ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:64件の記事がありました
【検索ステータス】 
2021年07月30日
1 野澤さん、ファイナリストに
 大賞目指し投票呼び掛け  (わたぼうし音楽祭 )

 佐野駅から電車に乗って太地で降りる

 雨の日はバス 晴れの日は歩いてハイツに帰る

 道の駅を通る トンネルをくぐる

 ガソリンスタンドを曲がる

 ガソリンスタンドのおっちゃん

 いつも手をあげてくれる

 毎日僕はこんなにしています

 仕事に行っています

  □     □

 新宮市佐野の社会福祉法人いなほ福祉会ワークショップゆう(野々江美管理者)の利用者で太地町在住の野澤大輔さん(36)の作品「僕の一日」がこのほど、「~障害のある人たちの心を歌う~第46回わたぼうし音楽祭」(奈良たんぽぽの会主催)の「作詩・作曲の部」で入選を果たした。音楽祭の様子は8月1日(日)に動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信され、視聴者らの投票により各賞が決定される。

 障害のある人が書いた詩にメロディーを付けて歌う同音楽祭は、1976年に奈良県で誕生した。生きることの喜びや悲しみ、命の尊さ、人間の素晴らしさなど、障害のある人たちが書く詩を通して、社会の理解と共感を深める目的で全国各地で開催されており、今年で46回目を数える。

 45周年を迎えた昨年、新型コロナウイルス感染症の影響で音楽祭はインターネットで開催。いまだ終息のめどが立たない情勢を鑑み、今年も昨年に引き続きネット上での開催となった。

 熊野地方で活躍するフォークデュオ「ヤブシン」の藍田真一さんにギターを師事し、2013年に誕生したバンド「ハリケーン」でギターとボーカルを担当する野澤さんの元に、同音楽祭の入選通知が届いたのは5月下旬。「作詩の部」361点、「作詩・作曲の部」319点の応募数の中、初めての応募で見事、8組のファイナリストの1人に選ばれた。

 歌詞では「今日はパンどんなけ焼くんかな?」「(バスに)いつものおばちゃん乗ってないな どうしたんかな? 病気かな? さびしくなった」「佐野で降りる 『おはよう』って声掛けてくれる うれしいな 今日も一日頑張ろう」「おやすみグナイ!! いい夢見てね」など、野澤さんの日常と、日々の中で感じたことなどを方言を盛り込みつつ紹介。伸びやかな声で歌い上げている。

 一報を聞き「うれしかった」と笑顔を見せる野澤さん。「つい」応募してみたら入選した、とはにかみながらも「一生懸命作りました。投票お願いします」。

 「第46回わたぼうし音楽祭」は8月1日午後2時からユーチューブ「わたぼうしチャンネル」で配信される。野澤さんは3時ごろ出演予定とのこと。野々管理者は「多くの人に応援していただければ」と視聴を呼び掛けている。

(2021年7月30日付紙面より)

音楽祭の視聴と投票を呼び掛ける野澤大輔さん=新宮市佐野
わたぼうしチャンネルのQRコード
2021年07月30日
2 職員2人が感染
 外来診療を休止、院長がコメント  (那智勝浦町立温泉病院 )

 那智勝浦町天満の町立温泉病院(山本康久院長)は29日、同病院に勤務する委託業者職員2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。現在、同病院では外来診療と救急患者の受け入れを休止している。

 同病院によると、陽性が確認されたのは20代と30代の女性職員。20代女性は26日から咽頭痛があり、28日に同病院の発熱外来を受診。PCR検査の結果、陽性と判定された。

 30代女性は無症状だったが、上記職員との接触歴があったため28日に同病院を受診し、PCR検査を受け陽性が分かった。20代女性は患者と直接接する業務には当たっていないが、30代女性は26日午後に整形外科外来の診察室で従事したという。

 同病院では、当該職員と濃厚接触したと思われる職員については当面の間自宅待機を命じている。また、28日午後から救急を含む外来診療、新規入院の受け付けを中止し、当該職員の執務場所などの消毒作業を実施。院内に従事する全職員のPCR検査を実施し、全員の陰性を確認した上で療養環境が整い次第、外来診察・入院受け付けを再開していくとのこと。

 同病院は、26、27日に外来受診などで病院を訪問した人で、発熱や風邪の症状がある人は同病院へ連絡するよう呼び掛けている。

  □     □

■山本院長コメント

 当院に勤務する職員2名が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。このことを受け、7月28日午後より救急を含む外来診療・新規入院の受け付けをすべて中止しています。

 当該職員は現在入院中で、当該職員と濃厚接触したと思われる職員は当面の間自宅待機を命じました。また当該職員が業務を行った場所などの消毒作業を実施したほか、院内に従事するすべての職員のPCR検査を実施しています。

 全員の陰性を確認し、療養できる環境が整いましたら、外来診療・入院受け付けを再開します。この間、患者さまをはじめ多くの方々にご迷惑をおかけしますが、院内感染を防止するための措置ですので、何とぞご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

 また、7月26、27日に当院へ来られた方で、発熱や風邪の症状などがある方は、当院へご連絡ください。

 入院・外来に来られる皆さまに、これまで通り安心して診療を受けていただけるよう、院内感染防止を一層徹底してまいります。

(2021年7月30日付紙面より)

2021年07月30日
3 “ウィズコロナ”の取り組みへ
 第3次地域福祉(活動)計画に向け  (紀宝町 )

 紀宝町と町社会福祉協議会は、今後5年間の福祉向上につながる「第3次地域福祉(活動)計画」策定に向けて、26日、町福祉センターで第1回合同委員会を開いた。今後のスケジュールを確認し、研修会やグループワークで委員同士が福祉への理解を深めた。

 地域福祉(活動)計画は「みんながふだんのくらしをしあわせに感じるまちへ」を基本理念とし、2010年度に初めて策定。5年ごとに見直しを進め、第2次計画は16~20年度に実施した。

 新型コロナウイルス感染症により、今後、新しい生活様式へ移行するとともに、地域福祉活動も「ウィズコロナ」に対応した新たな取り組みが求められている。

 第3次計画はこれらを踏まえ、来年度からの5年間に地域福祉の課題解決に取り組み、誰もが安心して暮らし続けることができる地域づくりを進めるもの。12月までに素案をまとめ、来年1月の第3回合同会議で最終確認する。

 委員は住民代表や町内外の各組織の代表ら27人で構成し、策定委員会と作業部会でそれぞれ(活動)計画を進める。策定委員会は皇學館大学現代社会学部の大井智香子准教授を委員長、町民生委員児童委員協議会の濵口啓会長を副委員長、作業部会は町ボランティア・市民活動センターの久原章作さんを委員長、町民生委員児童委員協議会の樫山恵美さんを副委員長に選出した。

 第1回合同委員会で町福祉課の池田英治課長が「地域福祉にご理解とご協力を」とあいさつ。町社協の木下起査央会長は、12月までの完成を目指して協力を呼び掛けた。

 グループワークでは「コロナ禍で施設に入所する家族に会えない」「新型コロナウイルスに対応した防災訓練や避難所運営も大切」「デジタル化が進むが、福祉は人と人との対話が大事」「いま一度、原点に戻って家族や福祉について見直す時期ではないか」などの意見があった。

(2021年7月30日付紙面より)

「第3次地域福祉(活動)計画」策定に向けて協議を開始=26日、紀宝町福祉センター
2021年07月30日
4 駐車場とスロープを新設
 警備員配置し工事が開始  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は27日、役場庁舎玄関前に9台分の駐車場設置のための整備工事を開始した。それに伴い庁舎玄関入り口の一部を閉鎖し、庁舎前の町道は午前9時から午後5時までの間、通行止めとなる。

 同工事は庁舎にある花壇と玄関の旧スロープを撤去し、駐車場となだらかなスロープを新設するもので、工期は9月22日(水)まで。予算は948万9000円で今年の3月議会で可決された。

 同町によると、これまでの旧スロープは古く、急な傾斜だったことから現在の基準に合わせたものを設置するという。また、駐車場は紀陽銀行の現金自動預払機(ATM)側に屋根が完備された障害者用駐車場を1台分、通常タイプの駐車場を8台分設置するとした。

 工事期間中は警備員を配置し、周辺の安全確認を行う。車椅子での来庁者に対しては警備員が町に連絡を入れ、仮スロープを用いて町職員がサポートなどに当たるという。

 同町では「工事期間中は町民の皆さまにご迷惑をお掛けいたしますがご了承ください」と話している。

(2021年7月30日付紙面より)

工事開始に伴い通行止めとなった=那智勝浦町の役場庁舎前
2021年07月30日
5 「盤珪語録を読む」不生禅とはなにか  横田南嶺老師が本出版  
2021年07月30日
6 コロナ禍の防災や経済対策  新宮市議会総務建設委員会  
2021年07月30日
7 自転車で出会う熊野の魅力  PR動画第2弾公開中  
2021年07月30日
8 1位に松本武則さん  写連新宮支部7月例会  
2021年07月30日
9 お化け屋敷でヒヤッ  木の川認定こども園で夏祭り  (新宮市 )
2021年07月30日
10 色とりどりの花やビーズ  浮島児でハーバリウム教室  (新宮市 )
2021年07月30日
11 交通ルールを守ろう  小学1年生にファイル寄贈  (紀宝地区安協 )
2021年07月30日
12 知られざる街道を紹介  内山裕紀子さん「松坂道」を語る  (熊野市 )
2021年07月30日
13 防災・危機管理体制の充実図る  トップフォーラムin三重  
2021年07月30日
14 夏の囲碁大会で18人が熱戦  南紀串本七夕会  
2021年07月30日
15 野生動物への注意を促す  警察と建設会社が連名で  (串本町 )
2021年07月30日
16 2年生3人が考えなど発表  高校生フォーラムに参加  (串本古座高校 )
2021年07月30日
17 お悔やみ情報
  
2021年07月28日
18 17の国・地域の高校生集う
 アジア・オセアニアフォーラム  (和歌山県 )

 日本を含めた17の国と地域の高校生が集う「世界との対話と協働:アジア・オセアニア高校生フォーラム」が26日、オンラインで開幕した。新宮・東牟婁地方からは県立新宮高校と串本古座高校から計5人が参加。3日間のプログラムを通じて津波・防災や食糧問題といった世界共通の課題について意見交換し、相互理解を深めていく。

 和歌山県、県教委など主催。各地の高校生と交流する中でグローバルな視野で物事を捉える力を養い、国際社会で活躍できるリーダーの育成を図ることが目的。

 本年度の参加者は過去最多の85人。参加国はインドやオーストラリア、シンガポール、台湾などで、和歌山県内からは14校47人、県外からは10校10人が出席する。

 仁坂吉伸知事は開会に当たり、駐ブルネイ大使として海外で生活した経験に触れ「高校生の皆さんには海外の仲間との出会いを大切に、積極的に自分の意見を発表し、フォーラムを楽しんでほしい」とあいさつした。

 プログラムは全て英語で行われる。高校生たちは▽津波・防災▽環境▽観光・文化▽教育▽食糧問題―の五つの分科会に分かれて各地の取り組みや自らの意見・提案などを発表し、議論を重ねる。

 フォーラムの様子は動画でライブ配信されており、視聴に関わる事前登録は不要。視聴用URLは和歌山県国際課ホームページで確認できる。

(2021年7月28日付紙面より)

各国の高校生が順番に自己紹介
フォーラムに参加する水本実玖さん=26日、新宮市の県立新宮高校
2021年07月28日
19 疫病終息祈願し笛と舞奉納
 平野恵子さんと藤紀実美さん  (熊野那智大社 )

 愛知県名古屋市在住の平野恵子さんと新宮市在住で日本舞踊藤紀流家元の藤紀実美さんが25日、那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)の別宮・飛瀧(ひろう)神社でしの笛演奏と舞の奉納を行った。疫病終息と地域繁栄を祈願したもので、平野さんのしの笛が境内に鳴り響く中、藤紀さんが華麗な舞を踊った。

 那智勝浦町出身の平野さんは愛知県や熊野地方を拠点にさまざまな活動をしており、熊野古道大辺路「駿田(するだ)峠」の加寿(かす)地蔵尊(同町湯川笹ノ子)の世話人会のメンバーとして、催しの運営や司会なども務めている。

 藤紀さんは3歳から祖母である宗家に師事し、高校2年生で襲名披露を行い、後継者となった。和歌山県新舞踊連盟理事や新宮市文化協会理事などを務め、熊野地方で約50人の生徒を12カ所の教室で指導している。

 二人によると、奉納は前述の祈願とともに、自然への敬意と過去やこれから、全ての縁に感謝する気持ちを持って実施したという。

 当日、平野さんと藤紀さんに加え、関係者らが集まり正式参拝を行い、小賀真樹禰宜(ねぎ)が神事を執り行った。

 続いて、那智の滝を前に平野さんが「遠いうた」「テルーの唄」を演奏。その笛の音色に合わせて、藤紀さんが日本舞踊とは異なる自由な舞を表現した。

 奉納を終え、平野さんは「歴史が深い那智の滝で奉納ができて良かった。コロナ終息や地域繁栄を祈願するとともに、紀伊半島大水害から10年が経過するため、その鎮魂の思いを込めさせていただきました」。

 藤紀さんは「平野さんと二人で行う際は『見せる』に重きを置いていない。笛に合わせて『思い』で舞を作り出しているため、心の中を動きに表している。こういう時期だからこそ、少しでも祈りが届いてほしい」と語った。

 今後について二人は「コロナ終息後は二人でさらなるチャレンジを続けていきたい」と声をそろえた。

 小賀禰宜は「コロナ終息はわれわれも大いに願っているため、それを祈願しながらのご奉納は大変ありがたい」と話していた。

(2021年7月28日付紙面より)

平野恵子さんのしの笛が鳴り響いた=25日、熊野那智大社別宮・飛瀧神社
笛の音色に合わせて、さまざまな思いを舞で表現した
2021年07月28日
20 効率化生かして向上目指す
 新しい庁舎で通常業務開始  (串本町 )

 串本町が26日、サンゴ台690番地の5に建設した新しい庁舎で町長・議長・教育長の各部局業務を始めた。今後はこの庁舎を本庁舎と位置付け。企画課ロケット推進室を除く各部局関係各課を一つ屋根の下に集約した形で、第一歩を踏み出した。

 新しい庁舎は築63年を経た旧本庁舎本館の更新を目的とし、2005年の自治体合併時の考え方も踏まえて建設。くしもと町立病院奥の埋め立て造成地に用地を得て今年5月に完成し、以降複数の施設に分散していた各課の集約移転を進めて開庁へとこぎ着けた。

 新しい庁舎での業務開始に当たり、田嶋勝正町長は庁内放送を交えて訓示。各課集約がもたらす業務の効率化を生かして住民サービスのいっそうの向上を目指すこと、併せて住民が新しい庁舎に慣れるまで積極的に来庁者に声を掛けることや新しい庁舎は数十年以上使うまちの財産でありきれいに保つよう心掛けることを職員に求めた。

 同日付でコミュニティバスも新しい庁舎を四つある路線共通の端とする運行形態に変更。開庁と同時に町民らが来庁し、用事と併せて真新しい庁内を見学する姿が見られた。大字串本にある旧本庁舎は、津波避難ビル機能を備えた県営住宅建設用地とするため近日中に取り壊しを始める。旧古座分庁舎は同推進室を残し、ロケット振興事業の拠点として内部改修に着手する。

 集約移転の影響緩和措置として、旧本庁舎最寄りの文化センター内と旧古座分庁舎内に各種証明書交付や医療券の発行などに対応する窓口を26日付で新設。対応内容の詳細は広報くしもと7月号を参照。新しい庁舎に入居する紀陽銀行串本支店は8月2日(月)付で開業する。

 田嶋町長は新しい庁舎について、着実に災害対策本部設置を目指せる点で町民に安心安全を届けられると意義の一端をコメント。

 主に活用する職員に向け「効率が良い素晴らしい職場で仕事ができることへの感謝を住民サービスにつなげる気持ちで頑張ってほしい。そして施設をきれいに。まちの皆さんの財産という意識を持てば、例えばポスターは壁に貼らずイーゼルに乗せるとか(壁を汚さない)アイデアも出てくる。そういった工夫をしてほしい」など期待を寄せた。

(2021年7月28日付紙面より)

新しい庁舎での業務開始に当たり訓示する田嶋勝正町長=26日、串本町サンゴ台の役場本庁舎
新しい庁舎内の窓口をさっそく利用する住民
2021年07月28日
21 日本サッカー応援写真展
 8月6日まで、新宮市役所  

 熊野三山協議会(会長・田岡実千年市長)は、東京オリンピックに挑むサッカー日本代表の応援企画として、新宮市役所1階ギャラリーで「東京オリンピックサッカーU―24男子代表・なでしこジャパン応援写真展」を開催している=写真。展示は土・日・祝日除く8月6日(金)までを予定している。

 同協議会は、熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社、那智山青岸渡寺の三山一寺と新宮市、那智勝浦町、本宮町などで構成され、熊野の持つ歴史文化を広く情報発信し、地域の活性化を図る団体。

 熊野のご神鳥「八咫烏(やたがらす)」と日本サッカー界のシンボル「三足烏」との関係から、多くのサッカー関係者と交流を深めている。

 女子は27日、男子は28日に、グループステージ突破を目指し、それぞれチリ(女子)、フランス(男子)と対戦する。

(2021年7月28日付紙面より)


2021年07月28日
22 山口酒店が優勝 第168回職場対抗ボウリング大会 
2021年07月28日
23 新宮が初戦快勝
 関西女子サッカー兼プレU―18リーグ  
2021年07月28日
24 かれんに咲くスイレンを観賞  さつきサロンがお出掛け  
2021年07月28日
25 日本舞踊で地域に元気を  美栄の会が「浴衣ざらい」  (紀宝町 )
2021年07月28日
26 ゲームで楽しく英語を学ぶ  鵜殿保にALT2人を招き  (紀宝町 )
2021年07月28日
27 歴史や文化の理解深める  子どもの村学園が体験学習  (太地町 )
2021年07月28日
28 人権尊重の地域社会築く  新宮市人権尊重委員会が総会  
2021年07月28日
29 にぎやかな声響く 宇久井保でお楽しみ会 (那智勝浦町)
2021年07月28日
30 5種目の競技を楽しむ  中央児童館で「ミニオリンピック」  (新宮市 )
2021年07月28日
31 「土」への理解深める  庵野組が特別授業  (新宮市 )
2021年07月28日
32 区長4人に知事感謝状  古座川町  
2021年07月28日
33 職員の審査請求棄却と答申  特別委報告翻し決す  (古座川町議会 )
2021年07月28日
34 大前の儀で礼を尽くす  河内神社例祭「河内祭」  (古座川河口域 )
2021年07月28日
35 課題達成目指して挑戦 東大・中須賀真一教授迎え (県宇宙教育研究会)
2021年07月28日
36 お悔やみ情報
  
2021年07月18日
37 10人の新議員決まる
 太地町議選  

7月18日21時02分確定【定数10】

当落得票数候補者名年齢党派現元新
296筋師 光博63
257塩崎 伸一71
223福田 忠由44
201花村  計47
189三原 勝利83
181水谷 育生64
180漁野 尚登64
158久原 拓美73
142森岡 茂夫70
142海野 好詔67
115宮川  茂70


当日有権者数 2,661人

投票者数 2,105人

無効投票数 21票

投票率 79.11%


2021年07月18日
38 クジラと空間を共有
 くじら浜海水浴場でイベント  (太地町 )

 太地町のくじら浜海水浴場で17日から、ハナゴンドウと一緒に泳げるイベント「くじらに出会える海水浴場」が始まった。初日には家族連れなど112人が訪れ、クジラと触れ合った。時間は午前11時からと午後1時からの1日2回で各15分程度。期間は8月17日(火)まで。無料。

 ネットで仕切った入り江の海水浴場に2頭のハナゴンドウを入れたいけすを設け、1日2回このいけすからハナゴンドウを放す。海水浴を楽しみながら自然に近い状態で小型クジラが観察できる。2008年から始まり、今年で13回目。

 ハナゴンドウは雌のニール(体長291㌢、推定体重380㌔、推定18歳)と、雄のシロ(297㌢、推定体重380㌔、推定25歳)の2頭。

 今年は新型コロナウイルス感染防止対策で網いけすに特設ステージは設置しない。

 13日、クジラを搬入した際に同館の稲森大樹副館長は「今年は感染症対策を設けた上でのオープンとなる。お客さまとクジラが同じ空間を共有できるので楽しんでほしい」と語っていた。

(2021年7月18日付紙面より)

クジラを間近で観察できる=17日、太地町のくじら浜海水浴場
2021年07月18日
39 献血への協力呼び掛け
 保健所、赤十字血液センターが啓発  (和歌山県 )

 7月は「愛の血液助け合い運動」月間。期間中の17日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店では新宮保健所と和歌山県赤十字血液センターの職員らが啓発活動を実施。買い物客らに献血への理解と協力を呼び掛けた。

 厚生労働省が都道府県、日本赤十字社と協力して実施する運動で、期間中には国内の血液事業を安定的・継続的に維持し、血液製剤の国内自給を確保するための取り組みが全国各地で行われている。

 厚労省によると、近年では少子高齢社会の影響などにより、10年間で10~30代の献血者数が約34%減となるなど、若年層の献血者が減少傾向にあり、今後少子高齢化が進むと、ますます将来の安定供給に支障を来す恐れがあるとされている。

 この日の啓発では、新型コロナウイルス感染防止の観点から、物資配布による活動を自粛。手持ち看板などを手にした職員らが、マスク越しに献血への協力を呼び掛けたほか、献血バスによる献血も受け付けた。

 県赤十字血液センター紀南出張所の北川裕基主事は、長引くコロナ禍で人が集まるイベントの自粛が続いていることにより、移動献血を実施する機会が減少しているといった現状に触れ「献血は不要不急の外出には当たりません。ぜひご協力を」と呼び掛けている。

 同所における次回の献血は8月21日(土)。時間は午前10時~正午と午後1時~4時まで。和歌山県土地家屋調査士会新宮支部が主催する。

(2021年7月18日付紙面より)

献血への協力と理解を呼び掛けた=17日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店
2021年07月18日
40 50人が熊野へ
 「WEST EXPRESS 銀河」運行開始  (JR西日本 )

 観光を中心とした西日本エリアの活性化のためにJR西日本が運行する長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」紀南コースの運行が16日から始まった。乗客50人を乗せた列車は17日に当地方入り。JR紀伊勝浦駅で16人、新宮駅で34人の観光客が降り立った。

 車両は117系6両1編成。定員は約100人(全車指定席)だが、新型コロナウイルス対策のため乗客を半数としている。「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」をキーワードに、鉄道の旅の実現を目指し、1両ごとに異なる座席タイプを配置している。車窓からは沿線の風景を楽しめるような座席配置となっている。

 新宮駅では、市のツイッターキャラクター「めはりさん」、県PRキャラクター「きいちゃん」も駆け付け、田岡実千年市長をはじめとした関係者約50人が、「ようこそ 新宮市・北山村へ」と書かれた横断幕や旗を手に第1便を出迎え。乗客らに熊野速玉大社の霊符「梛(なぎ)の葉」を手渡した。構内では新宮市、北山村の産品販売コーナーが設けられ、観光客らの興味を誘っていた。

 天王寺駅から乗車したという60代夫婦は「抽選に当たって乗車することができた。乗り心地もよく、窓から見える海もきれいだった。今回の旅ではレンタカーを借りて熊野三山を巡る予定です」と話していた。

 同列車は18日正午に京都に向けて新宮駅を発車する予定。

 「WEST EXPRESS 銀河」ツアーへの申し込みは抽選で、JR西日本によると、7月の予約倍率は12・8倍(上り下り合算)だったという。現在は10月1日(金)から31日(日)の受け付けを実施している。

  □     □

■スタンプラリーも実施

 「WEST EXPRESS 銀河」受入協議会(会長=田岡市長)では、同列車の周知や地域での周遊などを目的に、協議会加盟7自治体を周るスタンプラリーを実施している。期間は来年1月10日(月・祝)まで。

 台紙は新宮市、北山村、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町、すさみ町の各観光案内所や役場観光担当課、東牟婁振興局企画産業課で配布されており、▽新宮市観光協会▽北山村観光センター▽那智勝浦町観光案内所▽太地町観光案内所▽古座川町観光協会▽南紀串本観光協会▽すさみ町観光協会―に設置されているスタンプを重ねて押印すると一つの絵柄が完成。全7カ所の押印達成者の中から、抽選で35人に当地域の特産品が贈られる。

(2021年7月18日付紙面より)

50人が熊野地方に降り立った=17日、JR新宮駅
2021年07月18日
41 水難事故から命を守る方法学ぶ
 5、6年生が着衣水泳  (神内小 )

 紀宝町立神内小学校(道中朋孝校長、児童68人)は15日、同校プールで水難防止訓練を実施。5、6年生と3、4年生の2グループに分かれて着衣水泳に取り組んだ。

 児童たちは服や靴を身に着けたままプールに入り、水に落ちた際、無理に動かず浮かんで助けを待つことなど、命を守る方法を学んだ。

 夏休みを前に、子どもたちの水の事故を防ごうと例年行っている。昨年は新型コロナウイルスの影響でプール授業が中止となったが、おととしまでは5、6年生が尾鷲海上保安部の職員から指導を受けてきた。

 5、6年生計21人の訓練で道中校長は「万が一、服を着たまま川や海に落ちてしまった場合に、慌てず自分の命を守る行動が取れるよう着衣水泳に取り組みます」と説明した。

 普段着のままプールに入った児童たちは、「重くて泳ぎにくい」「泳いでも進まない」などと話し、水にぬれた服の重さを実感した。

 指導した5年生担任の木下雄介教諭は「泳ぐと疲れてしまうので、助かる場所までたどり着けない場合は力を抜いて浮くことが大事」と伝えた。浮輪代わりに服に空気を入れて浮く対処法などを学んだ児童は「浮くことはできた」と話していた。

(2021年7月18日付紙面より)

着衣水泳に取り組む児童たち=15日、紀宝町立神内小学校
2021年07月18日
42 旅客船の繁忙期を前に点検  コロナ予防対策も確認  (勝浦海事事務所 )
2021年07月18日
43 「たか田んぼ」で草取り  高田小中と地域住民が  (新宮市 )
2021年07月18日
44 木本は雨天で再試合  全国高校野球三重大会  
2021年07月18日
45 今年も浴衣反物が届く  大嶽部屋から名古屋場所の番付表も  (熊野市 )
2021年07月18日
46 横断歩道では「よく見てね」  うどの幼稚園で交通安全教室  (紀宝町 )
2021年07月18日
47 いよいよ投開票迫る  結果判明は18日午後9時ごろか  (太地町議選 )
2021年07月08日
48 復興祈念しヒマワリの種まき
 熊野川地域フラワーツーリズム協議会  (新宮市 )

 熊野川地域フラワーツーリズム協議会(下阪殖保会長)のメンバーら約10人は7日、新宮市熊野川町日足のバイパス近くの休耕田約0・5㌶にヒマワリの種約15㌔を植えた。

 同協議会は、2011年9月の紀伊半島大水害で被災した町を花の名所として活性化し町民らを元気づけようと、休耕田や耕作放棄地にヒマワリやコスモス、菜の花などの種をまいている。今年で9回目の取り組みとなる。

 他にもこいのぼりの設置やさまざまなイベントを企画・実施し、復興を祈念するとともに水害当時に思いを寄せる機会としている。

 市制施行10周年記念として15年から開催されている「ひまわりまつり」では一帯を大輪のヒマワリが彩るが、今年は新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、昨年に引き続きまつりは中止に。

 そんな状況下でも協議会メンバーらは「町の活性化につながれば」と思いを込め、一つ一つ丁寧に大輪花で耐倒伏性が強いヒマワリの品種「ハイブリッドサンフラワー」の種を植えていった。

 先月30日には約1・5㌶の休耕田に約20㌔のコスモスの種をまいた協議会メンバー。種をまいた後は発芽しやすいように土をかけ、肥料の散布も実施した。今年のコスモスは約3カ月で開花する早咲き種で花径約7、8㌢の大輪になるものもあるという。

 「秋には花畑があふれ、町を訪れる人たちに楽しんでもらうとともに、復興を祈念できれば」。大水害以降も幾多の風水害を乗り越えてきた熊野川町。町を彩るヒマワリとコスモスの開花は9月ごろを予定している。

(2021年7月8日付紙面より)

種まき機や手作業でヒマワリの種をまくメンバーら=7日、新宮市熊野川町日足
2021年07月08日
49 ケンケン漁の漁具など寄贈
 図書館が引き継いで所蔵へ  (串本町 )

 串本町教育委員会(潮﨑伸彦教育長)がこのほど、ケンケン漁ゆかりの漁具・工具や研究資料一式の寄贈を受けた。串本町図書館(池田三明館長)へ引き継ぐ方向で段取りを進めていて、池田館長は閲覧できる状態にある研究資料は7月中旬をめどに郷土資料として蔵書登録し閲覧公開、漁具は年末をめどに展示公開を目指すとしている。

 町教委によると、一式は田並の故・雑賀徹也さんが生前の研究でそろえたもの。遺品整理をする中で「貴重では」と感じた家族が知り合いの役場職員の仲介で町教委に相談し、寄贈するに至ったという。

 内訳は漁具が▽潜行板7個▽飛行機6個〈大2、小4〉▽爆弾3個▽ウキ1個▽手釣り用木枠〈釣り糸つき〉1個▽疑似餌複数個―、工具は木製の潜行板、飛行機、爆弾を作る道具など11個。研究資料がファイル4冊(写真や新聞記事の切り抜き、独自考察など)と未整理の文書・図面・写真で数量不詳となっている。

 潜行板、飛行機、爆弾は漁業従事者が漁具の形状や用途を見て用いていた呼称。研究資料は故・雑賀さんが生前に和歌山東漁業協同組合へ寄稿したケンケン漁推察の出典元となるさまざまな文書資料や独自考察、写真などで「天馬船」の設計図面〈実物〉も含まれている。

 一式全体として整理が追いついていない状態にあり、その作業を進めてできる限り所蔵していくという。池田館長は「本館は農業関係に比べて漁業関係の民具が少ない。(同町の代表的な漁業の一つである)田並発祥のケンケン漁にまつわる内容ともあってとてもありがたい寄贈だ」と喜び、今後の公開に意気込んでいる。

 ケンケン漁は、田並からハワイへ渡った移民者が現地の漁法を洗練して持ち帰り全国へと広めたとされるカツオ漁法。現在は長さおを漁船の両舷へ羽のように伸ばして仕掛けを引く形へと発展し、代表的なカツオ漁法の一つとして浸透している。

(2021年7月8日付紙面より)

故・雑賀徹也さんの家族が寄贈したケンケン漁ゆかりの漁具など一式=1日、串本町文化センター
2021年07月08日
50 地元漁業の理解深める
 宇久井中で海洋教育  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立宇久井中学校(坊信次校長)で6日、地元漁師の東信義さんによる漁業学習があった。2年生29人が地元の漁業について学び、理解を深めた。

 同校で20年以上続く海洋教育の一環で、ふるさとの漁業の歴史や取り組みを学ぶとともに、将来的な漁業後継者を育てることも目的の一つとしている。

 東さんは宇久井漁業協同組合に所属し、引き縄(ケンケン)漁とイセエビの刺し網漁を営む傍ら、ホエールウオッチング業にも従事している。

 授業では東さんの経験を基に、地元の主な漁法としてマグロやカツオを取る「はえ縄」「引き縄」「一本釣り」、アジやサバ、サンマなどの「棒受け網」、ブリを中心に季節の魚を取る「定置網」、「養殖」などの仕組み、クジラの種類や生態についても解説した。

 生徒からは「クジラが見える確率は」「宇久井漁協はどういった組織なのか」「難しい漁法は」「漁に出ないときは何をしているのか」などの質問があった。

 東さんは「ウオッチングは5月のシーズンなら90%以上見ることができる」「組合がないと僕らは魚を持って行くことができない。漁師のまとめ役」「どの漁法も慣れるまで難しいが、棒受け網は難しい」「漁以外では網の修理などをしている」と答えた。

 この日の朝に定置網で取れたイワシやイカ、サバ、カツオ、シイラ、タチウオなどを直接見せながら特徴や種類を説明した。

 学級委員の田原まなさんは「漁法の説明や実際に魚を見せていただき、ありがとうございました。宇久井の漁業について学ぶことができました」と感謝を述べた。

 坊校長は「発展した漁業がこの地域を支えてきた。その歴史などを学んでほしい」と述べた。

 同校によると、2年生は3学期、船に乗って定置網の見学を実施するほか、3年生は漁協女性部の協力の下、魚食体験を行うという。

(2021年7月8日付紙面より)

魚の種類や特徴を学ぶ生徒=6日、那智勝浦町立宇久井中学校
東信義さん
2021年07月08日
51 65歳以上の85%が1回目接種
 区長会で各種事業を報告  (紀宝町 )

 町内14地区と町で組織する紀宝町区長会(会長・辰巳尚鵜殿区長)は6日、同町役場大会議室で定例会を開催。役員改選に伴い、会長に辰巳区長、副会長に鮒田区の東口高士区長を再任した。

 各区の区長、役場職員が出席し、西田健町長は「町内でこれまで新型コロナウイルスの感染者がないものの、地域経済にとっても厳しい状況にあり、町としてもできる限り支援をしたい。全国学力テストで、小中学校5教科中3教科で全国平均を超えた。子どもたちは学力やスポーツも頑張ってくれている」とあいさつ。各課の担当職員が町の関連事業などを説明した。

 65歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種は1日現在、1回目が2701人、2回目は1769人が済ませた。3、4日に720人が集団接種し、1回目接種率は約85%だという。

 担当課長は「8月も土、日曜日に集団接種を計画しているが、ワクチン供給量によって設定できないかもしれない」と報告。「接種した人は新型コロナの発症を予防できるとされているが、接種を受けた人から他の人への感染をどの程度予防できるか分からない。接種後も引き続き、手洗い・マスク着用・3密回避などの対策徹底を」と呼び掛けた。

 新型コロナウイルス感染症支援事業や第15回紀宝町花火大会の打ち上げ花火中止、町空き家バンク事業、第2次町総合計画、鵜殿保育所建設工事、矢渕中学校大規模改修工事の概要なども伝えた。

(2021年7月8日付紙面より)

会長に選出された辰巳尚鵜殿区長(中)と副会長の東口高士鮒田区長(左)=6日、紀宝町役場
2021年07月08日
52 本番への気持ち高める  中央公民館で「たなばた会」  (古座川町児童館 )
2021年07月08日
53 着衣で水に入る感覚経験  B&Gで水辺の安全教室  (串本町 )
2021年07月08日
54 3年連続で特選の評価獲得  「梅真鯛梅」接待の手土産で  (株式会社岩谷 )
2021年07月08日
55 ウチヤマセンニュウを観察  孔島鈴島で探鳥会  (日本野鳥の会和歌山県支部 )
2021年07月08日
56 成人年齢引き下げ見据え  新翔高で消費者教育講話  (新宮市 )
2021年07月08日
57 20人が昇級果たす  剣道級位審査会  
2021年07月08日
58 「みんなの笑顔も教室の魅力」  自主サークルの輪、広がる  (新宮市 )
2021年07月08日
59 山城さん、産屋敷さんが優勝  グラウンドゴルフ「たなばた大会」  (紀宝町 )
2021年07月08日
60 9日から新道路の供用開始  浅里地区の地滑り現場を迂回  (紀宝町 )
2021年07月08日
61 今年も「紀宝みなとフェス」中止  新型コロナへの対応が難しいため  (紀宝町 )
2021年07月08日
62 山地にひっそりと  ヒナノシャクジョウが開花  (那智勝浦町宇久井 )
2021年07月08日
63 短冊に願い込めて  勝浦認定こども園で七夕集会  (那智勝浦町 )
2021年07月08日
64 お悔やみ情報