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2022年10月18日
1 3年ぶりの早船競漕、勇壮に
 王子区が上り優勝  (新宮の速玉祭 )

 国の重要無形民俗文化財(重文)の指定を受ける熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」が執り行われ、16日には神輿渡御式(みこしとぎょしき)と御船祭(みふねまつり)・早船競漕(きょうそう)が営まれた。

 神馬(しんめ)に乗った「ヒトツモノ」に先導されて、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の御神霊を移した神輿が「わっしょい」の掛け声とともに熊野川河川敷へ。

 その後、熊野大橋上流の「神遷(うつ)し場」で、朱塗り神幸船(しんこうせん)に遷されると、旧丹鶴小学校裏の河川敷に設けられた下札場(しもふだば)から9隻の早船が一斉にスタート。上流にある御船島(みふねじま)を3周し、上札場(かみふだば)を目指す約1・6㌔のコースで競い合った。上りで王子区が15分50秒のタイムで、3年ぶりとなった早船競漕を制した。

 とも取りを務めた西村雄作さんは「3年ぶりの早船競漕に優勝できて良かった。(前回の2019年は2位だったので)リベンジできた。気合いを入れて練習してきたのでうれしい。途中で他の区と櫂(かい)が当たったりしてやばいかもと思ったが、こぎ手がよくこいでくれた。来年も優勝して連覇できたら」と喜びを語った。

 熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)では、「神輿所(みこししょ)」に設けられた杉ノ仮宮で暗闇の中、御旅所神事が営まれ、静寂に包まれながら厳かに日程を終えた。

 熊野地方はこれから、本格的な秋を迎える。

  □     □

■早船競漕の結果

【上り】

①王子②阿須賀③丹鶴④神倉⑤明神⑥堤防⑦千穂⑧相筋⑨春日

【下り】

①堤防②阿須賀③春日④明神⑤神倉⑥丹鶴⑦相筋⑧千穂⑨王子

(2022年10月18日付紙面より)

9隻の早船が勢いよく下札場をスタートした=16日、新宮市
掛け声とともに市内へと繰り出す神輿
2022年10月18日
2 観光復活のヒント探す
 外国人講師による講演会  (那智勝浦町 )

 外国人の目から見た那智勝浦町の魅力を伝える、本郷アリーさんによる『観光地から「感動地」へ』の講演が13日、那智勝浦町天満の体育文化会館であった。観光関係者や一般など15人が参加。コロナ禍で低迷した観光業の復活のヒントを探した。

 串本町と那智勝浦町の主催による「宇宙ウィーク2022」のイベントの一つとして実施した。本郷さんはブルガリアの出身で、2001年に家族と日本へ移住。日本の優れた「感動地」を世界に伝える「Japan Travel Awards」の選考委員長を務めている。

 本郷さんは、目指すべき観光を「外国人、日本人に関係なく、誰もが楽しめる場所に」と主張。「観光客には、小さな子や車椅子の人、ペットと来る人や年配者もいるが、やりたいこと、楽しみたいコンテンツは一緒。国籍もあまり関係がない」と話した。

 2022年の同アワードに認定された、ふくしまバリアフリーツアーセンターを紹介。「(名所の一つの)花畑は、数年前までバリアフリーが整っておらず、車椅子では奥まで行けなかった。それを整え、車椅子を押してガイドが案内するようにし、それで観光客が増えた。まち全体のインフラが(バリアフリーに)変わってきている」と明かした。

 那智勝浦町の観光課題を指摘。「魅力的な情報を知らせる発信が不足している。英語の情報発信が足らず、よってブランドの認知度も変わらない。これが充実すると観光客の増加につながる」と語った。

 魅力的な情報について「日本と外国の観光客の両方とも、やりたいことは一緒。『外国人はこういうものを喜ぶ』ではなく、自分たちが喜ぶコンテンツを考えることが大事」と述べた。魅力的なコンテンツは「人それぞれ」とし「既存のコンテンツをさまざまなアングルから情報発信すれば、それが魅力的な観光コンテンツになる」と力を込めた。

 具体例として、愛知県の着物レンタル店を紹介。「女性がはかま、男性が振り袖でもいいと情報発信したら、外国人コミュニティーですぐ広がった。店がかけたお金はゼロ。見せ方だけで変わる」と話した。他の成功事例として、3歳から乗れるようにした川の急流下り体験や、車椅子のままでの人力車乗車体験なども挙げた。

 車椅子への配慮やLGBTQへの理解など、写真による「見える化」の重要性にも触れた。外国人観光客に感想を聞く有効性も強調。「何が必要かと聞くとアイデアを出してくれる。失礼ではない」と述べた。

(2022年10月18日付紙面より)

観光客の増加に向けてやるべきことを考えた=13日、那智勝浦町天満の体育文化会館
講話する本郷アリーさん
2022年10月18日
3 親子で宇宙を学ぶ
 アニメ監修者が講話  (那智勝浦町 )

 NHK・Eテレで放映中のアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」の監修者が語る「宇宙兄さんズと楽しく宇宙を学ぼう!」が15日、那智勝浦町天満の体育文化会館であった。町内外の親子連れなど、約50人が参加。宇宙の魅力を楽しく学んだ。

 串本町と那智勝浦町の共催による「宇宙ウィーク2022」の中のイベントの一つ。宇宙兄さんズは、公益財団法人日本宇宙少年団の小島俊介さん、小定弘和さんのコンビとなる。2人は、米航空宇宙局(NASA)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙センターでのスペースキャンプや、宇宙飛行士との交流イベントなどを企画、運営している。

 2人は「世界の宇宙関連組織の人々が、宇宙をどう調べるかについて会議している」と紹介。「国際宇宙探査ロードマップには、いろんな国が協力し、地球から国際宇宙ステーション、月、火星の順で調べることを目指していることが書かれている」と明かした。月面基地や火星の有人探査のイメージ図を提示し、目指す将来を印象付けた。

 会場で仮の宇宙飛行士選抜試験を行うとし「協力して最後まで諦めず頑張れるかが大事」と語った。宇宙飛行士に求められる資質を「いろんな国の人と仲良くして、地上スタッフと話しながら仕事を進める。チームで仲良く、外国人とも分かり合い、助け合い、コミュニケーションを取って仕事をうまくやることが求められる」と述べた。

 宇宙飛行士は地上スタッフに対し、言葉だけで状況説明を行う必要があることに言及。その試験として、三角や四角、半円などを言葉だけで組み合わせ、指定の図形を作れるかを確かめた。1の目が上を向いたサイコロを指定された通りに転がして、その結果、1の目がどちら向きになったかも尋ねた。子どもらは頭をひねり、懸命に答えを考えていた。全問正解者は少なかったが「協力して最後まで諦めず頑張ったので、全員合格」と伝えた。

 宇宙ステーションでの日本人宇宙飛行士の様子を、動画や画像で紹介。「水は貴重なので、おしっこは再び水に変えて飲んだりする。お風呂はなく、ウエットタオルで拭き、水のいらないシャンプーで体を洗う」などを明かした。

(2022年10月18日付紙面より)

講話する小島俊介さん(右)、小定弘和さん(左)とこてつくん=15日、那智勝浦町天満の体育文化会館
宇宙の魅力を親子で楽しく学んだ
2022年10月18日
4 趣旨や思いを掲げて第一歩
 和歌山ロケット応援団結団  

 串本町田原~那智勝浦町浦神にあるスペースポート紀伊のロケット「カイロス」打ち上げを盛り上げる有志団体「和歌山ロケット応援団」が15日、串本町潮岬にある望楼の芝で結団式を挙行した。

 初夏ごろから先行して串本町、次いで那智勝浦町と有志のつながりが生まれ、応援の思いは共通という観点で一体となり発足を目指してきた団体。

 同日現在の団員規模は約30人。うち6人が同日実施の「宇宙ウィーク2022」モデルロケット打ち上げ体験にゲスト参加し、同ロケット持参で結団式に臨んだ。

 同体験の参加者やスタッフらが立会人となる中、結団に至るまでのいきさつや入団条件(打ち上げを心から応援する気持ちと地元を愛する気持ちを持つこと)、団員活動の方向性や交流サイト(SNS)やメールマガジンによる世界規模の情報発信、県立串本古座高校CGS部が目指している応援などを発表した。青木圭団長は「これからさらに団員が増えてどのようなアイデアが出てくるのかを考えるとわくわくする。打ち上げの成功や失敗によらず、どんなときでも応援していきたい」と思いを掲げ、記念として同体験の打ち上げ環境を借りて同ロケットを打ち上げて活動の第一歩を踏み出した。

 当面はSNS(LINE)とメールマガジンの2系統で情報発信をし、「カイロス」と接点がある既存企画に連動して実動しつつ団員規模の拡大を図る。団名を和歌山としたのは2町にとどまらず広く仲間を集めたいという思いから。青木団長は「団員が増えれば団内のアイデアも充実し、それを形にする小隊(=分会)ができればやれることの幅が広がる。活動資金を得るための収益体制もしっかり構築し、打ち上げに関心がある大勢の皆さんをおもてなしできる団体にしていきたい」と展望を見据えて意気込んでいる。

 メールマガジンは今後発信を始める予定。事務局は古座サテライトオフィス内にある株式会社USPジャパン和歌山オフィス(電話070・9050・4122)に置いている。問い合わせは同オフィスまで。

(2022年10月18日付紙面より)

モデルロケットを打ち上げて活動の第一歩を踏み出す和歌山ロケット応援団=15日、串本町潮岬
結団の思いを掲げる青木圭団長(後列右から4人目)
2022年10月18日
5 パラパラチャーハンに舌鼓  紀宝町ふれあい子ども食堂  
2022年10月18日
6 規模縮小も優雅に浦安の舞  阿田和神社で秋季例大祭  (御浜町 )
2022年10月18日
7 114人が楽しい時間過ごす  成川地区で3年ぶりの敬老会  (紀宝町 )
2022年10月18日
8 原油・原材料費高騰の影響大  市内景況調査の結果概要  (新宮商工会議所 )
2022年10月18日
9 地域支え合いの在り方  体験ゲームで意見交換  (新宮市 )
2022年10月18日
10 秋風にコスモス揺れる  市野々地区の県道46号沿い  (那智勝浦町 )
2022年10月18日
11 審査終え、入賞者決まる  11月5・6日、「丹鶴ホール」で新宮市展  
2022年10月18日
12 ボラセン設置を訓練  受け入れ手順を確認  (熊野川町 )
2022年10月18日
13 縦のつながり求めて挙行  2日間かけ初の体育行事  (串本古座高校 )
2022年10月18日
14 これが私のお薦めの1冊 ビブリオバトル那智勝浦町大会 
2022年10月18日
15 お悔やみ情報
  
2022年10月08日
16 自転車通して地域活性化を 14台のEバイクを導入、記念式典 (新宮市)

 新宮市徐福のJR新宮駅前広場で6日、市が新たに導入したEバイク(電動アシスト自転車)の披露記念式典があった。田岡実千年市長や、信金中央金庫大阪支店の松山真一朗次長、飯尾裕太郎上席調査役、漁野理子さん、新宮信用金庫の浦木睦雄理事長、市観光協会の里中陽互会長、熊野川町ふれあい公社の下阪殖保代表理事がテープカットを行い、自転車を通した観光活性化に期待を込めた。

 自転車観光の推進を目指し「市自転車活用推進事業」を進めている同市。今年2月、信金中央金庫が実施する地域創生支援スキーム「SCBふるさと応援団(企業版ふるさと納税)」において、新宮信金の推薦により2021年度の寄付対象事業に同市を選定。同事業への活用にと1000万円を寄付した。

 寄付金を元に、市では2カ年にわたって事業を展開。本年度はBESV(ベスビー)社製10台、ブリヂストン社製4台の計14台のEバイクを導入し、市観光協会、熊野川温泉さつき、小口自然の家の3カ所に配置する予定。来年度は11台を追加導入するという。

 レンタル料金は3時間までが3000円、1日で5000円。配置時期については未定だが、職員らに対するレクチャーは諸手続が完了し次第、おおむね来月ごろを予定している。

 式典では、田岡市長が新宮信金と信金中央に感謝を伝え「サイクルツーリズムは、コロナ禍においても人の接触や3密回避に有用であり、新しい旅行スタイルの手段としても大きく活用できるものと期待している」とあいさつ。

 「今後、新宮信用金庫さまをはじめ、市内の関係団体や企業と連携しながら、持続可能な観光地域づくりを推進し、地域活性化を図っていきたい」と誓いを新たにした。

 松山次長は「信金中央金庫は全国に254ある信用金庫からの出資によって設立された機関であり、2020年に創立70周年を迎えた。本店は東京にあるが、われわれの生みの親である新宮信用金庫のあるこの新宮市は、われわれにとってはふるさとに当たる」。

 「寄付を通してEバイク導入のお役に立てたということは大変うれしいこと。市全体の地域活性化につながっていくことを期待しています」と思いを語った。

 市は、自転車の活用推進について、新しい旅行スタイルの手段としての活用のほか、市民の健康増進、環境負荷の軽減、災害時における交通機能の維持など、さまざまな社会的な問題に対応できるものとして位置付けている。

(2022年10月8日付紙面より)

走行デモンストレーションでEバイクに試乗する(右から)田岡実千年市長、松山真一朗次長、漁野理子さん=6日、JR新宮駅前広場
関係者らがテープカットで祝った
2022年10月08日
17 教職員の練度も高まる
 下里小で不審者対応訓練  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立下里小学校(泉一代校長、児童71人)で5日、不審者対応避難訓練が行われた。校内に不審者が侵入した場合を想定し、教職員が全校児童を速やかに避難させながら、110番通報や制圧訓練に当たった。

 同校は新宮警察署の協力の下、毎年訓練に取り組み、新1年生には防犯教室を実施して不審者からの声かけ・連れ去りに適切な行動が取れるよう対策している。

 訓練では、グラウンドに面した2年生の教室に「娘を捜している、会わせろ!」と騒ぎ、棒を持った男が侵入。担任教諭が児童に避難を指示して対応に当たり、異変に気付いた隣の教室の教諭が通報ブザーで職員室に危険を知らせた。児童は校内放送が鳴ると落ち着いて扉に鍵がかかる体育館などへ避難。教職員は刺股を持って現場へ向かい、警察官が到着するまでの対応をした。

 生活安全刑事課の中濱智厚警部補は全体を振り返り「非常によかった。児童は静かに素早く避難できており、見に戻るような行動もなかった。毎年の訓練の成果で、先生方の練度も高まっている」と講評。全校児童に「不審者から腕をつかまれたりする前に距離を取り、危険を感じたらすぐに大きな声で助けを求めて。もしものときは『きしゅうくんの家』へ避難して」と呼びかけた。

 教職員対象の刺股訓練では、持ち方やけん制のし方、武器を持っている場合の対応などを練習。2年生担任の河野美麻教諭は「訓練と分かっていても、不審者に対応するのは恐怖心があった。しっかり対応が取れるよう、訓練に取り組みたい」と話していた。

(2022年10月8日付紙面より)

刺股で不審者を制圧=5日、那智勝浦町立下里小学校
不審者からの声かけへの対応を学ぶ
2022年10月08日
18 起業を成功させる発想託す 串本町などで創業セミナー (広域商工会東牟婁協議会)

 広域商工会東牟婁協議会(森川起安会長)主催の講習会「創業セミナー〈串本会場〉」が5日夜に串本町商工会館であり、一般11人が起業に成功するための発想を教わるなどした。

 この講習会は伴走型小規模事業者支援推進事業の一環。経営の基本を学びたい人、独立開業を目指している人、創業後5年未満の人、副業を検討している人など起業に関心がある一般を対象に踏まえるべき事項を一通り伝える場として計画し、同協議会を構成する串本町、古座川町、南紀くろしお、北山村の各商工会管内で受講を呼びかけた。

 キャッチフレーズは「あなたの夢を形に!あなたの夢をサポート!」で、当日は株式会社紀の州コンサルティング/三和社会保険労務士事務所代表取締役の濱田智司さんが講師として登壇。管内以外からの受講希望にも応え、各商工会の経営指導員らや起業支援関係者も同席する形で開講した。

 冒頭、起業時に接点を持つことになる日本政策金融公庫田辺支店、串本町産業課、全国労働保険事務組合連合会和歌山支部の各代表者がそれぞれの支援内容紹介を交えてあいさつ。次いで登壇した濱田さんは「創業には強い決意が必要」と話を切り出し、その理由として起業の過程には思い至らずの困難が必ずあり、直面したときにくじけず踏ん張って乗り越えるためだとした。

 以降、事業を軌道に乗せるまでの筋道(計画)を自身の人生や経験、支えてくれる周囲や家族とも照らし合わせて開業後の多忙な中ではなく開業前の時間が得やすいうちに組み上げておく(そうそう組み上げた通りにいくものではないが、踏ん張る上での大きな力となる)など、自他の起業経験も織り交ぜて起業を成功しやすくする発想の数々を約2時間30分の時間に詰め込んで受講した一同に託した。

 同会場に続き勝浦会場が6日夜に那智勝浦町商工会館で開かれ、こちらは一般6人が受講したという。

(2022年10月8日付紙面より)

起業を成功させるために考えておきたい発想を伝える濱田智司さん(右)=5日、串本町商工会館
2022年10月08日
19 高齢者と豊かに暮らす
 太田小で福祉委員と学習  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立太田小学校(上地巳奈子校長)で4日、太田地区福祉委員会の岡本美智子さんらとの学習があり、5、6年生7人が「高齢者と共に豊かに生きるために」をテーマに考えた。

 同小の児童は昨年から地域の高齢者ら約90人に毎月手紙を書いている。手紙は福祉委員らが見守り活動時に届けており、岡本さんは「皆さんとても喜び、大切に保管している」と紹介した。2グループに分かれて「自分たちにできること」を話し合う時間もあり「あいさつや声かけで自分たちの思いを伝える」「写真を届けるのは?」などの意見が出された。

 加苅心優さん(6年)は「高齢者の方々が、できるだけ自立したいという思いを持っていることが分かった。先月の手紙では、運動会があるので来てくださいと書いた」。

 岡本さんは「子どもたちが地域の方々を思いやってくれているのを感じた。今後、児童と一緒に高齢者の方々のお宅を訪問するような活動ができれば」と話していた。

(2022年10月8日付紙面より)

福祉委員らと「自分たちにできること」を考える=4日、那智勝浦町立太田小学校
2022年10月08日
20 松本志恩君が3位入賞
 和道流空手道連盟全国大会  (和道流空手道新宮支部 )
2022年10月08日
21 新宮が連覇、関西大会へ
 全日本高校女子サッカー選手権和歌山大会  
2022年10月08日
22 取り扱いの理解深める  高齢者のためのスマホ教室  (新宮市 )
2022年10月08日
23 「自分らしく生きる」  丸山さんが性の多様性語る  (太地町 )
2022年10月08日
24 大会に向け士気高める  壮行会と生徒会任命式  (城南中 )
2022年10月08日
25 後期の教室も人気集まる  スポーツボイス開講  (新宮市 )
2022年10月08日
26 谷口智行さん、評論部門大賞に  日本詩歌句随筆評論大賞  
2022年10月08日
27 生徒9人が合格を果たす  日本漢字能力検定試験で  (ECC串本教室 )
2022年10月08日
28 パフォーマンスに酔いしれる  EBIKENによるショー  (熊野市 )
2022年10月08日
29 下川旧紀和町長へ叙位伝達  官民一体の地域づくり推進  (熊野市 )
2022年10月08日
30 4年生考えたゲームで白熱  1~4年生が秋の遠足  (成川小 )
2022年10月08日
31 気持ちを込めて表現しよう  初級手話教室始まる  (紀宝町 )
2022年10月08日
32 お悔やみ情報