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2019年07月31日
1 神体周囲をみやびやかに彩る
 古座川の祭礼「河内祭」  

 古座川河口域の祭礼「河内祭(こうちまつり)」が28日に宵宮、29日に本祭を迎えた。台風6号の影響により1日遅れで実施。祭船による奉仕の一部が営めなかったが大前の儀(奉幣神事)は好天の下で営むことができ、その前後では花形の御船や獅子舞などがみやびやかな光景で祭りを盛り上げるなどした。

 古座川河口から約3㌔上流にある川中の島を神体「河内様(こおったま)」として祭る河内神社の祭礼。現在は串本町の古座区と古田区、古座川町の下部区と宇津木区と月野瀬区の5カ区が7月第4土・日曜日を期日にして奉仕し、奉幣神事を営んで大願成就を寄せている。

 大前の儀は本祭日の午前10時に「河内様」前であり、5カ区の区長や各奉仕団体代表と来賓が参列。御船が御舟謡(みふねうた)を奏して「河内様」を回る中、神職が5カ区の御幣を神前にかざして神気を授かり一同で玉串をささげて礼を尽くした。

 その後は古座、古田、下部の3カ区がそれぞれに受け継ぐ獅子舞が順次奉納に臨み、その後は各区が河原などに設けた直会座で全頭披露に臨むなどした。櫂伝馬競漕(かいでんまきょうそう)は川の流れが強く中止となったが、御船は正午すぎに改めて花周りをして祭礼を締めくくった。

(2019年7月31日付紙面より)

大前の儀。御船が神体「河内様」を回り、河原の祭壇で奉幣神事を営んだ=29日、串本町古田
2019年07月31日
2 特殊詐欺の被害防止を
 防犯ボランティア交流会  (東牟婁地区 )

 県内の自主防犯活動活性化と関係機関のさらなる連携強化を図るため、県は29日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局で「防犯ボランティア交流会」を実施した。

 県では防犯ボランティア団体や警察、各市町が連携し、安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでおり、交流会は県内を4ブロック5地区に区分して毎年開いている。

 東牟婁地区の交流会には三佐木地区パトロール隊、熊野パトロール隊、市地域安全推進員会、王子ヶ浜小学校子ども見守り隊、勝浦ニュータウン見守り隊、新宮署少年補導員連絡会、みさきっこ安全パトロールと新宮、串本両警察署、県、関係市町から約30人が参加した。

 県警察本部生活安全犯罪抑止総合対策室の岡畑好紀室長が県内の犯罪情勢を報告した。6月末現在、県内の刑法犯は2160件で前年同期より366件減少した。新宮警察署管内では70件(前年比7件減)で高齢者の万引が激増した。串本警察署管内は27件(同6件減)で車上狙い、万引、器物損壊が上位を占めた。

 特殊詐欺は県内でオレオレ詐欺、架空請求詐欺が合わせて15件発生し、約2357万円の被害があった。高齢者の被害が多く、岡畑室長は「卑劣な犯罪で許せない」と断じた。

 警察官や銀行員をかたってキャッシュカードを取りに来る手口が多く発生していることや、訴訟最終告知のはがき、メールによる未納料金の請求などの手口を挙げ、被害に遭わないよう呼び掛けた。

 県警OBで防犯アドバイザーの稲本金利さんは子ども見守り活動の現状を紹介した。「防犯パトロールは犯罪・事故・災害の被害を未然に防止することや、地域の犯罪抑止機能を高めることなどが目的。目立つ姿で存在感を示すことが大切です」と述べた。

 通学路や公園に異常はないか、見慣れない人や車はないかなど「いつもと違う」ことに気付くことがパトロールのポイントと示した。また、子どもの被害を防ぐために▽一人で遊ばせない▽不審者情報はすぐに通報する▽実情に即した見守り活動―などが重要とした。

 出席者からは「自転車盗の被害を警察に届けないケースが多く、駅前に放置自転車も増えている」「電子マネーを使った架空請求詐欺が多いが、警察からコンビニ店員に注意喚起はできないか」「暑くなる時期の見守り活動は高齢者にとって厳しい。見守りへの参加を呼び掛けているが若い人の応募がない」などの声があり、活発な意見交換を繰り広げた。

(2019年7月31日付紙面より)

防犯ボランティア交流会で犯罪情勢などを報告=29日、新宮市緑ヶ丘の東牟婁振興局
2019年07月31日
3 県コンクで金賞受賞
 矢渕中吹奏楽部が東海大会へ  

 紀宝町立矢渕中学校の吹奏楽部が、27日に津市の三重県文化会館大ホールで開催された「三重県吹奏楽コンクール 中学校B編成の部」に出場し、金賞を受賞した。

 B編成は30人以下の小編成の部で県内から40校が出場した。矢渕中は1~3年生の14人が『テレプシコーレ舞曲集』よりブランル・ゲイ、パッサメッツォ、クーラント、バレエ、ガイヤルド(M・プレトリウス作曲)を演奏した。

 吹奏楽部は2005(平成17)年に創部し、本年度は1年生7人を迎え、2年生6人、3年生8人で活動。コンクールに向けて練習を積み重ねてきた曲は、21日に同町大里のふるさと資料館で開催した「ファーストコンサート」でも披露した。

 昨年に続き金賞を獲得した矢渕中は8月25日(日)に愛知県の豊田市民文化会館で開催される東海大会に三重県代表として出場する。

(2019年7月31日付紙面より)

県コンクールで金賞を受賞した矢渕中吹奏楽部(提供写真)
2019年07月31日
4 ラジオ体操で健康増進を
 新宮市が優良団体として表彰  

 新宮市はこのほど、ラジオ体操の普及奨励に寄与したとして、(株)かんぽ生命保険、日本放送協会、NPO法人全国ラジオ体操連盟から2019年度ラジオ体操優良団体表彰(府県等表彰)を受けた。29日に市役所を訪れたかんぽ生命の石川恵三・和歌山支店長らから表彰状と記念品を受け取った田岡実千年市長は「より多くの人にラジオ体操に参加していただけるよう取り組んでいる当市にとっては励みになること」と喜びを語った。

 ラジオ体操は国民の体力向上と健康の保持・増進を目的に1928(昭和3)年に制定された。同表彰は、かつての郵政省簡易保険局が、簡易保険創業40年、郵便年金創業30周年の記念事業の一環として、56(昭和31)年から府県別表彰を実施したのが始まり。62(昭和37)年に全国、地方表彰が加わり現在に至っている。

 表彰の基準は▽当該年度4月1日現在で、ラジオ体操を始めてから満2年以上継続しており、ラジオ体操の普及向上に寄与した功績が著しい▽おおむね10人以上参加者がある▽年間ラジオ体操の実施日数が50日以上―の団体。同市では2014(平成26)年5月から市生涯学習課が中心となりラジオ体操の普及活動に取り組んでいる。現在は毎朝、県道あけぼの線の見晴台や新宮駅前など、市内11カ所でラジオ体操を実施しており、平均約250人が参加している。

 石川支店長は「ラジオ体操は正しく行うと健康増進につながり、いつでも誰でもできるところがいいところ。全国表彰を目指して引き続き頑張ってください」。

 田岡市長は、自身もラジオ体操に参加するようになってから体調が良くなったと伝え「健康長寿の取り組みを進める中でラジオ体操はとても有効。健康増進だけではなく、地域のコミュニティーの形成にも大きく寄与している。もっと多くの人に参加してもらえるように普及していきたい」と話していた。

(2019年7月31日付紙面より)

表彰状を受け取った田岡実千年市長(左)とかんぽ生命保険の石川恵三・和歌山支店長=29日、新宮市役所
市内のラジオ体操には毎日平均250人が参加している(提供写真)
2019年07月31日
5 木下医院Aが優勝 第145回職場対抗ボウリング大会 
2019年07月31日
6 35人が昇級 剣道級位審査会 
2019年07月31日
7 6人が近畿B予選へ
 全小バドミントン選手権県予選会  (新宮バドミントンスポーツ少年団 )
2019年07月31日
8 協力する心を持って  わかば保で「お楽しみ会」  (那智勝浦町 )
2019年07月31日
9 退任後も「大使」として  ALTのマシューさん  (那智勝浦町 )
2019年07月31日
10 一体となってステージを  市民音楽祭に向け実行委員会  (新宮市 )
2019年07月31日
11 座禅で精神統一  「くまっこ」夏休み特別企画で体験  (新宮市熊野川町 )
2019年07月31日
12 豊富な催しに来場者多数  南紀園で恒例の夏祭り  (太地町 )
2019年07月31日
13 技術学んで串本の海を観察  子どもスノーケリング体験  (県立潮岬青少年の家 )
2019年07月31日
14 「地震」テーマにし学ぶ  職員対象夏期セミナーで  (串本町消防本部 )
2019年07月31日
15 古座川河口域で納涼にぎわう  熊野水軍古座河内祭の夕べ  (串本町 )
2019年07月31日
16 ホテル建設予定地を視察  鈴木英敬知事との「1対1対談」  (御浜町 )
2019年07月31日
17 マンドリンで名曲演奏  トレモロが「かわりない会」で  (紀宝町 )
2019年07月31日
18 お悔やみ情報
  
2019年07月14日
19 まちの繁栄を祈る 金刀比羅神社で例大祭 (太地町)

 太地町の金刀比羅(ことひら)神社=通称こんぴらさん=(髙橋正樹宮司)で13日、夏の例大祭が営まれた。過疎地域神社活性化推進委員会が主催。神事後は大人・子どもごとに餅まき・菓子まきが盛大に行われた。

 同神社は1798(寛政10)年、太地角右衛門頼徳が讃岐国(香川県)の金刀比羅神社から勧請した。昭和30年代は熊野地方で唯一の金刀比羅神社として広域から大勢の人々が参拝に訪れた。境内には出店も並び、奉納相撲も行われるなどにぎわったが近年は祭典のみとなっていた。

 同神社と同町の飛鳥神社は神社本庁から過疎地域神社活性化推進施策の指定を受けたことから、町内の各種団体などで委員会をつくり、祭りを盛り上げようと景品付きの餅まきなどを企画し、町民参加の祭礼が昨年、復活した。

 例大祭の式典には三軒一高町長、太地漁協の脊古輝人組合長、塩﨑伸一同神社責任総代ら、和歌山県神社庁からは庁長の九鬼家隆・熊野本宮大社宮司が参列した。

 神事後に九鬼庁長は「過疎化している地域において神社を再興し、活性化につなげることが過疎地域神社活性化推進施策。皆さまの思いで神社や地域が元気になるように頑張っていただきたい」とあいさつ。三軒町長は「段々とにぎわってきた。地域が盛り上がってきてくれてうれしい」と話した。

 髙橋宮司は同神社の歴史を説明し、太地水産共同組合から鈴緒3本の奉納についての感謝を述べた。「雅楽道友会の先発隊が東京から駆け付けてくれた。太地の神社で雅楽あっての大祭は感極まるものがあった。太地の繁栄を祈るお祭りは今後も継続していきたい」と語った。

 餅まき・菓子まきでは多くの住民らが参加し大いに盛り上がった。参加した細野りらさん(太地小4年)は「餅まき自体初めてで楽しかった。また来たいです」と笑顔で語った。

 なお、例大祭で雅楽を奏でた雅楽道友会による「雅楽鑑賞会」が同日午後7時から町公民館で実施される。

(2019年7月14日付紙面より)

盛大に行われた餅まき=13日、太地町の金刀比羅神社
神事が執り行われた
2019年07月14日
20 記念事業などに向け意見交換
 最終答申案など調整  (新宮城復元対策委 )

 新宮城の復元を目的に、懸賞事業の実施などについて検討、意見交換を行う「第6回新宮城復元対策委員会」(須川倍行委員長、委員12人)が12日、新宮市役所会議室であった。「新宮城復元にかかる資料収集のための懸賞事業」「水野家入部400年記念事業との連携」の諮問内容について最終答申案を調整。同委員会は11月の「水野家入部400年記念事業」の終了をもって解散することなどを決定した。

 開会に当たり、須川委員長が「懸賞事業の方もうれしいニュースは入ってこないが、同じく事業を実施している高松城(香川県高松市)や丸亀城(同県丸亀市)の調査を含め、活路を見出せたら」とあいさつした。

 資料収集のための懸賞事業について、当局から▽懸賞事業の効果的かつ積極的な広報の実施▽懸賞事業の継続実施▽新宮城の早期復元および整備事業の推進―の提言があった。市内外、国内外問わず創意工夫をもって積極的に広報活動を実施し、懸賞事業は必要に応じて内容を見直した上で募集期間に捉われず継続することや、新宮城の早期復元は、文化財担当者の増員など体制強化による復元に向けた早期計画策定、早期着手に向け取り組んでいく。

 整備事業に関しては、石垣など破損個所などの修復、城跡周辺の樹木伐採などの景観整備を進めていくとした。委員からは「国や県から知見のある人の出向に向けての取り組みを積極的にしていくべきでは」などの意見があり、最終答申案に盛り込むことを決定した。

 記念事業との連携に関しては、併せて懸賞事業の広報を実施することや新宮城ゆかりの人々との交流や絆を深めること、新宮城への市民理解、復元に向けた機運を高めるため、啓発の強化やふるさと教育の一環として市の歴史を学び、郷土愛の醸成を図ることなどを提言した。

 事務局から、水野家入部400年記念事業「水野家と新宮城下町」の実施日や事業内容、タイムスケジュールなどの説明もあった。開催日を11月9日(土)、10日(日)とし、記念式典やシンポジウム、交流自治体PR展示、入城ウオーク、物産展などを予定していると報告。記念事業に係る関連イベントの説明もあった。

 委員らは10月に香川県を訪問し、高松城や丸亀城を視察する予定。

(2019年7月14日付紙面より)

最終答申案を検討した=12日、新宮市役所
2019年07月14日
21 管内3カ所で街頭啓発
 わかやま夏交安始まる  (串本警察署 )

 わかやま夏の交通安全運動が11日から始まった。期間は20日(土)までの10日間。串本警察署(中弥泰典署長)管内では12日に3カ所で街頭啓発があり、往来するドライバーや住民に物資を配って交通安全意識を促すなどした。

 この運動は、県・交通事故をなくする県民運動推進協議会が春秋の全国交通安全運動の合間を縫うように夏と冬の年2回主唱。県警察本部を軸にして関係行事を計画し、県内の交通安全機運の高揚を促している。

 同署管内では同協議会串本地区連合会が11日に期間初日恒例の街頭啓発をする予定だったが、当日雨天のため規模を縮小して12日に実施。同連合会事務局の東牟婁振興局串本建設部と串本町役場総務課と同署の各職員、交通指導員や同町交通安全母の会会員合わせて15人が同町くじ野川にある橋杭海水浴場駐車場に集まり、同署職員が国道42号を南進する車両を同駐車場へ誘導し、他が啓発物資を配って安全運転などを呼び掛けた。

 この日はすさみ町の道の駅すさみで県警交通部高速道路交通警察隊と東西両振興局などによる街頭啓発、古座川町のオークワ古座川店で同署と同町役場総務課による自転車安全運転啓発も実施。後者の啓発では5人が自転車安全利用五則(自転車は車道が原則・歩道は例外、車道は左側を通行、歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行、安全ルールを守る、子どもはヘルメットを着用)や3年以内に2回以上摘発されると自転車運転者講習の受講が命じられる危険行為14種類などを伝える啓発チラシを含む物資を配って、適正な利用への理解と実践を促した。

 同署管内では16日(火)に飲酒運転撲滅啓発、18日(木)に横断歩道啓発も予定している。場所はいずれもオークワ串本店前。今期の運動重点は▽子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽自転車の安全利用の推進▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽横断歩道における歩行者優先の徹底―の5点。

(2019年7月14日付紙面より)

ドライバーに安全運転を呼び掛ける啓発員=12日、橋杭海水浴場駐車場(交通事故をなくする県民運動推進協議会串本地区連合会提供)
自転車安全利用五則を説明=12日、オークワ古座川店
2019年07月14日
22 夏の事故防止目指し
 那智勝浦町で朝の街頭啓発  

 那智勝浦町では「夏の全国交通安全運動」中の12日、同町天満のAコープ前や汐入橋交差点付近で朝の街頭啓発があった。堀順一郎町長をはじめ町職員、消防本部、町交通安全指導員協議会、新宮警察署の署員ら22人が集まった。

 例年、交通量の多い通勤時間に合わせて実施していたが、さまざまな年代に啓発しようと開始時間を午前9時30分に繰り下げた。堀町長はあいさつで、運動の重点の一つである「横断歩道における歩行者優先の徹底」を呼び掛け、「町内に限ったことではないが、歩行者が遠慮がちに車の通過を待つ様子を多々見掛ける。勝浦は海外からの観光客が年々増えている。海外では歩行者優先が浸透しているため、安全のためにも町全体で優先通行を徹底していただきたい」と述べた。

 交通安全指導員協議会の塩﨑一男会長があいさつした後、参加者らは横断幕を掲げ、ドライバーや買い物客らに運動の重点を掲載したチラシや啓発物資を配った。午後4時からは自転車利用者に安全な利用を呼び掛ける活動を展開。合計で290セットの啓発物資を配った。

 この後は18日(木)午後6時30分ごろから甫子浦交差点で夜間街頭啓発を予定している。

(2019年7月14日付紙面より)

啓発物資を配り、交通安全を呼び掛けた=12日、那智勝浦町天満
2019年07月14日
23 4年連続の初戦突破  新宮が逆転勝利で和工を下す  (全国高校野球選手権和歌山大会 )
2019年07月14日
24 那智勝浦町教委に国交省大臣表彰  防災学習の継続実践が評価  
2019年07月14日
25 「君たちに伝えたいこと」  夏休み前に非行防止講話  (光洋中学校 )
2019年07月14日
26 家族で楽しいひととき  きたやま保で夕涼み会  (北山村 )
2019年07月14日
27 みんなで作る夏の思い出  熊野川小4、5年生がキャンプ  (新宮市 )
2019年07月14日
28 野菜の摂取目標量を知る  健康増進計画の推進  (那智勝浦町 )
2019年07月14日
29 42人が即興ペア組み対戦  第15回串本町ソフトテニス大会  
2019年07月14日
30 183人が実力別で対戦  第15回串本町卓球大会  
2019年07月14日
31 地域に考えるきっかけ提供  古座支店が「健康企画展」  (第三銀行 )
2019年07月14日
32 上野山の園児作品加わる  ホスピタルアート展示  (くしもと町立病院 )
2019年07月14日
33 特殊詐欺被害の防止を  紀南高校生徒会らがキャンペーン  
2019年07月14日
34 AMドリームスが優勝  学童軟式野球大会  (ろうきん杯 )
2019年07月14日
35 夜の園舎で大はしゃぎ  相野谷保で夕涼み会  (紀宝町 )
2019年07月14日
36 詐欺に遭わないよう  高齢者地域見守り隊が啓発  (紀宝町 )
2019年07月14日
37 クイズやゲームを楽しむ  校内ウオークラリー  (成川小 )
2019年07月14日
38 靴下のはぎれで座布団作る  「まなびの学級」第2回講座  (紀宝町 )
2019年07月06日
39 夏季繁忙期に備え
 観光桟橋で旅客船点検  (那智勝浦町 )

 夏の行楽シーズンを控え、国交省和歌山運輸支局勝浦海事事務所(吉武愼二所長)は5日、那智勝浦町の観光桟橋で旅客船安全総点検を実施した。

 同事務所では、年末やゴールデンウイークなど多客期前に、旅客輸送の安全確保と事故の未然防止を目的に管内の旅客航路事業者の船舶に対して点検を実施している。

 この日の検査対象は、紀の松島観光(株)の観光船「くじら号」、(株)浦島観光ホテルの送迎船「第三浦島」、(株)中の島の送迎船「中の島」の3隻。▽航路の安全性▽安全管理規定の順守状況▽非常時の脱出手順▽救命設備の備え付け―の4項目を重点的に検査し、安全指導を行った。勝浦海事事務所職員3人、近畿運輸局職員3人が3社の関係者立ち会いの下、救命器具や船舶検査証書などを確認した。

 点検を終えて吉武所長は「点検結果はおおむね良好だった」と伝え、「旅客船運転の最大の使命は安全の確保です。今後も無事故運行を継続していただいて、安全・安心を提供していただければ」と呼び掛けた。

 紀の松島観光の専務取締役・加藤康高さんは「一番大事なのは安全。何十年も事故のないことにおごらず、繁忙期に備えて万全の体制を整えたい」と話した。

 同日午後には(株)串本海中公園センター、4日には熊野交通(株)がそれぞれ点検を受けた。

(2019年7月6日付紙面より)

旅客船の安全点検を行う職員=5日、那智勝浦町
2019年07月06日
40 本年度計画など承認
 熊野三山協議会が総会  

 熊野三山協議会(会長・田岡実千年新宮市長)は4日、新宮市役所別館で総会を開き、本年度事業計画など2議案を承認した。

 同協議会は1984(昭和59)年発足。熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺と関係自治体、民間団体などで組織する。一体となって熊野地方の文化財の保護、保全、調査研究などを進めている。

 熊野は日本サッカー協会のシンボルマークである「ヤタガラス(八咫烏)」と日本近代サッカーの始祖といわれる中村覚之助の古里。その縁で協会は2002年ワールドカップ日韓大会から熊野三山一寺で必勝を祈願している。田岡会長は「昨年度、協議会においては歴史講座や熊野三山シンポジウムなど、さまざまな事業を行い、その活動内容は当協議会ならではだったのでは」とあいさつ。先のFIFA女子ワールドカップ日本代表選手必勝祈願祭の協力に感謝を示した。

 オブザーバーとして出席した東川智昭・東牟婁振興局長は「熊野地方と日本サッカーの関係について、積極的にPRし、サッカー協会の幹部が必ず必勝祈願に来るという深い関係を作ってくれた」と敬意と感謝を示した。今年は世界遺産登録15周年という記念すべき年であり、ねんりんピックも開催されると述べ「県内外に情報発信しながら、多くの人に当地方に来ていただけるようにアピールしていきたい」と述べた。

 本年度事業計画には、熊野三山の神鳥・八咫烏と神木・梛(なぎ)のルーツ調査や、中村覚之助の日本サッカー殿堂入りに向け関係団体と協力し積極的にPRしていくこと、ヤタガラスカップサッカー大会への協賛、世界遺産15周年事業への協力と記念品の製作などを盛り込んだ。

 事務局からは、全国で熊野権現の勧請(かんじょう)が最も多い(第2次調査で437社)福島県の熊野神社を訪ね、災害に直面した熊野神社に参拝し慰霊と交流を行うことや、福島県復興のシンボルである新生Jヴィレッジ(日本サッカーのナショナルトレーニングセンター)を訪問し、ヤタガラスを通じた日本サッカー協会との絆を深める調査交流事業予定などの報告があった。

(2019年7月6日付紙面より)

熊野三山協議会総会の様子=4日、新宮市役所別館
2019年07月06日
41 児童や生徒がのぼり制作
 ねんりんピックに向け  (串本町 )

 第32回全国健康福祉祭和歌山大会(ねんりんピック紀の国わかやま2019、11月9~12日実施)に向け、串本町内の小・中学校で「選手団応援メッセージのぼり」の制作が進んでいる。参加する都道府県と政令指定都市の特産品や方言をデザインに盛り込み、児童や生徒が分担して原画を描いている。

 全国健康福祉祭(ねんりんピック)は、60歳以上の人々を中心としたスポーツと文化の総合的な祭典。1988年の開催以来、年1回47都道府県が持ち回りで開いている。

 今年の和歌山大会で、同町、新宮市、田辺市、上富田町の4市町は、サッカー交流大会の開催地となっている。同大会には43都道府県と16政令指定都市の計60チーム(和歌山県は2チーム)が参加する予定で、選手・関係者約2000人の来県を見込んでいる。串本町では、20チームがプレーする。

 ねんりんピック紀の国わかやま2019串本町実行委員会事務局によると、小中学生によるのぼり旗の制作は昨年の富山大会、おととしの秋田大会でも実施しており、和歌山大会でも取り入れることになったという。

 同町立潮岬小学校(山本隆介校長)では3日、6年生37人が、宮城県、山梨県、滋賀県、広島県、徳島県、福岡県、沖縄県、仙台市、神戸市、熊本市の10旗を制作。3、4人で班になり、事前学習で調べた各地域の特産品や県章・市章などの情報をA3の紙にまとめた。担当地域や同町の方言で「頑張れ」のメッセージを書いた後は、色マジックや色鉛筆を使い、ブドウやずんだ餅、めんたいこ、サケ、サトウキビ、鳴門金時、琵琶湖、神戸ポートタワー、熊本城、厳島神社などのイラストを描いた。字が見えやすいように太字にするなど工夫を凝らしていた。

 この日一番に完成したのは仙台市担当の班だった。班長の堀敦哉君は「仙台には行ったことがないけど、都会のイメージがある。一度行ってみたくなった。みんなで協力しながら調べ物をし、柄を完成できて楽しかった」とコメント。担任の吉村昌晃教諭は「子どもたちが頑張って作ったのぼり旗。ぜひ楽しみにしていてください」と話した。

 児童や生徒の絵は縦150㌢、横40㌢の旗にプリントし、大会時に同町総合運動公園多目的グラウンドや各チームのテントに設置して選手らをもてなすという。

(2019年7月6日付紙面より)

心を込めてのぼりを描く=3日、串本町立潮岬小学校
2019年07月06日
42 11月に「健康チェックデー」
 紀宝町保健対策協議会  

 紀宝町保健対策協議会が4日、同町役場大会議室であった。町の保健事業計画を協議し、11月24日(日)に「健康チェックデー」の開催を決めた。

 同会は町民の健康で豊かな生活の向上を図ることを目的に行政、議会、医師、体育協会、教育関係、老人クラブ、各種団体、商工会、保健活動推進員などで組織。

 委員25人が出席し、はじめに西田健町長があいさつ。「町では『子どもはまちの宝、高齢者はまちの誇り』をスローガンに各種事業を推進してきた。健康寿命の延伸、自殺予防、災害対策などの健康課題が増え、4月から健康づくり推進課をみらい健康課としてスタートした。子どもから高齢者まで支援し、安心して健やかに暮らせる町づくりを目指している」と述べた。

 続いて、平成30年度町保健事業の実施結果を報告。健康チェックデーの開催や特定健診受診拡大対策、新規の介護予防事業、自殺対策行動計画の実施など本年度の事業計画を協議した。

 委員からは「保健対策をしていると思うが、紀宝町の子どもやお年寄りは元気に過ごしているのか」「町内で特定健診受診者が減っている」などの質問や意見があった。

 健康チェックデーは各種健診、検査・測定が受けられることに特化し、自分の体の状態をさまざまな角度からチェックすることができるイベント。昨年度は約400人が来場した。

 本年度は「みらい健康マイレージ」の対象イベントとなる。「はかって、わかって、きづいて、健康にかわる」をテーマに町保健センターで開催し、血液検査、糖尿病セルフチェック、歯と口の健診、骨健康度測定などを実施する。

(2019年7月6日付紙面より)

本年度事業などを決める紀宝町保健対策協議会=4日、紀宝町役場大会議室
2019年07月06日
43 ネムノキが花の盛り  高田川沿いなどで  
2019年07月06日
44 交流通じ防災意識高める  三輪崎保と婦人防火クラブが交流  
2019年07月06日
45 「つながり」を意識して  チームくまのがわで高林稔さん  (新宮市 )
2019年07月06日
46 警察官の仕事を知る  三輪崎小で出前授業  (新宮市 )
2019年07月06日
47 コースの特色などを紹介  近大新宮高校・中学校で学校説明会  (新宮市 )
2019年07月06日
48 海と船の絵画展審査会  勝浦海事事務所長賞9作品など決まる  
2019年07月06日
49 障害者技能大会で銀賞受賞  ワークランドそらの平野翔さん  
2019年07月06日
50 みんなで天の川を作ろう  にこにこひろばで七夕会  (串本町 )
2019年07月06日
51 遺作含め197点を披露  串本町立体育館で黒洋画会展  
2019年07月06日
52 6月定例会一般質問②  串本町議会  
2019年07月06日
53 園児のちぎり絵を展示  ギャラリーバスを運行  (紀宝町 )
2019年07月06日
54 珍種ミカドアゲハが飛来  宇久井半島で  
2019年07月06日
55 日頃の感謝を込めて  「七夕」にちなみ来店者にプレゼント  (新宮信用金庫 )
2019年07月06日
56 お悔やみ情報