ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:100件の記事がありました
【検索ステータス】 
2019年04月26日
1 人生100歳時代を健康に
 健康づくり地域推進員会が総会  (新宮市 )

 新宮市健康づくり地域推進員会(松岡文子会長・会員48人)は23日、市保健センターで総会を開いた。33人が出席し、30年度の活動や決算報告などがあったほか、本年度の活動計画や予算など4議案を承認した。

 同会は市長の委嘱を受け地域ぐるみの健康づくりを目指して活動している。研修会や講演会の開催、健康づくりのためのウオーキングやフォークダンス、ゆる体操、元気体操などに取り組んでいる。運動習慣をつくることを目的に「いきいき健康市民ウオーク」も毎年開催している。

 開会に当たり松岡会長が「人生100歳時代といわれているが、年齢を重ねても生き生きとした毎日を過ごすには健康が大事。一人で健康づくりをしていくことは大変だが、地域の仲間と共に取り組むことはとても重要」などとあいさつ。地域一体となった健康づくりへの活動にさらなる協力を呼び掛けた。

 田岡実千年市長は、市が策定した「一笑健康しんぐう」に触れ「健康長寿への取り組みは行政だけではかなわない」と感謝を述べた。「一人一人の活動によって健康長寿を目指していただけるように、そしてご自身も楽しくご活躍いただくとともに、ずっと健康で過ごされることを願います」とあいさつした。

 本年度は、健康づくりの啓発や各種健診・がん検診の受診と地域住民への奨励に加え、健康管理に関する講演会や「いきいき健康!市民ウオーク2019」(12月7日予定)、市民ウオーク下見、交流会、人権研修会などの事業を計画している。

 事務局は昨年実施した「一笑健康しんぐう」の中間評価の報告をし、朝食を取ることや意識して体を動かすことの大切さなどについて説明した。

(2019年4月26日付紙面より)

33人が出席した総会の様子=23日、新宮市保健センター
2019年04月26日
2 開館40周年迎え記念事業
 ラジオ公開収録も  (那智勝浦町立図書館 )

 那智勝浦町立図書館は17日、開館40周年を記念して「今日は一日図書館三昧!!」を開催した。図書館ボランティア団体「よむよむ」が絵本の読み聞かせを実施したほか、FMかしま「ルイスの“本”のひととき」のラジオパーソナリティーを務めるルイスこと内野安彦さんが同図書館を訪れ、ラジオの公開収録や講演会も行われた。

 1979(昭和54)年4月17日に開館した同図書館は、昨年4月に図書館システムを導入するなど、「考える図書館」として新たな取り組みにも力を入れている。

 町教育委員会の尾﨑元博さんと元・学校司書の徳廣麻衣さんがフルートとギターを演奏して催しがスタート。岡田秀洋教育長は「図書館は本を貸し出す機能だけではない。人づくりや町づくりの機能を果たすことで図書館が生きてくる。今日は今後の50周年、60周年にどう向かっていけばよいかを考えるきっかけになれば」と話した。

 20年以上、図書館ボランティアとして活動を続ける「よむよむ」が絵本の読み聞かせや笑いを織り交ぜながら同町の歴史などを説明した。

 ラジオの公開収録では、茨城県のスタジオと内野さんがトークを展開。「よむよむ」の伊藤松枝さん、山縣いずみさん、図書館ボランティア団体「りぼん」の尾鷲愛子さんらが参加し、自身らの活動や図書館の取り組み、同町の魅力などを紹介した。内野さんは「こちらの図書館が今日、お誕生日なので参上しました。講演会のテーマにコミュニティーとあるが、那智勝浦町の皆さんは今、僕やラジオとつながっています。これも大切なコミュニティーです」とコメントした。

 収録後、有田川町の絵本まちづくり協会が自主制作した『コウタともりのオニカッパ』を披露し、絵本を寄贈した。最後は内野さんが講師を務めた講演会「ルイスの熊野漫遊記~ラジオと図書館コミュニティ~」があり、催しは終始、盛り上がった。

 羽山悦雄館長は「40年前にこれほどの図書館を造るのはすごい。今後は課題解決のために積極的に町の情報を集め、それらを発信していけるように努めたい」と語った。

(2019年4月26日付紙面より)

「よむよむ」が多くの出し物を披露=17日、那智勝浦町立図書館
ラジオの公開収録の様子
2019年04月26日
3 遺品に親しみ関心高める
 大島小児童がERC訪問  (串本町 )

 串本町立大島小学校(布引伸幸校長)の4~6年生15人が24日、同町姫にあるエルトゥールルリサーチセンター(ERC)を見学した。

 同センターは、2007年から15年まで行われたエルトゥールル号遺品発掘調査で得た遺品を保存処理する現地拠点。引き揚げた遺品総数は8130点あり、高度な処理を要する1606点はトルコ共和国ボドルムにある専門機関へ送り、残りをERCで順次処理している。

 ERCのチーフを務める考古学者ベルダ・リエドさんは、5月に駐日トルコ共和国大使館が開く行事に夫婦で出席する機に作業を進めるため、夫のトゥファン・トランルさんに先駆け23日に来日。2週間の作業期間を持つ中で、大島小の見学を受け入れることとし24日に迎えるに至った。

 作業が始まったばかりで準備が十分整っていないため、今回は処理体験を除いた内容でERCの活動を紹介。リエドさんは同調査におけるERCの位置付けと脱塩処理やロットナンバーによる整理と記録といった作業を説明し、実際にどのような遺品を引き揚げたかを実物や資料を交えて伝えた。砲丸など一部は手袋越しで触れる機会も提供した。児童は重さ13㌔の砲丸を持ち上げたり船釘の大きさや重さに驚いたりしながら、数々の遺品に興味津々。訪問3回目となる山本瑠南さん(6年)は「エルトゥールル号のことは学校でも勉強しているけど、今日は実際に遺品を見たり触ったりして、昔のことだったんだなぁと感じられて勉強になった」と感想を述べた。

 処理作業は体験できなかったが、ロットナンバーでどのように遺品を整理しているかを実際に調べてみたり、小さな釘にまで記されているロットナンバーを同じ大きさで書くことに挑戦したりして活動の雰囲気を体験。リエドさんは現地の子どもが見学に来てくれたことを喜び、今後も訪ねることを希望して紹介を締めくくった。

(2019年4月26日付紙面より)

将士が持ち帰ろうとした横浜焼の遺品の説明を受ける大島小児童=24日、串本町姫
2019年04月26日
4 ホタルはきれいな水が好き
 守る会が出前授業  (神内小 )

 紀宝町のほたるを守る会(蔵本一範会長)は22日、同町立神内小学校(道中朋孝校長、児童60人)で出前授業を実施した。蔵本会長、矢熊敏男副会長、山口和洋さんが全校児童にホタルの生態や保護活動などを紹介した。

 同会はホタルの保護や繁殖、環境美化を目的に24年前に組織。ホタルが飛び交う美しく楽しい町を目指し、生息調査や繁殖に適した環境づくりを進めている。

 出前授業は町内全小学校で取り組んでおり、神内小では1~3年生の低学年と4~6年生の高学年に分けて実施。低学年の授業で道中校長は「ホタルは神内でも見ることができる。しっかり勉強してほしい」と話した。

 矢熊さんは「ホタルはきれいな水や空気が大好き。たくさん飛ぶと人間にも優しい町になる。捕まえて持ち帰らず、自然の中で見てください」。

 5~6月にゲンジボタル、6~7月にヘイケボタルとヒメボタルが飛ぶことを挙げ、「3種類とも神内神社近くで見ることができる」。その見分け方を解説した。

 高学年の時間で山口さんは、「ゲンジボタルは桜が散って最初の雨の日の2日後から、毎日の平均気温の合計が500度に達した日の午後8時ごろから飛び始めるという説がある」と紹介。矢熊さんは「もうすぐゲンジボタルが飛び始めます。地区内で見かけたら守る会に連絡してください。皆さんもホタルの調査員になってください」と呼び掛けた。

(2019年4月26日付紙面より)

光り方などを紹介する守る会の会員=22日、紀宝町立神内小学校
ホタルの生態などを学ぶ高学年の児童
2019年04月26日
5 地元勢県大会出場ならず
 県中学校バスケット選手権紀南予選  
2019年04月26日
6 地元勢姿消す
 春季近畿地区高校野球和歌山県予選  
2019年04月26日
7 串本・潮岬が優勝
 県中学校サッカー選手権地方予選  
2019年04月26日
8 中口和子さんが優勝 なちかつGGCがクラブ大会 
2019年04月26日
9 自然環境保全に功績  「宇久井海と森の自然塾」が環境大臣表彰  (那智勝浦町 )
2019年04月26日
10 大漁と海上安全を願い  目覚山水底神社で明神祭  (那智勝浦町 )
2019年04月26日
11 たくさんタケノコ採れたよ  収穫の喜び体験  (天満保育園 )
2019年04月26日
12 山っ子が海を楽しむ  色川小児童が遠足で地玉の浜へ  (那智勝浦町 )
2019年04月26日
13 水害後初の4500人突破  新宮市の熊野川川舟下り  
2019年04月26日
14 海上安全や大漁願う  孔島鈴島で例大祭  (新宮市 )
2019年04月26日
15 「花まつり」にぎわう  新宮市高田のあやの里  
2019年04月26日
16 大型連休の多客期を前に  海中公園で旅客船安全点検  (串本町 )
2019年04月26日
17 協力金は600円で据え置き  本年度の有料期間決める  (望楼の芝管理運営委 )
2019年04月26日
18 和大生ら田植えなど支援  三尾川で「わかやま援農」  (古座川町 )
2019年04月26日
19 本年度予算を話し合う  古座川町区長連合会が総会  
2019年04月26日
20 笑顔がいっぱい  あったカフェでスクラップブッキング  (串本町 )
2019年04月26日
21 「のびのび育って」  支援セが親子交流会  (古座川町 )
2019年04月26日
22 地蔵拝み諸霊の冥福祈る  成就寺で水子供養会法要  (串本町 )
2019年04月26日
23 記念日テーマに60冊紹介  こども読書週間にちなんで  (串本町図書館 )
2019年04月26日
24 新作おにぎり登場  マイヤーレモン使い  (ウミガメ公園 )
2019年04月26日
25 親子でイチゴ狩り楽しむ  那智勝浦町の太田農園で実施  (JAみくまの共済部 )
2019年04月26日
26 お悔やみ情報
  
2019年04月25日
27 笑顔で暮らせる社会づくり
 民生児童委員協が総会  (新宮市 )

 新宮市民生委員児童委員協議会(福田行男会長)は23日、市福祉センターで本年度総会を開き、事業や予算などを承認した。福田会長は地域の誰もが笑顔で安全に安心して暮らせる社会づくりのために委員活動が期待されるとし「民生委員児童委員は専門職ではなく、行政や専門機関とのつなぎ役だと意識することが大切。無理なく市の福祉の増進に協力を」と呼び掛けた。

 出席委員全員で民生委員の歌『花咲く郷土』を斉唱し、5カ条の民生委員児童委員信条を朗読。来賓として出席した田岡実千年市長は「地域でのネットワークがこれからの地域福祉を発展させる上で大切になる。民生委員児童委員の尽力なくては実現できない。今後とも地域住民の心の支えとして、変わらぬお力添えを」とあいさつした。

 本年度の重点目標は「さまざまな関係機関団体と連携し、課題を抱える住民の支援に積極的に取り組む」「児童問題について早期に対応するため、子育て家庭に対しての情報提供や支援活動に積極的に取り組む」の2点。

 本年度事業計画は▽地区民児協活動の推進▽「民生委員・児童委員の日」活動強化週間の取り組み▽高齢者福祉事業の推進▽児童福祉と母子福祉事業の推進▽研修会の開催―など。「こんにちは赤ちゃん訪問事業」「さわやか朝の声かけ運動」などへの参加協力も行う。本年度一般会計予算は508万4000円。

(2019年4月25日付紙面より)

『花咲く郷土』を歌う民生委員児童委員協議会の皆さん=23日、新宮市福祉センター
福田行男会長
2019年04月25日
28 思いやりの心大切に
 マナーアップキャンペーンで高校生ら  (JR新宮駅 )

 通学中の列車内や駅構内など、公共の場でのモラルとマナーの向上を呼び掛ける「きのくに・さわやかマナーアップキャンペーン」が24日朝、新宮市徐福のJR新宮駅(林正樹駅長)で実施された。高校生や関係者らが利用者に啓発グッズを配布した。

 同キャンペーンは、学生が公共の場所で座り込みや大声で騒ぐなどのマナー違反行為が横行し社会問題となった平成15年から継続している。

 この日は新宮高校と近畿大学附属新宮高校の生徒、新宮警察署、少年補導員、少年相談センター、JR新宮駅社員などが参加。角野敦彦副駅長が「今日お集まりいただいた生徒さんはすでに思いやる心を持っている方々だと思います。取り組みを通して、思いやりのある人を増やして」とあいさつ。生徒らはキャンペーンを知らせるたすきを掛け、ティッシュやクリアファイルなどの啓発物資を渡し声を掛けた。

 近畿大学附属新宮高校の山本雅也さん(2年)は「マナー違反について考えて生活していくことは大切なことだと思いました。活動を通して、県、国、世界にマナーアップの精神が広がればうれしい。またキャンペーンがあればぜひ参加したいです」。

 新宮警察署少年補導員連絡会の柳本利文会長は「あいさつなどが希薄になってきたこの時代に、ちょっとした行動が心を和ませる。この機会にマナーアップに全力投球していただければ」と協力に感謝を述べた。

(2019年4月25日付紙面より)

マナーアップを呼び掛ける生徒ら=24日、JR新宮駅
2019年04月25日
29 隊員6人で有効運用目指す
 無人航空機運用隊を発足  (串本町消防本部 )

 串本町消防本部(寺島正彦消防長)が23日、無人航空機〈ドローン〉運用隊(通称・KATT=カット)を発足した。自治体のドローン運用手法として部隊を結成する形は県内初。寺島消防長は富田祐次隊長(消防司令補)ら職員6人を隊員に任命し、串本ライオンズクラブ(串本LC、小森正剛会長)が託した機体の有効運用を目指して努力するよう促した。

 串本LCは昨年11月、認証55年記念事業の一環で同本部の災害対応力向上を願ってドローン(INSPIRE2)を寄贈。同本部は操縦技術を習得するため、今年1月に国土交通省所定のフライトオペレーター講習を招致して開講。修了した職員6人はその後も自主的にGPS機能がないドローン機体を購入して技術を磨き、運用手法の検討を重ねてきた。その意欲を持って同本部は部隊を発足するに至った。

 通称のKATTは「KushimotoF.D Aerial Shoot Technical Team(串本町消防本部空撮専門隊)」から取ったそうで、隊員の士気を高める趣旨で用いるという。

 この日は寺島消防長ら職員(隊員含む)と田嶋勝正町長、串本LCの小森会長ら3人が出席。寺島消防長が発隊宣言して隊員の任命をし、代表して富田隊長が串本LCへの謝辞を交えて意気込みを掲げた。

 小森会長は託した機体をいざという時に役立てて職員が活躍すること、田嶋町長はこの機体を駆使していち早く対処することをそれぞれ期待して隊員のいっそうの奮起に期待。寺島消防長は発隊に至るまでの多方面の助力に対する感謝を掲げ「今後はわれわれの持てる力と技術、そしてこのドローンを最大限に活用し、積極果敢に現場投入して消防力向上を図り地域住民の安全安心につなげたいと思う」と訓示を述べて隊員の士気を促した。

 式後は飛行展示もあり、同隊は現時点での操縦技術や機体性能を披露。撮影した映像をリアルタイムでモニター表示し、小森会長や田嶋町長らに導入効果の一端を示した。

 同隊は本部指揮隊の要請により出動し、▽災害現場を上空から撮影し(広域的)情報収集▽行方不明者の捜索▽消防職員が進入困難な場所の(局所的)情報収集―などの任務に当たる。

 20~30代が主体の同隊を束ねる富田隊長(44)は当面、撮影を主体にした活動を考えるとし、部隊として一刻も早く災害に対処できるよう、そして今思っている以上に幅広く使えるよう視野を広げながら、いっそうの向上に努めたいと意気込みを語った。

(2019年4月25日付紙面より)

串本LCから託されたドローンの飛行展示=23日、串本町消防防災センター
任命を受ける富田祐次隊長ら隊員
2019年04月25日
30 未成年飲酒防止訴える 新宮小売酒販組合が街頭啓発 

 新宮小売酒販組合(辻良治理事長)などは24日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーンの街頭啓発を実施した。組合員や関係機関の職員ら約30人が買い物客らにチラシとティッシュを配った。

 毎年4月は「未成年者飲酒防止強調月間」。和歌山県全体では2000年から、新宮組合では1993年から街頭キャンペーンを実施している。この日は国税庁のゆるキャラ「イータ君」「マイナちゃん」、県警のマスコットキャラ「きしゅう君」も参加し、買い物に来た親子連れなどに未成年の飲酒防止などを呼び掛けた。

 辻理事長の開会宣言のあと、榎本伸・新宮税務署長、髙砂(たかす)浩之・新宮警察署長、田岡実千年新宮市長があいさつ。田岡市長は「未成年だけではなく、大人に対してもお酒の正しい飲み方を呼び掛けていけたら」と話していた。

 啓発に参加したのは▽新宮小売酒販組合▽新宮警察署▽和歌山税務署▽新宮税務署▽大阪国税局▽新宮納税協会▽新宮市▽新宮市立少年相談センター▽新宮警察署少年補導員連絡会▽日本フランチャイズチェーン協会▽紀南酒造組合―などの皆さん。

(2019年4月25日付紙面より)

買い物客らに未成年飲酒防止を訴える=24日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店
2019年04月25日
31 新宮高校Aが優勝
 第100回紀南バレーボール連盟杯春季大会  
2019年04月25日
32 「近づかないで」  宇久井地区住宅街でアナグマ  (那智勝浦町 )
2019年04月25日
33 宅配利用し見守りサービス  買い物お助けお役立ちカタログ  (那智勝浦町 )
2019年04月25日
34 ひとりでも多くの人救う  5月は赤十字資金募集月間  (新宮市地区 )
2019年04月25日
35 ツツジが開花  新宮港緑地帯で  
2019年04月25日
36 歌や踊りでにぎやかに  熊野ビリケンさん春祭り  (新宮市 )
2019年04月25日
37 弘法大師の遺徳しのぶ  妙法山阿弥陀寺で御影供  (那智勝浦町 )
2019年04月25日
38 青空の下楽しい笑顔  グリーンピア南紀へ遠足  (上野山こども園 )
2019年04月25日
39 住崎にこいのぼりを設置  町全体の盛り上げ願って  (串本ダイビング事業組合 )
2019年04月25日
40 採捕組合に教わって刈る  西向小4年生ヒジキ収穫  (串本町 )
2019年04月25日
41 「触れ合いを大切に」  母子寡婦福祉会が総会  (紀宝町 )
2019年04月25日
42 地域版活動強化方策策定へ  民児協が総会で重点など示す  (紀宝町 )
2019年04月25日
43 杭さん、山田さんが優勝  1年1カ月ぶりグラウンドゴルフ大会  (讃寿会 )
2019年04月25日
44 お悔やみ情報
  
2019年04月21日
45 15人の新議員決まる
 新宮市議選  

4月21日22時18分確定【定数15】

当落得票数候補者名年齢党派現元新
1,341松畑  玄47
1,271上田 勝之53
1,163岡﨑 俊樹34
1,075久保 智敬61
1,053三栗 章史55
985大西  強75
955竹内 弥生58
945榎本 鉄也62
909濵田 雅美53
904前田 賢一71
896東原 伸也53
836松本 光生68
834福田  讓69
769屋敷 満雄72
754大坂 一彦55
752大石 元則64
648池田 稔夫50
341月輪 匡克51
299栗須 政志68
※案分による小数点以下の票は切り捨て。

当日有権者数 24,237人

投票者数 16,905人

無効投票数 174票

投票率 69.75%


2019年04月21日
46 銅板の屋根新しく
 礼殿の改修終え奉告祭  (熊野那智大社 )

 創建1700年記念境内施設整備事業による改修工事が進む那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で19日、礼殿(幣殿と拝殿)や授与所などの改修工事が終わり、竣工(しゅんこう)奉告祭が営まれた。塗り直された朱塗りの建物とふき替えられた銅板の屋根が輝いた。

 同大社の男成宮司をはじめ奉賛会、神社役員、県や町の職員、工事関係者が参列し完成を祝った。

 同事業の概要は、礼殿の改修および銅板屋根ふき替え工事、拝殿、鳥居、宝物殿、長生殿、手水(ちょうず)舎などの塗装工事、祈願所、社務所の改修および塗装工事となっている。事業期間は12月31日(火)まで。

 礼殿は1941年の建築で、雨漏りなどにより木材の傷みが進んでいたことから、2017年11月に工事着工。重要文化財と同等の改修が施された。改修により本殿を臨む幣殿の扉が開かれ、柱や壁面を朱色などで塗り直した。増築が重ねられ多重構造となっていた授与所の屋根は建築当時に近い形に戻し、軒先を伸ばして雨の日の参拝に配慮した。

 男成宮司は「事業は年末まで続きますが、中心施設である拝殿が無事竣工となった。皆さん方や多くの崇敬者のご協力のおかげです」と感謝。「理由は定かではないが、二十数年閉じられていた扉を開けたので、本殿側が見えるようになった。拝殿本来の形かと思います」と話した。

 整備事業では引き続き、鳥居や建物の塗装などが進んでおり、同大社別宮・飛瀧(ひろう)神社の祈願所の改修も予定している。

(2019年4月21日付紙面より)

礼殿の改修を終え、竣工奉告祭が営まれた=19日、熊野那智大社
採光により明るくなった内部
2019年04月21日
47 クロマグロの水揚げ続々
 1隻で12本の漁獲など  (勝浦地方卸売市場 )

 国内有数の生鮮マグロ基地、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場でクロマグロが次々と揚がっている。18日のクロマグロの水揚げは計18本。19日には19本揚がり、ひき縄漁で取れた40~60㌔の小物35本の水揚げもあった。

 高知県の益丸(19㌧、松島基晴船長)は、勝浦港の約500㌔沖で操業。140~200㌔台のクロマグロ12本を漁獲した。うち6本は1回の操業で取ったという。松島船長は「15年前は20本くらい釣れていた。今年は(クロマグロの)出足は遅かったが、5月の連休明けまで頑張りたい」と話していた。

(2019年4月21日付紙面より)

200㌔前後のクロマグロがずらりと並んだ=18日、勝浦地方卸売市場
2019年04月21日
48 一行もてなし親睦深める
 ブルーム・レセプションパーティー  (太地町 )

 太地町公民館で19日夜、同町と姉妹都市提携を結んでいるオーストラリア・ブルームからの学生ら13人を歓迎するレセプションパーティーが開かれた。町関係者やホームステイ先のホストファミリーらがもてなし、親睦を深めた。

 町教育委員会の宇佐川彰男教育長が「ブルームの皆さまにはしっかりと太地を好きになってもらいたい。今日は町民と歓談して楽しい一日にしてください」とあいさつ。山本真一郎町議会議長の乾杯でパーティーが開始された。用意された食事を取りながら、学生と町民が会話や記念撮影するなど交流を楽しんだ。

 学生らが舞台に上がり、日本語で自己紹介。これまでにも太地に訪れている教師のマイケル・レイクさんは「太地町とブルームは大切な関係。この交流が長く続くことを祈っております」と語った。

 同町からは「鯨踊り」と寄水青年同志会による獅子舞が披露され、ブルーム一行は「ショットガン」「ソルトウォーターカウボーイ」の2曲を熱唱し、拍手が送られた。

(2019年4月21日付紙面より)

ブルーム一行が自己紹介=19日、太地町公民館
2019年04月21日
49 悠々と青空泳ぐ
 タウンガーデンにこいのぼり  

 「こどもの日」(5月5日)を前に、新宮市保健センター横の花壇「タウンガーデン」へ一足早くこいのぼりが掲げられた=写真。花壇を管理するボランティアグループ・タウンガーデン(平田裕子代表)が毎年設置しており、6匹が悠々と青空を泳いでいる。

 20日に会員とボランティアら約20人が作業をした。午前中に市内から切って運び出した約16㍍の竹に滑車を付け、こいのぼりを掲げた。敷地内にはチドリソウやポピー、ノースポール、モッコウバラ、シレネなど、色とりどりの季節の花が咲いている。平田代表は「四季折々の花と共に、少しでも楽しんでもらえれば」と話していた。

(2019年4月21日付紙面より)


2019年04月21日
50 鯨骨鳥居が3代目に  太地漁協が感謝込めて再建  (太地町 )
2019年04月21日
51 共に人生100歳を  健人大学開講式4月講座  (新宮市 )
2019年04月21日
52 熱戦展開、大盤解説も  新宮市将棋大会大橋貴洸杯  
2019年04月21日
53 「ぜひ見に来てほしい」  下地さん宅のフジが満開  (那智勝浦町 )
2019年04月21日
54 フジの花を楽しみお茶会  那智勝浦町浦神の民家で  
2019年04月21日
55 愛憎を美で表現  黒木かほさんら自主公演「tone」開催  (熊野市 )
2019年04月21日
56 丹鶴城公園などに出向き  鵜殿小学校が春の遠足  
2019年04月21日
57 河口大橋工事間近で視察  熊野川を川舟で下り  (紀宝町議会 )
2019年04月21日
58 春の例大祭盛大に 熊野本宮大社 
2019年04月21日
59 19人に有権者の審判  いよいよ21日投開票  (新宮市議選 )
2019年04月21日
60 お悔やみ情報
  
2019年04月19日
61 南海トラフ地震を学ぶ
 なぎ看護学校で防災講座  (新宮市 )

 新宮市蜂伏の県立なぎ看護学校(塩路喜英校長)で17日、全学生対象の防災講座が開かれた。講師に、東牟婁振興局の村上健総務県民課長を招き、「南海トラフ地震について」をテーマに学んだ。

 地震や津波などの自然災害発生時の正しい状況判断と対処方を学び、迅速に行動できる能力を身に付けることが目的。同校では、全学生が参加し4月と9月の2回、防災講座および訓練をしている。9月には市消防本部の協力を得て、避難訓練が実施される予定となっている。

 村上課長は「いつ来るかは誰にも分からないが南海トラフ地震は必ず来る」、「発生した場合、西日本全体が大きな被害に遭うため、すぐに助けは来ない」、「今のままでは、地震によりたくさんの犠牲者を出してしまう」と危惧。「自助」「共助」「公助」に加え、それぞれの力で確実に準備をしておけば、地震の被害を少なくすることができると話した。

 内陸(直下)型、プレート境界(海溝)型の地震発生メカニズムについて説明し、阪神・淡路大震災、新潟県中越沖地震、東日本大震災、熊本地震を取り上げた。それぞれの地震での教訓や浮き上がった問題点などを挙げた。

 南海トラフで発生する地震としては、南海、東南海、東海の3地震があり、今年1月現在の研究機関のデータでは、南海トラフを震源とする地震の規模を示すマグニチュード(M)8~9クラスの地震が30年以内に発生する確率は70~80%だと伝えた。3連動地震(M8・7)や南海トラフ巨大地震(M9・1)が発生した場合の震度予測、津波浸水想定などを紹介した。

 地震・津波への備えとして、▽家の中の地震対策(家具や電化製品の固定など)▽木造住宅は耐震診断を受ける(不測の場合は補強工事を)▽沿岸部では津波からの避難が最優先(避難ルートをあらかじめ確認しておく)▽少なくとも3日分の食糧と水の準備を▽防災訓練に参加して地域の防災力を高める▽常に気象状況には気を配る▽土砂災害の前兆を見逃さない▽暗くなる前に避難を始める―などと話した。

 「自助」として防災情報の入手には、防災わかやまメール配信サービス、和歌山県防災ナビアプリの活用、「共助」として自主防災組織や災害ボランティア活動への参加を呼び掛け、「公助」として緊急避難所の安全レベルに応じた分類、津波災害復興計画に事前策定、避難所運営リーダーの養成などがあると紹介した。

(2019年4月19日付紙面より)

村上健課長の講義に耳を傾ける生徒たち=17日、新宮市の県立なぎ看護学校
2019年04月19日
62 体育祭に向けダンス練習 保存会迎えて潮岬中生徒 (串本町)

 串本町立潮岬中学校(堀靖典校長、生徒50人)が17日、ダンス「これぞオチャヤレ岬節」の練習を始めた。5月19日(日)に開く体育祭に向けた取り組みで、この日は中学生として初挑戦となる1年生15人が潮岬節保存会ダンスチームから、じかに指導を受けながら励んだ。

 このダンスは、潮岬節をよさこい調にアレンジした地踊り。同校では体育祭で同保存会による生歌に合わせて踊る形が歴代生徒の伝統になっていて、本年度も1~3年生50人一丸で発表するため事前練習に取り組む。

 本年度の1年生は前年度、潮岬小学校学習発表会に向け自発的にこのダンスを覚えて披露しその延長で今年1月の26日にあったイベント「本州最南端の火祭り」の会場で同保存会ダンスチームと共演した経験を持つメンバーぞろい。中学校での発表は初となるため上級生より一足早く練習を始めたが、序盤から一通り踊って振り付けを思い出し、それを本来の形により近づけるためのポイントをはっきりさせながら向上に努めた。

 この日は同保存会ダンスチームを代表して通し指導に当たる大橋彩子さんと、サポート役のメンバー計4人が来校して直接指導。序盤の腕振りは壮大な波を表すなど振り付けの意味を紹介し、生徒が覚えている振り付けの表現力向上を促すなどした。

 2、3年生は今月25日(木)から練習を始める予定。ゴールデンウイーク後に3学年合同練習、同保存会とのリハーサルをし、体育祭本番で発表する流れとなっている。

 他方、潮岬小は運動会で児童一丸(6年生は踊り手とはやし衆に分かれる)、地域参加も歓迎しながら「正調潮岬節」の輪を描くのが伝統になっている。本年度もゴールデンウイーク明けに同保存会の直接指導を受け、5月26日(日)の発表に臨むという。

  □     □

■初夏の運動会体育祭日程

 串本町と古座川町では合わせて11校が初夏の運動会や体育祭を挙行する。日程は次の通り。

【5月】

■18日(土)

▽串本西中

▽高池小

■19日(日)

▽潮岬中

■25日(土)

▽大島小

▽西向中

▽古座中

■26日(日)

▽潮岬小〈こども園と合同実施〉

▽三尾川(みとがわ)小〈三尾川運動会に参加〉

【6月】

▽串本西小

▽串本小

▽出雲小〈出雲地区協賛〉

(2019年4月19日付紙面より)

潮岬節保存会ダンスチームの指導を受け練習に励む1年生=17日、串本町立潮岬中学校
2019年04月19日
63 交流深める「いっぷく亭」
 町ぐるみで地域支援  (紀宝町 )

 紀宝町地域包括支援センターは町社会福祉協議会やボランティアと連携して、地域支援事業を展開している。

 在宅医療や介護連携、認知症施策の推進をはじめ、地域とのつながりを目的に鵜殿地区で8日に発足した「かわりない会」への支援などさまざまだ。

 その一つが毎月開催する「カフェいっぷく亭」。本年度から町社会福祉協議会が事務局を務めている。

 2016年度からスタートした。当初は認知症の人やその家族、専門職、地域住民らが集い、認知症への理解を深め、交流を目的にしていた。

 現在は認知症の人に限らず、地域住民の集まりの場と位置付け、奇数月は大里地区、偶数月は鵜殿地区で開いている。

 認知症への理解を深める研修を受けた25人で「てまりの会」を結成し、サポーターとしてカフェを運営。毎回、参加者が楽しめる企画を用意している。

 サポーターの女性は「毎月内容を考えるのは大変ですが、参加者が楽しんでくれると私たちもうれしい」。各テーブルに人形や花を飾るなど、おもてなしにも気を配っている。

 17日には鵜殿地域交流センターで開催した。参加者10人とサポーター16人が集まり、楽しい時間を過ごした。

 今回サポーターが用意した企画は「ラケットでボール回し」。バドミントンのラケットを握り、ゴムボールや風船を回し合った。

 手のひら体操や百歳体操に取り組んだ他、全員で『おぼろ月夜』『夏は来ぬ』を歌った。テーブルを囲んで温かいコーヒー、お茶を飲みながら家族や地域などの話題で盛り上がった。

 同センターでは今後も継続して開催する予定で、「ぜひご参加ください」と呼び掛けている。

(2019年4月19日付紙面より)

ボール回しを楽しむ参加者とサポーター=17日、紀宝町の鵜殿地域交流センター
2019年04月19日
64 少しでも役に立てれば
 全国6市町に支援金  (那智谷遺族会 )

 那智勝浦町の那智谷大水害遺族会の岩渕三千生代表が17日、同町役場を訪れ、堀順一郎町長に被災地への支援金などを手渡した。町を通じて全国の被災地に送られる。

 昨年9月の総会で、地震や豪雨で被害を受けた全国6市町への被災地支援を決めた。送金額はそれぞれ5万円。遺族会発行の災害記録写真集「紀伊半島大水害」の売上収益の一部を充てた。

 写真集と町が製作した啓発用DVD「私たちは忘れない 紀伊半島大水害のこと」も郵送する。

 支援先は、災害NGO結(ゆい)の前原土武(とむ)さんのアドバイスにより、那智谷とよく似たケースの被災地区を持つ市や町に決まった。前原さんは被災地でのボランティア活動を全国的に展開しており、那智谷の被災時には3年にわたり支援した。

 岩渕代表は「これまでは現場に赴き手渡していたが、町を通すことで役場間の交流も生まれると考えた。復旧、復興に少しでも役に立てたら。次の令和の時代は平穏であってほしい」と話した。

 送付先は▽大阪府・茨木市役所(大阪北部地震)▽北海道・厚真町役場(北海道地震)▽福岡県・朝倉市役所(九州北部災害)▽岡山県・倉敷市役所(西日本豪雨災害)▽広島県・坂町役場(同)▽愛媛県・宇和島市役所(同)―となっている。

(2019年4月19日付紙面より)

支援の思いを堀順一郎町長(左)に託す岩渕三千生代表=17日、那智勝浦町役場
2019年04月19日
65 平成最後の熊野詣でへ  三山など目指し360㌔歩く  
2019年04月19日
66 208人が熊野へ  スターレジェンド入港  (新宮市 )
2019年04月19日
67 認知症についてのあれこれ  環境問題研究会が4月例会  (新宮市 )
2019年04月19日
68 「住民のよき相談相手に」  福祉委員に8地区289人を委嘱  (新宮市社会福祉協議会 )
2019年04月19日
69 新1年生に防犯教室  下里小でスタート  (那智勝浦町 )
2019年04月19日
70 詐欺被害防止対策学ぶ  勝浦赤十字奉仕団が研修  (那智勝浦町 )
2019年04月19日
71 110組が競い合う  青少年の家でペアマッチ大会  (串本町 )
2019年04月19日
72 卒業50周年を機に同窓会  旧古座高校の第20期生  (串本町 )
2019年04月19日
73 大きな声で「助けて!」 警察官と防犯教室 (うどの幼稚園)
2019年04月19日
74 有権者200人に聞く  「投票候補を決めていない」71人  (新宮市議選 )
2019年04月19日
75 お悔やみ情報
  
2019年04月04日
76 観光交流の拠点に 7日、オープンに先立ち内覧会 (新宮市・旧チャップマン邸)

 新宮市商工観光課は7日(日)、同市新宮の旧チャップマン邸の内覧会を開催する。午前9時から午後4時まで施設内を自由に見学できる。19日(金)のオープン後は、建物の観覧や文化イベントの開催などを通して、観光客や市民が交流できる観光施設として活用していく。

 旧チャップマン邸は、大正時代を代表する文化人で新宮市名誉市民の西村伊作(1884~1963年)が米国人宣教師のE・N・チャップマンのために設計、1926(大正15)年に建設した洋風建築物。戦後から78(昭和53)年まで旅館「有萬(あるまん)」として使われており、市出身の芥川賞作家・中上健次(1946~92年)が執筆活動をした建物としても知られている。2015(平成27)年に同市に無償譲渡された。築90年以上が経過していたことから老朽化が激しく、市は昨年5月から耐震補強改修工事を進めていた。

 改修工事では旅館として利用する際に増築した部分を撤去(1階キッチン部分除く)し、施設利用者、職員共用の多目的トイレを新設。さらに大正時代の建設当時の姿を再現するため、可能な限り既存の部材を修復し再利用したり、空調機器は立ち入り禁止の3階や倉庫などに設置するなど配慮した。

 勢古口千賀子・商工観光課長は「建設当時の食器棚など、当時をしのんでもらえれば。観光交流施設として広く楽しんでいただき、新宮の歴史や文化を感じていただきたい」と内覧会参加とオープン後の利用を呼び掛けている。今後は「国の文化財」という付加価値を付けるため、登録有形文化財登録に向け、関係機関などと協議しながら申請を進めていく予定。

 7日の内覧会では、午前10時と午後1時30分から、2部制で西村記念館・旧チャップマン邸の会事務局長の西山修司さんによる説明会もある。先着30人。申し込みは不要。駐車場がないため、公共交通機関を利用する。問い合わせは市商工観光課(電話0735・23・3333)まで。

  □     □

■旧チャップマン邸利用について(19日から)

開館時間:午前9時~午後5時(貸館利用は午後9時まで)

休館日:月曜日、祝日の翌日、12月29日~1月3日

入館料:無料。会議などのため使用する場合は料金を徴収する。

使用料(1部屋につき):午前9時~午後1時、午後1時~5時=1000円、午後5時~9時=1500円

(2019年4月4日付紙面より)

観光交流施設としてオープンを控える旧チャップマン邸=2日、新宮市新宮
16平方㍍の交流スペースからは、庭に出ることも可能
2019年04月04日
77 お釈迦様の誕生祝う
 熊野山禅定林寺で「花まつり」  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町大野の熊野山禅定林寺(西村祖融住職)で3月30日、お釈迦(しゃか)様の誕生を祝う「花まつり」が開かれ、子どもたちを含め、約60人が参拝した。

 同寺が設立されてから毎年恒例の行事で、今年で20回目を迎える。一般には4月8日に営まれるが、地域の人たちが集まりやすいよう休日に開かれている。同寺庭園の花々が咲き誇り、西村住職は「花も楽しんでいってほしい」と話した。

 西村住職と西村祖心さんは「法要散華」の儀式で参拝者の頭上に花びらを散らし、参拝者は祭壇の前で手を合わせ、釈迦小像に甘茶を掛けた。

 毎年恒例の祖心さん手作りの紙芝居もあった。今年は「かさこじぞう」が披露され、参列者の心を和ませた。

 西村住職は「人は悪と仏の二つの心を持っていて、仏の心で日々行動できるよう修行している」と話し、祖心さんは「自分の性格は自分がつくってきたもので、自分で変えられる」と話し、法話の中に多くの教訓が込められていた。

 その後、お茶やお菓子の振る舞いがあり、ビンゴゲームや輪投げが催された。

(2019年4月4日付紙面より)

参拝者の頭上に花びらを散らす「法要散華」を行う西村祖融住職(左)と西村祖心さん=3月30日、那智勝浦町大野の禅定林寺
祭壇の前で手を合わせ釈迦小像に甘茶を掛ける参拝者
2019年04月04日
78 キカラシが見頃迎える
 飛雪の滝キャンプ場近くで  

 紀宝町浅里地区の休耕田でキカラシが見頃を迎えている。

 浅里環境美化協議会(尾鼻展央会長)と町が景観づくりと観光誘客を目的にした取り組み。3年前から年間を通じて耕作が行われていない休耕田に景観作物を植え、観光スポットとしてPRしている。

 場所は飛雪の滝キャンプ場近く。同協議会が昨年秋に種をまいた。キャンプ場周辺でソメイヨシノが開花し、満開のキカラシと桜を同時に楽しむことができる。

 同協議会では「浅里地区は『にほんの里100選』に選出された風光明媚(めいび)な農村であり、飛雪の滝をはじめ、さまざまな観光スポットがある。ぜひ、足を運んでいただき、地区の魅力を知ってください」と呼び掛けている。

 毎年、開花を楽しみにしているという地元の女性は「今年もきれいに咲きましたね」と話していた。

(2019年4月4日付紙面より)

キカラシの花が咲き誇る=2日、紀宝町浅里
2019年04月04日
79 買い物客に投票呼び掛け
 選管が街頭啓発  (和歌山県議選 )

 投開票が7日(日)に迫った和歌山県議会議員選挙。県選挙管理委員会事務局東牟婁分局(田堀国浩分局長)は3日、串本町串本のAコープVASEOで街頭啓発を行い、買い物客らに投票を呼び掛けた。

 職員らが買い物客に期日前や当日の投票を促すために物資を配布し啓発。田堀分局長の代理として共に啓発した東牟婁振興局地域振興部の林俊和副部長は「7日の投票日には棄権することなく、責任ある一票をお願いしたい。18、19歳の方にも積極的に参加していただけたら」と語り、当日の投票が無理な場合は期日前投票も勧めた。

 期日前投票は先月30日より受け付けており、2日現在の東牟婁郡選挙区では那智勝浦町1079人、太地町236人、古座川町171人、北山村48人、串本町1232人の計2766人が投票を済ませている。

(2019年4月4日付紙面より)

買い物客らに投票を呼び掛ける選管職員=3日、串本町串本のAコープVASEO
2019年04月04日
80 51人が昇級・昇段
 県弓道連盟段級審査会  
2019年04月04日
81 サッカーの楽しさ学ぶ
 WFAキッズフェスティバル  
2019年04月04日
82 春季近畿大会予選を前に
 紀南十高校春季野球リーグ戦  
2019年04月04日
83 サイクリングマップ英語版が完成  和歌山県  
2019年04月04日
84 地域の協力が絶対不可欠  避難所運営リーダー養成講座  
2019年04月04日
85 「皆の力を合わせて」  美熊野福祉会が入社式・辞令交付式  (新宮市 )
2019年04月04日
86 一日でも早く戦力に  キナン入社式で11人が成長誓う  
2019年04月04日
87 新入児26人が仲間入り  宇久井保育所で入所式  (那智勝浦町 )
2019年04月04日
88 新しい園生活始まる  2保育園で入園式、始業式  (那智勝浦町 )
2019年04月04日
89 当選者の横顔  和歌山県議選・新宮市選挙区  
2019年04月04日
90 34人が交流深める  くろしお児童館でドッジボール大会  (新宮市 )
2019年04月04日
91 音楽で楽しいひととき  グランドール紀の風で慰問ライブ  (新宮市 )
2019年04月04日
92 熊野三山巡り満喫  スターレジェンド入港  (新宮市 )
2019年04月04日
93 古田で山菜採りや川釣り  主催事業で家族連れ22人  (潮岬青少年の家 )
2019年04月04日
94 3月定例会一般質問(終)  古座川町議会  
2019年04月04日
95 自主返納者に運転卒業証  白浜署と共に交付始める  (串本警察署 )
2019年04月04日
96 紀南果樹研究室長に伊藤寿氏  三重県  
2019年04月04日
97 統合で地域振興課  熊野市人事異動  
2019年04月04日
98 新しい友達できるかな  町立保育所で一斉に入所式  (紀宝町 )
2019年04月04日
99 鵜殿運動場で竣工式  テープカットで完成祝う  (紀宝町 )
2019年04月04日
100 お悔やみ情報