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2023年02月15日
1 実社会さながらに投票
 候補演説を聞き思い託す  (王子ヶ浜小で児童会選挙 )

 新宮市立王子ヶ浜小学校(谷口幸生校長)で10日、2023年度前期児童会役員選挙があった。4~6年生178人が、会長に立候補した5年生5人の演説を聞き、一票を投じた。初の試みとして、投票箱や記載台も用意され、実社会の選挙さながらの実施となった。

 同校ではこれまで、各教室で候補の演説放送を聞き、意中の候補に丸を付けた用紙を教室で集める形で選挙を行っていた。今回は、22年度後期児童会が、実社会の模擬選挙を兼ねた投票を提案。投票箱や記載台は、新宮市立光洋中学校が所持しているものを借りた。投票所は学校内の会議室に設け、準備や運営も22年度後期児童会が受け持った。

 23年度前期児童会の会長には、いずれも5年生の馳平花杏さん、宮地さつきさん、榎木谷莉叶さん、樫本なるさん、前山百花さんが立候補した。候補者は、1月30日の公示日から、学校内にポスターを掲示したり、児童に支持を呼びかけたりしていた。投票日となる10日は、候補と応援演説者がカメラに向かって演説。有権者の児童は、教室のモニターでそれを聞き、投票所に出向いて投票した。

 候補者はカメラに向かい「クリーン作戦を行い、校庭をきれいにします」「雨の日に廊下を走らないよう、体育館を開放します」「やりたいことボックスを設置して、意見を聞きます」など、公約を発表。「清き一票をお願いします」と力を込めた。応援演説者は「優しく、友達思いで、頼りになる人です」などと伝えた。

 投票は、クラスごとで順次行われた。有権者の児童は、記載台で思いを託す意中の候補を記し、投票箱に用紙を投じていた。谷口校長は「今は校内だけだが、社会に出たら、声が届く場所として政治に興味を持ち、まち全体を良くするにはどうすべきかを考える、一つのきっかけになれば」と話した。

 なお、今回の選挙の得票数の順に、会長1人、副会長1人、役員3人に選ばれる。任期は3月1日から、23年度の1学期終業式までとなる。

(2023年2月15日付紙面より)

思いを託し一票を投じた=10日、新宮市立王子ヶ浜小学校
2023年02月15日
2 教員らが専門分野を語る
 東大人文熊野セミナー  (新宮市 )

 新宮市と東京大学大学院人文社会系研究科・文学部は12日、同市浮島の浮島児童館での対面とオンラインを併用して東大人文熊野セミナーin新宮「東大の授業をのぞいてみよう!」を開催した。同大学の教員や研究者らが、それぞれの専門分野について分かりやすく説明した。

 同市と同大学大学院人文社会系研究科・文学部は2021年3月に連携協定を締結。以降、協力体制の下、人文学を応用しての地域振興や交流促進、地域連携活動などを図っている。

 このたびのセミナーは、同大学大学院人文社会系研究科の教員や研究員が11日から14日にかけて同市を拠点に実施した「熊野研修」の一環として開催。さまざまな分野で多様な研究教育活動を行う教員らが、それぞれの専門分野を紹介し、研究や教育の面白さを広く伝えることを目的に開いた。

 開催に当たり、田岡実千年市長が「当地域には大学はないが、このような形で東京大学において行われている研究や教育に触れることができるというのは本当にありがたいこと。お集まりの皆さまには、充実した時間を過ごしていただければ」とあいさつした。

 セミナーには▽秋山聰さん(美術史学)▽阿部公彦さん(英文学)▽加藤隆宏さん(インド哲学)▽小島毅さん(中国思想史)▽納富信留さん(哲学)▽松﨑照明さん(日本建築史)▽村本由紀子さん(社会心理学)▽和田真生さん(文化資源学・歌舞伎)▽ストルティーニ・パリデさん(宗教学)―の9人が登壇した。

 同大学大学院人文社会系研究科長の秋山さんは「東大(文学部)にとっての熊野と紀州」と題し、自身の研究分野を紹介しつつセミナーの趣旨を説明。

 13年、大雲取越を歩いた際、光に照らされた円座石(わろうだいし)を目にした時に、エルサレムのキリスト昇天教会にある「キリストの足跡」と重なったことが、日本の宗教文化や熊野に興味を抱いたきっかけと話した。

 また、「東大人文・熊野プロジェクト」の概要や同大学文学部の歴史や構成、教員らの著書、今後プロジェクトで計画している熊野関連事業などを紹介し「熊野、紀州、紀伊半島の持つ伝統文化、宗教文化が、国際的にも重要なものだと認識されていくのではないか」と述べた。

 発表後には松﨑さんの司会の下、国際熊野学会代表委員の山本殖生さん、熊野学研究委員会委員長の中瀬古友夫さん、太地町歴史資料室学芸員の櫻井敬人さんによるディスカッションがあった。登壇者らはセミナー内容や同大学の取り組みに対し「非常に幅広い分野に関心を持たれていると感じた」「若い人たちの心をつかむ工夫を引き続きお願いしたい」などとコメントした。

 閉会に当たり、秋山さんは学生らに対し「聞いて分かる、はつまらない。聞いたけど分からないを見いだすことが学問の醍醐味(だいごみ)だと思う。地元の若い人たちには、面白い所に住んでいるということに気付いてほしい」と呼びかけた。

(2023年2月15日付紙面より)

東京大学の学びを身近に感じる機会とした=12日、新宮市の浮島児童館
発表後にはディスカッションもあった
2023年02月15日
3 CGS部半年ぶりに案内
 樫野埼灯台内部一般公開  (串本古座高校 )

 串本町樫野にある樫野埼灯台で11日、県立串本古座高校CGS(地域包括的支援)部による内部一般公開があり約170人を普段入ることができない内部へ案内した。

 この公開は、航路標識協力団体としての活動の一環。同校は同部を軸とした協力内容を掲げて昨年2月に樫野埼灯台付けの同団体指定(指定期間は2025年3月まで)を受け、以降は部員が振興策を考えて動いている。

 協力内容は▽敷地内植生管理(スイセンの再生)▽灯台内部の一般公開―とそれら現地活動時の本体点検の3系統。同公開は指定前に年1回程度だった頻度を5回に増やすとしていて、昨年5月の下準備を経て7月に1回目を実施した。以降9月と11月は天候不良のため中止。本年度最終となる今年2月は、約半年ぶりに実施する形となった。

 この日は部員11人が受付、解説、感染症予防(内部の適時アルコール消毒)と役割分担をして内部見学の希望者を歓迎。今後の活動費を得るため1人につき100円の協力金をお願いし、併せてボトルドウオーター「串本の水」や緑茶飲料の提供もした。

 同部は中止が相次いだ間、1回目の反省を基にして同公開の在り方を検討。解説をしやすくするためパネル資料を自作して内部に置くなど、検討の成果を発揮して臨んだという。解説役を担当した雑賀和さん(2年)は「役割分担もしっかりと決めたことで、以前よりスムーズに案内ができたと思う。解説にも余裕ができ雑談もする中で、京都や岐阜など県外のいろいろな所から串本へ来てくれていて、串本をよく知っている人もよく知らない人もいると分かった」と振り返り、その気付きも糧にして今後、さらにしっかりと同灯台や地域を伝えていけるよう部員一同で頑張りたいと意気込んだ。

 この日は同校生徒会も合流し、トルコ南東部地震災害義援金の募集を内部見学希望者に呼びかけた。これを足掛かりにして校内でも協力を求め、集めた額を15日に同町の窓口へ寄託するという。

 同部は次年度も年5回の頻度でこの公開を考えるとし、次はゴールデンウイークごろの実施を目指したいとしている。

(2023年2月15日付紙面より)

半年ぶりに樫野埼灯台内の見学希望に応えるCGS部の部員ら=11日、串本町樫野

2023年02月15日
4 垂直式救助袋など使い
 那智中で火災避難訓練  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町立那智中学校(岡史博校長)で9日、火災避難訓練があった。全校生徒142人が町消防本部の協力の下、垂直式救助袋の使い方や初期消火、けが人の搬送法について学んだ。

 学校生活を安全に送ってもらうだけでなく、将来進学や就職で都市部へ出た際にも都市火災などへ対応できるよう、年3回の訓練を計画している。

 1年生は垂直式救助袋を使った避難を体験。避難経路の複数確保の観点から同校南館の3、4階に設置されている器具で、袋内部のらせん状の通路を滑り降りることで、階段が使えない場合でも建物外部の安全な場所へ逃げることができる。

 実際に救助袋を使った政所さくらさんは「最初は落ちてしまうんじゃないかと思って怖かったけれど、中に入ってしまえば大丈夫だった」。片原凛睦さんは「最初見た時は仕組みが分からず、怖かった。初見で使うのは勇気がいるかも」。髙出成二さんは「怖そうと思ったけれど、実際には傾斜に沿って安全に下りることができた」と話していた。

 2年生はけが人の搬送法、3年生は消火器を使った訓練に取り組み、それぞれに災害時にできる行動を考えていた。

(2023年2月15日付紙面より)

生徒が救助袋で4階から避難=9日、那智勝浦町立那智中学校
けが人の搬送法を学ぶ2年生
2023年02月15日
5 自慢のたこ、泳がせる  井田公民館がたこ揚げ大会  (紀宝町 )
2023年02月15日
6 世界中のおもちゃで遊ぶ  子育てイベントで絵本も紹介  (紀宝町 )
2023年02月15日
7 初の8位入賞目指す  美し国三重市町対抗駅伝  (紀宝町チーム )
2023年02月15日
8 食料など配布、不安軽減図る  社協がフードパントリー  (新宮市 )
2023年02月15日
9 各課が所管事務を報告  総務建設委員会で委員らが質問  (新宮市議会 )
2023年02月15日
10 風雨に負けず実落とさず  伊勢平柿の分身の木  (補陀洛山寺 )
2023年02月15日
11 齋藤はなさんが最優秀賞  読書感想画の県審査で  (近大新宮 )
2023年02月15日
12 愛好者181人が競い合う グラウンドゴルフ競技会「冬季大会」 (潮岬青少年の家)
2023年02月15日
13 大島~くじ野川間泳ぎ切る  消防本部潜水隊が遠泳訓練  (串本町 )
2023年02月15日
14 親しく接し困り事に献身  株式会社田中組に感謝状  (串本町 )
2023年02月15日
15 「浮島の森」から国際的な問題を考える  JICA専門家が訴え  
2023年02月15日
16 3年ぶりに獅子舞を奉納  規模縮小の飛烏神社例大祭  (那智勝浦町 )
2023年02月15日
17 来年は常の祭りになるように  熊野三所大神社例大祭  (那智勝浦町 )
2023年02月15日
18 お悔やみ情報
  
2023年02月09日
19 飲食は期待、医療は不安
 新型コロナ5類引き下げ  (新宮市 )

 国は5月8日に、新型コロナウイルスの感染症法上の分類を、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げることを決定。あらゆる場面での制限がなくなり、自由な生活が戻ることになるが、それに伴って感染者が増加し、医療体制が逼迫する可能性も指摘されている。5類への移行に対する期待と不安を、飲食と医療の関係者に尋ねた。

 新宮市料理飲食業組合の平見一雄組合長は、5類引き下げの決定に期待を寄せる。「やっと組合活動が再開できるようになるという思いがある。今年こそイベントを行おうと、すでに市や商工会議所と話し合いをしている」と明かす。

 これまでも制限のない連休はあったが、客足が戻ったとは言い難い状況だったという。「ただ、今回の年末年始はある程度、人出が多かった。外国人旅行者が増えたことが幸い」と述べる。「引き下げは明るい兆し。ようやく光が見えた。客足が少しずつでも、戻ってくれれば」と願う。

 ただし、浮かれてばかりでもない。「お客さんは良いが、店の人間はできるだけマスクをするなど、引き続き感染対策に気を付けながら盛り上げていきたい」とまとめた。

 一方で、新宮市医師会の米良孝志会長は、やはり不安を口にする。「12月と1月はコロナで市内も外来や入院がいっぱいで、医療センターや紀南病院でクラスターが発生したりもした」と語る。

 「一般の日常生活や社会活動と、医療や介護の関係は別問題。引き下げにどう対応すべきなのか」と苦悩する。国は当面は現状維持と伝えてはいるが、将来的には検査や入院の際の自己負担も発生すると予想される。「そうなると、受診控えも増え、まん延していくのでは」と危惧する。

 5類に移行した場合にも行うべきことについて「手洗い、うがいは引き続き、しっかりとやった方が良い。マスクも、密になる場合はすべきかと。また、家族に高齢者がいる人は、移行後も引き続き感染防止対策を行ってほしい」と力を込めた。

(2023年2月9日付紙面より)

新型コロナウイルス5類移行の発表に期待と不安が交錯する=1日、新宮市役所周辺
2023年02月09日
20 紀州材などで記念碑作り
 親子対象にイベント実施  (和歌山ロケット応援団 )

 串本町西向にある旧役場古座分庁舎で4日、イベント「『カイロス』のモニュメントをみんなで作ろう!」があり新宮市~串本町の親子ら15組33人が打ち上げを応援する気持ちを込めた記念碑作りに協力した。

 このイベントは、和歌山ロケット応援団(青木圭団長)が主催。串本町田原~那智勝浦町浦神にある民間ロケット射場「スペースポート紀伊」周辺で得られる紀州材を使った木工を楽しみながらロケット「カイロス」と関わるという趣旨で計画し、親子を対象にして参加を呼びかけた。

 当日は紀南木材新緑会の会員らが親子らの制作を支援。山形材木店提供のスギ、ヒノキ、ケヤキの各材木から子どもの手のひら大の木片を切り出し、紙やすりで角を取り名前を書いて同団事務局(USPジャパン串本オフィス)の朱蟹あかにさんが主になって準備したモニュメントの土台(円形部分の直径90㌢、ロケットの突き出しを含めた全長140㌢)に貼り付けた。

 土台には噴煙を巻き上げながら離陸する瞬間のロケットの様子を表現する下書きがあらかじめ描かれていて、子どもらは指定場所の気に入ったところに木片を貼り付け。この日はモニュメントの大枠を形作るところまで作業が進み、今後は団員が微調整(木辺間の目詰めやシーグラスの装飾など)をして仕上げ、本年度中に寄贈して旧役場古座分庁舎内に記念碑として飾ってもらうという。

 このイベントを主担当した同団事務局の八代popi奈穂子さんは「『カイロス』をテーマにして何かに取り組むところから応援する気持ちを高めよう、というのがこのイベントの狙い。参加をきっかけにしてロケットの打ち上げを楽しみにしてもらえれば」と参加した家族の気持ちの高まりを願った。

(2023年2月9日付紙面より)

離陸する「カイロス」をかたどったモニュメント制作に参加する親子ら=4日、串本町西向
2023年02月09日
21 ウミホタルの研究発表
 寺地優太さんが受賞報告会  (近大新宮中 )

 近畿大学附属新宮高校・中学校(池上博基校長)で4日、第66回日本学生科学賞で内閣総理大臣賞を受賞した寺地優太さん(中2)による受賞報告会が開かれた。地域の子どもら約130人が参加し、研究「ウミホタルは血の匂いを感じて餌をみつける」の内容に触れた。

 ウミホタルは砂地の浅海に生息する甲殻類の仲間で、体長2~3㍉の動物プランクトン。刺激を受けると青白く発光することが知られている。

 寺地さんは2019年に新宮市少年少女発明クラブ(瀧野秀二会長)の活動でウミホタルに触れ、探究活動を開始。「野外採集実験の際、ウミホタルがうどんに多く集まったことに疑問を持っていた。中学1年生の時に飼育を始めたところ、魚のあらを入れていた小皿にも集まっているのを発見。魚のあらを触った手でうどんを触り、その血の匂いに反応したのではと仮説を立てた」と説明した。

 血を付けたうどんや石、サバの内臓、さまざまな動物の血液、血液の匂い成分(トランス―4、5―エポキシデセナール)を含むさびた鉄くぎや紅茶を使って行動実験を行い「ウミホタルは動物の血液を感じて集まる。血液に集まる動物としてはサメなどがよく知られているが、無脊椎動物では初めての発見では」と結論づけた。

 トランス―4、5―エポキシデセナールへの感度については「10億分の1の濃度でも反応する」。さらにウミホタルの味覚についても研究を深め、いりこや昆布、かつおだしを使った採集実験から「味覚にはイノシン酸が関係していることが示唆された」とまとめた。

 今後も研究を継続する予定で「甲殻類養殖の人工飼料の開発にも役立てたい」と意欲を見せた。

 飼育中に撮影した抱卵個体やふ化したばかりの幼体の写真も公開し、瀧野会長は「飼育自体が非常に難しく、全国の水族館でも例がないのでは」と高く評価。「子どもたちにこの地域でしかできない自然体験をと思ってクラブを立ち上げたが、寺地君がここまで疑問を追究していくとは予想していなかった」と語った。

 この日は吹奏楽部とダンスサークルによるパフォーマンス、スーパーサイエンス部による空気砲の実演もあった。ウミホタルの生体の展示には、子どもたちから注目が集まり、科学の面白さに触れた。

 小林壱太君(神倉小5)は「ウミホタルを見たのは初めてで、ちょっと難しかったけれど、すごいなと思った」。日下部颯君(王子ヶ浜小5)は「うどんとかカツオを使った実験が面白かった」と話していた。

(2023年2月9日付紙面より)

トークセッションを行う寺地優太さん(中央)=4日、近畿大学附属新宮高校・中学校
スーパーサイエンス部が空気砲実演
2023年02月09日
22 2校統合、校舎制の方向性示す
 2025年度から木本校舎4学級、紀南校舎1学級  (紀南地域高校活性化協 )

 紀南地域高等学校活性化推進協議会が7日、県熊野庁舎であった。木本高校と紀南高校を統合し、それぞれの校舎制(木本校舎4学級、紀南校舎1学級)とする意見をまとめ、県教育委員会に提言した。

 「学科は普通科3学級を木本校舎、総合学科1学級を木本校舎、紀南校舎にそれぞれ配置する」なども盛り込んだ。県教委では、協議会の提言を基に検討を進め、2025(令和7)年度から2校を統合して校舎制を適用する方針だという。

 協議会は三重大学教育学部の平山大輔教授を会長に、熊野市、御浜町、紀宝町の各教育長、紀南PTA連合会長、木本、紀南両校の校長、同窓会長、地域有識者、小中学校長の代表など20人で組織。

 今回は本年度6回目の協議会。意見案は賛否を取らず、会長、副会長で協議して採択した。委員からは「2校存続は考えないのか。納得も賛成もできない」「木本校舎3学級、紀南校舎2学級を配置すべきでないか」「クラブ活動はどうするのか」「統合はやむなしだが、4学級、1学級に反対」のほか「子どもたちの夢や希望に応えられる教育環境を目指してほしい」「校舎制の魅力度を上げてもらいたい」などの意見があった。

(2023年2月9日付紙面より)

2校統合について協議する=7日、県熊野庁舎
2023年02月09日
23 第30回の受賞作品34点飾る  水族館で海中フォトコン展  (串本海中公園センター )
2023年02月09日
24 災難消除願って16人参列  古座神社で厄・寿祈とう  (串本町 )
2023年02月09日
25 関係築くスキル説く  子育て支援の講演会  (新宮市 )
2023年02月09日
26 福祉の向上に尽力  優良活動団体として表彰状伝達  (新宮市民生委員児童委員協 )
2023年02月09日
27 トルコへの支援募る  役場などに義援金箱設置  (太地町 )
2023年02月09日
28 コロナ禍前近くに回復  年末年始の観光客入り込み数  (和歌山県 )
2023年02月09日
29 漆黒の闇の中、神事斎行  熊野に春呼ぶ「御燈祭り」  (新宮市 )
2023年02月09日
30 つぼ押し効果でキラリ  耳にシール、ママら体験  (紀宝町 )
2023年02月09日
31 「こでまり」がレクダンス披露  いきいきサロン子安で  (紀宝町 )
2023年02月09日
32 心肺蘇生法の必要性学ぶ  3年ぶり、救命救急法講習会  (矢渕中 )
2023年02月09日
33 巨大重機の迫力に歓声  カミジ技建が太田小を招待  (那智勝浦町 )
2023年02月09日
34 お悔やみ情報