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2019年02月27日
1 植樹通し意識育む
 王子幼稚園で緑化活動  (県鳥獣保護管理員連絡会 )

 新宮市立王子幼稚園(山本眞也園長)と和歌山県鳥獣保護管理員連絡会(海野和浩会長、会員数51人)は25日、同幼稚園で「実のなる木植樹事業」を実施した。同会員5人、県職員4人、同園児20人らは協力し合ってイロハモミジ、ナンテン、クヌギ、コナラの4種類の苗木を園庭の花壇に植樹した。

 県鳥獣保護管理員連絡会は自然保護の重要性に鑑み、野生鳥獣の保護および管理、適正狩猟など、鳥獣行政の推進に協力し、業務の円滑な遂行を図ることを目的に、県知事より委嘱された鳥獣管理員で構成されている。毎年県民の善意により集められた緑の募金を財源とした「緑の募金事業」を活用し、地域住民の自然保護意識を育む目的で緑化活動をしている。鳥類や小動物の良好な生育環境の形成を図る目的もあり、今年で31回目の活動となる。

 植樹開始に当たり、同会の下忠文・東牟婁支部長が「けがのないように気を付けて」とあいさつ。園児らはあらかじめ花壇に掘られた穴に苗木を植え、スコップで順番に土を掛けていった。会員は園児らに「木が倒れないように見守ってあげてね」「みんなが6年生になる頃には大きくなってるよ」などと語り掛け、植樹の様子を見守った。

 東牟婁振興局の久保田清之・健康福祉部長は「季節ごとに姿を変える苗木を見て、自然の大切さに関心を持ってもらえたら」と述べ、園児らに「皆さんと同じようにすくすく育っていくのを楽しみにしています。日々の手入れをして、大切に育ててください」と呼び掛けていた。

 県では、毎年新緑の春季(3~5月)と紅葉の秋季(9~10月)を中心に「緑の募金運動」を実施している。集められた募金は、毎年7月ごろに募集する「緑の募金事業」などによって、県内各地域の森林整備や緑化活動などに活用されている。

(2019年2月27日付紙面より)

協力し合い4種類の苗木を植えた=25日、新宮市立王子幼稚園
2019年02月27日
2 多くのステージに来場者沸く
 色川大文化祭盛大に開催  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の色川山里文化クラブ(千葉智史会長)は24日、同町田垣内の籠ふるさと塾で「第11回色川大文化祭」を開催した。踊りや劇、歌など盛りだくさんのステージ披露や内容に集まった地域住民ら約150人は大きな拍手を送り、会場は終始にぎわった。

 大文化祭は毎年恒例の人気の催し。千葉会長は「この日のために出演者の皆さんは、たくさん練習をしてきてくれた。また、多くの力作も並んでいます。時間の許す限り、ステージを楽しんでください」とあいさつした。

 トップバッターは同町立大野保育所の園児ら9人が務め、童謡「たき火」を歌い、皆勤出演している江戸芸かっぽれが場を盛り上げた。さらに手品、合唱、ダンス、漫才、空手演武、バンド演奏などが行われた。なかでも初参加の色川郵便局の局員ら10人が日々、練習に打ち込み、仕上げた昭和を代表する音楽番組を独自に再現した「ザ・ベストヘン!?」は会場を沸かせた。軽快なトークの司会役と完成度の高い踊りや歌を披露する歌手役の演出に、笑い声や拍手が送られた。

 会場内には住民らによる絵、書、盆栽、生け花などが展示されたほか、おまぜや赤飯、カレー、焼き餅などが販売された。

 町内在住の80代女性は「毎年楽しみにしています」と笑顔で語った。

(2019年2月27日付紙面より)

展示された作品に足を止める=24日、那智勝浦町田垣内の籠ふるさと塾
色川郵便局のステージが会場を沸かせた
催しを楽しむ来場者ら
2019年02月27日
3 歩くことを軸にし合同活動
 わかやまシニアエクササイズの自主8グループ  (串本町 )

 串本町保健センター主催のわかやまシニアエクササイズ自主活動グループを対象にした合同交流会が22日に同町立体育館であり、同グループに属するメンバーや保健推進員45人が歩くことを軸にした合同活動に取り組んだ。

 同エクササイズは和歌山大学教授の本山貢さんが県と共同考案し奨励する▽準備運動▽ストレッチ運動▽ステップ運動▽筋トレウオーク―の4要素からなる高齢者向けの軽運動群で、基本3カ月間の体験メニューで成果を実感した人が仲間づくりの面でも功を奏する自主活動グループを結成して継続する形で実践の裾野が広まっている。

 同町域では現在▽ハーモニー(串本1)▽大島さくら▽お元気プロジェクト串本2▽お元気プロジェクト有田▽お元気プロジェクト田並▽はまゆう(潮岬)▽お元気プロジェクト古座▽田原自主トレ隊―が結成され、仲間内で取り組む中でこの運動を長く続ける工夫を重ねている。同日現在、8グループ全体で150人が所属し、月2~4回の頻度で各地域の集会施設に集まり活動しているという。

 この日開かれた合同交流会は、同町が介護予防目的で展開する事業「お元気プロジェクト」の一環。規定のメニューの繰り返しで単調になりがちな自主活動に刺激をもたらす目的で、おおむね年1回開いている。今回は同町地域おこし協力隊の隊員で町民への運動習慣の普及に取り組む木戸俊秀さんを講師として迎える形で計画し、8グループのメンバーに参加を呼び掛けた。

 木戸さんは「ウオーキングの効果的な方法と注意点」と題して準備運動や筋力トレーニング、ストレッチに取り組むときのポイントを解説。併せて「歩く」と「○○」といった具合に二つの事柄を同時にこなすことを強調して意識付けた。メンバーはそれらの実践を通して日頃の自主活動で培った筋力の活用の幅を広げる視点を培い、同じ町で同エクササイズに励む仲間との交流も深めた。

 同日現在、同エクササイズの体験メニュー実施の予定はないが、一部を除くグループが若干名の新規メンバーを募集している。詳細の問い合わせは同センター(電話0735・62・6206)まで。

(2019年2月27日付紙面より)

歩くことを軸にした合同活動を主導する木戸俊秀さん(右)=22日、串本町立体育館
「歩く」と「蹴る」を同時にこなすことに挑戦する自主活動グループのメンバー
2019年02月27日
4 日頃の意識が命を守る
 森岡茂夫さんが防災講習会  (乳幼児の命を守る会 )

 新宮市で活動する子育て支援の団体でつくる「乳幼児の命を守る会」(勢古啓子委員長)は23日、市保健センターで防災講演会を開いた。約20人の参加者を前に、1級建築士で防災士の森岡茂夫さんが「災害から子どもの命を守る」をテーマに話した。

 同会は2011年の紀伊半島大水害を教訓として、乳幼児や子どものいる家庭の防災意識を高めようと13年に発足。親子で楽しみながら学んでもらおうと、防災キャンプを行うなどさまざまな催しを開いている。

 南海トラフ巨大地震が起こった場合、最悪のケースで約32万3000人の死者数が予想されている。内訳は▽建物の倒壊8万2000人▽地震火災1万人▽津波23万人▽その他(塀の倒壊など)30人―など。森岡さんは「災害は起きてからでは遅い。起きる前にどうやって安全性を確保するか、それが一番大事。命を守るのは日頃の意識」と呼び掛けた。

 森岡さんは、東日本大震災の際に多くの住民が亡くなった宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区において、ただ一人も犠牲者を出さず「閖上の奇跡」と呼ばれるようになった市立閖上保育所を紹介した。当時の同保育所長・佐竹悦子さんの防災意識が強く、普段から訓練を繰り返しては防災マニュアルを更新していたことなどに触れ、「奇跡を起こしたのは先生たち。普段からここまで考えているのかと感銘を受けた」。

 佐竹さんら職員は園児らに恐怖心を与えないように、避難している間もお話をしたり歌を歌ったり、避難所ではお遊戯やゲームなどをして子どもたちをなだめながら命を救った。森岡さんは「奇跡って偶然の上に起きるものではない」という佐竹さんの言葉を紹介。「小さいお子さんがいる家庭にとって、とても良いサンプル」と述べ、普段から想像力を働かせて災害に備えるべきと訴えた。

 森岡さんは「小さい子どもには全てが凶器となり得る。家具にストッパーを付けるなど全てに対してあらゆる対策を」と喚起。ベッド型シェルター「防災ベッド」や、通電火災を防ぐブレーカー自動遮断装置、段ボールベッドなどを紹介し「日本では避難所の国際基準である『スフィア基準』が守られていない。行政も知らないケースがある。各自治体が準備できるように、市民の皆さんが意識を持ち、発信していくべき」と話していた。

(2019年2月27日付紙面より)

約20人が聴講した防災講演会の様子=23日、新宮市保健センター
森岡茂夫さん
2019年02月27日
5 河田さん、坂本さんが優勝 グラウンドゴルフ三和大会 
2019年02月27日
6 総合優勝は新高陸上部 第9回太地町くじら浜公園駅伝大会 
2019年02月27日
7 全日制平均倍率0・93倍  県立高校入試出願状況を発表  (和歌山県教委 )
2019年02月27日
8 訓練重ね有事に備える  新宮市福祉センターで避難訓練  
2019年02月27日
9 住民投票条例制定を本請求  「つくる会」請求代表者らが市へ  (新宮市 )
2019年02月27日
10 アシビが花盛り  熊野地方  
2019年02月27日
11 49人が熱戦を展開  5児童館交流「ドッジビー大会」  (新宮市 )
2019年02月27日
12 小中学生作品269点展示  橋杭小で学校版画展串本展  (串本町 )
2019年02月27日
13 伸び伸びと遊びを楽しむ  串本小学校で「忍者修行」  (串本町 )
2019年02月27日
14 重要課題に取り組む  鈴木英敬知事が事務所開き  (三重県知事選 )
2019年02月27日
15 スポーツボイスを体験  紀宝町で初の取り組み  
2019年02月27日
16 市町対抗駅伝の結果を報告  紀宝町教育委員会会議で  
2019年02月27日
17 4月3日に完成式典  3月22日に改修工事完了  (鵜殿運動場 )
2019年02月27日
18 特選に吉田澄子さん 写連紀南支部県本部顧問審査1月優秀作品 
2019年02月27日
19 お悔やみ情報
  
2019年02月26日
20 熊野三山で奉祝奉告祭
 天皇陛下御即位三十年  

 政府が24日に開いた記念式典(東京・国立劇場)に合わせ同日、熊野三山では「天皇陛下御即位三十年奉祝奉告祭」が営まれた。

 那智勝浦町の熊野那智大社では、男成洋三宮司が祝詞を読み上げ、みこが神楽「浦安の舞」を奉納。東川智昭東牟婁振興局長、堀順一郎町長、同大社の責任役員ら21人が参列し、平成最後となる節目を祝った。

 神事後、参列者が集まり茶会が開かれた。会場には昨年12月にあった誕生日会見の陛下の言葉がつづられた冊子が用意された。男成宮司は、30年間の国民を結ぶ象徴としての陛下の公務を振り返り、「戦争のない世界、平和を願い、常に国民の幸せを祈りながら心を寄せられていた。およそ200年ぶりの生前譲位にあたり、国民として心に染みるお言葉だった」と思いを話した。同大社には国造りの大己貴命(おおなむちのみこと)が祭られていることなどから、「建国と皇室の歴史に連なるもの。これからも、世界に誇る麗しい国柄を守り伝えていくことが大事だと思っています」と結んだ。

 同大社では26日まで、30年を祝う記帳所を拝殿の参拝所横に設けている。記帳は、同大社から神社庁を通して宮内庁へ届けられる。

(2019年2月26日付紙面より)

みこたちが「浦安の舞」を奉納=24日、那智勝浦町の熊野那智大社
神事の後、参列者にあいさつする男成洋三宮司
2019年02月26日
21 住民の意識高揚を図る
 三佐木蜂伏で一斉防災訓練  (新宮市 )

 新宮市の三輪崎、佐野、木ノ川、蜂伏の4地区は24日、一斉防災訓練を実施した。午前9時に訓練の放送が流れると、各地区の住民らは一斉に高台に避難した。避難後は各区でそれぞれ訓練などがあり、防災意識を高めた。

 隣接し合う四つの地域が合同で訓練をすることで地域一帯に防災行政無線の放送ができることから始まり6回目。

 災害に強いまちづくりを推進するため、三佐木・蜂伏自主防災連絡会と市が連携して地域の防災体制の充実強化と住民の防災意識の高揚を目的にしている。

 佐野区では放送が流れると地域住民らが新宮市民運動競技場や佐野会館へ避難した。その後区の代議員らが防災倉庫の中身を確認し、発電機やチェーンソーなどの点検と使用訓練などに取り組んだ。

 佐野区の前田道春区長は「区では『自分の命は自分で守る』ということを念頭に置き、意識付けを図っている。自身の意識改革をしてほしい。行政や区に頼るのではなくまずは自分で判断し、高齢や寝たきりの人もいると思うが、家族や身内が参加し、覚えて、地震が起こったらどうするかを日頃から考えてほしい」。

 同区の松﨑美知男委員長は「役員もなれている人もいれば初めての人もいる。日頃からの訓練が大切ですね」。

 市防災対策課の山本茂博課長は「日本中いつどこで発生するか分からない地震への備えが大切。市でも出前講座や家具の固定、非常持ち出し袋の見直しの呼び掛け、耐震診断補助制度などをしています。4地区合同の訓練は住民の意識も高く今後も続けてほしい。実践的な訓練で意義がある」と話していた。

(2019年2月26日付紙面より)

防災用の資機材の扱いを学ぶ代議員ら=24日、新宮市佐野区
2019年02月26日
22 力強い一射で邪気払う
 天満天神社で春の例大祭  (那智勝浦町 )

 学問の神様・菅原道真を主神として古くからあつい信仰を集める那智勝浦町天満の天神社(髙橋正樹宮司)で春の例大祭が23日宵宮、24日本宮の日程で営まれた。

 23日の宵宮では天満交友会(津守克哉会長)が本殿前で獅子舞を奉納。射子(いご)連中が天神社祭礼に伝わる「そもそも」と「大文字」を舞った後、ふんどし姿で天満海岸へ疾走した。

 翌日は、例大祭式典に引き続いて、祭典委員会の楠本實委員長が先導する行列が区内を巡った。的場式場でのお弓神事では、統侍郎(とうじろう)の津本芳光さんが大的の中心を矢で射抜いて鬼の邪気を払い、射太郎頭(いざらがしら)の森谷正直(まさなお)さんら6人が、小笠原流と伝えられる古式弓法で次々に矢を放った。的の中心に命中すると交友会が射手の家族を胴上げで祝った。餅投げでは的場に多くの住民らが詰め掛けにぎわった。

 お弓神事を曽祖母の越水良子さん(81)と見物した森倉美優ちゃん(3)は「お餅を拾うのが楽しみ」とにっこり。越水さんは「毎年見に来ています。的に当たるとうれしいですね。皆さんりりしい」と話していた。

(2019年2月26日付紙面より)

地区の安泰を願い、弓を放つ=24日、那智勝浦町天満
2019年02月26日
23 世代問わずの来場でにぎわう
 第15回潮岬おもしろ春祭り  (串本町 )

 串本町潮岬にある県立潮岬青少年の家で24日、イベント「第15回おもしろらんど春祭り」があり、多くの家族連れらの来場でにぎわった。

 このイベントは、潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会(地主春美会長)が主催。同協議会を軸に地域ができることを持ち寄って形作る体験・交流企画で、近年は同町に春の活気を誘う2月最終日曜日恒例行事として定着し、世代問わずの来場を集めている。

 今回も▽ステージ▽おもしろ体験▽お店屋さん▽フリーマーケット▽展示や啓発―と盛りだくさんの内容を持して開場。主催者を代表して地主会長が「週間天気予報が芳しくなく一喜一憂する日々だったが、こうして野外ステージを中心に開催できることをうれしく思う。来賓、出演、来場、スタッフの皆さまに心からお礼を申し上げる」とあいさつし、来賓の田嶋勝正町長、鈴木幸夫町議会副議長、潮﨑伸彦教育長、県青少年・男女共同参画課の山本佳之課長が祝辞を述べて盛会を祝った。

 時折日差しが注ぐ曇天下での本番を迎え、お笑い兄弟芸人すみたにが快活に司会を務めたステージでは、オープニングを飾ったみなべ町地域おこし協力隊員・青木友宏さんによるアコーディオン演奏に続いて、上野山こども園、くしもとこども園、潮岬幼稚園、出雲小学校の園児や児童が歌や踊りを披露し、串本古座高校書道部が大作パフォーマンスに臨んだ。

 午後もフラ・ハプナやPHAT DANCE STUDIO串本教室と子どもを含む発表があり、その後は航空自衛隊串本分屯基地のファンシードリル隊や奈良県天理市から参加したジャズバンド「TOK on the road」、出雲獅子舞保存会と成人グループが出演。午前の部最終は子ども対象の餅・菓子まき、午後の部最終は全員対象の餅まきで締めくくった。

 おもしろ体験は、主に子どもを対象にした工作や遊びのコーナーが盛りだくさんで、小学生以下はスタンプラリー形式で六つ以上を体験して、お菓子つかみに挑戦した。同家玄関前では警察車両や自衛隊車両の展示があったほか、新宮警察署と串本警察署のコーナーもあり、反射材装飾体験を通して子どもの交通安全意識、警察の被災地活動写真展で防災意識をそれぞれ高めるなどした。

(2019年2月26日付紙面より)

全校児童一丸の合唱でステージを盛り上げる出雲小学校児童=24日、県立潮岬青少年の家
定番の子ども向け企画「おもしろ体験」に挑戦
ステージ午前の部最終の餅・菓子まき
2019年02月26日
24 地元勢2部門で優勝
 和歌山県エンジョイなぎなた大会  (東牟婁なぎなた連盟 )
2019年02月26日
25 木下医院Aが優勝 第140回職場対抗ボウリング大会 
2019年02月26日
26 10年ぶり宇久井が優勝
 県下小学生バレー新人大会東牟婁予選  
2019年02月26日
27 各地でお祝いの記帳  天皇陛下即位30年を記念し  
2019年02月26日
28 片足神の系譜を解く  山本陽子教授が切目王子考察  (熊野三山協議会 )
2019年02月26日
29 オオシマザクラ見頃に  太地町クジラのモニュメント前  
2019年02月26日
30 「良くできていました」  天満保育園で防災訓練  (那智勝浦町 )
2019年02月26日
31 70年の歴史に「ありがとう」  三里小校舎お別れ式  (田辺市本宮町 )
2019年02月26日
32 避難所運営マニュアル検証  井田、神内地区で訓練  (紀宝町 )
2019年02月26日
33 4種類のおもちゃを作る  わくわく科学教室に親子30人  (紀宝町 )
2019年02月26日
34 来場者が互いに絆深め  社協つれもてまつり  (紀宝町 )
2019年02月26日
35 戦時アニメで意識高める  文化セで人権啓発映画会  (紀南人権推進連協 )
2019年02月26日
36 楽しみながら防災学ぶ  低学年向けのプログラムを実施  (那智勝浦町 )
2019年02月26日
37 お悔やみ情報
  
2019年02月14日
38 見守りに「ありがとう」 神倉小学校で感謝状 (新宮市)

 新宮市立神倉小学校(松本広明校長、児童525人)で12日、全校集会があり、ボランティアで通学時の見守りを実施している松本順さんと西和美さんに感謝状を贈った。

 子どもたちが歩く通学路で安心・安全を守ってくれている2人に日頃の感謝を伝えたいと児童会が企画した。

 校歌斉唱後、松本校長があいさつで「松本さん、西さんは、みんなが安全に登校できるよう願いを込めて立ってくれています。児童会がお礼を伝えたいということで来ていただきました」と紹介。児童会長の中川広空(そら)君(6年)と同副会長の吉良和子(わこ)さん(6年)が代表し、2人に感謝状を手渡した。

 松本さんは「全国で事件、事故の発生を聞き、心を痛めたことがきっかけで4年ほど前から始めました。いつも子どもたちからあいさつしてくれてパワーをもらっている。今後も安全な通学路として見守っていきたい」。

 西さんは「子どもたちから逆に元気をもらっています。毎朝『行ってきます』と声を掛けてくれることが大きな喜び。いろんな人にあいさつや、声を掛けられるような大人に成長してもらえれば」と話していた。

(2019年2月14日付紙面より)

児童会から感謝状を受け取った松本順さん(右から3番目)と西和美さん(右から4番目)=12日、新宮市立神倉小学校
感謝状を手渡す児童会長の中川広空君
2019年02月14日
39 各小学校からお礼の手紙届く 租税教室に感謝の気持ち (新宮税務署)

 新宮・東牟婁租税教室推進協議会は、新宮市内や東牟婁郡の各小学校や中学校、高校などで、税の意義や役割などを正しく理解してもらうために毎年租税教室を開催している。昨年11月以降、同協議会構成員の新宮税務署職員や新宮納税協会員、地域税理士らが中心となって講師を務め、各小学校で租税教室を開催しているところ、新宮税務署に授業を受けた児童らからお礼の手紙が続々と寄せられた。

 同教室では、税の種類や必要性、使われ方などをビデオ教材を交えながら児童に分かりやすく説明している。講師を務めた新宮税務署の森川知彦さん、松本香織さん、萩原翔吾さんら若手職員は授業の様子を「良いイメージのない税金について教えるということに当たって、何に使われているかを認識してもらうことは重要。導入口として入りやすいところはどこかと、いろいろ工夫しました。ビデオを見て笑ってくれたり、レプリカの1億円を見せると盛り上がり大変興味を持ってくれた」と振り返る。

 寄せられた手紙には「税金を払うのは嫌だと思っていたけど、税金がなければ学校や病院、警察や消防署などができないことを知り、税金は必要なものだと思いました」といった声や、中には「消費税が10%に上がるのは嫌だけど、食品の税率は8%のままと知り少し安心しました」といった、今年10月に実施される消費税軽減税率制度に触れる感想もあった。

 手紙を読んだ同署の森川さんは「税について学んだと、いつか思い出してもらえるのでは」。松本さんは「税について認識がなかったところから、必要であると認識してもらい、知識を深めてもらえてうれしかった」。萩原さんは「税金が生活にどう結び付いているか、どのような役に立っているのかイメージがついたと書かれてあり、講師をして良かったと手応えを感じました」と思いを語った。

 同協議会長の榎本伸・新宮税務署長は「このように手紙を頂くと、講師を務めた職員の励みになる。租税教室を通じて、次代を担う子どもたちに税に対する興味を持ってもらうことは重要。身近な消費税について関心を寄せてくれる児童もいた。われわれとしても目前に控えた消費税軽減税率制度の周知広報に今後も力を入れていきたい。子どもたちからもらった手紙に刺激を受けました」と話していた。

(2019年2月14日付紙面より)

お礼の手紙を前に、(左から)榎本伸署長、森川知彦さん、萩原翔吾さん、松本香織さん=12日、新宮市の新宮税務署
2019年02月14日
40 災害救助犬から教訓学ぶ
 三尾川小児童が防災学習  (古座川町 )

 古座川町立三尾川(みとがわ)小学校(濵地久夫校長、児童9人)が7日、新宮市にあるNPO法人和歌山災害救助犬協会(榎本義清理事長)を招いて防災学習に取り組んだ。

 この学習は、同協会の活動を知る教諭が学習のテーマとして提案し講師を依頼したことで実現した。この日は榎本理事長と会員の瀧本美鈴さん、深田敬子さん、岡地寛幸さんが来校。前半は災害救助犬活動の現場から見た被災の紹介、後半は災害救助犬との交流、といった内容で必要な防災意識を考えた。

 災害救助犬と交流できる貴重な機会だとして、同学習には同町立三尾川へき地保育所の5歳児2人も出席。前半は榎本理事長と瀧本さんが講師を務め、国内にまだ災害救助犬がいなかった阪神淡路大震災までさかのぼって紹介した。その当時に海外の災害救助犬が活躍したことで国内でも育成が始まり、後に発生した新潟県中越地震から国内の災害救助犬も活動を始めた。

 優れた嗅覚を生かして倒壊した家屋や土砂の下敷きになった人を探し出すのが災害救助犬の役割で、活動場所は被災の最前線。東日本大震災などの地震や紀伊半島大水害などの豪雨に伴う災害で目の当たりにした被災の様子を、写真を交えて解説した。榎本理事長は、人を探すだけでなくその場所に人がいないこともはっきりさせて捜索を次の場所へ進めるのも災害救助犬の役割だと補足。そのような活動の教訓として「地震の揺れからしっかりと身を守り、もしその後周りに困っている人がいたら助けてあげてほしい。三尾川は津波が来ないが、来る場所では身を守った後すぐ高台に逃げることも覚えておいてほしい」などと促した。

 後半は質問を受け付け、調教や人探しなどの訓練を披露。災害救助犬として起用されることが多いシェパードやラブラドルレトリバーに触れる機会もあり、園児や児童は災害救助犬と親しく接する経験と一緒に教わったことを心に刻んだ。

 児童を代表して中田蓮乃さん(5年)は「災害救助犬がどのような場所へ行っているかが分かり、一緒に遊ぶこともできてよかった。これからも活動に頑張ってほしい」とお礼の言葉を述べ、濵地校長は榎本理事長が託した教訓を振り返り「災害から自分の命を守ろう。そうすれば困っている人を助けられる」と呼び掛けて学習を締めくくった。

(2019年2月14日付紙面より)

災害救助犬活動の現場から見た被災を伝える瀧本美鈴さんら=7日、古座川町立三尾川小学校
人を探す訓練を見学する児童ら
2019年02月14日
41 下里神社で「お弓祭り」
 お弓行事や剣道形奉納  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町下里の下里神社(山本貞夫宮司)で11日、「お弓祭り」が行われた。五穀豊穣(ほうじょう)や大漁祈願、疫病退散を願う祭礼で、毎年「建国記念の日」に行われる。この日は小雨交じりのなか行われたが、剣道形やお弓行事が多くの拝観者を集めた。

 式典は午前10時30分、境内に設けられた弓場であり、山本宮司の祝詞奏上に続き、参列者が玉串をささげて祈願した。剣道形は地元の下里剣友会が奉仕。剣道基本技で掛け声とともに木刀を振るった。

 お弓行事では、下里中学校1年の小川藍士君、関谷宗一郎君、2年の小久保佑亮君、田中皆熙君、筑紫映人君、洞貴成君、3年の草下悠陽君、太田拓実君らが奉仕。山本宮司が天と地に矢を放って悪鬼を的に閉じ込め、古式にのっとった直垂(ひたたれ)に烏帽子(えぼし)の狩衣(かりぎぬ)姿の射手6人が、2人一組で2巡。矢が的を射抜くと集まった人たちから歓声が上がった。矢拾い2人が矢を放ち、行事の後の的とシイの木は門先の魔よけとして参観者らが持ち帰った。

 見事に矢を命中させた小川君は「すごく緊張したけど命中して良かった」、筑紫君も「日頃の練習の成果がでて良かった」と感想。

 山本宮司は「30年ぶりの雨だったが幸い小降りで無事に終えることができました」と話していた。

(2019年2月14日付紙面より)

狩衣姿で的を狙う=11日、那智勝浦町の下里神社
2019年02月14日
42 450人が参加し開催
 第23回黒潮親善卓球大会  
2019年02月14日
43 本番を想定し実戦練習
 太地、古座川が合同タイムトライアル  (市町村対抗ジュニア駅伝 )
2019年02月14日
44 優勝は大台ブルーリバー
 2位に三輪崎、3位に宇久井が入る  (イオン・バンビカップ小学生バレー )
2019年02月14日
45 介護予防で健康長寿目指す  新宮市母子寡婦福祉会が講習会  
2019年02月14日
46 和歌山の魅力を海外発信  和歌山観光キャンペーン  
2019年02月14日
47 遠くまで飛んでいけ  中央児童館「つくってあそぼう!」  (新宮市 )
2019年02月14日
48 紀州材の良さを学ぶ  みくまの支援学校で木工教室  (新緑会 )
2019年02月14日
49 豊かな心と感性育てる  熊野川中学校で音楽鑑賞  (新宮市 )
2019年02月14日
50 「いらっしゃいませ」の声ひびく  蓬莱保で「おみせやさんごっこ」  
2019年02月14日
51 マダイの成長実感  近大新宮高が水産実習  (那智勝浦町 )
2019年02月14日
52 スキンシップの大切さ学ぶ  子育て支援講演会に80人  (新宮市 )
2019年02月14日
53 地方内外20チーム対戦  黒潮杯中学校バレーボール大会  (串本町 )
2019年02月14日
54 20人が芸道「香道」を体験  西向支館の成人教育講座  (串本町公民館 )
2019年02月14日
55 発症の不安を和らげる  社協サロンで認知症講演  (古座川町 )
2019年02月14日
56 横断歩道は右、左を見て  飯盛保で交通安全教室  
2019年02月14日
57 ボランティアは絆づくり  紀宝町ボラ・市民活動センター研修会  
2019年02月14日
58 初めてクマノザクラを植樹  熊野さくらの会が鮒田で  (紀宝町 )
2019年02月14日
59 シダレウメ咲く  宇久井の丸本さん宅で  
2019年02月14日
60 お悔やみ情報
  
2019年02月08日
61 熊野に春呼ぶ御燈祭り
 新宮市神倉神社  

 熊野地方に春の訪れを告げる「御燈祭(おとうまつ)り」が6日夜、新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)の摂社、神倉神社で営まれた。今年は1703人(主催者発表)の上がり子(祈願者)たちが神倉山に集まり、中腹にあるご神体「ゴトビキ岩」の下で御神火を授かり、538段の石段を下った。

 新宮節の一節に「山は火の滝、下り竜」とうたわれ、1500年以上の歴史と伝統を誇る、全国でも珍しい女人禁制の火祭り。2016年3月、国の重要無形民俗文化財に指定された。

 白装束に荒縄を巻き、わらじを履いた男たちがかざしたたいまつの炎が滝のように流れ、山肌を赤く染めた。

 新宮高校3年の宇佐川楓人君は「火は熱かったけど、毎年上っていて楽しい」、王子ヶ浜小学校4年の新谷悠大君は「今年は寒くなく上りやすかった。来年も上りたい」。1歳3カ月の息子と上った東勇太さんは「子どもも泣かずに下りてくることができ、最高でした」と話していた。

(2019年2月8日付紙面より)

上がり子たちが次々と山を下りる=6日、新宮市の神倉神社
午後8時に神倉神社の山門が開いた
2019年02月08日
62 滞在時間などの課題研究
 裾野市観光協会が那智山視察  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の那智山へ3日、静岡県の裾野市観光協会(秋山清美会長)18人が視察研修に訪れた。那智勝浦町観光協会が熊野那智大社や青岸渡寺などを案内した。

 研修は、地元に本流3本(雄滝)と支流(雌滝)の2本からなる県指定天然記念物「五竜の滝」がある裾野市の観光協会から、日本一の落差を持つ那智の滝や那智山の神社仏閣を視察したいとの申し出があり、実施に至った。

 同協会では観光客の滞在時間の延長などを課題としており、那智勝浦町の観光地やその取り組みを確認して解決や今後の観光業務に生かすことを目的として研修を実施した。一行は熊野那智大社や青岸渡寺を参拝し、土産物屋などを視察後に滝へと向かった。

 秋山会長は「裾野市の五竜の滝はこちらのように神社仏閣がない。いかに滞在時間を延ばすかが課題」と述べ、「やはり日本一の滝は高さがあって良い。滝があって神社仏閣ができ、世界遺産へとつながっていると聞いた。取り組みも含め、勉強させていただいた」と語った。

 那智勝浦町観光協会の堀克也事務局長は「世界遺産15周年の年。熊野古道や那智大社、青岸渡寺をしっかりと見ていただけたら。滝つながりの裾野市さんにとって、今後に生かしてもらえる点があればうれしい」と語った。

(2019年2月8日付紙面より)

裾野市観光協会の皆さん=3日、那智勝浦町那智山
2019年02月08日
63 出火受け寺宝を持ち出し
 西向の成就寺で防火訓練  (串本町 )

 串本町西向にある成就寺(大崎實宗住職)で6日、防火訓練があった。雨天のため、今回は本堂や庫裏で通報と寺宝の運び出しのみ実践。消防署員から訓練実施のきっかけになっている文化財防火デーの趣旨や消火器の説明、日頃の備えに対する助言を受けるなどして防火意識を高めた。

 この訓練は、同町教育委員会が毎年の文化財防火デーに合わせて実施の調整をしていて、古座地区では同寺と古座の善照寺が交互に隔年で取り組んでいる。同寺は江戸中期に活躍した絵師・長沢芦雪(ろせつ)の襖(ふすま)絵などを所蔵していた(現在は県立博物館に預けている)経緯があり、他にも寺宝や本尊、過去帳など後世に伝えるべき品を数多く所蔵。それらを火災から守る観点で責任役員ら檀家にも参加を呼び掛けて取り組んでいる。

 庫裏の炊事場から出火した想定で同訓練を始め、大崎住職夫妻が「火事だ」と叫んで本堂に居合わせた檀家らに出火を伝え、119番通報をしている間に檀家らは手分けして堂奥から寺宝に見立てた箱をすぐに外へ持ち出せる位置まで運んだ。

 過去の訓練では、寺宝を門外まで運び出した後に駆け付けた消防が放水を行うところまでを一連の流れとしているが、今回は屋内対応のみ。境内で取り組んでいる初期消火の練習も雨で行えないため、今回は堂内で消火器の種類や取り扱い方、日頃の管理で注意すべき点(本体の劣化や蓄圧式の場合はガス圧の低下など)の説明を受けた。

 講評では、通報、初期消火、避難誘導に加え寺宝の持ち出しもある状況は住職夫妻だけでは対処しきれないとし、責任役員への速やかな連絡体制をあらかじめ考えておき、対処するときの役割分担も意識した方がよいなどの助言があり、大崎住職も助言を重々受け止めて同訓練を締めくくった。

 この日は串本地区の無量寺でも文化財防火デーにちなんだ防火訓練が行われた。

(2019年2月8日付紙面より)

出火を受け本堂の奥から寺宝(模擬箱)を持ち出し=6日、串本町西向の成就寺
消火器の取り扱いなどで説明を受ける
2019年02月08日
64 1次産業の再起が地域を創生
 紀宝町げんき塾講演会  

 紀宝町げんき塾による講演会が1日、同町役場2階大会議室で開かれた。塾生ら約20人が参加し、三重大学の西村訓弘副学長から話を聞いた。

 元気塾は地域活動のリーダーや担い手の発掘・育成を図るとともに担い手間のネットワークを構築することを目的に、2017年4月に発足。20人が所属し、インスタグラムで町の情報を発信している。3月24日(日)には同町大里の田代公園で「げんき塾マルシェ」を開催する。

 講演のテーマは「まちのリーダーづくりとリーダー達との取り組み事例について」。三重県は29市町のうち四日市市、津市、鈴鹿市など北部6市で全人口の67%を占める一方、高齢化率は南部が高いと説明した。

 西村さんは「北部と南部で生じる生活格差が、日本の大都市と地方の縮図と重なる。南部(地方)は本当に駄目なのか」と述べた上で、県南部の農業、漁業の現状を解説した。

 「地方の景色は変わっていないが、社会背景が変わったことを受け止めるべき」。県内各地の取り組みを紹介した上で、「地域内流通の考え方を理解し、創造していくことが強い農業、漁業を実現し、1次産業の再起が地域を創生し、地域からの強い経済成長を生み出す」と示した。

 地方で活躍するために必要な考え方として「先入観を捨て、自身のインスピレーションを信じて生きること」と伝えた。

(2019年2月8日付紙面より)

県内の取り組みなどを聞く塾生ら=1日、紀宝町役場大会議室
西村訓弘さん
2019年02月08日
65 美しい海を未来に  企画展「よしくまの海」開催中  (宇久井ビジターセンター )
2019年02月08日
66   
2019年02月08日
67 74人が合格  近大新宮高前期入試結果  
2019年02月08日
68 下里小が優良校に  ウミガメ保護や清掃活動評価  (那智勝浦町 )
2019年02月08日
69 無事終了の感謝も込めて  関係者らが御燈祭り後の清掃活動  
2019年02月08日
70 デンマーク駐日大使が来熊 新宮市長訪問し御燈祭り見学 
2019年02月08日
71 御燈祭りはこんなんやで!  図書館講座で山本殖生さん  
2019年02月08日
72 心身清めいざ御燈祭りへ 王子ヶ浜で海中みそぎ 
2019年02月08日
73 42事業所で勤労観を培う  1年生がインターンシップ  (串本古座高校 )
2019年02月08日
74 親子で命を守る約束  大島保育所で交通安全教室  (串本町 )
2019年02月08日
75 慣習の趣旨を教わり体験  ぼたん荘で節分豆まき会  (古座川町 )
2019年02月08日
76 経験者に続き弾みつける  つるの儀の商人役が練習  (水門祭に向け )
2019年02月08日
77 トマトの苗は細いものを  野菜作りのコツを紹介  (鵜殿図書館 )
2019年02月08日
78 途絶えた伝統、復活に光  炭焼き職人・地案光徳さん  (紀宝町 )
2019年02月08日
79 お悔やみ情報
  
2019年02月02日
80 23日「新宮まちなかバル」 4日から前売りチケット販売 (新宮市料理飲食業組合)

 新宮市料理飲食業組合(平見一雄組合長、組合員60人)は1月31日、新宮市の東牟婁振興局で、23日(土)に実施する「新宮まちなかバル」(後援=新宮市、新宮商工会議所、市観光協会)の記者発表を開いた。平見組合長と、同組合の新宮まちなかバル担当で「#新宮スタで新宮を盛り上げる会」理事長の里中陽互・市観光協会長が出席し、「普段食べるよりもお得に楽しめるイベントになっています。ぜひお越しいただければ」と多くの参加を呼び掛けた。

 「新宮まちなかバル」は、地域活性化を目的に、飲食店を食べ歩き飲み歩きして楽しむグルメ「バル」のイベント。同イベントは「新宮ガンバル」という名称で、平成23年に第1回を開催。同28年の第5回まで開催していたが、6回目となる今回は決意を新たに「新宮まちなかバル」と名称を変更。「食べて、食べて、ちょっと飲んで」をキャッチフレーズに、より一層の楽しいイベントにしていこうと準備が進められている。

 また今回は「新宮バル×新宮スタ」をテーマに、インスタグラムを活用した情報発信「#新宮スタ」とタイアップしたインスタグラムフォトコンテストも合わせて開催。コンテストは「新宮城址(じょうし)」「新宮の冬」「新宮の夏」をテーマにこれまでに3回開催され、今回で4回目。入賞者には、バル参加加盟店の3000円分のお食事券(5人)や同盛り上げる会理事メンバーからの協賛品が贈られる。

 バルへの参加には、参加各店舗、新宮商工会議所、新宮市観光協会(熊野交通1階)で4日(月)から販売される4枚つづりで前売り3000円(当日は3400円)のチケットが必要。当日にチケットを使い切れなかった場合は、24日(日)から3月2日(土)までの「あとバル」期間に、1枚650円の金券として利用できるようになっている。

 会見の冒頭では、第5回開催時のチケット上部にある「次回バルチケット応募用紙」による応募者の中から3人に当たる無料招待チケットの抽選会も行われ、当選者が決まった。今回のチケット上部にも「次回バルチケット応募用紙」が付いており、「必要事項を記入して、4枚目のチケットを利用したお店でお店の人に渡すなどして応募してください」と呼び掛けている。

 参加店舗などの詳細はフェイスブック「新宮まちなかバル」ページ、チケット販売などに関する問い合わせは、午前9時から午後5時までに料理飲食業組合(電話0735・21・1120)、または新宮市観光協会(電話0735・22・2840)まで。

(2019年2月2日付紙面より)

開催をPRする新宮市料理飲食業組合の平見一雄組合長(左)と新宮まちなかバル担当の里中陽互さん=1月31日、東牟婁振興局
2019年02月02日
81 50周年に向け心一つに
 新宮青年会議所が総会  

 一般社団法人新宮青年会議所(新宮JC、鈴木竜司理事長)は1月31日夜、新宮市のホテルニューパレスで第14回総会と1月例会を開いた。OBを含めた約40人が出席する中、2019年度収支予算案など6議案を承認した。平野貴之・前理事長は「鈴木竜司・新理事長の下、油断することなく、心一つに大きな節目となる50周年を迎えていただきたい」と協力を呼び掛けた。

 4月14日に創立50周年を迎える新宮JCの本年度のスローガンは「心をひとつに~新たなる挑戦へ~」。基本方針は▽50周年式典・事業の開催▽みんなの想いを結集したまちづくり▽新たなる情報発信の強化▽全員が心を一つにして取り組む会員の増強と育成。

 重点事業計画は▽創立50周年事業の開催▽まちづくり事業の開催▽青少年育成事業の開催▽全員で取り組む会員増強▽会員開発セミナーの開催▽会員交流事業の開催▽組織力の強化▽例会事業の開催▽地域への情報発信▽他団体への協力―など。

 シニアクラブを代表して阿万卓也さんが「創立後50年間、JCはずっとつながれて継承されている。JCが何をしているのかと聞かれたときに、人や社会のために尽くすこと、それがいずれ自分のためになるということを胸を張って言っていただけたら」とあいさつした。

 例会開催に当たり、鈴木理事長は「仲間を信じ、全身全霊をかけて様々な困難に立ち向かっていく」と決意を新たにした。

  □     □

「北方領土の日」を前に街頭啓発



 「北方領土の日」(7日)を前に、新宮JCは1日、新宮市橋本のイオン新宮店で北方領土返還要求街頭啓発運動を実施した。買い物客らに啓発用のチラシとグッズを配った。

 日本青年会議所では、1970年に北方領土現地視察団を派遣したのを皮切りに、北方領土返還運動への取り組みを全国規模で展開。新宮JCでも「北方領土返還要求運動全国強調月間」(毎年2月、8月)を周知しようと毎年2月に街頭での啓発活動を続けている。鈴木理事長は「北方領土のいち早い返還を望みます。日本の経済も良くなるのでは。こういった活動を地域に広げたい」と話していた。

 北方領土問題は、北海道根室半島沖合にある島々の領有権をめぐるもの。現在ロシアが占拠、統治する択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島の島々に対し、日本が返還を求めている。北方領土の日は、国民の関心と全国的な返還要求運動の推進を図り、1981年に閣議決定。日露の国境が択捉島とウルップ(得撫)島の間に定められた日魯通好条約が調印された1855年2月7日にちなんでいる。

(2019年2月2日付紙面より)

第14回総会の様子=1月31日、新宮市のホテルニューパレス
鈴木竜司理事長
買い物客に啓発物資を配る新宮青年会議所のメンバーら=1日、新宮市橋本のイオン新宮店
2019年02月02日
82 抱っこは安心の原点
 子育てワークショップ  (紀宝町 )

 紀宝町保健センターで1月31日、「子育てワークショップ」があり、子育て中の母親11人が子どもの名前に込めた思いなどを伝え合った。

 子育ての疲れや気持ちをリセットして、母親らが元気になれることを目的に、町子育て世代包括支援センターが定期的に実施。かづこ助産院(那智勝浦町)の院長で助産師の本舘千子さんをアドバイザーに迎えた。

 「お母さんって大変」をテーマに、本舘さんは「おなかの中で大きくなり、動いたりする妊娠中がうれしかったと思う。初産婦(しょさんぷ)さんにとっては夢のような生活だが、そこがゴールではない。そこから始まる」。

 自身の出産経験を交え、「抱っこをして、体を接触させることは子どもの安心の原点。抱っこすることで、子どもから母親に対する愛着が生まれるだけでなく、母親から子どもに対する愛着も強くなる。幼い頃にしっかりと守られて育った人は大人になっても自分を上手に守れる」と話した。

 この後、座談会を開催。2グループに分かれて呼びやすさや愛着、字画など名前の由来などを紹介した。ワークショップ中は、ファミリーサポートセンターで子どもを預かった。終了後は、きほう食の会が「子育て中のママにおすすめしたい手作りランチ」を用意。参加者はテーブルを囲み、和気あいあいとランチを楽しんだ。

(2019年2月2日付紙面より)

本舘千子さんの話を聞く参加者=1月31日、紀宝町保健センター
2019年02月02日
83 介護施設に車いすを寄贈
 朝日生命和歌山支社  (那智勝浦町 )

 朝日生命保険相互会社和歌山支社串本営業所(平野裕史所長)は1月30日、那智勝浦町天満にある株式会社かしの木(谷口利和代表取締役)のグループホームかしの木に車いす1台を寄贈した。

 介護保険の普及を推進している同社では、社会奉仕活動の一環として毎年1台寄贈している。寄贈先は顧客のアンケートなどを基に選定。かしの木には2度目の寄贈となる。

 平野所長は「介護施設では車いすは必需品。少しでも皆さまのお役に立つことができればありがたい」と述べ、同行した中田了子(さとこ)さんは「ヘルパーさんにも活用していただけたら」と話した。

 寄贈を受けた谷口さんは「訪問ヘルパー事業ではご家庭で介護を行い、今までと変わらない生活を送れるよう支援している。この度、朝日生命様より車いすのご寄贈をいただき、誠に感謝に堪えません。これからも地域の安心を支えるために努力いたします」と感謝を述べた。

(2019年2月2日付紙面より)

車いすの寄贈が行われた=1月30日、グループホームかしの木
2019年02月02日
84 喫茶きよもんで紅節書院新春展  那智勝浦町  
2019年02月02日
85 舞台発表など通じて交流深める  台湾から姉妹校生徒ら来校  (新宮高校 )
2019年02月02日
86 文化複合施設に関する予算審議  新宮市臨時議会が4日開会  
2019年02月02日
87 歌やゲームを満喫  王子幼で節分コンサート  (新宮市 )
2019年02月02日
88 1500本を限定販売 純米大吟醸「颪」の新酒を発表 (御浜町)
2019年02月02日
89 人身事故の6割が国道42号で  第4回紀宝警察署協議会  
2019年02月02日
90 グラウンドゴルフで交流 老人ク讃寿会の役員が訪問 (鵜殿小)
2019年02月02日
91 3市町のチームを激励  美し国三重市町対抗駅伝  (JA三重南紀 )
2019年02月02日
92 テント拠点にし経験積む  冬キャンプで小学生8人  (潮岬青少年の家 )
2019年02月02日
93 小中学生12人が競う  第14回年始剣道大会  (串本町 )
2019年02月02日
94 入賞作品24点を発表  平成30年度ジオフォトコン  (南紀熊野ジオパーク )