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【検索ステータス】 
2017年10月12日
1 乳がん検診呼び掛け
 大鳥居をライトアップ  (ピンクリボン紀南 )

 田辺市本宮町の熊野本宮大社の旧社地大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が8日夜、ピンク色に染まった。ピンクリボン運動団体「ピンクリボン紀南」が、乳がん検診を呼び掛ける運動の一つとしてライトアップした。和歌山県臨床検査技術師会が共催。県、田辺市、新宮市、田辺市医師会、新宮市医師会などが後援。

 女性の12人に1人が乳がんになるといわれる現代社会。乳がんで死亡する人が増加傾向にあるが、早期発見で治療すると約90%が治るとされている。このため、検診の大切さを呼び掛けようと毎年この時期にイベントを開催している。

 ライトアップは夕闇が迫る午後6時から始まり、サーチライトが大鳥居を照らすと、ピンク色に染まり幻想的な光景が浮かび上がった。大鳥居に続く参道には見学者が訪れ、写真撮影するなど関心を寄せていた。

 この日は、熊野本宮大社近くの熊野古道を歩くウオーキングや、世界遺産熊野本宮館でシンガーソングライターの松田陽子さんのコンサート、白浜はまゆう病院の粉川庸三医師による講演会も行われ、乳がん検診の大切さを訴えた。

(2017年10月12日付紙面より)

ピンク色にライトアップされた大鳥居=8日夜、田辺市本宮町の熊野本宮大社旧社地
2017年10月12日
2 イノシシに注意
 新宮市街地で捕獲  

 新宮市下田の運送会社倉庫で7日午前9時30分ごろ、イノシシが出没。連絡を受け駆け付けた鳥獣保護員の下忠文さん(69)=同市磐盾=が捕獲した。下さんは「山の近くでは頻繁に出没しているが市街地では珍しい。攻撃してくるケースもあるので、発見したら市役所農林水産課か警察に連絡してほしい」と呼び掛けている。

 捕獲されたイノシシは体長約1㍍、重さ約20㌔のオス。発見者が警察に連絡。同課職員と下さんが駆け付けたところ倉庫の隅でうずくまっていた。暴れると危険なため、イノシシはその場で殺処分し、同市熊野川町の市有林に埋めた。

 同課によると、今年8月から市内の相筋から五新までの千穂ヶ峰沿いでイノシシなどの出没情報が増えていて、民家の畑で被害が出ている。同課は『イノシシ・サル等が住宅地に出没したときの初動対応マニュアル』を作成していて、警察と連携し対処している。

 市内の鳥獣保護員は下さんを含め2人。イノシシだけではなく、シカ、サル、アナグマなどの出没情報が毎日のように入り捕獲している。下さんは「今回のイノシシは、夜にエサを求めて鴻田付近の山から住宅地に入ったところ、人や車に遭い、逃げているうちに市街地に迷い込んだのではないか。イノシシなどを見かけてもエサだけは絶対に与えないでほしい」と話していた。

(2017年10月12日付紙面より)

捕獲されたイノシシ=7日、新宮市下田(下忠文さん提供)
2017年10月12日
3 消防団との連携強める
 那智勝浦町消防本部が合同訓練  

 那智勝浦町の勝浦港内の渡の島周辺海域で8日、同町消防本部(湯川辰也署長)、同町消防団本部(貝岐昌志団長)と第2分団(裏東芳樹分団長)が「消防本部、消防団合同火災水難救助対応訓練」を実施した。署員、団員25人が、船舶火災の消火、水難者の救助対応など、互いの連携強化と技術の向上を図った。

 団員らは、消防艇「はくりゅう」に乗り込み渡の島東側から出動した。同西側海域で出火した船舶へ放水消火訓練、観光桟橋から転落した漂流者や船舶から海中へ転落した行方不明者を想定した救助訓練を実施。訓練後には、事後検討会を開いた。

 貝岐団長は「勝浦港は、日本有数の漁港や巨大宿泊施設、紀の松島などの観光名所が集まった場所。幸い周辺での事故はないが、災害はいつ来るかわからない。両機関の連携を強化し、安心して過ごせる町に」と話していた。

(2017年10月12日付紙面より)

消防艇「はくりゅう」で放水訓練=8日、那智勝浦町の勝浦港
署員、団員が整列
2017年10月12日
4 一丸で挑戦し盛り上がる
 高瀬会明神小交流運動会  (古座川町 )

 古座川町高瀬にある社会福祉法人高瀬会(切士桂理事長)の老人保健施設で6日、第17回高瀬会・明神小学校交流運動会があり、同法人利用者や児童教職員らが一丸になって各種目への挑戦で盛り上がった。

 季節感豊かな日々の創出を目指して取り入れている四季折々の恒例諸行事の一つ。明神小(速水直樹校長、児童18人)は地域交流の一環で学校を挙げて、高瀬地区の高齢者有志や同地区担当の民生委員も招待を受けて参加し開会を迎えた。

 例年は高瀬若者広場を会場にしているが、今年は当日雨天のため屋内で実施。利用者は約110人が参加し、主催者を代表して切士知憲施設長は「いつもよりコンパクトな分、見やすく応援もしやすくていいのかなと思う。けがだけはしないよう気をつけて楽しい運動会になればと思う」と述べて一同の奮起を促した。

 プログラム数は6で、利用者と児童教職員は赤、白、青の混合3ブロックを結成。パン食い競争では利用者と児童教職員がペアで、玉入れはブロック一丸で対戦。輪投げは児童がブロックごとに一丸の応援で盛り上げる中、利用者や地域高齢者、高瀬会職員や教職員が順次挑戦した。

 同法人職員も適時飛び入りで種目に挑み、にわかに高まる難度に負けず挑む姿で場を盛り上げたほか、最後は明神小児童が21日(土)の明神地区秋季大運動会に向けて練習しているダンスを先行披露し、利用者らは拍手で頑張りをたたえた。

 ブロック対抗戦の結果は赤ブロックの優勝で、利用者と児童の各代表が切士施設長からトロフィーを受け取り、喜びを分かち合った。同法人から児童に文具のプレゼントが贈られ、児童を代表して宮下響君(6年)は「あいにくの雨でリレーなどはできなかったけど、皆さんと一緒に玉入れがやれたことは特に楽しかった。これからも楽しく長生きしてください」とあいさつして運動会を締めくくった。

(2017年10月12日付紙面より)

児童が応援で盛り上げる中、輪投げに挑戦する利用者=6日、古座川町高瀬
2017年10月12日
5 連携プレーなど確認 中学バレー県代表チームが串本町で合宿 
2017年10月12日
6 WFAキッズフェス
 セレッソスクールコーチの教室も開催  
2017年10月12日
7 市場整備の請負工事など  那智勝浦町議会が臨時会  
2017年10月12日
8 のぼり立てと御船島清掃  熊野速玉大社例大祭に向け着々と準備  
2017年10月12日
9 不審者への対応指導 新宮警察署、幼稚園や社会福祉施設で訓練 
2017年10月12日
10 地域住民と競技楽しむ 新宮市、「杉の郷」で大運動会 
2017年10月12日
11 「走れ!未来へ」 新宮市、みくまの支援学校で運動会 
2017年10月12日
12 交通ルール楽しく学ぶ JA共済、アンパンマン交通安全キャラバン 
2017年10月12日
13 元気いっぱい運動会  新宮市の保育園・保育所  
2017年10月12日
14 渡り鳥のシーズン始まる  古座川河口域にカモ飛来  (串本町 )
2017年10月12日
15 受講生11人が漢検に合格 ECC古座教室、太田悠日さん8級で満点 
2017年10月12日
16 式典や獅子舞などで活気  串本町内の各神社で秋祭り②  
2017年10月12日
17 ゴンズイの実  熊野川町の山で  
2017年10月12日
18 お悔やみ情報
  
2017年10月05日
19 交通安全活動をたたえる 団体や個人を表彰 (新宮署管内)

 新宮警察署(谷本克也署長)と交通安全協会新宮支部(田中肇支部長)主催の平成29年度交通安全功労者・優良運転者等表彰式が3日、新宮市五新の自動車整備振興会新宮支部であった。1団体、1学校、2事業所、個人16人が賞状などを受け取った。

 交通事故犠牲者に黙とうをささげた後、谷本署長、田中支部長が賞状を手渡した。田中支部長は受賞者らの日頃の交通安全活動に感謝し「本日の受賞を機に、なお一層の交通安全意識の高揚と、さらなる安全運転の実施に努めていただきたい」とあいさつ。谷本署長が「皆さんには地域のリーダーとして積極的に警察活動にご尽力いただいているが、今後ともさらに支援をよろしくお願いしたい」と求めた。

 来賓祝辞では東牟婁振興局の堀順一郎・地域振興部長が「引き続き県民の模範となり、安全で安心できる住みよい社会の実現にさらなる協力を」と児玉征也・東牟婁振興局長のあいさつを代読。田岡実千年市長は「行政としても関係する皆さんと共に安心安全な事故のない町づくりを改めて頑張っていかなければならない。」と述べた。

 受賞者を代表して北山村社会福祉協議会の谷口壽雄会長が、シートベルト着用、飲酒運転の根絶、子どもや高齢者への思いやりある運転などの交通安全宣言を読み上げた。

(2017年10月5日付紙面より)

谷本克也署長(左)から賞状を受け取る交通安全功労者ら=3日、新宮市の自動車整備振興会新宮支部
2017年10月05日
20 慈しみの心で奉納
 嵯峨御流の献華式  (熊野那智大社 )

 那智勝浦町那智山の熊野那智大社(男成洋三宮司)で1日、嵯峨御流華道総司所(岡田美和理事)による献華式があった。生徒60人が参列し、関西で活動する雅古楽会(白井陽子代表)による雅楽の演奏に合わせて、代表2人が神前で若松を生けた。

 平成27年に高野山の開創1200年記念結願(けちがん)法要で献花し、高野山が県北部、那智山が県南部の世界遺産であること、同年に発行された地方自治法施行60周年記念貨幣で1000円貨幣に高野山の壇上伽藍、500円貨幣に那智の滝が採用された縁から、和歌山県在住の華道家として那智大社での献華を申し出た。

 嵯峨御流は、平安時代初期に嵯峨天皇が京都府の大覚寺で「天、地、人」三才の美しさを備えて花を生けたことが始まりとされている。

 那智大社本殿では、雅楽が響く厳かな空気の中、岡田理事(49)と岡田脩克副総裁(78)が若松を生け、金銀の水引を掛けて奉納した。飛瀧神社でも献華を行った。

 男成宮司は「創建1700年にふさわしい花を生けていただいた。伝統ある素晴らしい流派。嵯峨天皇様から受け継ぐ慈しみの心を広げていってください」と述べ、感謝状を手渡した。

 岡田理事は「高野山の仏教、那智大社の神道と宗派を超えて祈りの気持ちを捧げた。神聖な空気で、いにしえの熊野を詣でた人たちの気持ちが分かった。爽やかな気持ちになれた」と話した。

(2017年10月5日付紙面より)

若松を生ける岡田美和理事=1日、那智勝浦町の熊野那智大社
2017年10月05日
21 移住前に定住の知恵考える
 平井地内でワークショップ  (古座川町 )

 古座川町平井で9月30日と10月1日の2日間、非営利社会貢献活動団体農村資源研究所(湯崎真梨子代表)による「むらの宝と仕事を学ぶワークショップ」があり、移住に関心がある一般4人が耕作放棄地再生や地域に根付く生業(なりわい)に触れる機会を持った。

 同研究所は、農事組合法人古座川ゆず平井の里が移住支援策として和歌山大学の湯崎真梨子教授と共に設置。移住前に定住の知恵をしっかりと考え、夢だけでなく生活力(=生業技術)も持ち合わせてから移住を決める状況づくりを目指して取り組み始めた。

 県事業「和みのむら支援再生モデル事業」の助成(3カ年)を受け、本年度は実践研究の年と位置づけて全4回のワークショップを計画。7月に耕作放棄地の再開墾や養蜂(採蜜など)体験をし、9月に再開墾した耕作地へ被覆材や獣害防止ネットを施して畑にしダイコンの種まきをした。3回目の今回は畑の栽培管理とユズの栽培管理を考える内容で参加を呼び掛けた。

 初日は間引きをする予定だったが、種まき後に台風接近で芽吹いた苗の一部が飛ばされるなど被害を受けたため、もう一度種をまくなど手直しに取り組んだ。その後はユズのポット苗を頑丈な肥料袋を再利用して仕立てる方法を実践。紀ノ川農協理事の宇田篤弘さんを軸にして情報や材料を寄せ合い、苗2本分のポット苗を仕上げて畑の一角に据えた。

 苗木はユズ園の更新植樹に必要不可欠だが、3年生以上の苗木でないと野生動物の食害でやられる。3年生の苗木を買おうとすると年数相応の育苗コストが上乗せされ高くつく。そこで1年生苗を低コストで育てて3年生苗を調達しようというのが、今回挑戦したポット苗作りの趣旨で、技術とともに目的に対する工夫も移住後の生活負担を軽くする上で大切だという点にも目を向けた。2日目はユズ園の管理技術や摘果作業、青ゆずの商品開発などを体験した。

 次回は12月に実施予定で、内容はダイコンの収穫や出荷と炭焼きの調査。詳細は古座川ゆず平井の里公式フェイスブックなどで告知するという。問い合わせは同法人(電話0735・77・0123)まで。

(2017年10月5日付紙面より)

頑丈な肥料袋を再利用したポット苗づくりを実践する参加者=9月30日、古座川町平井
2017年10月05日
22 天気に負けない熱い勝負 東牟婁地方中体連、第31回新人陸上競技大会 
2017年10月05日
23 大屋博忠さんが優勝
 なちかつGGCクラブ大会  
2017年10月05日
24 新人戦に向け弾みに 近大新宮高校空手道部・寺地君、山本さんが県選手権で準優勝 
2017年10月05日
25 人気のヨガを体験 太地町公民館生涯学習講座 
2017年10月05日
26 伝統文化に見て触れる  緑丘中で人形浄瑠璃の公演  (新宮市 )
2017年10月05日
27 徳本上人の遺徳しのぶ 新宮市、200回忌記念顕彰集会 
2017年10月05日
28 「きしゅう君」も登場  天満保育園で交通安全教室  (那智勝浦町 )
2017年10月05日
29 歌声あふれ盛り上がる 太地町、いさなの宿白鯨で3周年記念ライブ 
2017年10月05日
30 小さい子の手握り 新宮市、合気道熊野塾子ども部避難訓練 
2017年10月05日
31 地域一丸となって競技に挑む  秋晴れの太地大運動会  
2017年10月05日
32 着任あいさつ兼ねて串本町に来町 駐ト大使館駐在武官一行 
2017年10月05日
33 9月定例会一般質問①  古座川町議会  
2017年10月05日
34 240人が30ホールに挑む 県立潮岬青少年の家で秋季グラウンド・ゴルフ大会 
2017年10月05日
35 例大祭前に舞を奉納  飛鳥神社で獅子出しの儀  (太地町 )
2017年10月05日
36 お悔やみ情報