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カレンダー検索:104件の記事がありました
【検索ステータス】 
2018年11月25日
1 現職・仁坂吉伸さんが4選
 和歌山県知事選  

11月25日22時56分確定

当落得票数候補者名年齢党派現元新
246,303仁坂 吉伸68
61,064畑中 正好66


当日有権者数 816,227人

投票者数 312,863人

無効投票数 5,495票

投票率 38.33%


2018年11月25日
2 五穀の恵みに感謝
 新嘗祭・献穀講祭  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)は23日、「新嘗祭(にいなめさい)・献穀講祭(けんこくこうさい)」を営んだ。

 新嘗祭は古くから伝わる宮中儀式の一つで、天皇陛下がその年にとれた五穀を神々に供え、自身も食して収穫を感謝される。

 同大社でも神前に新しい穀物などをささげ、農作物の恵みに感謝した。同大社責任役員や町内の農家からなる献穀講員ら約40人が参列し、五穀豊穣を祈った。

 大祭は同大社拝殿で営まれた。神殿の御扉が開かれ、男成宮司が祝詞を奏上。雅楽が流れる中、正装の2人のみこが「浦安の舞」を奉納した。献穀講代表の掛橋廣行さんらが玉串をささげ、訪れた観光客も厳かな神事を見守っていた。

(2018年11月25日付紙面より)

献穀講の人たちが参列する中、神前で「浦安の舞」を奉納した=23日、那智勝浦町の熊野那智大社
2018年11月25日
3 神事で浦安の舞を奉納
 鵜殿、神内地区で例大祭  (紀宝町 )

 紀宝町鵜殿の烏止野(うどの)神社と神内の神内神社で23日、例大祭が営まれた。

 鵜殿地区は例大祭に合わせ「うどのまつり」が開かれ、子どもから大人までが参加し、地区全体がまつり一色に包まれた。

 このまつりは旧鵜殿村時代から続く伝統的なもので、朝から鵜殿ばやしの手踊り一行とだんじりが町内を練り歩き、各所で餅ほりが繰り広げられた。

 町内を回った午後からは、みこしが烏止野神社を出発。女性みこしも登場し、男性顔負けの威勢のいい声が飛び交った。

 神内神社では厳かに神事が執り行われ、神内小学校6年の増田あおいさん(12)と山門優奈さん(12)が浦安の舞を奉納した。

 神事が終わると、子どもらがみこしを担ぎ、山車を引いて地区内を巡った。神社に到着後は餅まきがあり、にぎわいを見せた。

(2018年11月25日付紙面より)

増田あおいさんと山門優奈さんが神楽を奉納=23日、紀宝町の神内神社
町内を練り歩く鵜殿ばやしの手踊り=23日、紀宝町鵜殿
2018年11月25日
4 地域一体で盛り上がる
 杉の郷えぼし寮で「えぼし祭」  (新宮市 )

 新宮市高田の障害児者支援施設杉の郷えぼし寮(上路拓司施設長)は23日、恒例の「えぼし祭」を開いた。利用者や地域住民ら多くの人が訪れ、ステージや模擬店などでにぎわった。

 会場には焼きそば、たこ焼き、フランクフルト、ぜんざいなどの模擬店や喫茶、バザーが並び、利用者が日頃製作している製品が展示された。

 屋外ステージでは高芝の獅子舞保存会、ハラウフラリリィレア、アフリカンダンス、お楽しみステージ「好きです!TAKATA」、歌手の小芝陽子さんらが踊りやライブを披露し、盛り上がった。豪華景品が当たる福引抽選会もあり、当選番号が読み上げられるたびに会場から拍手や歓声が上がった。

 開会で上路施設長が「えぼし寮が高田の地で開設して今年で22年。多くの方々の協力に感謝しています。短い時間ですが皆さんに楽しんでもらい、交流の輪を広げてもらえればと思います」とあいさつ。「天候にも恵まれ、たくさんの人に足を運んでいただきありがたく思います。地域の皆さんの支えがあってこその祭り。これからも助け合いながら一体となって盛り上げていければ」と話していた。

(2018年11月25日付紙面より)

高芝の獅子舞保存会の踊りで開幕=23日、新宮市高田の杉の郷えぼし寮
模擬店には多くの来場者が列を作った
2018年11月25日
5 地元名所周知し活性化へ
 ゆかし潟祭りが初開催  (那智勝浦町 )

 ゆかし潟祭り実行委員会(実行委員長・濵﨑信雅湯川区長)は23日、「ハートの形の汽水湖 ゆかし潟祭り」を那智勝浦町湯川のCafeきよもん周辺で開催した。豊富な催しや各種団体のステージ、飲食や雑貨などの店が並び、会場は多くの来場者でにぎわった。「ゆかし潟一周スタンプウオーク」では地元の名所の良さを再認識する参加者の姿が見られた。

 環境省から日本重要湿地として認定され、ジオパークとしても注目を浴びる同湖の周知と町の活性化が祭りの目的。

 大林幸子副実行委員長は「今日は素晴らしいハート形の汽水湖であるゆかし潟の景色を楽しんでください。第1回の開催、元気出していきましょう」と開会宣言。来場者らは湖や周辺の自然を堪能しながら歩き、温泉を使ったおかゆやコーヒー、ゆで卵の振る舞いに舌鼓を打った。

 濵﨑実行委員長は準備や開催に尽力した関係者に感謝を述べ、「皆さんのお時間が許す限り、ステージをお楽しみください」とあいさつ。来賓の堀順一郎町長も祭りの開催を祝った。

 ステージでは、グリーンコーラスやフラハプナ、タカシとヨーイチ、泉富夫さんらが歌やダンスで会場を盛り上げた。演歌歌手・小芝陽子さんやオルガン奏者の升井勝之さんのパフォーマンスが披露され、大きな拍手が送られた。自由参加の踊りもあった。

 同湖で調査を行う県立自然博物館学芸課長の平嶋健太郎さんは「ここには希少生物が数多くいる。その存在を皆さま方に覚えていただけたらうれしい」と語った。

 和歌山市から訪れた北野重夫さん(71)は「ゆかし潟をゆっくり見て回れたので良かった」と述べ、妻の久美子さん(70)は「きよもんの湯が好きでよく来ている。今日も入浴して帰る」と話した。孫の齋藤匠君(8)は「水がきれいだった。楽しかったのでまた来たい」とコメントし、光君(5)は「好きな鳥がいてかわいかった」と笑顔で語った。

(2018年11月25日付紙面より)

スタンプウオークを楽しむ=23日、那智勝浦町のゆかし潟
盛り上がったステージ披露
2018年11月25日
6 天空ハーフマラソン
 男女年代別順位  
2018年11月25日
7 地元勢入賞ならず
 和歌山県中学校バレーボール新人大会  
2018年11月25日
8 久司さん、原見さん優勝 那智勝浦町総体グラウンドゴルフ大会 
2018年11月25日
9 母校のために貢献  「紀陽CSR私募債」利用し寄贈  (田辺市本宮町 )
2018年11月25日
10 1600人が熊野巡り  コスタネオロマンチカが入港  (新宮市 )
2018年11月25日
11 イルミネーション設置  12月2日点灯式  (新宮市保健センター前 )
2018年11月25日
12 半島一周、早期実現求める  町長、区長連合会が近畿整備局へ  (那智勝浦町 )
2018年11月25日
13 25日まで寒蘭展示会  紀州愛蘭会  
2018年11月25日
14 気仙沼市で「鯨踊」披露  交流都市協定締結後に  (三輪崎郷土芸能保存会 )
2018年11月25日
15 園児らが練習の成果披露  南大居保育所で発表会  (那智勝浦町 )
2018年11月25日
16 県知事賞に谷口真依子さん  MOA美術館児童作品展  
2018年11月25日
17 現職新人の一騎打ちに決着  和歌山県知事選、県民の審判下る  (25日、いよいよ投開票 )
2018年11月25日
18 お悔やみ情報
  
2018年11月24日
19 国への意見書案に同意
 熊野川濁水治水対策特別委  (新宮市 )

 新宮市議会の熊野川濁水・治水関連対策特別委員会(前田賢一委員長、8人)が22日、市役所第2委員会室であった。

 屋敷満雄議長が委員会に提出した河川法の改正を求める意見書案を一部修正し、12月議会に諮ることを決めた。

 「水利権更新(流水の占用許可)の際には関係地元自治体の同意を必要とすることを河川法に明記するよう、強く要望する」などといった意見案で、議会の承認が得られると衆参両院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、経済産業大臣に提出する。

 近隣の紀宝町と共に提出する予定で、関係自治体にも協力を求める。前田委員長は「池原ダムの水利権更新が最後のチャンスになる」と述べた。

 山腹崩壊を議題とし、前田委員長が山腹崩壊復旧箇所の現地視察(10月15日)や、電源開発との意見交換(11月7日)の内容を報告した。

 意見交換では「十津川第二発電所の発電容量を池原ダムなど他の管内施設に転用することで同発電所を閉鎖し、二津野ダムは堆砂対策をした後、治水専用として運用することが熊野川の濁水・治水軽減の根本的な問題解決である」などと主張した。

 現地視察に参加した榎本鉄也委員は、二津野ダム湖の堆積土砂を懸念し、濁水、洪水対策を求めた。

 前田委員長は「紀伊半島大水害から7年たっていまだに河川整備基本方針が立っていない」と指摘。「ダム空き量を確保するのか、河川対策をするのか具体的な対策を求めないといけない」と示した。

 市当局は、熊野川流域ダム湖下流団体協議会による先進地研修(11月16日)を報告。風屋ダムと同規模で、天竜川の佐久間ダム(静岡県浜松市)で出水期に国が5400万立方㍍の治水容量を買い取り、水位を下げた状態で運用する案「天竜川の再編事業」を視察した。

 屋敷議長は「国が風屋ダムの空き容量を買い取ってくれたら心配がなくなる。熊野川も国交省に天竜川と同じ対策を取ってもらうべき」。

 熊野川河道掘削について、上田勝之委員は「ダンプでの搬出はやめてもらいたい。台船で搬出してもらうよう申し入れしてほしい」と求めた。

  □     □

■熊野川河道掘削の取り組み状況

 国の管理区間については、平成23年9月の紀伊半島大水害で堆積した土砂の撤去に加え、計画規模の洪水を安全に流下させるための河道掘削(215万立方㍍)を29年度に完了した。

 引き続き、同年度から「緊急対策特定区間」を設定し、熊野川本川や支川相野谷川の更なる治水安全対策の向上を図るため、90万立方㍍の河道掘削に取り組んでいる。

 和歌山、奈良、三重3県の管理区間については、紀伊半島大水害で堆積した土砂の撤去を目的とした熊野川本川における掘削を実施。和歌山、三重両県では熊野川本川や支川のさらなる治水安全度の向上を図るため、昨年10月に策定された熊野川圏域河川整備計画に基づき、両県で支川を含めた約28万立方㍍の河道掘削に着手した。

(2018年11月24日付紙面より)

熊野川の対策について協議する委員=22日、新宮市役所第2委員会室
2018年11月24日
20 「やりたいことをやる」
 光洋中で育友会主催講演会  (新宮市 )

 新宮市立光洋中学校(宮本雅史校長、生徒189人)で20日、同校育友会教養部主催の講演会が開かれた。株式会社ゆらちょうの井上慶祥さん(26)が「学校じゃ教えてくれない!!平成生まれの社長が語る生き方のすゝめ」を演題に話し、生徒らは真剣に耳を傾けた。

 井上さんは1992年和歌山県由良町に生まれ、2015年に同社を創業。出身地である同町を盛り上げたいと、イベント企画や特産品のPRを手掛けている。

 井上さんは生き方をテーマに挙げた。理解はしていても正解がなく、答えられる人は少ないとし「個々に置き換えた場合、何をしたいか、どんな生活を過ごしたいかを考えることが大事」と呼び掛け、「やりたいことをやるのが一番」と持論を述べた。

 質問会では「社長として働くことの大変さと楽しさは」「中学生のうちにやっておけばよかったことは」などが挙がり、井上さんは一つ一つ丁寧に答えていた。

 講演を前に育友会教養部の植村弘子部長が訪れた保護者ら、学校関係者らに感謝を述べ「今後の社会に伴い、子どもたちの成長、将来を探る保護者としても興味深い。話を聞くのが楽しみです」とあいさつした。

 講演を聞いた長谷川拓輝君(3年)は「目標を持ち、やり遂げることが必要だと分かりました。今後は苦手なことから逃げずに努力して取り組んでいこうと思う」と話していた。

(2018年11月24日付紙面より)

講演に耳を傾ける生徒ら=20日、新宮市立光洋中学校
井上慶祥さん
2018年11月24日
21 在り方考える機会を持つ
 県学校給食研究協議大会  (串本町 )

 第59回和歌山県学校給食研究協議大会が22日に串本町文化センターや同町立体育館であり、学校教育関係者ら約110人が同町や古座川町の提案や講演などを通して学校給食の在り方を考える機会を持つなどした。

 この大会は県教育委員会と県学校給食会が主催。学校給食の意義と役割について認識を深め、管理運営の改善を図るとともに当面する諸問題の研究協議を行いつつ学校給食関係者の指導力の向上を図る趣旨で年1回開いていて、59回目となる今回は同大会東牟婁地方大会実行委員会(大畑眞実行委員長)の主管により実施された。

 東牟婁地方での実施は平成25年度以来5年ぶりで、同町での実施は今回が初。開会に当たり主催者を代表して県教育庁学校教育局健康体育課の森文哉副課長が「学校給食は学校における重要な教育活動として充実してきた。特に地場産品の活用は地域の自然や文化、産業への理解を深めるとともに生産者の喜びや苦労に触れ感謝の気持ちを育む上で大変重要であり、今後も関係部署と連携協力して取り組んでほしい。また食中毒やアレルギーへの対応を通してより安全な学校給食の提供も願いたい」などといった内容の課長メッセージを代読し、大畑実行委員長は今回の大会の流れを説明し「学校給食について考える実りのある一日になることを祈念する」と述べて参加を歓迎した。

 来賓を代表して古座川町の西前啓市町長と串本町の清野武志副町長が祝辞を寄せ、新宮市と那智勝浦町の教育委員会職員や太地町の宇佐川彰男教育長、古座川町の中道悟教育長、串本町の潮﨑伸彦教育長、次期開催地の日高地方を代表して御坊市日高川町組合立大成中学校の西山正紀校長も列席。西山校長は次の大会の期日を2019年11月27日(水)と告知し、親子給食など日高地方の特色ある取り組みを挙げて来場を呼び掛けた。

 引き続き協議会が開かれ、串本町から田原小の赤松孝子養護教諭と串本小の小内和子栄養教諭が「新給食センターへの移行を経て~串本町学校給食センターでの取組と課題~」、古座川町から役場地域振興課の細井孝哲プロジェクトジェネラルマネジャーと教育委員会教育課の橋本和幸主事、高池小の大畑眞校長が「古座川町に於けるジビエ給食の取組~厄介者を地域の宝に!豊かな自然と命の尊さを次の世代へ繋(つな)げていく古座川ジビエの取組~」と題して提案を発表。それらの内容を踏まえて健康体育課の鎌田敦子指導主事が指導講評を述べた。

 講演会もあり、伝承料理研究家の奥村彪生さんが演題「奥村彪生の食のモノがたり」を掲げて登壇。食育は子どもの心身を育む上で重要な役割を担っていて、その中核として関わる大会参加者は素晴らしい仕事をしていると励ますなどした。

 併せて同館内で業者による食材PRなど学校給食関係の展示もあり、協議会と指導講評の間で取られた休憩時間に大会参加者の注目を集めた。

(2018年11月24日付紙面より)

主催者を代表して参加を歓迎する大畑眞実行委員長=22日、串本町文化センター
串本町の提案発表。学校給食センター稼働に伴う変化と今後の課題などを報告した
2018年11月24日
22 「被災地へ届けて」
 文化祭で募った義援金を寄付  (太地中学校 )

 太地町立太地中学校(城谷真司校長)の生徒会は22日、被災地支援に役立ててほしいと文化祭で募った義援金1万5327円を同町へ届けた。

 生徒会長の奥村行正君、同副会長の脊古咲夢(さくら)さんと矢間夕奈さん、教員の久保博文さんが同町役場を訪れ、三軒一高町長に直接手渡した。宇佐川彰男教育長、森尾伸住民福祉課長が同席した。

 文化祭は今月3日に開催された。募金活動は例年、会場の体育館で実施している。奥村君は「今年は災害が多く、少しでも人のために力になれたら」、脊古さんは「思っていたよりも集めることができてうれしかった」、矢間さんは「文化祭を通して活動できたことに達成感を感じた」と話し、それぞれが感謝の気持ちを述べた。

 三軒町長は「皆さんの期待に応えられるよう、きちんと届けます。中学生の皆さんがこうした心を持っていることがうれしい。次の町を担う人たちのボランティア精神に心から感謝申し上げます」と話し、生徒らに同町の記念品のカマイルカのピンバッジを贈った。義援金は町を通じて日本赤十字社へ送られる。

(2018年11月24日付紙面より)

三軒一高町長(左から2人目)に募金箱を手渡す生徒会長の奥村行正君(同3人目)=22日、太地町役場応接室
2018年11月24日
23 濵仲千晴さんの優勝など6人が入賞
 松阪地区少年柔道大会  (紀宝柔道会 )
2018年11月24日
24 初Jリーガー輩出目標に
 POKDサッカースクール  (串本町 )
2018年11月24日
25 深瀨美知代さんが優勝
 秋晴れの下で11月大会  (新宮グラウンド・ゴルフ同好会 )
2018年11月24日
26 麦芽調査隊(混成)、キラメキ(女子)が優勝 新宮信金理事長杯ソフトバレー 
2018年11月24日
27 偽医薬品などに注意を  知的財産侵害物品の取締強化  (大阪税関 )
2018年11月24日
28 全員で協力し合って  王子地区でみかん大福餅作り  (新宮市 )
2018年11月24日
29 ハーバリウム作り体験  日好荘スマイルで地域交流会  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
30 税金の使い道学ぶ  下里小学校で租税教室  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
31 889人が熊野巡り  飛鳥Ⅱが新宮港へ入港  
2018年11月24日
32 秋の実りを収穫  熊野川町「体験農園」で  (みつの地域活性化協議会 )
2018年11月24日
33 熊野姫まつりに向け  「姫組+1」が稽古  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
34 干し柿作りが盛ん  師走を前に  
2018年11月24日
35 有名無名、昭和の絵画展  25日まで「展示空間いろは」  (那智勝浦町 )
2018年11月24日
36 #で新宮の魅力発信 フォトコン入賞作品発表 (#新宮スタ)
2018年11月24日
37 「おいしいお芋をありがとう」  高池保育所で焼き芋  (古座川町 )
2018年11月24日
38 バイクで来町し舞踊ささげる  トルコ人のチョラクさん  (串本町 )
2018年11月24日
39 2年ぶり内部一般公開  樫野埼灯台で記念行事  (田辺海上保安部 )
2018年11月24日
40 50超える企画でにぎわう  第32回古座川の秋まつり  (古座川町 )
2018年11月24日
41 ハンパなく盛り上がる  新翔高校七海祭  
2018年11月24日
42 お悔やみ情報
  
2018年11月14日
43 世界平和に祈りをささげ
 外国人3人が臨時神職として奉仕  (熊野速玉大社 )

 新宮市の世界遺産・熊野速玉大社(上野顯宮司)で12日、世界平和の祈り「特別祈願祭」が初めて執り行われた。田岡実千年市長、屋敷満雄市議会議長、市議、関係者ら約40人が参列し、平和への祈りをささげ、外国人3人が臨時神職として神事を奉仕した。

 訪日外国人に、神事体験を通じて日本人の礼儀正しさ、熊野の神秘性、奥深さをより深く感じてもらい、装束を付けて職員として体験してもらうことで、日本の精神文化の一端を感じてもらうことが目的。

 オーストラリア人のマービン・エストレラードさん(30)、シンガポール人のレイナ・オンさん(35)と通訳でアメリカ人のティム・デットマーさん(57)が奉仕した。

 祈願祭では手水の儀、修祓の儀などを行い、同市熊野川町で栽培された「熊野川ヤタガラス米」を奉納。神楽、玉串拝礼が厳かに営まれた。

 3人は臨時神職として手水の作法、おはらいの意味と受け方について学んだ上で、火入れの儀、神前にお供えを献ずる伝供の作法、玉串拝礼など神道の礼儀作法を体験。神職と共に世界の平和・安寧の祈りをささげた。

 特別祈願祭は来年1~11月の第4月曜日に毎月1回開催する予定だという。

 上野宮司は「熊野を訪れてくれた外国人の方と世界の平和を祈る神事を執り行った。作法を学び、真摯(しんし)に心から祈りの形と心を理解していただいた。3人に心から感謝したい」と述べた。

 マービンさんは通訳を介し「世界平和を祈る貴重な経験になった」。レイナさんは「人生で一度しかない経験で、大事な記憶にしたい」と話していた。

(2018年11月14日付紙面より)

厳かに特別祈願祭が執り行われた=12日、新宮市の熊野速玉大社
左からレイナ・オンさん、マービン・エストレラードさん、ティム・デットマーさん
2018年11月14日
44 刺股の使い方など学ぶ
 杉の郷防犯研修で職員ら  (新宮市熊野川町 )

 新宮市熊野川町赤木の指定障害者支援施設「杉の郷」(橋上慶一施設長)は9日、施設隣の赤木集会所で防犯研修を開いた。職員26人が新宮警察署生活安全刑事課の岩口幸司巡査部長と天野川匡佐子警部補らから刺股の使い方などを学び、安全意識を高めた。

 2016年7月に神奈川県相模原市で発生した殺傷事件を受け、美熊野福祉会は同会の各施設で職員対象の研修を実施している。森常夫理事長は「監視カメラや刺股などハード面は整備した。研修は毎年行わなければいざというときに対応ができない。事件を忘れないようにし、心構えをしていきたい」とあいさつ。

 岩口巡査部長は施設内外の警戒を常に行うことやあいさつなど声掛けの重要性を伝えた。入館証の導入、視界を妨げるようなものは置かないことなどもアドバイス。「利用者の安全確保は大切だが、職員の安全を確保した行動を」と呼び掛け、不審な人には2人以上で、十分な距離を保って接することなどを訴えた。

 「日頃から定期的に訓練し、行動をあらかじめシミュレーションしておくことが大切」と話し、刺股の使い方では顔を向けて威嚇することや、2人以上で対処する際の動き方などを指導した。手首をつかまれた際などの離脱の方法も教え、職員らは繰り返し練習していた。

 加藤さとみ支援課長は「毎年同じことを教わりますが、年に1度では忘れている部分もある。訓練が必要だと改めて思いました」と話していた。

(2018年11月14日付紙面より)

指導を受け、実際に訓練をする職員ら=9日、新宮市熊野川町の杉の郷
2018年11月14日
45 生徒ら24人が成果を披露
 ピアノ教室第18回発表会  (古座川町公民館 )

 古座川町中央公民館で10日、おとなのためのピアノ教室の第18回発表会が開かれた。講師の岡田祥子さんと生徒合わせて24人が一曲集中で練習した楽曲を披露し、約100人が鑑賞し拍手でたたえるなどした。

 この教室は、同町公民館(富田正弘館長)が単年度開講している生涯学習教室の一つ。弾きたい曲を弾けるようになって演奏を楽しむという独特のレッスンスタイルが特色で、順を追って基礎を積み重ねることなく初めから気に入っている楽曲に挑戦できる内容が人気の要因になっている。本年度の生徒もクラシックや歌謡曲など多彩な音楽ジャンルから選曲し、岡田さんのアドバイスを得ながら練習に打ち込んできた。

 経年で掲げているキャッチフレーズ「もしもピアノが弾けたなら」の染物で飾られた舞台を準備して観客を迎え、主催者を代表し富田館長があいさつをして開会。プログラムは2部構成で、1部冒頭では森田裕司さん・貴久子さん夫妻が連弾を披露し、以降は生徒のソロ演奏が続き、貴久子さん伴奏によるラジオ体操第1で体を動かしながら休憩に入った。第2部冒頭は永楽明子さんと岡田さんが連弾で楽曲『涙そうそう』を奏で、全員で合唱。生徒のソロ演奏を経て最終は岡田さんの演奏披露で締めくくった。

 生徒は恒例になっている川柳を披露し、人柄の一端をのぞかせて場を和ませながら出演。緊張して途中で指が止まることも多々あったが、諦めず最後まで弾き通して観客の拍手を受け発表の印象や達成感を声にして次の出演者と交代した。

(2018年11月14日付紙面より)

第1部で連弾を披露する森田裕司さん・貴久子さん夫妻=10日、古座川町中央公民館
2018年11月14日
46 元気いっぱい「火の用心」
 幼年消防クラブがパレード  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町で12日、秋の全国火災予防運動(9~15日)に伴う恒例の防火パレードが行われた。町立勝浦認定こども園(井沼弘子園長)の幼年消防クラブ、消防本部の署員や消防団員、保護者ら約100人が参加し、町内で火災予防を呼び掛けた。

 パレードは9日に開催予定だったが、雨天で延期となっていた。

 役場玄関前で出発式が開かれ、堀順一郎町長は家庭内での火災警報器の設置を勧め、「防火は年中、気を付けてほしい。幼年消防クラブの皆さん、パレードで元気いっぱい火災予防をPRしてください」とあいさつ。続いて、幼年消防クラブの4、5歳児32人が誓いの言葉を述べ、鼓笛隊の演奏が行われた。

 園児たちは堀町長らからまといを受け取り、パレードがスタート。観光バスターミナルまで行進した。鼓笛隊の演奏のほか、拍子木も勢いよく打たれ、火災予防の徹底を呼び掛けた。保護者以外にも観光客や住民らも園児の姿を一目見ようと足を止めて見送った。

 目的地であるバスターミナル到着後、鼓笛隊が迫力ある演奏を披露し、大きな拍手が送られた。

 井沼園長は「幼年消防クラブは今年で11年目。この日のためにみんなが一生懸命に練習を重ねてきた。多くの方々に見てもらうことで自信となり、今後の園児の成長につながります」と感謝を述べた。同町消防本部の湯川辰也消防長は「園児たちの元気な掛け声や演奏が町中に響くことで、多くの住民も火事には注意していただけると思う」と話し、「今年は建物火災が3件。今後も活動を通して火事のない町をつくっていきたい」と語った。

(2018年11月14日付紙面より)

元気いっぱい火の用心を呼び掛けた=12日、那智勝浦町
2018年11月14日
47 JAPAN、クローバーAが優勝
 秋季ソフトバレー大会  (那智勝浦町体協ソフトバレー部 )
2018年11月14日
48 3大会で金メダル9個
 9、11月の大会で延べ26人が入賞  (新宮ジュニアレスリングクラブ )
2018年11月14日
49 計画立て夢をかなえて  女性対象に再就職支援セミナー  (新宮市 )
2018年11月14日
50 大門坂石碑を清掃活動  那智勝浦RC会員が奉仕  
2018年11月14日
51 6色のビオラ飾る  新宮商工会議所女性会  
2018年11月14日
52 工事請負契約を可決  天満地区倉庫が来年完成予定  (那智勝浦町 )
2018年11月14日
53 85点の力作並ぶ  太田川蘭友会が展示会  (那智勝浦町 )
2018年11月14日
54 太田邦生さんが優勝  那智寒蘭会第53回展示会  
2018年11月14日
55 本格的な演劇に大喜び  王子ヶ浜小で観劇会  (新宮市 )
2018年11月14日
56 身を守るすべを学ぶ  三輪崎小育友会が親子護身術体験  (新宮市 )
2018年11月14日
57 感謝の気持ちを込めて  第15回虹まつりにぎわう  (新宮市 )
2018年11月14日
58 落ちアユの「せぎ漁」見学  熊野川の伝統漁法を学ぶ  (田辺市本宮町 )
2018年11月14日
59 「もっと聞きたい」  語り部の佐藤さんの昔話  (太地小 )
2018年11月14日
60 絵本の楽しさ伝える  新宮高校よみかたりボラ  (はまゆう保を訪問 )
2018年11月14日
61 「愛着障害」テーマに  自立支援協子ども部会が研修  
2018年11月14日
62 ピアサポートを養成  事例交えて学び深める  (県精神保健福祉家族会連合会 )
2018年11月14日
63 木葉神社を歌う楽曲奉納  演歌歌手の小芝陽子さん  (串本町 )
2018年11月14日
64 舞踊団と出雲小のワークショップなど  イベント「森のちからⅩ」  (串本町 )
2018年11月14日
65 お悔やみ情報
  
2018年11月13日
66 宿泊客も参加「献湯祭」
 熊野那智大社に一番湯奉納  (南紀勝浦温泉旅館組合 )

 湧き出る温泉水を朝一番で源泉からくみ上げ、神前に供える「献湯祭(けんとうさい)」が11日、那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で営まれた。南紀勝浦温泉旅館組合(中定俊組合長、組合10館)の組合員、組合旅館の宿泊客の中から希望者が参列した。

 今年で41回目となる献湯祭。宿泊客の参加は同組合の新たな試みで、正式参拝や神事の後に振る舞う「温泉もち投げ」の投げ手経験などを盛り込んでいる。ホテルなぎさやに滞在中のスペインからの旅行客、フランシスカさんは「日本には7回、那智勝浦町は2度目です。今日は参加できて本当にうれしいです」と笑顔で話していた。

 神事では、神職が祝詞を奏上、中組合長が祭文を読み上げ、裃姿の各旅館代表者が16カ所の源泉の一番湯を順に供えた。一同で自然の恵みに感謝するとともに業界の繁栄を祈願した。

 同大社は、来年3月まで続く創建1700年記念境内施設整備事業を実施している。拝殿内部工事は献湯祭に間に合うよう取り進められ、この日は修復と塗り直しを終えた拝殿での初めての行事となった。

 男成宮司は太古からの紀伊半島の地質活動に触れ、「自然は猛威を振るうこともありますが恵みも豊か。いの一番の温泉を大神さまも気持ち良くお喜びでしょう。那智勝浦町を訪れる方々が温泉に浴し、心身ともに癒やされますように」と結んだ。

(2018年11月13日付紙面より)

一番湯を手にした旅館代表者ら=11日、熊野那智大社
旅館宿泊客も参加した盛大な「温泉もち投げ」
2018年11月13日
67 技術向上と知識の習得
 火災予防運動で総合訓練  (新宮市 )

 秋の全国火災予防運動中の11日、新宮市消防本部は同市佐野の新宮港緑地と同市熊野川町の紀州造林跡地で総合訓練を実施した。市消防団の団員らと市消防職員が放水や礼式、資機材取り扱いの訓練に取り組んだ。

 実災害に即した訓練を消防団員が主体となって行うことによる、団員の技術の向上と知識の習得を目的としている。消防職員の訓練時の安全管理意識の向上を図る狙いもある。

 新宮港緑地での訓練には団員97人と市消防職員18人が参加。人員報告後、整列した団員らを前に市消防団の竹内由定団長は「市民の安心・安全と生命、財産を守る任務があり、どのような現場でも安全・迅速な対応ができるよう訓練を。火災の発生しやすい季節になってくるので十分注意をしてほしい」とあいさつした。

 放水訓練ではホースが破れた想定で交換する作業などにも取り組んだ。礼式訓練では基本と出初め式で実施する行進をした。

 竹内収・市消防次長は「いずれの訓練も今後の消防活動に重要な役割を果たすもので、今後も訓練を重ね、来るべき災害に備えていただきたい」と講評。台風時の活動への感謝を述べ、消防団の協力が必要不可欠だと呼び掛けた。

 熊野川地区では団員38人と消防職員14人が訓練を実施した。

(2018年11月13日付紙面より)

消火訓練に取り組む団員ら=11日、新宮市佐野の新宮港緑地
礼式訓練を行う団員ら
2018年11月13日
68 3連動地震想定し高台へ
 大島地区で島内避難訓練  (串本町 )

 串本町の大島地区で11日、島内避難訓練や防災学習会が行われた。3連動地震(東海・東南海・南海地震の同時発生)を想定した内容で、今回は小中学生を含む住民163人が最寄りの高台を目指して津波緊急避難行動を実践。その後は二次避難所とされる大島小に集まりさまざまな体験をして防災意識を高めるなどした。

 同訓練は、大島小・大島中と大島区・須江区・樫野区が合同で年1回、3連動地震を想定して取り組んでいる。同学習会は島内各所が地震や津波で被災し住民が二次避難所に避難する流れをつくるために取り入れている機会で、今回は同町役場総務課防災・防犯グループ、同町消防本部、串本警察署、内閣府と県がそれぞれ防災体験企画を持ち込み、訓練参加者への啓発を行った。

 同日午前9時に3連動地震が発生した想定で同訓練が始まり、防災行政無線による合図で住民の多くがその時間帯にいるであろう自宅から最寄りの高台へと避難。小中学生は年長の住民を気遣いつつ高台へと駆け上がり、高台では自主防災組織の役員が避難状況を確かめるなどした。

 航空自衛隊串本分屯基地のバスやスクールバスを使って同訓練参加者を二次避難所へ搬送し、大島小体育館で避難者受け入れ訓練を実施。小学生と住民は地区(大島、須江、樫野、同基地)単位で、外部機関が持ち込んだ防災体験をローテーションしながら一通り体験した。

 内閣府と県が持ち込んだのは、準天頂衛星「みちびき」を使った衛星安否確認サービスの体験。情報端末で登録した自身の避難者情報が衛星経由で集約されインターネット上で確認できるようになるという仕組みで、全員で試験入力して利便性を確かめるなどした。

 警察はドローンや救助資機材のデモンストレーション、消防は消火器操作体験や負傷者搬送法の紹介、防災・防犯グループは業者招致により簡易トイレの組み立て体験や可搬型浄水器の紹介といった機会を提供した。

 中学生と保護者有志は別行動を取り、同基地の隊員が炊き出した米20㌔を手分けしておにぎりにし、野戦鍋で沸かした湯を使って非常用のみそ汁も作って訓練参加者や運営陣に配るなどした。

 その他、防災意識を高めるきっかけになればと、消防、警察、自衛隊の各特殊車両や自衛隊の非常食やウオーターシューターなど、県警の救援活動紹介パネルなどの展示もあった。

 この訓練や学習会は島民の防災意識を高めることを狙いとし、小中学生はさらに避難経路の選択と率先避難を実践し、担い手となるため救助や避難所運営を身に付けるなどの目的を持って同訓練や同学習会に参加した。

 全体会で小学生は印象に残ったことや防災意識がついたと感想を寄せ、中学生はこのような体験を通して誰も死なないようにすることが大事だと発表。大島小中を兼務する布引伸幸校長は、災害はいつ起こるか分からないが大島で暮らしている以上は何かがあれば逃げることや、学校と地域はできることで支え合い互いに恵まれることが大切だと講評して締めくくった。

(2018年11月13日付紙面より)

3連動地震を想定し津波緊急避難行動を実践する住民ら=11日、串本町大島
内閣府と県が提供した衛星安否確認サービスを体験
2018年11月13日
69 鐘の音に平和の祈り込め
 新宮ユネスコ協会が鐘打会  (新宮市 )

 「世界平和記念日」の11日、新宮ユネスコ協会(中谷剛会長)は新宮市薬師町の瑞泉寺(麻谷正彦住職)で「平和の鐘」を鳴らし、世界平和を祈願した。

 1918(大正7)年11月11日は第1次世界大戦が終結した日。ヨーロッパ各国では祝日に制定されたり、戦没者追悼式典などが営まれたりするなど、重要な日とされている。「平和の鐘」は4年目の取り組みで、約10人の会員らが午前11時から順番に鐘を突き、手を合わせた。

 麻谷住職は「今年は第1次世界大戦終結から100年目の節目の年。平和に対する切なる願いを鐘の音に乗せて、一人でも多くの人の心に響かせてもらえたら」とあいさつ。中谷会長は鐘を鳴らすことには時間や危機を知らせるなどいくつかの意味があると述べ「願いや祈りを込める意味もある。平和とは平穏な日々の蓄積。平和が持続することを祈って鐘を鳴らすことは大切」と話していた。

 仲之町商店街のサンタウンホールでは12月8日(土)と9日(日)、会員による「第4回写真展」を開催する。熊野地方の風景や世界遺産に関する写真を展示予定。開場時間は正午から午後4時まで。

(2018年11月13日付紙面より)

平和の鐘を鳴らす新宮ユネスコ協会の中谷剛会長ら=11日、新宮市の瑞泉寺
2018年11月13日
70 近大和歌山と和歌山工業が決勝へ
 高校ラグビー和歌山大会  
2018年11月13日
71 初芝橋本と和歌山北が決勝へ
 高校サッカー和歌山大会  
2018年11月13日
72 紀南福祉Aが優勝
 新宮市スポーツ祭典ソフトボール  
2018年11月13日
73 6選手が近畿出場決める
 高校レスリング新人大会  
2018年11月13日
74 平見一雄さん厚労大臣表彰  食品衛生向上などに貢献  
2018年11月13日
75 緩やかな回復傾向  10月判断の県内経済情勢  
2018年11月13日
76 進路を決めるきっかけに  熊野川中学校で高校進学説明会  (新宮市 )
2018年11月13日
77 「ゆかし潟祭り」開催に向け  実行委員らが最終準備確認  (那智勝浦町 )
2018年11月13日
78 老若男女笑顔で過ごそう  蓬莱地区で第48回運動会  (新宮市 )
2018年11月13日
79 本の感動を共有  中学生8人のビブリオバトル  (那智勝浦町 )
2018年11月13日
80 中高生12人が参戦  ビブリオバトル東牟婁地方大会  
2018年11月13日
81 黒田君、八舟君(高池保)が入賞  「わかやまの山村」絵画コンクール  
2018年11月13日
82 対象世帯を訪ねて意識促す  消防団女性団員ら防火診断  (古座川町・串本町 )
2018年11月13日
83 車両13台で防火パレード  秋の火災予防運動  (串本町・古座川町 )
2018年11月13日
84 お悔やみ情報
  
2018年11月04日
85 最高総額は1700万円
 新宮城復元資料収集懸賞事業始まる  (新宮市 )

 新宮市は3日から「新宮城復元資料収集懸賞事業」を実施する。最高総額1700万円の懸賞金をかけて天守や大手門、やぐらの復元につながる古写真や設計図などの資料を募る。期間は2021年3月31日まで。

 国史跡「新宮城跡」の文化的価値を損なうことなく適切に保存し、次代に継承するとともに、価値と魅力をさらに高め、まちづくりの中核として有効活用していく目的。

 賞金額は天守1000万円、大手門500万円、やぐら200万円で、復元につながる根拠資料と認められるときは総額、根拠資料の一部と認められるときは審議の上で額を決定する。財源は「新宮市丹鶴城址(じょうし)整備基金」を充てる予定で、今年3月議会に予算措置がとられている。

 設計図や絵画、写真、模型、記録などで精度が高く良質なものが求められている。資料が外国に秘蔵されている可能性から、外国人の視点を取り入れて全世界に向けた広報を実施していく。

 今年5月に設置した諮問機関の「新宮城復元対策委員会」から▽新宮城復元にかかる資料収集のための懸賞金事業▽水野家入部400年事業との連携―の2点について、10月に中間答申を受けた。11月2日、新宮市役所で開かれた記者発表で田岡実千年市長は、復元へのハードルは高いと述べ、取り組みは行政だけでなく、市民の理解と後押しを受けまち全体で進めていくべきとの考えを示し「国内のみならず全世界に向けて広く情報を発信し、資料の発見につなげたい」とあいさつした。

  □     □

■新宮城

 関ケ原の戦い(1600年)で戦功をたてた浅野幸長が紀州に入国した後、支藩新宮に置いた一族の家老・忠吉が01年から築城に着手。19年浅野氏に代わり入国した水野重仲が築城を継続し、2代目・重良の時代の33年に完成した。

 標高約50㍍の最高所に「本丸」、現在の正明保育園には行政機関の「二ノ丸」、旧市民会館横には登城の際の「大手道」があった。熊野川側の「水ノ手」には炭納屋群があり、熊野川流域の備長炭を江戸へ出荷する際の拠点になっていた。熊野灘を行く船を見ることができたことから「沖見城」との別名もある。

 1873年の廃城令を受け、75年までに取り壊され、現在は石垣のみ。2003年に国史跡に指定された。17年4月には「続日本100名城」に選ばれている。

(2018年11月4日付紙面より)

記者発表であいさつをする田岡実千年市長=2日、新宮市役所
2018年11月04日
86 火災想定して初期消火訓練
 施設利用者の避難誘導も  (新宮市社協 )

 新宮市社会福祉協議会は2日、市福祉センターで火災発生を想定した避難・消火訓練を実施。市消防本部職員が見守る中、社協職員10人が利用者の避難誘導、初期消火に取り組んだ。

 福祉センターでは年2回、地震津波と火災を仮定した避難訓練に当たっている。今回は1階給湯室から出火したと見立てた。

 火災を発見した職員が「火事だ、火事だ」と大声で周囲に伝達。消火班が初期消火するが間に合わず、通報班が119番通報した。同時に火災発生を館内放送で流し、避難誘導班が利用者約20人を屋外へ避難させた。

 逃げ遅れがないか確認し、火災発見から約5分で避難が完了した。消防職員は「煙を吸わないようハンカチで口を押さえる対応は良かった」と講評。「出火場所によって避難経路が変わってくる。消火器の場所も覚えてほしい」と呼び掛けた。

 続いて消火器使用を実践した。消防職員が火元に近づいてからピンを抜くこと、回り込みながら消火することなどを説明。職員らは訓練用水消火器を用い、初期消火活動を試みた。

 大谷康央事務局長は「施設は子どもからお年寄りまで利用されている。定期的に訓練することで、万が一火災が発生した際もスムーズに行動できる。今後も訓練を継続していきたい」と話していた。

(2018年11月4日付紙面より)

初期消火訓練に取り組む市社協職員ら=2日、新宮市福祉センター
2018年11月04日
87 佐藤春夫の遺徳しのぶ 筆供養に市民ら70人 (新宮市)

 「文化の日」の3日、新宮市役所前で53回目の佐藤春夫「筆供養」が営まれた。市民ら約70人が参列し、使い古した筆を供養するとともに春夫の遺徳をしのんだ。

 公益財団法人佐藤春夫記念会(舩上光次代表理事)と新宮市教育委員会(楠本秀一教育長)が主催し、2015年まで市民会館前の「筆塚」で営んでいたが、文化複合施設建設工事で一時撤去していることから会場を変更している。

 式典では春夫作詞の市歌斉唱後、茶道裏千家淡交会南紀青年部の髙木宗泉さん(お点前)と谷口宗尚さん(半東)が春夫の写真の前にお茶を供えた。県立新翔高校書道部員の中村奏太君と西村優花さんが筆を置き、参列者が続いた。中村君は「参列できるのはありがたいこと。もう少し字がうまくなればと願いました」と話していた。

 参列した田岡実千年市長は『望郷五月歌』を挙げ「おおらかで美しい自然と、それに彩られた豊かな文化の地、熊野新宮を思い起こす。先人たちの多様な活動で独自の文化を紡いできた新宮市。文化複合施設建設事業が進行中だが、さらなる文化の向上発展のため今後も指導、鞭撻(べんたつ)をいただきながら取り組んでいく」。

 辻本雄一・佐藤春夫記念館長は春夫と魯迅の深い関わりを紹介し「来年は佐藤春夫記念館が開館して30年。至らない点、気付かない点をどしどし発信していかなければならない」とあいさつした。

 「筆塚」は1966年、新宮ライオンズクラブが市民会館前に建立。揮毫(きごう)は春夫の親友だった堀口大學が行い、佐藤千代夫人と堀口夫妻らが除幕した。塚の中には春夫愛用の毛筆と万年筆が納められている。

(2018年11月4日付紙面より)

佐藤春夫の写真の前に筆を供える新翔高校の生徒たち=3日、新宮市役所前
2018年11月04日
88 学習の成果を発表
 中学校で文化祭、学習発表会  (新宮・東牟婁地方 )

 「文化の日」の3日、新宮市と那智勝浦町、太地町の中学校で文化祭や学習発表会があった。生徒らは体験学習をまとめたものや踊り、歌、劇、アート作品など、練習や学習の成果を披露した。

 新宮市立緑丘中学校(橋爪健校長)では、開会で文化祭副実行委員長の植地洸斗君(3年)が「1年生は初めての、2年生は昨年の経験を生かす、3年生は中学校最後の文化祭です。悔いを残さず、いい思い出になるように頑張りましょう」と呼び掛けた。

 橋爪校長は「この日のために、皆さんが細かく先生たちと準備や練習に励んでいたのを目にしました。今日は一生懸命に取り組んで来た成果を発揮していただきたい。スローガンの中にもある『平成最後を盛り上げよう』のように、みんなの思い出に残る文化祭となってもらえれば」とあいさつした。

(2018年11月4日付紙面より)

練習の成果を披露する生徒ら=3日、新宮市立緑丘中学校
3年生が手掛けた『つまようじアート』
2018年11月04日
89 青沼由美さんが優勝
 もみじ会10月月例杯  
2018年11月04日
90 森浦馨介君が優勝
 紀南地区小学生卓球選手権大会  
2018年11月04日
91 乱捕り大会結果
 那智勝浦町民総体  (南紀熊野スポ少 )
2018年11月04日
92 3部門に26チーム参加
 新宮市スポーツ祭典バドミントン競技  
2018年11月04日
93 西さん、北さんが優勝
 平成30年度クラブ、シニア選手権  (那智勝浦ゴルフ倶楽部 )
2018年11月04日
94 ソフトバレーで熱戦展開 那智勝浦町民総合体育大会 (11チームが出場)
2018年11月04日
95 田辺市本宮町で震度4  県南部など広範囲で揺れ  
2018年11月04日
96 町民手掛けた力作ずらり  紀宝町文化展  (4日までまなびの郷で )
2018年11月04日
97 QRコード決済導入支援  キャッシュレス化の普及に向けて  (新宮信用金庫 )
2018年11月04日
98 新宮・東牟婁で5人  平成30年秋の叙勲  
2018年11月04日
99 平和賞受賞と会員推挙  うつなみ画会が自由美術展に出展  
2018年11月04日
100 園児ら元気いっぱいに  かけっこや踊り取り組む  (たづはら保育園 )
2018年11月04日
101 地域の交流深める  佐野区で区民運動会  (新宮市 )
2018年11月04日
102 フラやダンスで多彩に  「ALOHANAくまの」に4千人  (御浜町 )
2018年11月04日
103 469点がずらり  第13回新宮市展始まる  
2018年11月04日
104 お悔やみ情報