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2019年01月27日
1 寒風の中、長蛇の列
 「まぐろ祭り」にぎやかに開催  (那智勝浦町 )

 はえ縄漁による生鮮マグロの水揚げが日本一の那智勝浦町築地の勝浦地方卸売市場で26日、「第25回まぐろ祭り」が開かれた。オープニングの前には、熊野那智大社の神職らによる祈願祭が営まれ、寒風の中、約1万3000人(主催者発表)の人出でにぎわった。

 「マグロの町勝浦」をアピールする恒例のイベントで、町観光協会(花井啓州会長)が主催者となり、町内の多くの団体が協力する形で開催した。世界遺産登録15周年もPRした。

 メインステージのオープニングでは、よしもと和歌山県住みます芸人「わんだーらんど」が練習を重ねていたマグロの解体を披露。藤紀和会による藤紀流踊り、マグロ一頭造り、マグロ重量当てクイズ結果発表、地元特産品抽選会、餅まきなどで盛り上がった。

 生マグロ即売では旬を迎えたキハダ、メバチ、ビンチョウの各マグロ計約3㌧が用意され、午前9時の開場前から熱気にあふれていた。恒例のまぐろ汁の振る舞いには長蛇の列ができ、マグロの重量当てクイズなどの催しも人気を集めた。

 名古屋市から家族や親類11人で訪れた武内大輔さん(34)は「毎年まぐろ祭りを楽しみにしている」と話し、西宮市から家族で訪れた菅沼裕一さん(46)は「勝浦といえば冬のマグロと聞いたので、まぐろ祭りを目的に来ました。この後は那智の滝に行きたいと思います」と、まぐろ汁を手に笑顔を見せた。

(2019年1月27日付紙面より)

熱気にあふれた「生マグロ即売会」=26日、那智勝浦町築地
2019年01月27日
2 荒縄の締め方学ぶ
 御燈祭りの着替え手伝いに向けて  (新宮市 )

 新宮市の駅前本通りにある森川和夫さん宅で25日、御燈祭(おとうまつ)り(2月6日)の上がり子が胴に巻く荒縄の締め方講習会があった。祭り当日に着替えを手伝う市職員7人と市観光協会1人、市役所で職場体験中の新翔高校の生徒3人が、市観光協会専務理事の森本祐司さん(62)から指導を受け、素早くきれいに結ぶこつを学んだ。

 市職員らは毎年祭り当日、市福祉センターで県外や遠方から祭りに参加する人たちを対象に、白装束への着替えや荒縄締めを手伝っている。

 同センターで着替える上がり子が毎年増えていることから、少しでもスムーズに締められるようにと、市商工観光課職員らが講習会に参加している。

 荒縄の結び方は幾つかあるが、結び目が2本の角のような形になる「男結び」が特徴。基本は胴に7回巻くが、長さが合わない場合は、5回、3回と奇数回巻く。森本さんは「巻く前には霧吹きなどで縄を湿らせておくと、わらくずが落ちず、切れにくくなる」などと説明し、丁寧に結び方を教えた。

 初めて講習会に参加した市観光協会の古藤勇魚さん(24)は「なかなか難しくて、苦戦しました。当日は上がり子の皆さんの力になれれば」と話した。

 森本さんは「地元の祭りなので、年配者の人が若い人に伝えていければと思っている。上がり子の皆さんには、できるだけ祭りの本義を正しく捉え、慈しむ気持ちで上がってほしい」と願うと同時に「毎年、祭り翌日(2月7日)の午前9時からは、多くの関係団体の皆さまに参加いただき、清掃活動を実施しています。市民の皆さんにも協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

(2019年1月27日付紙面より)

森本祐司さん(左)が手本を見せながら荒縄の締め方を教える=25日、新宮市の駅前本通り
2019年01月27日
3 備蓄に必要な物は?
 防災チャレンジ大運動会  (紀宝町 )

 紀宝町の津本自主防災会(岡正成会長)は20日、同町大里の津本防災センターで「防災チャレンジ大運動会」を開催した。子どもから高齢者まで地区住民67人が参加し、楽しく防災活動に取り組んだ。

 同会では定期的に防災活動を実施しており、今回の運動会はおととしに続いて2回目。竹と毛布を使った簡易担架で負傷者役を運ぶ安心・安全搬送リレーや防災借り物競走、水パック消火競争などを繰り広げた。

 借り物競走では、「備蓄に必要な物は?」「地震発生時に身を守る物は?」「避難所に持っていく物は?」などのお題に対し、用意された水や非常食、懐中電灯、ヘルメットなどをリュックサックに詰めていった。

 2月3日(日)に和歌山県有田市で開催される「4県連携自主防災組織交流大会」に三重県代表として参加することから、事例内容を発表した。

 「紀伊半島大水害から生まれた絆~あの日、あの時を忘れない~」と題し、2011年の紀伊半島大水害の被害や、その後に発足した防災会の取り組み、「みえの防災奨励賞」を受賞したことなどを改めて紹介した。

(2019年1月27日付紙面より)

防災借り物競走に取り組む子どもら=20日、紀宝町大里の津本防災センター
簡易担架で負傷者役を運ぶリレー
2019年01月27日
4 幸福を招く縁起物
 速玉大社で「吉兆」作り  

 新宮市の熊野速玉大社(上野顯宮司)では、縁起物「吉兆(きっちょう)」作りが始まっている=写真。大(約90㌢)約100本、小(約50㌢)約900本を同社で販売しており、希望者には郵送している。

 大社境内の山林で採ったヤナギの小枝に大福帳、小判、お守り、タイなどの小物をくくり付け、仕上げに直径約2~3㌢の赤、白、青、黄などの「もち花」を付けた縁起物。節分に飾ると商売繁盛、家内安全などの幸福が訪れると信じられている。値段は大が3000円、小が1800円。

 2月3日(日)の節分祭でも販売するが、人気があり売り切れてしまうことが多い。祭りは午前10時から午後9時まで「お焚(た)き上げ」、午後7時から「追儺(ついな)式」が営まれる。厄よけ祈とうは午前9時から午後8時まで。

(2019年1月27日付紙面より)


2019年01月27日
5 寄り添う形で支援の輪を  和歌山ラオス友好協会  
2019年01月27日
6 日本の伝統文化に触れる  市野々小児童らが婦人会と交流  (那智勝浦町 )
2019年01月27日
7 人形劇「桃太郎」楽しむ  天満保育園で訪問公演  (那智勝浦町 )
2019年01月27日
8 伝え合う力の育成  新宮市教研が王子ヶ浜小で研究発表会  
2019年01月27日
9 母校の児童らを前に 下里中で総合学習発表会 (那智勝浦町)
2019年01月27日
10 近大新宮高校で卒業式  各賞受賞者らに賞状授与  (新宮市 )
2019年01月27日
11 自慢のたこを飛ばす  園庭を元気よく走り回り  (鵜殿保育所 )
2019年01月27日
12 1万2千人の思い届ける  「早期完成を願う会」署名簿提出  (新宮市 )
2019年01月27日
13 お悔やみ情報
  
2019年01月13日
14 北海道地震被災地へ
 熊野那智大社が義援金  (那智勝浦町 )

 昨年9月6日に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者を支援するため、那智勝浦町の熊野那智大社の男成洋三宮司は11日、同町役場を訪問し、日本赤十字社和歌山支部那智勝浦町分区長である堀順一郎町長に義援金を手渡した。

 同大社はこれまでに、熊本地震(2016年4月)、九州北部豪雨(17年7月)、西日本豪雨(18年7月)の被災地へ義援金を届けている。今回は昨年9月22日から12月31日まで、同大社と飛瀧(ひろう)神社に募金箱を置き募った。義援金は総額50万円で、日本赤十字社を通じて被災した人たちに届けられる。

 男成宮司は「助け合う心と復興を願う参拝の皆さまのお気持ちは非常にありがたい。避難生活をされている方々が一日でも早く日常に戻れることを祈ります」と被災地に思いを寄せ、堀町長は「元号が変わる今年からは災害のない新しい時代となることを願っています」と話した。

(2019年1月13日付紙面より)

堀順一郎町長(左)に義援金を手渡す男成洋三宮司=11日、那智勝浦町役場
2019年01月13日
15 初打ち練習でホールインワン
 讃寿会グラウンドゴルフ部  (鵜殿老人ク )

 紀宝町鵜殿の老人クラブ「讃寿会(さんじゅかい)」のグラウンドゴルフ部(菅原章部長)は11日、同町大里の深田運動場で初打ち練習を実施した。

 讃寿会は春と秋の年2回、グラウンドゴルフ大会を開催しており、会員にも愛好者が多い。同部には65人が所属し、毎週金曜日に練習している。

 これまで鵜殿運動場で練習に励んできたが、大規模改修中のため完成までは深田運動場を利用している。

 初打ちのこの日は15人が参加し、ロングホールや野球のマウンドの傾斜を利用した8ホールを設置。初打ち1打目でホールインワンが飛び出すなど、1時間半の練習を楽しんだ。

 同部は15年ほど前に設立。菅原部長は「グラウンドゴルフは個人戦が魅力。和歌山県串本町から尾鷲市までの大会に出場して活躍する会員も多くいる。深田運動場へは乗り合わせで来ているが、参加できない人も多い。鵜殿運動場が完成した際には、盛大にオープニング大会を開催したい」と話していた。

(2019年1月13日付紙面より)

グラウンドゴルフを楽しむ会員=11日、紀宝町の深田運動場
初打ちに参加したグラウンドゴルフ部の皆さん
2019年01月13日
16 住民らで力合わせ脊美づくり
 塩竈神社の本宮控え準備  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町浦神の塩竈(しおがま)神社(井谷正守宮司)で豊漁などを祈願する例大祭「脊美(せみ)祭り」が13日(日)に営まれる。本宮を翌日に控えた12日、浦神西区民会館で祭りに必要な脊美づくりが行われた。

 古来より捕鯨の歴史がある同区では、祭りの神事にセミクジラを模した脊美と呼ばれる縁起物を用いている。

 脊美づくりは脊美まつり保存会(会長=谷口利明・浦神西区長)と今回担当となる西区9班が協力して行い、しめ縄作りやのぼりの設置などに取り組んだ。

 脊美は太田地区のもち米のわらを使い、大・中・小の三つが作られた。男性らはわらを時計回りにねじりながら、型が崩れないように注意し作業を進めた。女性はしめ縄作りに励んだ。祭りで出される料理は9班以外の住民が腕を振るっていた。

 谷口会長は「区民の方の協力があってこそ。今後も継続できるように努めていきたい」と語った。

 13日は午前10時から神事が営まれ、11時から祝賀会、神社境内では勇義社(畑下圭喜社長)による獅子舞奉納がある。午後0時30分からみこし・手踊りが開始され、2時から福引抽選会、3時から座払いが行われる。

(2019年1月13日付紙面より)

脊美づくりの様子=12日、那智勝浦町浦神
2019年01月13日
17 16チームによる熱戦の幕が上がる
 新宮SSS招待が開幕  
2019年01月13日
18 落語や暮らしの知識を披露  新春初笑い演芸会に桂ぽんぽ娘さん  (那智勝浦町 )
2019年01月13日
19 紀南地方を元気にしたい  元串本町議・佐藤武治氏が出馬表明  (和歌山県議選 )
2019年01月13日
20 奥宮で二人の愛を確認  大馬神社例大祭の日に神前結婚式  (熊野市 )
2019年01月13日
21 受信機を町内全戸配布へ  防災無線をデジタル化  (紀宝町 )
2019年01月13日
22 税は「社会を支える会費」 役場職員が鵜殿小で授業 (紀宝町)
2019年01月13日
23 心身ともにリフレッシュ  健康長寿ヨガ教室  (紀宝町 )
2019年01月13日
24 素早い行動に感心  うどの幼稚園で地震避難訓練  (紀宝町 )
2019年01月13日
25 新成人スマホフォト  紀宝町成人式特集  
2019年01月13日
26 お悔やみ情報
  
2019年01月08日
27 気軽に寄れるセンターに
 新宮市庁舎別館で開所式  

 新宮市は7日、同市春日の市庁舎「別館」(旧職業訓練センター)の開所式を催した。医療、介護連携の効率的な推進を図るため、本館にあった地域包括支援センターと医療相談窓口を同所に移転。「高齢者相談センター」としての業務を開始する。地域包括支援センター11人、在宅医療相談窓口1人、地域包括ケアシステム構築係2人を配置し、14人体制で業務に当たる。

 同館は地域職業訓練センターとして1982(昭和57)年に建設。2011(平成23)年3月に市に移管された。昨年9月から実施していた耐震補強・改修工事では、全面ガラス張りだった大会議室の南側に壁を入れ、1階フロアの段差をなくしたり床材を滑りにくくするなどのバリアフリーを施した。外壁は「高齢者に合わせて優しく淡い色を」と薄い緑色に塗装された。

 式典で田岡実千年市長は「高齢者の方々が安心した生活を送り、気軽に立ち寄っていただけるようなセンターとなれば」とあいさつ。河邉弘ミ子・健康長寿課長が同相談センターについて「専門職が中心となって対応をしていくが、医療機関や病院、薬剤師会、介護保険事業所、社会福祉協議会など、地域の関係機関と連携しながら支援をしていく」などと説明。介護保険や福祉サービス利用の相談や代行申請などの住民からの相談のほか、ケアマネジャーなど関係者からの在宅医療に関する相談も受け付けていく。問い合わせは市地域包括支援センター(電話0735・23・3306)、在宅医療相談窓口(電話0735・29・7211)まで。

 300人が利用可能な大会議室をはじめとした五つの会議室は、21日(月)から貸し出しを開始。10日(木)から予約を受け付ける。問い合わせは別館1階事務室(電話0735・29・7355)で、平日の午前8時30分から午後5時まで。夜間と休日は予約不可。

(2019年1月8日付紙面より)

玄関ホールで催された開所式=7日、新宮市春日
薄い緑に塗装された外観
高齢者相談センター
2019年01月08日
28 厳かに伝統の弓引き神事
 豊作を祈願する禱祭営む  (神内神社 )

 紀宝町神内の神内神社(宮地秀直宮司)で2日、新年の豊作を祈願する禱祭(とうさい)が営まれ、作柄を占うお弓神事が行われた。

 神社で下澤深・総代長、猿口芳志区長、当主4人と矢拾い、御穀持ちの神内小の児童4人らが身を清めた。この後、参列者が行列をつくり、鈴を鳴らしながら神社から200㍍ほど離れた宮田まで歩いた。

 当主は弓引きの赤土(せきど)敏さん、元屋敷秀実さんと後見人の元屋敷晃一さん、植田好男さんの4人。矢拾いを和田凰佑君(小5)、阪本裕紀君(小6)、御穀持ちは上前田心さん(小5)、久保田裕奈さん(小5)が務めた。

 宮田で弓引きの2人が、約20㍍離れた位置から的を狙って2本ずつ計28本の矢を放った。中心を矢が射抜くと見物客から歓声と拍手が湧き起こった。

 最後は40本の矢を空に放った。この後、今年と来年の当主が集まり、神社で引き継ぎの儀を執り行って終了した。

 猿口区長は「今年はほとんど外れがなく、的の中心だけでも17本当たった。これだけ射抜く年は珍しく、良い年になりそうだ」と話していた。

(2019年1月8日付紙面より)

矢を放つ赤土敏さんと元屋敷秀実さん=2日、紀宝町神内神社の宮田
今年の当主と矢拾い、御穀持ちの子どもら
2019年01月08日
29 新年初のクロマグロ揚がる
 サンマ72㌔の水揚げも  (勝浦地方卸売市場 )

 入港船でにぎわう休業日明けの那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で6日、新年初のクロマグロやサンマ72㌔の水揚げがあった。

 クロマグロは静岡県の大希丸が漁獲した。重さは171㌔で、1㌔当たり8500円の値がついた。小物売り場に揚がったサンマは刺し網などで取れたもので、久しぶりのまとまった水揚げとなった。

 紀伊半島沿岸でサンマの不漁が続いている。年末のサンマの水揚げは、例年、平均約2~3㌧あった同市場でも平成28年12月に79㌔と激減して以来、漁獲量はわずかだったという。同町宇久井漁協地方卸売市場のサンマの水揚げは、昨年12月6日の220㌔、同29日の2・5㌔、1月4日の9㌔となっている。

 サンマ漁の主なものは光に集まるサンマの習性を利用する集魚灯を使った棒受け網漁で、刺し網や定置網でも漁獲する。勝浦漁港近くで鮮魚店を営む大井仁さん(68)は「何年も地元のサンマが取れなくてみんな困っています。沖合に出るとサンマが跳ねているのが見えるそうですが、なぶら(魚群)が小さいらしい。どうにか回復してくれたら」と話していた。

(2019年1月8日付紙面より)

クロマグロの品質を見る仲買人=6日、那智勝浦町の勝浦地方卸売市場
2019年01月08日
30 人々の安寧を祈る
 那智四十八滝寒行始まる  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町那智山を拠点とする修験道グループ「熊野修験」(大導師=髙木亮英・那智山青岸渡寺副住職)が6日から、那智四十八滝回峯修行を始めた。那智山地区にある48の滝を巡り、人々の安寧を祈る。

 毎年、二十四節気の小寒(1月6日)から大寒(同20日)ごろまでの時季に行っている寒行。修験者たちは各滝で九字の呪(じゅ)を唱えて指で空を切る護身を行い、般若心経や熊野十二社大権現の本地仏の真言などを唱え、勤行後に碑伝(ひで)と呼ばれる供養の木札を供える。

 初日の寒行には、修験者9人が参加した。まだ日が昇らない午前6時すぎ、青岸渡寺にある修験道の開祖とされている役行者(えんのぎょうじゃ)の像の前で読経し、ほら貝を鳴らした後、髙木亮享住職らに見送られ、那智の滝から、陰陽(いんよう)の滝方面へと向かった。

 髙木大導師は「平和で穏やかな世界を祈念して巡らせていただきます。今年は新しい元号を迎える年でもあり、世界遺産登録15周年でもあります。いっそうの精進に励み、世界に人々の幸福を願います」と話していた。

(2019年1月8日付紙面より)

役行者の像の前で読経する髙木亮英大導師(左)と修験者たち=6日、那智山青岸渡寺
那智の滝前でほら貝を吹き鳴らす
2019年01月08日
31 技術向上と交流目的に
 串本町中学生サッカーフェス  
2019年01月08日
32 OBらも参加し寒稽古
 心身鍛え技術向上など目指す  (剣道新宮道場 )
2019年01月08日
33 アカデミーコーチを新設
 昨シーズンで引退の中西健児さんが就任  (キナンサイクリングチーム )
2019年01月08日
34 古式にのっとり仕事始め  宮大工ら「手釿始式」  (熊野那智大社 )
2019年01月08日
35 優良消防職団員表彰  那智勝浦町  
2019年01月08日
36 防災への協力に感謝 出初め式で消防関係者表彰 (新宮市)
2019年01月08日
37 防災力の向上目指し  消防出初め式で決意新たに  
2019年01月08日
38 家族や観光客ら見守る中  上達などを祈願し演武奉納  (東牟婁なぎなた連盟 )
2019年01月08日
39 正月の遊び楽しむ  中央児童館で新春かるた大会  (新宮市 )
2019年01月08日
40 冬休み明けて授業再開  小中学校や高校で始業式など  (新宮市 )
2019年01月08日
41 飛雪の滝をライトアップ  写真コンテストも開催中  (紀宝町浅里 )
2019年01月08日
42 オリジナルナンバープレート  10日から紀宝町役場で交付  
2019年01月08日
43 左官鏝塗り絵28点を飾る  H&R和歌山串本で個展  (串本町 )
2019年01月08日
44 弓頭2人連日稽古に励む  14日の「お弓祭り」に向け  (潮崎本之宮神社 )
2019年01月08日
45 式典や訓練で士気高める  串本地内で消防出初め式  (串本町 )
2019年01月08日
46 お悔やみ情報
  
2019年01月06日
47 大人の自覚を胸に
 新宮市、成人式に258人  

 新宮市の成人式が4日、市蓬莱体育館であった。振り袖やはかま、スーツ姿の新成人258人(男144人、女114人)が出席し、大人への第一歩を踏み出した。新成人を代表して松本悠馬さんが「大人になったことを自覚し、新宮市に対する誇りや感謝の気持ちを忘れずに、困難を乗り越えることに前向きに取り組んでいく」と誓った。

 国歌と市歌斉唱後、速水盛康教育長が開会の辞。田岡実千年市長は「人生の大きな節目となる記念すべき日に、両親や家族と共に生きてきた思い出、友人たちと一緒に学び遊んだ思い出に思いを巡らせてほしい。一人で生きてきたのではなく、いろんな人のお世話になったと思うのでは」と述べ、人生の第二幕が元気で生き生きとした輝かしいものになるよう祈願した。

 来賓の屋敷満雄市議会議長、濱口太史県議会議員が祝辞を述べ、アコースティックユニット「ヤブシン」が歌で祝福。教育委員の中村八十八さんのあいさつで閉式した。

 会場は久しぶりに会う同級生たちとの会話や記念撮影でにぎわっていた。奥舜太さん(20)は「成人式を無事に迎えられたのは、親を含めた皆さんのおかげ」と感謝の言葉を口にし、「就職して自立した立派な大人になりたい。親の面倒を見られる力を身に付けたい」と抱負を語っていた。

(2019年1月6日付紙面より)

華やかな姿の新成人たち=4日、新宮市の蓬莱体育館
松本悠馬さんが誓いの言葉を述べた
2019年01月06日
48 海上安全と大漁を祈願し 初競りのマグロ奉納 (那智勝浦町)

 那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で初市があった4日、和歌山県漁業協同組合連合会副会長理事の片谷匡さんら4人は同町の熊野那智大社(男成洋三宮司)を参拝した。水揚げされたマグロを奉納し、海上安全や大漁などを祈願した。

 ささげられたマグロは約20㌔のメバチマグロとビンチョウマグロの2本。神事やみこによる神楽「那智の滝舞」も行われた。

 男成宮司は「漁の安全と大漁、漁協のご発展を祈念しております。漁業を取り巻く環境は厳しいが、勝浦はマグロが有名な町。皆さま方には、ご苦労も多いかと存じますが、一層の力を尽くしていただけましたらありがたいと思います」と語った。

 県漁連勝浦市場部参与の吉村泰治さんは「今年一年の大漁祈願と操業の安全、勝浦地方卸売市場の関係者の皆さんの繁栄を祈願しました」と話した。

(2019年1月6日付紙面より)

奉納されたマグロと片谷匡副会長理事(左から2人目)ら4人と男成洋三宮司(中央)=4日、那智勝浦町の熊野那智大社
2019年01月06日
49 食品流通拠点の使命果たす
 新宮公設市場で初市  

 新宮市佐野の新宮広域圏公設地方卸売市場で5日、同市場協力会(小田三郎会長)主催の「平成31年初市」があった=写真

 生鮮食料品の円滑な流通と安定供給を図り、周辺広域住民の食生活の安定に貢献することを目的に、1985年5月に県下の公設市場第1号として設置された市場。初競り前の式典で小田会長は、昨年成立した改正市場法、今年10月の消費増税や軽減税率制度などへの対応、地元商店の利用を高めてほしいことなどに触れ、「この地域の食品流通の拠点としての機能をさらに磨き、市場に託された使命を誠心誠意果たしていきたい」とあいさつ。

 市場管理者の田岡実千年市長は関係者たちの日頃の協力に感謝し、「皆さまには安心安全新鮮な食材の供給を続け、圏域の住民の台所を支えていただいていることに感謝したい」と一層の尽力を呼び掛けた。

 多数の来賓が出席する中、万歳三唱し、午前7時30分から初競りが始まった。ダイコン、イチゴなどが次々と競り落とされた。くろしおいちご生産組合のマスコットキャラクター「まりりん」も来場した。

(2019年1月6日付紙面より)


2019年01月06日
50 今後に期待し努める  宇久井漁協が初市  (那智勝浦町 )
2019年01月06日
51 国家の安寧などを祈る 熊野三山で元始祭 
2019年01月06日
52 園児らもパレードで勇姿  太地町消防出初め式  
2019年01月06日
53 新成人の誇りを胸に  成人式で110人の前途を祝う  (御浜町 )
2019年01月06日
54 未来に向け努力誓う  新成人185人が輝かしい一歩踏み出す  (熊野市 )
2019年01月06日
55 防災意識の誓い新たに  新春恒例の消防出初め式  (紀宝町 )
2019年01月06日
56 お悔やみ情報