ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:41件の記事がありました
【検索ステータス】 
2019年04月13日
1 県外船の入港促進に向け
 乗組員待望の無料Wi―Fi設置  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町築地の勝浦地方卸売市場で3月から無料Wi―Fi(ワイファイ)の供用が開始された。第1、2売り場の2カ所にアクセスポイントを設置し、市場付近に停泊する漁船内でインターネット接続が可能になった。

 町とJF県漁連が取り組む県外船の誘致活動の一環。マグロはえ縄船は、インドネシア国籍の乗組員が半数以上を占めることから、母国との通信に必要なインターネット環境の整備が求められていた。

 水揚げを終えた宮崎県の日の出丸(島田実船長、乗組員7人)の乗組員、アガム・チプトラさん(24)らは11日、「本当にうれしい。国の家族も喜んでいる。夜の船の中で退屈しなくなった」と口々に話し、満面の笑顔を見せた。日の出丸はクロマグロ3本を漁獲し、うち一本には1㌔あたり1万7000円の高値が付くなど水揚げも上々。チプトラさんらはスマートフォンを手に喜びを分かち合っていた。

 県外船の誘致については、衣服の贈呈や入浴施設の完備など、全国の港でさまざまな取り組みがなされている。2018(平成30)年度の勝浦市場の水揚げ船は、延べ1427隻で、前年度と比べると159隻の増となったものの、漁獲数量は約410㌧の減。漁獲が少ないと航海が長引くため、入港の回数が減ることから隻数の減少が懸念されている。

 同町農林水産課では「現状維持を最低限に、誘致につながる取り組みを続ける。具体的には乗組員の皆さんが快適に過ごせる環境づくりや、魚価の安定のため市場の設備改善を進めていく」と話している。

 今年度は、乗組員用の休憩所やシャワー室の整備、第1売り場の床面の塗り替えなどを予定している。

(2019年4月13日付紙面より)

無料のインターネット環境を喜ぶ乗組員の皆さん=11日、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場
2019年04月13日
2 アオリイカ産卵床設置
 潜水ポイント4カ所に  (串本ダイビング事業組合 )

 串本ダイビング事業組合(小松誠司会長、会員22店舗)が12日、串本町串本にある袋港一帯のダイビングポイント4カ所にアオリイカの産卵床を設置した。

 ダイビングシーズン序盤に弾みをつける恒例の取り組みで、産卵を控えたアオリイカを同ポイントに引き寄せて鑑賞の好機をつくることが狙い。併せて藻場の減少でガレ場に産卵せざるを得ないアオリイカに良好な場所を提供することにもつながることから、最近数年は日本釣振興会も協賛し取り組みを後押ししている。

 荒天により万が一流失しても周辺環境を損ないにくいよう、手間はかかるが自然に戻りやすい天然木の枝を組んで仕立てるのが同組合の産卵床の特色。前日に最寄りの山から広葉樹の枝を3~4㍍の長さで切り出し、この日は会員事業所のスタッフら18人が手分けして数本ずつ枝元で縛り近隣の浜の砂を詰めた土のうを重りとしてつけて産卵床を仕立て、▽備前▽グラスワールド▽イスズミ礁▽住崎―の各ポイントに沈めた。

 設置期間は卵が全てふ化して役目を終えるまでで、7月ごろに引き揚げて撤去するという。この取り組みを担当する同組合イベント係の中井嘉昭さん(45)は「今年は水温が高く、1㍍前後のアオリイカがすでに産卵を始めている。今年のゴールデンウイークは10連休。ぜひ多くのダイビング客の皆さんに目の前でアオリイカやその産卵シーンを見届けてほしい」と述べ、今後の利用の弾みを期待した。

(2019年4月13日付紙面より)

ダイビングポイントに設置した産卵床(串本ダイビング事業組合提供)
設置作業に参加したスタッフの皆さん
2019年04月13日
3 毎月集まり楽しく運動
 小さなボールを使って健康に  (紀宝町 )

 「小さなボールをつかった健康運動教室」が11日、紀宝町成川の上地多目的集会施設であった。

 町内5カ所で、毎月1回実施している町の介護予防事業。65歳以上が対象で約90人が取り組んでいる。

 上地多目的集会施設の教室には10人が所属。ピーアップ新宮の健康運動指導士、杉浦資史さんが指導している。

 この日は女性7人が参加。椅子に座って20分ほどストレッチした後、ボールを使った運動に取り組んだ。音楽に合わせて、ボールを両手で握り、足に挟むなどして体を動かした。

 立った状態で左右の足を交互に踏み出し、膝や腰への負担を和らげる運動も実践した。

 ヨガマットを使って、歩く力を強くするため、左右の足を持ち上げる動きや、両膝でボールを挟み下半身を鍛えるトレーニングなどで汗を流した。

 杉浦さんは「各地区で継続して参加してくれる人も多い。ボールを握ることで筋力トレーニングになり、脳への刺激にもなる。認知症予防の取り組みですが、楽しく体を動かすことで、皆さんが笑顔になることが一番の効果」と話していた。

 町では随時、参加者を募集しており、問い合わせ、申し込みはみらい健康課(電話0735・33・0355)まで。

(2019年4月13日付紙面より)

ボールを使った運動に取り組む参加者=11日、紀宝町成川の上地多目的集会施設
2019年04月13日
4 梅風味の菓子「令和」
 つくしが新元号にちなみ考案  (新宮市 )

 新宮市橋本の(有)御菓子処つくし(立岡實社長)はこのほど、新元号にちなんだ菓子「令和」を開発した。5月1日(水・祝)の改元から同市谷王子町のつくし本店で販売を開始する。立岡社長は「今までにないお菓子。ぜひ食べていただければと思います」と呼び掛けている。

 新元号「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められている。日本の国書「万葉集」より梅花の歌三十二首の序文が典拠。菓子「令和」はカステラ生地の蒸し菓子で、中には梅肉やあんが入っている。

 「改元するとなってから、どのようなお菓子を作ろうかと考えていました。『新元号にちなんだ味に』という思いがあり、新元号が梅花の宴から取ったということで梅を入れた。なかなか難しかったです。梅と和歌山の和をイメージしました」と笑顔を浮かべた。

 ふんわりとした優しい甘さの生地に爽やかな梅の風味が香る「令和」は1個150円、5個入り750円、10個入り1500円でいずれも税別。4月29日(月・祝)、30日(火・休)の来店客に試食のサービスを行う予定。

(2019年4月13日付紙面より)

新しく開発した「令和」と立岡實社長=11日、新宮市
2019年04月13日
5 身近なことから考える  社協が職員人権研修  (新宮市 )
2019年04月13日
6 議会への関心反映されるか  有権者数や投票率の推移など  (新宮市議選 )
2019年04月13日
7 大漁と商売繁盛願う  勝浦で弁天祭  
2019年04月13日
8 平安衣装でフラメンコ  古道大門坂で踊り撮影する  (那智勝浦町 )
2019年04月13日
9 川本・下村組が優勝  総合スポーツ大会ソフトテニス  (ゆうゆうクラブ )
2019年04月13日
10 1歳児4人迎える  三尾川保育所で入所式  (古座川町 )
2019年04月13日
11 大スクリーンで白熱  マリオカート大会に12人  (田並劇場 )
2019年04月13日
12 8㍍級の真鯉など8本掲げる  潮岬青少年の家のこいのぼり  (串本町 )
2019年04月13日
13 自慢の庭を公開中  オープンガーデン熊野  (熊野市 )
2019年04月13日
14 特選に佐古金一さん 写連紀南支部3月優秀作品 (全日本写真連盟関西本部委員・弓場康廣氏選)
2019年04月13日
15 オンツツジ咲き始める  浮島の森  
2019年04月13日
16 お悔やみ情報
  
2019年04月04日
17 観光交流の拠点に 7日、オープンに先立ち内覧会 (新宮市・旧チャップマン邸)

 新宮市商工観光課は7日(日)、同市新宮の旧チャップマン邸の内覧会を開催する。午前9時から午後4時まで施設内を自由に見学できる。19日(金)のオープン後は、建物の観覧や文化イベントの開催などを通して、観光客や市民が交流できる観光施設として活用していく。

 旧チャップマン邸は、大正時代を代表する文化人で新宮市名誉市民の西村伊作(1884~1963年)が米国人宣教師のE・N・チャップマンのために設計、1926(大正15)年に建設した洋風建築物。戦後から78(昭和53)年まで旅館「有萬(あるまん)」として使われており、市出身の芥川賞作家・中上健次(1946~92年)が執筆活動をした建物としても知られている。2015(平成27)年に同市に無償譲渡された。築90年以上が経過していたことから老朽化が激しく、市は昨年5月から耐震補強改修工事を進めていた。

 改修工事では旅館として利用する際に増築した部分を撤去(1階キッチン部分除く)し、施設利用者、職員共用の多目的トイレを新設。さらに大正時代の建設当時の姿を再現するため、可能な限り既存の部材を修復し再利用したり、空調機器は立ち入り禁止の3階や倉庫などに設置するなど配慮した。

 勢古口千賀子・商工観光課長は「建設当時の食器棚など、当時をしのんでもらえれば。観光交流施設として広く楽しんでいただき、新宮の歴史や文化を感じていただきたい」と内覧会参加とオープン後の利用を呼び掛けている。今後は「国の文化財」という付加価値を付けるため、登録有形文化財登録に向け、関係機関などと協議しながら申請を進めていく予定。

 7日の内覧会では、午前10時と午後1時30分から、2部制で西村記念館・旧チャップマン邸の会事務局長の西山修司さんによる説明会もある。先着30人。申し込みは不要。駐車場がないため、公共交通機関を利用する。問い合わせは市商工観光課(電話0735・23・3333)まで。

  □     □

■旧チャップマン邸利用について(19日から)

開館時間:午前9時~午後5時(貸館利用は午後9時まで)

休館日:月曜日、祝日の翌日、12月29日~1月3日

入館料:無料。会議などのため使用する場合は料金を徴収する。

使用料(1部屋につき):午前9時~午後1時、午後1時~5時=1000円、午後5時~9時=1500円

(2019年4月4日付紙面より)

観光交流施設としてオープンを控える旧チャップマン邸=2日、新宮市新宮
16平方㍍の交流スペースからは、庭に出ることも可能
2019年04月04日
18 お釈迦様の誕生祝う
 熊野山禅定林寺で「花まつり」  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町大野の熊野山禅定林寺(西村祖融住職)で3月30日、お釈迦(しゃか)様の誕生を祝う「花まつり」が開かれ、子どもたちを含め、約60人が参拝した。

 同寺が設立されてから毎年恒例の行事で、今年で20回目を迎える。一般には4月8日に営まれるが、地域の人たちが集まりやすいよう休日に開かれている。同寺庭園の花々が咲き誇り、西村住職は「花も楽しんでいってほしい」と話した。

 西村住職と西村祖心さんは「法要散華」の儀式で参拝者の頭上に花びらを散らし、参拝者は祭壇の前で手を合わせ、釈迦小像に甘茶を掛けた。

 毎年恒例の祖心さん手作りの紙芝居もあった。今年は「かさこじぞう」が披露され、参列者の心を和ませた。

 西村住職は「人は悪と仏の二つの心を持っていて、仏の心で日々行動できるよう修行している」と話し、祖心さんは「自分の性格は自分がつくってきたもので、自分で変えられる」と話し、法話の中に多くの教訓が込められていた。

 その後、お茶やお菓子の振る舞いがあり、ビンゴゲームや輪投げが催された。

(2019年4月4日付紙面より)

参拝者の頭上に花びらを散らす「法要散華」を行う西村祖融住職(左)と西村祖心さん=3月30日、那智勝浦町大野の禅定林寺
祭壇の前で手を合わせ釈迦小像に甘茶を掛ける参拝者
2019年04月04日
19 キカラシが見頃迎える
 飛雪の滝キャンプ場近くで  

 紀宝町浅里地区の休耕田でキカラシが見頃を迎えている。

 浅里環境美化協議会(尾鼻展央会長)と町が景観づくりと観光誘客を目的にした取り組み。3年前から年間を通じて耕作が行われていない休耕田に景観作物を植え、観光スポットとしてPRしている。

 場所は飛雪の滝キャンプ場近く。同協議会が昨年秋に種をまいた。キャンプ場周辺でソメイヨシノが開花し、満開のキカラシと桜を同時に楽しむことができる。

 同協議会では「浅里地区は『にほんの里100選』に選出された風光明媚(めいび)な農村であり、飛雪の滝をはじめ、さまざまな観光スポットがある。ぜひ、足を運んでいただき、地区の魅力を知ってください」と呼び掛けている。

 毎年、開花を楽しみにしているという地元の女性は「今年もきれいに咲きましたね」と話していた。

(2019年4月4日付紙面より)

キカラシの花が咲き誇る=2日、紀宝町浅里
2019年04月04日
20 買い物客に投票呼び掛け
 選管が街頭啓発  (和歌山県議選 )

 投開票が7日(日)に迫った和歌山県議会議員選挙。県選挙管理委員会事務局東牟婁分局(田堀国浩分局長)は3日、串本町串本のAコープVASEOで街頭啓発を行い、買い物客らに投票を呼び掛けた。

 職員らが買い物客に期日前や当日の投票を促すために物資を配布し啓発。田堀分局長の代理として共に啓発した東牟婁振興局地域振興部の林俊和副部長は「7日の投票日には棄権することなく、責任ある一票をお願いしたい。18、19歳の方にも積極的に参加していただけたら」と語り、当日の投票が無理な場合は期日前投票も勧めた。

 期日前投票は先月30日より受け付けており、2日現在の東牟婁郡選挙区では那智勝浦町1079人、太地町236人、古座川町171人、北山村48人、串本町1232人の計2766人が投票を済ませている。

(2019年4月4日付紙面より)

買い物客らに投票を呼び掛ける選管職員=3日、串本町串本のAコープVASEO
2019年04月04日
21 51人が昇級・昇段
 県弓道連盟段級審査会  
2019年04月04日
22 サッカーの楽しさ学ぶ
 WFAキッズフェスティバル  
2019年04月04日
23 春季近畿大会予選を前に
 紀南十高校春季野球リーグ戦  
2019年04月04日
24 サイクリングマップ英語版が完成  和歌山県  
2019年04月04日
25 地域の協力が絶対不可欠  避難所運営リーダー養成講座  
2019年04月04日
26 「皆の力を合わせて」  美熊野福祉会が入社式・辞令交付式  (新宮市 )
2019年04月04日
27 一日でも早く戦力に  キナン入社式で11人が成長誓う  
2019年04月04日
28 新入児26人が仲間入り  宇久井保育所で入所式  (那智勝浦町 )
2019年04月04日
29 新しい園生活始まる  2保育園で入園式、始業式  (那智勝浦町 )
2019年04月04日
30 当選者の横顔  和歌山県議選・新宮市選挙区  
2019年04月04日
31 34人が交流深める  くろしお児童館でドッジボール大会  (新宮市 )
2019年04月04日
32 音楽で楽しいひととき  グランドール紀の風で慰問ライブ  (新宮市 )
2019年04月04日
33 熊野三山巡り満喫  スターレジェンド入港  (新宮市 )
2019年04月04日
34 古田で山菜採りや川釣り  主催事業で家族連れ22人  (潮岬青少年の家 )
2019年04月04日
35 3月定例会一般質問(終)  古座川町議会  
2019年04月04日
36 自主返納者に運転卒業証  白浜署と共に交付始める  (串本警察署 )
2019年04月04日
37 紀南果樹研究室長に伊藤寿氏  三重県  
2019年04月04日
38 統合で地域振興課  熊野市人事異動  
2019年04月04日
39 新しい友達できるかな  町立保育所で一斉に入所式  (紀宝町 )
2019年04月04日
40 鵜殿運動場で竣工式  テープカットで完成祝う  (紀宝町 )
2019年04月04日
41 お悔やみ情報