と題し、NPO法人健康笑い塾を主宰する中井宏次さんが講演した。学級生や近隣住民約100人が来場し、生活における笑いの重要性を学んだ。

 同教委が実施する春秋学級とチャレンジ学級が昨年度合併し、まなびの学級となった。本年度は講座や健康ストレッチ体操、視察研修、制作講座など年7回を予定ており、75人が学級生として参加している。

 開講式で西章教育長は「皆さまにはいろんな講座に参加していただき、さまざまなことを一緒に楽しむことで人としての豊かさを生涯にわたって培っていってもらいたい。進化し続けるAIを搭載したロボットにもそれはできない。今後もその学びを大事に伸ばしてほしい」とあいさつした。

 講師の中井さんは2007年に同法人を設立し、笑い(ユーモア)で心豊かな歓(よろこ)びのある生活をテーマに「笑配師(しょうばいし)」として、全国で活動している。

 講演で中井さんは健康長寿の道しるべとして、「好奇心」「ユーモア」「協調性」が重要だと説いた。

 多くの病の原因とされるストレスやがん細胞を攻撃するリンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞を挙げ、「ストレスには神様が人間にだけ与えてくれた能力の『笑い』が必要になる。笑いは健康長寿につながる」と述べ、「皆さんは毎日、がんになっている。発症しないのはNK細胞が戦ってくれているから。笑うことで免疫力が上がり、健康になることは科学的にも証明されている。泣くことも大事で、人間関係も重要になってくる」と話した。

 来場者は2人一組となり、中井さんの指示の下、互いを褒めながら笑い合った。中井さんは「脳が楽しいと思う笑いが必要。楽しい、うれしいと考える回路になれば行動にもつながる」と伝えた。講演会は最後まで笑い声が絶えず、盛り上がった。

 同教委は学級生を随時募集している。問い合わせはまなびの郷(電話0735・32・0241)まで。

(2019年5月14日付紙面より)

中井宏次さんが笑いの重要性を講演した=11日、紀宝町のまなびの郷
笑いを学んだ参加者
2019年05月14日
77 魚道を跳ね上流目指す
 滝の拝でアユの滝越え  (古座川町 )

 古座川町小川にある渓流瀑(けいりゅうばく)「滝の拝」(県指定名勝・天然記念物)で今年も、アユの滝越えが始まった。下流から見て本流の右側にある多段の魚道を一段ずつ跳ねて登る様子が観察できる。

 今年は5月初旬から滝越えが始まったと地元でささやかれているが、天然の稚アユの遡上(そじょう)が例年になく鈍く数はまだまだ少なめ。流域を管轄する古座川漁業協同組合が8日に海産稚アユ900㌔を放流し、その遡上に注目が集まる状況にある。

 魚道は、落差約8㍍ある滝の拝を越えてさらに上流に行けるよう人為的に作っている流れ。落差30㌢前後の小さな滝とその淵が幾重にも連なる構造になっていて、アユは一段ずつ跳ね上がって滝越えに挑んでいる。

 流れに負けて押し戻されるアユも多い中、滝越えに成功したアユは上流の豊かな餌場に恵まれ滝の拝から下流域よりも大きく育つ。11日は頻繁とはいかないが、1匹また1匹と魚道を跳ね上がる様子が観察できた。

 同漁協管内のアユ漁「友釣り」の解禁は6月1日(土)。滝の拝一帯で組合員が行う土着の釣法「トントン釣り」は同月16日(日)が解禁日となっていて、以降しばらくは起伏の激しい熱変成岩でできた河原に陣取って「トントン釣り」に挑戦する様子も見学できるようになる。

(2019年5月14日付紙面より)

魚道を跳ね上がって滝の拝を越えようとするアユ=11日、古座川町小川
2019年05月14日
78 自然探訪スクールが開講
 1年通し熊野の自然に親しむ  (新宮市 )

 熊野学研究委員会自然部会と新宮市教育委員会、一般財団法人新熊野体験研修協会主催の第36回自然探訪スクールが12日、開講した。和歌山県立新宮高校駐車場での開講式後、参加者ら約20人が千穂ヶ峰で植物などの自然観察を楽しんだ。

 開講式で速水盛康教育長は「熊野の自然の豊かさ、その価値を味わってください」とあいさつ。「足元に気を付けて『つれもて行こら』の気持ちでお願いします」と呼び掛けた。千穂ヶ峰では熊野学研究委員の高塚建さんが植物などの解説をし、参加者らは緑豊かな山中を散策した。

 同スクールは美しいふるさとの自然に触れ、親しみながらその恵みに感謝し、大自然の営みを学び、それを愛護する精神を培う目的で開いており、年間を通じ7講座を予定している。次回は6月16日(日)午前9時30分から、新高田会館で「顕微鏡で見るミクロの世界」をテーマに行う。1講座500円。申し込み、問い合わせは市教育委員会文化振興課(電話0735・23・3368)まで。締め切りは6月12日(水)。

(2019年5月14日付紙面より)

千穂ヶ峰に向かって歩き出す参加者ら=12日、県立新宮高校駐車場
2019年05月14日
79 新高女子が5種目で入賞 和歌山県春季陸上競技選手権大会 
2019年05月14日
80 一打ごとに感じる楽しさ
 県年金受給者協会グラウンドゴルフかつうら大会  
2019年05月14日
81 三輪崎が3年ぶりの優勝
 全小バレー県東牟婁地方大会  
2019年05月14日
82 票の再点検を実施  大石元則さんの異議申し立てを受け  (新宮市議選 )
2019年05月14日
83 遺跡が語る熊野新宮の歴史  丹鶴体育館で調査報告  (新宮市 )
2019年05月14日
84 活動に対する理解深める  総会で本年度事業など決める  (新宮ユネスコ協会 )
2019年05月14日
85 那智湾で幻日現象観測   
2019年05月14日
86 会場が笑顔であふれる  「ぼくときみ。」親子コンサート  (新宮市 )
2019年05月14日
87 活動を通して成長を  「ポンポコ学園」が入園式  (熊野少年自然の家 )
2019年05月14日
88 県3位で全国、近畿へ 前向日葵・濵本琴心組 (ソフトテニス競技)
2019年05月14日
89 真心の安全運転呼び掛け  春の全国交安運動始まる  (串本町・古座川町 )
2019年05月14日
90 通勤の車に啓発物資  那智勝浦町で早朝街頭啓発  
2019年05月14日
91 お悔やみ情報
  
2019年05月09日
92 「この景色を守り育てたい」
 赤十字奉仕団が清掃活動など  (新宮市 )

 5月の「赤十字運動月間」に合わせ、新宮市新宮赤十字奉仕団(仲富美子委員長)は7日、募金活動や清掃活動を実施した。団員約20人がトレードマークのかっぽう着姿で参加し、市役所周辺の草むしりなどに取り組んだ。

 奉仕団の活動を知ってもらうことを目的に毎年実施している。午前中はJR新宮駅で周知キャンペーンを行い、市内7カ所で買い物客らに募金を呼び掛けた。午後からの清掃活動では市福祉センターに集まった団員らを前に田岡実千年市長が日頃の活動に感謝を述べ、「海外からの観光客が増える中で、町がきれいだと言ってくれている。毎年クリーン作戦をやっていただいていることが、町をきれいにしようという意識の醸成にもつながっているのでは」と激励した。

 仲委員長は「『南国の五月晴れこそゆたかなれ』と歌われているように、私たちは恵まれた素晴らしい景色の中で生活できています」と佐藤春夫の望郷五月歌の一節を引用。「素晴らしい緑豊かな由緒ある新宮を、少しでも美しく守り育てていきたい」と決意を新たにし「みんなで和気あいあいと、外に出て活動することは健康にもつながります」とさらなる協力を呼び掛けた。

 赤十字奉仕団は、人道・博愛の精神の下、人道的な活動を身近な社会の中で実践しようとする人が集まった組織。特殊赤十字奉仕団、青年赤十字奉仕団などがあり、県内には56の地域赤十字奉仕団がある。

(2019年5月9日付紙面より)

市役所周辺の草むしりやごみ拾いなどを行う団員ら=7日、新宮市
田岡実千年市長(右)からねぎらいを受けた=同日、新宮市福祉センター
2019年05月09日
93 弁天島の形成や地質学ぶ
 地質の日行事に多数参加  (那智勝浦町 )

 串本町商工会とウェッブプロデュースで構成される「ちょっとウォーカー制作委員会」は4日、那智勝浦町大勝浦の弁天島で12回目の地質の日記念行事として、「熊野ふしぎ発見カモ 弁天島と深海底の不思議?」を開催した。和歌山大学災害科学教育研究センター客員教授の後誠介さんと南紀熊野ジオパークガイドの須藤英司さんが講師を務めた。町内をはじめ、京都や大阪、三重県尾鷲市などから30人が参加し、弁天島の化石や地質について学んだ。

 同制作委員会は熊野の地での体験や発見、体感を通してゆったりした空間と時間を制作・共有することを目的に活動している。

 弁天島の化石に関する報文の著者の一人である後さんは「今から1700万年前の1000㍍を超えるかもしれない深海を見に行く。いろんなものを自分たちで見つけてください」とあいさつ。参加者は弁天島を歩きながら、生物の痕跡である「生痕(せいこん)化石」や化石の芯の部分が黄鉄鉱に置き換わったものなどを探した。発見ごとに後さんが化石の種類や特徴、地質を詳しく解説した。

 この日は南紀熊野ジオパーク学術研究・調査活動助成事業に携わる石橋隆さんも参加しており、町のシンボルとされる弁天島の巨岩の成り立ちについて説明した。橋杭岩に共通する構造があることや千数百万年前から温泉が出ていることを挙げ、「弁天島の景観は熱水活動で数十万年かけて隆起し、波による波蝕(はしょく)によって形成された。地域の文化、産業、地質現象を見る上でとても見事なもの。この価値を地元の方々に知ってもらい、広げていただけたら」と提案した。

 須藤さんは「けがなく、無事に帰り、誰かに学んだことや催しの内容などをお話していただくまでがこのイベントです」と語った。新宮市立神倉小学校5年生の加子坂有晟君は「楽しかった。化石探しの時にウニの化石を見つけた。また参加したいです」と笑顔で話した。

 各催しの際に同制作委員会がコーヒーや地元の菓子などで参加者をもてなす人気の「イワバックスコーヒー」も開かれ、一行は会話を楽しみ、散策の疲れを癒やしていた。

(2019年5月9日付紙面より)

後誠介さんが参加者らに地質や化石について説明した=4日、那智勝浦町大勝浦
参加した皆さん
2019年05月09日
94 史実と調査の成果を世界へ
 エ号のガイド冊子を出版  (ERC )

 串本町姫、旧養春小学校内にあるエルトゥールル・リサーチ・センター(ERC)のチーフを務めるスペイン人の考古学者ベルタ・リエドさん(47)がこのほど、ガイド冊子『フリゲート・エルトゥルル』を出版した。1冊1000円で、町内では▽トルコ記念館▽トルコ文化センター▽南紀串本観光協会▽ホテル&リゾーツ和歌山串本―で入手できる。

 リエドさんは2007年から続く旧オスマン帝国(現トルコ共和国)の木造フリゲート艦エルトゥールル号(以下エ号とする)遺品発掘調査(トゥファン・トゥランル団長)のメンバーの一人。

 発掘作業は夫のトゥランルさんを軸にして15年まで続き、遺品8130点を樫野沖の同号遭難海域から引き揚げる成果を上げた。高度な保存処理が必要な遺品はトルコ共和国ボドルムの専門機関、その他遺品は同センターで現在も段階的に同処理を進めるさなかにある。

 同冊子は現時点での成果の集大成として出版したもので、A5判フルカラー76㌻、製作数は1000部。同号の歴史や同調査の経緯、主立った遺品などを図解や写真を織り交ぜ、英語と日本語で解説する内容となっている。

 出版は同調査が始まった当初から思い描いてきたそう。16年に母校のスペイン・アリカンテ大学で同調査の成果をまとめた論文を発表し、博士号を取得後、その要約版を4カ月がかりで英文編集し、ERCにおけるパートナーの枠谷かおりさんが翻訳した日本語解説も取り入れて仕上げた。

 今年4月に出版までこぎつけ、リエドさんは「この調査はトルコでもまだ一部の人しか知らないという印象を持っている。もっと世界的に知らせたいという思いで書いた」と込めた思いをコメント。10歳の子どもでも関心を持ってもらえるよう写真を多く取り入れ、豆知識的な記述も加えるなどして分かりやすさにこだわったとアピールした。

 販売収益はERCを維持する資金に充てる考え。今後は日本語解説をトルコ語に置き換えた冊子も出版し、ボドルムなどでの販売を目指すという。

(2019年5月9日付紙面より)

ガイド冊子「フリゲート・エルトゥルル」を出版したベルタ・リエドさん=7日、串本町姫
2019年05月09日
95 母校への気持ちを込め
 第39回卒業生同窓会が寄付  (新宮市 )

 新宮市神倉の県立新宮高校(前田成穂校長)を1987年3月に巣立った第39回卒業生が7日、同校を訪れ、同窓会の会費の一部を母校に寄付した。

 同窓会は1月2日に串本町のホテル&リゾーツ和歌山串本で開かれ、200人が出席。恩師も4人が出席し、旧交を温めたという。当時は1クラス約45人の13クラスあり、540人の卒業生がいた。

 贈呈式には39回卒業生を代表して実行委員長の平田智也さん、副委員長の泉晶子さんが来校し、余剰金9万120円を同校同窓会の夏山晃一会長に手渡した。

 平田さんと泉さんは「50歳の節目の同窓会を開くに当たり、LINE(ライン)や実家への電話、直接会うなどして声を掛けたところ、大勢の人が集まってくれました。先輩方が代々受け継いでおり、自分たちも自然とその考えに至り寄付させていただきました」。

 夏山会長は「気持ちのこもった寄付をしてもらい本当にありがたい。今後の学校活動資金として大切に使わせていただきます」と話していた。

(2019年5月9日付紙面より)

新宮高校同窓会の夏山晃一会長(中央)に寄付金を手渡した平田智也さんと泉晶子さん=7日、新宮市神倉の県立新宮高校
2019年05月09日
96 自然と人のぬくもり感じ快走
 第21回奥熊野いだ天ウルトラマラソン  
2019年05月09日
97 来年度予算編成に向け  新宮市が県に要望  
2019年05月09日
98 建学の精神を確認  近大新宮教職員らが墓参り  (新宮市 )
2019年05月09日
99 冥福祈り平和を誓う  勝浦護国神社で例祭  (那智勝浦町 )
2019年05月09日
100 晴天の下楽しく過ごす  高田小中学校が遠足  (新宮市 )
2019年05月09日
101 地域の力で課題解決を  恒例の「チームくまのがわ」  (新宮市 )
2019年05月09日
102 GWに多くの観光客  熊野地方  
2019年05月09日
103 松根で6人が釣りに挑戦  フライフィッシング講習  (七川ふるさとづくり協議会 )
2019年05月09日
104 観光充実のため追加起用  地域おこし協力隊委嘱状交付式  (古座川町 )
2019年05月09日
105 アルバム託し思い伝える  南努さんが町長を表敬  (串本町 )
2019年05月09日
106 手作りメダルプレゼント  新入園児の歓迎会  (成川保 )
2019年05月09日
107 1年生と一緒に楽しむ  春の遠足で井田神社へ  (井田小 )
2019年05月09日
108 AMドリームス(御浜町)が全国出場  少年野球三重県予選で優勝  
2019年05月09日
109 高学年が田植え体験  神内生き活き協が協力  (神内小 )
2019年05月09日
110 お悔やみ情報
  
2019年05月02日
111 新たな時代「令和」寿ぐ 熊野三山で改元祭など 

 新天皇陛下が即位され、新たな時代「令和」が始まった1日、熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社では即位と改元を寿(ことほ)ぎ、奉告祭や揮毫(きごう)などが営まれた。

平和な時代へ願いささげる 熊野速玉大社



 新宮市新宮の熊野速玉大社で営まれた「践祚(せんそ)改元奉告祭」では、上野顯宮司が祝詞を読み上げ、みこたちが世界平和を願う「神なぎの舞」を優雅に奉納。上野宮司に続き、参列者たちが玉串を供えた。

 神事後、上野宮司は「新緑薫る時に新しい時代を麗しく迎えることができました」とあいさつ。11月に執り行われる、天皇の即位の礼の後初めて行われる新嘗祭(にいなめさい)である大嘗祭(だいじょうさい)に触れ「御代替(みよが)わりのたびに行われてきた。日本人が大切にする節目というものは、確認し魂を引き継ぐこと」と説明。

 「清らかに真心を込めて見守る皇室をいただいていることはわが国にとって幸せなこと」と述べ、令和の名の下に、平成に引き続き平和な時代であるよう願いを込めた。

  □     □

希望込めて「令和」揮毫 熊野本宮大社



 田辺市本宮町の熊野本宮大社本殿前では、九鬼家隆宮司が新元号「令和」を揮毫した。多くの参拝者が見守る中、新時代への希望を込めて力強く筆を走らせた。

 昨年12月21日には、御創建二千五十年奉祝式年大祭の締めくくりとなる終了奉告祭で、新年への願いを込め「刻」の一文字を書いた。

 白装束に身を包んだ九鬼宮司は両手で大筆を持ち、縦2・9㍍、横2・1㍍の白い布に「令和」と一気に書き上げた。迫力のある筆運びを見つめた参拝者からは大きな拍手が湧き起こった。

 最後に朱印を押して書を仕上げた九鬼宮司は、「平成の30年間はさまざまな災害があり、今なお復興に向かって歩んでいる。令和の時代は穏やかで平和で素晴らしい時代であってほしい。和歌山の和でもあり、大きな力押しの元号になってほしい」と話した。

 揮毫した「令和」の文字は瑞鳳殿正面に掲げる。

  □     □

践祚改元奉告祭営む 熊野那智大社



 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)では践祚(即位)改元奉告祭が営まれた。大社責任役員や那智の扇祭り保存会、町観光協会の関係者らが参列。小雨の降る中、大型連休の中日ともあって境内は大勢の参拝客でにぎわった。

 祭典で男成宮司が祝詞を奏上し、2人のみこが浦安の舞を奉納した。神事の後、宇久井青年会(柴原寛会長)が「天狗之舞」「扇之舞」「終之舞」を披露。紀宝町の熊野水軍太鼓保存会(廣里稔暢代表)は太鼓の演奏を奉納した。

 霧の立ち込める幽玄な雰囲気の境内では、即位奉祝の記帳や新元号が記される御朱印を求めて、参拝客が列をなした。お神酒、紅白の餅、梅ジュースの振る舞いもあった。

 この日の午後からは、本殿内庭の一般参入も許可された。参拝者らは順におはらいを受けた後、間近に見る本殿に恭しく手を合わせた。日没から午後9時までは、那智の滝をライトアップする。

(2019年5月2日付紙面より)

平和な時代への願いを込めて玉串をささげる上野顯宮司=1日、新宮市の熊野速玉大社
新元号「令和」を書き上げる九鬼家隆宮司=1日、田辺市の熊野本宮大社
改元の日に大勢の参拝客でにぎわう境内=1日、那智勝浦町の熊野那智大社
2019年05月02日
112 旧校舎を流木で再現
 下里の清水啓自さん  (那智勝浦町 )

 明治43年の建築当時は県内で最も大きい校舎といわれた下里小学校旧校舎。惜しまれつつ昭和63年に取り壊された建物の50分の1スケールの模型が完成した。那智勝浦町下里在住の大工・清水啓自さん(75)が、スギなどの流木を材料に制作した。

 模型を作り始めたのは今年の正月明けごろで、3月20日に完成した。古い写真を集めて作られた旧校舎のスライド映像を見て制作意欲が湧いたという。校門や校庭なども当時のままに作ろうと、校庭にはシーソーなどの遊具や藤棚を配置。教室の数などは、写真や映像で確認した。コの字型の校舎の一角には、佐藤春夫が作詩した校歌も飾られている。

 大工歴60年の清水さんが新宮の「おいさま」(=棟りょう)に弟子入りしたのは昭和34年。新宮城跡では二の丸旅館を建築中で「ちょうど内装工事が始まっていました。伊勢湾台風の時は、現場で雨戸を押さえて建物を守りました」と懐かしそうに話し、「自分の腕というより、道具がきっちりあるからできるんです」と謙遜する。

 清水さんの自宅は、サーフィンのポイントとして有名な下里天満海岸の近くにある。同海岸の太田川河口付近には、大木が流れ着くことが多いため、こうした流木を材料に木工品の制作を思いついたという。最初は初盆で使う灯籠をヒントに花立てを作り、希望があれば地区住民に提供していた。

 「海岸で見つけた流木を60㌢くらいにカットして運ぶのですが、とにかく重い。学校は皆さん懐かしがってくれるのでうれしいですね。(工程を)見に来てくれた人たちと、当時を思い出しながら作りました」と話していた。

(2019年5月2日付紙面より)

制作過程を話す清水啓自さん=那智勝浦町
校舎の屋根以外は、流木を使い作られた
2019年05月02日
113 雨はやんだが太陽見えず
 令和元年の初日の出観望  (串本町 )

 串本町潮岬にある望楼の芝で1日早朝、ツアー客ら約400人が令和元年の初日の出観望を試みた。前日来の雨はやんだものの、曇天で観望はかなわず。日の出時刻の午前5時9分を過ぎても太陽が姿を見せる気配のない空模様を残念がりながらの散会となった。

 試みたのは阪急交通社のツアー企画「潮岬から見る新時代の初日の出と熊野三山詣夜行日帰り」の参加者ら約300人、現在有料期間中の望楼の芝キャンプ場の利用者数十人など。

 ツアーの来訪に合わせ、潮岬観光タワー(タワー・売店・無料休憩所「エルトゥールル館」)も午前4時すぎから早朝営業を開始。集まった人々は同タワー上や望楼の芝の丘、クレ崎を見下ろす展望所などで日の出の瞬間を待った。

 4時30分には雨がやんだが東の空は折り重なるように雲が満ち、「せめて切れ目から日が差さないか」という期待の声もあったが同時刻を過ぎてもその状況は訪れない結果となった。

 大阪府と福岡県からツアーを利用して訪れた男女(共に26)は「初日の出が見られなかったのは残念だが、たまたまこうなっただけだと軽く受け止めておきたい。令和の日本は今まで以上に(国際化して)いろいろな国と接することになると思う。その先で平和な時代になればと思う」と話し、次の目的地・熊野速玉大社へと移動した。

 同町産業課によると、この日は道の駅くしもと橋杭岩でも観望を試みる人波があったが、臨時駐車場所へ誘導するほどには至らなかったという。

(2019年5月2日付紙面より)

望楼の芝から令和元年の初日の出観望を試みる人々=1日、串本町潮岬
2019年05月02日
114 「令和の桜」の記念碑 サクラの名所大里親水公園に (紀宝町)

 大里桜愛好会(松場貞治会長)は平成最後の「昭和の日」となった4月29日、紀宝町大里の大里親水公園に「令和の桜」の記念碑を建てた。

 3月30日に実施した「平成最後そして新しい時代を迎える 桜の植樹会」でサクラを植えた場所に設置した。

 親水公園には、昭和50年と平成30年にそれぞれ「昭和の桜」、「平成の桜」が植樹され、サクラの名所として知られている。

 松場会長は「新たな時代の幕開けとなるこの時にサクラの植樹ができ、非常に感慨深い気持ちです。平和で豊かな平成の時代に感謝し、新しい時代への希望を胸に植樹することができて良かった」と話していた。

(2019年5月2日付紙面より)

「令和の桜」の記念碑を建てる=4月29日、紀宝町大里の大里親水公園
2019年05月02日
115 下西君、弓友会Cが優勝
 新宮弓友会主催の月例射会  
2019年05月02日
116 山田・市野組が優勝
 天長西日本ソフトテニス大会  (黒潮クラブ )
2019年05月02日
117 神倉が逆転勝利で優勝
 県学童選手権大会東牟婁支部大会  
2019年05月02日
118 地域での支え合いを  更生保護女性会が総会  (那智勝浦町 )
2019年05月02日
119 ボタニカルボトルづくり  東花園が体験型イベント  (那智勝浦町 )
2019年05月02日
120 「まぐろのぼり」泳ぐ  体育文化会館や商工会館  (那智勝浦町 )
2019年05月02日
121 健康と成長祈る  王子幼稚園で「こどもの日のつどい」  (新宮市 )
2019年05月02日
122 紀南支部の講師生徒出品  ホテル&リゾーツ串本で合同作品展  (紀の国押し花会 )
2019年05月02日
123 写真展で改元の節目を飾る  潮岬青少年の家所長・山口和紀さん  (串本町 )
2019年05月02日
124 「接待の手土産」で特選に  ㈱岩谷の「紀州梅真鯛梅」  (串本町 )
2019年05月02日
125 1㌶の水田に「香り米」  三尾川地内で田植え体験  (古座川町 )
2019年05月02日
126 春の遠足で楽しい思い出  グリーンピア南紀へ  (成川小 )
2019年05月02日
127 もうみんなお友達  井田保育所で歓迎会  (紀宝町 )
2019年05月02日
128 貴祢谷神社で春の例大祭 矢渕中グラウンドで餅まき (紀宝町鵜殿)
2019年05月02日
129 お悔やみ情報
  
2019年05月01日
130 国の隆昌・安泰祈る
 熊野那智大社で「昭和祭」  (那智勝浦町 )

 最長で10連休のゴールデンウイークを迎え、多くの参拝客が訪れる那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で「昭和の日」の4月29日、昭和祭が営まれた。本社と別宮の飛瀧(ひろう)神社それぞれの祭典で皇室の繁栄と国の隆昌(りゅうしょう)、国民の安泰を祈念した。

 昭和天皇の誕生日である昭和の日は、2007年に国民の祝日に加わった。熊野那智大社では、この日にちなみ、在位六十余年のご聖徳を仰いで、神事を営んでいる。

 埼玉県から夫婦で訪れた櫻井耕三さん(57)は正式参拝の後、「先祖がこちらで神職をしていたと知り、ご縁を感じてお参りを始めました。今日で4度目になります。平成の終わりに昭和祭に参列できるとは、もったいないこと。まれな機会をありがたく思います」と感謝し、参拝は初めてという妻のわかえさん(54)は「とても間近に神事を見ることができて感動しました」と、二人で喜びを分かち合っていた。

(2019年5月1日付紙面より)

浦安舞を奉納した=4月29日、熊野那智大社
2019年05月01日
131 695人が奥熊野を走る 100㌔では曽我部さんが連覇 (第21回奥熊野いだ天ウルトラマラソン)

 平成最後となった「第21回奥熊野いだ天ウルトラマラソン」(同実行委員会主催)が4月28日、開催された。近畿地方を中心に北海道から鹿児島県までの33都道府県から、過去最多となる695人(エントリー758人)が、100㌔(501人)、80㌔(22人)、65㌔(172人)の3部門に分かれて出場。年代や性別などで分けられた8クラスで自慢の健脚を競い合った。

 同大会は、1999年に当地で開催された「南紀熊野体験博」の関連イベントとして「奥熊野100㌔マラソン」の名称でスタート。第10回大会までは参加者数が100人を下まわっていたが、第11回大会で初めて100人を超えて以降、回を重ねるごとに参加者数は増加している。

 コースは100㌔の部が那智の滝前を午前5時、80㌔が井鹿エイド近くを午前6時45分、65㌔が西中野川トンネルを午前8時15分にスタート。那智山、太田、色川地区などを巡るコースで行われ、参加者は沿道からの応援やコース上に設けられた32カ所(一部重複あり)のボランティアスタッフらによるサポートを受けながら、ゴール地点の補陀洛山寺を目指した。

 8クラスによって実施されたレースでは、65㌔総合で本紙エリア内から出場した坂口尊紀さん(熊野市)が4時間57分49秒を記録し優勝(男子20歳以上50歳未満の部でも1位)した他、100㌔総合では曽我部拓磨さん(大阪府)が初出場初優勝となった昨年に続き7時間36分39秒で大会連覇(男子20歳以上50歳未満の部でも1位)を飾った。

 65㌔で優勝した坂口さんは「昨年の悔しさがあったので、初めて優勝できてうれしいです。40㌔あたりからつらかったですが、今までの練習を思い出しながら頑張りました」。

 100㌔連覇の曽我部さんは「運よく2連覇させていただき、うれしく思います。昨年は気持ちに余裕がなかったですが、今回は沿道で応援してくれる方たちの声がはっきりと聞こえ、交流を持つことができて良かった。90㌔地点で足が止まりそうになったが、呼吸を一定に整えて走ることができました」と話した。

(2019年5月1日付紙面より)

那智の滝前をスタートする100㌔の出場者=4月28日、那智勝浦町の那智の滝
65㌔総合トップでゴールへとやって来た熊野市の坂口尊紀さん=4月28日、那智勝浦町の補陀洛山寺
2019年05月01日
132 クジラに感謝し冥福祈る
 梶取崎公園で供養祭  (太地町 )

 過去に古式捕鯨の見張り台であった太地町の梶取崎(かんどりざき)公園で4月29日、「鯨供養祭」が営まれた。1979(昭和54)年に建設した「くじら供養碑」の前で東明寺の関国昭住職が読経をする中、捕鯨OB会、同町漁協、町職員ら約100人が参列。古くから町民の生活の糧としてきたクジラの恩恵に感謝した。

 三軒一高町長は「クジラは古来より、我々に数多くの恵みをもたらし、町の発展に多大な貢献をしてまいりました。私たちはクジラへの感謝を持ち続け、わが町とクジラとの長い歴史を後世に、そして新たな時代である令和へと伝えていきたい」とあいさつした。

 同町漁協の貝良文参事は、昨年の漁期中にイルカを飼育する生簀(いけす)の網が切られた事案を振り返るとともに、7月から31年ぶりに再開する大型鯨類の商業捕鯨に触れ、「資源量に基づいた鯨類の再生産可能な捕獲割り当てを遵守し、ある程度の調査も継続してまいります」と述べた。恵みをもたらす鯨類資源が減ることのないように管理することを誓い、「今後も『いただきます』の精神を忘れずに鯨類に感謝し、冥福を祈ります」と語った。

 その後、(一財)日本鯨類研究所、共同船舶株式会社、共同販売株式会社、日本捕鯨協会からのメッセージが代読され、参列者は供養碑に手を合わせた。

(2019年5月1日付紙面より)

鯨供養祭が営まれた=4月29日、太地町の梶取崎公園
鯨類の冥福を祈る参列者
2019年05月01日
133 「鯉のぼりくん」300匹舞う
 平成から令和の空へ  (七里御浜海岸 )

 大型連休期間中の風物詩「泳げ!鯉(こい)のぼりくん」が今年も4月28日から、熊野市の国道42号沿い七里御浜海岸で始まった。平成から令和の時に向かって青空を泳ぐこいのぼりは約300匹。有志による実行委員会「七里御浜鯉のぼりの会」(島田満代表世話人)が主催し、5日(日・祝)午前中まで、訪れた人たちの目を楽しませる。

 子どもたちの健やかな成長を願い、熊野の自然の素晴らしさを知ってもらうのが目的。今年で35回目となる。寄贈されたこいのぼりを、獅子岩から鬼ヶ城に向けて張った約1㌔のワイヤで大空に泳がせている。車を止めてカメラを向ける観光客も多く、42号沿いには長い駐車の列ができた。

 初日の作業には木本高校JRC(青少年赤十字)部の生徒34人など150人が参加。同部で3年生の松田実優さんは「令和で最初のこいのぼりになる。感動です」。東京都内から熊野の実家に帰省中という親子連れ5人のうち、長女の青木香穏(かのん)さん(8)は「初めて見た。いっぱいのこいのぼりでびっくりした」と感動し、島田代表世話人は「無事に揚がってほっとした。気持ちがいいし、うれしい」と、こいのぼりが泳ぐ大空を見上げた。

 この催しに合わせ、市観光協会は国道42号沿いの木本漁協特産物販売所跡に案内所を設けた。パンフレットで観光名所を紹介し、飲み物や軽食を販売する。営業は5日までの午前10時30分~午後4時。この日は近畿大学附属新宮高校3年生の女生徒4人がボランティアで接客に携わり、居軒ひかるさんは「初めてで戸惑いもありますが、いい経験になります」と張り切っていた。

(2019年5月1日付紙面より)

青空に泳ぐこいのぼり=4月28日、熊野市の七里御浜海岸
通行車両を呼び込む女子高校生たち
2019年05月01日
134 紀宝柔道会・莊司さん準優勝、橋爪さんが5位入賞
 松阪スポ少交流柔道大会  
2019年05月01日
135 118人生き生きとプレー 新宮信金理事長杯ソフトテニス大会 
2019年05月01日
136 平和への誓い新たに  那智護国神社で第64回慰霊祭  (那智勝浦町 )
2019年05月01日
137 街頭指導、啓発を推進  交通指導員協議会総会  (那智勝浦町 )
2019年05月01日
138 歌や軽食楽しむ  第26回「わかば祭り」  (那智勝浦町 )
2019年05月01日
139 住民らフォトフレーム作り  日好荘スマイルで  (那智勝浦町 )
2019年05月01日
140 訓練重ね有事に備える  マリア保で火災避難訓練  (新宮市 )
2019年05月01日
141 会員相互の親睦深める  パーキンソン病友の会が交流会  (新宮市 )
2019年05月01日
142 美しく咲き誇る200点  恒例のセッコク展示会  (紀宝町 )
2019年05月01日
143 広い芝地に歓喜の声響く  春の遠足シーズン始まる  (串本町 )
2019年05月01日
144 グランピング施設オープン  南紀串本リゾート大島  (串本町 )
2019年05月01日
145 望楼の芝にテントずらり  キャンプ場有料期間始まる  (串本町 )
2019年05月01日
146 お悔やみ情報